JP2019212163A - 施設監視装置および施設監視方法 - Google Patents
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Abstract
Description
施設の監視者等は、表示装置の画面を監視し、施設内に設置された機器の監視等を行う。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る施設監視装置1を備えた施設監視システム100の構成例を示す図である。
施設監視システム100は、ビル等の施設内に設置された機器を監視するビル監視システム等に適用することができる。
施設監視システム100は、施設監視装置1とコントローラ2とを備える。施設監視装置1とコントローラ2とは、ネットワークを介して接続される。また、コントローラ2には、ネットワークを介して、施設内に設置された機器3が接続される。
なお、図1では、コントローラ2を2つ示しているが、これは一例に過ぎず、施設監視装置1には、1つ以上のコントローラ2が接続される。また、各コントローラ2には複数の機器3が接続される。
コントローラ2は、機器3から、当該機器3に関するデータを収集する。機器3とは、センサ、温度計、または、電力計等、施設内に設置されるあらゆる機器3を含む。コントローラ2は、機器3から、温度、湿度、または、電力量等のデータを収集する。
実施の形態1において、機器3を「監視ポイント」といい、監視ポイントから収集される、監視ポイントに関するデータを「監視ポイントデータ」という。
なお、コントローラ2は、監視ポイント毎に監視ポイントデータを収集し、施設監視装置1に送信する。施設監視装置1は、コントローラ2が収集した、監視ポイント毎の監視ポイントデータを受信する。
コントローラ2が機器3から監視ポイントデータを収集するタイミング、および、施設監視装置1がコントローラ2から監視ポイントデータを受信するタイミングは、それぞれ、常時としてもよいし、予め設定された周期毎としてもよく、適宜設定可能である。
対象監視ポイント情報は、監視対象ポイント毎の、当該監視対象ポイントに関する情報である。より詳細には、例えば、対象監視ポイント情報は、ID等、監視対象ポイントを特定する情報と、監視対象ポイントに関する情報とが対応付けられた情報である。監視対象ポイントに関する情報には、コントローラ2によって監視対象ポイントから収集された監視ポイントデータが含まれる。
コントローラ2が収集する監視ポイントデータには、監視ポイントを管理するための管理情報が付与されている。対象監視ポイント情報は、例えば、管理情報と、監視対象ポイントに関する情報とが対応付けられた情報としてもよい。管理情報の詳細については後述する。
具体的には、例えば、施設監視装置1は、監視者等からの指示に基づき、対象監視ポイントに関する情報を、ディスプレイ等の表示装置(図示省略)に表示させる。表示装置は、施設監視装置1が備えるものであってもよいし、施設監視装置1の外部に備えて施設監視装置1と接続されるものであってもよい。また、例えば、施設監視装置1は、監視者等からの指示に基づき、対象監視ポイントを制御する。
監視者等は、マウスまたはキーボード等の入力装置(図示省略)を操作して、施設監視装置1から、対象監視ポイントに関する情報の表示指示または制御指示等を入力する。
監視者等は、例えば、表示装置に表示された、対象監視ポイントに関する情報を確認することで、対象監視ポイントの監視を行う。
施設監視装置1とコントローラ2の動作は、ソフトウェアに基づくCPU(Central Processing Unit)を用いたプログラム処理によって実行される。
ポイントデータ受信部11は、コントローラ2から、施設内の複数の監視ポイントのうちの1つ以上の監視ポイント(以下「第1の監視ポイント」ともいう。)から収集された監視ポイントデータ(以下「第1の監視ポイントデータ」ともいう。)を受信する。
ポイントデータ受信部11は、受信した第1の監視ポイントデータを、管理情報判定部12に出力する。
コントローラ2は、第1の監視ポイントから第1の監視ポイントデータを収集すると、当該監視ポイントデータに、第1の監視ポイントを管理するための管理情報を付与する。管理情報は、第1の監視ポイントの設置場所、第1の監視ポイントデータの内容、または、第1の監視ポイントデータに割り振られたID等、第1の監視ポイントを特定する情報を含む情報である。例えば、管理情報は、管理コードとし、コントローラ2は、第1の監視ポイントが、施設の4階に設置された、ID番号「02」の温度センサとすると、「FTC.4F.TEMP.02」といった管理コードを、第1の監視ポイントデータに付与する。
なお、これは一例に過ぎず、コントローラ2は、第1の監視ポイントデータに、管理情報として、第1の監視ポイントを特定する何らかの情報を付与するようになっていればよい。
例えば、監視者等は、監視ポイントの設置時、または、監視ポイントの追加時に、監視ポイントを監視するコントローラ2に対して、監視ポイントと管理コードとを対応付けた管理コード情報を記憶させる設定を行っておく。コントローラ2は、第1の監視ポイントから第1の監視ポイントデータを収集すると、記憶している管理コード情報に基づき、MQTTのメッセージ中に管理コードを付与する。
なお、監視ポイントを追加する方法としては、例えば、既に設置済みのコントローラ2に、新たに監視ポイントを接続する方法、または、コントローラ2と監視ポイントとが一体となっている簡易的なコントローラ2を新たに施設監視装置1に接続する方法等があげられる。いずれにしても、監視者等は、追加になった監視ポイントを監視するコントローラ2が、追加になった監視ポイントと当該監視ポイントの管理コードとを対応付けた管理コード情報を認識できるようにしておく。
この場合、管理情報判定部12は、第1の監視ポイントデータに付与された管理コードが、ピリオドを含む14文字の半角英数字の文字列であれば、予め設定されたルールに従って付与されていると判定する。一方、管理情報判定部12は、第1の監視ポイントデータに付与された管理コードが、ピリオドを含む14文字の半角英数字の文字列でなければ、予め設定されたルールに従って付与されていないと判定する。
管理情報判定部12は、管理コードが予め設定されたルールに従って付与されていると判定した場合、第1の監視ポイントデータを、ポイント判定部13に出力する。
管理情報判定部12は、管理コードが予め設定されたルールに従って付与されていないと判定した場合、何もしない。あるいは、管理情報判定部12は、管理コードが予め設定されたルールに従って付与されていないと判定した場合に、その旨の情報を出力制御部17(後述する)に対して出力するようにしてもよい。出力制御部17は、第1の監視ポイントデータについて、管理コードが予め設定されたルールに従って付与されていない旨のエラー通知を、表示装置に表示させる等する。
具体的には、ポイント判定部13は、管理情報判定部12から出力された第1の監視ポイントデータに付与された、第1の監視ポイントを管理するための管理コードが、対象監視ポイント情報において、対象監視ポイントに付与された、対象監視ポイントを管理するための管理コードの中に存在しているか否かを判定する。
ポイント判定部13は、第1の監視ポイントを管理するための管理コードが、対象監視ポイントを管理するための管理コードの中に存在していないと判定した場合、第1の監視ポイントが、対象監視ポイントに含まれていないと判定する。
一方、ポイント判定部13は、第1の監視ポイントを管理するための管理コードが、対象監視ポイントを管理するための管理コードの中に存在していると判定した場合、第1の監視ポイントは、対象監視ポイントに含まれていると判定する。
ポイント判定部13は、第1の監視ポイントが、対象監視ポイントに含まれているか否かの判定結果を、ポイント反映部14に出力する。
このようにして、ポイントデータ記憶部15に、対象監視ポイント情報が蓄積されていく。
なお、実施の形態1では、ポイントデータ記憶部15は、施設監視装置1に備えられるものとするが、これは一例に過ぎない。ポイントデータ記憶部15は、施設監視装置1の外部の、施設監視装置1が参照可能な場所に備えられるようにしてもよい。
受付部16は、受け付けた各種指示を、出力制御部17に出力する。
また、出力制御部17は、管理情報判定部12から、第1の監視ポイントデータに付与されている管理コードが予め設定されたルールに従って付与されていないと判定した旨の情報が出力された場合に、エラー通知を、表示装置に表示させる。
ポイントデータ収集部21は、第1の監視ポイントから第1の監視ポイントデータを収集する。
ポイントデータ収集部21は、収集した第1の監視ポイントデータを、管理情報付与部22に出力する。
管理情報付与部22は、管理コードを付与した後の第1の監視ポイントデータを、ポイントデータ送信部23に出力する。
図3は、実施の形態1に係る施設監視装置1の動作を説明するためのフローチャートである。
ポイントデータ受信部11は、コントローラ2から、施設内の第1の監視ポイントから収集された第1の監視ポイントデータを受信する(ステップST301)。
ポイントデータ受信部11は、受信した第1の監視ポイントデータを、管理情報判定部12に出力する。
このとき、管理情報判定部12は、管理コードが予め設定されたルールに従って付与されていない旨の情報を出力制御部17に対して出力し、出力制御部17は、管理コードが予め設定されたルールに従って付与されていない旨のエラー通知を、表示装置に表示させる等してもよい。
上述のとおり、第1の監視ポイントデータに付与されている管理コードは、監視者等が設定してコントローラ2に記憶させておいた管理コードに基づく。従って、監視者等が入力ミス等をしたことにより、存在し得ない管理コードが第1の監視ポイントデータに付与されていることがあり得る。
ステップST302において、管理情報判定部12が、管理コードが予め設定されたルールに従って付与されているか否かを判定し、管理コードが予め設定されたルールに従って付与されていない場合には、以降の処理に進まない。
これにより、ポイントデータ記憶部15において、対象監視ポイント情報上、第1の監視ポイントデータが、存在し得ない管理コードと対応付けられて管理され、施設監視装置1が、誤った対象監視ポイント情報に基づいて、対象監視ポイントの監視を行うことになることを防ぐことができる。
また、管理情報判定部12は、管理コードが予め設定されたルールに従って付与されていないと判定した場合には、出力制御部17がエラー通知を表示させるようにすることで、監視者等に、管理コードの誤りを通知することができる。その結果、監視者等は、誤った管理コードの訂正を行う等、速やかに対処することができる。
これにより、例えば、新たに対象監視ポイントとする監視ポイントが施設内に追加された場合でも、施設監視装置1において、自動的に、追加された監視ポイントを対象監視ポイントとして監視できるようになる。
例えば、施設監視装置1、コントローラ2、および、監視ポイントの間の通信プロトコルには、Bluetooth(登録商標。以下記載を省略する)を用いるものとし、Bluetoothのメッセージに、管理情報が収録されるものとしてもよい。また、例えば、施設監視装置1、コントローラ2、および、監視ポイント間はBACnetで接続されるようにし、BACnetとともに自由に情報を設定できる領域を有するプロパティを用いて、当該プロパティに管理情報が収録されるものとしてもよい。
コントローラ2から施設監視装置1に送信される第1の監視ポイントデータに、管理情報が付与されているようになっていればよい。
2 コントローラ
3 機器
11 ポイントデータ受信部
12 管理情報判定部
13 ポイント判定部
14 ポイント反映部
15 ポイントデータ記憶部
16 受付部
17 出力制御部
21 ポイントデータ収集部
22 管理情報付与部
23 ポイントデータ送信部
Claims (6)
- 施設内に設置された複数の監視ポイントのうち監視対象である1つ以上の対象監視ポイントに関する情報が、前記対象監視ポイント毎に蓄積された、対象監視ポイント情報に基づき、前記対象監視ポイントの監視を行う施設監視装置であって、
前記複数の監視ポイントのうちの第1の監視ポイントから収集された第1の監視ポイントデータを受信するポイントデータ受信部と、
前記ポイントデータ受信部が受信した前記第1の監視ポイントデータおよび前記対象監視ポイント情報に基づき、前記第1の監視ポイントが、前記対象監視ポイントに含まれているか否かを判定するポイント判定部と、
前記ポイント判定部が、前記第1の監視ポイントが前記対象監視ポイントに含まれていないと判定した場合に、前記第1の監視ポイントを前記対象監視ポイントに追加するとともに、前記第1の監視ポイントデータを、追加した対象監視ポイントと対応付けて、前記対象監視ポイント情報として記憶させるポイント反映部
とを備えた施設監視装置。 - 前記ポイント判定部は、
前記ポイントデータ受信部が受信した前記第1の監視ポイントデータに付与された、前記第1の監視ポイントを管理するための管理情報が、前記対象監視ポイント情報において、前記対象監視ポイントに付与された、前記対象監視ポイントを管理するための管理情報の中に存在しない場合に、前記第1の監視ポイントが前記対象監視ポイントに含まれていないと判定する
ことを特徴とする請求項1記載の施設監視装置。 - 前記ポイントデータ受信部が受信した前記第1の監視ポイントデータに付与された、前記第1の監視ポイントを管理するための管理情報が、設定されたルールに従って付与されているか否かを判定する管理情報判定部を備え、
前記ポイント判定部は、
前記管理情報判定部が、前記第1の監視ポイントを管理するための管理情報は前記設定されたルールに従って付与されていると判定した場合に、前記第1の監視ポイントが前記対象監視ポイントに含まれているか否かを判定する
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の施設監視装置。 - 前記管理情報判定部が、前記第1の監視ポイントを管理するための管理情報は前記設定されたルールに従って付与されていないと判定した場合、エラー通知を出力する出力制御部を備えた
ことを特徴とする請求項3記載の施設監視装置。 - 前記第1の監視ポイントを管理するための管理情報は、通信プロトコルのメッセージに収録される
ことを特徴とする請求項2から請求項4のうちのいずれか1項記載の施設監視装置。 - 施設内に設置された複数の監視ポイントのうち監視対象である1つ以上の対象監視ポイントに関する情報が、前記対象監視ポイント毎に蓄積された、対象監視ポイント情報に基づき、前記対象監視ポイントの監視を行う施設監視方法であって、
ポイントデータ受信部が、前記複数の監視ポイントのうちの第1の監視ポイントから収集された収集された第1の監視ポイントデータを受信するステップと、
ポイント判定部が、前記ポイントデータ受信部が受信した前記第1の監視ポイントデータおよび前記対象監視ポイント情報に基づき、前記第1の監視ポイントが、前記対象監視ポイントに含まれているか否かを判定するステップと、
ポイント反映部が、ポイント判定部が、前記第1の監視ポイントが前記対象監視ポイントに含まれていないと判定した場合に、前記第1の監視ポイントを前記対象監視ポイントに追加するとともに、前記第1の監視ポイントデータを、追加した対象監視ポイントと対応付けて、前記対象監視ポイント情報として記憶させるステップ
とを備えた施設監視方法。
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