JP6728629B2 - 香り提供装置 - Google Patents

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Description

本開示は、香り提供装置に関する。
近年、複数の種類の香りを提供する等の目的で、香料をそれぞれ保持する複数の空間を有する香り提供装置に関する技術が提案されている。このような香り提供装置では、例えば、複数の空間に互いに異なる種類の香料を保持させることによって、複数の香りを提供することができる。
例えば、特許文献1には、装置自体を小型化するために、時間的および空間的に限られた範囲に香りを提示する嗅覚ディスプレイであって、噴射口を有する筐体、筐体の内部空間を隔壁で区画することによって形成される複数の香気室、香気室の少なくとも1つに収納される固形状の香源、香気室のそれぞれに設けられ、圧電素子を有するダイヤフラムを用いて香気室内に空気を送り込む複数の風力源、および香気室のそれぞれから噴射口に向かって延びる複数の香気通路を備え、複数の香気通路を噴射口の近傍位置にて合流させて1つの共有通路とすると共に、合流部分にベンチュリ管構造を有する、嗅覚ディスプレイが開示されている。
特開2013−167741号公報
特許文献1に開示された技術では、香料をそれぞれ保持する複数の空間についてそれぞれ風力源が設けられているので、提供可能な香りの種類を増加させる目的等により香料を保持する空間の数を増加させる場合、風力源の数の増加に伴う装置の大型化が生じ得る。ゆえに、香料をそれぞれ保持する複数の空間を有する香り提供装置において、さらなる装置の小型化を実現することが望ましいと考えられる。
そこで、本開示では、装置を小型化することが可能な、新規かつ改良された香り提供装置を提案する。
本開示によれば、香料をそれぞれ保持する複数の保持通路が貫通して設けられる香料保持部材と、前記複数の保持通路のうちの一部の前記保持通路と連通し、前記一部の保持通路へ風力源から供給される空気を導入する導入口が設けられる部材と前記香料保持部材とを、前記導入口と連通する前記一部の保持通路が切り替わるように、相対的に回転可能な回転機構と、を備える香り提供装置が提供される。
以上説明したように本開示によれば、装置を小型化することが可能である。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、又は上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果又は本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の実施形態に係る香り提供装置の一例を示す斜視図である。 同実施形態に係る香り提供装置の一例を示す断面斜視図である。 同実施形態に係る香り提供装置の一例を示す分解斜視図である。 同実施形態に係る香り提供装置の一例を示すシステムブロック図である。 他の実施形態に係る香り提供装置の一例を示すシステムブロック図である。 第1の例に係る香料保持部材及び回転機構の構成の一例を示す説明図である。 第1の例に係る香料保持部材及び回転機構の構成の一例を示す説明図である。 図6に示したB1−B1断面の一例を示す断面図である。 第2の例に係る香料保持部材及び回転機構の構成の一例を示す説明図である。 第2の例に係る香料保持部材及び回転機構の構成の一例を示す説明図である。 第1の変形例に係るラベルの構成の一例を示す説明図である。 第1の変形例に係る香料保持部材、蓋及び回転機構の構成の一例を示す説明図である。 第1の変形例に係る香料保持部材、蓋及び回転機構の構成の一例を示す説明図である。 第2の変形例に係る香り提供装置の構成の一例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
なお、説明は以下の順序で行うものとする。
1.香り提供装置
2.回転機構
2−1.第1の例
2−2.第2の例
3.変形例
4.まとめ
<1.香り提供装置>
まず、図1〜図5を参照して本実施形態に係る香り提供装置1について説明する。図1は、本実施形態に係る香り提供装置1の一例を示す斜視図である。図2は、本実施形態に係る香り提供装置1の一例を示す断面斜視図である。図3は、本実施形態に係る香り提供装置1の一例を示す分解斜視図である。なお、以下では、香り提供装置1において蓋100の吐出口110が配置される側を先端側と呼ぶ。
図1〜図3に示したように、本実施形態に係る香り提供装置1は、蓋100と、香料保持部材200と、エアポンプ300と、バッテリ400と、回転機構500と、シャーシ600と、スイッチ700と、基板800と、を備える。
蓋100は、香料保持部材200を外部から離隔する部材である。蓋100は、例えば、図1〜図3に示したように、後端側が開口する円筒形状を有する。蓋100の先端側には、香料保持部材200から送られる気化した香料を含む空気が吐出される吐出口110が設けられる。吐出口110は、香料保持部材200に設けられる複数の保持通路210のうち空気が供給される保持通路210の先端部と連通するように設けられる。吐出口110の内径は、保持通路210の内径より大きくてもよい。
香料保持部材200は、香料を保持する部材である。香料保持部材200は、例えば、図2及び図3に示したように、中空円筒形状を有する。香料保持部材200には、香料をそれぞれ保持する複数の保持通路210が貫通して設けられる。香料は、例えば、保持通路210の内表面に付着した状態で保持される。香料は、具体的には、精油又はエタノールで希釈された精油等であってもよい。
複数の保持通路210は、例えば、香料保持部材200の中心軸まわりの円周上に均等間隔で設けられ、後端側から先端側に直線状に設けられる。複数の保持通路210のうちの一部の保持通路210には、エアポンプ300から供給される空気が送られる。それにより、保持通路210の後端側から先端側への空気の流れが生じる。そして、保持通路210に保持される香料の気化した成分が蓋100の吐出口110から吐出される。図2では、エアポンプ300と保持通路210との間の空気の流路として、シャーシ600の流路610が示されているが、シャーシ600の流路610と保持通路210の間には他の流路が介在し得る。エアポンプ300と保持通路210との間の空気の流路の詳細については後述する。
保持通路210を構成する材料として、例えば、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、ABS樹脂、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、POM(ポリアセタール)、シリコン樹脂、フッ素樹脂、オレフィンポリマー樹脂若しくはポリイミド樹脂等の樹脂、ステンレス等の金属、又はガラスが挙げられる。保持通路210を構成する材料は、具体的には、耐薬品性、耐候性及び強度等を考慮して選択され得る。保持通路210の内径は、一例として、1mmより小さい値に設定され得る。このような微小な内径を有するマイクロ流路である保持通路210は、例えば、3Dプリンタを用いて積層造形法によって製造され得る。
保持通路210の内径が小さいほど、保持通路210内における流体の乱流の発生が抑制されやすくなり、流体の流れは層流になりやすくなる。また、エアポンプ300の出力が一定である場合において、保持通路210の内径が小さいほど、保持通路210内での空気の流速は速くなる。それにより、本実施形態に係る香り提供装置1では、吐出口110から吐出される香料の気化した成分を含む空気の直進性が向上される。ゆえに、香り提供装置1のユーザに向けて香料の気化した成分を含む空気を吐出させることによって、ユーザの周囲へ影響を与えることなくユーザは香りの提供を受けることができる。
また、保持通路210の内径が小さいほど、保持通路210内の横断面において、空気が通過する領域に対する香料が保持されている領域の割合が大きくなる。ゆえに、保持通路210内を通過し吐出口110から吐出される空気に含まれる香料の割合が大きくなる。それにより、より確実にユーザへ香りを提供することができる。また、保持通路210の内径を小さくすることによって、装置全体の寸法を小さくすることができるので、装置全体の重量を軽くすることができる。ゆえに、香り提供装置1の持ち運びを容易にすることができる。
エアポンプ300は、本開示に係る風力源の一例である。エアポンプ300は、例えば、流路610及び他の図示しない流路を介して、複数の保持通路210のうちの一部の保持通路210へ空気を供給する。エアポンプ300は、例えば、基板800を介してバッテリ400と電気的に接続されており、バッテリ400から供給される電力によって駆動される。エアポンプ300は、具体的には、圧電素子が貼り付けられたダイヤフラムを備え、圧電素子への交流電流の印加によりダイヤフラムを変形させることによって送風を行う。なお、エアポンプ300の送風の形式は係る例に限定されず、例えば、フィン式又はシリンダ式等であってもよい。また、エアポンプ300は手動式であってもよく、その場合には、香り提供装置1の構成からバッテリ400、スイッチ700及び基板800は省略され得る。
バッテリ400は、エアポンプ300を動作させるための電力を蓄える。バッテリ400は、放電のみが可能な一次電池であってもよく、充電も可能な二次電池であってもよい。
回転機構500は、複数の保持通路210のうちの一部の保持通路210と連通し、一部の保持通路210へエアポンプ300から供給される空気を導入する導入口が設けられる部材と香料保持部材200とを、当該導入口と連通する一部の保持通路210が切り替わるように、相対的に回転可能である。図1〜3に示した回転機構500は概念図であるので、回転機構500の詳細については後述する。
シャーシ600には、エアポンプ300、バッテリ400、回転機構500及び基板800が配設される。また、シャーシ600には、必要に応じて、各部品間を電気的に接続する配線が設けられ得る。
スイッチ700は、エアポンプ300の駆動状態を切り替えるために基板800に設けられる。基板800はバッテリ400と電気的に接続されており、例えば、スイッチ700がユーザに押下されることによって、基板800に実装されたエアポンプ300を駆動するための駆動回路への通電が行われる。それにより、ユーザによるスイッチ700の押下状態に応じて、エアポンプ300の駆動状態が切り替わる。
図4は、本実施形態に係る香り提供装置1の一例を示すシステムブロック図である。図4に示したように、バッテリ400及び基板800は電気的に接続されている。そして、スイッチ700が押下されると、基板800に実装されたエアポンプ300を駆動するための駆動回路への通電が行われ、エアポンプ300が駆動される。それにより、エアポンプ300が送風を開始し、エアポンプ300から供給された空気が、香料保持部材200の保持通路210へ送られる。そして、香料保持部材200の保持通路210に保持される香料の気化した成分が蓋100の吐出口110から外部へ吐出される。香料保持部材200の複数の保持通路210のうち空気が導入される保持通路210の回転機構500による切り替えは、手動で行われる。
本明細書では、図4を用いて説明したように、空気が導入される保持通路210の回転機構500による切り替えが手動で行われる香り提供装置1を主として説明するが、回転機構500による切り替えの形式は係る例に限定されず、例えば、回転機構500は、モータによって駆動されてもよい。このような他の実施形態に係る香り提供装置1aには回転機構500を駆動させるモータ310と、基板800に実装されるモータ310を駆動させるための駆動回路への通電の切り替えを行うスイッチ710と、が備えられる。香り提供装置1aによれば、例えば、図5に示したように、スイッチ710が押下されると、基板800に実装されるモータ310を駆動させるための駆動回路への通電が行われ、モータ310が駆動される。それにより、モータ310により回転機構500が駆動され、香料保持部材200の複数の保持通路210のうち空気が導入される保持通路210の回転機構500による切り替えが行われる。
<2.回転機構>
[2−1.第1の例]
続いて、図6〜図8を参照して、第1の例に係る回転機構501について説明する。図6及び図7は、第1の例に係る香料保持部材200及び回転機構501の構成の一例を示す説明図である。図6は、エアポンプ300から供給される空気が送られる保持通路210aを通る断面における断面図を示し、図7は、エアポンプ300から供給される空気が送られない保持通路210bを通る断面における断面図を示す。図8は、図6に示したB1−B1断面の一例を示す断面図である。図6及び図7に示したように、第1の例に係る回転機構501は、回転伝達部510と、空気導入部520と、を含む。第1の例に係る回転機構501において、回転伝達部510の回転は、香料保持部材200へ伝達されるように構成される。また、香料保持部材200及び回転伝達部510は、空気導入部520に対して回転可能である。以下、このような回転機構501の詳細について説明する。
空気導入部520は、後端側に位置する大径部522と、大径部522の先端側の中央部に設けられ先端方向へ突出する小径部524と、を含む。大径部522及び小径部524は、例えば、それぞれ略円柱形状を有する。大径部522には、エアポンプ300から供給される空気を保持通路210aへ導くための流路522aが設けられる。例えば、流路522aの後端部は、図2に示したシャーシ600の流路610の先端部と連通する。それにより、エアポンプ300から供給される空気は、流路610を介して流路522aへ送られる。流路522aの先端部には、保持通路210aと連通し、保持通路210aへエアポンプ300から供給される空気を導入する導入口522bが設けられる。導入口522bは、他の流路を介して保持通路210aと連通してもよく、例えば、図6に示したように、回転伝達部510に設けられる流路514bを介して保持通路210aと連通してもよい。
回転伝達部510は、香料保持部材200の後端側の外周部を保持する円筒部512と、円筒部512の後端部の内周側に設けられ香料保持部材200の後端部を保持する底部514と、を含む。円筒部512の内周部には、香料保持部材200が嵌合される。なお、円筒部512の形状は、特に限定されず、香料保持部材200と嵌合可能な形状であればよい。香料保持部材200の回転伝達部510に対する軸方向への移動は、例えば、香料保持部材200の円筒部512への軽圧入によって拘束される。なお、香料保持部材200の回転伝達部510に対する軸方向への移動をより確実に拘束するために、円筒部512の外周部を内周部側へ付勢する機構が適用されてもよい。
底部514の先端部は香料保持部材200の後端部と対向し、底部514の後端部は空気導入部520の大径部522と小径部524との段差部と対向する。底部514の中央には香料保持部材200の内周部と連通する開口部514aが設けられてもよく、底部514の開口部514a及び香料保持部材200の内周部の内側に空気導入部520の小径部524が挿入されてもよい。小径部524は、例えば、香料保持部材200及び回転機構501の組み立てを容易にするためのガイドとして用いられる。ゆえに、回転機構501の構成から小径部524は省略されてもよい。また、小径部524がガイドとして機能する場合には、小径部524は、香料保持部材200及び回転伝達部510と相対的に回転可能な形状であれば、多角柱や楕円柱等の形状であってもよい。底部514には、香料保持部材200の各保持通路210とそれぞれ連通する流路514bが貫通して設けられる。
円筒部512の内周部には、内側向きに突出する係止凸部512aが設けられる。係止凸部512aは、例えば、円筒部512の軸方向に沿って延設される。図6及び図8に示したように、係止凸部512aは、香料保持部材200の外周部に香料保持部材200の軸方向に沿って延設される係止溝230に嵌合される。それにより、回転伝達部510の回転が香料保持部材200へ伝達される。ゆえに、回転伝達部510を回転させることによって、香料保持部材200を導入口522bに対して回転させることができる。なお、円筒部512側に係止溝が設けられ、香料保持部材200側に係止凸部が設けられてもよい。
円筒部512の係止凸部512a及び香料保持部材200の係止溝230は、回転伝達部510の回転を香料保持部材200へ伝達する機能を有する機構の一例であり、当該機能を実現するための機構は係る例に限定されない。例えば、香料保持部材200を円筒部512へ軽圧入することによって、当該機能が実現されてもよく、その場合には、回転機構501及び香料保持部材200の構成から係止凸部512a及び係止溝230は省略されてもよい。また、当該機能は、香料保持部材200の横断面形状を多角形や楕円等の円以外の形状とし、円筒部512の香料保持部材200と嵌合される部分の形状を香料保持部材200と対応する形状にすることにより、香料保持部材200と円筒部512との相対的な回転を防止することによって、実現されてもよい。
回転伝達部510の後端面には、空気導入部520の大径部522の先端側の外周部を覆う環状凸部518が突出して設けられる。環状凸部518の内周部に大径部522の先端側の外周部が嵌合される。環状凸部518は、回転伝達部510の空気導入部520に対する回転のガイドとして機能する。また、環状凸部518の内周部の一部には内側に突出する突起部518aが設けられ、突起部518aが大径部522の外周に沿って形成される環状溝部522fに係止される。それにより、回転伝達部510が空気導入部520に対して相対的に軸方向へ移動することなく、香料保持部材200及び回転伝達部510が空気導入部520に対して回転可能となる。
香料保持部材200及び回転伝達部510の回転の回転軸は、香料保持部材200、回転伝達部510及び空気導入部520の中心軸と略一致する。香料保持部材200、回転伝達部510の円筒部512及び空気導入部520の大径部522が互いに略一致する中心軸の円筒形状又は円柱形状を有することによって、回転機構500による回転における部材の可動範囲を小さくすることができる。ただし、香料保持部材200、回転伝達部510の円筒部512及び空気導入部520の大径部522の形状は特に限定されるものではない。
回転伝達部510の空気導入部520に対する回転のガイドとしての機能は、底部514の開口部514a及び香料保持部材200の内周部の内側に挿入される空気導入部520の小径部524によって実現されてもよい。その場合には、小径部524は底部514の開口部514a及び香料保持部材200の内周部に嵌合され、回転機構501の構成から環状凸部518は省略されてもよい。
第1の例に係る回転機構501は、回転伝達部510を空気導入部520に対して回転可能とし、導入口522bと連通する保持通路210が切り替わるように、香料保持部材200を導入口522bが設けられる部材である空気導入部520に対して回転可能である。香料保持部材200の複数の保持通路210は、例えば、回転機構501による空気導入部520と香料保持部材200との相対的な回転の回転軸まわりの円周上に設けられる。具体的には、香料保持部材200の複数の保持通路210は、香料保持部材200の中心軸まわりの円周上に設けられる。ここで、香料保持部材200は、香料保持部材200の中心軸まわりに回転する。ゆえに、香料保持部材200を空気導入部520に対して回転させることによって、導入口522bと連通する保持通路210を切り替えることができる。
各保持通路210には互いに異なる種類の香料を保持させてもよく、その場合には、導入口522bと連通する保持通路210を切り替えることによって、香り提供装置1によって提供される香りを切り替えることができる。なお、各保持通路210には互いに同一の種類の香料を保持させてもよい。例えば、使用頻度の高い香料ほど多くの保持通路210に保持させることによって、各香料の使用頻度に応じて適切に各香料の持続時間を設定することができる。
以上説明したように、本実施形態に係る香り提供装置1によれば、香料をそれぞれ保持する複数の空間の各々への空気の供給を1つの風力源によって実現することができるので、当該空間の数を増加させる場合における風力源の数の増加に伴う装置の大型化を抑制することができる。よって、装置を小型化することが可能である。
なお、蓋100が香料保持部材200に対して固定される場合には、蓋100は香料保持部材200の回転とともに回転する。係る場合には、蓋100には保持通路210と同数の吐出口110が設けられ、各吐出口110は各保持通路210の先端部と連通するように設けられる。一方、蓋100が、回転伝達部510に対して固定される場合には、香料保持部材200が蓋100に対して回転する。係る場合には、蓋100には1つの吐出口110が設けられ、当該1つの吐出口110は導入口522bの先端部と連通する保持通路210aと連通するように設けられる。
また、上述したように、香料保持部材200は、空気導入部520と香料保持部材200との相対的な回転の回転軸と中心軸が略一致する円筒形状を有する。それにより、導入口522bと連通する保持通路210の切り替えにおける部材の可動範囲を小さくすることができるので、装置をより小型化することができる。
回転機構500は、導入口522bが保持通路210と連通するように、空気導入部520と香料保持部材200との相対的な回転の回転角を規定する位置決め機構を備える。具体的には、当該位置決め機構は、空気導入部520又は香料保持部材200を係止する係止部材及び係止部材を付勢する付勢部材を備える。図7に示した鋼球522cは回転伝達部510を介して香料保持部材200を係止する係止部材の一例であり、バネ522dは付勢部材の一例である。
図6及び図7に示したように、回転伝達部510の後端面のうち空気導入部520の大径部522と小径部524との段差部と対向する部分には、窪み516が設けられる。また、空気導入部520の大径部522と小径部524との段差部には、鋼球522c及びバネ522dが設けられる。バネ522dは、大径部522と小径部524との段差部に形成された空気導入部520の軸方向に穿孔された孔522eに収容され、バネ522dの先端側に鋼球522cが設けられる。バネ522d及び鋼球522cのペアは、例えば、図7に示したように、2つ設けられる。なお、当該ペアの数は、1以上の他の数であってもよい。窪み516は、各保持通路210についてバネ522d及び鋼球522cのペアの数と同数設けられる。窪み516の配置は、各保持通路210の香料保持部材200における周方向の位置に応じて設定される。
具体的には、導入口522bが保持通路210aと連通する状態において、鋼球522cの先端側にいずれかの窪み516が位置するように、回転伝達部510の後端面における窪み516の配置が設定される。ゆえに、導入口522bが複数の保持通路210のいずれかと連通する場合には、鋼球522cがバネ522dの付勢力によって窪み516へ押し付けられることにより、回転伝達部510は空気導入部520に対して位置決めされる。それにより、導入口522bと連通する保持通路210の切り替えをより容易に行うことができる。
一方、導入口522bが複数の保持通路210のいずれとも連通していない状態において、鋼球522cの先端側にいずれの窪み516も位置しないように、回転伝達部510の後端面における窪み516の配置が設定される。ゆえに、導入口522bが複数の保持通路210のいずれとも連通していない場合には、鋼球522cはバネ522dと共に、孔522eの内部に収容されるので、回転伝達部510の空気導入部520に対する回転を円滑に行うことができる。
また、係止部材が付勢される方向は、空気導入部520と香料保持部材200との相対的な回転の回転軸に交差する方向であってもよい。例えば、係止部材及び付勢部材が回転伝達部510の外周側に設けられ、回転伝達部510の径方向へ係止部材が付勢されることによって、上記位置決め機構の機能が実現され得る。その場合には、例えば、回転伝達部510の外周部に窪みが設けられ得る。
[2−2.第2の例]
以上では、回転機構501が香料保持部材200を導入口522bが設けられる部材である空気導入部520に対して回転可能である第1の例について説明したが、回転機構の構成は係る例に限定されず、回転機構は、導入口が設けられる部材を香料保持部材に対して回転可能であってもよい。以下、図9及び図10を参照して、回転機構によって導入口が設けられる部材を香料保持部材に対して回転可能な第2の例について説明する。
図9及び図10は、第2の例に係る香料保持部材200及び回転機構502の構成の一例を示す説明図である。図9は、蓋100aの記載を省略した説明図であり、図10は、蓋100aの記載を含む説明図である。図9及び図10に示したように、第2の例に係る回転機構502は、空気導入部560と、位置決め部570と、筐体580と、を含む。第2の例に係る回転機構502において、空気導入部560は、香料保持部材200に対して回転可能である。以下、このような回転機構502の詳細について説明する。
空気導入部560は、後端側に位置する大径部562と、大径部562の先端側の中央部に設けられた先端方向へ突出する突出部である小径部564と、を含む。大径部562及び小径部564は、例えば、それぞれ略円筒形状を有する。大径部562にはエアポンプ300から供給される空気を保持通路210aへ導くための流路562aが設けられる。流路562aの後端部は、位置決め部570に設けられる流路572と連通する。また、位置決め部570に設けられる流路572の後端部は、シャーシ600の流路610の先端部と連通する。それにより、エアポンプ300から供給される空気は、流路610及び流路572を介して流路562aへ送られる。流路562aの先端部には、保持通路210aと連通し、保持通路210aへエアポンプ300から供給される空気を導入する導入口562bが設けられる。導入口562bは、他の流路を介して保持通路210aと連通してもよい。
また、大径部562の後端部には、外周方向へ突出する鍔部562cが設けられる。シャーシ600には、鍔部562cに対応する形状の凹部が形成されており、鍔部562cがシャーシ600の当該凹部に支持されることにより、空気導入部560の並進方向への移動は拘束される。また、当該凹部は、空気導入部560のシャーシ600に対する回転のガイドとして機能し得る。それにより、空気導入部560は、シャーシ600に対して回転可能となる。
小径部564は、香料保持部材200の内周部の内側に挿入され、香料保持部材200の軸方向に延設される。香料保持部材200を貫通する小径部564の先端部には、図10に示したように、香料保持部材200を外部から離隔する蓋100aの後端面から後端方向へ突出する突起部120が挿入される凹部564aが設けられる。それにより、図10に示したように、蓋100aの突起部120が小径部564の凹部564aに挿入された状態で蓋100aを回転させることによって、空気導入部560を香料保持部材200に対して回転させることができる。
空気導入部560のシャーシ600に対する回転のガイドとしての機能は、香料保持部材200の内周部の内側に挿入される空気導入部560の小径部564によって実現されてもよい。その場合には、小径部564は香料保持部材200の内周部に嵌合される。
筐体580は、香り提供装置を構成する他の部材のうち香料保持部材200の先端側の一部を除く部材を収容する部材であり、シャーシ600は筐体580の内部に固定されている。筐体580の先端部には、蓋100aの後端部が接続される。それにより、蓋100a及び筐体580により、香り提供装置を構成する他の部材が収容される。ここで、蓋100aは筐体580に対して回転自在となるように構成される。
また、図9及び図10に示したように、筐体580の先端部の内周部には、内側向きに突出する係止凸部582が設けられる。係止凸部582は、例えば、香料保持部材200の軸方向に沿って延設される。係止凸部582は、香料保持部材200の外周部に香料保持部材200の軸方向に沿って延設される係止溝230に嵌合される。それにより、空気導入部560を回転させた場合に香料保持部材200が回転することを防止し、空気導入部560を香料保持部材200に対して回転させることができる。ゆえに、空気導入部560の導入口562bを香料保持部材200に対して回転させることができる。なお、筐体580側に係止溝が設けられ、香料保持部材200側に係止凸部が設けられてもよい。
筐体580の係止凸部582及び香料保持部材200の係止溝230は、空気導入部560を回転させた場合に香料保持部材200が回転することを防止する機能を有する機構の一例であり、当該機能を実現するための機構は係る例に限定されない。例えば、香料保持部材200を筐体580へ軽圧入することによって、当該機能が実現されてもよく、その場合には、回転機構502及び香料保持部材200の構成から係止凸部582及び係止溝230は省略されてもよい。また、当該機能は、香料保持部材200の横断面形状を多角形や楕円等の円以外の形状とし、筐体580の香料保持部材200と嵌合される部分の形状を香料保持部材200と対応する形状にすることにより、香料保持部材200と筐体580との相対的な回転を防止することによって、実現されてもよい。
空気導入部560の回転の回転軸は、香料保持部材200及び空気導入部560の中心軸と略一致する。香料保持部材200、空気導入部560の小径部564及び大径部562が互いに略一致する中心軸の円筒形状又は円柱形状を有することによって、回転機構502による回転における部材の可動範囲を小さくすることができる。ただし、香料保持部材200、空気導入部560の小径部564及び大径部562の形状は特に限定されるものではない。
第2の例に係る回転機構502は、空気導入部560を香料保持部材200に対して回転可能とし、導入口562bと連通する保持通路210が切り替わるように、導入口562bが設けられる部材である空気導入部560を香料保持部材200に対して回転可能である。香料保持部材200の複数の保持通路210は、例えば、回転機構502による空気導入部560と香料保持部材200との相対的な回転の回転軸まわりの円周上に設けられる。具体的には、香料保持部材200の複数の保持通路210は、香料保持部材200の中心軸まわりの円周上に設けられる。ここで、空気導入部560は、香料保持部材200の中心軸まわりに回転する。ゆえに、空気導入部560を香料保持部材200に対して回転させることによって、導入口562bと連通する保持通路210を切り替えることができる。それにより、各保持通路210に互いに異なる種類の香料を保持させた場合には、香り提供装置1によって提供される香りを切り替えることができる。なお、各保持通路210には互いに同一の種類の香料を保持させてもよい。
位置決め部570は、導入口562bが保持通路210と連通するように、空気導入部560と香料保持部材200との相対的な回転の回転角を規定する位置決め機構としての機能を有する。具体的には、当該位置決め機構としての機能は、空気導入部560又は香料保持部材200を係止する係止部材及び係止部材を付勢する付勢部材により実現される。図9及び図10に示した鋼球576は、空気導入部560を係止する係止部材の一例であり、バネ574は、付勢部材の一例である。
図9及び図10に示したように、空気導入部560の後端面には、窪み562dが設けられる。また、位置決め部570の先端面には、鋼球576及びバネ574が設けられる。バネ574は、空気導入部560の軸方向に穿孔された孔578に収容され、バネ574の先端側に鋼球576が設けられる。バネ574及び鋼球576のペアは、例えば、図9及び図10に示したように、1つ設けられる。なお、当該ペアの数は、2以上の他の数であってもよい。窪み562dは、各保持通路210についてバネ574及び鋼球576のペアの数と同数設けられる。窪み562dの配置は、各保持通路210の香料保持部材200における周方向の位置に応じて設定される。
具体的には、導入口562bが保持通路210aと連通する状態において、鋼球576の先端側にいずれかの窪み562dが位置するように、空気導入部560の後端面における窪み562dの配置は設定される。ゆえに、導入口562bが複数の保持通路210のいずれかと連通する場合には、鋼球576がバネ574の付勢力によって窪み562dへ押し付けられることにより、空気導入部560は位置決め部570に対して位置決めされる。ここで、位置決め部570は、シャーシ600に対して固定されている。また、香料保持部材200は、筐体580を介して、シャーシ600に対して固定されている。ゆえに、位置決め部570の位置決め機構としての機能によって、空気導入部560は香料保持部材200に対して位置決めされる。それにより、導入口562bと連通する保持通路210の切り替えをより容易に行うことができる。
一方、導入口562bが複数の保持通路210のいずれとも連通していない状態において、鋼球576の先端側にいずれの窪み562dも位置しないように、空気導入部560の後端面における窪み562dの配置は設定される。ゆえに、導入口562bが複数の保持通路210のいずれとも連通していない場合には、鋼球576はバネ574と共に、孔578の内部に収容されるので、空気導入部560の位置決め部570及び香料保持部材200に対する回転を円滑に行うことができる。
また、係止部材が付勢される方向は、空気導入部560と香料保持部材200との相対的な回転の回転軸に交差する方向であってもよい。例えば、係止部材及び付勢部材が空気導入部560の外周側に設けられ、空気導入部560の径方向へ係止部材が付勢されることによって、上記位置決め機構の機能が実現され得る。その場合には、例えば、空気導入部560の外周部に窪みが設けられ得る。
また、位置決め部570には、後端部がシャーシ600の流路610の先端部と連通し、先端部が空気導入部560の流路562aと連通する流路572が設けられる。エアポンプ300から供給される空気は、シャーシ600の流路610から、位置決め部570流路572を介して、空気導入部560の流路562aへ送られる。
<3.変形例>
続いて、複数の香料のうちのいずれの香料が香り提供装置により提供される香りに対応する香料として選択されているかを容易に認識するための変形例に係る香り提供装置について、図11〜図14を参照して説明する。
まず、図11〜図13を参照して、第1の変形例について説明する。第1の変形例では、回転機構として、例えば、香料保持部材を導入口が設けられる部材に対して回転可能な上述した第1の例に係る回転機構501が適用される。図11は、第1の変形例に係るラベル260の構成の一例を示す説明図である。第1の変形例では、香料保持部材200の外周面には、複数の保持通路210の各々に保持された香料の種類が表示される。例えば、図11に示すように、香料保持部材200の外周面には、各保持通路210に保持された香料の種類を表示するラベル260が設けられる。ラベル260には、香料保持部材200において各保持通路210が設けられる周方向の位置と略一致する位置に当該各保持通路210により保持された香料の種類が記載されている。
図12及び図13は、第1の変形例に係る香料保持部材200、蓋100b及び回転機構501の構成の一例を示す説明図である。図12は、香料保持部材200が蓋100bにより覆われる前の状態を示し、図13は、香料保持部材200が蓋100bにより覆われた後の状態を示す。第1の変形例に係る蓋100bの外周部には開口部130が設けられる。蓋100bは、本開示に係るカバー部材の一例である。図13に示したように、香料保持部材200が蓋100bに覆われた後の状態において、開口部130を介して外部からラベル260に記載された香料の種類を視認可能となるように、蓋100bにおける開口部130の位置及び大きさが設定される。蓋100bの外形の形状は、図12及び図13に示したように直方体であってもよいが、特に限定されるものではない。
第1の変形例では、回転機構501は、蓋100bと香料保持部材200とを相対的に回転可能である。具体的には、第1の変形例では、回転機構501は、香料保持部材200を蓋100bに対して回転可能である。香料保持部材200の外周面には、開口部130と対向する位置に、導入口522bと連通する保持通路210に保持された香料の種類が表示される。それにより、開口部130を介して導入口522bと連通する保持通路210に保持された香料の種類を視認することができるので、複数の香料のうちのいずれの香料が香り提供装置により提供される香りに対応する香料として選択されているかを容易に認識することが可能となる。なお、第1の変形例において、回転機構として、上述した第2の例に係る回転機構502も適用し得る。
続いて、図14を参照して、回転機構として、導入口が設けられる部材を香料保持部材に対して回転可能な上述した第2の例に係る回転機構502を適用した第2の変形例について説明する。
図14は、第2の変形例に係る香り提供装置1bの構成の一例を示す説明図である。第2の変形例に係る香り提供装置1bにおいて、蓋100cの外周部には、上述した第2の例に係る蓋100aと異なり、開口部130が設けられる。第2の変形例では、回転機構502は、蓋100cを香料保持部材200に対して回転可能である。第2の変形例においても、第1の変形例と同様に、香料保持部材200の外周面には、開口部130と対向する位置に、導入口562bと連通する保持通路210に保持された香料の種類が表示される。それにより、第2の変形例によっても、第1の変形例と同様の効果が得られる。なお、図14に示したように、筐体580の外周部には、スイッチ700を押下するためのボタン584が設けられてもよい。ボタン584を押下することによってスイッチ700が押下されるように構成されている。
<4.まとめ>
以上説明したように、本開示の実施形態によれば、回転機構500は、複数の保持通路210のうちの一部の保持通路210と連通し、一部の保持通路210へエアポンプ300から供給される空気を導入する導入口が設けられる部材と香料保持部材200とを、当該導入口と連通する一部の保持通路210が切り替わるように、相対的に回転可能である。それにより、香料をそれぞれ保持する複数の空間の各々への空気の供給を1つの風力源によって実現することができる。ゆえに、当該空間の数を増加させる場合における風力源の数の増加に伴う装置の大型化を抑制することができる。よって、装置を小型化することが可能である。
以上では、複数の保持通路210のうちの1つの保持通路210が、保持通路210へエアポンプ300から供給される空気を導入する導入口と連通する例について説明したが、本開示の技術的範囲は係る例に限定されない。例えば、導入口は、2以上の保持通路210と同時に連通してもよい。
以上では、導入口と連通する保持通路210の後端部が香料保持部材200の後端面に設けられる例について説明したが、本開示の技術的範囲は係る例に限定されない。例えば、保持通路210の後端部は、香料保持部材200の外周面に形成されてもよい。その場合、エアポンプ300と保持通路210との間の空気の流路は、保持通路210の後端部の配置に対応するように設定される。
以上では、蓋100の吐出口110と連通する保持通路210の先端部が香料保持部材200の先端面に設けられる例について説明したが、本開示の技術的範囲は係る例に限定されない。例えば、保持通路210の先端部は、香料保持部材200の外周面に形成されてもよい。その場合、蓋100の吐出口110の配置は、保持通路210の先端部の配置に対応するように設定される。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲は係る例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
香料をそれぞれ保持する複数の保持通路が貫通して設けられる香料保持部材と、
前記複数の保持通路のうちの一部の前記保持通路と連通し、前記一部の保持通路へ風力源から供給される空気を導入する導入口が設けられる部材と前記香料保持部材とを、前記導入口と連通する前記一部の保持通路が切り替わるように、相対的に回転可能な回転機構と、
を備える香り提供装置。
(2)
前記複数の保持通路は、前記導入口が設けられる部材と前記香料保持部材との相対的な回転の回転軸まわりの円周上に設けられる、前記(1)に記載の香り提供装置。
(3)
前記香料保持部材は、前記導入口が設けられる部材と前記香料保持部材との相対的な回転の回転軸と中心軸が略一致する円筒形状を有する、前記(1)又は(2)に記載の香り提供装置。
(4)
前記回転機構は、前記香料保持部材を前記導入口が設けられる部材に対して回転可能である、前記(1)〜(3)のいずれか一項に記載の香り提供装置。
(5)
前記回転機構は、前記香料保持部材を保持する回転伝達部及び前記回転伝達部の回転を前記香料保持部材へ伝達する機構を含み、前記香料保持部材及び前記回転伝達部を前記導入口が設けられる部材に対して回転可能である、前記(4)に記載の香り提供装置。
(6)
前記回転機構は、前記導入口が設けられる部材を前記香料保持部材に対して回転可能である、前記(1)〜(3)のいずれか一項に記載の香り提供装置。
(7)
前記導入口が設けられる部材は、前記香料保持部材を貫通する突出部を含み、
前記突出部の先端部には、前記香料保持部材を外部から離隔する蓋に設けられる突起部が挿入される凹部が設けられる、
前記(6)に記載の香り提供装置。
(8)
前記回転機構は、前記導入口が前記一部の保持通路と連通するように、前記導入口が設けられる部材と前記香料保持部材との相対的な回転の回転角を規定する位置決め機構を備える、前記(1)〜(7)のいずれか一項に記載の香り提供装置。
(9)
前記位置決め機構は、前記導入口が設けられる部材又は前記香料保持部材を係止する係止部材及び前記係止部材を付勢する付勢部材を備える、前記(8)に記載の香り提供装置。
(10)
前記香料保持部材を覆い、外周部に開口部が設けられるカバー部材を備え、
前記回転機構は、前記カバー部材と前記香料保持部材とを相対的に回転可能であり、
前記香料保持部材の外周面には、前記開口部と対向する位置に、前記導入口と連通する前記一部の保持通路に保持された前記香料の種類が表示される、
前記(1)〜(9)のいずれか一項に記載の香り提供装置。
1、1a、1b 香り提供装置
100、100a、100b、100c 蓋
110 吐出口
120 突起部
130 開口部
200 香料保持部材
210、210a、210b 保持通路
230 係止溝
260 ラベル
300 エアポンプ
310 モータ
400 バッテリ
500、501、502 回転機構
510 回転伝達部
512 円筒部
512a 係止凸部
514 底部
514a 開口部
514b 流路
518 環状凸部
518a 突起部
520 空気導入部
522 大径部
522a 流路
522b 導入口
522c 鋼球
522d バネ
522e 孔
522f 環状溝部
524 小径部
560 空気導入部
562 大径部
562a 流路
562b 導入口
562c 鍔部
564 小径部
564a 凹部
570 位置決め部
572 流路
574 バネ
576 鋼球
578 孔
580 筐体
582 係止凸部
584 ボタン
600 シャーシ
610 流路
700、710 スイッチ
800 基板

Claims (17)

  1. 香料をそれぞれ保持する複数の保持通路が貫通して設けられる香料保持部材と、
    前記複数の保持通路のうちの一部の前記保持通路と連通し前記一部の保持通路へ風力源から供給される空気を導入する導入口が設けられる部材と、
    前記導入口が設けられる部材と前記香料保持部材とを、前記導入口と連通する前記一部の保持通路が切り替わるように、相対的に回転可能な回転機構と、
    前記一部の保持通路の先端部と連通する吐出口が設けられ前記香料保持部材を外部から離隔するカバー部材と、
    を備え、
    前記導入口が設けられる部材は、前記香料保持部材の内周部の内側に挿入されて前記カバー部材と係合され、
    前記回転機構は、前記導入口が設けられる部材及び前記カバー部材と前記香料保持部材とを相対的に回転可能であり、前記香料保持部材を前記導入口が設けられる部材に対して回転可能である
    香り提供装置。
  2. 前記複数の保持通路は、前記導入口が設けられる部材と前記香料保持部材との相対的な回転の回転軸まわりの円周上に設けられる、請求項1に記載の香り提供装置。
  3. 前記香料保持部材は、前記導入口が設けられる部材と前記香料保持部材との相対的な回転の回転軸と中心軸が略一致する円筒形状を有する、請求項1又は2に記載の香り提供装置。
  4. 前記回転機構は、前記香料保持部材を保持する回転伝達部及び前記回転伝達部の回転を前記香料保持部材へ伝達する機構を含み、前記香料保持部材及び前記回転伝達部を前記導入口が設けられる部材に対して回転可能である、請求項に記載の香り提供装置。
  5. 前記導入口が設けられる部材は、前記香料保持部材を貫通する突出部を含み、
    前記突出部の先端部には、前記カバー部材に設けられる突起部が挿入される凹部が設けられる、
    請求項に記載の香り提供装置。
  6. 前記回転機構は、前記導入口が前記一部の保持通路と連通するように、前記導入口が設けられる部材と前記香料保持部材との相対的な回転の回転角を規定する位置決め機構を備える、請求項1〜のいずれか一項に記載の香り提供装置。
  7. 前記位置決め機構は、前記導入口が設けられる部材又は前記香料保持部材を係止する係止部材及び前記係止部材を付勢する付勢部材を備える、請求項に記載の香り提供装置。
  8. 前記カバー部材は、前記香料保持部材を覆い、
    前記カバー部材の外周部には開口部が設けられ、
    前記回転機構は、前記カバー部材と前記香料保持部材とを相対的に回転可能であり、
    前記香料保持部材の外周面には、前記開口部と対向する位置に、前記導入口と連通する前記一部の保持通路に保持された前記香料の種類が表示される、
    請求項1〜のいずれか一項に記載の香り提供装置。
  9. 前記カバー部材には、前記香料保持部材側へ突出する突起部が設けられ、
    前記導入口が設けられる部材は、前記香料保持部材の内周部の内側に挿入され前記香料保持部材の軸方向に延設される突出部を含み、
    前記突出部の先端部には、前記カバー部材に設けられる前記突起部が係合される、
    請求項1〜のいずれか一項に記載の香り提供装置。
  10. 前記香料は、前記保持通路の内表面に付着した状態で保持される、
    請求項1〜のいずれか一項に記載の香り提供装置。
  11. 前記空気は、前記保持通路の、後端側から先端側へ流れる、
    請求項10に記載の香り提供装置。
  12. 前記香料保持部材の少なくとも一部を収容する収容部材をさらに備え、
    前記香料保持部材の外周部には、前記収容部材の内周部と嵌合することによって前記香料保持部材と前記収容部材との相対的な回転を防止する係止凸部又は係止溝が設けられる、
    請求項1〜11のいずれか一項に記載の香り提供装置。
  13. 前記複数の保持通路について設けられる複数の窪み部をさらに備え、
    前記係止部材が前記付勢部材によって前記窪み部へ押し付けられることによって、前記回転角が固定され、
    前記窪み部の配置は、前記複数の保持通路の各々の前記香料保持部材における周方向の位置に応じて設定される、
    請求項に記載の香り提供装置。
  14. 前記風力源をさらに備え、
    前記風力源は、ダイヤフラムを含み、前記ダイヤフラムを変形させることによって送風を行うエアポンプである、
    請求項1〜13のいずれか一項に記載の香り提供装置。
  15. 貫通して設けられる複数の保持通路に保持される香料を有する香料保持部材のうちの一部の前記保持通路と連通し前記一部の保持通路へ風力源から供給される空気を導入する導入口が設けられる部材と、
    前記導入口が設けられる部材と前記香料保持部材とを、前記導入口と連通する前記一部の保持通路が切り替わるように、相対的に回転可能な回転機構と、
    を備え、
    前記導入口が設けられる部材は、前記香料保持部材の内周部の内側に挿入されて、前記一部の保持通路の先端部と連通する吐出口が設けられ前記香料保持部材を外部から離隔するカバー部材と係合され、
    前記回転機構は、前記導入口が設けられる部材及び前記カバー部材と前記香料保持部材とを相対的に回転可能であり、前記香料保持部材を前記導入口が設けられる部材に対して回転可能である
    香り提供装置の本体。
  16. 前記導入口が設けられる部材は、前記香料保持部材の内周部の内側に挿入され前記香料保持部材の軸方向に延設される突出部を含み、
    前記突出部の先端部には、前記カバー部材に前記香料保持部材側へ突出して設けられる突起部が係合される、
    請求項15に記載の香り提供装置の本体。
  17. 前記香料保持部材の少なくとも一部を収容する収容部材をさらに備える、
    請求項15又は16に記載の香り提供装置の本体。
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