JP6743449B2 - 画像形成装置、画像形成方法および制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法および制御プログラム Download PDF

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Description

この発明は、スクリーン処理がされた画像を連続媒体に出力する画像形成装置、画像形成方法および制御プログラムに関するものである。
従来、印刷用紙の節約や、印刷工程の簡略化などの観点から、複数の画像を1枚の連続用紙に印刷することが行われている。連続用紙としては代表的にはロール紙などが挙げられる。連続用紙では、一枚の用紙に画像が形成する際に、ページ単位で画像を切り替えて出力するのが一般的である。
ところで、画像形成装置の中には、入力画像の階調数に比べて画像形成が可能な階調数が少ない場合がある。例えば、LEDプリンタヘッドを用いる場合など、LED1個が1画素に対応し、各LEDに対しては点灯または消灯の1bitのみ指定でき、光量の指定はできないケースがある。このような画像形成装置に対して2bit以上の画像が入力された場合、1bitまで階調数を減らす必要があり、スクリーン処理などを用いて階調を減らしている。
スクリーン処理には、様々な手段があるが、例えばディザ行列を用いる手段がある。ディザ行列を用いる場合、入力画像に対してディザ行列との大小比較を繰り返し行い、ディザ行列の値よりも値が大きければ1、小さければ0とすることで1bit化を実現する。ここで、濃度50%の入力画像に対しディザ行列を適用した場合、50%の画素が1となるような結果が得られることになるが、1となる画素の配置が偏っていると濃度ムラが発生してしまう。そこで、ディザ行列は行列の1行目と最終行が周期性を維持するように設計される。なお、ディザ行列サイズ<画像サイズの場合は、ディザ行列をリピートしながら適用する。ディザ行列をM行×N列とし、画像サイズをXdot×Ydotとすると、画像左上に対して行列1行1列目を適用し、画像X方向に対してディザ行列の列を移動する。画像Y方向に対してはディザ行列の行を移動する。
図16は、8dot×14dotの全面50の8bit画像に、6×6のディザ行列を適用する様子を示している。ディザ行列のサイズが画像よりも小さいため、画像に適用されるディザ行列は6×6のディザ行列をリピートしたものになる。画素ごとに入力画像の値と比較し、1または0が出力され、スクリーン出力結果にはディザ行列に起因する周期性が発生する。
特開2014−201034号公報 特開2008−011076号公報
ページ毎にスクリーン処理を行い、A4やA3といったサイズにカットされた用紙(カット紙)を1ページとして画像形成を行う画像形成装置(枚葉機)では前記スクリーン処理方法で問題はない。一方、ロール紙のような連続用紙に対して、A4などのサイズの画像を、ページ毎にスクリーン処理を行い、ページを連続して画像形成を行う画像形成装置では、図17のような出力となりページの切り替わりでスクリーンの周期性が崩れてしまう。すると、連続紙上で、ページ切り替わり部の画像品質が低下してしまう。
この問題を解決する手段として、連続紙上に出力する全ての画像を1ページとして処理する手段があるが、書き込み幅×ロール紙長のような画像となってしまうため、数百ギガバイトのメモリが必要となってしまい現実的ではない。
なお、想定している出力物は、包装紙のように一定パターンを繰り返す画像であり、印刷後に任意の長さで切り取って使用する。このようなケースでは、画像データーはパターンの1周期分が入力され、入力画像を1ページとして、連続紙上でページの間隔なしでリピート出力を行う必要がある。
従来、特許文献1では、スクリーン処理後、同じ位置ばかりが発光してしまい、LD劣化ムラが発生することを抑止するために、ディザマトリクスをページ毎に主副にシフトさせる方法が提案されている。この方法では、シフト量は固定値または乱数で決定しており、ページを連続して出力する場合に発生する上記課題を解決することはできない。
また、特許文献2では、複数の画像を集約する出力で、画像毎にスクリーン処理し、スクリーン処理が終わった画像を一枚の転写紙に出力する際に、画像ごとに独立してスクリーン処理されるため、画像と画像との間に余白がないように集約するケースで、スクリーンの不連続性が出力物上に出てしまうことを課題としている。特許文献2では、この課題に対し、ディザマトリクスは固定でポインタを変更してスクリーン処理を行うか、ディザマトリクス自体を書き換えるものとしている。しかし、ページを連続して出力する場合に発生する上記課題を解決することを目的としていない。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、ページ毎に画像を切り替えて連続転写媒体に出力する際に、ページ切り替わりで発生するスクリーン周期ずれに起因する画質低下を防止することを目的の一つとする。
すなわち、本発明の画像形成装置のうち、第1の形態は、
ジョブに基づいて連続媒体に画像を形成する画像形成部と、
ジョブの画像にマトリクスを用いてスクリーン処理を行い、前記画像形成部を制御して画像形成を行う制御部と、を有し、
前記制御部は、同一画像をリピート印刷し、前記スクリーン処理に際し、ジョブの副走査方向のリピートの切り替わり時に、当該リピートの切り替わり前の画像の画像副走査画素数と、スクリーン処理におけるマトリクスの行数とに基づいて、リピートの境界でスクリーン位相が連続するようにスクリーン処理を制御することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、複数のスクリーン位相で処理した画像を記憶部に格納し、ジョブの副走査方向のリピートの切り替わり時に、切り替わり前のスクリーン位相に連続するスクリーン位相となる画像を選択して画像形成することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、ジョブに基づいて連続媒体に画像を形成する画像形成部と、
ジョブの画像にマトリクスを用いてスクリーン処理を行い、前記画像形成部を制御して画像形成を行う制御部と、を有し、
前記制御部は、前記スクリーン処理に際し、ジョブの副走査方向の画像の切り替わり時に、切り替わり前の画像の画像副走査画素数と、スクリーン処理におけるマトリクスの行数とに基づいて、切り替わりの境界でスクリーン位相が連続するようにスクリーン処理を制御し
前記制御部は、画像端部に白画像を付加するパディング機能を有し、
パディングの対象となった画像にスクリーン処理する場合、パディングした画像から白画像を消去し、その後、スクリーン処理を行い、
前記スクリーン処理では、切り替わり前の画像の画素数として、白画素数を引いた値を用いることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、ジョブに基づいて連続媒体に画像を形成する画像形成部と、
ジョブの画像にマトリクスを用いてスクリーン処理を行い、前記画像形成部を制御して画像形成を行う制御部と、を有し、
前記制御部は、前記スクリーン処理に際し、ジョブの副走査方向の画像の切り替わり時に、切り替わり前の画像の画像副走査画素数と、スクリーン処理におけるマトリクスの行数とに基づいて、切り替わりの境界でスクリーン位相が連続するようにスクリーン処理を制御し
前記制御部は、画像端部に白画像を付加するパディング機能を有し、
パディングの対象となった画像にスクリーン処理する場合、パディングした画像にスクリーン処理を行い、その後、白画像を消去し、
前記スクリーン処理では、切り替わり前の画像の画素数として、白画素数を引いた値を用いることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、パディングした画像を回転した場合、回転した画像にスクリーン処理を行い、その後、白画像を除去し、
スクリーン処理では、回転角に応じて画像副走査画素数を算出して切り替わり前の画像の画素数とすることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、白画像を付加する画像が、RIP処理を行ったものであることを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、パディングした画像を圧縮し、圧縮した画像のデーターを記憶部に格納することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、前記記憶部から圧縮された画像のデーターを読み出して、画像を伸長し、その後、白画像消去またはスクリーン処理に供することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、
ジョブに基づいて連続媒体に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部を制御して画像形成を行う制御部と、を有し、
前記制御部は、全てのスクリーン位相で処理した画像を記憶部に格納し、ジョブの副走査方向の画像の切り替わり時に、切り替わり前のスクリーン位相に連続するスクリーン位相となる画像を選択して画像形成することを特徴とする。
他の形態の画像形成装置の発明は、前記形態の本発明において、前記制御部は、画像データーの入力時に前記スクリーン処理を行い、前記スクリーン処理では、全てのスクリーン位相で処理されるように、画像の各切り替わり時クリーン処理を行うことを特徴とする。
本発明の第1の形態の画像形成方法は、ジョブに基づいて連続媒体に画像を形成する画像形成方法であって、
ジョブの画像にマトリクスを用いてスクリーン処理を行って画像形成を行い、
画像形成では同一画像をリピート印刷し、前記スクリーン処理に際し、ジョブの副走査方向のリピートの切り替わり時に、当該リピートの切り替わり前の画像の画像副走査画素数と、スクリーン処理におけるマトリクスの行数とに基づいて、リピートの境界でスクリーン位相が連続するようにスクリーン処理を制御することを特徴とする。
本発明の他の形態の画像形成方法は、ジョブに基づいて連続媒体に画像を形成する画像形成方法であって、
全てのスクリーン位相で処理した画像を保持し、ジョブの副走査方向の画像の切り替わり時に、切り替わり前のスクリーン位相に連続するスクリーン位相となる画像を選択し、
前記選択の順序の画像により画像形成を行うことを特徴とする。
本発明の制御プログラムのうち、第1の形態は、ジョブに基づいて連続媒体に画像形成を行う画像形成部を制御する制御部で実行される制御プログラムであって、
ジョブの画像にマトリクスを用いてスクリーン処理を行い、画像形成を行うステップと、
ジョブの副走査方向のリピートの切り替わり時に、当該リピートの切り替わり前の画像の画像副走査画素数と、スクリーン処理におけるマトリクスの行数とに基づいて、リピートの境界でスクリーン位相が連続するようにスクリーン処理を行うステップと、
スクリーン処理された画像に基づいて画像形成を行うステップと、を前記制御部に実行させることを特徴とする。
本発明の他の形態の制御プログラムは、ジョブに基づいて連続媒体に画像形成を行う画像形成部を制御する制御部で実行される制御プログラムであって、
全てのスクリーン位相で処理した画像を保持し、ジョブの副走査方向の画像の切り替わり時に、切り替わり前のスクリーン位相に連続するスクリーン位相となる画像を選択するステップと、
前記選択の順序の画像により画像形成を行うステップと、を前記制御部に実行させることを特徴とする。
本発明によれば、副走査方向のリピートまたは画像の切り替わりに際し、画像間でマトリクスの連続性が得られ、連続媒体に出力する画像にスクリーン処理を行った際の品質低下が防止される効果がある。
本発明の一実施形態における画像形成装置の機械的概略を示す図である。 同じく、画像形成装置を含む画像形成システムにおける電気的なブロック図を示す図である。 同じく、メモリと画像形成におけるシステム構成の一例を示す図である。 同じく、連続転写媒体に対し、ページの切り替わりでスクリーン処理のマトリクスの連続性を保持する手順の一例を示すフローチャートである。 同じく、上記フローチャートにおけるディザ行列更新の手順の一例を示すフローチャートである。 同じく、スクリーン処理のマトリクスの連続性を保持する処理を行った結果を説明する図である。 同じく、メモリと画像形成部におけるシステム構成の他の例を示す図である。 同じく、連続転写媒体に対し、ページの切り替わりでスクリーン処理のマトリクスの連続性を保持する手順の他例を示すフローチャートである。 同じく、上記フローチャートにおけるディザ行列更新の手順の他例を示すフローチャートである。 同じく、メモリと画像形成部におけるシステム構成のさらに他の例を示す図である。 同じく、連続転写媒体に対し、ページの切り替わりでスクリーン処理のマトリクスの連続性を保持する手順のさらに他の例を示すフローチャートである。 同じく、上記フローチャートにおけるディザ行列更新の手順のさらに他の例を示すフローチャートである。 同じく、画像の回転状態を説明する図である。 同じく、メモリと画像形成部におけるシステム構成のさらに他の例を示す図である。 同じく、連続転写媒体に対し、ページの切り替わりでスクリーン処理のマトリクスの連続性を保持する手順のさらに他の例を示すフローチャートである。 画像に対する従来のスクリーン処理を行った状態を説明する図である。 連続転写媒体に出力する画像に対し、従来のスクリーン処理を行った結果を示す図である。
以下に、本発明の一実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態における画像形成装置1の機械的概略を示すものである。
画像形成装置1は、画像形成部を備える画像形成装置本体10を備え、画像形成装置本体10の前段側には給紙調整部300が接続され、給紙調整部300の前段側に給紙部200が接続されている。また、画像形成装置本体10の用紙排出側には排紙調整部400が接続され、排紙調整部400の用紙排出側には排紙部500が接続されている。画像形成部は後述するように画像形成装置本体10A内に設置されている。
なお、この実施形態では、画像形成装置本体10と、画像形成装置本体10に接続された装置とによって画像形成装置1が構成されているものとしているが、画像形成装置本体10に接続される装置の種別や数が特に限定されるものではない。また、画像形成装置本体10のみによって本発明の画像形成装置が構成されているものであってもよい。
給紙部200は、連続用紙としてのロール紙を収納、保持し、給紙する機能を有する。
給紙調整部300は、給紙部200と画像形成装置本体10との間の微小な速度差および寄りを吸収するためのバッファ機能を有する。排紙調整部400は、画像形成装置本体10と排紙部500との間の微小な速度差および寄りを吸収する為のバッファ機能を有する。
なお、この実施形態では、連続用紙としてロール紙を使用しているが、連続用紙がロール紙に限定されるものではなく、用紙が連続しているものであればよく、連続伝票用紙、連続帳票用紙なども連続用紙に含まれる。連続用紙はロール紙のように巻き取り状態で提供されるものでもよく、また、交互に畳まれた形態のものであってもよい。連続用紙は、本発明の連続転写媒体に相当する。なお、連続転写媒体は、用紙に限られるものではなく、布やプラスチック膜などの適宜の材料で構成されたものであってもよい。
画像形成装置本体10は、用紙に画像を形成する画像形成部110を画像形成装置本体10の内部に有している。画像形成部110は、電子写真プロセスによる画像形成を行い、転写媒体に画像を転写させる。
画像形成装置本体10上部には、操作者の操作を受けるとともに、情報を表示する操作表示部140を有している。操作表示部140は、印刷動作および設定変更の受け付け、各種情報の表示を行うことができる。操作表示部140は、操作を行う操作部と表示を行う表示部とが別体で構成されていてもよく、タッチパネルLCDなどのように操作部と表示部とが一体に構成されているものであってもよい。
また、画像形成装置本体10上には、原稿を自動的に読み込む自動原稿給送装置を含む原稿読み取り部135を有しており、原稿読み取り部135によって原稿の画像が読み取られ、一旦、図示しない画像メモリなどに記録される。読み取られた画像は、画像形成部110による画像の形成に用いられる。
画像形成装置1は、給紙部200から給紙調整部300、画像形成部110に至り、さらに画像形成部110から排紙調整部400、排紙部500に至る搬送路22を有している。
搬送路22は、用紙を給紙、搬送するものであり、搬送ローラー23などの複数のローラーが設けられている。
この実施形態では、搬送路22、搬送ローラー23、回転駆動されるローラーを駆動する図示しないモータなどによって連続用紙搬送部が構成されている。
搬送路22では、給紙部200に収容されているロール紙が給紙され、画像形成部110に至る。搬送ローラー23を介して、二次転写ローラー110Cにロール紙が搬送される。
画像形成部110では、各色(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックなど)用にそれぞれ用意された感光体110Aを有し、各感光体110Aの周線部に図示しない帯電器、書き込み部および現像ユニットが配設されている。帯電器によって帯電した感光体表面は、画像メモリなどの記憶部に記録された原稿の画像情報に基づいて、LDなどの書き込み部により像露光が行われ、感光体110A表面には潜像が形成される。潜像は現像ユニットによって現像がなされてトナー像となる。トナー像は、中間転写ベルト110Bに転写され、中間転写ベルト110Bの画像は、搬送路22で搬送されて二次転写ローラー110Cで圧着されつつ搬送されるロール紙に転写される。なお、本発明としては、各色用に感光体110Aを有し、中間転写ベルト110Bを有するカラー画像形成装置について説明を行ったが、本発明としては、画像形成装置は、モノクロ画像形成装置からなるものであってもよい。
また、画像形成部110では、各感光体110Aが接触する中間転写ベルト110Bを有し、各感光体110Aとの接触位置よりも回転方向側かつ帯電器よりも回転方向逆側で、各感光体110Aに接触して残留トナーを除去する図示しないクリーニング部が配置されている。また、中間転写ベルト110Bの用紙転写位置よりも回転方向側かつ各感光体との転写位置よりも回転方向逆側に、該中間転写ベルト110Bの残留トナーを除去する図示しない他のクリーニング部が配置されている。
なお、上記した各感光体110Aは、図示しない駆動モータによって回転駆動され、中間転写ベルト110Bも同じく図示しない駆動モータによって回転駆動される。
二次転写ローラー110Cで画像が転写されたロール紙は、定着部110Dの定着ローラーで圧着されて搬送されつつ熱と圧力とを加えることによりロール紙上のトナー像が定着され、画像形成装置本体10外に排出される。
画像形成装置本体10から排紙されたロール紙は、排紙調整部400において、排紙部500と画像形成装置本体10の間の微小な速度差および寄りが吸収され、排紙部500に至る。
次に、画像形成装置1における機能的な説明を図2のブロック図に基づいて行う。
画像形成装置1は、主要な構成として、制御ブロック100とスキャナー部130と操作表示部140とプリンター部150とを有するデジタルコピアと、ネットワーク2を通して外部装置3との間で入出力される画像データーを処理する画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160とを備えている。
制御ブロック100はPCIバス112を有しており、PCIバス112は制御ブロック100内でDRAM制御IC111に接続されている。また、PCIバス112には、コントローラーIC118を介してHDD119が接続されている。HDD119では、画像データーや画像データーを含むジョブの格納などをすることができる。
さらに制御ブロック100には、制御CPU113を備えており、該制御CPU113に前記DRAM制御IC111が接続されている。また、制御CPU113には、不揮発メモリ115が接続されている。該不揮発メモリ115には、上記制御CPU113で実行される本発明の制御プログラムや画像形成装置1の設定データー、プロセス制御パラメーター、スクリーン処理に用いられるマトリクスのデーター、ページの区切りでマトリクスを更新する際の算出式などが格納されている。
制御CPU113は、プログラムの実行によって画像形成装置1の全体を制御し、また画像形成装置1全体の状態把握を行うものであり、ロール紙の搬送制御、画像処理制御、画像形成制御などを行う。すなわち、制御CPU113と制御CPU113で動作するプログラム、不揮発メモリ115などによって、本発明の制御部が構成される。
制御CPU113には、RTC(日時データー発生装置)125が接続されており、日時データーを制御CPU113に送信することができる。
前記スキャナー部130は、光学読み取りを行うCCD131と、スキャナー部130全体の制御を行うスキャナー制御部132とを備えている。スキャナー制御部132は、前記制御CPU113とシリアル通信可能に接続されており、制御CPU113による制御を受ける。なお、スキャナー制御部132は、CPUやこれを動作させるプログラムなどによって構成することができる。前記CCD131で読み取った画像データーは、読み取り処理部116でデーター処理がなされる。読み取り処理部116はDRAM制御IC111に接続されている。
操作表示部140は、タッチパネル式のLCD141と、操作部制御部142とを備えており、上記LCD141と操作部制御部142とが接続され、該操作部制御部142と前記制御CPU113とがシリアル通信可能に接続されている。該構成によって操作表示部140の制御が制御CPU113によって行われる。なお、操作部制御部142は、CPUやこれを動作させるプログラムなどによって構成することができる。
操作表示部140では、画像形成装置本体10、給紙部200に対する各種の設定を行い、設定に基づいて制御部によって画像形成とロール紙の搬送が制御される。
操作表示部140では、画像形成装置1における設定や動作指令などの動作制御条件の入力が可能となっており、さらに設定内容、機械状態、情報の表示等が可能になっており、制御CPU113により制御される。この操作表示部140によって、所定の操作などを行うことができる。
また、DRAM制御IC111は、圧縮メモリ121とページメモリ122とからなる画像メモリ120に接続されている。該画像メモリ120には、前記スキャナー部130で取得した画像データーやネットワーク2を通して取得した画像データーが格納される。上記のように画像メモリ120は、画像データーの記憶領域であり、印刷するジョブの画像データーを格納する。また、上記DRAM制御IC111によって複数のジョブに関する画像データーを画像メモリ120に記憶させることができる。すなわち、画像メモリ120には予約されたジョブの画像データーの格納も可能である。また、画像データーは、HDD119に格納することもできる。
DRAM制御IC111には、画像データーを圧縮し、または圧縮したデーターを伸長する圧縮/伸長IC117が接続されている。DRAM制御IC111には書き込み処理部123が接続されている。該書き込み処理部123は、プリンター部150のLD154に接続され、該LD154の動作に用いられるデーターの処理を行う。LD154は、各色用のLDを総称するものである。また、プリンター部150は、画像形成部110や搬送経路22を含む搬送部を制御する。
プリンター部150には、プリンター部150全体を制御するプリンター制御部151を備えており、該プリンター制御部151は、前記した制御CPU113に接続されて制御を受ける。すなわち、制御CPU113から与えられるパラメーターに従い、プリント動作の開始/停止を行う。プリンター制御部151には、給紙部200のロール給紙制御部(図示しない)や排紙部500の排紙制御部(図示しない)が制御可能に接続されており、制御CPU113の指令によってプリンター制御部151を介してロール紙の搬送や巻き取り、排紙の制御を行うことができる。
また、前記DRAM制御IC111に接続された前記PCIバス112には、前記した画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160のDRAM制御IC161が接続されている。画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、DRAM制御IC161に画像メモリ162が接続されている。また、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160では、前記DRAM制御IC161にコントローラー制御部163が接続されており、DRAM制御IC161に、LAN制御部164、LANインターフェース165が接続されている。LANインターフェース165は、ネットワーク2に接続されている。
ネットワーク2には、外部装置3や他の画像形成装置4、5などが接続されており、画像形成装置1との間で画像データーの送受信を行うことができる。
さらに、制御CPU113には、LAN制御部127およびLANインターフェース128が接続されており、LANインターフェース128には、前記したネットワーク2やその他のネットワークなどを接続することができる。ネットワーク2には、前記した外部装置3などが接続するようにしてもよい。
外部装置3は、端末として機能するものや画像形成装置を管理する装置として用いることができる。外部装置3では、外部装置制御部30を有しており、外部装置制御部30の動作によって、外部装置3全体を制御する。また、外部装置3で画像形成装置1を制御する場合は、外部装置制御部30は管理制御部として機能する。この管理制御部で、本発明の制御プログラムを実行させるようにしてもよい。外部装置制御部30は、CPUやこれを動作させるプログラム、記憶部などによって構成することができる。この場合、外部装置制御部30は、画像形成装置1を管理する画像形成システムとして機能することができる。なお、ネットワーク2は、LANの他にWANとして使用されるものであってもよい。
管理装置では、直接、画像形成装置を制御するようにしてもよく、また、画像形成装置に制御内容の指示を行って、この指示内容によって画像形成装置が動作するように制御してもよい。
次に、上記画像形成装置1の基本的動作について説明する。
先ず、画像形成装置1において画像データーを蓄積する手順について説明する。
スキャナー部130で原稿の画像を読み取り、画像データーを生成する場合、スキャナー部130において原稿からCCD131により原稿の画像を光学的に読み取る。この際には、制御CPU113から指令を受けるスキャナー制御部132によってCCD131の動作制御を行う。CCD131で読み取られた画像は、読み取り処理部116でデーター処理がなされ、データー処理された画像データーは、圧縮/伸長IC117において所定の方法によって圧縮され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリ121やHDD119に格納される。圧縮メモリ121やHDD119に格納された画像データーは、制御CPU113によってジョブとして管理することができる。
画像データーを外部から取得する場合、例えば、外部装置3や他の画像形成装置4、5などからネットワーク2を通して送信される画像データーは、LANインターフェース165、LAN制御部164を介して、コントローラー制御部163で制御されるDRAM制御IC161により画像メモリ162に格納される。なお、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)では、外部から取得した画像のRIP(Raster image processor)処理をおこなうことができる。RIP処理は、制御CPU113で行うものであってもよい。
画像メモリ162のデーターは、DRAM制御IC161、PCIバス112、DRAM制御IC111を介してページメモリ122に一旦格納される。ページメモリ122に格納されたデーターは、DRAM制御IC111を介して圧縮/伸長IC117に順次送られて圧縮処理され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリ121や、さらにコントローラーICを通してHDD119に格納され、上記と同様に制御CPU113による管理がなされる。
画像形成装置1で画像出力を行う場合、すなわち複写機やプリンターとして使用する場合、圧縮メモリ121やHDD119に格納された画像データーを、DRAM制御IC111を介して圧縮/伸長IC117に送出して、画像データーを展開し、その展開された画像データーを書き込み処理部123にて繰り返しLD154Aに展開することで、ロール紙Sに画像データーを印字することができる。
複写機として使用する場合、操作表示部140上で設定された印刷条件(プリントモード)等の情報を通知し、制御CPU113で設定情報を作成する。作成された設定情報は制御CPU113内のRAMに格納することができる。
プリンターとして用いる場合、印刷条件は、外部装置3内のプリンタドライバで設定することができる。ここで設定された印刷条件は、画像と同様に(外部装置3→ LAN IF165→ 画像メモリ162→ DRAM制御IC161(コントローラー)→ DRAM制御IC111(本体)→ ページメモリ122に格納される。
プリンター部150では、制御CPU113の指令を受けたプリンター制御部151によって各部の制御が行われる。
画像形成装置1で画像出力を行う場合、印刷条件を、操作表示部140を通して設定し、この設定によって制御CPU113では印刷の制御を行うことができる。画像形成部110では各感光体110Aに書き込まれたトナー像が中間転写ベルトに転写された後、二次転写ローラーによって給紙部200によって供給されるロール紙に転写され、定着部で定着される。画像形成がなされた用紙は、搬送路22によって排紙調整部400へと搬送される。複数の予約ジョブがある場合、上記画像出力が設定順番に従って順次行われる。
(実施形態1)
次に、画像の処理や出力における動作を、図3のシステム構成に基づいて説明する。図3に示すシステム構成は、メモリと画像形成部周辺の構成を示すものである。
画像Gは、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラー)160を通したデーターの取得やスキャナー部130によるスキャナーによって取得され、メモリASICによって伝送される。
メモリASICは、DRAM制御IC111などに含まれる構成としたり、図示しない構成としたりすることができる。例えば、DRAM制御ICと画像メモリ(DRAM)120との間に設けることができる。メモリASICの伝送先には、プリントASICがあり、プリントASICの画像データーを一時保存する一時バッファが備えられている。
プリントASICは、書き込み処理部123やDRAM制御IC111などに含む構成としたり、図示しない構成としたりすることができる。
画像Gは、メモリASICを通してメモリASICに接続されたページメモリ122に格納される。画像Gを利用する場合、回転や集約があるときは、メモリASIC上で回転や集約が行われてページメモリ122に展開され、メモリASICを通してプリントASICに伝送される。回転や集約がない場合は、そのままメモリASICを通してプリントASICに伝送される。
プリントASICでは、メモリASICから転送された画像Gに対し、スクリーン処理が行われ、ページ毎の画像データーがY、M、C、Kの色毎に一時バッファY、一時バッファM、一時バッファC、一時バッファKに一時格納される。画像形成の実行では、プリントASICを通して一時バッファに保存された画像データーが色ごとに読み出しが行われ、レーザーの制御に用いられ、例えば、LD154によって感光体への書き込みが実行される。
枚葉の用紙では、一時バッファからの読み出しはカット紙とカット紙の間で一時停止しながら動作させる。連続転写媒体上にページを連続して画像形成する場合は、一時バッファからの読み出しが停止することなく動作し続けることになるが、「背景」で説明したように、連続紙上に出力する全ての画像データーをページメモリ上に配置することはできないため、一時バッファへの書き込みはページ毎に行う。
ここで、スクリーン処理は、背景において説明したように、ページごとにディザ行列の先頭から参照されるためページの切り替わりでスクリーンの周期が不連続となってしまう。そこで、本実施形態ではスクリーンの周期性が維持されるようにページ切り替わり時にディザ行列を更新することでスクリーン周期の連続性を維持する。
具体的には、ディザ行列をM行×N列とし、ページpの画像副走査サイズをYp、全ページ数をPとした場合に図4、5のフローで印刷を行う。P=2、M=6、Y1=Y2=1000のときは図6のようなディザ行列が適用され、ページ切り替わりでディザ行列の連続性が保持される。
上記スクリーン処理の手順を図4のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は、制御部で動作する制御プログラムの実行によって行われる。
図4のフローチャートでは、ページ数をP、入力画像の副走査方向合計画素数をY、ページpの副走査方向画素数をYpとするように変数を設定する。
先ず、マトリクスとして、初期ディザ行列Dの設定を行う(ステップs1)。なお、スクリーン処理におけるマトリクスがディザ行列に限定されるものではない。
次に、1ページ目の画像を入力する。この際にYをY1とする。(ステップs2)
次に、一時バッファからの画像データーの読み出しと、画像形成とを開始する(ステップs3)。
さらに、2ページ目からpを1ずつ増加させてページを切り替えて、ページ番号がページ数Pに至るまで、ステップs4から、ステップs5、ステップs6、ステップs7に至るループ処理を行う。ステップs4では、pがPに至るとループ処理を終了し、ステップs8に移行する。
ステップs5では、ページの切り替わりに応じてディザ行列を更新し、次いでステップs6でpページ目の画像を入力し、pを一つ増分させてステップs4に戻る。
ステップs4では、pがPに至ると、ループを抜けてステップs8に移行し、一時バッファからの画像データーの読み出しと画像形成の終了を行い、処理を終了する。
次に、ディザ行列の更新(ステップs5)のサブルーチンの手順を図5のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は、制御部で動作する制御プログラムの実行によって行われる。
この手順では、ディザ行列の行数をM、総ページ数をPとし、処理しているページ番号をp(ただし、pは2〜P)、ページpにおける画像の副走査方向サイズ(画素数)をYpとした変数を設定する。
先ず、S=Y%Mを算出する(ステップs5A)。「%」は剰余を求める演算式である。すなわち、Y=10、M=6では、Y%MであるSは4となる。
次に、Y=Y+Ypを求める(ステップs5B)。「+」は、加算を示す演算式である。
次に、初期ディザ行列DをS行シフトした行列を設定し(ステップs5C)、処理を終了する。
次に、上記手順によってディザ行列が更新された結果を図6に示す。
初期のディザ行列は、p=1で用いられたものである。各ページで適用されたディザ行列は、図6の右側に示されている。p=1では、繰り返しディザ行列が適用され、最後の1000ライン目ではディザ行列の4行目までが適用されている。ページの切り替わりでは、従来は、初期のディザ行列に更新されて使用されるが、本実施形態では、初期のディザ行列の5行目から開始されて、次のディザ行列と合わせて初期のディザ行列と同じ行数が確保される。2ページ目のディザ行列は図6の左側に示されている。
2ページ目では、上記ディザ行列が繰り返し適用され、最後の1000ライン目では、初期のディザ行列の2行目までが適用される。3ページ目では、初期のディザ行列の3行目から開始するようにしてディザ行列が更新される。1ページ目と、2ページ目との間の切り替わり部では、右図最下段に示すように、マトリクスがページ間で連続性を保持している。図示していないが、以下のページでもページ間の切り替わり部でマトリクスの連続性が保持される。
(実施形態2)
次に、他の実施形態を図7〜図9に基づいて説明する。
画像形成装置の解像度が向上するに伴い増加する画像データーサイズを抑制するため、画像データーを圧縮することがある。ここで、画像圧縮アルゴリズムは様々あるが、ブロック単位で圧縮を行うようなアルゴリズムでは、画像サイズをブロックサイズの整数倍にしなければならない。しかし、原稿データーはブロックサイズの制限を考慮していないため、整合を取るためにブロックサイズとなるように画像データーの端部に白画素を加えることがある(以降、白画素をパディングと呼び、白画像付加をパディング処理とする)。
パディングを考慮したシステム構成を図7に示す。
このシステムでは、図7に示すように、メモリASICで、画像の圧縮や必要に応じて回転や集約がなされ、プリントASICで、圧縮された画像の伸長、白画像を除去するトリミング、その後のスクリーン処理が行われる。
なお、パディングを含んだ画像を連続して出力してしまうと、連続転写媒体上でページ切り替わり部に余白が発生する。包装紙のような出力物では余白の発生が許されないため、圧縮データーの伸張後、パディング部分をトリミングした後にスクリーン処理を行う。
このシステム構成においてディザ行列の連続性を維持しようとした場合も前記実施形態1と同じようにディザ行列をページ切り替わりでシフトさせればよい。ただし、実施形態1と異なりページメモリ上の画像サイズではなく、トリミング後の画像サイズを用いる点、回転角を考慮している点が異なる。
具体的には、ディザ行列をM行×N列とし、ページpの回転前画像サイズをXp×Yp、ページpの回転前X方向パディング画素数をWpx、ページpのY方向パディング画素数をWpy、ページpの回転角をRp、全ページ数をPとした場合、図8、9のフローで印刷を行う。このフローに従えば、回転とトリミング後の副走査方向画像サイズを用いてディザ行列のシフト量が決定されるため、パディングを含んだ画像データーを扱う画像形成装置であってもディザ行列の連続性が維持される。
上記手順を図8、9のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は、制御部で動作する制御プログラムの実行によって行われる。
なお、この手順では、総ページ数をP、入力画像の副走査方向合計画素数をY、ページpの回転角をRp、ページpの回転前画像のXサイズ(画素数)をXp、ページpの回転前画像のYサイズ(画素数)をYp、ページpのX方向パディング画素数をWxp、ページpのY方向パディング画素数をWypとした変数を設定する。
先ず、マトリクスとして、初期ディザ行列Dの設定を行う(ステップs10)。
次に、画像の回転角について判定する(ステップs11)。
回転角が0度または180度の場合、1ページ目の画像入力として、副走査方向の合計画素数Yを、Y1−Wy1により求める(ステップs12)。回転角が90度または270度の場合、1ページ目の画像入力として、副走査方向の画素数Yを、X1−Wx1により求める(ステップs13)。
ステップs12またはステップs13の後、一時バッファからの読み出しと画像形成を開始する(ステップs14)。
さらに、2ページ目から1ずつ増加させてページを切り替えて、ページ番号がページ数Pに至るまでステップs15から、ステップs16、ステップs17、ステップs18に至るループ処理を行う(ステップs15、s18)。ステップs15では、pがPに至るとループ処理を終了し、ステップs19に移行する。
ステップs16では、ページの切り替わりに応じてディザ行列を更新し、次いでステップs17でpページ目の画像を入力し、pを一つ増分させてステップs15に戻る。
ステップs15では、pがPに至ると、ループを抜けてステップs19に移行し、一時バッファからの画像データーの読み出しと画像形成の終了を行い(ステップs19)、処理を終了する。
次に、ディザ行列の更新(ステップs16)のサブルーチンの手順を図9のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は、制御部で動作する制御プログラムの実行によって行われる。
この手順では、ディザ行列の行数をM、総ページ数をPとし、処理しているページ番号をp(ただし、pは2〜P)、ページpの回転角をRp、ページpの回転前画像のXサイズ(画素数)をXp、ページpの回転前画像のYサイズ(画素数)をYp、ページpのX方向パディング画素数をWxp、ページpのY方向パディング画素数をWypとした変数を設定する。
先ず、S=Y%Mを算出する(ステップs16A)。%は剰余を求める演算式である。すなわち、Y=10、M=6では、Y%MであるSは4となる。
次に、画像の回転角について判定する(ステップs11)。
回転角が0度または180度の場合、Y=Y+Yp−Wypの算出を行い、回転後の副走査方向画素数を算出する(ステップs16C)。
回転角が90度または270度の場合、Y=Y+Xp−Wxpの算出を行い、回転後の副走査方向画素数を算出する(ステップs16D)。
ステップs16Cまたはステップs16Dの後、初期ディザ行列DをS行シフトした行列を設定し(ステップs16E)、処理を終了する。
(実施形態3)
実施形態2では、パディング処理をした画像から白画像を除去するトリミング後に、スクリーン処理を行うシステム構成を前提としたが、本実施形態ではスクリーン処理後にトリミングを行うシステム構成を前提とする。システム構成を図10に示す。
このシステムでは、図10に示すように、メモリASICで、画像の圧縮や必要に応じて回転や集約がなされ、プリントASICで、圧縮された画像の伸長、スクリーン処理、その後に、白画像を除去するトリミングが行われる。
スクリーン処理後にトリミングを行う構成においては、スクリーン処理を行った画素数よりも一時バッファに書き込まれる画素数が少なくなること、回転角が180/270度ではパディングが画像先頭に移動することを考慮する必要がある。特徴的な点として、180度と270度の場合にYの計算式が1ページ目と2ページ目以降で異なっている。これは、180度と270度では図13のようにパディングが画像先頭に配置されるためであり、画像先頭にパディングが存在する場合、トリミングの影響はページp自身に及ぶ。
上記処理における手順を図11、12のフローチャートに示す。以下の手順は、制御部で動作する制御プログラムの実行によって行われる。
なお、この手順では、総ページ数をP、入力画像の副走査方向合計画素数をY、ページpの回転角をRp、ページpの回転前画像のXサイズ(画素数)をXp、ページpの回転前画像のYサイズ(画素数)をYp、ページpのX方向パディング画素数をWxp、ページpのY方向パディング画素数をWypとする。
先ず、マトリクスとして、初期ディザ行列の設定を行う(ステップs20)。
次に、画像の回転角について判定する(ステップs21)。回転角による画像の状態は、図13に示している。
回転角が0度の場合、1ページ目の画像入力として、副走査方向の画素数Yを、Y1−Wy1により求める(ステップs22)。回転角が180度の場合、1ページ目の画像入力として、副走査方向の画素数Yを、Y1とする(ステップs23)。回転角が90度の場合、1ページ目の画像入力として、副走査方向の合計画素数Yを、X1−Wx1により求める(ステップs24)。回転角が270度の場合、1ページ目の画像入力として、副走査方向の合計画素数Yを、X1とする(ステップs25)。
ステップs22−s25のいずれかの後、一時バッファからの読み出しと画像形成を開始する(ステップs26)。
さらに、2ページ目からpを1ずつ増加させてページを切り替えて、ページ番号がページ数Pに至るまでステップs27から、ステップs28、ステップs29、ステップs30に至るループ処理を行う(ステップs27、s30)。ステップs28では、pがPに至るとループを抜け、ステップs31に移行する。
ステップs28では、ページの切り替わりに応じてディザ行列を更新し、次いでステップs29でpページ目の画像を入力し、pを一つ増分させてステップs27に戻る。
ステップs27ではpがPに至ると、ループを抜けてステップs31に移行し、一時バッファからの画像データーの読み出しと画像形成の終了を行い、処理を終了する。
次に、ディザ行列の更新(ステップs28)のサブルーチンの手順を図12のフローチャートに基づいて説明する。以下の手順は、制御部で動作する制御プログラムの実行によって行われる。
この手順では、ディザ行列の行数をM、総ページ数をPとし、処理しているページ番号をp(ただし、pは2〜P)、ページpの回転角をRp、ページpの回転前画像のXサイズ(画素数)をXp、ページpの回転前画像のYサイズ(画素数)をYp、ページpのX方向パディング画素数をWxp、ページpのY方向パディング画素数をWypとする変数に設定する。
先ず、画像の回転角度を判定する(ステップs28A)。
回転角度が180度の場合、副走査方向の合計画素数Yを、Y−Wypで算出する(ステップs28B)。回転角度が0度または90度の場合、Yに対する算出は行わず、ステップs28Dに移行する。回転角度が270度の場合、副走査方向の合計画素数Yを、Y−Wxpで算出する(ステップs28C)。
ステップs28B、ステップs28C、またはステップs28Aで回転角度が0度または90度の場合、S=Y%Mを算出する(ステップs28D)。%は剰余を求める演算式である。すなわち、Y=10、M=6では、Y%MとなるSは4となる。
次に、初期ディザ行列DをS行シフトした行列を設定し(ステップs28E)、さらに、画像の回転角度の判定をする(ステップs28F)。
回転角度が0度の場合、副走査方向の合計画素数Yを、Y+Yp−Wypにより求める(ステップs28G)。回転角が180度の場合、副走査方向の合計画素数Yを、Y+Ypにより求める(ステップs28H)。回転角が90度の場合、副走査方向の合計画素数Yを、Y+Xp−Wxpにより求める(ステップs28I)。回転角が270度の場合、副走査方向の合計画素数Yを、Y+Xpにより求める(ステップs28J)。その後、処理を終了する。
(実施形態4)
実施形態1〜3ではページメモリにスクリーン未処理の画像データーを保存し、出力時にスクリーン処理を行うシステム構成を前提としている。そのため、予めスクリーン処理された画像データーをページメモリに保存し、出力時のスクリーン処理を行わずに出力するシステム構成では実現できない。
本実施形態4では、コントローラー内部、スキャナー内部、あるいはメモリASICからページメモリへの書き込み時にスクリーン処理を行うシステム構成を前提とする。
図14にコントローラー内部、スキャナー内部でスクリーン処理を行う場合のシステム構成図を示す。本システム構成では、実施形態1〜3と同様にディザ行列をシフトさせて出力を行うことになるが、ディザ行列のシフトを画像出力時ではなく画像入力時に行う点に特徴がある。スクリーン処理された画像は、ページメモリ122に格納され、画像形成時には、メモリASICによって必要に応じて、回転、集約がなされ、その後は、プリントASICで一時バッファに色毎に格納され、画像形成に使用される。スクリーン処理では、全てのスクリーン位相で処理された画像がページメモリ122に格納される。
上記処理における手順を図15に示す。以下の手順は、制御部で動作する制御プログラムの実行によって行われる。
なお、前提として、入力された画像データーは常に全てのディザ行列パターンを保持するとしている。これは、他の画像データーの後に連続して出力されるようなケースがあり得るためで、画像サイズがディザ行列のちょうど整数倍になっているようなケースであっても、前ページの画像サイズによってはディザ行列をシフトさせた画像データーが必要になる場合があり得るためである。なお、回転を考慮する場合は、ディザ行列をX方向にシフトした画像も入力しておけばよい。
なお、この手順では、ページ数をP、入力画像の副走査方向合計画素数をY、ページpの画像副走査方向サイズ(画素数)をYp、ディザ行列の行数をM、総ページ数をP、処理しているページ番号をp(ただし、pは2〜P)、ページの画像副走査方向サイズ(画素数)をYpとする。
先ず、1ページ目の画像を入力してY=Y1とし(ステップs40)、一時バッファから初期ディザ行列を用いた画像の読み出しと画像形成を開始する(ステップs41)。
次に、2ページ目から1ずつ増加させてページを切り替えて、ページ番号がページ数Pに至るまで、ステップs42から、ステップs43、ステップs44、ステップs45、ステップs46に至るループ処理を行う(ステップs42、s46)。ステップs42では、pがPに至るとループ処理を終了し、ステップs47に移行する。
ステップs43では、S=Y%Mの算出を行う。%は剰余を求める演算式である。すなわち、Y=10、M=6では、Y%MとなるSは4となる。
ステップs44では、Y=Y+Ypを求める。
次いで、初期ディザ行列をS行シフトした行列でスクリーン処理されたpページ画像を選択し(ステップs45)、pに一つ増分させてステップs42に戻る。ステップs42では、pがPに至ると、ループを抜け、ステップs47に移行する。ステップs47では、一時バッファからの画像データーの読み出しと画像形成の終了を行い、処理を終了する。
(実施形態5)
実施形態1〜3では1枚の画像で切り替わりが行われる前提としていた。本実施形態では、複数の画像を集約して1画像とする場合や、同一の画像をリピートして画像の切り替わりが行われる場合を想定する。具体的には、1画像の画像サイズYpとして集約後の画像サイズを用いればよい。
なお、実施形態1〜3に記載したシステム構成の通り、集約後にスクリーン処理を行うため、切り替わりの際の画像同士の境界においてスクリーンの連続性が途切れることはない。
(実施形態6)
実施形態1〜3、5ではディザ行列自体を更新していたが、本実施形態ではディザ行列は固定とし、ディザ行列の参照を開始する行指定のみを更新する。ディザ行列全体を更新するのに比べ、行指定の方が、データー量が小さいため、ページ切り替わりの処理時間短縮が期待される。ただし、プリントASICが行指定に対応する必要がある。
以上、本発明について上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明の範囲を逸脱しない限りは、前記実施形態に対する内容を適宜変更することができる。
1 画像形成装置
2 ネットワーク
3 外部装置
22 搬送路
30 外部装置制御部
31 操作表示部
110 画像形成部
113 制御CPU
140 操作表示部

Claims (14)

  1. ジョブに基づいて連続媒体に画像を形成する画像形成部と、
    ジョブの画像にマトリクスを用いてスクリーン処理を行い、前記画像形成部を制御して画像形成を行う制御部と、を有し、
    前記制御部は、同一画像をリピート印刷し、前記スクリーン処理に際し、ジョブの副走査方向のリピートの切り替わり時に、当該リピートの切り替わり前の画像の画像副走査画素数と、スクリーン処理におけるマトリクスの行数とに基づいて、リピートの境界でスクリーン位相が連続するようにスクリーン処理を制御することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御部は、複数のスクリーン位相で処理した画像を記憶部に格納し、ジョブの副走査方向のリピートの切り替わり時に、切り替わり前のスクリーン位相に連続するスクリーン位相となる画像を選択して画像形成することを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. ジョブに基づいて連続媒体に画像を形成する画像形成部と、
    ジョブの画像にマトリクスを用いてスクリーン処理を行い、前記画像形成部を制御して画像形成を行う制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記スクリーン処理に際し、ジョブの副走査方向の画像の切り替わり時に、切り替わり前の画像の画像副走査画素数と、スクリーン処理におけるマトリクスの行数とに基づいて、切り替わりの境界でスクリーン位相が連続するようにスクリーン処理を制御し、
    前記制御部は、画像端部に白画像を付加するパディング機能を有し、
    パディングの対象となった画像にスクリーン処理する場合、パディングした画像から白画像を消去し、その後、スクリーン処理を行い、
    前記スクリーン処理では、切り替わり前の画像の画素数として、白画素数を引いた値を用いることを特徴とする画像形成装置。
  4. ジョブに基づいて連続媒体に画像を形成する画像形成部と、
    ジョブの画像にマトリクスを用いてスクリーン処理を行い、前記画像形成部を制御して画像形成を行う制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記スクリーン処理に際し、ジョブの副走査方向の画像の切り替わり時に、切り替わり前の画像の画像副走査画素数と、スクリーン処理におけるマトリクスの行数とに基づいて、切り替わりの境界でスクリーン位相が連続するようにスクリーン処理を制御し、
    前記制御部は、画像端部に白画像を付加するパディング機能を有し、
    パディングの対象となった画像にスクリーン処理する場合、パディングした画像にスクリーン処理を行い、その後、白画像を消去し、
    前記スクリーン処理では、切り替わり前の画像の画素数として、白画素数を引いた値を用いることを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記制御部は、パディングした画像を回転した場合、回転した画像にスクリーン処理を行い、その後、白画像を除去し、
    スクリーン処理では、回転角に応じて画像副走査画素数を算出して切り替わり前の画像の画素数とすることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 白画像を付加する画像が、RIP処理を行ったものであることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、パディングした画像を圧縮し、圧縮した画像のデーターを記憶部に格納することを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、前記記憶部から圧縮された画像のデーターを読み出して、画像を伸長し、その後、白画像消去またはスクリーン処理に供することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. ジョブに基づいて連続媒体に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部を制御して画像形成を行う制御部と、を有し、
    前記制御部は、全てのスクリーン位相で処理した画像を記憶部に格納し、ジョブの副走査方向の画像の切り替わり時に、切り替わり前のスクリーン位相に連続するスクリーン位相となる画像を選択して画像形成することを特徴とする画像形成装置。
  10. 前記制御部は、画像データーの入力時に前記スクリーン処理を行い、前記スクリーン処理では、全てのスクリーン位相で処理されるように、画像の各切り替わり時にスクリーン処理を行うことを特徴とする請求項記載の画像形成装置。
  11. ジョブに基づいて連続媒体に画像を形成する画像形成方法であって、
    ジョブの画像にマトリクスを用いてスクリーン処理を行って画像形成を行い、
    画像形成では同一画像をリピート印刷し、前記スクリーン処理に際し、ジョブの副走査方向のリピートの切り替わり時に、当該リピートの切り替わり前の画像の画像副走査画素数と、スクリーン処理におけるマトリクスの行数とに基づいて、リピートの境界でスクリーン位相が連続するようにスクリーン処理を制御することを特徴とする画像形成方法。
  12. ジョブに基づいて連続媒体に画像を形成する画像形成方法であって、
    全てのスクリーン位相で処理した画像を保持し、ジョブの副走査方向の画像の切り替わり時に、切り替わり前のスクリーン位相に連続するスクリーン位相となる画像を選択し、
    前記選択の順序の画像により画像形成を行うことを特徴とする画像形成方法。
  13. ジョブに基づいて連続媒体に画像形成を行う画像形成部を制御する制御部で実行される制御プログラムであって、
    ジョブの画像にマトリクスを用いてスクリーン処理を行い、画像形成を行うステップと、
    ジョブの副走査方向のリピートの切り替わり時に、当該リピートの切り替わり前の画像の画像副走査画素数と、スクリーン処理におけるマトリクスの行数とに基づいて、リピートの境界でスクリーン位相が連続するようにスクリーン処理を行うステップと、
    スクリーン処理された画像に基づいて画像形成を行うステップと、を前記制御部に実行させることを特徴とする制御プログラム。
  14. ジョブに基づいて連続媒体に画像形成を行う画像形成部を制御する制御部で実行される制御プログラムであって、
    全てのスクリーン位相で処理した画像を保持し、ジョブの副走査方向の画像の切り替わり時に、切り替わり前のスクリーン位相に連続するスクリーン位相となる画像を選択するステップと、
    前記選択の順序の画像により画像形成を行うステップと、を前記制御部に実行させることを特徴とする制御プログラム。
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