JP5641856B2 - 監視制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置と入力装置とを利用してプラントの監視制御業務を行う監視制御システムに関する。
従来、上下水の浄水場や工場などのプラントの作業員は、プラントの監視・制御を行う監視制御システムを用いて、CRT(Cathode Ray Tube)又はLCD(Liquid Crystal Display)などの複数の表示装置の画面から得られるプラント情報を監視し、必要に応じてマウスやキーボードなどの入力装置を利用して入力を行い、プラントの制御を行っている。
この監視制御システムの画面の種類としては、プラント情報を表示するためのグラフィック画面、計測機器などから得られるプラント情報をトレンド表示するトレンド画面、印刷する帳票データを見るための帳票画面、異常発生時にアラーム情報などを見るためのアラーム画面などがある。そのほか、監視制御システムに関する各種メニュが用意されており、作業員はプラントの状況に応じてメニュボタンでの選択や前記の画面から必要な画面へ表示を切替えたりして、入力を行い、プラントに対して操作を行う。
大抵の場合であるプラントに何の変化も無い場合、すなわち異常発生などがない場合には、作業者はプラントの計測データを見るためにトレンド画面やプラント全体のグラフィック画面を表示することが多い。一方、プラントにてプラントの状態を示す信号の状態変化を検出した場合や故障が発生した場合には、作業者はアラーム画面やシステム専用の対策用画面を開いて原因を判断している。
このような監視制御端末は、端末1台に対して複数の表示装置が備わることが多く、プラントの運用中にはそれぞれの表示装置に別の画面がそれぞれ表示されている。作業者は作業で使用していない表示装置にトレンド画面やグラフィック画面を表示したまま、別の表示装置で、プラントの状態変化や故障などに対応した作業を行っている。
特許文献1では、プラントで故障が発生した場合に、監視制御装置の画面を自動的に表示する機能を提案している。この方法では予めアラームに対して複数の画面と表示時間を登録しておき、アラームが発生した際にアラームに対して登録されている画面を指定されている時間だけ表示して、アラームに関する画面を自動表示している。
特開平11−212635号公報
ところで、前記の状態変化や故障が発生した場合などに、監視制御端末の表示装置に表示する画面は、プラントの状況によって作業者が直接指定した画面を選択して表示している。そのため、画面表示を切替える際には毎回作業者の入力処理が発生しており、手間が生じるという問題がある。
一方、特許文献1では、プラントにてアラームが発生した際に、作業者が見る必要性のある画面を自動的に展開することで、プラントの現状把握、およびアラームの原因解析の手助けとしている。この手法の場合、アラームが発生した場合に予めアラームに対して表示する画面が登録されている場合には画面の自動表示が実施される。しかし、作業者の入力を受け付けても一定時間画面を表示し続けるため、プラントで故障が発生していても画面表示が終わるまでは入力処理を受け付けることができない。また、プラントに何も過去にアラームが発生しない通常運用時の場合には、その機能を利用することができない。
本発明は上記実状に鑑み、プラントの状況に応じた最適な監視制御画面の自動切替機能とプラントの運転状況に応じた監視制御画面の自動切替機能とを提供でき、ユーザの監視制御画面の表示に対する手間を軽減できる監視制御システムの提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、第1の本発明に関わる監視制御システムは、プラントの監視制御画面を表示する表示装置と、ユーザの入力を受け付ける入力部と、前記プラントを構成するプラント装置からの入力信号を受け取り、前記プラントの情報を管理するプラント情報管理部と、前記各表示装置毎の前記監視制御画面の切替順序およびそれぞれの切替状態毎の前記監視制御画面の情報とその表示時間の対応が表される画面切替定義を複数格納する画面切替定義格納部と、前記入力部からのユーザの入力情報または前記プラント情報管理部からの情報のうちの少なくとも何れかの情報により前記表示装置に表示する前記監視制御画面を制御する画面表示管理部とを備え、前記画面表示管理部は、前記入力部からの入力がない所定の長さの無操作時間を検出した際に、前記画面切替定義格納部に格納される前記表示装置の前記画面切替定義に基づいて、当該表示装置で各前記監視制御画面を前記表示時間で指定された時間、表示する画面切替表示処理を行い、前記画面切替定義格納部は、元の前記画面切替定義を別の前記画面切替定義に切替える開始条件の状態と終了条件の状態とが設定された信号の情報が格納され、前記プラント情報管理部にて前記入力信号の状態変化を検出した場合、前記画面切替定義格納部に格納してある信号の状態変化であるか否か判断し、前記画面切替定義格納部に格納してある信号の状態変化である場合、現在画面切替表示処理を行っている前記画面切替定義の開始条件に相当するときはそのまま当該画面切替定義による画面切替表示処理を継続し、前記画面切替定義格納部に格納してある信号の状態変化であり、かつ、現在画面切替表示処理を行っている前記画面切替定義以外の他の前記画面切替定義の開始条件である場合には、当該開始条件が当てはまる前記画面切替定義に切替えて画面切替表示処理を行い、前記画面切替定義格納部に格納してある信号の状態変化であり、かつ、現在画面切替表示処理を行っている前記画面切替定義の終了条件に相当する場合には、当該画面切替定義による画面切替表示処理を終了している。
第2の本発明に関わる監視制御システムは、プラントの監視制御画面を表示する表示装置と、ユーザの入力を受け付ける入力部と、前記プラントを構成するプラント装置からの入力信号をコントローラ経由で受け取り、前記プラントの情報を管理するプラント情報管理部と、前記各表示装置を識別する表示装置識別情報に対する画面切替定義の対応を表す動作定義、および、前記監視制御画面の切替順序が状態遷移情報で管理されるとともにそれぞれの切替状態毎の前記監視制御画面を識別する画面識別情報とその表示時間の対応が表される前記画面切替定義を複数格納する画面切替定義格納部と、前記入力部からのユーザの入力情報または前記プラント情報管理部からの情報のうちの少なくとも何れかの情報により前記表示装置に表示する前記監視制御画面を制御する画面表示管理部とを備え、前記画面表示管理部は、前記入力部からの入力がない所定の長さの無操作時間を検出した際に、前記画面切替定義格納部から前記表示装置の前記動作定義を取得し、当該動作定義が示す前記画面切替定義に従い、各前記監視制御画面を前記表示時間で指定された時間、当該表示装置で表示する画面切替表示処理を行い、前記画面切替定義格納部は、元の前記画面切替定義を別の前記画面切替定義に切替える開始条件の状態と終了条件の状態とが設定された信号の情報が格納され、前記プラント情報管理部にて前記入力信号の状態変化を検出した場合、前記画面切替定義格納部に格納してある信号の状態変化であるか否か判断し、前記画面切替定義格納部に格納してある信号の状態変化である場合、現在画面切替表示処理を行っている前記画面切替定義の開始条件に相当するときはそのまま当該画面切替定義による画面切替表示処理を継続し、前記画面切替定義格納部に格納してある信号の状態変化であり、かつ、現在画面切替表示処理を行っている前記画面切替定義以外の他の前記画面切替定義の開始条件である場合には、当該開始条件が当てはまる前記画面切替定義に切替えて画面切替表示処理を行い、前記画面切替定義格納部に格納してある信号の状態変化であり、かつ、現在画面切替表示処理を行っている前記画面切替定義の終了条件に相当する場合には、当該画面切替定義による画面切替表示処理を終了している。
本発明によれば、プラントの状況に応じた最適な監視制御画面の自動切替え機能とプラントの運転状況に応じた監視制御画面の自動切替機能とを提供でき、ユーザの監視制御画面の表示に対する手間を軽減できる監視制御システムを実現できる。
本発明に関わる実施形態1の監視制御システムの構成図である。 (a)は実施形態1の表示装置1の外観を示す図であり、(b)は実施形態1の表示装置毎の動作定義の内容を示す図であり、(c)は実施形態1の動作定義に示す画面切替定義の内容を示す図であり、(d)は実施形態1の監視制御システムが画面切替処理を行う際の処理の流れを示す図である。 実施形態1の監視制御システムの1台の端末装置に複数の表示装置1、2、…が備えられている場合の表示装置1、2、…毎の動作定義の定義例を示す図である。 (a)、(b)は、実施形態1の表示装置の画面表示に係る動作定義にプラントの状態遷移信号を追加した動作定義の例を示す図である。 実施形態1の画面表示マネージャが一定時間以上の入力装置の無操作時間を検出した場合に行う処理の流れを示すフロー図である。 実施形態2のユーザ管理機能を備える監視制御システムの概念的構成図である。 実施形態2のユーザ管理機能が有効な場合における画面切替定義の取得処理フローを示す図である。 実施形態2のユーザ管理機能が有効な場合における画面表示権限の判定処理を示す処理フローである。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。
<<実施形態1>>
図1は、本発明に関わる実施形態1の監視制御システム100の構成図である。
実施形態の監視制御システム100は、任意数のプラント装置112をもって構成されるプラントの監視および制御を行うための監視制御画面を切替表示する画面切替処理(画面切替表示処理)を行うシステムである。
監視制御システム100は、ネットワーク109を介して、プラントを構成するプラント装置112を制御するコントローラ110に接続されている。ネットワーク109は、イーサネット(登録商標)、専用制御LAN(Local Area Network)など任意に選択できる。
監視制御システム100は、プラント状態などの画面を表示するCRT(Cathode Ray Tube)やタッチパネルモニタ、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示装置101と、ユーザが入力を行うタッチパネル102a、キーボード102b、マウス102cなどの入力装置102とを備えている。
そして、監視制御システム100は、入力装置102からの入力情報を受け付け、監視制御システム100への入力信号として処理する入力インターフェースである入力処理部105を備えている。
さらに、監視制御システム100は、コントローラ110に対して信号の送受信を行い、プラント装置112を制御するとともにプラント装置112の情報を管理するプラント情報管理部108と、プラント情報管理部108の情報や入力装置102へのユーザの入力情報などの情報に従って画面(監視制御画面)を表示装置101に表示する画面表示マネージャ106と、表示装置101毎の動作定義200(図2(b)参照)と画面切替定義203(図2(c)参照)が記憶される画面切替定義格納部107と、画面を表示するための画面オブジェクトを格納する画面フォルダ(図示せず)とを備えている。
監視制御システム100は、例えばPC(personal computer)で構成され、PCは、プロセッサ、フラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)などのメモリと、入力装置102と、表示装置101を含む出力装置とを具えている。
画面表示マネージャ106、プラント情報管理部108などは、メモリにプログラムとして格納されており、プロセッサにより当該プログラムが実行されることにより、具現化される。
画面切替定義格納部107は、メモリにテーブルや表形式、オブジェクト形式のデータベースなどの形態で格納されている。
プラント情報管理部108は、ネットワーク109を通じてコントローラ110と接続されている。なお、画面フォルダは、プラント情報管理部108に接続された画面表示マネージャ106に接続されている。コントローラ110はプラントの各所に設置されており、プラント装置112の入出力インターフェースのプロセスI/O(111)を通じてプラント装置112へと接続されている。
このようにプラント装置112の様々な情報は、監視制御システム100のプラント情報管理部108へと集約されており、プラントで発生した状態変化などの情報はプラント情報管理108から画面表示マネージャ106に引き渡されている。
<監視制御システム100の処理動作>
画面表示マネージャ106は、作業者(ユーザ)から入力装置102を用いて入力される入力情報を、入力処理部105から受け取り、必要に応じたプラントの監視制御画面を表示装置101に表示する。
そこで、画面表示マネージャ106は、プラントの情報を表示する監視制御画面に反映するため、プラントの情報を管理しているプラント情報管理部108へと情報の問い合わせを行う。
また、画面表示マネージャ106は入力処理部105からの入力処理の有無を判断することができるため、内部タイマを利用して時刻を参照することで、操作の行われない無操作時間を検出する。そして、無操作時間があらかじめ設定した時間を超えた場合、画面表示マネージャ106は画面切替定義格納部107へと動作定義200(図2(b)参照)および画面切替定義203(図2(c)参照)を要求し取得する。そして、画面表示マネージャ106は、画面切替定義203の後記の画面を識別する画面番号に基づき画面フォルダの画面オブジェクトにより、表示装置101に画面を表示する。
<表示装置101での画面表示の構成>
次に、表示装置101で画面を表示する場合の構成について詳述する。
図2(a)は表示装置1(101A)の外観を示す図であり、図2(b)は表示装置101毎の動作定義200の内容を示す図であり、図2(c)は動作定義200に示す画面切替定義203の内容を示す図であり、図2(d)は監視制御システム100が画面切替処理を行う際の処理の流れを示す図である。
例えば、図2(a)に示す表示装置1(101A)に表示される画面を判断する定義として、表示装置101毎の動作定義200(図2(b)参照)と、動作定義200で表される画面切替定義203(図2(c)参照)とがある。画面表示マネージャ106は自身が動作している表示装置1(101A)の表示装置番号(表示装置識別情報)を識別することができるため、表示装置1(101A)毎の動作定義200を画面切替定義格納部107から一意に取得することができる。
表示装置101(101A)毎の動作定義200には、表示装置101(101A)を識別する表示装置番号201と、表示装置101(101A)に表示する画面を切り替える際の決まりである画面切替定義を表す識別子202が記録されている。図2(b)に示す画面切替定義の識別子202によって、画面表示マネージャ106は画面切替定義格納部107から図2(c)に示す画面切替定義203を一意に取得することができる。
画面切替定義203には自身の定義番号を示す切替定義番号204に加え、画面切替の状態を示す状態番号205、その状態の時に表示する画面番号206と、画面番号206の画面の表示時間207が記録されている。この状態番号205は“1”から“n”(nは自然数)まで定義されており、各状態番号205のそれぞれの状態毎に画面番号206と表示時間207が定義されている。
そのため、画面表示マネージャ106は、これら表示装置101(101A)毎の動作定義200(図2(b)参照)と画面切替定義203(図2(c)参照)に基づいて画面の表示切替を実施できる。
次に、実際の画面切替を図2(d)を用いて説明する。
例示した表示装置1(101A)に実際に表示される画面のイメージが、画面番号62の画面208である。図2(c)に示す状態番号205が“1”のときには画面番号206の“62”を表示する定義になっており、表示時間207は“30秒”である。30秒間画面を表示した後、状態番号“2”(図2(c)参照)に定義されている画面番号“2017”の画面209の表示へと切替わる。その後も、画面切替定義203(図2(c)参照)に基づいて画面表示を切替えていき、画面番号“105”の画面210の表示を終えた後に、再び状態番号205が“1”の表示へと切替わる。
<複数の表示装置101での画面表示の構成>
次に、複数の表示装置101で画面を表示する場合の構成について詳述する。
図3は、監視制御システム100の1台の端末装置に複数の表示装置1、2(101)が備えられている場合の表示装置1(101A)、2(101B)毎の動作定義の定義例である。
監視制御システム100には最低でも1つ以上の表示装置101が備えられている。
図3では、図示しない1台の端末装置に任意の複数の表示装置1(101A)、表示装置2(101B)をもつ場合を例示している。このように、1台の端末装置に1つの表示装置101のみならず、1台の端末装置(図示せず)に任意の複数の表示装置1、2、…(101)をもつことも可能である。すなわち、監視制御システム100においては、単数または複数の端末装置(図示せず)に対して、複数の表示装置101をもつことができる。
表示装置101が複数の場合には、表示装置1(101A)、表示装置2(101B)毎に動作定義200を定義することとなる。図3の例においては、表示装置1(101A)については画面切替定義200に表示装置番号201と画面切替定義300が定義されている。表示装置1(101A)の動作定義200の画面切替定義300に“無効”と記録されていることで、表示装置1(101A)では画面切替定義が実施されない。すなわち、画面切替定義300の内容によって画面切替処理の実施有無を選択できる。
表示装置2(101B)の動作定義200においては、画面切替定義301に“4”という識別子が定義されている。表示装置2(101B)は画面切替定義301に従って画面(監視制御画面)の切替えが行われるため、表示装置2(101B)においては画面切替定義301の“4”に従って画面の切替表示が実施されることとなる。
これにより、表示装置1(101A)、表示装置2(101B)毎にそれぞれ画面切替定義300、301を選択することができる。
図4(a)、(b)は、表示装置101の画面表示に係る動作定義200にプラントの状態遷移信号を追加した動作定義400の例である。
表示装置101毎の動作定義400には、プラントの状態遷移信号402を定義することができる。この状態遷移信号402はプラントの情報を示す信号を一意に表す識別子である。
図1に示すプラント情報管理部108から、画面表示マネージャ106が情報を取得する際、プラントに係る信号はこのような状態遷移信号402の識別子で区別されている。
図4(a)に示す動作定義1(400)においては、状態遷移信号402の開始条件403を満たす場合(“ON”の場合)、つまり状態遷移信号402に定義した信号“01-LV019”が“ON”した場合に(画面)切替定義405を“7”に変更することが定義されている。これに対して、状態遷移信号402の“01-LV019”が“OFF”の場合には画面切替定義401の“4”が適用される。
これにより、状態遷移信号402の“01-LV019”が“OFF”から“ON”した場合には、画面切替定義401の“4”から(画面)切替定義405の“7”を適用することができる。(画面)切替定義405の“7”を適用している場合に、状態遷移信号402の“01-LV019”が“ON”から“OFF”になった場合には終了条件404の“OFF”を満たすので、(画面)切替定義405の“7”から移行する画面切替定義401の“4”に従って画面切替えを実施する。
図4(b)に示す動作定義2(410)においては、動作定義1(400)の状態遷移信号“01-LV019”に加えて、状態遷移信号406の“01-LV023”が定義される。
動作定義2(410)においては、状態遷移信号406の“01-LV023”の開始条件407を満たす場合(“ON”の場合)、つまり状態遷移信号406に定義した信号“01-LV023”が“ON”した場合に、画面切替定義401の“4”から(画面)切替定義409を“9”に変更することが定義されている。これに対して、状態遷移信号406が終了条件408の“OFF”の場合には画面切替定義“4”が適用されている。
これにより、状態遷移信号406が“OFF”から“ON”した場合には、画面切替定義401の“4”から(画面)切替定義409の“9”を適用することができる。一方、(画面)切替定義409の“9”を適用している場合に、状態遷移信号406“01-LV023”が“ON”から“OFF”になった場合には、終了条件408の“OFF”を満たすので、(画面)切替定義409の“9”から移行する画面切替定義401の“4”に従って画面切替えを実施する。
<画面表示マネージャ106が一定時間以上の入力装置102の無操作時間を検出した場合の処理>
次に、画面表示マネージャ106(図1参照)が一定時間(所定時間)以上のユーザによる入力装置102の無操作の時間を検出した場合に行う処理について、そのフロー図である図5に従って説明する。
まず、画面表示マネージャ106が、内部タイマを用いて時刻を参照して一定時間以上の入力装置102の無操作時間を検出した場合、既に画面切替処理が起動しているか否かチェックする(図5のS500)。ここで、一定時間とは、例えば20秒や3分といったように、監視制御システム100の利用される状況に応じて設定可能な所定の時間である。
S500において、画面切替処理が起動していないと判定された場合(S500でNo)、画面切替処理の状態遷移信号の開始条件を満たしているかどうかチェックする(S501)。ここで、S501の画面切替処理の状態遷移信号の開始条件とは、監視制御システム100に備わっている表示装置1(101)から表示装置N(101)までのそれぞれの図4に示す動作定義400、410、…内に定義されている状態遷移信号の開始条件を満たすということである。
S501において、画面切替処理の状態遷移信号の開始条件を満たしていないと判定された場合(S501でNo)、つまり動作定義に定義されていない信号の場合には、何もすることなく処理を抜ける。
一方、S500において、画面切替処理がすでに起動していると判定された場合(S500でYes)、現在の画面切替処理の状態遷移信号の終了条件であるか否か判定される(S502)。すなわち、監視制御システム100に備わっている表示装置1(101)から表示装置N(101)までのそれぞれの図4に示す動作定義400、410、…内に定義されている状態遷移信号の終了条件を満たすかどうかである。
S502において、現在適用している画面切替処理の状態遷移信号の終了条件を満たすと判定された場合(S502でYes)には、現在の画面切替処理を終了し、画面切替定義を元(図4(b)の画面切替定義401の“4”参照)に戻して(S510)、処理を抜ける。
一方、S502において、現在適用している画面切替定義の状態遷移信号の終了条件でないと判定された場合(S502でNo)、別の画面切替定義の状態遷移信号の開始条件であるかチェックする(S503)。
別の画面切替定義の状態遷移信号の開始条件でないと判定された場合(S503でNo)には、現在の画面切替定義の処理には影響がない信号であるので、そのまま現在の画面切替定義の処理を継続し、S508に移行する。
一方、S503において、別の画面切替定義の状態遷移信号の開始条件であると判定された場合(S503でYes)には、現在適用している画面切替定義を記憶し(S504)、今回発生した信号が開始条件となっている画面切替定義(図4の状態遷移信号の切替定義)を取得する(S505)。
S505で画面切替定義を取得した後、図2(c)に示す画面切替定義203の状態番号205が“1”の画面番号206と表示時刻207を取得し、画面表示マネージャ106は次の画面への切替えを行う。この場合、画面切替定義の最後の状態番号であった場合(図2(c)の状態番号n参照)には、最初の状態番号(図2(c)の状態番号205の“1”参照)に戻って、画面番号および表示時間を取得することで、画面切替処理のループを実現する(S506)。
続いて、画面表示マネージャ106は、入力装置102(図1参照)から入力があるか否か判定する(S507)。
入力装置102(図1参照)から入力があると判定された場合(S507でYes)には画面切替処理を終了し、処理を抜ける。
一方、S507において、入力装置102(図1参照)から入力がないと判定された場合(S507でNo)には、画面表示マネージャ106はプラントに状態変化があるか否か判定する(S508)。
プラントに状態変化が生じたと判定された場合(S508でYes)、すなわちプラントの信号が発生した場合には本処理フローの最初のS500に戻り、信号の判定を行う。
一方、S508において、プラントに状態変化がないと判定された場合(S508でNo)、現在表示している画面の表示時間が経過したか否か判定される(S509)。
現在表示している画面の表示時間が経過したと判定された場合(S509でYes)には、S506に移行し、次に定義されている画面の情報に従い画面を表示する。
一方、S509において、現在表示している画面の表示時間が経過してないと判定された場合(S509でNo)には、S507に移行する。
以上が、図5に示す画面表示マネージャ106(図1参照)が一定時間以上の入力装置102の無操作時間を検出した場合に行う処理である。
実施形態1の構成によれば、プラントの通常運用の時に必要に応じて画面の切替処理を実施することができるほか、プラントの状態変化に従って画面の切替表示処理を別の画面切替定義に変更することができる。
また、プラントの状態変化が終了し元の状態に戻った際には、元の状態に対応した別の画面切替定義を実施できることから、プラントの状況に応じて最適な画面の切替表示を行うことができる。
このように、プラントの運用において、あらかじめ定義している画面の切替パターンのみ提供するのではなく、プラントの状況に応じて何もアラームが発生していない場合においても最適な画面の切替表示機能を連続して提供することで作業者(ユーザ)の画面表示に対する手間を軽減できる。
そして、画面の表示切替えは開始条件として、アラームの発生(特定の信号のオン/オフ)またはアラームからの復帰(特定の信号のオン/オフ)を指定することができる。
また、画面の表示切替えの終了条件として、ユーザからの入力処理か、アラームの発生(特定の信号のオン/オフ)またはアラームからの復帰(特定の信号のオン/オフ)を指定できるため、作業者(ユーザ)の必要に応じて画面の切替処理を終了することができる。
さらに、アラームが発生またはアラームから復帰した場合には別の画面切替パターンに変更することもできるため、プラントの状況に応じて最適な画面の表示切替えを実現することができる。
<<実施形態2>>
次に、実施形態2のユーザ管理機能を備える監視制御システム200について説明する。
図6は、実施形態2のユーザ管理機能を備える監視制御システム200の概念図である。
実施形態2の監視制御システム200は、図1に示す実施形態1の監視制御システム100に、ユーザのログオンを管理するユーザ管理部600と、ユーザ情報が格納されたユーザ情報格納部601、およびユーザID毎に管理される画面切替定義610を追加したものである。その他の構成は、実施形態1と同様であるから、異なる構成について説明を行う。
ユーザ情報格納部601は、メモリにテーブルやオブジェクト形式や表形式のデータベースなどの形態で格納されている。
ユーザ情報格納部601には、監視制御システム200へのログオンを許可したユーザのユーザ情報602が記憶されている。ユーザ情報602には、少なくてもユーザID603とユーザ名604が定義されている。また、ユーザ情報602には、ユーザID603毎にパスワード605や監視制御システム200へのアクセス権限606などが定義されている。
また、画面切替定義格納部107には、ユーザID603毎にアクセス権限が定められ管理される画面切替定義610が格納されている。
ユーザ管理部600は、図1に示す画面表示マネージャ106やプラント情報管理部108と同様に、メモリにプログラムとして格納されており、プロセッサにより当該プログラムが実行されることにより、具現化される。
ユーザ管理部600は、情報要求元からの監視制御システム200にログオンするユーザに関する情報要求に応じて、ユーザ情報格納部601に格納されているユーザ情報602から情報を取得し、情報要求元に返す機能を備えている。
また、ユーザ管理部600は、ログオンするユーザに対して、ユーザID603とパスワード605のユーザ識別情報によるユーザ認証を行う際にも、ユーザ情報格納部601に格納される情報に基づき、ユーザ情報の管理を行っている。
画面表示マネージャ106は、作業者(ユーザ)の本人認証を実施する際にユーザ管理部601に情報の問い合わせを行ったり、表示装置101で画面表示を行う場合に、ログインしている作業者(ユーザ)に画面の表示権限があるかどうか判定する際の問い合わせを行っている。
ユーザ管理部601は、画面表示マネージャ106からの作業者(ユーザ)の本人認証の問い合わせに対しては、入力装置102で入力されたユーザID、パスワードを用いて、ユーザ情報格納部601を参照する。そして、入力されたユーザID、パスワードが、ユーザ情報格納部601の登録されたユーザID603、パスワード605に有る場合には、本人認証“OK”と画面表示マネージャ106に返答し、ユーザ情報格納部601に無い場合には、本人認証“NG”と画面表示マネージャ106に返答する。
一方、ユーザ管理部601は、画面表示マネージャ106からのログインしている作業者(ユーザ)に画面の表示権限あるかの問い合わせに対しては、ユーザ情報格納部601を入力されたユーザIDで参照し、入力されたユーザIDが登録されたユーザID603に合致する場合には、当該ユーザID603のアクセス権限606の情報に照らして、画面表示マネージャ106に返答する。
また、ユーザ管理機能が有効である場合には、画面表示マネージャ106は、ユーザ毎の画面切替定義610を適用することが可能である。
具体的には、画面表示マネージャ106が画面切替処理を行う際には、画面切替定義格納部107に格納されているユーザID毎に管理されている画面切替定義610を取得して、画面切替定義610に従って画面切替処理を行う。
<ユーザ管理機能が有効な場合における画面切替定義の取得処理>
次に、ユーザ管理機能が有効な場合における画面切替定義の取得処理について、その処理フローを示す図7に従って説明する。
監視制御システム200は、作業者(ユーザ)がログインしている場合とログアウトしている場合の2パターンで画面切替定義の取得処理が異なる。
まず、画面表示マネージャ106(図6参照)は作業者(ユーザ)がログインしている場合かどうか判断する(図7のS700)。
ログインしていると判断された場合(S700でYes)には、画面表示マネージャ106はログインしている作業者のユーザIDを取得する(S701)。
そして、画面表示マネージャ106は、取得したユーザIDを利用して、画面切替定義格納部107から、ユーザID毎に管理されている画面切替定義610(図6参照)を取得し(S702)、処理を抜ける。
一方、S700において、作業者(ユーザ)がログインしていないと判断された場合(S700でNo)、画面切替定義が動作した際、画面表示マネージャ106は、端末装置の表示装置101毎に定義されている画面切替定義(図2(b)、(c)参照)を、画面切替定義格納部107から取得し処理を抜ける(S703)。
以上が、図7に示すユーザ管理機能が有効な場合における画面切替定義の取得処理である。
<ユーザ管理機能が有効な場合における画面表示権限の判定処理>
次に、ユーザ管理機能が有効な場合における画面表示権限の判定処理について、その処理フローを示す図8に従って説明する。
画面表示マネージャ106(図6参照)は、まず、画面切替のループを管理するために画面切替定義の状態を示す状態番号を記憶する記憶領域(ワークエリア)を初期化する(図8のS800)。
続いて、画面表示マネージャ106は、次に表示装置101に表示する画面情報を、画面切替定義格納部107に格納される画面切替定義610(図6参照)から取得するが、画面切替定義610の最後の定義である場合には続いて表示される画面が定義される最初の定義を読む(S801)。
そして、画面表示マネージャ106は画面切替定義格納部107から画面番号(図2(c)参照)を取得する際に、状態番号を記憶領域に記憶しておく(S802)。
続いて、画面表示マネージャ106は、記憶領域に記憶してある状態番号が、画面切替定義に定義してある状態番号すべてであるか否かを判断する(S803)。S803の処理は、この後説明する画面の表示権限判定を実施する際に、ログインしている作業者に画面切替定義に定義されている画面の表示権限がまったく無い場合を想定した終了判定である。
記憶領域に記憶してある状態番号が、画面切替定義に定義してある状態番号すべてであると判断された場合(S803でYes)、終了する。
一方、S803において、記憶領域に記憶してある状態番号が、画面切替定義に定義してある状態番号すべてでないと判断された場合(S803でNo)、画面表示マネージャ106では、画面切替定義610から取得した画面番号に対して、作業者に表示権限があるかどうか画面切替定義格納部107のユーザID毎に管理される画面切替定義610を参照してチェックし(S804)、画面表示権限があるか否か判定する(S805)。
画面の表示権限がないと判定された場合(S805でNo)、画面切替定義の現在の状態番号の次の状態番号に定義されている画面に対して画面表示権限判定を行うために、S801に移行する。
一方、S805において、画面表示権限があると判定された場合(S805でYes)には画面を表示し(S806)、画面表示マネージャ106は、入力装置102から入力があるか否か判断する(S807)。
入力装置102から入力があると判断された場合(S807でYes)には処理を終了する。
一方、入力装置102から入力がないと判断された場合(S807でNo)には、画面表示マネージャ106は、画面の表示時間が経過したか否か、図2(c)の画面切替定義203の表示時間と内部タイマから取得した時間とを比較して判定する(S808)。
画面の表示時間が経過したと判定された場合(S808でYes)、S801に移行し、次の画面の画面表示権限の判定を行う。
一方、画面の表示時間が経過しないと判定された場合(S808でNo)、S807に移行する。
以上が、図8に示すユーザ管理機能が有効な場合における画面表示権限の判定処理である。
実施形態2の構成によれば、ユーザ管理機能により、ログオンするユーザを本人認証でき、ログオン可能なユーザに対してアクセス権限を付与できる。そのため、ユーザ毎の画面切替定義を設け、ユーザに応じてアクセス権限に基づく、画面切替定義を与えることが可能である。
また、ユーザ管理機能により、画面表示権限の判定を行い、ユーザに応じた画面表示が可能である。
なお、前記実施形態では、ユーザ識別情報として、ユーザID603とパスワード605を例示したが、ユーザ識別情報は、ユーザを識別できる情報であれば、ユーザID603とパスワード605以外の生体認証情報などを、ユーザ情報格納部601に格納して用いてもよく、ユーザID603とパスワード605とに限定されないのは勿論である。
また、前記実施形態では、表示装置を識別する表示装置識別情報として表示装置番号、画面を識別する画面識別情報として画面番号、画面の切替順序を識別する状態遷移情報として状態番号をそれぞれ例示したが、表示装置、画面、画面の切替順序それぞれを識別できる情報であれば、例示した表示装置番号、画面番号、状態番号に限定されず、他の識別情報を用いてもよいのは勿論である。
なお、前記実施形態では、図2(b)、(c)に示すように、表示装置101の画面切替定義203を動作定義200に示す場合を例示したが、動作定義200を用いることなく、表示装置101の表示装置番号201と画面切替定義203とを同一のレコードで構成してもよい。つまり、画面切替定義203のデータが画面切替定義格納部107に実質的に格納されていればよい。
なお、前記実施形態では、PCに画面切替定義格納部107やユーザ情報格納部601、画面の情報などを格納する場合を例示したが、画面切替定義格納部107、ユーザ情報格納部601、画面の情報などは、別体のパソコン、データベースサーバなどに格納してもよく限定されない。
また、画面表示マネージャ106、ユーザ管理部601は、一つのプログラムモジュールとしてもよいし、それぞれを複数に分割した構成としてもよい。
なお、前記実施形態では、画面表示マネージャ106、ユーザ管理部601などのソフトウェアはPCに格納する構成を説明したが、画面表示マネージャ106、ユーザ管理部601などのソフトウェアは、PCに格納することなく、インターネットなどのネットワークを介してダウンロードして実行したり、磁気記憶媒体をPCにセットして実行する構成としたり、或いは、他のサーバで処理を実行してインターネットなどのネットワークを介してデータの入出力のみをPCで行うようにしてもよく、監視制御システム100、200の機能が果たせれば、監視制御システム100、200の実現形態は限定されない。なお、PCがインターネットに接続される場合には、IP(Internet Protocol)アドレスが静的に割り当てられ、インターネット上でのデータの送受信が行われる。
また、前記実施形態では、監視制御システム100、200をソフトウェアで実現する場合を例示したが、説明した所定の機能を果たせれば、監視制御システム100、200の少なくとも一部をIC(Integrated Circuit)、LSI(large-scale integration)などで構成してもよく、監視制御システム100、200の実現態様は限定されない。
なお、本発明は、プラントであれば、上下水の水処理プラント、石油精製プラント、各種発電所など限定されることなく、幅広く適用可能である。
100、200 監視制御システム
101 表示装置
101A 表示装置(複数の表示装置)
101B 表示装置(複数の表示装置)
102 入力装置(入力部)
105 入力処理部(入力部)
106 画面表示マネージャ(画面表示管理部)
107 画面切替定義格納部(画面切替情報格納部)
108 プラント情報管理部
110 コントローラ
112 プラント装置
200 表示装置毎の動作定義(表示装置毎に管理している画面切替定義)
201 表示装置番号(表示装置識別情報)
203 画面切替定義
205 状態番号(状態遷移情報)
206 画面番号(画面識別情報)
207 表示時間
208 画面(監視制御画面)
209 画面(監視制御画面)
210 画面(監視制御画面)
402、406 状態遷移信号(画面切替定義格納部に登録してある信号)
403、407 開始条件
404、408 終了条件
600 ユーザ管理部
601 ユーザ情報格納部
610 画面切替定義(ユーザに定義されている画面切替定義)

Claims (8)

  1. プラントの監視制御画面を表示する表示装置と、ユーザの入力を受け付ける入力部と、前記プラントを構成するプラント装置からの入力信号を受け取り、前記プラントの情報を管理するプラント情報管理部と、前記各表示装置毎の前記監視制御画面の切替順序およびそれぞれの切替状態毎の前記監視制御画面の情報とその表示時間の対応が表される画面切替定義を複数格納する画面切替定義格納部と、前記入力部からのユーザの入力情報または前記プラント情報管理部からの情報のうちの少なくとも何れかの情報により前記表示装置に表示する前記監視制御画面を制御する画面表示管理部とを備え、
    前記画面表示管理部は、前記入力部からの入力がない所定の長さの無操作時間を検出した際に、前記画面切替定義格納部に格納される前記表示装置の前記画面切替定義に基づいて、当該表示装置で各前記監視制御画面を前記表示時間で指定された時間、表示する画面切替表示処理を行い、
    前記画面切替定義格納部は、元の前記画面切替定義を別の前記画面切替定義に切替える開始条件の状態と終了条件の状態とが設定された信号の情報が格納され、
    前記プラント情報管理部にて前記入力信号の状態変化を検出した場合、前記画面切替定義格納部に格納してある信号の状態変化であるか否か判断し、
    前記画面切替定義格納部に格納してある信号の状態変化である場合、現在画面切替表示処理を行っている前記画面切替定義の開始条件に相当するときはそのまま当該画面切替定義による画面切替表示処理を継続し、
    前記画面切替定義格納部に格納してある信号の状態変化であり、かつ、現在画面切替表示処理を行っている前記画面切替定義以外の他の前記画面切替定義の開始条件である場合には、当該開始条件が当てはまる前記画面切替定義に切替えて画面切替表示処理を行い
    前記画面切替定義格納部に格納してある信号の状態変化であり、かつ、現在画面切替表示処理を行っている前記画面切替定義の終了条件に相当する場合には、当該画面切替定義による画面切替表示処理を終了する
    ことを特徴とする監視制御システム。
  2. プラントの監視制御画面を表示する表示装置と、ユーザの入力を受け付ける入力部と、前記プラントを構成するプラント装置からの入力信号をコントローラ経由で受け取り、前記プラントの情報を管理するプラント情報管理部と、前記各表示装置を識別する表示装置識別情報に対する画面切替定義の対応を表す動作定義、および、前記監視制御画面の切替順序が状態遷移情報で管理されるとともにそれぞれの切替状態毎の前記監視制御画面を識別する画面識別情報とその表示時間の対応が表される前記画面切替定義を複数格納する画面切替定義格納部と、前記入力部からのユーザの入力情報または前記プラント情報管理部からの情報のうちの少なくとも何れかの情報により前記表示装置に表示する前記監視制御画面を制御する画面表示管理部とを備え、
    前記画面表示管理部は、前記入力部からの入力がない所定の長さの無操作時間を検出した際に、前記画面切替定義格納部から前記表示装置の前記動作定義を取得し、当該動作定義が示す前記画面切替定義に従い、各前記監視制御画面を前記表示時間で指定された時間、当該表示装置で表示する画面切替表示処理を行い、
    前記画面切替定義格納部は、元の前記画面切替定義を別の前記画面切替定義に切替える開始条件の状態と終了条件の状態とが設定された信号の情報が格納され、
    前記プラント情報管理部にて前記入力信号の状態変化を検出した場合、前記画面切替定義格納部に格納してある信号の状態変化であるか否か判断し、
    前記画面切替定義格納部に格納してある信号の状態変化である場合、現在画面切替表示処理を行っている前記画面切替定義の開始条件に相当するときはそのまま当該画面切替定義による画面切替表示処理を継続し、
    前記画面切替定義格納部に格納してある信号の状態変化であり、かつ、現在画面切替表示処理を行っている前記画面切替定義以外の他の前記画面切替定義の開始条件である場合には、当該開始条件が当てはまる前記画面切替定義に切替えて画面切替表示処理を行い
    前記画面切替定義格納部に格納してある信号の状態変化であり、かつ、現在画面切替表示処理を行っている前記画面切替定義の終了条件に相当する場合には、当該画面切替定義による画面切替表示処理を終了する
    ことを特徴とする監視制御システム。
  3. 前記表示装置に表示している前記監視制御画面に対して、ユーザによる前記入力部からの入力があった場合、前記画面切替表示処理を終了する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の監視制御システム。
  4. 前記監視制御システムは、単数または複数の端末装置に複数の表示装置を備え、該複数の各表示装置毎に前記画面切替表示処理の実施有無が設定される
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の監視制御システム。
  5. 前記監視制御システムは、単数または複数の端末装置に複数の表示装置を備え、該複数の各表示装置毎に前記画面切替定義が設定される
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の監視制御システム。
  6. 前記画面切替定義は前記ユーザ毎に設定され、前記画面切替表示処理を実施する際にはログインしているユーザに定義されている前記画面切替定義に基づいて前記監視制御画面の表示切替を行う
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の監視制御システム。
  7. 前記画面切替定義は前記ユーザ毎に設定され、前記画面切替表示処理を実施する際に、ログインしているユーザに表示権限が無い画面が前記画面切替定義に定義されている場合には、前記ユーザの表示権限のある前記監視制御画面まで定義を読むことなく前記監視制御画面の切替を行う
    ことを特徴とする請求項に記載の監視制御システム。
  8. ユーザがログインしていない状態で前記入力部に所定時間入力が行われない場合、前記画面表示管理部は、前記表示装置毎に管理している前記画面切替定義に従って前記画面切替表示処理を行う
    ことを特徴とする請求項または請求項に記載の監視制御システム。
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