JP6734630B2 - 光学ガラス - Google Patents

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本発明は光学ガラスに関する。
近年、光学機器のデジタル化や高精細化が進み、デジタルカメラやビデオカメラなどに使用されるレンズ等の光学素子の需要が急速に高まっている。その中でも、光学設計上の観点から、特に高屈折率高分散ガラスの需要は増加している。従来、高屈折高分散、すなわち屈折率が1.80付近でアッベ数が25以下であるような高屈折率高分散性光学ガラスが、いくつか提案されている。
例えば特許文献1及び2には、屈折率が1.80付近でアッベ数が25以下である、P−Nb系光学ガラスが記載されている。
特開平5−270853号公報 特開2002−173336号公報
一般に、25を下回るアッベ数を有する高屈折率高分散性ガラスを製造するには、P、Nb、TiOを主成分とする組成が利用されることが多いが、この組成系のガラスにおいては、常に着色性の悪化が問題となっている。この着色性を悪化させる原因となっている成分は、TiO2またはNb25成分である。一方、これらの成分は、屈折率を上げ、アッベ数を小さくするための主要成分である。よって、着色性を改良するためにTiO2またはNb25成分の含有量を減少させると、高屈折率高分散性を維持するのが困難となり、これらの特性を両立させることは極めて困難となる。
また、TiO2またはNb25成分の存在下においてSb23を用いると、一般的に着色性が極めて悪化する。一方、Sb23等の清澄剤を用いないと、ガラス中の泡の量を安定して低減させることは困難であり、結局は光学ガラス製品として使用でき得るものでななくなってしまう。
さらに、TiO2成分またはNb25成分の含有量を高いP系ガラスは、失透を生じやすいという欠点がある。光学ガラスを溶融し、板状ガラスに成形し、切断等の冷間加工をしたガラス塊をリヒートプレスして光学素子を作製する場合があるが、このリヒートプレスの際に失透が生じやすい。
本発明は上記のような課題を解決することを目的とする。すなわち、本発明は、着色性が改良され、高屈折率高分散性を備え、ガラス中の泡の量が安定して極めて少なく、さらに、耐失透性に優れる光学ガラスを提供することを目的とする。
本発明者は上記課題を解決するために鋭意検討し、P−Nb25系ガラスにおいて、高屈折率高分散性を実現するためにNb25を比較的多量に含有させつつ、Sb23の含有率を極めて限定された特定範囲とすることで、高屈折率高分散を備え、着色性が改良され、ガラス中の泡の量が安定して極めて少なく、さらに、耐失透性に優れる光学ガラスが得られることを見出し、本発明を完成させた。
本発明は以下の(1)〜(2)である。
(1)酸化物基準の質量%で、必須成分としてP、Nb25およびK2Oを含有し、Sb23を0%超0.01%未満含有し、屈折率が1.73〜1.84、アッベ数が20〜28であり、日本光学硝子工業規格JOGIS02−2003に規定される光学ガラスの着色度の測定方法によって測定したときに、分光透過率80%を示す波長(λ80)が435nm以下である光学ガラス。
(2)日本光学硝子工業規格JOGIS02−2003に規定される光学ガラスの着色度の測定方法によって測定したときに、分光透過率5%を示す波長(λ)が390nm以下である(1)の光学ガラス。
本発明によれば、着色性が改良され、高屈折率高分散性を備え、ガラス中の泡の量が安定して極めて少なく、さらに、耐失透性に優れる光学ガラスを提供することができる。
本発明の光学ガラスについて説明する。
本発明の光学ガラスは、高屈折高分散であり、光線透過率に優れ、酸化物基準で必須成分としてP、Nb25およびNa2Oを含有し、Sb23を0質量%超0.01質量%未満含有する、光学ガラスである。
以下の説明において、特に断りが無い限り、単に「%」と記した場合、酸化物基準の質量%を意味するものとする。
Sb23成分は、ガラス中の泡の量を安定して極めて少なくする成分である。本発明の光学ガラスはSb23を必須成分として含有する。
本発明の光学ガラスは、P−Nb25−K2O系ガラスにおいて、Sb23含有率を0超0.01%未満という、極めて限定された特定範囲とすると、ガラス中の泡の量が安定して極めて少なくすることができ、同時に、着色性が悪化しないこと等を本発明者が見出し完成させたものである。
Sb23含有率は、0.001〜0.008%であることが好ましく、0.002〜0.005%であることがより好ましい。
本発明の光学ガラスは、P、TiO2、Nb25およびK2Oの合計含有率が、酸化物基準で75%以上であることが好ましく、78%以上であることがより好ましく、80%以上であることがさらに好ましい。
本発明の光学ガラスは、さらにSiOを含有することが好ましい。
成分は本発明のガラスにおける主要なガラス形成成分であり、必須に含有する。しかしその量が多すぎるとガラスの安定性を悪化させ、溶融性が悪化させる傾向がある。従って、好ましくは15%、より好ましくは18%、さらに好ましくは20%を下限とし、好ましくは40%、より好ましくは35%、さらに好ましくは30%を上限として含有する。
SiO2成分は本発明のガラスにおける主要なガラス形成成分であり、任意に含有する。しかしその量が多すぎるとガラスの安定性を悪化させ、溶融性が悪化させる傾向がある。従って、好ましくは0.1%、より好ましくは0.5%、さらに好ましくは1%を下限とし、好ましくは10%、より好ましくは9%、さらに好ましくは8%、最も好ましくは5%を上限として含有する。
成分は本発明のガラスにおける主要なガラス形成成分であり、任意に含有する。しかしその量が多すぎるとガラスの安定性を悪化させ、溶融性が悪化させる傾向がある。従って、好ましくは0.1%、より好ましくは0.5%、さらに好ましくは1%を下限とし、好ましくは10%、より好ましくは9%、さらに好ましくは8%を上限として含有する。
TiO2成分はガラスの屈折率、分散および化学的耐久性を高める効果があり、任意に含有する。しかし、その量が多すぎると耐失透性が低下し結晶化しやすくなり、さらに着色性が悪化しやすくなる。従って、好ましくは15%、より好ましくは13%、さらに好ましくは11%を上限として含有できる。
Nb25成分はガラスの屈折率、分散を高める効果があり、必須に含有する。しかし、その量が少なすぎると所望の効果を得にくくなり、多すぎると耐失透性が悪化しやすくなる。従って、好ましくは20%、より好ましくは25%、さらに好ましくは30%、最もの好ましくは35%を下限とし、好ましくは60%、より好ましくは55%、さらに好ましくは50%を上限として含有できる。
Nb25成分およびTiO2成分はガラスの安定性維持、高屈折率付与および着色抑制のために、所定の比にて含有することが好ましい。特にTiO2成分の量に比べNb25の量が少なすぎると、着色が大きくなり透明性が悪くなりやすいので、光学ガラスとして使用することが困難になりやすい。従って、Nb25成分に対するTiO2成分の含有量の割合、すなわちTiO2/Nb25の値の上限は、好ましくは2.0、より好ましくは1.0、さらに好ましくは0.5、最も好ましくは0.2である。
Na2O成分はガラスの溶融性を高めるとともに、ガラスを安定化させる効果がある任意成分である。しかし、その量が多すぎると屈折率を低下させすぎ、所望の光学恒数が得にくくなる。従って、好ましくは15%、より好ましくは13%、さらに好ましくは10%を上限として含有できる。
O成分ガラスの溶融性を向上させ、ガラスを安定化させる効果を有する必須成分である。しかし、その量が多すぎると屈折率を低下させ、所望の光学恒数が得にくくなる。従って、好ましくは15%、より好ましくは13%、さらに好ましくは10%を上限として含有できる。
LiO成分はガラスの溶融性を高める効果がある任意成分である。しかし、その量が多すぎるとガラスの安定性を低下させる。従って、好ましくは15%、より好ましくは13%、さらに好ましくは10%、最も好ましくは5%を上限として含有できる。
ZrO成分はガラスの化学的耐久性を向上させ、屈折率を高め得る任意成分であるが、その量が多すぎると耐失透性が低下しやすくなる。従って好ましくは9%、より好ましくは2%、さらに好ましくは1%を上限として含有する。
BaO成分はガラス溶融の際、ガラスの溶融性を促進し、均質なガラスを得る効果がある重要な成分である。しかし、その量が多すぎると耐失透性や化学的耐久性が悪化しやすくなる。従って、好ましくは10%、より好ましくは8%、さらに好ましくは6%を上限として含有できる。
Al23成分はガラスの化学的耐久性と耐失透性向上させる効果がある任意成分であるが、その量が多すぎると溶融性や屈折率を低下させやすくなる。従って好ましくは4%、より好ましくは2%、さらに好ましくは1%を上限として含有する。
MgO成分はガラスの化学的耐久性を向上させる効果が任意成分であるが、その量が多すぎると溶融時の安定性を低下させやすくなる。従って好ましくは5%、より好ましくは2%、さらに好ましくは1%を上限として含有する。
CaOおよびSrO成分は、BaO成分と同様にガラスの溶融性を促進し、均質なガラスを得る効果がある任意成分であるが、その量が多すぎると耐失透性が悪化しやすくなる。従ってCaOおよびSrO成分の含有量は、それぞれ好ましくは5%、より好ましくは4%、さらに好ましくは3%を上限とし、両成分の合計量も好ましくは5%、より好ましくは4%、さらに好ましくは3%を上限として含有できる。
ZnO成分はガラスの化学的耐久性を向上させる効果がある任意成分であるが、その量が多すぎると溶融時の安定性を低下させやすくなる。従って好ましくは5%、より好ましくは2%、さらに好ましくは1%を上限として含有する。
Ta25成分は屈折率を高める効果がある任意成分であるが、その量が多すぎると耐失透性が悪化しやすくなり、ガラスを安定して作製することが困難になりやすくなる。従って好ましくは10%、より好ましくは5%、さらに好ましくは2%を上限として含有する。
WO3成分は屈折率を高める効果がある任意成分であるが、その量が多すぎると耐失透性が悪化しやすくなり、ガラスを安定して作製することが困難になりやすくなる。従って好ましくは10%、より好ましくは5%、さらに好ましくは2%を上限として含有する。
鉛化合物は、精密プレス成形時に金型と融着しやすい成分であるという問題並びにガラスの製造のみならず、研磨等のガラスの冷間加工およびガラスの廃棄に至るまで、環境対策上の措置が必要となり、環境負荷が大きい成分であるという問題があるため、本発明の光学ガラスに含有させるべきではない。
F成分は、溶融ガラスからガラス塊を作る際に脈理を発生しやすくするため、本発明の光学ガラスに含有させるべきではない。
As23、カドミウムおよびトリウム成分は、共に、環境に有害な影響を与え、環境負荷の非常に大きい成分であるため、本発明の光学ガラスに含有させるべきではない。
さらに本発明の光学ガラスにおいては、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Cu、Mo、Eu、Nd、Sm、Tb、Dy、Er等の着色成分は、含有しないことが好ましい。ただし、ここでいう含有しないとは、不純物として混入される場合を除き、人為的に含有させないことを意味する。
次に、本発明の光学ガラスの物性について説明する。
本発明の光学ガラスは高屈折率高分散特性を備える。
光学設計上の有用性の観点から、屈折率は1.73〜1.84、より好ましくは1.78〜1.83、さらに好ましくは1.80〜1.82の範囲となる。
アッベ数は20〜28、より好ましくは21〜24、さらに好ましくは22〜23である。
本発明の光学ガラスは、その成形品をレンズ等の光学素子として使用するものであるため、光線透過率が高く、着色性が改善されたものであることが好ましい。
具体的には、日本光学硝子工業規格JOGIS02−2003に規定される光学ガラスの着色度の測定方法に基づき、その反射損失を含む分光透過率曲線を作成して測定したときに、分光透過率80%を示す波長(λ80)が435nm以下であることが好ましく、430nm以下であることがより好ましく、420nm以下であることが最も好ましい。
また、同様の方法で測定した分光透過率5%を示す波長(λ5)が390nm以下であることが好ましく、385nm以下であることがより好ましく、380nm以下であることが最も好ましい。
本発明の光学ガラスは、それに含まれる泡の量が安定して極めて少ない。
具体的には、日本光学硝子工業規格JOGIS12−1994に規定される光学ガラスの泡の測定方法によって測定したときに、100mlのガラス中における泡の断面積の総和が0.03mm2以下となる。
なお、この規格の表1には、100mlのガラス中の泡の断面積の総和(mm2)によって、泡の断面積の総和が0.03mm2未満の場合は級1、0.03〜0.1mm2未満の場合は級2、0.1〜0.25mm2未満の場合は級3、0.25〜0.5mm2未満の場合は級4、0.5mm2以上の場合は級5と規定されている。
したがって、本発明の光学ガラスは、日本光学硝子工業規格JOGIS12−1994に規定される光学ガラスの泡の測定方法によって測定したときに、級3以上に該当する光学ガラスであることが好ましい。
本発明の光学ガラスは、耐失透性、特にリヒートプレス時の耐失透性に優れていることが好ましい。耐失透性の評価は、P−Nb−TiO2系高屈折率高分散光学ガラスにおいて一般的に使用されている成形温度、具体的には690℃まで2時間30分昇温し、30分間保持することにより、リヒートプレス時の熱履歴を再現し、その際に生じる単位体積あたりの失透箇所の個数で評価する。当該試験における失透箇所の個数と、実際のリヒートプレス工程における失透傾向とは、一定の相関関係があることが経験的に知られている。
また、上記検査によりカウントされる失透箇所の大きさは、その径が20〜100μmのものに限ることとし、100μmを超える径を有する失透箇所は一箇所でも存在していれば本発明の光学ガラスからは除く(不合格とする)ものとする。ここで下限を20μmとしたのは、20μmを下回るような小さな失透箇所があっても光学ガラスとしては、実用上、特段の不利益が生じないからであり、上限を100μmとしたのは、径が100μmを超えるような失透箇所が存在すると、光線透過性が著しく減少し、光学ガラスとして使用するのが困難になるからである。従って、その径が20〜100μmの範囲内の失透箇所を好ましくは、1cm3のガラス試料中に15個以下、より好ましくは12個以下、さらに好ましくは10個以下含有され、径が100μmを超えるような失透箇所が存在しないことが好ましい。
ここで、失透箇所の「径」とは、ガラス試料を観察した際に当該失透下箇所を略楕円形と見た場合の最大径を意味する。また失透箇所の形状が楕円と大きく異なる場合は、当該形状を含むことができる円のうちさらに小さいものの直径を、失透箇所の径と仮定することとする。
本発明について実施例を用いて説明する。本発明は以下に説明する実施例に限定されない。
本発明の実施例(No.1〜No.6)及び比較例のガラスの組成(質量%)、屈折率(n)、アッベ数(ν)、分光透過率が80%を示す波長を表1に示す。このうち、比較例のガラスは、比較例1のガラスである。なお、以下の実施例はあくまで例示の目的であり、これらの実施例のみ限定されるものではない。
これら実施例及び比較例のガラスは、いずれも各成分の原料として各々相当する酸化物、水酸化物、炭酸塩、硝酸塩、弗化物、水酸化物、メタ燐酸化合物等の通常の光学ガラスに使用される高純度原料を選定し、表に示した各実施例及び比較例の組成の割合になるように秤量して均一に混合した後、作製した混合物を石英坩堝に投入してガラス組成の熔融難易度に応じて電気炉で1300〜1100℃の温度範囲で2〜3時間溶融し、攪拌均質化して泡切れ等を行った後、900〜1050℃以下に温度を下げてから金型に鋳込み、徐冷してガラスを作製した。そして、得られたガラスについて、組成に応じて500℃〜700℃の範囲で10〜70時間アニールを行った。
また、実施例のガラスの可視光透過率は、日本光学硝子工業会規格JOGIS02に準じて測定した。なお、本発明においては、ガラスの可視光透過率を測定することで、ガラスの着色の有無と程度を求めた。具体的には、厚さ10±0.1mmの対面平行研磨品をJISZ8722に準じ、200〜800nmの分光透過率を測定し、λ80(透過率80%時の波長)を求めた。
Figure 0006734630




表1に表されるように、いずれもλ80(透過率80%時の波長)が435nm以下、所望の範囲内であった。
他方で、比較例のガラスはλ80が440nmであった。
そのため、本発明の実施例の光学ガラスは、比較例のガラスに比べて、可視光について高い透過率を有していることが明らかになった。
本発明の実施例の光学ガラスは、いずれも屈折率(nd)が1.73以上、より詳細には1.74以上であるため、所望の高い屈折率を有していることが明らかになった。
また、本発明の実施例の光学ガラスは、いずれもアッベ数(νd)が28以下、より詳細には27.7以下であるため、所望の低いアッベ数(νd)を有していることが明らかになった。
加えて、本発明の実施例の光学ガラスは、いずれも安定なガラスであった。また、泡については100ccレベルの小規模品にも関わらず、数個〜20個程度であり、非常に良好な状態であった。

Claims (2)

  1. 酸化物基準の質量%で、P成分を15〜40%、Nb成分を20〜50%、
    O成分を0超〜15%、 成分を8%以下、BaO成分を8%以下、Sbを0%超0.01%未満
    含有し、質量比TiO/Nbが0.2以下であり、
    成分、Nb 成分及びK O成分の合計量が75%以上であり、
    屈折率が1.73〜1.84、アッベ数が20〜28であり、日本光学硝子工業規格JOGIS02−2003に規定
    される光学ガラスの着色度の測定方法によって測定したときに、分光透過率80%を示す
    波長(λ80)が435nm以下である光学ガラス。
  2. 日本光学硝子工業規格JOGIS02−2003に規定される光学ガラスの着色度の測定
    方法によって測定したときに、分光透過率5%を示す波長(λ)が390nm以下であ
    る請求項1の光学ガラス。
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