JP6372221B2 - 画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法 - Google Patents

画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法 Download PDF

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Description

この発明は、連続紙上に画像を印刷する画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法に関する。
連続紙に画像を印刷する画像形成装置では、画像間の間隔は白紙領域になってヤレになるためできるだけ小さくすることが望まれている。
このような要望に対し、引用文献1では、連続印刷における印刷単位間の隙間を最小限にするため、データ作成部が第1の印刷単位と第2の印刷単位との間隔を空白データとして生成し、該空白データを第1の画像データに付加した第1の画像空白データを生成し、印刷部は第1の画像データに基づく印刷処理に引き続き、空白データに基づく仮想印刷処理を行い、更に第2の画像データに基づく印刷処理を間断なく行うことで、第1の印刷単位と前記第2の印刷単位との間隔を最小限まで狭くすることが可能な技術が提案されている。
特開2007−253535号公報
ところで、画像形成後の後処理において、後処理機の中には画像間隔が一定であることを仮定して位置合わせをせずにカットする機械が存在するため、画像間隔のずれを抑えたいという要求がある。
このような要求に対して、引用文献1で具体的に示される実施形態では、光学センサで連続紙上のラベルの先頭位置を検出し、検出されたラベルの先頭位置に合わせて画像データの出力が開始されるように画像データの余白量を調整することで、ラベル位置に合わせた印刷を行い、用紙の収縮や蛇行などの影響も排除して位置ずれを補正している。しかし、引用文献1で示された技術では、連続紙上にあらかじめ印刷位置を示すマークをつけておく必要があり、さらに、光学センサ等のマークを検知するための装置が必要となる等、手間とコストがかかるという問題がある。
また、画像間隔を限界まで短縮した場合、次ページ出力準備をソフトで処理する際の処理時間の変動に対するマージンを十分に確保することができず、ソフト処理時間の変動による画像間隔のずれが発生する場合がある。例えば、線速300mm/sの場合、ソフト処理時間が1ms変動すると、画像間隔は1×300/1000=0.3mmずれてしてしまう。この問題に対する対策として、画像自体の縁に1mm程度の余裕を持たせることが考えられるが、これでは誤差が累積3msまでしか耐えられない。現実的には累積4ms以上の誤差は十分起こり得るレベルであり、1mm程度の余白では対応することは難しい。つまり、従来は、画像間の間隔を小さくすることと、画像間隔のずれを抑えることを同時に満たすことは困難である。
本発明は、上記事情を背景としてなされたものであり、画像間隔を小さくすることと、画像変動を抑制することを両立して連続紙上に画像を印刷することができる画像形成装置、画像形成システムおよび画像形成方法を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の画像形成システムのうち第1の本発明は、ジョブの画像データに基づいて連続紙上に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部を制御し、ページ間の画像の画像間隔が所定間隔に設定されて前記所定間隔を標準にして前記連続紙上に複数ページで画像を印刷実行する制御部とを備え、
前記制御部は、前ページまでの画像間隔変動に応じて、現ページにおいて画像データの出力開始タイミングの遅延、画像先端の欠損および面付け時の面付け画像間隔量の調整の1以上を行うものであって、
前ページまでの画像間隔変動量を累積し、累積値が所定の閾値を超えないように、前記累積値が、前記閾値よりは小さい所定値に達するまでは、現ページにおいて画像データの出力開始タイミングの遅延、画像先端の欠損または面付け時の面付け画像間隔量の調整を行わず、前記累積値が前記所定値に達すると、現ページにおいて画像データの出力開始タイミングの遅延、画像先端の欠損および面付け時の面付け画像間隔量の調整の1以上を行うことを特徴とする。
第2の本発明の画像形成システムは、前記第1の本発明において、前記制御部は、前ページまでの画像間隔変動に応じて、現ページにおいて、画像データの出力開始タイミングの遅延と画像先端の欠損とを行うことを特徴とする。
第3の本発明の画像形成システムは、前記第1または第2の本発明において、前記制御部は、2ページ目までは、画像データの出力開始タイミングの遅延または画像先端の欠損をいずれも行わず、面付けの場合には、面付け画像間隔を予め決定した固定値とすることを特徴とする。
の本発明の画像形成システムは、前記第1〜第の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、面付けを行う場合、面付け時に使用する画像データを2枚とすることを特徴とする。
の本発明の画像形成システムは、前記第1〜第の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、面付けを行う場合、面付け時に使用する画像データが3枚以上のとき、1枚目の画像データと2枚目の画像データの面付け画像間隔のみを可変とし、3枚目以降の画像データの面付け画像間隔を予め決定した固定値とすることを特徴とする。
の本発明の画像形成システムは、前記第1〜第の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、未出力の画像枚数が3枚となった場合、3枚の画像データを1ページに面付けすることを特徴とする。
の本発明の画像形成システムは、前記第1〜第の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、未出力の画像枚数が1枚となった場合は面付けせずに出力することを特徴とする。
の本発明の画像形成システムは、前記第1〜第の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、画像データの出力開始タイミングの遅延あるいは画像先端の欠損のいずれを選択対象にするかを、前ページ出力時の画像間隔変動量に基づいて決定することを特徴とする。
の本発明の画像形成システムは、前記第1〜第の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、画像間隔が狭まって画像間隔変動量が負となった場合は、画像データの出力開始タイミングの遅延を選択対象にし、画像間隔が広がって画像間隔変動量が正となった場合は、画像先端の欠損を選択対象にすることを特徴とする。
10の本発明の画像形成システムは、前記第1〜第の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、画像データの出力開始タイミングの遅延あるいは画像先端の欠損を選択する場合、遅延量または画像先端の欠損量を、画像間隔変動量の絶対値に基づいて決定することを特徴とする。
11の本発明の画像形成システムは、前記第1〜第10の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、前記画像間隔変動量を、画像出力開始信号を発行した時点を基準にして算出することを特徴とする。
12の本発明の画像形成システムは、前記第1〜第10の本発明のいずれかにおいて、前記制御部は、前記画像間隔変動量を、画像出力完了信号を検出した時点を基準にして算出することを特徴とする。
13の本発明の画像形成装置は、前記第1〜第12の本発明における画像形成部と、前記第1〜第12の本発明における制御部とを備えることを特徴とする。
14の本発明の画像形成方法は、ジョブの画像データに基づいて連続紙上に画像を形成する画像形成方法であって、
ページ間の画像の画像間隔が所定間隔に設定されて前記所定間隔を基準にして前記連続紙上に複数ページで画像を印刷実行するステップと、
前ページまでの画像間隔変動に応じて、現ページにおいて画像データの出力開始タイミングの遅延、画像先端の欠損および面付け時の面付け画像間隔量の調整の1以上を行う画像間隔補正ステップと、を有し、
前記画像間隔補正ステップでは、前ページまでの画像間隔変動量を累積し、累積値が所定の閾値を超えないように、前記累積値が、前記閾値よりは小さい所定値に達するまでは、現ページにおいて画像データの出力開始タイミングの遅延、画像先端の欠損または面付け時の面付け画像間隔量の調整を行わず、前記累積値が前記所定値に達すると、現ページにおいて画像データの出力開始タイミングの遅延、画像先端の欠損および面付け時の面付け画像間隔量の調整の1以上を行うことを特徴とする。
すなわち、本発明によれば、連続紙上に画像を形成する際に、画像間隔を小さくした上で画像間隔の変動を画像データの出力開始タイミングの遅延あるいは画像先端の欠損もしくは面付け時の面付け画像間隔への画像間隔変動量の反映によって吸収することができ、画像間隔の最小化と画像間隔の変動抑制を両立することができ、画像間隔の変動の累積も防止することができる。
本発明の一実施形態の画像形成装置を示す概略図である。 同じく、画像形成装置および画像形成システムの制御ブロックを示す図である。 同じく、画像出力開始トリガに基づいて面付け画像間隔を調整して印刷された画像を示した図である。 同じく、面付け画像間隔を設定する手順を示すフローチャートである。 同じく、画像出力完了トリガに基づいて面付け画像間隔を調整して印刷された画像を示した図である。 同じく、3枚の面付けによって面付け間隔を調整して印刷された画像を示した図である。 同じく、3枚以上の面付けによって面付け画像間隔を設定する手順を示すフローチャートである。 同じく、他の実施形態において、画像欠損と画像データの出力開始タイミングの遅延によって画像間隔を調整して印刷された画像を示した図である。 同じく、画像欠損と画像データの出力開始タイミングの遅延によって画像間隔を補正する手順を示すフローチャートである。 同じく、さらに、他の実施形態における画像間隔変動を累積して、累積値に基づいて画像間隔を補正する手順を示すフローチャートである。
以下に、本発明の一実施形態を添付図面に基づき説明する。
画像形成システム1は、図1に示すように、画像形成装置100を備え、画像形成装置100の前段側には給紙調整部300が接続され、給紙調整部300の前段側に連続紙給紙部200が接続されている。また、画像形成装置100の用紙排出側には排紙調整部400が接続され、排紙調整部400の用紙排出側には排紙部500が接続されている。
連続紙給紙部200は、ロール紙Sを収納、保持し、画像形成装置100に給紙する。ロール紙Sは、本発明の連続紙に相当する。排紙部500は、画像形成装置100から排紙したロール紙Sを保持する機能を有する。
給紙調整部300は、連続紙給紙部200と画像形成装置100との間の微小な速度差および寄りを吸収するためのバッファ機能を有する。排紙調整部400は、排紙部500とプリンタの間の微小な速度差および寄りを吸収するためのバッファ機能を有する。
なお、この実施形態では、連続紙としてロール紙を使用しているが、連続紙がロール紙に限定されるものではなく、用紙が連続しているものであればよい。連続紙はロール紙の形態で提供されるものでもよく、例えば、交互に折り曲げられた形態から給紙されるものであってもよい。
画像形成システム1は、用紙に画像を形成する画像形成部15を画像形成装置本体100A内に有しており、画像形成装置本体100A上部には、操作者の操作を受けるとともに、情報を表示する操作表示部140を有している。操作表示部140は、操作を行う操作部と表示を行う表示部とが別体で構成されていてもよく、タッチパネルLCDなどのように操作部と表示部とが一体に構成されているものであってもよい。操作表示部140は、印刷動作および設定変更の受け付け、各種情報の表示を行なうことができる。
また、画像形成装置本体100A内には、シート用紙を給紙する給紙トレイ12を有している。画像形成部15では、ロール紙Sやシート用紙に画像を印刷することができる。なお、画像形成装置100は、給紙トレイを備えないものであってもよい。
また、画像形成装置本体100A上には、原稿を自動的に読み込む自動原稿給送装置やプラテンガラスを通した画像読み取りが可能な原稿読み取り部20を有している。原稿読み取り部20によって原稿の画像が読み取られ、一旦、図示しない画像メモリーなどに記録される。読み取られた画像は、画像形成部15による画像の形成に用いられる。
また、画像形成部15では、各感光体に対応して、中間転写ベルト16との接触位置よりも回転方向側かつ帯電器よりも回転方向逆側で、各感光体に接触して残留トナーを除去する図示しないクリーニング部が配置されている。また、中間転写ベルト16の用紙転写位置よりも回転方向側かつ各感光体との転写位置よりも回転方向逆側に、該中間転写ベルト16の残留トナーを除去する図示しない他のクリーニング部が配置されている。
なお、上記した各感光体は、図示しない駆動モータによって回転駆動され、中間転写ベルト16も同じく図示しない駆動モータによって回転駆動される。なお、本実施形態としては、画像形成装置がモノクロなどの単色の画像形成を行うものであってもよい。
画像形成システム1には、連続紙給紙部200から給紙調整部300、画像形成装置100に至り、さらに画像形成装置100から排紙調整部400、排紙部500に至る搬送路30を有している。
搬送路30は、用紙を給紙、搬送するものであり、用紙搬送部の一部を構成する。搬送路30では、連続紙給紙部200に収容されているロール紙Sが給紙され、搬送ローラ31、レジストローラ32を経て、画像形成部15にロール紙が搬送される。
画像が転写された用紙は、定着部18で熱と圧力とを加えることにより用紙上のトナー像が定着され、画像形成装置100外に排出される。
また、画像形成システム1では、搬送路30で搬送されるロール紙Sは、画像形成装置100の用紙搬送方向下流側で排紙調整部400に至り、バッファ機構によってロール紙の微小な速度差や寄りが吸収される。
排紙調整部400を経た連続紙は、搬送路30によって排紙部500に至り、ロールに巻回されて保持される。
なお、この実施形態では、画像形成システム1は、連続紙給紙部200、給紙調整部300、画像形成装置100、排紙調整部400および排紙部500により構成されているが、画像形成システム1の構成がこれらに限定されるものではない。また、画像形成装置本体100Aとその他の1以上の装置とによって画像形成装置が構成されるものであってもよい。
次に、図2は、画像形成装置100を含む画像形成システム1の電気的な構成を示すブロック図である。以下に説明する。
画像形成装置100は、主要な構成として、制御ブロック部110とスキャナー部130と操作表示部140とプリンター部150とを有するコピア本体と、LANを通して外部機器(例えば端末(PC)2)との間で入出力される画像データを処理する画像処理部(プリント&スキャナーコントローラ)160とを備えている。
制御ブロック部110はPCIバス112を有しており、PCIバス112は制御ブロック部110内でDRAM制御IC111に接続されている。また、制御ブロック部110には、制御CPU113を備えており、該制御CPU113に前記DRAM制御IC111が接続されている。また、制御CPU113には、不揮発メモリー115が接続されている。該不揮発メモリー115には、上記制御CPU113を動作させるためのプログラムや画像形成システム1の設定データ、プロセス制御パラメーター等、画像間隔変動量に応じた面付け間隔の設定データ、画像間隔変動量に応じた画像出力開始時間遅延量の設定データ、画像間隔変動量に応じた画像先端欠損量の設定などが格納されている。
制御CPU113は、画像形成システム1の全体を制御し、また画像形成装置全体の状態把握を行うものであり、画像形成制御、画像間隔ずれ量の算出、画像データの面付け設定、面付け時の画像間隔の算出、画像間隔ずれに応じた遅延時間の算出、画像先端欠損処理、画像出力後の画像出力開始時刻の記録、などを行う。すなわち、制御CPU113は、本発明の制御部の一部として機能する。また、制御CPU113は、計時機能によって、時刻の測定を行うことができる。
なお、制御部は、画像形成装置本体100A内に設置されるものに限定されず、画像形成装置に備えるものとして画像形成装置本体100A外に設置されるものであってもよい。また、制御部は、画像形成装置100外に備えられるものであってもよく、例えば画像形成装置などとネットワークで接続されたサーバーなどに備えられて画像形成装置などを制御するものであってもよい。
前記スキャナー部130は、光学読み取りを行うCCD131と、スキャナー部130全体の制御を行うスキャナー制御部132とを備えている。スキャナー制御部132は、前記制御CPU113とシリアル通信可能に接続されており、制御CPU113による制御を受ける。なお、スキャナー制御部132は、CPUやこれを動作させるプログラムなどによって構成することができる。前記CCD131で読み取った画像データは、読み取り処理部116でデータ処理がなされる。
前記操作表示部140は、タッチパネル式のLCD141と、操作部制御部142とを備えており、上記LCD141と操作部制御部142とが接続され、該操作部制御部142と前記制御CPU113とがシリアル通信可能に接続されている。該構成によって操作表示部140の制御が制御CPU113によって行われる。なお、操作部制御部142は、CPUやこれを動作させるプログラムなどによって構成することができる。操作表示部140では、画像形成装置における設定や動作指令などの動作制御条件の入力が可能となっており、さらに設定内容、機械状態、情報の表示等が可能になっており、上記制御CPU113により制御される。
また、DRAM制御IC111は、圧縮メモリー121とページメモリー122とからなる画像メモリー120に接続されている。該画像メモリー120には、前記スキャナー部130で取得した画像データやLAN3を通して取得した画像データが格納される。上記のように画像メモリー120は、画像データの記憶領域であり、印刷するジョブの画像データを格納する。また、上記DRAM制御IC111によって複数のジョブに関する画像データを画像メモリー120に記憶させることができる。すなわち、画像メモリー120には予約されたジョブの画像データの格納も可能である。
DRAM制御IC111には、圧縮された画像データを圧縮または伸長する圧縮/伸長IC117が接続されている。さらにDRAM制御IC111には書き込み処理部123が接続されている。また、プリンター部150は、プリンター部150の全体を制御するプリンター制御部151を備えており、該プリンター制御部151は、前記した制御CPU113に接続されて制御を受ける。すなわち、制御CPU113から与えられるパラメーターに従い、プリント動作の開始/停止を行う。プリンター部150には、前記した画像形成部15、レジストローラ32が含まれており、制御CPU113によってその動作の制御がなされる。
また、前記DRAM制御IC111に接続された前記PCIバス112には、前記した画像処理部(プリント&スキャナーコントローラ)160のDRAM制御IC161が接続されている。画像処理部(プリント&スキャナーコントローラ)160では、DRAM制御IC161に画像メモリー162が接続されている。また、画像処理部(プリント&スキャナーコントローラ)160では、前記DRAM制御IC161にコントローラ制御部163が接続されており、DRAM制御IC161に、LAN制御部164、LANインターフェース165が接続されている。LANインターフェース165は、前記LAN3に接続されている。
次に、上記画像形成システム1の基本的動作について説明する。
先ず、画像形成システム1において画像データを蓄積する手順について説明する。
画像形成装置100に備えられたスキャナー部130で原稿の画像を読み取り、画像データを生成する場合、スキャナー部130において原稿からCCD131により原稿の画像を光学的に読み取る。この際には、制御CPU113から指令を受けるスキャナー制御部132によってCCD131の動作制御を行う。CCD131で読み取られた画像は、読み取り処理部116でデータ処理がなされ、データ処理された画像データは、圧縮/伸長IC117において所定の方法によって圧縮され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリー121に格納される。また、印刷データをHDD119に格納する場合、圧縮された印刷データをDRAM制御IC111およびコントローラIC118を介して転送し、HDD119に格納する。
圧縮メモリー121やHDD119に格納された印刷データは、制御CPU113によってジョブとして管理することができる。画像メモリー(DRAM)120およびHDD119は、画像データを保存する記憶部となる。
画像データを外部から取得する場合、例えば、端末(PC)2からLAN3を通して送信される画像データは、LANインターフェース165、LAN制御部164を介してDRAM制御IC161により画像メモリー162に格納される。
画像メモリー162の印刷データは、DRAM制御IC161、PCIバス112、DRAM制御IC111を介してページメモリー122に一旦格納される。印刷データがページ記述データである場合、コントローラ制御部163によってRIP処理により印刷データをラスターイメージとすることができる。
ページメモリー122に格納された印刷データは、DRAM制御IC111を介して圧縮/伸長IC117に順次送られて圧縮処理され、DRAM制御IC111を介して圧縮メモリー121に格納される。また、HDD119に格納する場合、DRAM制御IC111、コントローラIC118を介してHDD119に格納する。これら印刷データは、上記と同様に制御CPU113による管理がなされる。画像メモリー(DRAM)120およびHDD119は、画像データを保存する記憶部となる。
画像形成システム1で画像出力を行う場合、すなわち複写機やプリンターとして使用する場合、圧縮メモリー121に格納された印刷データを用いる場合は圧縮メモリー121の印刷データをDRAM制御IC111を介して圧縮/伸長IC117に送出してデータを伸長する。HDD119に格納された印刷データを用いる場合は、HDD119の印刷データをコントローラIC118、DRAM制御IC111を介して圧縮/伸長IC117に送出してデータを伸長する。伸長した画像データを書き込み処理部123に送出し、印刷データに関連付けた印刷条件に従ってLD152において各感光体への書き込みを行う。面付けを行う場合、伸長した印刷データをページメモリー122に送ってページに面付けされた画像データを得て、該画像データを書き込み処理部123に送出する。
また、プリンター部150では、制御CPU113の指令を受けたプリンター制御部151によって各部の制御が行われる。この際には、必要に応じて印刷条件が参照されてその内容に基づく制御が行われる。画像形成部15では、各感光体に書き込まれたトナー像が中間転写ベルト16に転写された後、連続紙給紙部200によって供給されるロール紙Sに転写され、定着部18で定着がなされる。また、各感光体では、中間転写ベルト16にトナー像が転写された後、各クリーニング部によって残留トナーが除去される。また、中間転写ベルト16においても同様に、用紙にトナー像が転写された後、クリーニング部によって残留トナーが除去される。
画像形成がなされたロール紙Sは、定着搬送ローラを経て搬送路30によって順次、排紙調整部400へと搬送され、さらに下流側の排紙部500でロールに巻き取られる。
画像形成部15では、ロール紙Sに複数ページで画像を形成する場合、所定の画像間隔を基準にして各ページの画像を形成する。所定の画像間隔は、不揮発メモリー115などに不揮発に記憶しておく。また、画像間隔は、操作表示部140を通して操作者が設定できるようにしてもよい。
また、制御CPU113では、2または3枚以上の画像を面付けして1ページの画像として印刷実行させることができる。その際に、面付け画像間隔として所定の面付け画像間隔を基準にして印刷を行う。所定の面付け画像間隔は、不揮発メモリー115などに不揮発に記憶しておく。また、面付け画像間隔は、操作表示部140を通して操作者が設定できるようにしてもよい。
なお、各ページの画像間隔は、ヤレになるためできるだけ小さく設定している。しかし、画像データをソフト処理する際に十分なマージンを確保できず、ソフト処理時間の変動によって画像間隔の変動が生じてしまう。
画像間隔が変動する場合、制御CPU113において用紙の線速が明らかであるので、画像出力開始信号を発行した時点や画像出力完了信号を検出した時点などを基準にして用紙上の画像の位置によって制御CPU113により変動量を算出することができる。
本実施形態では、この画像間隔の変動を画像データの出力開始タイミングの遅延、画像先端の欠損または面付け時の面付け画像間隔への画像間隔変動量の反映の1以上により画像間隔の変動の累積を防止することができる。
次に、画像間隔変動を面付け画像間隔の調整によって補正する手順を図3、4に基づいて説明する。以下の手順は、制御CPU113の制御によって行われる。
コントローラーやスキャナなどから入力された画像データをA、B、C、・・・とし、全ての画像データは、内部的に集約機能を用いて2枚を1ページの画像データとして出力する。このとき、余白を減らすため、ページの長さは1枚目の画像先端から2枚目の画像後端とする。
このとき、AB間の基準画像間隔は基準面付け画像間隔となるように面付けを行いA、Bを1枚の画像データとして出力する。
この実施形態では、基準面付け画像間隔は、ページ間の基準画像間隔と同じに設定している。ここで、基準画像間隔とは、画像処理ソフトによる次ページ出力準備処理時間の平均値(ms)×線速(mm/ms)によって決定される数値である。この実施形態では、例えば基準画像間隔および基準面付け画像間隔が17mmに設定されている。この際に画像間隔のばらつきを事前に予測することは不能であるが、最大値は予測可能であり、例えば一つの画像間隔で最大±0.4mm程度の変動が予測される。
なお、基準画像間隔、基準面付け画像間隔が上記数値に限定されるものではなく、画像間隔の変動量も上記に限定されるものではない。以下、同様である。
A、Bの画像形成に際し、画像の出力を開始した時刻TABを記録する。すなわち、面付け後の一枚の画像出力開始間隔は、VTOP(画像出力開始トリガ)間隔から算出可能である。
すなわち、基準は、画像形成部自身が出力した1枚目の画像である。変動量の算出にセンサーを用いず、ソフト上のある処理をした時刻を用いる点で特徴がある。
同じように、CDを面付けしつつ出力する。CD間の面付け画像間隔は、AB間と同様に基準面付け画像間隔とする。このとき、面付け後画像の出力を開始した時刻TCDを記録する。すなわち、センサを用いることなくTAB、TCDを測定することができる。
ここで、面付け後画像CDの連続紙への出力は、画像間隔を最小とするためCDの出力準備処理が完了次第開始するが、ソフトウェアによる処理であるため、常に同じ処理時間で出力準備処理が完了するものではなく、基準画像間隔に対し、ms単位の変動が発生する。基準画像間隔は、前記したように、画像処理ソフトによる次ページ出力準備処理時間の平均値(ms)×線速(mm/ms)によって決定され、基準画像間隔と基準面付け画像間隔とは同じ値に設定されている。ただし、本発明としては、基準画像間隔と基準面付け画像間隔とが同じ数値である必要はない。
この処理時間の変動は画像間隔の変動として連続紙上に出現する。図3のBC間における小さい矢印がBC間の画像間隔変動量を示しており、図では画像間隔が基準画像間隔よりも大きくなっている。
なお、画像間隔変動量はCDの出力準備処理が完了して始めて判明するため、BC間の画像間隔変動量をCDの出力に反映する場合、追加の出力準備処理が必要になる。すると、画像出力開始が遅れることになり、画像間隔最小化を実現できなくなってしまう。また、追加の出力準備処理自体もソフトウェアによって行う以上、処理時間のばらつきが発生する。以上のように、CDの出力時点でBC間の画像間隔変動量をフィードバックすることには課題がある。
続いて、EFを面付けしつつ出力する。この際に、Eの画像左側に示す小さい矢印がEの画像間隔変動量を示しており、図では画像間隔が基準画像間隔よりも小さくなっている。したがって、この時点では、前記したC(BC間)での画像間隔変動量とE(DE間)での画像間隔変動量を加算した画像間隔変動が生じている。
また、このとき、EF間の面付け画像間隔調整量Dを以下の式で決定する。EFの場合、DはC(BC間)の画像間隔変動量と一致することになるため、EF間の画像間隔DEFを以下の式で決定することで、Cの画像間隔変動の影響を面付け画像間隔(EF間)の調整で排除することができる。
画像間隔変動量D(mm)=(TCD−TAB)×L−Y−D
EF間面付け画像間隔DEF(mm)=D−D
ここで、Dは基準画像間隔(mm)、Lは線速(mm/s)、YはABの面付け後画像副走査方向の長さ(mm)である。ここで、前記の通り、TABとTCDには画像出力開始時刻を用いる。すなわち、センサーを用いることなくTABとTCDを測定することができる。
このように、面付け画像間隔として前ページ出力時の画像間隔変動量をフィードバックすることで、Fの出力時にBC間のページ切り替え時に発生した画像間隔変動を1ドット単位で打ち消すことができる。この方法ではEの出力に際してBC間およびDE間のページ切り替え時に発生した画像間隔変動の影響を受けることになるが、変動分の累積を抑えることができる。
DE間で発生した画像間隔変動は、図3に示すように、GH間の面付け画像間隔量の調整によって排除することができる。また、G(FG間)の出力で発生した画像間隔変動量は、次ページ移行の面付け画像間隔に反映させて解消することができる。
図3で、ロール紙Sの側方に記載したE〜Fは、基準画像間隔と基準面付け画像間隔で形成された場合の画像の位置関係および画像間隔変動の内容を示しており、実際の画像の位置とずれが生じるものの、間隔変動の累積が抑えられている。
上記手順における画像形成方法を図4のフローチャー卜に基づいて説明する。以下の画像間隔の補正処理は、制御CPU113の制御によって実行される。
先ず、ジョブに基づいて、画像出力を開始する。ループ開始時の初期値の設定として、iの始値を1、終値N、増値として2が設定される(ステップs1)。すなわち、枚数Nで面付け数は2となる。
次に、N−iが0か否かを判定する(ステップs2)。N−iが0の場合、iが奇数で終値であり、i枚目の画像を面付けすることなく出力する(ステップs4)。次いで、iが終値であるかを判定する(ステップs10)。この場合、iは終値であり、ループを終了する。
ステップs2でN−iが0でない場合(ステップs2、else)、iが1または3か、5以上かを判定する(ステップs3)。iが1または3の場合(ステップs3、i=1または3)、i枚目とi+1枚目の画像を基準画像間隔Dと同じ面付け画像間隔で面付け出力する(ステップs5)。すなわち、2ページ目までは、固定された面付け画像間隔で画像を印刷する。次いで、画像出力後、画像出力開始時刻をTへ記録し(ステップ6)、iが終値かを判定する(ステップs10)。iが終値でなければ、iに1を加算して、ステップs2に移行する。
ステップs3で、iが5以上の場合(ステップs3、i=>5)、i−2枚目とi−4枚目の間の画像間隔変動量Dを下記(1)式で求める(ステップs7)。
=(Ti−2−Ti−4)×L−Yi−4−D…(1)
ただし、Dは基準画像間隔(mm)、Lは線速(mm/s)、Yi−4は、i−4枚目、i−3枚目の面付け後画像副走査方向の長さ(mm)である。
i枚目とi+1枚目の画像を、面付け画像間隔(D−D)で面付けを行い、画像を出力する(ステップs8)。画像出力後、画像出力開始時刻Tを不揮発メモリー115等に記憶し(ステップs9)、iが終値かを判定する(ステップs10)。iが終値でなければ、iに2を加算してステップs2のループに戻り、iが終値であればループを終了して画像出力完了する。
なお、上記実施形態では、画像間隔変動量の算出に画像出力開始信号(トリガ)を用いたが、画像書き込み完了信号(トリガ)を用いて算出を行ってもよい。各ページの画像走査方向の長さは、前ページの画像書き込み完了信号と次ページの画像書き込み完了信号の間の時間によって算出することができる
画像書き込み完了時間を用いて画像の面付け間隔の調整を行って、連続紙へ出力された画像の出力状態を図5に示す。
画像間隔変動量は、前記実施形態と同様にして算出することができ、面付け画像間隔の調整によって画像間隔変動を抑える補正処理を行うことができる。この場合も基準画像間隔、基準面付け画像間隔は17mmに設定し、変動の最大値は±0.4mmと予想することができる。
なお、集約印刷において後述するように、Nin1(N>=3)としてもよいが、2in1(N=2)とすれば、連続紙の紙搬送時に発生する蛇行の影響を素早くフィードバックすることができる。すなわち、画像出力中に蛇行の影響を排除するため、主走査方向の画像書き出し位置補正(いわゆる片寄り補正)を行う場合、蛇行量を測定するセンサーの計測誤差などの影響によって画像位置が主走査方向に微小に振動する危険性がある。そのため、片寄り補正量の変更は、画像出力中は避けた方がよい。すると、片寄り補正量の変更が可能となるのはページの切り替え時のみとなり、当然、1ページの副走査長が短い方が片寄り補正値を頻繁に更新できることになる。このように、N=2とすることにはN>2よりも優れた効果が存在する。ただし、本発明はN=2に限定するものではない。
上記実施形態では、面付けを行う画像枚数を2枚としたが、上記のように3枚以上の面付け数としてもよい。面付けを行う画像枚数をM(M≧3)枚とすると、コントローラーやスキャナなどから入力された画像データをA、B、C、・・・とし、全ての画像データは、内部的に集約機能を用いてM枚を1枚の画像データとして出力する。ただし、面付け時の画像間隔を調整するのは、面付けを行うM枚中の1番目と2番目の面付け画像間隔で行い、面付けを行う3番目以降の面付け画像間隔は、固定された基準面付け画像間隔Dとするのが望ましい。図6に、面付け画像枚数を3枚とした画像位置を示す。
面付けを3枚で行う画像配置を図6に基づいて説明する。
コントローラーやスキャナなどから入力された画像データをA、B、C、・・・とし、全ての画像データは、内部的に集約機能を用いて3枚を1枚の画像データとして出力する。このとき、余白を減らすため、ページの長さは1枚目の画像先端から3枚目の画像後端とする。
このとき、AB、BC間の基準画像間隔は基準面付け画像間隔となるように面付けを行いA、B、Cを1枚の画像データとして出力する。
この実施形態でも、基準面付け画像間隔は、ページ間の基準画像間隔と同じに設定している。ここで、基準画像間隔とは、画像処理ソフトによる次ページ出力準備処理時間の平均値(ms)×線速(mm/ms)によって決定される。この実施形態では、例えば基準画像間隔および基準面付け画像間隔が17mmに設定されている。この際に画像間隔のばらつきを事前に予測することは不能であるが、最大値は予測可能であり、例えば一つの画像間隔で最大±0.4mm程度の変動が予測される。
A、B、Cの画像形成に際し、画像の出力を開始した時刻TABCを記録する。すなわち、面付け後の一枚の画像出力開始間隔は、VTOP(画像出力開始トリガ)間隔から算出可能である。
同じように、DEFを面付けしつつ出力する。DEF間の面付け画像間隔は、ABC間と同様に基準面付け画像間隔とする。このとき、面付け後画像の出力を開始した時刻TDEFを記録する。
ここで、面付け後画像DEFの連続紙への出力は、画像間隔を最小とするためDEFの出力準備処理が完了次第開始するが、ソフトウェアによる処理であるため、常に同じ処理時間で出力準備処理が完了するものではなく、基準画像間隔に対し、ms単位の変動が発生する。この処理時間の変動は画像間隔の変動として連続紙上に出現する。図6のCD間における小さい矢印がCD間の画像間隔変動量を示しており、図では画像間隔が基準画像間隔よりも大きくなっている。
続いて、GHIを面付けしつつ出力する。この際に、Gの画像左側に示す小さい矢印がG(FG間)の画像間隔変動量を示しており、図では画像間隔が基準画像間隔よりも小さくなっている。したがって、この時点では、前記したD(CD間)での画像間隔変動量とG(FG間)での画像間隔変動量を加算した画像間隔変動が生じている。
また、このとき、GH間の面付け画像間隔調整量Dを以下の式で決定する。GHの場合、DはD(CD間)の画像間隔変動量と一致することになるため、GH間の画像間隔DGHを以下の式で決定することで、Dの画像間隔変動の影響を面付け画像間隔(GH間)の調整で排除することができる。
画像間隔変動量D(mm)=(TDEF−TABC)×L−Y−D
FH間面付け画像間隔DFH(mm)=D−D
ここで、Dは基準画像間隔(mm)、Lは線速(mm/s)、YはABCの面付け後画像副走査方向の長さ(mm)である。ここで、前記の通り、TABCとTDEFには画像出力開始時刻を用いる。
このように、面付け画像間隔として前ページ出力時の画像間隔変動量をフィードバックすることで、Hの出力時にCD間のページ切り替え時に発生した画像間隔変動を1ドット単位で打ち消すことができる。
なお、HI間の面付け画像間隔は、基準面付け間隔によって固定値とすることができる。ただし、本発明としては、HIの面付け画像間隔の調整をGHの面付け画像間隔の調整とともに行うようにしてもよい。
面付けを行う画像枚数を3枚以上であるM枚としたときの面付け画像間隔の調整による画像形成方法を図7のフローチャートに基づいて説明する。以下の画像間隔の補正手順は制御CPU113の制御によって実行される。
ジョブに基づいて、画像出力を開始する。ループ開始時の初期値の設定として、iの始値を1、終値N、増値としてMが設定される(ステップs20)。すなわち、Nは出力予定の画像枚数で、面付け数はMとなる。
次に、N−iが0か否かを判定する(ステップs21)。N−iが0の場合、iが奇数で終値であり、i枚目の画像を面付けすることなく出力し(ステップs23)、iが終値であるかを判定する(ステップs32)。この場合、iは終値であり、ループを終了し、画像出力を完了する。
ステップs21でN−iが0でない場合(ステップs21、else)、iが1または1+Mか、(1+2M)以上かを判定する(ステップs22)。iが1または1+Mの場合(ステップs22、i=1または1+M)、2ページまでにおける面付けの1枚目の画像に相当し、i枚目からi+M−1枚目までの画像を基準画像間隔で面付けし、出力する(ステップs24)。すなわち、2ページ目までは、固定された面付け画像間隔で画像を出力する。次いで、画像出力後、画像出力開始時刻をTへ記録し(ステップ25)、iが終値かを判定する(ステップs32)。iが終値でなければ、iにMを加算して、ステップs21に移行する。
ステップs22で、iが1+2M以上の場合(ステップs22、i=>1+2M)、すなわち、3ページ目以降では、i−2M枚目とi−2M−1枚目の間の画像間隔変動量Dを下記(2)式で求める(ステップs26)。
=(Ti−M−Ti−2M)×L−Yi−2M−D…(2)
は基準画像間隔(mm)、Lは線速(mm/s)、Yi−2Mは(i−2M)枚目から(i−M−1)枚目までの面付け後画像副走査方向の長さ(mm)である。
次に、i枚目と(i+1)枚目の画像を、面付け画像間隔D−Dで面付けを行い、画像を出力する(ステップs27)。
次に、Jの始値をi+2、終値をi+M−1、増値を1に設定し(ステップs28)、ループを開始する。次に、j−1枚目、j枚目の画像を基準画像間隔Dと同じ面付け画像間隔で面付けして画像を出力する(ステップs29)。次に、j値が終値になったかを判定し(ステップs30)、j値が終値になっていなければ、jに1を加算してステップs29に移行して、ステップs29、s30を繰り返す。ステップs30で、jが終値になると、ループを終了する。この手順において、各ページの2枚目以降の画像と次の画像との間の面付け画像間隔は、基準面付け画像間隔が選択される。
ステップs30の後、画像出力後、画像出力開始時刻Tを不揮発メモリーなどに記憶し(ステップs31)、iが終値かを判定する。iが終値であれば(i=N)、ループを終了し、画像出力を完了する。iが終値(N)に至ってなければ、iにMを加算して、ステップs21に移行する。
上記処理においても、各ページの画像間隔の変動が、面付け画像間隔の調整によって吸収される。なお、この実施形態では、各ページの1枚目の画像と2枚目の画像との間の面付け画像間隔で画像間隔の変動を調整し、その他の面付け時の画像間隔は固定値としたが、いずれの面付け画像間隔で調整を行うかは本発明としては特に限定されるものではなく、各ページの2つ以上の面付け画像間隔で調整を行うようにしてもよく、各ページで面付け画像間隔の調整数を異なるものとしてもよい。
面付けを行う画像枚数を3とした場合、図6に示すように、画像Gの出力開始位置での画像間隔のずれ量は、画像Dの出力時のずれ量と画像Gの出力時のずれ量を合わせたものとなっている。しかし、画像Hの出力開始位置での画像間隔のずれ量は、面付け間隔の調整により、画像Dの出力時のずれ量が相殺され、画像Gの出力時のずれ量のみとなっている。よって、出力準備処理時間の変動による画像間隔のずれは、面付け間隔の調整により、補正されている。
なお、上記実施形態では、画像出力開始トリガに基づいて画像間隔変動量を算出しているが、画像書き込み完了信号を用いて画像間隔変動量を算出するようにしてもよい。
また、面付け時の面付け画像間隔の調整は、1dot単位で任意に制御することができる。以上のように、画像間隔の変動量は、面付け画像間隔へフィードバックすることで、画像間隔の変動を一定範囲に抑えることができる。
次に、面付けよる面付け画像間隔による調整を行わずに画像間隔変動量を吸収する方法について図8、9に基づいて説明する。
連続紙へ出力した画像を後処理機などで断裁する場合、後処理機自体の断裁位置ズレなどが存在するため、画像の縁にはある程度(例えば、1mm程度)の断裁代を入れておくことがある。この断裁代は断裁後に欠損することになる。
すなわち、断裁代がある場合、画像間隔変動が存在しない場合であっても、断裁後の画像縁は必ず欠損が生じることになる。よって、連続紙への画像出力時は、断裁を前提とし、断裁代を有する場合、画像間隔が大きくなった変動を抑制するために、画像欠損を生じさせて画像を形成しても影響は少ない。したがって、出力準備処理時間の変動による画像間隔変動量を、画像を欠損させる処理によって補正することができる。
この実施形態でも、基準画像間隔、基準面付け画像間隔は17mmとし、画像間隔の変動量を±0.4mmとして予測する。
また、画像間隔が減少するように画像間隔変動が生じた場合、画像先端に余白を挿入するのではなく、画像データの出力開始タイミングを遅延させることで画像間隔変動を吸収することができる。出力開始タイミングの遅延は、書き込み部などに対する画像データの送出を送らせてもよく、また、書き込み部などで出力するタイミングを遅らせるようにしてもよい。
上記の画像間隔が大きくなった場合および画像間隔が小さくなった場合の調整方法を図8に基づいて説明する。
画像Aと画像Bとが基準画像間隔を超えた画像間隔変動が生じた場合、断裁代の範囲内で画像を欠損させるように、画像Bの後の画像Cを形成し、画像A、B間の画像間隔変動を吸収する。この欠損は、上記したように支障がない。
また、画像Bの形成に際し、基準画像間隔よりも小さくなる画像間隔変動が生じた場合、次の画像における画像Dの画像形成開始タイミングを遅延させることで、画像間隔変動を吸収することができる。
図8に示すように、画像D出力開始時刻の遅延調整により、画像B、C間で発生した基準間隔よりも短くなったBの変動量が、Cの画像欠損によって相殺されていることがわかる。例えば、画像欠損させる部分の画像データを、レーザーやLEDなどの書き込み部を制御するハードウェアにデータに転送しないことでページ長を短くすることができる。
ただし、画像Cの出力準備処理時間の変動によって発生する画像間隔変動の影響は受けることになるが、ページ切り替え一回分のみに制限することができる。図8の画像C先端区の点線領域が欠損領域を示している。
また、Cによる画像間隔の変動によって画像間隔が短くなった場合、次のページでDを印刷する際に、画像データの出力開始タイミングを遅延させることで、Cの変動を相殺することができる。
Dで画像間隔が長くなる変動は、次ページ以降のページで画像欠損を行うことで変動を解消することができる。
この実施形態によれば、画像間隔が長くなった場合には、次に出力する画像先端を欠損させて出力を行い、画像間隔が短くなった場合には、次に出力する画像出力開始時刻の調整を行っている。上記処理を行うことで、画像の出力準備処理時間の変動によって発生した画像間隔のずれをその後の画像出力時に相殺することができる。この処理を繰り返すことで、全体として、ずれ量の累積を抑え、画像印刷位置のずれを補正することができる。
すなわち、画像間隔の変動量をタイミングや画像欠損へフィードバックすることで画像間隔の変動を一定範囲、かつ集約よりも狭い範囲に抑えることができる。
以下に各ページ間の画像間隔変動量を、画像を欠損させる処理または画像出力開始時刻を遅延させる処理を行うことで画像間隔を補正する手順について図9のフローチャートに基づいて説明する。以下の処理手順は、画像制御CPU113の制御によって実行される。
ジョブに基づいて、画像出力を開始する。ループ開始時の初期値の設定として、iの始値を1、終値N、増値として1が設定される(ステップs40)。
次に、iが1または2か、3以上かを判定する(ステップs41)。iが1または2の場合(ステップs41、i=1または2)、すなわち、2ページまでの場合、i枚目の画像を出力し(ステップs42)、画像出力開始時刻Tiを記録し(ステップs43)、iが終値かを判定する。iが終値の場合、画像出力を完了する。iが終値でない場合、iに1を加算し、ステップs41に戻る。
iが3以上の場合(ステップs41、i>=3)、すなわち3ページ以降では、i−2枚目とi−1枚目の間の画像間隔変動量Dを下記(3)式で求める(ステップs44)。
=(Ti−1−Ti−2)×L−Yi−2−D…(3)
は基準画像間隔(mm)、Lは線速(mm/s)、Yi−2はi−2枚目の画像面付け後画像副走査方向の長さ(mm)である。
次いで、算出した画像間隔変動量Dが0または正か、負かであるかを判定する(ステップs45)。画像間隔変動量Dが0または正の場合(ステップs45、D>=0)、i枚目の画像先端をDdだけ欠損させて出力する(ステップs46)。この際に、Dは断裁代以下であるものとする。Dが断裁代を超えていれば、断裁代分で画像欠損を行えばよい。次いで、画像出力開始時刻Tを記録する(ステップs47)。次いで、iが終値(N)かを判定する。iが終値(N)であれば、画像出力を完了する。iが終値でなければ、iに1を加算してステップs41に戻る。
ステップs45で、Dが負の場合(ステップs45、D<0)、下記式(4)によって遅延量Tを算出する(ステップs48)。
T=(Yi−2+D)/L×1000−(Ti−1−Ti−2) …(4)
ただし、Dは基準画像間隔(mm)、Lは線速(mm/s)、Yi−2はi−2枚目の画像面付け後画像副走査方向の長さ(mm)である。
遅延量の算出(ステップs48)後、i枚目の画像を遅延量Tだけ遅延させて出力する(ステップs49)。次いで、画像出力開始時刻Tiを記録し、iが終値(N)かを判定する。iが終値(N)であれば、画像出力を完了する。iが終値でなければ、iに1を加算してステップs41に戻る。
なお、上記では出力開始タイミングの遅延や欠損量は、時間(ms)ではなく、dot数で指定することができる。dot数によれば、1dot単位で任意に制御でき時間指定よりも細かく調整できる。
なお、上記実施形態では、面付け時の面付け画像間隔の調整に変えて画像間隔の変動量を補正する場合について説明したが、面付け画像間隔の調整と、画像データの出力開始タイミングの遅延および画像先端の欠損の一方または両方を組み合わせて画像間隔の変動を吸収するようにしてもよい。
上記各実施形態では、各ページの画像間隔の変動が生じた場合、対応可能な時期に画像間隔変動を吸収する補正処理を行うものとした。
しかし、この方法によらず、画像間隔の変動量を蓄積し、その蓄積量が閾値を超えないように補正処理を行うようにしてもよい。なお画像間隔のばらつきの最大値は予測可能であるため、最大値の変動が生じた場合に閾値を超えない所定値を設定しておき、蓄積量がこの所定値に達した際に変動量の補正処理を行うようにしてもよい。
以下に、その処理手順を図10に基づいて説明する。なお、以下では、画像間隔変動を面付け画像間隔の調整によって画像間隔を補正するものについて説明する。以下の手順は、制御CPU113の制御によって実行される。
ジョブに基づいて、画像出力を開始する。ループ開始時の初期値の設定として、iの始値を1、終値N(枚数)、増値としてM(面付け数)、画像間隔調整を行う所定値Kとして±α、画像間隔変動の累積量にD(初期値0)が設定される(ステップs60)。画像間隔変動が許容される閾値に対し、画像間隔変動が生じる最大値は予測されるので、|α+画像間隔変動最大値|が閾値を超えないようにαを定める。
次に、N−iが0か否かを判定する(ステップs61)。N−iが0の場合、iが奇数で終値であり、i枚目の画像を面付けすることなく出力し(ステップs63)、iが終値であるかを判定する(ステップs74)。この場合、iは終値であり、ループを終了し、画像出力を完了する。
ステップs61でN−iが0でない場合(ステップs61、else)、iが1または1+Mか、(1+2M)以上かを判定する(ステップs62)。iが1または1+Mの場合(ステップs62、i=1または1+M)、面付けの一枚目の画像に相当し、i枚目からi+M−1枚目までの画像を基準画像間隔で面付け出力する(ステップs64)。すなわち、2ページ目までは、固定された面付け画像間隔で画像を印刷する。次いで、画像出力後、画像出力開始時刻をTiへ記録し(ステップ65)、iが終値かを判定する(ステップs74)。iが終値でなければ、iに1を加算して、ステップs61に移行する。
ステップs62で、iが1+2M以上の場合(ステップs62、i≧(1+2M))、すなわち、3ページ目以降では、i−2M枚目とi−2M−1枚目の間の画像間隔変動量Dを下記(5)式で求める(ステップs66)。
=(Ti−M−Ti−2M)×L−Yi−2M−D…(5)
は基準画像間隔(mm)、Lは線速(mm/s)、Yi−2Mは、(i−2M)枚目から(i−M−1)枚目までの面付け後画像副走査方向の長さ(mm)である。
次いで、画像間隔変動量Dを累積値Dに加算し(ステップs67)、累積値Dが所定値K(±αに設定)を超えたかを判定する(ステップs68)。累積値DがKに至ってなければ(ステップs68、No)、面付け画像間隔による画像間隔の変動を行うことなく、ステップs64に移行して固定値の面付け画像間隔で面付けを行う。
累積値Dが所定値Kに至っていれば(ステップs68、Yes)、i枚目とi+1枚目の画像を、面付け画像間隔D−Dで面付けを行い、画像を出力する(ステップs69)。次に、Jの始値をi+2、終値をi+M−1、増値を1に設定し(ステップs70)、ループを開始する。ループでは、j−1枚目、j枚目の画像を基準画像間隔Dbで面付けして画像を出力する(ステップs71)。j値が終値になったかを判定し(ステップs72)、j値が終値になっていなければ、jに1を加算してステップs70に移行して、ステップs70、s71を繰り返す。ステップs72で、jが終値になると、ループを終了する。この手順において、各ページの2枚目以降の画像と次の画像との間の面付け画像間隔は、基準面付け画像間隔が選択される。
ステップs72の後、画像出力後、画像出力開始時刻Tiを不揮発メモリーなどに記憶し(ステップs73)、iが終値かを判定する。iが終値(N)であれば、ループを終了し、画像出力を完了する。iが終値(N)に至ってなければ、iにMを加算して、ステップs61に戻る。
上記処理においても、各ページの画像間隔の変動が、面付け画像間隔の調整によって吸収される。なお、この実施形態では、各ページの1枚目の画像と2枚目の画像との間の面付け画像間隔で画像間隔の変動を調整し、その他の面付け時の画像間隔は固定値としたが、いずれの面付け画像間隔で調整を行うかは本発明としては特に限定されるものではなく、各ページの2つ以上の面付け画像間隔で調整を行うようにしてもよく、各ページで面付け画像間隔の調整数を異なるものとしてもよい。
この実施形態によれば、画像間隔変動を一定の範囲内に抑えることができる上に、画像間隔変動の調整を少なくすることができ、制御部に対する処理負担を軽減することができる。
なお、上記実施形態では、画像間隔変動量を累積して、累積値が所定値に至ると面付け画像間隔による補正を行っているが、面付け画像間隔による補正ではなく、画像データの出力開始タイミングの遅延や画像先端の欠損において行うようにしてもよい。
以上、本発明について上記実施形態および実施例に基づいて説明を行ったが、本発明がこれらの記載内容に限定されるものではなく、当然に本発明を逸脱しない限りは適宜の変更が可能である。
1 画像形成システム
2 端末(PC)
3 LAN
18 定着ローラ
15 画像形成部
30 搬送路
31 搬送ローラ
113 制御CPU
115 不揮発メモリー
119 HDD
140 操作表示部
141 LCD
150 プリンター部
100 画像形成装置
200 給紙部
300 給紙調整部
400 排紙調整部
600 排紙部

Claims (14)

  1. ジョブの画像データに基づいて連続紙上に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部を制御し、ページ間の画像の画像間隔が所定間隔に設定されて前記所定間隔を標準にして前記連続紙上に複数ページで画像を印刷実行する制御部とを備え、
    前記制御部は、前ページまでの画像間隔変動に応じて、現ページにおいて画像データの出力開始タイミングの遅延、画像先端の欠損および面付け時の面付け画像間隔量の調整の1以上を行うものであって、
    前ページまでの画像間隔変動量を累積し、累積値が所定の閾値を超えないように、前記累積値が、前記閾値よりは小さい所定値に達するまでは、現ページにおいて画像データの出力開始タイミングの遅延、画像先端の欠損または面付け時の面付け画像間隔量の調整を行わず、前記累積値が前記所定値に達すると、現ページにおいて画像データの出力開始タイミングの遅延、画像先端の欠損および面付け時の面付け画像間隔量の調整の1以上を行うことを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記制御部は、前ページまでの画像間隔変動に応じて、現ページにおいて、画像データの出力開始タイミングの遅延と画像先端の欠損とを行うことを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。
  3. 前記制御部は、2ページ目までは、画像データの出力開始タイミングの遅延および画像先端の欠損をいずれも行わず、面付けの場合には、面付け画像間隔を予め決定した固定値とすることを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成システム。
  4. 前記制御部は、面付けを行う場合、面付け時に使用する画像データを2枚とすることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  5. 前記制御部は、面付けを行う場合、面付け時に使用する画像データが3枚以上のとき、1枚目の画像データと2枚目の画像データの面付け画像間隔のみを可変とし、3枚目以降の画像データの面付け画像間隔を予め決定した固定値とすることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  6. 前記制御部は、未出力の画像枚数が3枚となった場合、3枚の画像データを1ページに面付けすることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  7. 前記制御部は、未出力の画像枚数が1枚となった場合は面付けせずに出力することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  8. 前記制御部は、画像データの出力開始タイミングの遅延あるいは画像先端の欠損のいずれを選択対象にするかを、前ページ出力時の画像間隔変動量に基づいて決定することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  9. 前記制御部は、画像間隔が狭まって画像間隔変動量が負となった場合は、画像データの出力開始タイミングの遅延を選択対象にし、画像間隔が広がって画像間隔変動量が正となった場合は、画像先端の欠損を選択対象にすることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  10. 前記制御部は、画像データの出力開始タイミングの遅延あるいは画像先端の欠損を選択する場合、遅延量または画像先端の欠損量を、画像間隔変動量の絶対値に基づいて決定することを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  11. 前記制御部は、前記画像間隔変動量を、画像出力開始信号を発行した時点を基準にして算出することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  12. 前記制御部は、前記画像間隔変動量を、画像出力完了信号を検出した時点を基準にして算出することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の画像形成システム。
  13. 請求項1〜12のいずれかに記載の画像形成部と、請求項1〜12のいずれかに記載の制御部とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  14. ジョブの画像データに基づいて連続紙上に画像を形成する画像形成方法であって、
    ページ間の画像の画像間隔が所定間隔に設定されて前記所定間隔を基準にして前記連続紙上に複数ページで画像を印刷実行するステップと、
    前ページまでの画像間隔変動に応じて、現ページにおいて画像データの出力開始タイミングの遅延、画像先端の欠損および面付け時の面付け画像間隔量の調整の1以上を行う画像間隔補正ステップと、を有し、
    前記画像間隔補正ステップでは、前ページまでの画像間隔変動量を累積し、累積値が所定の閾値を超えないように、前記累積値が、前記閾値よりは小さい所定値に達するまでは、現ページにおいて画像データの出力開始タイミングの遅延、画像先端の欠損または面付け時の面付け画像間隔量の調整を行わず、前記累積値が前記所定値に達すると、現ページにおいて画像データの出力開始タイミングの遅延、画像先端の欠損および面付け時の面付け画像間隔量の調整の1以上を行うことを特徴とする画像形成方法。
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