JP6732221B2 - 架線集材装置及びそれを用いた集材方法 - Google Patents
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Description
図1に、本発明に係る架線集材装置Tの使用状態を示す斜視図を示し、図2に、図1の架線集材装置Tを前側から見たを示す。なお、図1及び図2における前後方向、左右方向、上下方向は図1に示す各方向をいうものとする。
図5に、本発明に係る架線集材装置の他の実施形態を示す。図1〜図4に示した第1実施形態では、本発明に係る架線集材装置Tを用いて傾斜面の下側から上側に伐倒木TRを引き上げていたが、本発明の架線集材装置Tは、傾斜面の上側から下側に伐倒木TRを引き下ろす場合に用いることも可能である。通常、作業安全性の観点から、伐倒木TRの集材では傾斜面の下側から上側に引き上げるが、山林の傾斜角度が急な地域ではレールユニット6の設置が困難な場合がある。そこで、このような場合には、設置可能な場所にレールユニット6及び架線集材装置Tを設置し、この設置場所から傾斜面の上側にある伐倒木TRを引き下ろすようにする。
図6に、本発明に係る架線集材装置の他の実施形態を示す。図6の架線集材装置Tが前記第1実施形態の架線集材装置と異なる点は搬器である。図6の架線集材装置で使用する搬器2bは、先端にフック21が取り付けられた第5ワイヤーW5と、第5ワイヤーW5の巻き取り及び繰り出しを行う第5ウインチ45とを備える。そして、第5ウインチ45を収納する筐体23の上面には走行用滑車24が設けられ、搬器2bは第1ワイヤーW1に引っ掛けられて吊り下げられた状態で移動可能に支持されている。
以上説明した実施形態では、第2ワイヤーW2の先端が搬器2a又は搬器2bに接続されていたが、搬器2a又は搬器2bに滑車を設けて、第2ウインチ42から繰り出された第2ワイヤーW2を当該滑車に巻き掛けて第2ワイヤーW2の先端をタワー本体1に固定する形態としてもよい。このような形態によれば、搬器2a又は搬器2bに設けた滑車が動滑車として働き、第2ウインチ42によって重量のある伐倒木TRであってもタワー本体1に引き寄せることができるようになる。
図7に、本発明に係る架線集材装置の他の実施形態を示す。本実施形態は、架線集材装置を構成する部材を少なくして伐採現場に搬送しなければならない部材を減らすと共に、急傾斜などの伐採現場における集材作業の迅速且つ効率化を図った形態である。図7の架線集材装置Tが第1実施形態の架線集材装置と異なる点は、タワー本体1aの構造とその支持機構及び搬器2cである。
1,1a タワー本体
2a,2b,2c 搬器
5 台車
6 レールユニット
7 本体
8a,8b アーム部
9 固定具
11 支柱
12 支柱
13 固定部材
21 フック
22 走行用滑車
30 先柱
31 第1支持柱
32 第2支持柱
41 第1ウインチ
42 第2ウインチ
43 第3ウインチ
44 第4ウインチ
45 第5ウインチ
61 単レール
62 下フレーム
63 鉛直材
64 斜材
65 支持杭
72a 第1プーリー
72b 第2プーリー
91 本体フレーム
92 移動フレーム
93 ネジ部材
96 ケーブル
M1,M2 モーター
W1 第1ワイヤー
W2 第2ワイヤー
W3 第3ワイヤー
W4 第4ワイヤー
W5 第5ワイヤー
TR 伐倒木
Claims (13)
- 伐倒木を所望位置まで移動させる可搬式の架線集材装置であって、
所望位置に下端部を支点として傾き変化自在に立設されるタワー本体と、
前記タワー本体と先柱との間に架け渡される第1ワイヤーと、
第1ワイヤーに移動可能に吊り下げ支持されて、伐倒木を固定支持して移動する搬器と、
第1ワイヤーの巻き取り及び繰り出しを行う第1ウインチと、
前記タワー本体と前記タワー本体の周囲に存在する第1支持柱との間に張り渡される第3ワイヤーと、
前記タワー本体と前記タワー本体の周囲に存在する第2支持柱との間に張り渡される第4ワイヤーと、
第3ワイヤーの巻き取り及び繰り出しを行う第3ウインチと、
第4ワイヤーの巻き取り及び繰り出しを行う第4ウインチと、
を備え、
第3ウインチと第4ウインチとによって前記タワー本体の傾き変化を可能とし、
第1ウインチから第1ワイヤーを繰り出して前記搬器を伐倒木に接近させて前記搬器に伐倒木を固定支持し、第1ウインチに第1ワイヤーを巻き取って前記搬器と共に前記伐倒木を第1ワイヤーで吊り下げ支持し、前記搬器を移動させて前記伐倒木を所望位置まで移動させることを特徴とする可搬式の架線集材装置。 - 前記タワー本体が、
所定距離隔てて平行に配置された2本の支柱と、
前記2本の支柱間に軸方向に所定間隔で取り付けられた複数個の固定部材と
を備える請求項1に記載の架線集材装置。 - 前記タワー本体の下端部に第1ウインチ〜第4ウインチが取り外し可能に取り付けられている請求項1又は2記載の架線集材装置。
- 第1ウインチ〜第4ウインチが直流モーターで駆動するものである請求項1〜3のいずれかに記載の架線集材装置。
- 前記タワー本体が、
所定距離隔てて平行に配置された2本の支柱と、
前記2本の支柱間に軸方向に所定間隔で取り付けられた複数個の固定部材と
を備え、
第3ワイヤーが、前記2本の支柱の一方の支柱の先端部と第3ウインチとの間を前記一方の支柱に沿って移動し、
第4ワイヤーが、前記2本の支柱の他方の支柱の先端部と第4ウインチとの間を前記他方の支柱に沿って移動する
請求項1〜4のいずれかに記載の架線集材装置。 - 前記搬器に接続された第2ワイヤーと、
第2ワイヤーの巻き取り及び繰り出しを行う第2ウインチと、
を備え
前記搬器は第2ウインチによって移動する請求項1〜5のいずれかに記載の架線集材装置。 - 前記搬器がモーターを備え、第1ワイヤーに吊り下げられた状態で自力で移動可能である請求項1〜5のいずれかに記載の架線集材装置。
- 前記搬器が、第1ワイヤーが巻き付けられた、前記モーターで駆動する少なくとも2つの駆動プーリーを備える請求項7記載の架線集材装置。
- 前記搬器の前記モーターに前記搬器とは別の外部電源から電力供給される請求項7又は8記載の架線集材装置。
- 前記外部電源から前記モーターへの電力供給の往線又は帰線として第1ワイヤーが用いられる請求項9記載の架線集材装置。
- 前記搬器が、木材を吊り下げ支持する第5ワイヤーと、第5ワイヤーの巻き取り及び繰り出しを行う第5ウインチとを有する
請求項1〜10のいずれかに記載の架線集材装置。 - 前記請求項1〜11のいずれかに記載の架線集材装置を用いた集材方法であって、
前記タワー本体を所望位置に立設する工程と、
第1ウインチによって前記タワー本体と先柱との間に第1ワイヤーを架け渡たすと共に、前記搬器を第1ワイヤーに移動可能に吊り下げる工程と、
第1ウインチから第1ワイヤーを繰り出して所望の伐倒木の所まで前記搬器を移動させて前記伐倒木を前記搬器に固定する工程と、
第1ウインチによって第1ワイヤーを巻き取って前記搬器と共に前記伐倒木を吊り下げ支持し、前記搬器を移動させて前記伐倒木を所望位置まで移動させる工程と、
を有することを特徴とする集材方法。 - 前記請求項1〜5のいずれかに記載の架線集材装置を用いた集材方法であって、
前記タワー本体を所望位置に立設する工程と、
第1ウインチによって前記タワー本体と先柱との間に第1ワイヤーを架け渡たすと共に、前記搬器を第1ワイヤーに移動可能に吊り下げる工程と、
第1ウインチから第1ワイヤーを繰り出して所望の伐倒木の所まで前記搬器を移動させて前記伐倒木を前記搬器に固定する工程と、
第1ウインチによって第1ワイヤーを巻き取って前記搬器と共に前記伐倒木を吊り下げ支持し、前記搬器を移動させて前記伐倒木を所望位置まで移動させる工程と、
第3ウインチ及び第4ウインチによって前記タワー本体の傾きを調整し、所望位置まで移動させた前記伐倒木を所定の木材搬出用台車に積み込む工程と、
を有することを特徴とする集材方法。
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