JP4091489B2 - プリンタ装置、画像形成装置及びプリンタ装置のプログラム - Google Patents

プリンタ装置、画像形成装置及びプリンタ装置のプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ブラックオーバープリント手法を用いるプリンタ装置と、画像形成装置、及びプリンタ装置のプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、デジタル複写機等の画像形成装置の性能向上に伴い、複写機能だけに止まらず、プリンタとしての機能も併せもった総合デジタル機器が開発され普及してきている。このような画像形成装置においては、非常に高品質な画像形成がなされる一方、様々な要求に適正に対応する付加機能が要望されている。
【0003】
例えば、従来の画像形成装置においては、黒文字や黒線等の版ズレによる白抜けを防止する方法として、トラッピング手法(色の境界部分を互いに重なる様に印刷する方法)やブラックオーバープリント手法(黒色を他の色に重ねて印刷する方法)を用いる例が知られている(例えば、特許文献1参照)。すなわち、CMYK(シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック)トナー4色を重ねてカラー印刷を行うカラープリンタでは、わずかではあるが各色の印字位置にズレが生じることがある。そのため濃い色の背景に黒文字や黒線を印字する場合、版ズレが生じるとトナーが無い部分ができ白抜けとなり見苦しい印刷物となってしまう。その対策としてブラックオーバープリント等の手法が使用される。しかし、単純に印刷媒体に使用すると、定着できるトナー量の制限値を超えてしまい、トナー剥がれやドラムへの巻き付き等が生じるため、ここでは、背景色の画像情報から4色中の1色を抜くという方法により、トナー量を抑制している。
【0004】
【特許文献1】
US特許公報5923821号公報、David Birnbaum et al,1999年7月13日。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来技術においては、背景画像の画像情報のうち、マゼンタ等の1色を抜くことにより、明らかに背景画像の色が変わってしまうため、版ずれが生じると、背景画像の変色が目立ってしまい高品位な印刷が得られないという問題がある。
【0006】
本発明は、ブラックオーバープリント等の場合に、黒文字等に重なる消去すべき背景画像情報を所定パターンで消去することで、トナー剥れ等がなく高品位な画像形成を行うことができるプリンタ装置、画像形成装置及びプリンタ装置のプログラムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
課題を解決するための一実施形態は、
与えられるPDL情報に基づいて記録媒体上に画像形成を行うプリンタ装置であり、
前記PDL情報に基づいて、前記記録媒体上に背景画像を形成するための背景画像情報と前記記録媒体上に黒画像を形成するための黒画像情報とを生成する生成部(96)と、
画像を消去するための消去領域と画像を消去しない非消去領域とが周期性をもって繰り返される間引きパターン(図7,図8,図9,図10,図11,図12)を用意し、前記記録媒体上において前記背景画像と前記黒画像とが重なる部分について、前記背景画像における前記重なる部分の画像を、前記間引きパターンを用いて前記消去領域と前記非消去領域が交互に周期性をもって繰り返されるように消去することで間引き処理を行なう間引き処理部(96)と
前記間引き処理が行なわれた背景画像情報、及び、前記黒画像情報に基づいて、前記記録媒体上に画像形成を行う形成部(6)と、
を具備することを特徴とするプリンタ装置である。
【0008】
本発明は、上記した構成を有するプリンタ装置であり、トナー剥れ等を防止するブラックオーバープリント等の際に、黒画像情報の領域に重なる画像情報の一部を特定パターンに応じて消去(いわゆる間引き)するものであり、従来装置のように4色中の1色を抜く等のことを行わないため、背景色が変化することも無く高品位な画像形成を行うことができる。すなわち、このパターンは、消去ラインと非消去ラインとを反復させてもよいし、画像記録媒体に応じて決定することも好適である。これらのパターンは、状況に応じて選択され、最適な方法を取ることが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照してこの発明の実施形態の画像形成装置を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施の形態である画像形成装置の構造の一例を示すブロック図、図2は、画像形成装置の間引き処理の一例を示すフローチャート、図3は、画像形成装置が間引き処理を行おうとする背景画像情報の一例を示す図、図4は、画像形成装置が間引き処理を行おうとする背景画像情報に応じた黒オブジェクトの一例を示す図、図5は、画像形成装置が通常の背景画像の消去を行った場合の背景画像情報の一例を示す図、図6は、画像形成装置が通常の背景画像の消去を行った場合の後の背景画像情報の一例を示す図、図7は、画像形成装置が行う本発明に特有の間引きパターンの一例を示す図、図8は、本発明に特有の間引きパターンの他の一例を示す図、図9は、本発明に特有の間引きパターンの他の一例を示す図、図10は、本発明に特有の間引きパターンの他の一例を示す図、図11は、本発明に特有の間引きパターンの他の一例を示す図、図12は、本発明に特有の間引きパターンの他の一例を示す図、図13は、画像形成装置が間引き処理を行おうとする背景画像情報の一例を示す図、図14は、画像形成装置が間引き処理を行おうとする背景画像情報に応じた黒オブジェクトの一例を示す図、図15は、画像形成装置が本発明に特有の間引きパターンにより間引き処理を行った場合の後の背景画像情報の一例を示す図、図16は、画像形成装置が本発明に特有の間引きパターンにより間引き処理を行い、黒画像を形成した場合の背景画像情報の一例を示す図、図17は、画像形成装置がブラックオーバープリントの対象を100%黒オブジェクトだけではなく、白成分を持つ100%黒オブジェクトに拡張した場合の処理の具体例を示す説明図、図18は、画像形成装置が行う、印刷媒体の種類、ハーフトーンスクリーンの種類、描画するオブジェクトの種類に応じた間引きパターンを示す図、図19は、画像形成装置が行う、色変換種別、印字方向、100%黒オブジェクトサイズの判定結果に応じた間引きパターンを示す図である。
【0010】
(画像形成装置の構成)
図1に示されるブロック図において、本発明に係る画像形成装置であるデジタル複写機は、主制御部90内のメインCPU(中央処理ユニット)91と、カラースキャナ部4のスキャナCPU100と、カラープリンタ部6のプリンタCPU110の3つのCPUで構成される。メインCPU91は、プリンタCPU110と、共有RAM95を介して双方向通信を行うものであり、メインCPU91は動作指示を出し、プリンタCPU110は状態ステータスを返すようになっている。プリンタCPU110と、スキャナCPU100はシリアル通信を行い、プリンタCPU110は動作指示を出し、スキャナCPU100は状態ステータスを返すようになっている。
【0011】
操作パネル80は、メインCPU91に接続されている。又、主制御部90は、メインCPU91、ROM92、RAM93、NVM94、共有RAM95、画像処理部(生成部、消去部)96、ページメモリ制御部97、ページメモリ98、プリンタコントローラ99、プリンタフォントROM121及びHDD124によって構成されている。
【0012】
メインCPU91は、主制御部90の全体を制御するものである。ROM92は、制御プログラムが記憶されている。RAM93は、一時的にデータを記憶するものである。
【0013】
NVM(持久ランダムアクセスメモリ:nonvolatileRAM)94は、バッテリ(図示しない)にバックアップされた不揮発性のメモリであり、電源を切った時NVM94上のデータを保持するようになっている。
【0014】
共有RAM95は、メインCPU91とプリンタCPU110との間で、双方向通信を行うために用いるものである。
【0015】
ページメモリ制御部97は、ページメモリ98に画像データを記憶したり、読出したりするものである。ページメモリ98は、複数ページ分の画像データを記憶できる領域を有し、スキャナ部4からの画像データを圧縮したデータを1ページ分ごとに記憶可能に形成されている。
【0016】
プリンタフォントROM121には、プリントデータに対応するフォントデータが記憶されている。
【0017】
プリンタコントローラ99は、パーソナルコンピュータ等の外部機器122からのプリントデータを入力ポート16を介してそのプリントデータに付与されている解像度を示すデータに応じた解像度でプリンタフォントROM121に記憶されているフォントデータを用いて画像データに展開するものである。更に、外部インターフェース123は、外部装置122との各種信号の通信を行うものである。
【0018】
スキャナ部4は、スキャナ部4の全体を制御するスキャナCPU100、制御プログラム等が記憶されているROM101、データ記憶用のRAM102、CCDセンサ34を駆動するCCDドライバ103、露光ランプ25及びミラー26、30、31等を移動するモータの回転を制御するスキャンナモータドライバ104、CCDセンサ34からのアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路とCCDセンサ34のばらつき、又は、周囲の温度変化などに起因するCCDセンサ34からの出力信号に対するスレッショルドレベルの変動を補正するためのシェーディング補正回路と、シェーディング補正回路からのシェーディング補正されたデジタル信号を一旦記憶するラインメモリからなる画像補正部105によって構成されている。
【0019】
プリンタ部6は、プリンタ部6の全体を制御するプリンタCPU110、制御プログラム等が記憶されているROM111、データ記憶用のRAM112、半導体レーザによる発光(露光)をオン/オフするレーザドライバ113、レーザユニットのポリゴンモータの回転を制御するポリゴンモータドライバ(モータ制御装置)114、搬送路による用紙の搬送を制御する紙搬送部115、帯電チャージャ45、現像器ユニット46、転写チャージャ48を用いて帯電、現像、転写を行う現像プロセス部116、定着器ユニット60を制御する定着制御部117及びオプション部118、又、出力ポート13と、入力ポート16と、本発明の実施形態であるカラー印字制御装置20によって構成されている。
【0020】
又、画像処理部96、ページメモリ98、プリンタコントローラ99、画像補正部105、レーザドライバ113、共有RAM95は、画像データバス120によって接続されている。
【0021】
このような構造を有する画像形成装置(プリンタ装置)においては、本発明に特有のブラックオーバープリント処理に伴う間引き処理は、メインCPU91及びHDD124に格納されたプログラムの動作及び画像処理部96の動作として実行されるものである。又は、画像処理部96の回路構成により行われることも好適である。
【0022】
なお、本発明は、デジタル複写機を用いて説明するが、主制御部90とプリンタ部6と操作パネル80からなるプリンタ装置として実現することも好適である。
【0023】
(本発明の特徴である間引き処理の動作)
次に、本発明の特徴であるブラックオーバープリントに伴う間引き処理の一実施の形態を図2のフローチャートを用いて以下に説明する。初めに、PC等でプリンタドライバを用いてPDL(Page Description Language, Postscript Level 3、PCL−XL等)が生成される。PDLはネットワーク等の伝送媒体を経由し、外部インターフェース123等を介して、画像形成装置に送られ画像形成装置内部にファイルとして一旦蓄積される。RIP(Raster Image Processor)はまずPDLファイルをオープンし(S11)、PDLデータを読み込んで解析し(S14)、低レベル描画コマンド(ディスプレイリスト)を生成する(S15)。
【0024】
生成された低レベル描画コマンドが、100%黒で描画されるオブジェクトか判断し(S16)、そうである場合はブラックオーバープリント(Black Over Print)用描画処理を行い(S20乃至S23)、それ以外の場合は通常処理である図3乃至図6に示す手順で通常処理を行う(S17)。
【0025】
すなわち、通常処理は、図3に示すように既に描画された背景部分に、図4で示される100%黒で描画されるオブジェクトと重なる部分を、図5に示すように消去した後、図5の背景画像情報に対して、図6に示すように100%黒オブジェクトを描画する。このとき、版ズレが生じると図6に示すように白抜け部分が発生するため、高品位な画像とはいいがたい状態となる。
一方、本発明に特有の間引き処理を伴うブラックオーバープリントによれば、100%黒で描画されるオブジェクトである場合は、100%黒オブジェクトと重なる部分全てを消去するのではなく、定着不良が起こらない限界を見極め、必要最低限の画素を消去(間引き)するものであり、これにより、定着不良を起こさず、同時に版ズレによる白抜けを軽減することが可能となる。又、消去する間引きパターンを複数用意しておき、様々な条件を考慮してそのパターンの中から最適なものを選択することで、高品質の印刷画質を得ることが可能となる。
【0026】
ここで、図18は、この間引きパターンのセットの一例を示しており、印刷媒体の種類、ハーフトーンスクリーンの種類、描画するオブジェクトの種類が決まることで間引きパターンが決定される。又、このテーブルはカスタマイズ可能であり可変でもある。
【0027】
すなわち、メインCPU91等の処理により、ハーフトーンスクリーンの種別、オブジェクトの種別、印刷媒体情報等を取得すると(S20)、これらの取得情報から、図18に示す間引きパターンのセットの中の一つの間引きパターンが決定される(S21)。間引きパターンが決定された後、その間引きパターンで背景を間引く(消去)する(S22)。
【0028】
ここで、具体的な間引きパターンの例を図7乃至図12に示している。図7のパターンは、用紙送り方向に垂直な方向の1ラインの消去ラインと2ラインの非消去ラインの反復を示している。図8のパターンは、用紙送り方向に垂直な方向の1ラインの消去ラインと1ラインの非消去ラインの反復を示している。図9のパターンは、用紙送り方向に垂直な方向の2ラインの消去ラインと1ラインの非消去ラインの反復を示している。図10のパターンは、用紙送り方向に垂直な方向の2ラインの消去ラインと2ラインの非消去ラインの反復を示している。図11のパターンは、用紙送り方向に平行な方向の1ラインの消去ラインと1ラインの非消去ラインの反復を示している。図12のパターンは、間引くパターンをビット演算し周期性をもたせたものであり、演算処理による非消去領域と消去領域との所定の反復パターンを示している。
【0029】
これら図7乃至図12のパターンの適用例を、図13乃至図16を用いて以下に詳細に説明する。図13は、画像形成装置が間引き処理を行おうとする背景画像情報の一例を示す図、図14は、画像形成装置が間引き処理を行おうとする背景画像情報に応じた黒オブジェクトの一例を示す図であって、間引き処理が行なわれる領域を示している。図15において、間引きパターン1を適用して間引き処理が行なわれた結果を示している。図15において、間引き処理が適切に行なわれたものである。
【0030】
なお、この時、間引かれる領域は、オブジェクトの描画開始位置ではなく背景である絶対座標で決定される。これはオブジェクト開始位置を使って消去すると間引きパターンに乱れが生じるためである。更に、図16において、間引き処理した背景画像に、黒オブジェクトを描画した結果が示されている。ここで、100%黒オブジェクトの左側に背景画像の一部が残り白抜けが目立たなくなっていることがわかる。更に、背景画像が間引かれることでトナー量が削減され定着不良も発生しなくなる。
【0031】
より条件の厳しい印刷媒体であれば、間引き量を増やし逆に余裕があれば間引き量を減らすことで対応する。この様な方法で版ズレによる白抜けを防止し、かつトナーの定着不良を同時に防止することができる。
【0032】
(他の間引きパターンの例)
又、図19は、図18の場合に代わる間引きパターンの決定表を示している。この表では、間引きパターンの決定要素として、色変換種別、印字方向、100%黒オブジェクトサイズの判定結果を用いている。色変換種別は、出力画像の見栄えを決定する要因の一つで、この種別によって間引きパターンを切り換えることで、良好な印刷画質を得ることができる。印字方向による間引きパターンは、版ズレが用紙の搬送方向や、搬送方向に対して垂直な方向に偏って起こる場合の対策として有効である。背景の間引きを行なう際、間引きパターンによっては、間引きの周期などで、小さいオブジェクトには間引きが行われなかったり、白抜き部分が多くなりすぎブラックオーバープリントの効果がなくなってしまう場合がある。間引きパターンを100%オブジェクトサイズの判定結果により決定することで、このような間引きの不適用を回避することができる。
【0033】
(他の実施形態)
又、ブラックオーバープリントの対象を100%黒オブジェクトだけではなく、白成分を持つ100%黒オブジェクトに拡張した場合の具体例を図17に示している。すなわち、図17の(a)は、この具体例において描画する画像である。この画像では、背景のイエロー領域にイエロー成分を持つ100%黒オブジェクトが一部重なるようにして描画されている。図17の(b−1)は、100%黒オブジェクトのみを対象とするブラックオーバープリント処理でのイエロー平面の描画領域であり、100%オブジェクトが重なっている領域が白抜き処理されている。又、図17の(b−2)は、100%黒オブジェクトのみを対象とするブラックオーバープリント処理であり、イエローの版ズレが左方向に起こった場合の印刷画像である。
【0034】
更に、図17の(c−1)は、カラー成分を持つ100%黒オブジェクトを対象としたブラックオーバープリント処理でのイエロー平面の描画領域、図17の(c−2)は、イエローの版ズレが左方向に起こった場合の印刷画像である。本発明による間引き処理によれば、図17の(c−2)より、色成分を持つ100%黒オブジェクトを対象とするブラックオーバープリントでは、背景が描かれていない100%黒オブジェクトと他のオブジェクトが接する場合でも、白抜けが生じることなく高品質の画像形成を行うことができる。
【0035】
以上記載した様々な実施形態により、当業者は本発明を実現することができるが、更にこれらの実施形態の様々な変形例を思いつくことが当業者によって容易であり、発明的な能力をもたなくとも様々な実施形態へと適用することが可能である。従って、本発明は、開示された原理と新規な特徴に矛盾しない広範な範囲に及ぶものであり、上述した実施形態に限定されるものではない。
【0036】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、版ズレ時の白抜け対策として用いられるブラックオーバープリントを使用した場合に発生するトナー剥がれやドラム巻き付きを防止すると同時に、本発明に特有の背景画像の間引き処理により、画像形成時の処理時間に対する影響は殆どなく印刷パフォーマンスへの影響も少なく、さらに印刷媒体に応じた間引き量を設定することができ、効率的で高画質な画像形成が可能なプリンタ装置、画像形成装置及びプリンタ装置のプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態である画像形成装置の構造の一例を示すブロック図。
【図2】 本発明の一実施の形態である画像形成装置の間引き処理の一例を示すフローチャート。
【図3】 本発明の一実施の形態である画像形成装置が間引き処理を行おうとする背景画像情報の一例を示す図。
【図4】 本発明の一実施の形態である画像形成装置が間引き処理を行おうとする背景画像情報に応じた黒オブジェクトの一例を示す図。
【図5】 本発明の一実施の形態である画像形成装置が通常の背景画像の消去を行った場合の背景画像情報の一例を示す図。
【図6】 本発明の一実施の形態である画像形成装置が通常の背景画像の消去を行った場合の後の背景画像情報の一例を示す図。
【図7】 本発明の一実施の形態である画像形成装置が行う本発明に特有の間引きパターンの一例を示す図。
【図8】 本発明の一実施の形態である画像形成装置が行う本発明に特有の間引きパターンの他の一例を示す図。
【図9】 本発明の一実施の形態である画像形成装置が行う本発明に特有の間引きパターンの他の一例を示す図。
【図10】 本発明の一実施の形態である画像形成装置が行う本発明に特有の間引きパターンの他の一例を示す図。
【図11】 本発明の一実施の形態である画像形成装置が行う本発明に特有の間引きパターンの他の一例を示す図。
【図12】 本発明の一実施の形態である画像形成装置が行う本発明に特有の間引きパターンの他の一例を示す図。
【図13】 本発明の一実施の形態である画像形成装置が間引き処理を行おうとする背景画像情報の一例を示す図。
【図14】 本発明の一実施の形態である画像形成装置が間引き処理を行おうとする背景画像情報に応じた黒オブジェクトの一例を示す図。
【図15】 本発明の一実施の形態である画像形成装置が本発明に特有の間引きパターンにより間引き処理を行った場合の後の背景画像情報の一例を示す図。
【図16】 本発明の一実施の形態である画像形成装置が本発明に特有の間引きパターンにより間引き処理を行い、黒画像を形成した場合の背景画像情報の一例を示す図。
【図17】 本発明の一実施の形態である画像形成装置がブラックオーバープリントの対象を100%黒オブジェクトだけではなく、白成分を持つ100%黒オブジェクトに拡張した場合の処理の具体例を示す説明図。
【図18】 本発明の一実施の形態である画像形成装置が行う、印刷媒体の種類、ハーフトーンスクリーンの種類、描画するオブジェクトの種類に応じた間引きパターンを示す図。
【図19】 本発明の一実施の形態である画像形成装置が行う、色変換種別、印字方向、100%黒オブジェクトサイズの判定結果に応じた間引きパターンを示す図。
【符号の説明】
4…スキャナ部、6…プリンタ部、90…主制御部、96…画像処理部(特定パターン消去部)。

Claims (16)

  1. 与えられるPDL情報に基づいて記録媒体上に画像形成を行うプリンタ装置であり、
    前記PDL情報に基づいて、前記記録媒体上に背景画像を形成するための背景画像情報と前記記録媒体上に黒画像を形成するための黒画像情報とを生成する生成部と、
    画像を消去するための消去領域と画像を消去しない非消去領域とが周期性をもって繰り返される間引きパターンを用意し、前記記録媒体上において前記背景画像と前記黒画像とが重なる部分について、前記背景画像における前記重なる部分の画像を、前記間引きパターンを用いて前記消去領域と前記非消去領域が交互に周期性をもって繰り返されるように消去することで間引き処理を行なう間引き処理部と
    前記間引き処理が行なわれた背景画像情報、及び、前記黒画像情報に基づいて、前記記録媒体上に画像形成を行う形成部と、
    を具備することを特徴とするプリンタ装置。
  2. 前記間引きパターンにおける前記画像を消去するための消去領域と画像を消去しない非消去領域は、前記記録媒体の送り方向に垂直な方向に帯状に形成される領域であることを特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。
  3. 前記間引きパターンにおける前記画像を消去するための消去領域と画像を消去しない非消去領域は、前記記録媒体の送り方向に平行な方向に帯状に形成される領域であることを特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。
  4. 前記間引き処理部は、前記間引きパターンに演算処理を施し演算結果として得られた新たな間引きパターンに基づいて前記背景画像情報の画像を消去することを特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。
  5. 前記間引き処理部は、複数の前記間引きパターンを用意し、この複数の間引きパターンと前記記録媒体の種類を対応付けたテーブルデータを用意し、これから行なおうとする画像形成処理で用いられる前記記録媒体の種類を検出すると、前記テーブルデータを参照して前記検出した記録媒体の種類に応じて前記複数の間引きパターンから一つの間引きパターンを選択し、選択した間引きパターンに基づいて間引き処理を行なうことを特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。
  6. 前記間引き処理部は、複数の前記間引きパターンを用意し、この複数の間引きパターンと画像形成処理で用いられるハーフトーン情報の種類を対応付けたテーブルデータを用意し、これから行なおうとする画像形成処理で用いられる前記ハーフトーン情報の種類を検出すると、前記テーブルデータを参照して前記検出したハーフトーン情報の種類に応じて前記複数の間引きパターンから一つの間引きパターンを選択し、選択した間引きパターンに基づいて間引き処理を行なうことを特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。
  7. 前記間引き処理部は、複数の前記間引きパターンを用意し、この複数の間引きパターンと画像形成処理で用いられる色変換テーブルの種類を対応付けたテーブルデータを用意し、これから行なおうとする画像形成処理で用いられる色変換テーブルの種類を検出すると、前記テーブルデータを参照して前記検出した色変換テーブルの種類に応じて前記複数の間引きパターンから一つの間引きパターンを選択し、選択した間引きパターンに基づいて間引き処理を行なうことを特徴とする請求項1記載のプリンタ装置。
  8. 与えられるPDL情報に基づいて記録媒体上に画像形成を行う画像形成装置において、記憶領域から読み出されてCPUにより実行されることで以下のような処理を実現するプログラムであって、
    前記処理は、前記PDL情報に基づいて、前記記録媒体上に背景画像を形成するための背景画像情報と前記記録媒体上に黒画像を形成するための黒画像情報とを生成し、
    画像を消去するための消去領域と画像を消去しない非消去領域とが周期性をもって繰り返される間引きパターンを用意し、前記記録媒体上において前記背景画像と前記黒画像とが重なる部分について、前記背景画像における前記重なる部分の画像を、前記読み出した間引きパターンを用いて前記消去領域と前記非消去領域が交互に周期性をもって繰り返されるように消去することで間引き処理を行い
    前記間引き処理が行なわれた背景画像情報、及び、前記黒画像情報に基づいて、前記記録媒体上に画像形成部により画像形成を行なわせる処理であることを特徴とするプログラム。
  9. 前記間引きパターンにおける前記画像を消去するための消去領域と画像を消去しない非消去領域は、前記記録媒体の送り方向に垂直な方向に帯状に形成される領域であることを特徴とする請求項記載のプログラム。
  10. 前記間引きパターンにおける前記画像を消去するための消去領域と画像を消去しない非消去領域は、前記記録媒体の送り方向に平行な方向に帯状に形成される領域であることを特徴とする請求項記載のプログラム。
  11. 前記間引き処理は、前記間引きパターンに演算処理を施し演算結果として得られた新たな間引きパターンに基づいて前記背景画像情報の画像を消去する処理であることを特徴とする請求項記載のプログラム。
  12. 前記間引き処理は、複数の前記間引きパターンを用意し、この複数の間引きパターンと画像形成処理で用いられる色変換テーブルの種類を対応付けたテーブルデータを用意し、これから行なおうとする画像形成処理で用いられる色変換テーブルの種類を検出すると、前記テーブルデータを参照して前記検出した色変換テーブルの種類に応じて前記複数の間引きパターンから一つの間引きパターンを選択し、選択した間引きパターンに基づいて間引き処理を行なう処理であることを特徴とする請求項記載のプログラム。
  13. 与えられるPDL情報に基づいて記録媒体上に画像形成を行う画像形成装置であり、
    前記PDL情報に基づいて、前記記録媒体上に背景画像を形成するための背景画像情報と前記記録媒体上に黒画像を形成するための黒画像情報とを生成する生成部と、
    画像を消去するための消去領域と画像を消去しない非消去領域とが周期性をもって繰り返される間引きパターンを用意し、前記記録媒体上において前記背景画像と前記黒画像とが重なる部分について、前記背景画像における前記重なる部分の画像を、前記間引きパターンを用いて前記消去領域と前記非消去領域が交互に周期性をもって繰り返されるように消去することで間引き処理を行なう間引き処理部と、
    前記間引き処理が行なわれた背景画像情報、及び、前記黒画像情報に基づいて、前記記録媒体上に画像形成を行う形成部と、を具備することを特徴とする画像形成装置。
  14. 前記間引き処理部は、複数の前記間引きパターンを用意し、この複数の間引きパターンと前記記録媒体の種類を対応付けたテーブルデータを用意し、これから行なおうとする画像形成処理で用いられる前記記録媒体の種類を検出すると、前記テーブルデータを参照して前記検出した記録媒体の種類に応じて前記複数の間引きパターンから一つの間引きパターンを選択し、選択した間引きパターンに基づいて間引き処理を行なうことを特徴とする請求項13記載の画像形成装置。
  15. 前記間引き処理部は、複数の前記間引きパターンを用意し、この複数の間引きパターンと画像形成処理で用いられるハーフトーン情報の種類を対応付けたテーブルデータを用意 し、これから行なおうとする画像形成処理で用いられる前記ハーフトーン情報の種類を検出すると、前記テーブルデータを参照して前記検出したハーフトーン情報の種類に応じて前記複数の間引きパターンから一つの間引きパターンを選択し、選択した間引きパターンに基づいて間引き処理を行なう処理であることを特徴とする請求項13記載の画像形成装置。
  16. 前記間引き処理部は、複数の前記間引きパターンを用意し、この複数の間引きパターンと画像形成処理で用いられる色変換テーブルの種類を対応付けたテーブルデータを用意し、これから行なおうとする画像形成処理で用いられる色変換テーブルの種類を検出すると、前記テーブルデータを参照して前記検出した色変換テーブルの種類に応じて前記複数の間引きパターンから一つの間引きパターンを選択し、選択した間引きパターンに基づいて間引き処理を行なうことを特徴とする請求項13記載の画像形成装置。
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