JP6743187B2 - 改善されたウェットアウトを提供するウェイトアプリケータヘッド - Google Patents

改善されたウェットアウトを提供するウェイトアプリケータヘッド Download PDF

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Description

(関連出願の相互参照)
本米国特許出願は、2016年5月17日出願の米国仮出願第62/337,592に対して米国特許法第119(e)条に基づく優先権を主張する。この先行出願の開示内容は、本出願の開示内容の一部とみなされ、引用により全体が本明細書に組み込まれる。
本開示は、ホイール用のウェイトアプリケータアプリケータ(取付装置)に関し、より詳細には、取付中のホイールバランスウェイトのウェットアウトを改善したウェイトアプリケータに関する。
一般に、ホイール及び/又はタイヤを備えたホイール(ホイール組立体)は、回転時にアンバランスを引き起こす非対称性の質量を有する場合がある。例えばこれらの非対称性は、製造欠陥から生じる場合がある。通常、非対称性を克服するためには、ホイール又はホイール組立体は、ホイールバランスウェイトを用いて非対称性を是正するよう、工場又は修理業者がバランス調整を行う。ホイールバランスウェイト又はホイールバランスウェイトのセットを決定された位置に配置することにより、ホイールバランスウェイトがホイール又はホイール組立体をバランス調整し、これにより使用時の可能性のある振動問題を防止する。従来は、ホイールバランサーが、ホイールバランスウェイトをホイールの外側リップ上に配置していた。これらのウェイトにホイールのリップにウェイトを固定するためのクリップ又は留め具が含まれていたので、これら従来のウェイトは、「バングオン」ウェイト又は「クリップオン」ウェイトとして知られている。これら従来のウェイトを取り付けるスタイル及び方法に起因して、ウェイトは、体裁が悪く及び外れ易く、ホイールが損傷して促進腐食につながる可能性があった。従来のウェイトに関する問題に対処する手段として、ホイールバランサーは、接着性のホイールバランスウェイトを使用し始めた。
どのようなタイプの接着剤でも、接着強度は、用途に応じて変わる可能性がある。例えば、接着剤は、接着剤よりも低い表面エネルギーを有する表面には結合できないことが多い。表面エネルギーにより、接着剤が適切にウェット(濡れ)又はウェットアウトするのが妨げられるので、接着剤が結合することができない。接着剤がウェットアウトすると、接着剤は、表面を流動して覆い、接着接触領域を最大にする。接着剤のウェットアウトに影響を及ぼす他の潜在的な問題は、塗布圧力、塗布中の気泡の存在、又は不適切に準備された表面とすることができる。ホイールバランスウェイトに関連する接着が、ホイールの表面に十分に結合できない場合には、ホイールバランスウェイトは、使用中にホイールから剥がれる可能性がある。ホイールバランスウェイトをホイールに取り付ける既知のシステム及び方法が現在使用されているが、関連技術における改善の継続的な必要性が依然としてある。
本開示の1つの態様は、ウェイトアプリケータヘッド及び少なくとも1つのアクチュエータを含むアプリケータを提供する。ウェイトアプリケータヘッドは、ホイールバランスウェイトを保持するように適合され、ウェイト保持領域及び先導回転領域を備えたウェイト取付面を有する。少なくとも1つのアクチュエータは、ウェイトアプリケータヘッドに結合されて、少なくとも1つの方向でウェイトアプリケータヘッドを操作する。少なくとも1つの方向は、半径方向成分を有する。先導回転領域は、ウェイト保持領域よりも半径方向にさらに延びるように方向決めされる。
本開示の実施構成は、以下の任意選択の特徴要素のうちの1又は2以上を含むことができる。一部の実施構成において、ウェイトアプリケータヘッドは、少なくとも2つの方向でウェイトアプリケータヘッドを操作する。少なくとも2つの方向は、半径方向成分と回転方向成分とを有することができる。ウェイトアプリケータヘッドは、ウェイト受け位置とウェイト取付位置との間で移動するよう構成することができる。ウェイト取付位置では、ウェイトアプリケータヘッドは、ホイールバランスウェイトをホイールの内側面に移動するよう構成することができる。ウェイト取付面は、ホイールの内側面の曲率半径よりも小さな曲率半径を有することができる。
一部の実施例において、ウェイトアプリケータは、ホイールのホイールディスクに固定するように構成された位置合わせポストを含む。位置合わせポストは、中心ボア開口にてホイールディスクに固定することができ、位置合わせ肩部が、中心ボア開口を囲むハブ装着プレート上に配置される。ウェイト保持領域は、ウェイト保持機構を有することができる。ウェイト保持機構は、埋込マグネット、凹部ポケット、又は真空吸引機構のうちの少なくとも1つとすることができる。
一部の実施構成において、ウェイトアプリケータは、少なくとも1つのアクチュエータを制御するように構成されたコントローラを含む。少なくとも1つのアクチュエータは、半径方向アクチュエータ又は回転アクチュエータのうちの少なくとも1つとすることができる。ウェイトアプリケータは更に、ウェイトアプリケータヘッドに接続され、少なくとも6自由度で移動するよう構成されたアプリケータシャーシを含むことができる。
本開示の別の態様は、ホイールバランスウェイトをホイールに取り付ける方法に関する。本方法は、ホイールバランスウェイトをウェイトアプリケータヘッドに取り付けるステップと、ホイールバランスウェイトの前縁の一部のみがホイールに接触するように、ウェイトアプリケータヘッドをホイールの一部に向けて延伸するステップと、を含む。本方法はまた、ホイール及びウェイトアプリケータヘッドのうちの少なくとも1つを回転するステップを含む。
本態様は、以下の任意選択の特徴のうちの1又は2以上を含むことができる。一部の実施構成において、ホイール及びウェイトアプリケータヘッドのうちの少なくとも1つを回転するステップは、ホイールとは異なる曲率半径を有する円弧でウェイトアプリケータヘッドを回転させるステップを含む。本方法はまた、ホイールバランスウェイトを回転ローラと重ね合わせるステップを含み、回転ローラは、ホイールバランスウェイトの後縁に隣接している。本方法は更に、ウェイトアプリケータヘッドをホイールのホイールディスク開口に位置合わせするステップを含むことができる。本方法はまた、コントローラを用いてウェイトアプリケータヘッド)を制御するステップを含むことができる。
一部の実施例において、本方法は、ウェイトアプリケータヘッドをホイールのホイールディスク開口に位置合わせするステップと、ホイールバランスウェイトを回転ローラと重ね合わせるステップとを含む。回転ローラは、ホイールバランスウェイトの後縁に隣接することができる。ホイールバランスウェイトを取り付けるステップは、ウェイト保持機構によりホイールバランスウェイトを取り付けるステップを含むことができる。ウェイト保持機構は、埋込マグネット、凹部ポケット、又は真空吸引機構のうちの少なくとも1つとすることができる。
本開示の1又は2以上の実施構成の詳細事項は、添付図面及び以下の詳細な説明に記載されている。他の態様、特徴及び利点は、本明細書及び図面並びに請求項から明らかになるであろう。
例示的なウェイトアプリケータ環境の斜視図である。 アプリケータシャーシがホイールと係合した状態の例示的なウェイトアプリケータ環境の側面図である。 ウェイトアプリケータがウェイト受け位置にある、例示的なウェイトアプリケータ環境の平面図である。 ウェイトアプリケータが第1の時間期間にてウェイト取付位置にある、例示的なウェイトアプリケータ環境の平面図である。 ウェイトアプリケータが第2の時間期間にてウェイト取付位置にある、例示的なウェイトアプリケータ環境の平面図である。 ウェイトアプリケータが第3の時間期間にてウェイト取付位置から後退した、例示的なウェイトアプリケータ環境の平面図である。 例示的なウェイトアプリケータ環境の斜視図である。 例示的なウェイトアプリケータヘッドの斜視図である。 ウェイトアプリケータがウェイト受け位置にある、例示的なウェイトアプリケータ環境の平面図である。 図6Aの例示的なウェイトアプリケータヘッドの拡大図である。 ウェイトアプリケータが第1の時間期間にてウェイト取付位置にある、例示的なウェイトアプリケータ環境の平面図である。 図6Cの例示的なウェイトアプリケータヘッドの拡大図である。 ウェイトアプリケータが第2の時間期間にてウェイト取付位置にある、例示的なウェイトアプリケータ環境の平面図である。 図6Eの例示的なウェイトアプリケータヘッドの拡大図である。 ウェイトアプリケータが第3の時間期間にてウェイト取付位置から後退した、例示的なウェイトアプリケータ環境の平面図である。 例示的なウェイトアプリケータ環境の斜視図である。 ホイールと係合した図7の例示的なウェイトアプリケータ環境の側面図である。
種々の図面における同じ参照符号は、同じ要素を示している。
図1は、ウェイトアプリケータ環境10の一実施例である。ウェイトアプリケータ環境10は、ホイール20又はホイール20を備えたホイール組立体と、ホイール20上に装着されたタイヤ30とを含む。ホイール20は、ホイールディスク24及び側壁26により定められたホイールキャビティ22を形成する形状を有する。側壁26は、曲率半径rciに対応する内側面半径riを備えた内側面26iを有する。ホイールディスク24の中心に向かって、ホイールディスク24は、中心ボア28CBを有するハブ装着プレート28に至る。中心ボア28CBは、ホイール20の中心を定める開口である。
ウェイトアプリケータ環境10は更に、ウェイトアプリケータ100、アプリケータシャーシ200、及びコントローラ300を含む。ウェイトアプリケータ100は、側壁26の内側面26i上の位置にホイールバランスウェイト40を配置するよう構成される。ホイールバランスウェイト40の位置は、ホイール20及び/又はホイール組立体20、30のアンバランスに依存して決まる。ホイールバランスウェイト40の位置及びサイズの決定は、ウェイトアプリケータ環境10の前又は連動して起こる。例えば、ホイール20及び/又はホイール組立体20、30は、ウェイトアプリケータ100によりホイールバランスウェイト40のバランス調整及び配置の際に類似の位置又は類似の保管区域に存在することができる。他の実施例において、ホイールバランスウェイト40の位置は、ウェイトアプリケータ100が予めマーク付けされた位置と整列して、ホイールバランスウェイト40を配置するように、内側面26i上に予めマーク付けすることができる。ホイールバランスウェイト40は、別個の金属ウェイト材料の所定の長さの部片又は事前カット部片にカットされたウェイトテープとすることができる。ウェイトアプリケータ100によって配置されたホイールバランスウェイト40は、ホイールバランスウェイト接着剤42を含む。ホイールバランスウェイト接着剤42により、スチール、亜鉛、鉛又は他の金属(例えば、複合金属)などのウェイトバランス材料44が側壁26の内側面26iに接着することができる。ホイールバランスウェイト接着剤42は、車両の運転中にホイール組立体20、30が回転したときに、ホイール20bの内側面26iに接着する接着強度を有する。
ウェイトアプリケータ100は、アプリケータシャーシ200に剛体接合されたウェイトアプリケータヘッド110を含む。ウェイトアプリケータヘッド110は、曲率半径rcaを有するウェイト取付面112を有する。ウェイトアプリケータヘッド110の曲率半径rcaは、ホイール20の内側面26iの曲率半径rciよりも小さい、等しい、又はより大きいとすることができる。ウェイト取付面112は、ウェイト保持領域114と、先導回転領域116とを有する。ウェイト保持領域114は、ホイールバランスウェイト40を配置するのに先だって、該ホイールバランスウェイト40を所定位置に保持するウェイト取付面112上の区域である。換言すると、ウェイト保持領域114は、ホイールバランスウェイト40を保持するように適合される。ウェイト保持領域114は、埋込マグネット、圧入(例えば、凹部ポケット)、又は真空吸引(例えば、逆向きの空気流を伴う小開口)のような幾つかのウェイト保持機構を用いてホイールバランスウェイト40を保持することができる。
図1を更に参照すると、アプリケータシャーシ200は、コントローラ300によって制御される6自由度で構成されたロボットアームとすることができる。アプリケータシャーシ200は、少なくとも1つのアクチュエータ210、220と、シャーシカプラ230とを含む。一部の実施構成において、少なくとも1つのアクチュエータは、半径方向アクチュエータ210及び/又は回転アクチュエータ220である。半径方向アクチュエータ210は、ウェイトアプリケータ100に接続された半径方向アクチュエータシャフト240を作動させて、ウェイトアプリケータ100が、ウェイト受け位置P1(例えば、図1〜3A、3D〜4、6A、6G)とウェイト取付位置P2(例えば、図3B〜3C、6C〜6F)との間で移動するようにする。ウェイト取付位置P2は、ウェイトアプリケータ100上に保持されたホイールバランスウェイト40の少なくとも一部分が側壁26の内側面26iに接触しているある範囲の位置に相当する。ウェイト受け位置P1は、ウェイト取付位置P2以外の、半径方向アクチュエータシャフト240のある範囲の運動に沿ったあらゆる位置である。換言すると、ウェイトアプリケータ100は、ウェイト取付位置P2以外のあらゆる位置でホイールバランスウェイト40を受けることができる。例外は、ウェイトアプリケータ100がホイールキャビティ22(図1に示すような)の外部にある場合である。何れの位置においても、先導回転領域116は、ウェイト保持領域114よりも半径方向にさらに延びるように方向決めすることができる。これは、ウェイトアプリケータ100がホイールキャビティ22の外部(例えば、上方)にあるときに、半径方向アクチュエータシャフト240は、ホイール20の側壁26に干渉することなく所定位置まで完全に延びることができることに起因する。
アプリケータシャーシ200の回転アクチュエータ220は、ハブ装着プレート28の面28に垂直な軸線Aの周りでウェイトアプリケータ100を回転させるように構成される。ウェイトアプリケータ100の回転運動では、ウェイトアプリケータヘッド110のウェイト取付面112は、ホイール20の内側面26iを追従し、ウェイトアプリケータ100がウェイト取付位置P2にあるときに、ウェイトアプリケータ100上のホイールバランスウェイト40をホイール20の内側面26iに取り付けることができるようになる。回転アクチュエータシャフト250は、回転アクチュエータ220をウェイトアプリケータ100に接続する。一部の実施例において、回転アクチュエータシャフト250は、回転アクチュエータ220の回転により、半径方向アクチュエータ210が同時に又は順次的に作動可能にするように、半径方向アクチュエータ210に接続する。
シャーシカプラ230は、アプリケータシャーシ200が6自由度で作動するのを可能にする、ユニバーサルジョイントのような継手である。6自由度の場合、アプリケータシャーシ200は、3つの垂直軸の周りを回転する能力(例えば、ヨー、ピッチ、又はロール)と組み合わせて、前/後、上/下(例えば、軸線Aに沿って)、又は左右揺動などの3つの垂直軸の位置を変更する能力を有する。一部の実施構成において、シャーシカプラ230は、回転アクチュエータシャフト250をコントローラシャフト260と連結する。
コントローラ300は、少なくとも半径方向アクチュエータ210及び回転アクチュエータ220を作動させるように構成される。一部の実施例において、コントローラ300は、半径方向アクチュエータ移動制御モジュール及び回転アクチュエータ移動制御モジュールを含むウェイトアプリケータモジュールを有する。ウェイトアプリケータモジュールは、半径方向アクチュエータ210(例えば、移動距離)及び回転アクチュエータ220(例えば、回転度)の動作パラメータを制御及び調整する。加えて又は代替として、コントローラ300は、アプリケータシャーシ200を6自由度に関連する位置に移動させる追加のアクチュエータを用いて構成することができる。例えば、一部の実施構成において、アプリケータシャーシ200は、手動でホイールキャビティ22に位置付けられる。
しかし、より自動化されたホイールアプリケータ環境10のような他の実施構成では、コントローラ300は、ハブ装着プレート28に垂直な軸線Aに沿った位置の間でアプリケータシャーシ200を移動させて、ホイールバランスウェイト40が配置されることになるホイールキャビティ22内にウェイトアプリケータヘッド110を位置付けることができるようにする、線形アクチュエータ(図示せず)を作動させるように構成される。
ホイールバランスウェイト40をホイール20に取り付ける際に、ウェイトアプリケータ100は、半径方向アクチュエータ210の作動から力Fを加える。この力Fは、ホイールバランスウェイト40の前縁40LE(図3A)をホイール20の内側面26iに接着させる。ホイール20へのホイールバランスウェイト40の初期の接触の後で、ウェイトアプリケータヘッド110とホイール20の内側面26iとの間の相対運動は、ホイールバランスウェイト40をホイール20への移動を完了するまでし続ける。ウェイトアプリケータヘッド110とホイール20の内側面26iとの間の相対運動は、ウェイトアプリケータ100の回転運動、又は回転源(図示せず)からのホイール20の回転運動、又はこれら両方の何らかの組み合わせにより提供することができる。ホイールバランスウェイト40を移動するために、ホイールバランスウェイト40と内側面26iとの間の接着剤の剪断強度は、ホイールバランスウェイト40とウェイトアプリケータヘッド110との間の保持力(例えば、埋込マグネット磁力、圧入の摩擦、又は真空の吸引力)よりも大きい。ホイールバランスウェイト40と内側面26iとの間の接着剤の剪断強度はまた、望ましくない相反力を導入する可能性があり、この相反力は、ホイール20又はウェイトアプリケータ100が滑らかで無い動き又はスリップ(例えば、アプリケータシャーシ200からの制御された運動を妨害又は阻害する)を生じさせる可能性がある。望ましくない力を低減するために、ウェイトアプリケータ環境10は、アプリケータシャーシ200及びウェイトアプリケータ100に対するホイール20の動きを制御することができる。一部の実施例は、ホイール20及びアプリケータシャーシ200を相互連結して、相互連結部での摩擦力がホイールバランスウェイト40の取付時の力を相殺するようにすることを含む。加えて又は代替として、アプリケータシャーシ200は、ホイールバランスウェイト40の移動中にアプリケータシャーシ200の移動を阻止するロック機構を有することができる。
図1及び図2を更に参照すると、アプリケータシャーシ200は、任意選択的に、位置合わせ領域270を含むことができる。位置合わせ領域270は、アプリケータシャーシ200をホイール20と相互連結するよう、及び/又はウェイトアプリケータ100を所定位置に整列させてホイールバランスウェイト40を配置するよう機能することができる。一部の実施例において、位置合わせ領域270は、位置合わせポスト272と位置合わせ肩部274とを含む。
図2に示すように、アプリケータシャーシ200は、軸線Aに沿って位置合わせ位置PRに並進する。位置合わせ位置PRは、ホイールバランスウェイト40がホイール20の内側面26iに対して比較的垂直に配置されるように、ウェイトアプリケータ100がハブ装着プレート28に平行な平面内にある位置である。一実施例として、図2は、位置合わせ領域270がホイールディスク24のハブ装着プレート28と嵌合する位置合わせ位置PRを示している。位置合わせ位置PRにおいて、位置合わせポスト272は、位置合わせ肩部274がハブ装着プレート28の面28Sに抗して機械的ストップとして機能するまで、中心ボア28CBを通じて移動する。一部の実施例において、機械的ストップとして、位置合わせ肩部係合面274は、ハブ装着プレート28の面28Sと嵌合する。他の実施例において、位置合わせ位置PRは、コントローラ300が軸線Aに沿ってアプリケータシャーシ200を並進して、位置合わせ位置PRにおいてアプリケータシャーシ200を維持するようにコントローラ300によって設定される。或いは、アプリケータシャーシ200は、ウェイトアプリケータ100が位置合わせ位置PRに確実にあるように機械的に構成する(例えば、シャフト長さを設定する)ことができる。
図3A〜図3Dは、ウェイトアプリケータ100によりホイールバランスウェイト40を取り付けるときのウェイトアプリケータ環境10における時間シーケンスの実施例である。図3Aは、ウェイトアプリケータ100がホイールキャビティ22内にあって、ウェイトアプリケータヘッド110がウェイト受け位置P1にある、時間Tの初期期間t0の一実施例である。図3Aは、ホイールバランスウェイト接着剤42がホイールバランスウェイト40の最外層であり、該ホイールバランスウェイト接着剤42がホイール20の内側面26iに面して最初に内側面26iに接するようになることを示している。換言すると、ホイールバランスウェイト接着剤42は、ホイールバランスウェイト40の前縁40LEの最外層である。
図3Bは、ウェイトアプリケータ100がホイールキャビティ22内にあって、ウェイトアプリケータヘッド110がウェイト取付位置P2にある、時間Tの第1の期間t1の一実施例である。時間Tの第1の期間t1では、半径方向アクチュエータ210は、半径方向アクチュエータシャフト240及び接続されたウェイトアプリケータヘッド110を延伸させるよう力Fを加えた。ウェイト取付位置P2では、半径方向アクチュエータ210が、ホイールバランスウェイト40を取付接触ゾーンZcに取り付けるための力Fを提供する。取付接触ゾーンZcは、ウェイト取付位置P2における前縁40LEでホイールバランスウェイト接着剤42が内側面26iに接触する区域に相当する。取付接触ゾーンZcは、ホイールバランスウェイト40の取付中にウェイトアプリケータ100の移動領域に対応する取付ゾーンZAの一部である。取付ゾーンZAは、ウェイトアプリケータ100によりホイールバランスウェイト40をホイール20に取り付けるときに、回転アクチュエータ220の回転Rの角度に比例する円弧長を有する。内側面26iの曲率半径rciに対するウェイト取付面112の曲率半径rcaの比が減少すると、取付接触ゾーンZcは、ウェイトアプリケータヘッド110のウェイト取付面112が内側面26iに重なり合う接線区域から、ウェイト取付面112と内側面26iとの間の接触点まで小さくなる。同様に、比が減少すると、力Fは、第1の区域A1にわたって分布した力から第2の区域A2にわたる力に移行することになる。従って、曲率半径の比は、ホイールバランスウェイト40の取付時のウェットアウト及び積層を制御する助けとなることができる。
図3Cは、ウェイトアプリケータ100がウェイト取付位置P2においてホイールキャビティ22内にある時間Tの第2の期間t2の一実施例である。時間Tの第2の期間t2では、ウェイトアプリケータヘッド110のウェイト取付面112は、ホイールバランスウェイト40の第1の部分40aをホイール20の内側面26iに取り付けている。ウェイトアプリケータ100がホイール20に対して回転すると、第2の期間t2でのウェイト取付面112は、ホイールバランスウェイト40の第2の部分40bに対応する取付接触ゾーンZcに力Fを加えている。ウェイトアプリケータ100が、取付接触ゾーンZcをホイールバランスウェイト40の異なる部分に移動させると、ウェイトアプリケータ100とホイール20の間の相対回転運動は、ウェイト取付面112とホイール20の内側面26iとの間のギャップGを通じてホイールバランスウェイト40を引き寄せる。この引き寄せは、ホイールバランスウェイト接着剤42の剪断強度に起因して起こる。ウェイトアプリケータ100が、ギャップGを通じてホイールバランスウェイト40の第2の部分40bを引き寄せると、ギャップGにより、ウェイト取付面112が圧力を加え、取付接触ゾーンZcでホイールバランスウェイト40の第2の部分40bを内側面26iに接着することが可能となる。一部の実施例において、ギャップGの幅は、ホイールバランスウェイト40の幅と実質的に等しいとすることができる。他の実施例において、ギャップGの幅は、取付圧力を増大させるために、ホイールバランスウェイト40の幅よりも小さくすることができる。
図3Dは、ウェイトアプリケータ100がホイールキャビティ22内にあり、ウェイト取付位置P2からウェイト受け位置P1まで引き戻された、時間Tの第3の期間t3の一実施例である。時間Tの第3の期間t3では、ウェイトアプリケータ100は、ホイール20に対する相対回転Rを完了しており、ホイールバランスウェイト40をホイール20の内側面26iに完全に接着している。ウェイトアプリケータヘッド110は、ホイール20の内側面26iから後退している。
図4〜6は、ウェイトアプリケータ100が回転ローラ120を含むことを除いて、図1〜3と同様のウェイトアプリケータ環境10を示している。図5で示されるように、回転ローラ120は、ウェイト取付面112に平行な軸線A120の周りにR120を回転する。一部の実施例において、回転ローラ120は、ウェイト保持領域114内に又はウェイト保持領域114に隣接しており、ホイールバランスウェイト40がウェイトアプリケータ100からホイール20の内側面26iに移動されるときに、回転ローラ120がホイールバランスウェイト40に接触して転動するようになる。例えば、回転ローラ120は、ホイールバランスウェイト40の後縁40TEに配置される。
図6A〜6Gは、図3A〜3Dと同様に、回転ローラ120を有するウェイトアプリケータ100によりホイールバランスウェイト40を取り付けるときのウェイトアプリケータ環境10における時間シーケンスの実施例である。図6A〜6Gを参照すると、ウェイトアプリケータ環境10におけるウェイトアプリケータ100の構造及び機能は、以下の記載及び/又は図示の何れかの例外は別として、図A〜3Dと実質的に同様とすることができる。従って、同様の特徴の構造及び/又は機能は、ここでは詳細には記載せず、異なる部分のみを以下で検討する。
図6A〜6Bは、ウェイトアプリケータ100がホイールキャビティ22内にあって、ウェイトアプリケータヘッド110がウェイト受け位置P1にある、時間Tの初期期間t0の一実施例である。図5に記載したウェイトアプリケータヘッド110は、ホイールバランスウェイト40の後縁40TEに隣接した回転ローラ120を含む。図6Bに示すように、回転ローラ120は、ウェイト取付面112からホイール20の内側面26iに向かって突出する。一部の実施例において、回転ローラ120の突出部Pは、ホイールバランスウェイト接着剤42から距離dだけ回転ローラ120をオフセットさせている。距離d及び/又は突出部Pは、ウェイトアプリケータ100がホイールバランスウェイト40をホイール20の内側面26iに取り付けるときに、回転ローラ120がホイールバランスウェイト40に圧力を加えることができるように構成される。
図6C〜6Dは、回転ローラ120を有するウェイトアプリケータ100がホイールキャビティ22内にあり、ウェイトアプリケータヘッド110がウェイト取付位置P2にある時間Tの第1の期間t1の実施例である。時間Tの第1の期間t1では、回転ローラ120は取付接触ゾーンZc内にあるが、依然としてホイールバランスウェイト40に接触していなければならない。これらの実施例において、ホイールバランスウェイト40は最初に、前縁40LEにて、ホイール20の内側面26iに取り付けられ、次いで、ウェイトアプリケータ100が取付ゾーンZAを通ってホイールに対して回転した後、回転ローラ120がホイールバランスウェイト40を転動する。一部の実施例において、回転ローラ120は、ホイールバランスウェイト40が取り付けられたときにホイール20の内側面26iには直接接触していない。
図6E〜6Fは、回転ローラ120を有するウェイトアプリケータ100がホイールキャビティ22内にあり、ホイールキャビティ22がウェイト取付位置P2にある、時間Tの第2の期間t2の実施例である。時間Tの第2の期間t2では、回転ローラ120がホイールバランスウェイト40に圧力を加える。一部の実施例において、回転ローラ120の突起部Pにより、内側面26iへの取り付けの間にホイールバランスウェイト40がそこを通って引き寄せられるギャップGが縮小されるので、回転ローラ120が付加されたウェイトアプリケータ100は、より多くの圧力をホイールバランスウェイト40に加える。加えて又は代替として、ウェイトアプリケータ100は、ウェイト取付位置P2にて、回転ローラ120が、ウェイト取付面112と組み合わせて又はウェイト取付面112単独ではなく(例えば、図3A〜3D)、回転ローラ120を取り付ける手段として機能するように構成することができる。例えば、回転ローラ120は、取付の際にホイールバランスウェイト40に均一な圧力を提供することができる。例えば、回転ローラ120は、取付の際にホイールバランスウェイト40に均一な圧力を提供することができる。均一な圧力及び/又は増大した圧力波、ホイールバランスウェイト接着剤42のウェットアウトを改善し、ひいてはホイール20への接着を改善する。
図7は、ウェイトアプリケータ環境10の一実施例である。ウェイトアプリケータ環境10は、ホイールバランスウェイト40を側壁26aの円錐状円錐状内側面26aiを有するホイール20に取り付けるように構成されたウェイトアプリケータ100を含む。円錐内側面26は、軸線Aに向かう方向又は軸線Aから離れる方向で傾斜することができる。ホイールバランスウェイト40を内側面26iを有するホイール20に取り付けるためには、好ましくは、少なくとも1つのアクチュエータ(例えば、280)が、軸線Aに垂直な軸線A1の周りでRcを回転するよう構成される。図7に示すように、ウェイトアプリケータヘッド110がウェイト受け位置P1とウェイト取付位置P2の間で移動するときに、軸線A1は、ハブ装着プレート28に平行で且つウェイトアプリケータ100の駆動方向DTに垂直とすることができる。少なくとも1つのアクチュエータは、半径方向アクチュエータ210(例えば、図7に示すように280)と同じ、又は回転アクチュエータ220と同じ、或いはアプリケータシャーシ200の追加のアクチュエータとすることができる。加えて又は代替として、アクチュエータ280は、ウェイトアプリケータヘッド110に、又は半径方向アクチュエータシャフト240のウェイトアプリケータヘッド端部に配置することができる。何れの場合でも、コントローラ300は、アクチュエータ280を作動させるように構成することができる。軸線A1の周りでRcを回転することにより、ウェイトアプリケータ100がウェイト取付位置P2にてホイールバランスウェイト40を取り付けるときに、アクチュエータ280は、ウェイトアプリケータヘッド110のウェイト取付面112の少なくとも一部がホイール20の円錐状内側面26iの少なくとも一部を追従する(すなわち、ほぼ水平になる)ように、ウェイトアプリケータ100を枢動させる。一部の実施例において、図7により示されるようなウェイトアプリケータ環境10は、上述のような回転ローラ120を含むことができる。
図8は、ホイール20内の図7の例示的なウェイトアプリケータ環境10の側面図である。ウェイトアプリケータ100は、軸線Aに垂直な軸線A1の周りをRcで回転するよう構成される少なくとも1つのアクチュエータ(例えば、280)を含む。少なくとも1つのアクチュエータ280は、Rcで回転して、ウェイトアプリケータヘッド110のピッチ又は角度を調整し、ホイールバランスウェイト40が、ホイール20の円錐状内側面26aiに比較的垂直に配置されるようにする。ホイールバランスウェイト40を円錐状内側面26aiに比較的垂直に配置することにより、ホイールバランスウェイト40は、より接着しやすくなり、ウェットアウトが改善される。
幾つかのアクチュエータについて、種々の実施形態と共に本明細書で説明してきた。これらのアクチュエータは、手動で又は自動的に作動させることができるが、電気的プログラム制御下で動作する1又は2以上のコントローラ(PLC、汎用デジタルコンピュータ、アナログコントローラ、その他)によってアクチュエータをプログラムで作動させることにより、優れた利便性が得られることは想定される。
幾つかの実施構成を説明してきた。それにもかかわらず、本開示の精神及び範囲から逸脱することなく、様々な修正をなすことができる点は理解されるであろう。従って、他の実施構成も添付の請求項の範囲内にある。
40 ホイールバランスウェイト
100 ウェイトアプリケータ
110 ウェイトアプリケータヘッド
112 ウェイト取付面
114 ウェイト保持領域
116 先導回転領域
210 半径方向アクチュエータ

Claims (23)

  1. ホイールバランスウェイト(40)をホイール(20)の内側面(26 i )に取り付けるように構成されるウェイトアプリケータ(100)の部分であって、
    ウェイト保持領域(114)及び先導回転領域(116)によって構成されるウェイト取付面(112)を有するウェイトアプリケータヘッド(110)を備え、
    前記ホイールバランスウェイト(40)が前記ホイール(20)の内側面(26 i )に取り付けられている時に、前記ウェイト取付面(112)の前記ウェイト保持領域(114)は、第1の半径距離で前記ホイール(20)の内側面(26 i )に対向して配置されるよう構成され、前記ウェイト取付面(112)の前記先導回転領域(116)は、第2の半径距離で前記ホイール(20)の内側面(26 i )に対向して配置されるよう構成されて、
    前記第2の半径距離は、前記第1の半径距離より大きい、ウェイトアプリケータ(100)の部分
  2. 前記ウェイトアプリケータヘッド(110)と連結する少なくとも1つのアクチュエータを更に備え、
    前記少なくとも1つのアクチュエータ(210)は、半径方向成分と回転方向成分とを含む少なくとも2つの方向で前記ウェイトアプリケータヘッド(110)を操作する、請求項1に記載のウェイトアプリケータ(100)の部分
  3. 前記ウェイトアプリケータヘッド(110)は、ウェイト受け位置(P1)とウェイト取付位置(P2)との間を移動するよう構成される、請求項1に記載のウェイトアプリケータ(100)の部分
  4. 前記ウェイト取付位置(P2)において、前記ウェイトアプリケータヘッド(110)は、前記ホイールバランスウェイト(40)を前記ホイール(20)の内側面(26i)に移動するよう構成される、請求項3に記載のウェイトアプリケータ(100)の部分
  5. 前記ウェイトアプリケータヘッド(110)は、前記ホイールバランスウェイト(40)を前記ホイール(20)の内側面(26iに対して垂直な方向に沿って移動させるよう構成される、請求項4に記載のウェイトアプリケータ(100)の部分
  6. 前記ホイールの内側面(26 i )は、円錐状の内側面によって構成され、
    前記ウェイト取付位置(P2)において、前記ウェイトアプリケータヘッド(110)は、前記ホイールバランスウェイト(40)を前記ホイール(20)の前記円錐状内側面(26ai)に直交する角度で配置するために、回転可能に構成される、請求項4に記載のウェイトアプリケータ(100)の部分
  7. 前記ウェイト取付面(112)は、ホイール(20)の内側面(26iによって構成される第2の曲率半径(rci)よりも小さい第1の曲率半径(rcaによって構成される、請求項1に記載のウェイトアプリケータ(100)の部分
  8. 前記ウェイトアプリケータ(100)を前記ホイール(20)に連結するための位置合わせポスト(272)を更に備え、当該位置合わせポスト(272)が、ホイール(20)のホイールディスク(24)に固定されるように構成される、請求項1に記載のウェイトアプリケータ(100)の部分
  9. 位置合わせポスト(272)は、中心ボア(28CB)の開口にてホイールディスク(24)に固定され、前記位置合わせポスト(272)は、前記中心ボア(28CB)の開口を囲むハブ装着プレート(28)上に配置された位置合わせ肩部(274)を含む、請求項に記載のウェイトアプリケータ(100)の部分
  10. 前記ウェイト保持領域(114)は、ウェイト保持機構を有する、請求項1に記載のウェイトアプリケータ(100)の部分
  11. 前記ウェイト保持機構は、埋込マグネット、凹部ポケット、又は真空吸引機構のうちの少なくとも1つである、請求項10に記載のウェイトアプリケータ(100)の部分
  12. 前記ウェイト保持領域(114)内に配置される回転ローラ(120)を更に備え、
    前記回転ローラ(120)が、前記ウェイト取付面(112)から突出し、前記ウェイトアプリケータヘッド(110)と少なくとも1つの方向で回転するように動作する、請求項1に記載のウェイトアプリケータ(100)の部分
  13. 前記少なくとも1つのアクチュエータ(210)を制御するように構成されたコントローラ(300)を更に備える、請求項に記載のウェイトアプリケータ(100)の部分
  14. 前記少なくとも1つのアクチュエータは、半径方向アクチュエータ(210)又は回転アクチュエータ(220)のうちの少なくとも1つである、請求項11に記載のウェイトアプリケータ(100)の部分
  15. 前記ウェイトアプリケータヘッド(110)に接続されたアプリケータシャーシ(200)を更に備え、
    このアプリケータシャーシ(200)が、少なくとも6自由度で移動するよう構成される、請求項1に記載のウェイトアプリケータ(100)の部分
  16. ホイールバランスウェイト(40)をホイール(20)の内側面(26 i に取り付ける方法であって、
    ウェイト保持領域(114)及び先導回転領域(116)によって構成されるウェイト取付面(112)を有するウェイトアプリケータヘッド(110)を備え、前記ウェイト取付面(112)のウェイト保持領域(114)に前記ホイールバランスウェイト(40)を取り付けるステップと、
    前記ホイールバランスウェイト(40)の前縁(40LE)の一部(40a)のみが前記ホイール(20)の内側面(26 i に接触するように、前記ウェイトアプリケータヘッド(110)を前記ホイール(20)の内側面(26 i )に向けて延伸するステップと、
    前記ホイール(20)及び前記ウェイトアプリケータヘッド(110)のうちの少なくとも1つを回転させるステップと、
    を含み、
    前記ホイールバランスウェイト(40)が前記ホイール(20)の内側面(26 i )に取り付けられている時に、前記ウェイト取付面(112)の前記ウェイト保持領域(114)は、第1の半径距離で前記ホイール(20)の内側面(26 i )に対向して配置されるよう構成され、前記ウェイト取付面(112)の前記先導回転領域(116)は、第2の半径距離で前記ホイールの内側面(26 i )に対向して配置されるよう構成されて、
    前記第2の半径距離は、前記第1の半径距離より大きい、方法。
  17. 前記ホイール(20)及び前記ウェイトアプリケータヘッド(110)のうちの少なくとも1つを回転させるステップが、前記ホイール(20)の内側面(26 i )によって構成された第2の曲率半径(rc i とは異なる第1の曲率半径(rc a )によって構成された円弧状の経路に沿って、前記ウェイトアプリケータヘッド(110)を回転させるステップを含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記ホイールバランスウェイト(40)がホイール内側面(26 i )に取り付けられている時に、前記ウェイトアプリケータヘッド(110)の前記ウェイト取付面(112)から延伸する回転ローラ(120)が前記ホイールバランスウェイト(40)の後縁(40TE)に接触して、前記ホイール(20)及び前記ウェイトアプリケータヘッド(110)の少なくとも1つを回転させた後に前記ホイールバランスウェイト(40)を前記回転ローラ(120)と重ね合わせるステップを更に含む、請求項16に記載の方法。
  19. 前記ウェイトアプリケータヘッド(110)を前記ホイール(20)の中心ボア(28 CB )の開口内に位置合わせするステップを更に含む、請求項16に記載の方法。
  20. コントローラ(300)を用いて前記ウェイトアプリケータヘッド(110)を操作するためのアクチュエータを制御するステップを更に含む、請求項16に記載の方法。
  21. 前記ホイールバランスウェイト(40)を取り付けるステップが、ウェイト保持機構により前記ホイールバランスウェイト(40)を固定するステップを含む、請求項16に記載の方法。
  22. 前記ウェイト保持機構は、埋込マグネット、凹部ポケット、又は真空吸引機構のうちの少なくとも1つである、請求項21に記載の方法。
  23. 前記ウェイトアプリケータヘッド(110)が前記ホイール(20)の内側面(26 i )に向けて延伸する時に、前記ホイールバランスウェイト(40)前記ホイール(20)の内側面(26iに対して垂直に配置する角度に前記ウェイトアプリケータヘッド(110)を回転可能に位置付けるステップを更に含む、請求項16に記載の方法。
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