JP6729967B2 - 施設管理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、施設内の機器の管理を行う施設管理装置に関するものである。
施設内の設備の運転を監視するための施設管理装置として、例えば、特許文献1には、所定周期内に取得された施設内の各設備を制御するための管理ポイントデータについて、管理ポイントデータのタイプ毎に監視期間を設定し、当該監視期間内に変化があるか否かを監視する施設管理装置が開示されている。
特開2011−3007号公報
施設内の設備を制御するための各監視ポイントについては、当該監視ポイント毎に、変化特性、あるいは、監視に関する重要性が異なる。
従って、例えば、施設内の設備の運転を監視する際には、監視ポイント毎に、特性、あるいは、性質に応じたリアルタイム性で、監視ポイントデータを監視することが望ましい。
しかしながら、特許文献1に開示されているような技術では、施設内の各設備を制御するための各管理ポイントデータを監視する周期が、管理ポイントデータのタイプ毎に設定されているため、各管理ポイントの特性、あるいは、性質に応じて監視を行うことができていないという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、施設内の各設備を制御するための各監視ポイントデータについて、当該監視ポイント毎の特性、あるいは、性質を考慮した監視を行うことができる施設管理装置を提供することを目的としている。
この発明に係る施設管理装置は、複数のコントローラそれぞれにてデータ収集を行う監視ポイントについて、当該監視ポイント毎に設定された監視周期が到来したかどうかを判定する周期判定部と、周期判定部が、監視周期が到来したと判定した場合に、監視周期が到来した監視ポイントに関するデータを収集する監視ポイントデータ収集部と、複数のコントローラそれぞれにてデータ取集を行う監視ポイントのうち、周期判定部が、監視周期が到来したと判定した監視ポイントに関するデータを収集するためのスキャンメッセージを作成するスキャンメッセージ作成部とを備え、監視ポイントデータ収集部は、スキャンメッセージ作成部が作成したスキャンメッセージを用いて、複数のコントローラから、監視周期が到来した監視ポイントに関するデータを収集することを特徴とするものである。
この発明によれば、施設内の各設備を制御するための各監視ポイントデータについて、当該監視ポイント毎の特性、あるいは、性質を考慮した監視を行うことができる。
この発明の実施の形態1に係る施設管理装置を備えた施設管理システムの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る施設管理装置の構成図である。 この発明の実施の形態1に係る施設管理装置の動作を説明するフローチャートである。 実施の形態1において、周期記憶部が記憶している情報の一例を説明する図である。 この実施の形態1において、出力制御部16が、監視ポイントデータの情報を出力装置3に映像として表示させた画面の一例を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る施設管理装置の構成図である。 この発明の実施の形態3に係る施設管理装置の動作を説明するフローチャートである。 実施の形態3において、スキャンメッセージ記憶部が記憶するスキャンメッセージの情報の一例を説明する図である。 実施の形態3において、記憶している情報の変更を反映した後の、周期記憶部が記憶している情報の一例を説明する図である。 実施の形態3において、図8に示した、スキャンメッセージ記憶部に記憶されているスキャンメッセージについて、監視ポイントの追加と、監視ポイントの監視周期の変更とを反映した結果の一例を説明する図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る施設管理装置1を備えた施設管理システムの構成を示す図である。
施設管理システムは、図1に示すように、施設内に設置された機器(不図示)が接続された1台以上のコントローラ21,22,・・・・と、当該コントローラ21,22,・・・・が接続された施設管理装置1と、施設管理装置1に接続された出力装置3から構成されている。以下、1台以上のコントローラ21,22,・・・を、コントローラ2nと表わすものとする。
施設管理装置1とコントローラ2nとは、例えば、BACnet(Buliding Automation and Control Network)等のオープンネットワークで接続される。なお、施設管理装置1、および、コントローラ2nは、ソフトウェアに基づくCPUを用いたプログラム処理によって実行される。
施設管理装置1は、コントローラ2nとの間で、監視ポイント毎に設定された監視周期で通信を行い、コントローラ2nから監視ポイントの値等、監視ポイントの情報を収集し、収集した情報を、映像、あるいは、音声によって、出力装置3に出力する。
出力装置3は、ディスプレイ等の表示装置、または、スピーカ等の音声出力装置である。ここでは、一例として、表示装置であるものとする。
施設の管理者等は、施設管理装置1が収集し、表示させた監視ポイントデータの情報を監視し、施設内に設置された機器等の各設備の管理、制御を行う。
なお、この実施の形態1では、図1に示すように、出力装置3は、施設管理装置1の外部に設けられ、施設管理装置1と通信で接続されるものとするが、これに限らず、出力装置3は、施設管理装置1が備えるものであってもよい。
コントローラ2nは、例えば、センサ、温度計、電力計等の機器から当該機器に関する温度、湿度、電力量等のデータを収集するものである。この実施の形態1では、機器のセンサ、温度計、電力計等を監視ポイントといい、当該監視ポイントから収集される、当該監視ポイントの値、すなわち、当該監視ポイントに関するデータを、監視ポイントデータという。
図2は、この発明の実施の形態1に係る施設管理装置1の構成図である。
図2に示すように、施設管理装置1は、指示受付部11と、周期判定部12と、周期記憶部13と、スキャンメッセージ作成部14と、監視ポイントデータ収集部15と、出力制御部16とを備える。
指示受付部11は、例えば、エンジニアリング装置(図示省略)から、監視ポイントデータ収集の指示を受け付ける。指示受付部11は、受け付けた監視ポイントデータ収集の指示情報を周期判定部12に出力する。
周期判定部12は、指示受付部11から監視ポイントデータ収集の指示情報を受け付けると、監視期間のカウントを開始する。また、周期判定部12は、周期記憶部13を参照し、監視ポイントデータを収集する周期になると、当該周期が到来したと判定した監視ポイントの監視ポイントデータを収集するためのスキャンメッセージ作成指示を、スキャンメッセージ作成部14に出力する。なお、この実施の形態1において、監視ポイントデータを収集する周期を監視周期というものとする。
周期記憶部13は、監視ポイント毎に監視周期が紐付けられた周期情報を記憶する。周期記憶部13が記憶する、監視ポイント毎に監視周期が紐付けられた周期情報は、予め、施設管理者等が、エンジニアリング装置等から設定しておくものとする。
周期記憶部13は、HDD、DVD、メモリなどによって構成される。
なお、この実施の形態1では、図2に示すように、施設管理装置1が周期記憶部13を備えるようにしたが、これに限らず、周期記憶部13は、施設管理装置1の外部に備えられ、周期判定部12は、ネットワークを介して周期記憶部13を参照するようにしてもよい。
スキャンメッセージ作成部14は、周期判定部12から出力されたスキャンメッセージ作成指示に基づき、監視周期が到来した監視ポイントの監視ポイントデータを収集するためのスキャンメッセージを作成し、作成したスキャンメッセージを監視ポイントデータ収集部15へ出力する。
監視ポイントデータ収集部15は、スキャンメッセージ作成部14から出力されたスキャンメッセージを該当のコントローラ2nへ送信し、該当のコントローラ2nから該当の監視ポイントの監視ポイントデータを収集する。監視ポイントデータ収集部15は、収集した監視ポイントデータの情報を出力制御部16へ出力する。
出力制御部16は、監視ポイントデータ収集部15から取得した監視ポイントデータの情報を出力装置3に映像として表示させる。
図3は、この発明の実施の形態1に係る施設管理装置1の動作を説明するフローチャートである。
この実施の形態1では、例えば、施設の管理者等が、エンジニアリング装置から、監視ポイントデータの収集指示を入力すると、エンジニアリング装置から当該監視ポイントデータの収集指示の情報が施設管理装置1に送信され、施設管理装置1において、以下に説明する図3の動作を行う。
指示受付部11は、エンジニアリング装置から監視ポイントデータの収集指示情報を受け付け、当該監視ポイントデータの収集指示情報を受け付けると、当該監視ポイントデータ収集の指示情報を周期判定部12に出力する。
周期判定部12は、指示受付部11から、監視ポイントデータの収集指示情報を取得すると、監視期間のカウントを開始する(ステップST301)。
周期判定部12は、周期記憶部13を参照し、監視ポイントデータを収集する監視周期になったかどうかを判定する(ステップST302)。
ここで、図4は、実施の形態1において、周期記憶部13が記憶している情報の一例を説明する図である。
図4に示すように、周期記憶部13には、監視ポイントと、当該監視ポイントの監視周期と、当該監視ポイントの監視ポイントデータを収集するコントローラの情報とが紐付けられて記憶されている。
なお、周期記憶部13には、監視ポイント、監視周期、コントローラの情報の他に、例えば、監視ポイントのデータタイプの情報等、図4に示す情報以外の情報が記憶されているようにしてもよく、監視ポイント毎に監視周期が紐付けられた周期情報を記憶しているものであればよい。
ステップST302において、周期判定部12は、周期記憶部13を参照し、監視期間のカウントを開始(ステップST301)してからの経過時間が監視周期になったかどうかを判定する。
ステップST302において、監視ポイントデータを収集する周期になっていないと判定した場合、すなわち、監視周期は到来していないと判定した場合(ステップST302の“NO”の場合)、周期判定部12は、ステップST302の処理を繰り返し、監視周期が到来するのを待機する。
ステップST302において、監視ポイントデータを収集する周期になったと判定した場合、すなわち、監視周期が到来したと判定した場合(ステップST302の“YES”の場合)、周期判定部12は、監視周期が到来したと判定した監視ポイントの監視ポイントデータを収集するためのスキャンメッセージ作成指示を、スキャンメッセージ作成部14に出力する。このとき、周期判定部12は、監視周期が到来したと判定した監視ポイントと当該監視ポイントの監視ポイントデータを収集するコントローラの情報とを周期記憶部13から取得し、当該監視ポイントとコントローラの情報とを、スキャンメッセージ作成指示とともに、スキャンメッセージ作成部14に出力する。
例えば、監視期間のカウントを開始してから30秒が経過し、周期記憶部13には図4で説明したような内容の情報が記憶されているものとすると、周期判定部12は、監視ポイント1、監視ポイント3、監視ポイント5について監視周期が到来したと判定し、当該監視ポイント1、監視ポイント3、監視ポイント5の監視ポイントデータを収集するためのスキャンメッセージ作成指示をスキャンメッセージ作成部14に出力する。このとき、周期判定部12は、監視ポイント1、監視ポイント3、監視ポイント5の情報と、それぞれに対応する、コントローラ21、コントローラ21、コントローラ22の情報とを対応付けてスキャンメッセージ作成部14に出力する。
スキャンメッセージ作成部14は、周期判定部12から出力されたスキャンメッセージ作成指示に基づき、スキャンメッセージを作成する(ステップST303)。
ここでは、スキャンメッセージとは、施設管理装置1からコントローラ2nへの監視ポイントデータの取得要求である。
例えば、スキャンメッセージ作成部14は、コントローラ21に対して監視ポイント1の監視ポイントデータを収集するためのスキャンメッセージと、コントローラ21に対して監視ポイント3の監視ポイントデータを収集するためのスキャンメッセージと、コントローラ22に対して監視ポイント5の監視ポイントデータを収集するためのスキャンメッセージとを作成する。このように、この実施の形態1では、スキャンメッセージ作成部14は、監視周期が到来した監視ポイントについて、監視ポイント単位でスキャンメッセージを作成する。
スキャンメッセージ作成部14は、作成したスキャンメッセージを監視ポイントデータ収集部15へ出力する。
監視ポイントデータ収集部15は、スキャンメッセージ作成部14から出力されたスキャンメッセージを用いて、監視ポイントデータを収集する。具体的には、監視ポイントデータ収集部15は、スキャンメッセージ作成部14から出力されたスキャンメッセージを該当のコントローラ2nへ送信し、該当のコントローラ2nから監視ポイントデータを収集する(ステップST304)。
例えば、監視ポイントデータ収集部15は、監視ポイント1の監視ポイントデータを収集するためのスキャンメッセージと、監視ポイント3の監視ポイントデータを収集するためのスキャンメッセージとをコントローラ21に送信して、コントローラ21から、監視ポイント1の監視ポイントデータと監視ポイント3の監視ポイントデータとを収集する。また、監視ポイントデータ収集部15は、監視ポイント5の監視ポイントデータを収集するためのスキャンメッセージをコントローラ22に送信して、コントローラ22から、監視ポイント5の監視ポイントデータを収集する。
監視ポイントデータ収集部15は、収集した監視ポイントデータの情報を出力制御部16へ出力する。
出力制御部16は、監視ポイントデータ収集部15から取得した監視ポイントデータの情報を出力装置3に映像として表示させる(ステップST305)。
例えば、出力制御部16は、監視ポイント1、監視ポイント3、監視ポイント5の監視ポイントデータの内容を、表示装置である出力装置3に表示させる。表示形式は、監視ポイントデータの値を数字、あるいは、文字列として表示させるものであってもよいし、グラフ等で表示させるものであってもよく、適宜の表示方法で表示させるようにすればよい。
図5は、この実施の形態1において、出力制御部16が、監視ポイントデータの情報を出力装置3に映像として表示させた画面の一例を示す図である。
図5に示すように、出力制御部16は、監視ポイントデータ(図5においては会議室の温度あるいは湿度、冷水温度)の現在値を表示させたり、トレンドグラフとして表示させたりする。
その後、ステップST302に戻り、以降の処理を繰り返す。
なお、この実施の形態1では、出力装置3は表示装置であるものとしているので、出力制御部16は、監視ポイントデータの情報を映像として表示させるものとしたが、これに限らず、例えば、出力装置3が音声出力装置であれば、出力制御部16は、監視ポイントデータの情報を音声として出力させるものとしてもよい。出力制御部16は、出力装置3の形態に応じて、監視ポイントデータの情報を出力させるようにする。
また、この実施の形態1では、上述のとおり、監視ポイントデータ収集部15は、監視ポイントデータを収集すると、当該収集した監視ポイントデータの情報をその都度、出力制御部16に出力するようにしたが、これに限らず、監視ポイントデータ収集部15は、収集した監視ポイントデータを監視ポイントデータ記憶部(図示省略)に蓄積するようにし、例えば、施設の監視者等が、エンジニアリング装置から蓄積させている監視ポイントデータの出力指示を入力した場合等のタイミングで、出力制御部16が、出力装置3に監視ポイントデータの情報を出力させるようにしてもよい。
また、この実施の形態1では、上述のとおり、ステップST305において監視ポイントデータの情報を出力させた後、ステップST302に戻るものとしたが、これに限らず、例えば、施設の管理者等が、エンジニアリング装置から、監視ポイントデータの収集を終了させる指示を入力すると、エンジニアリング装置は当該終了指示の情報を施設管理装置1に送信し、指示受付部11は、当該終了指示情報を受け付け、周期判定部12に対して監視期間のカウントをリセットさせて、処理終了するようにしてもよい。
また、ここでは、一例として、施設管理装置1は、エンジニアリング装置から送信された監視ポイントデータの収集指示に従って、図3で説明したような、監視ポイントデータの収集を行うものとしたが、これに限らず、施設管理装置1は、その他の情報をきっかけに、監視ポイントデータの収集を行うようにしてもよい。例えば、指示受付部11が、内部に保持したタイマにより、予め設定された、監視ポイントデータの収集を開始する時刻になったことを検知し、当該時刻になったタイミングで、周期判定部12が監視期間のカウントを開始するようにしてもよい。
以上のように、この実施の形態1によれば、施設内の各設備を制御するための各監視ポイントデータについて、当該監視ポイント毎の特性、あるいは、性質を考慮した監視を行うことができる。
その結果、高速に収集したい監視ポイントの監視ポイントデータのみを、収集したいタイミングで、高速にデータ収集するようにすることができる。よって、従来のように、データタイプ毎に監視周期を設定していた場合では、例えば、1点でも高速にデータ収集したい監視ポイントがあると、同じ監視周期が設定された同じデータタイプの監視ポイント全てに対して高速にデータ収集しなければいけなかったのに比べて、施設管理装置1とコントローラ2n間の通信負荷、および、施設管理装置1等における処理負荷を軽減することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、スキャンメッセージ作成部14は、監視周期が到来した監視ポイントについて、当該監視周期が到来した監視ポイント毎に1つ、すなわち、監視周期が到来した監視ポイントについて、監視ポイント単位で、スキャンメッセージを作成するようにしていた。
この実施の形態2では、スキャンメッセージ作成部14が、監視周期が到来した監視ポイントの監視ポイントデータを収集するコントローラ毎に1つ、すなわち、監視周期が到来した監視ポイントについて、当該監視ポイントの監視ポイントデータを収集するコントローラ単位で、スキャンメッセージを作成する実施の形態について説明する。
この発明の実施の形態2に係る施設管理装置1を備えた施設管理システムの構成、および、この発明の実施の形態2に係る施設管理装置1の構成は、実施の形態1において図1,図2を用いて説明した構成と同様であるため、重複した説明を省略する。
この発明の実施の形態2に係る施設管理装置1の動作については、実施の形態1において図3で説明したフローチャートのとおりであるが、この実施の形態2と実施の形態1とでは、実施の形態1において図3のステップST303で説明した、スキャンメッセージ作成部14の具体的な動作が異なるので、実施の形態1とは異なるステップST303の具体的な動作についてのみ説明する。
その他の具体的な動作については、実施の形態1で説明したものと同様であるため、重複した説明を省略する。
ここでは、一例として、例えば、監視期間のカウントを開始してから30秒が経過し、周期記憶部13には図4で説明したような内容の情報が記憶されているものとする。
そして、ステップST302において、周期判定部12は、監視ポイント1、監視ポイント3、監視ポイント5について監視周期が到来したと判定し、当該監視ポイント1、監視ポイント3、監視ポイント5の監視ポイントデータを収集するためのスキャンメッセージ作成指示を、監視ポイント1、監視ポイント3、監視ポイント5の情報と、それぞれに対応する、コントローラ21、コントローラ21、コントローラ22の情報とともにスキャンメッセージ作成部14に出力したものとする。
ステップST303において、スキャンメッセージ作成部14は、周期判定部12から出力されたスキャンメッセージ作成指示に基づき、スキャンメッセージを作成する。
ここで、この実施の形態2では、スキャンメッセージ作成部14は、監視周期が到来した監視ポイントについて、該監視ポイントの監視ポイントデータを収集するコントローラ単位で、監視周期が到来した複数の監視ポイントの分のスキャンメッセージを、まとめて1つのメッセージとして作成する。
具体的には、スキャンメッセージ作成部14は、コントローラ21に対して監視ポイント1および監視ポイント3の監視ポイントデータを収集するためのスキャンメッセージと、コントローラ22に対して監視ポイント5の監視ポイントデータを収集するためのスキャンメッセージとを作成する。
すなわち、実施の形態1では、スキャンメッセージ作成部14は、監視ポイント1と監視ポイント3について、それぞれ別のスキャンメッセージを作成していたのに対し、この実施の形態2では、スキャンメッセージ作成部14は、監視ポイントデータの収集元となるコントローラ21が同じ監視ポイント1と監視ポイント3についてはまとめて、コントローラ2n毎にスキャンメッセージを作成する。すなわち、スキャンメッセージ作成部14は、監視ポイントデータの収集元が同じで、かつ、同じ監視周期が到来した複数の監視ポイントについて、当該複数の監視ポイント分のスキャンリクエストメッセージを、1つのスキャンメッセージとして作成する。
これにより、施設管理装置1およびコントローラ2n間の通信負荷、および、スキャンメッセージ作成等の処理負荷をより軽減することができ、施設内の各設備を制御するための各監視ポイントデータについて、より効率的な監視を行うことができるようになる。
以上のように、この実施の形態2によれば、施設管理装置1およびコントローラ2n間の通信負荷、および、施設管理装置1等における処理負荷をより軽減することができ、施設内の各設備を制御するための各監視ポイントデータについて、より効率的な監視を行うことができる。
実施の形態3.
実施の形態1,2では、監視周期が到来する度にスキャンメッセージ作成部14がスキャンメッセージを作成するようにしていたが、監視周期が到来するタイミングで毎回スキャンメッセージを作成していると、その都度、スキャンメッセージ作成のための時間が必要となる。また、監視ポイントの構成は、頻繁に変わるものではない。
そこで、この実施の形態3では、予めスキャンメッセージを作成しておくようにする実施の形態について説明する。
また、この実施の形態3では、監視周期に変更があった場合に、変更後の監視周期で監視ポイントデータの収集を行うようにする実施の形態について説明する。
この発明の実施の形態3に係る施設管理装置1aを備えた施設管理システムの構成は、実施の形態1において図1を用いて説明した構成と同様であるため、重複した説明を省略する。
図6は、この発明の実施の形態3に係る施設管理装置1aの構成図である。
この実施の形態3に係る施設管理装置1aの構成は、実施の形態1において図2を用いて説明した施設管理装置1の構成とは、指示内容反映部17と、スキャンメッセージ記憶部18をさらに備えた点が異なる。その他の構成については、実施の形態1の施設管理装置1と同様であるため、同様の構成については同じ符号を付し、重複した説明を省略する。
指示内容反映部17は、指示受付部11から、監視ポイントの構成に変更があった旨の情報を取得し、スキャンメッセージに変更がある場合、スキャンメッセージ作成部14にスキャンメッセージの変更指示を出力する。また、指示内容反映部17は、周期記憶部13で記憶している、監視ポイントに関する情報に変更がある場合は、当該変更を反映する。
スキャンメッセージ記憶部18は、スキャンメッセージ作成部14が作成したスキャンメッセージを記憶する。
スキャンメッセージ記憶部18は、HDD、DVD、メモリなどによって構成される。
なお、この実施の形態3では、図6に示すように、施設管理装置1aがスキャンメッセージ記憶部18を備えるようにしたが、これに限らず、スキャンメッセージ記憶部18は、施設管理装置1aの外部に備えられ、スキャンメッセージ作成部14および監視ポイントデータ収集部15は、ネットワークを介してスキャンメッセージ記憶部18を参照するようにしてもよい。
図7は、この発明の実施の形態3に係る施設管理装置1aの動作を説明するフローチャートである。
この実施の形態3でも、実施の形態1の施設管理装置1同様、例えば、施設の管理者等が、エンジニアリング装置(図示省略)から、監視ポイントデータの収集指示を入力すると、エンジニアリング装置から当該監視ポイントデータの収集指示の情報が施設管理装置1aに送信され、施設管理装置1aにおいて、以下に説明する図3の動作を行う。
また、この実施の形態3において、施設の管理者等は、エンジニアリング装置から、監視ポイントの構成の変更を行うことができる。施設管理者等によって監視ポイントの構成の変更が行われた場合、当該監視ポイントの構成が変更になった旨の情報が、エンジニアリング装置から施設管理装置1aに送信され、施設管理装置1aの指示受付部11が当該監視ポイントの構成が変更になった旨の情報を受信する。
指示受付部11は、エンジニアリング装置から監視ポイントデータの収集指示情報を受け付けると、当該監視ポイントデータの収集指示情報を、周期判定部12およびスキャンメッセージ作成部14に出力する。
周期判定部12は、指示受付部11から、監視ポイントデータの収集指示情報を取得すると、監視期間のカウントを開始する(ステップST601)。具体的な動作は、実施の形態1で説明した図3のステップST301と同様である。
スキャンメッセージ作成部14は、指示受付部11から、監視ポイントデータの収集指示情報を取得すると、スキャンメッセージを作成する(ステップST602)。具体的には、スキャンメッセージ作成部14は、周期記憶部13を参照し、監視周期毎に、監視ポイントの監視ポイントデータを収集するコントローラ単位で、スキャンメッセージを作成する。
例えば、周期記憶部13には、図4で示したような情報が記憶されているものとすると、スキャンメッセージ作成部14は、監視周期が30秒となった場合に、コントローラ21に対して監視ポイント1および監視ポイント3の監視ポイントデータを収集するためのスキャンメッセージと、コントローラ22に対して監視ポイント5の監視ポイントデータを収集するためのスキャンメッセージを作成する。また、スキャンメッセージ作成部14は、監視周期が60秒となった場合に、コントローラ21に対して監視ポイント2の監視ポイントデータを収集するためのスキャンメッセージと、コントローラ23に対して監視ポイント6の監視ポイントデータを収集するためのスキャンメッセージを作成する。また、スキャンメッセージ作成部14は、監視周期が120秒となった場合に、コントローラ22に対して監視ポイント4の監視ポイントデータを収集するためのスキャンメッセージを作成する。
そして、スキャンメッセージ作成部14は、ステップST602において作成したスキャンメッセージを、スキャンメッセージ記憶部18に記憶させる(ステップST603)。
ここで、図8は、実施の形態3において、スキャンメッセージ記憶部18が記憶するスキャンメッセージの情報の一例を説明する図である。
図8に示すように、スキャンメッセージ記憶部18には、監視周期毎に、スキャンメッセージ作成部14が作成したスキャンメッセージが、スキャンメッセージNOが付与された状態で格納されている。スキャンメッセージNOは適宜付番されればよい。
なお、図8に示した内容は一例にすぎず、スキャンメッセージ記憶部18は、スキャンメッセージ作成部14が作成したスキャンメッセージを監視周期毎、あるいは、監視ポイント毎に特定可能な状態で格納していればよい。
このように、この実施の形態3では、予め、スキャンメッセージ作成部14が、周期記憶部13で記憶している周期情報に基づき、コントローラ2nから該当の監視ポイントの監視ポイントデータを収集するためのスキャンメッセージを作成しておき、スキャンメッセージ記憶部18に記憶させておく。
図7のフローチャートに戻る。
周期判定部12は、周期記憶部13を参照し、監視ポイントデータを収集する監視周期になったかどうかを判定する(ステップST604)。具体的な動作は、実施の形態1で説明した図3のステップST302と同様であるため、詳細な説明を省略する。
ステップST604において、監視ポイントデータを収集する監視周期になったと判定した場合、すなわち、監視周期が到来したと判定した場合(ステップST604の“YES”の場合)、監視ポイントデータ収集部15は、スキャンメッセージ記憶部18を参照し、送信すべきスキャンメッセージを特定して取得する。そして、監視ポイントデータ収集部15は、取得したスキャンメッセージを該当のコントローラ2nへ送信し、該当のコントローラ2nから監視ポイントデータを収集する(ステップST605)。
ステップST605の動作の一例について、周期記憶部13には図4に示したような内容の情報が記憶されており、スキャンメッセージ記憶部18には図8で示したような内容の情報が記憶されているものとして具体的に説明する。
例えば、監視期間のカウントを開始してから30秒が経過すると、周期判定部12は、監視周期が30秒の監視ポイントデータを収集する監視周期が到来した旨の情報を監視ポイントデータ収集部15に出力する。監視ポイントデータ収集部15は、スキャンメッセージ記憶部18を参照し、監視周期が30秒であるスキャンメッセージNO1,2のスキャンメッセージを、送信すべきスキャンメッセージと特定し、当該スキャンメッセージNO1,2を取得する。そして、監視ポイントデータ収集部15は、スキャンメッセージNO1,2のスキャンメッセージを該当のコントローラ21,22に送信し、監視ポイント1、監視ポイント3、監視ポイント5の監視ポイントデータを収集する。
また、例えば、周期判定部12は、監視周期が30秒の監視ポイント1、監視ポイント3、監視ポイント5について監視周期が到来したと判定し、監視ポイント1、監視ポイント3、監視ポイント5の情報を監視ポイントデータ収集部15に出力し、監視ポイントデータ収集部15は、スキャンメッセージ記憶部18を参照して、監視ポイント1、監視ポイント3、監視ポイント5の情報から、スキャンメッセージNO1,2を特定するようにしてもよい。
監視ポイントデータ収集部15は、収集した監視ポイントデータの情報を出力制御部16へ出力する。
出力制御部16は、監視ポイントデータ収集部15から取得した監視ポイントデータの情報を出力装置3に映像として表示させる(ステップST606)。具体的な動作は、実施の形態1で説明した図3のステップST305と同様であるので、詳細な説明は省略する。
なお、この実施の形態3でも、実施の形態1,2同様、監視ポイントデータ収集部15は、収集した監視ポイントデータを監視ポイントデータ記憶部(図示省略)に蓄積するようにし、例えば、施設の監視者等が、エンジニアリング装置から蓄積させている監視ポイントデータの出力指示を入力した場合等のタイミングで、出力制御部16が、出力装置3に監視ポイントデータの情報を出力させるようにしてもよい。
一方、ステップST604において、監視ポイントデータを収集する監視周期になっていないと判定した場合、すなわち、監視周期は到来していないと判定した場合(ステップST604の“NO”の場合)、指示受付部11は、エンジニアリング装置から監視ポイントの構成が変更になった旨の情報を受信したかどうかを判定する(ステップST607)。
ステップST607において、監視ポイントの構成が変更になった旨の情報を受け付けていないと判定した場合(ステップST607の“NO”の場合)、ステップST604へ戻る。
ステップST607において、監視ポイントの構成が変更になった旨の情報を受け付けたと判定した場合(ステップST607の“YES”の場合)、指示受付部11は、受け付けた変更情報を指示内容反映部17に出力し、指示内容反映部17は、変更情報に基づき、変更内容を周期記憶部13に反映する(ステップST608)。
施設の管理者等が、エンジニアリング装置から監視ポイントの構成の変更を行うと、エンジニアリング装置は、当該監視ポイントの構成の変更を行った旨の情報とともに、変更情報を、施設管理装置1の指示受付部11に送信する。変更情報には、構成の変更を行った監視ポイント、および、変更の内容の情報が含まれる。なお、監視ポイントの構成の変更とは、例えば、既存の監視ポイントの周期情報等の変更、既存の監視ポイントの削除、新たな監視ポイントの追加等を含む。
例えば、周期記憶部13に記憶されている情報が図4で示す内容であり、指示内容反映部17は、コントローラ21の監視ポイント2の監視周期を80秒とする変更と、コントローラ21に監視周期30秒の監視ポイント7を追加する監視ポイントの構成の変更を行ったとする。この場合、ステップST607において、指示内容反映部17は、コントローラ21の監視ポイント2の監視周期を80秒に変更する旨の変更情報と、コントローラ21に監視周期30秒の監視ポイント7を追加する変更情報を取得し、周期記憶部13に記憶されている監視ポイント2の監視周期を80秒に更新し、新たに、監視周期30秒の監視ポイント7の情報を追加する(図9参照)
指示内容反映部17は、監視周期に変更がある監視ポイントが存在するかどうかを判定する(ステップST609)。
ステップST609において、監視周期に変更がある監視ポイントが存在しないと判定した場合(ステップST609の“NO”の場合)、ステップST604に戻る。
ステップST609において、監視周期に変更がある監視ポイントが存在すると判定した場合(ステップST609の“YES”の場合)、指示内容反映部17は、スキャンメッセージ作成部14に、スキャンメッセージ変更指示を出力する。このとき、指示内容反映部17は、監視周期に変更がある監視ポイントの情報もあわせてスキャンメッセージ作成部14に出力するようにする。
ここでは、例えば、コントローラ21の監視ポイント2の監視周期が80秒に変更され、コントローラ21に監視周期30秒の監視ポイント7が追加されているので、指示内容反映部17は監視ポイント2および監視ポイント7の監視周期に変更があると判定し、当該監視ポイント2および監視ポイント7の情報とともに、スキャンメッセージ変更指示を、スキャンメッセージ作成部14に出力する。なお、例えば、既存の監視ポイントの削除が行われた場合も、指示内容反映部17は、監視周期に変更があると判定する。
スキャンメッセージ作成部14は、指示内容反映部17から出力されたスキャンメッセージ変更指示に基づき、スキャンメッセージ記憶部18に記憶させているスキャンメッセージの変更を行う(ステップST610)。
ここでは、例えば、スキャンメッセージ作成部14は、図8に示したスキャンメッセージのうち、スキャンメッセージNO1について、監視ポイント7を追加するよう変更する。また、スキャンメッセージ作成部14は、スキャンメッセージNO3について、監視周期を80秒とするよう変更する。
図10は、実施の形態3において、図8に示した、スキャンメッセージ記憶部18に記憶されているスキャンメッセージについて、監視ポイント7の追加と、監視ポイント2の監視周期の変更とを反映した結果の一例を説明する図である。
ステップST610において、指示内容反映部17が、スキャンメッセージ記憶部18に記憶されたスキャンメッセージの変更を行うと、ステップST604に戻り、ステップST604において周期判定部12が、監視周期が到来したと判定すると、ステップST605において、監視ポイントデータ収集部15は、最新のスキャンメッセージに基づいた監視ポイントデータの収集を行う。
なお、上記の説明では、ステップST601〜ステップST603の順番で処理を行うものとして説明したが、ステップST601と、ステップST602〜ステップST603の順番はこれに限らない。例えば、ステップST602〜ステップST603の処理を行った後、ステップST601の処理を行うようにしてもよいし、ステップST601と、ステップST602〜ステップST603の処理を並行して行うようにしてもよい。
また、この実施の形態3では、スキャンメッセージ作成部14が予めスキャンメッセージを作成し、記憶させておく動作は、指示受付部11が、エンジニアリング装置から監視ポイントデータの収集指示を受け付けた場合に行うものとしたが、これに限らず、例えば、施設管理装置1aに電源が投入されたタイミング等で、スキャンメッセージ作成部14が予めスキャンメッセージを作成し、記憶させておくようにしてもよく、監視周期が到来して、監視ポイントデータの収集を行う(ステップST605)よりも前に、スキャンメッセージが作成されているようになっていればよい。
また、この実施の形態3では、スキャンメッセージ作成部14は、スキャンメッセージ作成部14は、実施の形態2同様、監視周期毎に、監視ポイントの監視ポイントデータを収集するコントローラ単位で、スキャンメッセージを作成するものとしたが、これに限らず、実施の形態1同様、スキャンメッセージ作成部14は、監視周期が到来した監視ポイント単位で、スキャンメッセージを作成するようにしてもよい。
また、この実施の形態3においても、実施の形態1,2同様、出力制御部16は、出力装置3の形態に応じて、監視ポイントデータの情報を出力させるようにする。
また、この実施の形態3においては、上述のとおり、ステップST606において監視ポイントデータの情報を出力させた後、ステップST604に戻るものとしたが、これに限らず、例えば、施設の管理者等が、エンジニアリング装置から、監視ポイントデータの収集を終了させる指示を入力すると、エンジニアリング装置は当該終了指示情報を施設管理装置1に送信し、指示受付部11は、当該終了指示情報を受け付け、周期判定部12に対して監視期間のカウントをリセットさせて、処理終了するようにしてもよいし、ステップST605,606の監視ポイントデータの収集は行わず、ステップST607〜ステップST610の処理を繰り返し行い、監視ポイントの構成の変更があった場合に、当該変更を周期記憶部13およびスキャンメッセージ記憶部18に反映する動作のみ継続するようにしてもよい。
また、ここでは、一例として、施設管理装置1は、エンジニアリング装置から送信された監視ポイントデータの収集指示に従って、図7で説明したような、監視ポイントデータの収集を行うものとしたが、これに限らず、施設管理装置1は、その他の情報をきっかけに、監視ポイントデータの収集を行うようにしてもよい。例えば、指示受付部11が、内部に保持したタイマにより、監視ポイントデータの収集を開始する時刻になったことを検知し、当該時刻になったタイミングで、周期判定部12が監視期間のカウントを開始するようにしてもよい。
また、この実施の形態3で説明したような、指示内容反映部17の構成を、実施の形態1の施設管理装置1に適用することもできる。すなわち、実施の形態1の施設管理装置1が、指示内容反映部17をさらに備え、指示内容反映部17が、指示受付部11を介して、エンジニアリング装置から監視ポイントの構成に変更があった旨の情報を取得し、周期記憶部13に記憶されている情報を変更するようにすることもできる。このようにすることで、周期判定部12は、変更後の、すなわち、最新の監視周期の情報に基づき、監視周期が到来したか否かを判定し、監視ポイントデータ収集部15は、当該最新の監視周期で、監視ポイントデータの収集を行うことができる。
以上のように、この実施の形態3によれば、スキャンメッセージ作成部14が予めスキャンメッセージを作成し、記憶させておくようにしたので、監視ポイントデータを収集するタイミングで毎回スキャンメッセージを作成する必要がなくなり、当該スキャンメッセージの作成に要する時間を短縮することができるため、処理をより高速化することができる。
監視ポイントの構成は、頻繁に変わるものではないため、このように、予めスキャンメッセージを作成して記憶させておいたスキャンメッセージを有効利用することが可能となる。
また、この実施の形態3によれば、監視ポイントの構成に変更があった旨の情報を受け付け、当該変更を反映した監視周期で監視ポイントデータの収集を行うようにしたので、監視ポイントの構成に変更があった場合も、変更後の的確な監視周期で、監視ポイントデータの監視を行うことができる。
なお、実施の形態1〜3で説明した施設管理装置1は、ビル、工場、プラントなどのあらゆる施設において、I/O状態を監視する施設管理装置に適用できる。
また、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
1,1a 施設管理装置
3 出力装置
11 指示受付部
12 周期判定部
13 周期記憶部
14 スキャンメッセージ作成部
15 監視ポイントデータ収集部
16 出力制御部
17 指示内容反映部
18 スキャンメッセージ記憶部
21,22,23,2n コントローラ

Claims (7)

  1. 複数のコントローラそれぞれにてデータ収集を行う監視ポイントについて、当該監視ポイント毎に設定された監視周期が到来したかどうかを判定する周期判定部と、
    前記周期判定部が、前記監視周期が到来したと判定した場合に、前記監視周期が到来した監視ポイントに関するデータを収集する監視ポイントデータ収集部と、
    前記複数のコントローラそれぞれにてデータ取集を行う監視ポイントのうち、前記周期判定部が、前記監視周期が到来したと判定した監視ポイントに関するデータを収集するためのスキャンメッセージを作成するスキャンメッセージ作成部とを備え、
    前記監視ポイントデータ収集部は、
    前記スキャンメッセージ作成部が作成したスキャンメッセージを用いて、前記複数のコントローラから、前記監視周期が到来した監視ポイントに関するデータを収集する
    ことを特徴とする施設管理装置。
  2. 前記スキャンメッセージ作成部は、前記周期判定部が、前記監視周期が到来したと判定した場合に、前記監視周期が到来した監視ポイントに関するデータを収集するためのスキャンメッセージを作成し、前記監視ポイントデータ収集部に出力し、
    前記監視ポイントデータ収集部は、前記スキャンメッセージ作成部から出力されたスキャンメッセージを取得し、当該取得したスキャンメッセージを用いて前記監視周期が到来した監視ポイントに関するデータを収集する
    ことを特徴とする請求項1記載の施設管理装置。
  3. 記スキャンメッセージ作成部が作成したスキャンメッセージを記憶するスキャンメッセージ記憶部とを備え、
    前記監視ポイントデータ収集部は、
    前記周期判定部が、前記監視周期が到来したと判定した場合に、前記スキャンメッセージ記憶部が記憶しているスキャンメッセージのうち、前記監視周期が到来した監視ポイントに関するデータを収集するためのスキャンメッセージを特定して取得し、当該取得したスキャンメッセージを用いて前記監視周期が到来した監視ポイントに関するデータを収集する
    ことを特徴とする請求項1記載の施設管理装置。
  4. 前記監視周期の変更指示情報を受け付ける指示受付部を備え、
    前記指示受付部が前記監視周期の変更指示情報を受け付けた場合、前記周期判定部は、当該変更指示情報に基づく変更後の監視周期が到来したかどうかを判定する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のうちのいずれか1項記載の施設管理装置。
  5. 前記監視ポイントデータ収集部が収集した監視ポイントに関するデータを、映像として表示させる表示制御部を備えた
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載の施設管理装置。
  6. 前記スキャンメッセージ作成部は、
    前記監視ポイント単位で前記スキャンメッセージを作成する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3記載の施設管理装置。
  7. 前記スキャンメッセージ作成部は、
    前記監視ポイントに関するデータを収集するコントローラ単位で前記スキャンメッセージを作成する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3記載の施設管理装置。
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