JP6729554B2 - 組成物及びそれを含有する光学機能性膜 - Google Patents
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Description
本発明において組成物とは、無機ナノ粒子と前記無機ナノ粒子に吸着する少なくとも一種の吸着基を有する配位子を組み合わせたものである。
本明細書において、無機ナノ粒子は、その粒径が数nm〜数百nm程度の無機微粒子である。その平均粒径は、好ましくは1〜200nmであり、より好ましくは1〜100nmであり、さらに好ましくは1〜50nmである。無機ナノ粒子の平均粒径の測定方法の説明は、下記の半導体ナノ粒子の平均粒径の説明が適用される。
本明細書において、半導体ナノ粒子とは、半導体材料の結晶で構成され、量子閉じ込め効果を有する所定の大きさの粒子をいい、その粒径が数nm〜数十nm程度の微粒子であり、下記に示す量子ドット効果が得られるものをいう。本明細書では、量子ドット効果を得ることができる「半導体ナノ粒子」を、単に「量子ドット」と称する場合がある。
半導体ナノ粒子の製造方法としては、液相法、気相法等、従来行われている公知の任意の方法を用いることができる。
金属酸化物ナノ粒子は、特段の制限はなく、最終的に形成する金属酸化物含有層の所望の金属を含む酸化物が挙げられる。金属の種類は特に限定されず、第1族〜第12族の元素、第13族のアルミニウム、ガリウム、インジウム、タリウム、第14族のスズ、鉛、第15族のビスマス等が挙げられる。金属酸化物ナノ粒子における金属酸化物はこれらの金属を1種のみ含むものであっても、2種以上が任意の組み合わせおよび比率で含まれる複合酸化物であってもよい。例えば、酸化スカンジウム、酸化チタン、酸化ジルコニウム、酸化バナジウム、酸化クロム、酸化マンガン、酸化鉄、酸化コバルト、酸化ニッケル、酸化銅、酸化亜鉛、酸化インジウム、酸化ガリウム、酸化アルミニウム、酸化スズまたは酸化鉛等が挙げられる。
金属ナノ粒子は、微細な粒径からもたらされる高い結合性を有し、金属ナノ粒子を構成する金属の融点よりもはるかに低い温度で粒子間の結合が生じることが確認されている。また、得られる結合体の構造的強度は、その金属の融点付近まで保たれることが期待される。金属ナノ粒子を構成する金属として、例えば、Au、Ag、Cu、Pt、Pd、Ni、Rh、Co、Ru、Fe、Mo等の遷移金属を少なくとも一成分を含むものなどが列挙される。
本実施形態の色域拡大フィルムにおいては、無機ナノ粒子に、少なくとも一種の吸着基を有する配位子が吸着している。該配位子は、無機ナノ粒子を外部環境から保護し、酸素等による無機ナノ粒子の劣化を抑制する機能を有する。よって、該配位子が吸着した無機ナノ粒子を有する色域拡大フィルムは、耐久性および発光波長の安定性が向上する。
の構造を有する。
窒素置換した100mlの3頭コルベンに、メタクリル酸2−(ジメチルアミノ)エチル1.5g、メタクリル酸ドデシル1.95gを量り取り、脱酸素トルエン15mlを加えて溶解した後、AIBN 1.17gを加え、窒素雰囲気下、90℃で7時間撹拌して、重合反応を行った。その後、還流まで昇温してさらに1時間撹拌した。放冷した後、メタノール300mlを激しく撹拌している中へ、前記反応溶液を滴下した。しばらく撹拌した後、オイルアウト成分をデカンテーションにより分離した。
本発明に係る組成物と、組み合わせて用いることができるバインダ樹脂としては、特に制限されず、水溶性バインダ樹脂でも、疎水性バインダ樹脂でもよく、例えば、ポリエステル、熱可塑性ポリエステルエラストマー(TPEE)、トリアセチルセルロース(TAC)、ジアセチルセルロース(DAC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリイミド(PI)、ポリアミド(PA)、アラミド、ポリエチレン(PE)、ポリアクリレート、ポリエーテルスルフォン、ポリスルフォン、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン、セルロースアセテート、セルロースプロピオネート、セルロースブチレート、セルロースアセテートプロピオネート、セルロースアセテートプチレート、セルロースアセテートプロピオネートブチレート、セルロースベンゾエート、ポリ塩化ビニル、アクリル樹脂(例えば、ポリアクリル酸)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリ−N−ビニルアセトアミド、ポリメチルメタクリレート(PMMA)(ポリメタクリル酸)、ポリカーボネート(PC)、エポキシ樹脂、尿素樹脂、ウレタン樹脂、メラミン樹脂、脂環式ポリオレフィン、フェノール樹脂、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合体、シクロオレフィンポリマー(COP)、シクロオレフィンコポリマー(COC)などが挙げられる。これらバインダ樹脂は単独でも、または2種以上組み合わせても用いることができる。
本実施形態の色域拡大フィルムは、酸化防止剤を含むことが好ましい。酸化防止剤を含むことにより、耐久性や発光波長の安定性がより向上する。
本実施形態の色域拡大フィルムは、滑り性を良くするために微粒子を含有することが好ましい。
本発明の光学機能性膜(例えば、色域拡大フィルム)は、上記効果を損なわない限り、上記の他に、可塑剤、加水分解抑制剤、紫外線吸収剤等、他の成分を含んでいてもよい。
本発明の光学機能性膜(例えば、色域拡大フィルム)の製造方法としては、特に制限なく、溶融流涎法や溶液流涎法など公知の手法を用いることができるが、本発明に係る組成物と、必要に応じて他の成分を溶媒中で混合しドープ溶液を調製した後、ドープ溶液をガラス等の支持体上に流延(キャスト)し乾燥することを含む製造方法が好ましい。
なお、残留溶媒量を測定する際の加熱処理は、115℃で1時間の加熱処理を意味する。
本発明の光学機能性膜は、上記のように、例えば、ディスプレーバックライトユニット等に好適に用いられる色域拡大フィルム、色調変換フィルタ、カラーフィルタに好適に使用されうる。
(半導体ナノ粒子Aの合成:InP/ZnS半導体ナノ粒子Aの合成)
ミリスチン酸インジウム 1.5mmol、ミリスチン酸 1.5mmol、トリメチルシリルホスフィン 1.5mmol、ドデカンチオール 1.5mmol、およびウンデシレン酸亜鉛1.5mmolを、オクタデセン120mlとともに三口フラスコに入れ、窒素雰囲気下で還流を行いながら300℃で1時間加熱し、InP/ZnS(半導体ナノ粒子A)を含むオクタデセン溶液を得た。次に、真空下で乾燥して、InP/ZnS半導体ナノ粒子Aの粉末を得た。なお、本明細書中において、コアシェル構造を有する半導体ナノ粒子の表記方法として、例えば、コアがInPであり、シェルがZnSである場合には、InP/ZnSと表記する。
上記で得られた半導体ナノ粒子Aを、遠心分離法により、緑色発光を呈するナノ粒子成分を分離し、粒径を調整した。
微粒子(平均一次粒径:16nm)(アエロジル(登録商標)R972V 日本アエロジル株式会社製) 9質量部
エタノール 89質量部
微粒子およびエタノールを上記の割合で、ディゾルバーを用いて50分間攪拌混合した後、マントンゴーリンで分散させて、微粒子分散液を調製した。
メチレンクロライド 89質量部
微粒子分散液 98質量部(上記微粒子分散液全量)
メチレンクロライドを容器に投入し、上記で調製した微粒子分散液を上記の添加量で、十分攪拌しながらゆっくりと添加した。次いで、微粒子の二次粒子の粒径が所定の大きさとなるようにアトライターにて分散させた後、ファインメット(登録商標)NF(日本精線株式会社製)でろ過して、微粒子添加液を得た。
メチレンクロライド: 15ml
バインダ樹脂としてセルロースアセテートプロピオネート CAP482
−20(重量平均分子量215000、イーストマンケミカル社製):
3g
半導体ナノ粒子の分散液1−1: 15ml
微粒子添加液: 0.18g
上記メチレンクロライドと半導体ナノ粒子の分散液1−1とを混合した。次いで、バインダ樹脂である上記セルロースアセテートプロピオネート、および上記で調製した微粒子添加液を攪拌しながら投入し、暗所で、攪拌して完全に溶解させ、ドープ溶液を調製した。
得られたドープ溶液を、ガラスステージ上に流し、このステージに対して所定の間隔を保って相対的に水平に移動可能なブレードコーターを引いて、流延(キャスト)した。このキャストした膜中の溶媒を、残留溶媒量が75質量%になるまで蒸発させ、得られた膜をガラスステージから剥離して乾燥させて、色域拡大フィルム101(以下、単に「膜101」とも称する)を得た。膜101の膜厚は、100μmであった。
本発明化合物(L−4)を表1に示すものに変更したこと以外は、実施例1と同様の方法で、色域拡大フィルム102〜110(膜102〜110)を作製した。
本発明化合物(L−4)の代わりに、比較化合物1(トリデカン酸)、比較化合物2を用いたこと以外は、実施例1−1と同様にして、色域拡大フィルム111(膜111)および色域拡大フィルム112(膜112)を作製した。
本発明化合物(L−4)を表1に示すものに変更したこと以外は、実施例1と同様の方法で、色域拡大フィルム113(膜113)を作製した。
メチレンクロライド: 15ml
バインダ樹脂としてセルロースアセテートプロピオネート CAP482
−20(重量平均分子量215,000 イーストマンケミカル社製):
3g
半導体ナノ粒子分散液2−1: 15ml
酸化防止剤(AO−1): 0.3g
微粒子添加液: 0.18g
上記メチレンクロライド、酸化防止剤(AO−1)を溶解し、次いで半導体ナノ粒子分散液2−1を混合した。その後、上記セルロースアセテートプロピオネート、および上記で調製した微粒子添加液を攪拌しながら投入し、暗所で攪拌して完全に溶解させ、ドープ溶液を調製した。
得られたドープ溶液を、ガラスステージ上に流し、このステージに対して所定の間隔を保って相対的に水平に移動可能なブレードコーターを引いて、流延(キャスト)し膜を得た。このキャストした膜中の溶媒を、残留溶媒量が75質量%になるまで蒸発させ、得られた膜をガラスステージから剥離して乾燥させて色域拡大フィルム201(以下、単に「膜201」とも称するいう)を得た。膜厚は100μmであった。
本発明化合物(L−48)、酸化防止剤(AO−1)を、下記表2に示すような化合物に変更したこと以外は、実施例2−1と同様にして、色域拡大フィルム202〜212(膜202〜212)を作製した。
本発明化合物(L−48)、酸化防止剤(AO−1)を、下記表2に示すような化合物に変更したこと以外は、実施例2−1と同様にして、色域拡大フィルム213〜214を作製した。
本発明化合物(L−48)、酸化防止剤(AO−1)を、下記表2に示すような化合物に変更したこと以外は、実施例2−1と同様にして、色域拡大フィルム215〜217(膜215〜217)を作製した。
メチレンクロライド: 15ml
CAP482−20: 3g
半導体ナノ粒子分散液3−1: 15ml
酸化防止剤(AO−1): 0.3g
酸化防止剤(AO−6): 0.3g
酸化防止剤(AO−11): 0.3g
微粒子添加液: 0.18g
上記メチレンクロライドと酸化防止剤とを混合して溶解し、次いで半導体ナノ粒子分散液3−1を混合した。その後、バインダ樹脂である上記CAP482−20、および上記で調製した微粒子添加液を攪拌しながら投入し、暗所で、攪拌して完全に溶解させ、ドープ溶液を調製した。なお、半導体ナノ粒子分散液3−1は、本発明化合物(L−4)を本発明化合物(L−44)に変更した以外は、半導体ナノ粒子分散液1−1の作製と同様にして作製した。
得られたドープ溶液を、ガラスステージ上に流し、このステージに対して所定の間隔を保って相対的に水平に移動可能なブレードコーターを引いて、流延(キャスト)した。このキャストしたドープ溶液膜中の溶媒を、残留溶媒量が75質量%になるまで蒸発させ、得られた膜をガラスステージから剥離して乾燥させて色域拡大フィルム301(以下、単に「膜301」ととも称する)を得た。膜厚は100μmであった。
本発明化合物(L−44)、バインダ樹脂(CAP482−20)、酸化防止剤(AO−1、AO−6、AO−11)を、下記表3に示すような化合物に変更したこと以外は、実施例3−1と同様にして、色域拡大フィルム302〜312(膜302〜312)を作製した。
本発明化合物(L−44)、バインダ樹脂(CAP482−20)、酸化防止剤(AO−1、AO−6、AO−11)を、下記表3に示すような化合物に変更したこと以外は、実施例3−1と同様にして、色域拡大フィルム313〜314(膜313〜314)を作製した。
本発明化合物(L−44)、バインダ樹脂(CAP482−20)、酸化防止剤(AO−1、AO−6、AO−11)を、下記表3に示すような化合物に変更したこと以外は、実施例3−1と同様にして、色域拡大フィルム315〜317(膜315〜317)を作製した。
上記のようにして作製した色域拡大フィルムについて、以下の評価を行った。
色域拡大フィルムを405nmの青紫光で励起したとき、色温度が7000Kの白色発光のそれぞれの発光効率を測定した。
○ :相対発光効率が115以上125未満である
○△:相対発光効率が105以上115未満である
△ :相対発光効率が95以上105未満である
△×:相対発光効率が85以上95未満である
× :相対発光効率が85未満である。
上記で作製した色域拡大フィルムを、85℃、85%RHの環境下で1000時間の加速劣化処理を施した。その後、上記発光特性の評価と同様の方法によりそれぞれの発光効率を測定し、加速劣化処理前の発光効率に対する加速劣化処理後の発光効率の比(加速劣化処理後の発光効率/加速劣化処理前の発光効率)の値を求め、下記の基準に従って、耐久性を評価した。
○ :比の値が0.85以上0.95未満である
△ :比の値が0.75以上0.85未満である
△×:比の値が0.50以上0.75未満である
× :比の値が0.50未満である。
色域拡大フィルムを405nmの青紫光で励起したときの発光波長ピークを測定した。その後、同じ色域拡大フィルムを、85℃、85%RHの環境下で1000時間の加速劣化処理を施した後、上記発光波長ピークの測定と同様に測定し、加速劣化処理前の発光波長ピークに対する加速劣化処理後の波長ピークのズレ(加速劣化処理後の発光波長ピーク−加速劣化処理前の発光波長ピーク)の値を求め、下記の基準に従って、発光波長ピークの安定性を評価した。
○ :ズレの値が5nm以上10nm未満である
△ :ズレの値が10nm以上15nm未満である
× :ズレの値が15nm以上である。
本発明化合物(L−69)の水溶液(濃度40mM)と、前記半導体ナノ粒子Aを含むオクタデセン溶液(濃度:5mg/ml)とを1:1の質量比で混合し、3時間室温で撹拌した。その後、オクタデセン層を除去して、残った水層にテトラヒドロフランを添加してオイルアウト成分をデカンテーションにより集めた。デカンテーションで集めた前記組成物401(オイル成分)のFT−IRを測定して、L−69と半導体ナノ粒子Aには見られないピークが観測され、半導体ナノ粒子と本発明化合物の相互作用が発現したことが確認された。次に前記オイル成分を水に再分散させて、発光効率を測定した。
○:相対発光効率が75以上90未満
△:相対発光効率が60以上75未満
×:相対発光効率が60未満。
本発明化合物(L−69)を下記表4に示すような化合物に変更したこと以外は、実施例4−1と同様にして組成物402〜403を作製して、実施例4−1と同様にしてFT−IR、発光効率の測定を行った。
本発明化合物(L−69)の代わりに、比較化合物3、比較化合物4を用いたこと以外は、実施例4−1と同様にして組成物404〜405を作製して、実施例4−1と同様にしてFT−IR、発光効率の測定を行った。
比較化合物4:ポリエチレンイミン(和光純薬工業社製 branched, M.W. 1,800)
本発明化合物(L−62)の水溶液(濃度40mM)と、酸化チタン水分散液(X線粒径20nm、石原産業社製STS−21)とを1:1の質量比で混合し、3時間室温で撹拌した。その後、混合液の一部を抜き取り、水を乾燥させて、残った固体のFT−IRを測定して、L−62と酸化チタンには見られないピークが観測され、金属酸化物ナノ粒子と本発明化合物との相互作用が発現したことが確認された。
◎:白色または無色で、着色は認められず
○:淡黄色で、着色はほとんどなし
△:黄色〜黄褐色で、わずかに着色が認められる
×:褐色〜赤褐色で、明瞭に着色が認められる。
本発明化合物(L−62)を下記表5に示すような化合物に変更したこと以外は、実施例5−1と同様にして光学機能性膜502〜503を作製した。
本発明化合物(L−62)の代わりに比較化合物5を用いた、またはブランクにしたこと以外は、実施例5−1と同様にして光学機能性膜504〜505を作製した。
Claims (10)
- 無機ナノ粒子と;
前記無機ナノ粒子に吸着する、少なくとも一種の吸着基を有する配位子と
を含み、
前記配位子が、非イオン性有機化合物またはオキシド化合物であり、
前記吸着基が、中心原子が硫黄原子であるオキソ酸の残基またはN−オキシド基である化合物を含む、組成物。 - 前記吸着基が、下記構造:
上記構造中、
Rは、それぞれ独立して、水素原子または一価の有機基であり、
*は、結合点である、
からなる群から選択される少なくとも一種を有する、請求項1に記載の組成物。 - 無機ナノ粒子と;
前記無機ナノ粒子に吸着する、少なくとも一種の吸着基を有する配位子と
を含み、
前記配位子が、非イオン性有機化合物またはオキシド化合物であり、
前記吸着基が、下記構造:
上記構造中、
Rは、それぞれ独立して、水素原子または一価の有機基であり、
*は、結合点である、
からなる群から選択される少なくとも一種を有する、組成物。 - 無機ナノ粒子と;
前記無機ナノ粒子に吸着する、少なくとも一種の吸着基を有する配位子と
を含み、
前記配位子が、非イオン性有機化合物またはオキシド化合物であり、
前記吸着基が、中心原子が硫黄原子もしくはリン原子であるオキソ酸の残基またはN−オキシド基である化合物を含み、前記配位子が、前記吸着基を含有する構成単位を少なくとも一つ有するポリマーである、組成物。 - 前記吸着基が、下記構造:
上記構造中、
Rは、それぞれ独立して、水素原子または一価の有機基であり、
*は、結合点である、
からなる群から選択される少なくとも一種を有する、請求項4に記載の組成物。 - 前記配位子が、少なくとも二つの吸着基を有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の組成物。
- 前記一価の有機基が、置換もしくは無置換のアルキル基、置換もしくは無置換のアリール基、または、置換もしくは無置換のヘテロアリール基である、請求項2、3または5に記載の組成物。
- 前記配位子が、置換または無置換のアルキル基、置換または無置換のアルコキシ基、置換または無置換のアリール基、置換または無置換のアルキルチオ基、置換または無置換のアルコキシカルボニル基、および、置換または無置換のヘテロアリール基からなる群から選択される少なくとも一種の基、または、当該少なくとも一種の基が互いに結合している構造を有する、請求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物。
- 前記請求項1〜8のいずれか1項に記載の組成物とバインダ樹脂とを含有する光学機能性膜。
- 酸化防止剤を含む、請求項9に記載の光学機能性膜。
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