JP6743397B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、中間転写ベルト等の像担持体を備える画像形成装置に関する。
トナーによる画像を用紙に形成する画像形成装置において、トナー像を坦持する感光体ドラムや、そのトナー像を用紙に転写する転写ベルト等の像坦持体の表面に付着した紙粉や残留トナー等を除去するためのクリーニングブレードを有するクリーニング装置を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
また、クリーニング装置の下流に、クリーニングブレードで除去しきれなかった異物を除去するためのスクレーパを有する別のクリーニング装置を設けた画像形成装置が知られている(特許文献2参照)。
特開2004−347864号公報 特開2012−203293号公報
しかしながら、上記特許文献2の場合、下流側に配置されたクリーニング装置では、スクレーパで除去した異物をシート状のシール部材で受けているが、シール部材上に溜まった異物が再度中間転写ベルトに付着してスクレーパをすり抜けてしまい、画像不良が発生するという問題があった。
本発明の目的は、スクレーパで除去した異物を確実にクリーニングユニットで回収して、画像不良が発生することのない画像形成装置を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の画像形成装置は、所定の作像条件に基づいてトナー像が形成される像担持体の表面に付着した異物を除去する第1のクリーニングユニットと、第1のクリーニングユニットよりも下流側に配置された、像担持体の表面に付着した異物を除去する除去部材と、除去部材で除去された異物を受ける受け部材と、を有する第2のクリーニングユニットと、受け部材を振動させる振動付与部と、作像条件に基づいて振動付与部を制御する制御部と、を備え、制御部は、第1のクリーニングユニットの寿命情報に基づいて、振動付与部を制御する。
本発明の画像形成装置によれば、スクレーパで除去した異物をクリーニングユニットで確実に回収することができるので、異物が再度像担持体に付着してスクレーパをすり抜けることを抑え
、画像不良の発生を防止することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 本発明の実施形態に係るクリーニング装置の概略構成図である。 本発明の実施形態に係るサブクリーニングユニット及び振動付与部の拡大構成図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の制御系の構成図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施形態に係る画像形成装置の一例を、図面を参照しながら説明する。なお、本発明は以下の例に限定されるものではない。
まず、本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成について説明する。図1は、本実施形態に係る画像形成装置1の概略構成図である。本実施形態の画像形成装置1は、電子写真方式により用紙に画像を形成するものであり、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)及びブラック(Bk)の4色のトナーを重ね合わせるタンデム形式のカラー画像形成装置である。
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置1は、原稿搬送部10と、用紙収納部20と、画像読取部30と、画像形成部40と、中間転写ベルト50と、搬送部23と、2次転写部60と、定着部80とを備える。
原稿搬送部10は、原稿をセットする原稿給紙台11と、複数のローラ12と、搬送ドラム13と、搬送ガイド14と、原稿排出ローラ15と、原稿排出トレイ16とを有している。原稿給紙台11にセットされた原稿Gは、複数のローラ12及び搬送ドラム13によって、画像読取部30の読み取り位置に1枚ずつ搬送される。搬送ガイド14及び原稿排出ローラ15は、複数のローラ12及び搬送ドラム13により搬送された原稿Gを原稿排出トレイ16に排出する。
画像読取部30は、原稿搬送部10によって搬送された原稿G又は原稿台31に載置された原稿の画像を読み取って、画像信号を生成する。具体的には、原稿Gの画像がランプLによって照射される。原稿Gからの反射光は、第1ミラーユニット32、第2ミラーユニット33、レンズユニット34の順に導かれて、撮像素子35の受光面に結像する。撮像素子35は、入射した光を光電変換して所定の画像信号として出力する。出力された画像信号はA/D変換され、これにより画像データが作成される。
また、画像読取部30は、画像処理部36を有している。画像処理部36は、A/D変換によって作成された画像データにシェーディング補正やディザ処理、圧縮等の処理を施して、制御部200のRAM203(図4参照)に格納する。なお、画像データは、画像読取部30から出力されるデータに限定されず、画像形成装置1に接続されたパーソナルコンピュータや他の画像形成装置などの外部装置から受信したものであってもよい。
用紙収納部20は、装置本体の下部に配置されており、用紙Sのサイズに応じて複数設けられている。この用紙Sは、給紙部21により給紙されて搬送部23に送られる。また、用紙収納部20の近傍には、手差部22が設けられている。この手差部22からは、用紙収納部20に収納されていないサイズの用紙やタグを有するタグ紙、OHPシート等の特殊紙が転写位置へ送られる。
搬送部23は、2次転写部60の下流側に設けられ、搬送ローラと、2次転写部60の近傍に設けられたレジストローラ対71とを備える。レジストローラ対71は、駆動ローラ71aと、駆動ローラ71aの上側に圧接した状態で配置された従動ローラ71bとからなる一対のローラで構成されている。そして、駆動ローラ71aと従動ローラ71bとの間に構成されるニップ部が用紙Sの搬送経路となる。
給紙部21より給紙されて搬送部23に送られてくる用紙Sは、搬送ローラ及びレジストローラ対71により転写位置である2次転写部60に搬送される。レジストローラ対71は、2次転写部60においてトナー像の転写が可能になるタイミングで、用紙Sを2次転写部60に送り出す。
画像読取部30と用紙収納部20の間には、画像形成部40と中間転写ベルト50が配置されている。画像形成部40は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色のトナー像を形成するために、4つの画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kを有する。
第1の画像形成ユニット40Yはイエローのトナー像を形成し、第2の画像形成ユニット40Mはマゼンタのトナー像を形成する。また、第3の画像形成ユニット40Cは、シアンのトナー像を形成し、第4の画像形成ユニット40Kは、ブラックのトナー像を形成する。これら4つの画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kは、それぞれ同一の構成を有しているため、ここでは代表して第1の画像形成ユニット40Yについて説明する。
第1の画像形成ユニット40Yは、ドラム状の感光体41と、感光体41の周囲に配置された帯電部42と、露光部43と、現像部44と、感光体クリーニング部45を有している。感光体41は、駆動モーター(図示を省略する)によって反時計回りに回転する。帯電部42は感光体41に電荷を与え感光体41の表面を一様に帯電する。露光部43は、原稿Gから読み取られた画像データに基づいて、感光体41の表面に対して露光操作を行い感光体41に静電潜像を形成する。
現像部44は、感光体41に形成された静電潜像にイエローのトナーを付着させる。これにより、感光体41の表面には、イエローのトナー像が形成される。なお、第2の画像形成ユニット40Mの現像部44は、感光体41にマゼンタのトナーを付着させ、第3の画像形成ユニット40Cの現像部44は、感光体41にシアンのトナーを付着させる。そして、第4の画像形成ユニット40Kの現像部44は、感光体41にブラックのトナーを付着させる。
感光体41上に付着したトナーは、中間転写ベルト50に転写される。感光体クリーニング部45は、中間転写ベルト50に転写した後、感光体41の表面に残留しているトナーを除去する。
中間転写ベルト50は、無端状に形成されており、像担持体駆動部である駆動モーター(図示を省略する)で感光体41の回転方向とは逆方向の時計回りに回転する。中間転写ベルト50における各画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kの感光体41と対向する位置には、1次転写部51が設けられている。この1次転写部51は、中間転写ベルト50にトナーと反対の極性を印加することで、感光体41上に形成されたトナー像を中間転写ベルト50に転写させる。なお、駆動モーターは、中間転写ベルト50をクリーニングする際に中間転写ベルト50の回転方向を時計回りと反対方向に回転させることができる。
そして、中間転写ベルト50が回転することで、中間転写ベルト50の表面には、4つの画像形成ユニット40Y,40M,40C,40Kで形成されたトナー像が順次転写される。これにより、中間転写ベルト50上には、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックのトナー像が重なり合いカラー画像が形成される。
中間転写ベルト50の近傍で、かつ搬送部23の下流側には、2次転写部60が配置されている。2次転写部60は、中間転写ベルト50が張架された転写上ローラ52と、中間転写ベルト50を挟んで転写上ローラ52側に押圧された転写下ローラ61からなる転写ローラ対で構成されている。
2次転写部60では、搬送部23においてレジストローラ対71で狭持されて搬送されてきた用紙Sを転写下ローラ61で中間転写ベルト50側に押圧する。そして、2次転写部60は、搬送部23から送られてきた用紙S上に中間転写ベルト50に形成されたカラーのトナー像を転写する。中間転写ベルトクリーニング装置53は、用紙Sに転写した後、中間転写ベルト50の表面に残留しているトナーを除去する。中間転写ベルトクリーニング装置53の構成については後で詳述する。
定着部80は、2次転写部60の、用紙Sが搬送される下流側(排出側)に設けられており、一対の上定着ローラ81及び下定着ローラ82からなる定着ローラ対を有する。定着部80では、未定着のトナー像を有する用紙Sを上定着ローラ81及び下定着ローラ82で狭持して加圧加熱することに、用紙Sにトナー像を定着させる。
定着部80の下流には、切換ゲート24が配置されている。切換ゲート24は、定着部80を通過した用紙Sの搬送経路を切り換える。すなわち、切換ゲート24は、片面画像形成におけるフェースアップ排紙を行う場合に、用紙Sを直進させる。これにより、用紙Sは、一対の排紙ローラ25によって排紙される。また、切換ゲート24は、片面画像形成における画像形成面を下方に向けて排紙するフェースダウン排紙、及び、両面画像形成を行う場合に、用紙Sを下方に案内する。
フェースダウン排紙を行う場合は、切換ゲート24によって用紙Sを下方に案内した後に、用紙反転搬送部26によって表裏を反転して上方に搬送する。これにより、用紙Sは、一対の排紙ローラ25によって排紙される。両面画像形成を行う場合は、切換ゲート24によって用紙Sを下方に案内した後に、用紙反転搬送部26によって表裏を反転し、再給紙路27により再び用紙を転写位置へ送る。
また、一対の排紙ローラ25の下流側に、用紙Sを折ったり、用紙Sに対してステーブル処理等を行ったりする後処理装置を配置してもよい。
以下、中間転写ベルトクリーニング装置53の構成について、図2を用いて説明する。
図2は、本実施形態の画像形成装置の中間転写ベルトクリーニング装置53の構成を示す拡大図である。
図2に示すように、中間転写ベルトクリーニング装置53は、中間転写ベルト50の表面側に並んで配置された第1のクリーニングユニットであるメインクリーニングユニット91と、第2のクリーニングユニットであるサブクリーニングユニット92を備えている。メインクリーニングユニット91が中間転写ベルト50の回転方向上流側に配設されており、サブクリーニングユニット92がメインクリーニングユニット91に隣接して中間転写ベルト50の回転方向下流側に配設されている。
メインクリーニングユニット91は、所定方向(図中時計回り)に回動する中間転写ベルト50の表面に当接して異物を除去するクリーニングブレード91aと、クリーニングブラシ91b、クリーニングブレード91a及びクリーニングブラシ91bを支持するケーシング91cと、を備えている。
サブクリーニングユニット92は、メインクリーニングユニット91よりも下流側で、中間転写ベルト50の表面に当接して異物を除去するスクレーパ92aと、スクレーパ92aの上流側で中間転写ベルト50の表面に当接しているシール部材92bと、スクレーパ92aとシール部材92bを支持するケーシング92cとを備えている。
メインクリーニングユニット91のクリーニングブレード91a、クリーニングブラシ91bは、中間転写ベルト50の表面に付着したトナーを含む異物を除去する部材である。クリーニングブレード91aは、中間転写ベルト50の回動方向に対してカウンター方向に、クリーニングブレード91aの先端(エッヂ)を中間転写ベルト50の表面に当接させている。クリーニングブレード91aの材質は、例えばウレタンゴムであるが、その他任意の弾性材料を用いてもよい。
サブクリーニングユニット92のスクレーパ92aは、メインクリーニングユニット91で除去しきれなかった中間転写ベルト50の表面に付着したトナーを含む異物を除去する部材である。このスクレーパ92aは、中間転写ベルト50の回動方向に対してカウンター方向に、スクレーパ92aの先端(エッヂ)を中間転写ベルト50の表面に当接させている。スクレーパ92aの材質は、例えばステンレスなどの金属であるが、その他任意の材料を用いてもよい。
受け部材であるシール部材92bは、中間転写ベルト50の表面に当接している。シール部材92bは、例えば可撓性を有する樹脂フィルムからなり、中間転写ベルト50の表面からスクレーパ92aによって除去された異物を受け止めてサブクリーニングユニット92内の貯留部に送り込む。また、シール部材92bは、サブクリーニングユニット92の外へ異物がこぼれたり漏れたりしないように、中間転写ベルト50の表面に密接している。
図3は、サブクリーニングユニット92及び振動付与部100の構成を示す拡大構成図である。
図3に示すように、シール部材92bは、ケーシング92cの一部を構成するシール保持部材93の一端に連結保持されている。シール保持部材93のシール部材92bが連結されている側と反対側の端部は、被たたき部材94に支持されている。
シール部材92bを保持するシール保持部材93は、板金を折り曲げることにより形成されている。シール保持部材93は、サブクリーニングユニット92のケーシング92cの底部の一部を構成し、中間転写ベルト50側の端部には、接着剤等によってシール部材92bが装着されている。シール保持部材93の他端部側には、被たたき部材94に取り付けられるための平面部93aが形成されている。
被加振部材としての被たたき部材94は、金属材料で形成されたプレート部材であり、上部には受け部材を取り付けるための平面を有する装着部94aが形成されている。装着部94aは、中間転写ベルト50側に延出するように形成されている。被たたき部材94の中間転写ベルト50側と反対側の端部には、後述する加振部材101によって叩かれるための被たたき部94bが形成されている。被たたき部94bは、加振部材101からの衝撃に耐えられるように肉厚に構成されており、加振部材101から受ける衝撃を吸収する。
シール保持部材93は、平面部93aの下面を被たたき部材94の装着部94aの上面に密着させて、ねじ等で固定連結することにより、被たたき部材94に取り付けられる。また、被たたき部材94は、シール保持部材93を取り付けた状態で、画像形成装置の筐体の一部に固設される。なお、サブクリーニングユニット92を交換する際は、シール保持部材93と被たたき部材94の連結を解除して、被たたき部材94を残して、サブクリーニングユニット92とともにシール保持部材93を新しいものに交換するようにしてもよい。
振動付与部100は、被たたき部材94に衝突して振動を与える加振部材101と、加振部材101に当接する偏心カム102と、偏心カム102を駆動するモーター103を備えている。
加振部材101は、金属材料で形成された略ブーメラン状のプレート部材で構成されている。
加振部材101の中間転写ベルト側の端部には、被たたき部材94の被たたき部94bを叩くための衝突部101aが形成されている。また、加振部材101の他端部には、偏心カム102に当接するための当接部101bが形成されている。また、加振部材101の当接部101b側の上部には、アームバネ104が連結されており、このアームバネ104によって加振部材101の当接部101b側が上方に付勢され、常に当接部101bが偏心カム102に当接するように構成されている。なお、アームバネ104の端部は、振動付与部100を構成するユニットの筐体105に固定されている。
加振部材101の中央部には、加振部材101を上下方向に揺動可能に支持する回転支軸部101cが設けられている。回転支軸部101cは、プレート部材を貫通するように形成された貫通孔と、この貫通孔に挿通された、ユニット筐体105に固定された軸部材とで構成されている。
偏心カム102は、加振部材101の当接部101bの近傍であって、当接部101bと当接できる位置に設けられている。また、加振部材101の下方には、偏心カム102を駆動するためのモーター103が設けられている。偏心カム102とモーター103との間には、モーター103の駆動力を偏心カム102に伝えるためのカム等の駆動力伝達部106が設けられている。
なお、振動付与部100は、サブクリーニングユニット92の交換時に分離できるようにサブクリーニングユニット92とは別体になるように画像形成装置1の筐体に設置されているが、サブクリーニングユニット92と同時に交換できるようにサブクリーニングユニット92と一体になるよう構成してもよい。
図4に示す制御部200から指令を受けた振動付与部100のモーター103が偏心カム102を駆動すると、偏心カム102が加振部材101の当接部101bに当接した状態で回転する。そして、偏心カム102に形成された段差部により、加振部材101が回転支軸部101cを中心にして揺動する。加振部材101が揺動することにより、衝突部101aが上下方向に移動して、被たたき部材94の被たたき部94bに衝突する。これにより、被たたき部材94に取り付けられたシール保持部材93に衝撃が伝わり、シール保持部材93に装着されたシール部材92bが振動する。
図4は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置1の制御系の構成を示す。
図4に示すように、画像形成装置1は、制御部200を備える。制御部200は、例えばCPU(Central Processing Unit)201と、CPU201が実行するプログラム等を記憶するためのROM(Read Only Memory)202と、CPU201の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)203と、を有する。さらに、画像形成装置1は、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)204と、操作表示部205を有する。なお、ROM202としては、通常電気的に消去可能なプログラマブルROMが用いられる。
制御部200は、画像読取部30、画像処理部36、画像形成部40、給紙部21、振動付与部100,環境測定部110、管理部111、HDD204及び操作表示部205にそれぞれシステムバス207を介して接続され、装置全体を制御する。
HDD204は、画像読取部30で読み取って得た原稿画像の画像データを記憶したり、出力済みの画像データ等を記憶したりする。操作表示部205は、液晶表示装置(LCD)又は有機ELD(Electro Luminescence Display)等のディスプレイからなるタッチパネルである。この操作表示部205は、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。さらに、操作表示部205は、複数のキーを備え、ユーザのキー操作による各種の指示、用紙の種別情報、印刷モード、プリント処理枚数などのデータの入力を受け付ける入力部としての役割を持つ。
環境測定部110は、画像形成装置が設置された周囲の環境条件(温度、湿度等)の情報を取得する役割を持つ。また、管理部111は、ユニット交換時期やプリント処理枚数等に基づいてメインクリーニングユニット91が継続して使用できる期間である残存寿命等を計算し、管理する役割を持つ。
画像読取部30は、原稿画像を光学的に読み取って電気信号に変換する。例えば、カラー原稿を読み取る場合は、一画素当たりRGB各10ビットの輝度情報をもつ画像データを生成する。画像読取部30によって生成された画像データや、画像形成装置1に接続された外部装置の一例を示すPC(パーソナルコンピュータ)220から送信される画像データは、画像処理部36に送られ、画像処理される。画像処理部36は、受信した画像データに対し、カバレッジ量の計算、シェーディング補正、画像濃度調整、画像圧縮等の画像処理を行う。また、画像形成部40は、画像処理部36によって画像処理された画像データを受け取り、画像データに基づいて用紙S上に画像を形成する。
制御部200は、加振部材101を振動させる振動強度、加振部材101を振動させる振動周期、加振部材101によりシール保持部材93を振動させる振動タイミング(振動回数)に基づいて振動量を決定し、決定した振動量を実行するように振動付与部100の制御を行う。また、制御部200は、中間転写ベルト50が停止したタイミングで、加振部材101を動作させるように、振動付与部100を制御する。
なお、本例では、外部装置としてパーソナルコンピュータを用いた例を説明したが、これに限定されるものではなく、外部装置は、例えばファクシミリ装置等その他各種の装置を用いることができる。
図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置1の動作を示すフローチャートである。
図5に示すように、本実施の形態例では、ステップS10において、操作表示部205の入力部にプリント条件が入力される。次に、ステップS10で入力されたプリント条件に基づいて、プリントに使用される用紙の種別の判断が行われる(ステップS11)。次に、画像処理部36において、用紙に形成されるトナー像のカバレッジ量が計算される(ステップS12)。次に、ステップS10で入力されたプリント条件に基づいて、印刷モードの判断が行われる(ステップS13)。次に、ステップS11〜ステップS13の結果に基づいて、制御部200において、加振部材101の振動強度、振動周期、振動回数による振動量が決定される(ステップS14)。
次に、本実施の形態の画像形成装置1における中間転写ベルト50の表面に付着したトナーを含む異物の除去について説明する。
トナー像を用紙Sに二次転写した中間転写ベルト50は回動し、そのトナー像が形成されていた部分が中間転写ベルトクリーニング装置53に向けて送られる。
まず、中間転写ベルト50の表面に付着している転写残トナーを含んだ異物は、メインクリーニングユニット91のクリーニングブラシ91b、クリーニングブレード91aによって擦り落とされる。クリーニングブレード91aによって中間転写ベルト50の表面から除去された異物は、メインクリーニングユニット91のケーシング91c内に溜められる。
次いで、クリーニングブレード91aによって除去しきれなかった異物は、サブクリーニングユニット92のスクレーパ92aによって掻き取られる。スクレーパ92aによって中間転写ベルト50の表面から除去された異物は、重力によって落下しシール部材92bに受け止められる。その後、シール部材92bにガイドされてサブクリーニングユニット92のケーシング92c内に回収される。一旦ケーシング92c内に回収された異物は、シール部材92bによって、サブクリーニングユニット92の外へこぼれないように保持される。
本実施の形態では、例えば、用紙の種別がコート紙、カバレッジが10%、印刷モードが片面、プリント処理枚数が1k枚の場合、制御部200は、加振部材101の振動強度が3N、振動周期が10Hz、振動回数が5回になるように振動付与部100の制御を行い、サブクリーニングユニット92のシール部材92bを振動させる。また、例えば、用紙の種別が普通紙、カバレッジが1%、印刷モードが両面、プリント処理枚数が10k枚の場合、制御部200は、積算プリント枚数が2k枚毎に、加振部材101の振動強度が3N、振動周期が10Hz、振動回数が20回になるように振動付与部100の制御を行い、サブクリーニングユニット92のシール部材92bを振動させる。
このように、本実施の形態では、シール部材92bに受け止められて堆積する異物の量を予想して、その量に応じて振動付与部100によりシール部材92bを振動させる。これにより、シール部材92bの先端に堆積した異物が、中間転写ベルト50の表面に再付着し、スクレーパ92aをすり抜けることを確実に防ぐことができ、画像不良の発生を防止することができる。また、不必要な振動をシール部材92bに与えることを防ぎ、異物がシール部材92bの先端と中間転写ベルト50との隙間からサブクリーニングユニット92の外へこぼれてしまうことを防止できる。
また、本実施の形態における制御部200が実行する振動付与部100の制御は、以下のような実施例で行われる。
[実施例1]
トナー像が形成される用紙が普通紙の場合は、コート紙に較べて紙粉が発生する量が多く、この紙粉が活剤と混ざることにより、メインクリーニングユニット91で除去しきれない異物の量が増加する。これにより、サブクリーニングユニット92のスクレーパ92aによって掻き落とされる異物の量が増え、シール部材92bで受け止められる異物の量も増える。
本実施例では、操作表示部205に入力される画像形成時に使用される用紙の種別に基づいて、振動付与部100を制御する。例えば、以下の[表1]のように、紙粉が発生しやすい普通紙を用いたプリントが続く場合には、紙粉が発生しにくいコート紙よりも、サブクリーニングユニット92のシール部材92bの振動回数を多くして振動量を増やし、確実に異物をケーシング92c内に回収する。なお、本例では、プリントの積算枚数が2k枚に到達する毎に、振動付与部100の制御を実行する。
Figure 0006743397
[実施例2]
用紙に形成されるトナー像の面積が小さい場合、すなわち、カバレッジが低い場合には、外添剤の量が減っていくため、メインクリーニングユニット91で除去しきれない異物の量が増加する。これにより、サブクリーニングユニット92のスクレーパ92aによって掻き落とされる異物の量が増え、シール部材92bで受け止められる異物の量も増える。
本実施例では、画像処理部36で計算される用紙に形成されるトナー像のカバレッジ情報に基づいて、振動付与部100を制御する。例えば、以下の[表2]のように、カバレッジが低い状態でのプリントが続く場合には、カバレッジが高い状態よりも、サブクリーニングユニット92のシール部材92bの振動回数を多くして振動量を増やし、確実に異物をケーシング92c内に回収する。なお、本例では、プリントの積算枚数が2k枚に到達する毎に、振動付与部100の制御を実行する。
Figure 0006743397
[実施例3]
用紙の両面にトナー像を形成する両面モードの場合は、中間転写ベルト50の温度が上昇することに伴い、メインクリーニングユニット91のクリーニングブレード91aが温められて軟らかくなる。これにより、メインクリーニングユニット91での異物のすり抜けが発生しやすくなり、片面モードの場合よりもサブクリーニングユニット92のスクレーパ92aによって掻き落とされる異物の量が増え、シール部材92bで受け止められる異物の量も増える。
本実施例では、操作表示部205に入力される用紙にトナー像を形成する際の印刷モードに基づいて、振動付与部100を制御する。例えば、以下の[表3]のように、両面モードでのプリントが続く場合には、片面モードでのプリントが続く場合よりも、サブクリーニングユニット92のシール部材92bの振動回数を多くして振動量を増やし、確実に異物をケーシング92c内に回収する。なお、本例では、プリントの積算枚数が2k枚に到達する毎に、振動付与部100の制御を実行する。
Figure 0006743397
[実施例4]
メインクリーニングユニット91の累積使用時間が長くなった場合、すなわち、メインクリーニングユニット91の残存寿命が短くなった場合には、クリーニングブレード91aが劣化し、異物のすり抜けが発生しやすくなる。これにより、メインクリーニングユニット91の残存寿命が長い場合に較べて、サブクリーニングユニット92のスクレーパ92aによって掻き落とされる異物の量が増え、シール部材92bで受け止められる異物の量も増える。
本実施例では、管理部111のメインクレーニングユニット91の寿命情報に基づいて、振動付与部100を制御する。例えば、メインクリーニングユニット91の残存寿命が短くなった場合は、メインクリーニングユニット91の残存寿命が長い場合よりも、サブクリーニングユニット92のシール部材92bの振動回数を多くして振動量を増やし、確実に異物をケーシング92c内に回収する。
[実施例5]
画像形成装置1が設定された場所の周囲の温度が高くなった場合、すなわち、メインクリーニングユニット91の温度が高くなった場合には、クリーニングブレード91aが温められて軟らかくなる。これにより、メインクリーニングユニット91での異物のすり抜けが発生しやすくなり、サブクリーニングユニット92のスクレーパ92aによって掻き落とされる異物の量が増え、シール部材92bで受け止められる異物の量も増える。
本実施例では、環境測定部110の画像形成装置1が設置された周囲の環境条件に基づいて、振動付与部100を制御する。例えば、画像形成装置1が設定された場所の周囲の温度が高い場合には、温度が低い場合よりも、サブクリーニングユニット92のシール部材92bの振動回数を多くして振動量を増やし、確実に異物をケーシング92c内に回収する。なお、本例では、温度に基づいて、振動付与部100の制御を行ったが、湿度に基づいて、振動付与部100の制御を行うようにしてもよい。
[実施例6]
本実施例では、制御部200は、操作表示部205に入力される1回のジョブ指示に基づいて実行されるプリント処理枚数に応じて、振動付与部100を制御する。例えば、制御部200は、操作表示部205において1回のジョブで2k枚のプリント処理枚数が指示された場合には、加振部材101により3Nの力で被たたき部材94を20回叩くように設定するが、1回のジョブで1k枚のプリント処理枚数が指示された場合には、被たたき部材94を叩く回数を10回に減らして振動量を少なくし、シール部材92bが必要以上に振動することを抑え、サブクリーニングユニット92から異物がこぼれることを防止する。
[実施例7]
シール部材92b上の異物を移動させる場合には、加振部材101を振動させる振動強度、加振部材101を振動させる振動周期、加振部材101でシール保持部材93を振動させるタイミングに基づいて決められる振動量よって、シール部材92b上の異物を移動させる能力が決まる。
本実施例では、制御部200で、加振部材101を振動させる振動強度、加振部材101を振動させる振動周期、加振部材101でシール保持部材93を振動させるタイミング(振動回数)を制御することで振動量を決定し、シール部材92b上の異物を移動させる能力を決定する。例えば、画像形成装置1の生産性を向上させるために、被たたき部材94を叩く時間を短くする必要がある場合には、単位時間で受け部材94を叩く回数を増やすこと、すなわち、加振部材101を振動させる振動周期を短くすることにより、シール部材92b上の異物を移動させる能力を同じに維持することができる。また、加振部材101で被たたき部材94を叩く振動強度を大きくすることにより同様の効果を得ることができる。
[実施例8]
また、シール部材92b上に堆積した異物を移動させる場合に、堆積した異物の量が多い状態でシール部材92bを強く振動させると、振動の衝撃によって、シール部材92bの先端と中間転写ベルト50の隙間から異物がサブクリーニングユニット92の外へこぼれるおそれがある。
本実施例では、制御部200で、最初は加振部材101の振動強度を小さくして振動量を減らし、その後徐々に振動強度を大きくして振動量を増やすように制御する。例えば、制御部200は、最初は2Nの力で被たたき部材94を5回叩くようにし、その後4Nの力で被たたき部材94を5回叩くように、振動付与部100の制御を行う。このように、シール部材92b上に堆積した異物をある程度ケーシング92c内へ移動させた後に、加振部材101の振動強度を大きくすることにより、異物がシール部材92bの先端と中間転写ベルト50との隙間からサブクリーニングユニット92外へこぼれることを防ぐことができる。
[実施例9]
また、中間転写ベルト50を挟んで、シール部材92bと対向する位置に、シール部材92b先端の中間転写ベルト50に当接している角度を変更する角度変更部材を設けてもよい。角度変更部材は、例えば、図2に示すような中間転写ベルト面に対して垂直方向に移動可能なローラ状の押し当て部材108である。押し当て部材を移動させることにより、シール部材92b先端の中間転写ベルト50に当接している角度を大きくした後に、シール部材92bを振動させるようにしてもよい。ここで、当接している角度とは、中間転写ベルト50の垂線と、シール部材92bの先端部とが成す角度を言う。これにより、重力を利用して、シール部材92b上の異物を効率よくケーシング92c内へ移動させることができる。このように、シール部材92b上の異物の量を少なくした状態でシール部材92bに振動を加えることにより、加振部材101で被たたき部材94を叩く回数を減らすことができ、シール部材92bの先端と中間転写ベルト50の隙間から異物がこぼれることを防止することができる。
[実施例10]
また、駆動モーターにより、中間転写ベルト50の回転方向を逆方向に回転させた後に、シール部材92bを振動させるようにしてもよい。中間転写ベルト50を逆転させることにより、シール部材92bの先端に堆積した異物をケーシング92c内へ移動させることができる。このように、シール部材92b上の異物の量を少なくした状態でシール部材92bに振動を加えることにより、加振部材101で被たたき部材94を叩く回数を減らすことができ、シール部材92bの先端と中間転写ベルト50の隙間から異物がこぼれることを防止することができる。
[実施例11]
また、受け部材移動部としてシール保持部材93に支点軸を設け、中間転写ベルト50面に対してシール保持部材93を回動可能としてもよい。受け部材移動部によってシール保持部材93を中間転写ベルト50側に回動させて、シール部材92bの中間転写ベルト50に接触する面積を大きくした後に、シール部材92bを振動させてもよい。これにより、シール部材92bが振動する際に、シール部材92bの先端が中間転写ベルト50から離れにくくなるので、シール部材92bの先端と中間転写ベルト50の隙間から異物がサブクリーニングユニット92外へこぼれることを防ぐことができる。
[実施例12]
シール部材92b上に堆積する異物の場所は、用紙に形成されたトナー画像の位置により偏りが生じる場合がある。また、シール部材92bの端部の近くには、ケーシング92cを構成する壁があるため、シール部材92b上を移動する異物がケーシング92cの壁部に堰き止められて、シール部材92bの端部付近に堆積する場合もある。
本実施例では、加振部材101とアームバネ104とをユニット化して、偏心カム102の動きに合わせて、加振部材101の位置を回転支軸部101cの軸部材に沿って移動可能とする。このように、加振部材101で被たたき部材94bの異なる場所を叩くことができるので、例えば、シール部材92bの端部に異物が堆積してしまった場合には、加振部材101の位置を被たたき部材94bの端部に移動させて叩くことで、シール部材92bの端部を振動させることができる。これにより、シール部材92bの端部上の異物を確実にケーシング92c内に回収することができる。なお、本例では、加振部材101を移動させる方向はシール部材92bの幅方向としたが、加振部材101をシール部材92bの幅方向と垂直の方向に移動させて、シール部材92bの中間転写ベルト50側の部位を叩くようにしてもよい。
[実施例13]
本実施例では、回転支軸部101cの軸部材に複数の加振部材101を設け、シール部材92bの幅方向に沿って配置することにより、シール部材92bを均等に振動させることができる。これにより、シール部材92b上に堆積した異物の場所に関わらず、異物をケーシング92c内に回収することができる。また、異物が溜まりやすいシール部材92bの端部付近に配置された加振部材101で叩く回数を、シール部材92bの中央付近に配置された加振部材101で叩く回数よりも多くするように制御してもよい。これにより、堆積しやすいシール部材92b端部の異物を効率よく回収することができる。
なお、本発明は上述しかつ図面に示した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、本実施の形態では、中間転写ベルト50をクリーニング対象物として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、像担持体である感光体41をクリーニング対象物としてもよく、例えば、感光体41の表面に付着した異物を除去する感光体クリーニング部45に本発明を適用してもよい。
1…画像形成装置、10…原稿搬送部、11…原稿給紙台、12…ローラ、13…原稿台、20…用紙収納部、21…給紙部、22…手差部、23…搬送部、24…切換ゲート、25…排紙ローラ、26…用紙反転搬送部、27…再給紙路、30…画像読取部、40…画像形成部、40C…第3の画像形成ユニット、40K…第4の画像形成ユニット、40M…第2の画像形成ユニット、40Y…第1の画像形成ユニット、41…感光体、42…帯電部、43…露光部、44…現像部、45…感光体クリーニング部、50…中間転写ベルト、51…1次転写部、52…転写上ローラ、53…中間転写ベルトクリーニング装置、60…2次転写部、61…転写下ローラ、71…レジストローラ対、80…定着部、91…メインクリーニングユニット、91a…クリーニングブレード、91c…ケーシング、92…サブクリーニングユニット、92a…スクレーパ、92b…シール部材、92c…ケーシング、93…シール保持部材、94…被たたき部材、94a…装着部、94b…被たたき部、100…振動付与部、101…加振部材、101a…衝突部、101b…当接部、102…偏心カム、103…モーター、104…アームばね、105…筐体、108…押し当て部材

Claims (14)

  1. 所定の作像条件に基づいてトナー像が形成される像担持体の表面に付着した異物を除去する第1のクリーニングユニットと、
    前記第1のクリーニングユニットよりも下流側に配置された、前記像担持体の表面に付着した異物を除去する除去部材と、前記除去部材で除去された異物を受ける受け部材と、を有する第2のクリーニングユニットと、を備えた画像形成装置であって、
    前記受け部材を振動させる振動付与部と、
    前記作像条件に基づいて、前記振動付与部を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記第1のクリーニングユニットの寿命情報に基づいて、前記振動付与部を制御する
    画像形成装置。
  2. 所定の作像条件に基づいてトナー像が形成される像担持体の表面に付着した異物を除去する第1のクリーニングユニットと、
    前記第1のクリーニングユニットよりも下流側に配置された、前記像担持体の表面に付着した異物を除去する除去部材と、前記除去部材で除去された異物を受ける受け部材と、を有する第2のクリーニングユニットと、を備えた画像形成装置であって、
    前記受け部材を振動させる振動付与部と、
    前記作像条件に基づいて、前記振動付与部を制御する制御部と、
    前記受け部材の前記像担持体の表面に対する当接角度を変更する当接角度変更部と、を備え、
    前記当接角度変更部により前記受け部材の前記像担持体の表面に対する当接角度を変更した後に、前記振動付与部により前記受け部材を振動させる
    画像形成装置。
  3. 所定の作像条件に基づいてトナー像が形成される像担持体の表面に付着した異物を除去する第1のクリーニングユニットと、
    前記第1のクリーニングユニットよりも下流側に配置された、前記像担持体の表面に付着した異物を除去する除去部材と、前記除去部材で除去された異物を受ける受け部材と、を有する第2のクリーニングユニットと、を備えた画像形成装置であって、
    前記受け部材を振動させる振動付与部と、
    前記作像条件に基づいて、前記振動付与部を制御する制御部と、
    前記像担持体の移動方向を逆転させる像担持体駆動部と、を備え、
    前記像担持体の移動方向を逆転させた状態で、前記振動付与部により前記受け部材を振動させる
    画像形成装置。
  4. 所定の作像条件に基づいてトナー像が形成される像担持体の表面に付着した異物を除去する第1のクリーニングユニットと、
    前記第1のクリーニングユニットよりも下流側に配置された、前記像担持体の表面に付着した異物を除去する除去部材と、前記除去部材で除去された異物を受ける受け部材と、を有する第2のクリーニングユニットと、を備えた画像形成装置であって、
    前記受け部材を振動させる振動付与部と、
    前記作像条件に基づいて、前記振動付与部を制御する制御部と、
    前記受け部材の先端位置を移動させる受け部材移動部と、を備え、
    前記受け部材の前記像担持体の表面に対する接触面積を大きくした後に、前記振動付与部により前記受け部材を振動させる
    画像形成装置。
  5. 所定の作像条件に基づいてトナー像が形成される像担持体の表面に付着した異物を除去する第1のクリーニングユニットと、
    前記第1のクリーニングユニットよりも下流側に配置された、前記像担持体の表面に付着した異物を除去する除去部材と、前記除去部材で除去された異物を受ける受け部材と、を有する第2のクリーニングユニットと、を備えた画像形成装置であって、
    前記受け部材を振動させる振動付与部と、
    前記作像条件に基づいて、前記振動付与部を制御する制御部と、
    前記振動付与部は、前記受け部材に衝突し振動を付与するために、前記受け部材に対して、近づく方向及び離れる方向に移動可能に構成された加振部材を備え、
    前記制御部は、前記加振部材を振動させる振動強度、前記加振部材を振動させる振動周期、前記加振部材により受け部材を振動させる振動タイミングにより決まる振動量に基づいて、前記振動付与部を制御する
    画像形成装置。
  6. 前記制御部は、トナー像が形成される用紙の種別情報に基づいて、前記振動付与部を制御する
    請求項2〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、用紙に形成されるトナー像のカバレッジ情報に基づいて、前記振動付与部を制御する
    請求項2〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記制御部は、用紙の片面のトナー像を形成する片面モードか用紙の両面にトナー像を形成する両面モードかの印刷モードに基づいて、前記振動付与部を制御する
    請求項2〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記制御部は、1回のプリント指示に基づいて実行されるプリント処理枚数に基づいて、前記振動付与部を制御する
    請求項2〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記制御部は、画像形成装置が設置された周囲の環境条件に基づいて、前記振動付与部を制御する
    請求項2〜5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  11. 前記制御部は、前記振動量が経時で大きくなるように、前記振動付与部を制御する
    請求項5に記載の画像形成装置。
  12. 前記受け部材に連結された被加振部材と、を備え、
    前記加振部材は、前記被加振部材に衝突することにより、前記受け部材を振動させる
    請求項5に記載の画像形成装置。
  13. 前記加振部材を複数備えている
    請求項5に記載の画像形成装置。
  14. 前記加振部材が前記受け部材に衝突する場所によって、前記振動量を異ならせる
    請求項5又は請求項13に記載の画像形成装置。
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