JP6727160B2 - 固定具 - Google Patents

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Description

本発明は、コンクリート内に埋設される溶接金網又は網状のフェンス等、縦条材と横条材とを格子状に構成してなる複数の格子状体を相互に固定する固定具に関する。
建物の床といった構造物を建造すべくコンクリートを打設する場合、当該構造物の強度を増大させ、また構造物にクラックが発生することを防止するために、コンクリート内に複数枚の溶接金網を埋設させている。
図27は従来の溶接金網の施工方法を説明する説明図であり、図中、WMは溶接金網である。溶接金網WMは、複数の縦条材W1,W1,…と横条材W2,W2,…とを格子状に配してなり、縦条材W1,W1,…と横条材W2,W2,…とが交差する部分を相互に溶接にて固定してある。
施工対象領域の周囲に図示しない型枠を立設しておき、当該型枠内の全域に複数の溶接金網WM,WM,…を敷設する。このとき、相隣る溶接金網WM,WMはその縁部が複数マス(図27にあっては1マス)ずつ重畳するようにしてある。次に、図27に示したように、施工対象面と溶接金網WM,WM,…との間にスペーサ30,30,…を介装させて、施工対象面から溶接金網WM,WM,…を所定寸法だけ持ち上げる。そして、相隣る溶接金網WM,WMの重畳部分に、例えば溶接金網上で作業する作業員によって踏まれた場合であっても相互ズレが発生することを防止するために、針金等の短寸の条材を用いてなる結束材B,B,…によって、重畳する両溶接金網WM,WMを相互に結束する。
このようにして施工対象領域に溶接金網WM,WM,…への施工が終了した後、型枠内へコンクリートを溶接金網WM,WM,…が埋入する所定深さまで投入し、投入したコンクリートの表面を均すのである。
しかし、このような結束作業は各溶接金網WM,WM,…が相互に重畳させた全ての領域に対して実施する必要がある上に、各領域それぞれに多くの結束箇所が存在するため、比較的大きな面積の構造物を建造する場合、熟練した作業員が複数人必要となるのに加え、熟練した作業員であっても全ての結束箇所の作業が終了するまでに長時間を要していた。
そのため、後記する特許文献1には、溶接金網同士を重畳させずに、相隣る溶接金網を構成する各条材の端部同士を直線状に相互に連結させる連結具が提案されている。
特開昭51−5818号公報
しかしながら、そのような連結具を用いて相隣る溶接金網を連結させる場合、相隣る溶接金網を構成する各条材の端部同士を直線状に位置合わせしなければならず、かかる位置合わせ作業に時間を要する上に、連結具によって各条材の端部同士を連結させる作業に比較的長時間を要するという問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであって、未熟な作業員であっても複数の格子状体を相互に短時間で確実に固定することができる固定具を提供する。
(1)本発明に係る固定具は、適宜の間隔で互いに平行に配した複数の縦条材、及びこれら各縦条材と交差する様態で適宜の間隔で互いに平行に配した複数の横条材を有する格子状体が少なくとも2枚、両格子状体の一部が相互に重畳するように配されるようになっており、この重畳部分の両格子状体を互いに固定する固定具であって、バネ条材の両端部を屈曲させて、一方の格子状体の縦条材又は横条材に係合する第1係合手段と、他方の格子状体の縦条材又は横条材に係合する第2係合手段とが対をなして二対、当該バネ条材の長手方向へ互いに距離を隔てて設けてあり、両対それぞれにおいて、前記バネ条材の第1係合手段と第2係合手段との間の部分はいずれも、前記バネ条材の両対間の部分から立ち上げた立上部又は前記部分から立ち下げた立下部になしてあり、両対それぞれにおいて一方の格子状体に係合した第1係合手段と他方の格子状体に係合した第2係合手段との間に生じるバネ力、及び、前記バネ条材の両対間の部分に生じるバネ力によって、両格子状体を互いに固定するようになしてあることを特徴とする。
本発明の固定具にあっては、その一部を相互に重畳させた少なくとも2枚の格子状体に対してこの重畳部分の両格子状体を互いに固定する固定具である。ここで、格子状体は、適宜の間隔で互いに平行に配した複数の縦条材、及びこれら各縦条材と交差する様態で適宜の間隔で互いに平行に配した複数の横条材にて格子状に形成されており、格子状体又は網状のフェンス等が含まれる。
この固定具は、バネ条材の両端部を屈曲させて、一方の格子状体の縦条材又は横条材に係合する第1係合手段と、他方の格子状体の縦条材又は横条材に係合する第2係合手段とが対をなして二対、当該バネ条材の長手方向へ互いに距離を隔てて設けてあり、両対それぞれにおいて、前記バネ条材の第1係合手段と第2係合手段との間の部分はいずれも、前記バネ条材の両対間の部分から立ち上げた立上部又は前記部分から立ち下げた立下部になしてある。そして、固定具は前記バネ条材の両対それぞれにおいて一方の格子状体に係合した第1係合手段と他方の格子状体に係合した第2係合手段との間に生じるバネ力、及び、前記バネ条材の両対間の部分に生じるバネ力によって、両格子状体を互いに固定するようになしてある。
ここで、第1係合手段を一方の格子状体の縦条材に係合させ、第2係合手段を他方の格子状体の縦条材又は横条材に係合させるように構成してもよいし、第1係合手段を一方の格子状体の横条材に係合させ、第2係合手段を他方の格子状体の縦条材又は横条材に係合させるように構成してもよい。
このように本固定具は、第1係合手段を一方の格子状体の縦条材又は横条材に係合させ、また、第2係合手段を他方の格子状体の縦条材又は横条材に係合させることによって、両格子状体をワンタッチで確実に固定することができるため、未熟な作業員であっても短時間で固定作業を実施することができる。
(2)本発明に係る固定具は、バネ条材にて構成した本体と、該本体の両端部をそれぞれ屈曲させた屈曲部とを具備し、両屈曲部にそれぞれ前記第2係合手段、又は第1係合手段及び第2係合手段が設けてあり、前記本体及び両屈曲部は、前記本体に曲げ力を印加することによって、当該本体を、一方の格子状体の相隣る縦条材の間、又は相隣る横条材の間に内嵌させ得るようになしてあることを特徴とする。
本発明の固定具にあっては、バネ条材の両端部を屈曲させてそれぞれ屈曲部になし、両屈曲部の間を本体になしてある。両屈曲部にはそれぞれ、前記第2係合手段、又は第1係合手段及び第2係合手段が設けてある。両屈曲部にそれぞれ設けられた第2係合手段は、他方の格子状体の相隣る縦条材、又は相隣る横条材にそれぞれ係合する。
ここで、前者の場合、前記本体は一方の格子状体の相隣る縦条材の間に内嵌されるようになっており、また後者の場合、本体は一方の格子状体の相隣る横条材の間に内嵌されるようになっている。つまり、本体及び両屈曲部は、本体に曲げ力を印加することによって、当該本体を、一方の格子状体の相隣る縦条材の間、又は相隣る横条材の間に内嵌させ得るように構成してある。相隣る縦条材の間、又は相隣る横条材の間に内嵌された本体にはバネ力による突っ張り力が発生し、この突っ張り力は両屈曲部に与えられて、一方の格子状体が、当該格子状体を構成する各縦条材又は各横条材にて形成される平面と平行な方向へずれることが防止される。
また、本体は前述した突っ張り力にて一方の格子状体に固着され、かかる本体に連通する両屈曲部の第2係合手段が他方の格子状体に係合するため、他方の格子状体をしっかり固定することができる。
(3)本発明に係る固定具は、両屈曲部にそれぞれ前記第2係合手段が設けてある場合は、前記本体に前記第1係合手段が設けてあることを特徴とする。
本発明の固定具にあっては、両屈曲部にそれぞれ前記第2係合手段が設けてある場合は、本体に前記第1係合手段が設けてあり、この第1係合手段が一方の格子状体の縦条材又は横条材に係合する。ここで、第1係合手段は本体全体であってもよいし、本体の一部に設けてもよい。また、本体の両側に設けられた両屈曲部にそれぞれ前記第2係合手段が設けてあり、両第2係合手段が他方の格子状体の相隣る横条材又は相隣る縦条材に係合する。
このように、第1係合手段と第2係合手段とはねじれの位置の関係にあり、これによって両格子状体を強固に固定することができる。
(4)本発明に係る固定具は、両屈曲部にはそれぞれ、前記本体に連通し、互いに対向するように屈曲された第1屈曲部と、本体と両第1屈曲部とで形成される平面に対して交わる方向に屈曲された第3屈曲部と、本体とねじれの位置になるように屈曲された第5屈曲部とが設けてあり、該第5屈曲部に連通させて前記第2係合手段が設けてあることを特徴とする。
本発明の固定具にあっては、両屈曲部にはそれぞれ、本体に連通し、互いに対向するように屈曲された第1屈曲部が設けてあり、本体及び両第1屈曲部にてコ字状の構造体が形成されている。また、両屈曲部にはそれぞれ、かかる構造体にて形成される平面に対して交わる方向に屈曲された第3屈曲部が設けてあり、また、本体とねじれの位置になるように屈曲された第5屈曲部が設けてある。そして、前述した第2係合手段はこの第5屈曲部に連通する様態で設けてある。
かかる固定具では、重畳させた2枚の格子状体の所要位置に、固定具の本体、両屈曲部に設けられた第1屈曲部、第3屈曲部、第5屈曲部及び第2係合手段を取り付けるだけで、両格子状体を確実に固定することができるため、未熟な作業員であっても短時間で固定作業を実施することができる。
(5)本発明に係る固定具は、前記第5屈曲部は、他方の格子状体の、一方の格子状体の第1係合手段を係合させる縦条材又は横条材と対向する縦条材又は横条材の周面であって、一方の格子状体の第1係合手段を係合させる縦条材又は横条材と対向する部分に倣うように成形して、当該縦条材又は横条材に外嵌させるようになしてあり、両第2係合手段は、その端部が互いに対向するように屈曲させてあることを特徴とする。
本発明の固定具にあっては、前述した第5屈曲部は、他方の格子状体を構成し、一方の格子状体の第1係合手段を係合させる縦条材又は横条材と対向する縦条材又は横条材の周面であって、一方の格子状体の第1係合手段を係合させる縦条材又は横条材と対向する部分に倣うように曲成して、当該縦条材又は横条材に外嵌させるようになしてあり、これによって、他方の格子状体が、当該格子状体の各縦条材又は各横条材で形成される平面と平行な方向へずれることが防止される。
(6)本発明に係る固定具は、前記第5屈曲部は他方の格子状体の前記縦条材又は横条材、及び当該縦条材又は横条材に相隣る縦条材又は横条材に外嵌させるように成形してあることを特徴とする。
本発明の固定具にあっては、前述した第5屈曲部は、他方の格子状体を構成し、一方の格子状体の第1係合手段を係合させる縦条材又は横条材と対向する縦条材又は横条材、及び、当該縦条材又は横条材に相隣る縦条材又は横条材に外嵌させるように成形してある。かかる第5屈曲部によって、他方の格子状体を構成する縦条材又は横条材と当該縦条材又は横条材に相隣る縦条材又は横条材とが一度に固定されるため、他方の格子状体をより強固に固定することができる。
(7)本発明に係る固定具は、前記本体の両第1係合手段間に凸部が設けてあることを特徴とする。
本発明の固定具にあっては、本体の両第1係合手段間に凸部が設けてある。ここで、凸部は適宜な形状になすことができ、山形状、舌片状、方形状、多角形状等の形状であってよい。かかる凸部は、本体の第1係合手段を一方の格子状体の縦条材又は横条材に係合させる際に案内部材として作用させることができ、また、前述した如く本体を一方の格子状体の相隣る縦条材の間、又は相隣る横条材の間に内嵌させる場合、比較的小さな曲げ力を本体に印加してこれを実施することができる。
(8)本発明に係る固定具は、両屈曲部にはそれぞれ、前記本体に連通し、互いに対向するように屈曲された第1屈曲部と、第1屈曲部に連通し、互いに離隔する方向へ屈曲された第2屈曲部と、本体と両第1屈曲部とで形成される平面に対して交わる方向に屈曲された第3屈曲部と、両第3屈曲部の間の内側へ屈曲された第6屈曲部とが設けてあり、前記第1係合手段は、本体と第1屈曲部との第1角部、及び、前記第1屈曲部と第2屈曲部との第2角部を具備し、前記第2係合手段は前記第6屈曲部を具備することを特徴とする。
本発明の固定具にあっては、両屈曲部にはそれぞれ、本体に連通し、互いに対向するように屈曲された第1屈曲部が設けてあり、本体及び両第1屈曲部にてコ字状の構造体が形成されている。また、屈曲部には、第1屈曲部に連通し、互いに離隔する方向へ屈曲された第2屈曲部が設けてあり、第2屈曲部は両第1屈曲部の間である内側とは逆方向、すなわち両第1屈曲部の間の外側へ屈曲されて構成してある。屈曲部にはこの第2屈曲部に続いて、本体と両第1屈曲部とで形成される平面に対して交わる方向に屈曲された第3屈曲部が設けてあり、更に、両第3屈曲部の間の内側へ屈曲された第6屈曲部とが設けてある。
そして、前述した第1係合手段は、本体と第1屈曲部との第1角部と、第1屈曲部と第2屈曲部との第2角部とを具備しており、第1角部を、一方の格子状体の縦条材又は横条材の周面であって他方の格子状体に対向する部分に当接させ、また、第2角部を、一方の格子状体の横条材又は縦条材の周面であって他方の格子状体に対向する部分とは反対側の部分に当接させることによって、第1係合部を一方の格子状体に係合させる。これによって、第1係合手段が一方の格子状体に固着される。
一方、前述した第2係合手段は、両第3屈曲部の間の内側へ屈曲された第6屈曲部を具備しており、この第6屈曲部を他方の格子状体の縦条材又は横条材に外嵌係合させることによって、第2係合手段を他方の格子状体に係合させる。
このとき、前述した第2屈曲部、第3屈曲部及び第6屈曲部にてコ字状の構造体が構成されており、前述した如く第2係合手段を他方の格子状体に係合させた場合、コ字状の構造体によって、当該他方の格子状体と前記第1係合手段を固着させた一方の格子状体とが交互に固定される。
一方、重畳させた2枚の格子状体の所要位置に、固定具の第1屈曲部、第2屈曲部、第3屈曲部及び第6屈曲部を取り付けるだけで、両格子状体を確実に固定することができるため、未熟な作業員であっても短時間で固定作業を実施することができる。
(9)本発明に係る固定具は、前記第6屈曲部は、前記平面と平行な面より本体側へ屈曲させてなることを特徴とする。
本発明の固定具にあっては、第2係合手段を構成する第6屈曲部は、本体と両第1屈曲部とで形成される平面と平行な面より本体側へ屈曲させてなる。第6屈曲部は他方の格子状体の縦条材又は横条材に外嵌係合させるが、この縦条材又は横条材に第2係合手段から抜出する力が印加されると、第3屈曲部及び第6屈曲部のバネ力が作用する一方、前述したように第6屈曲部は、本体と両第1屈曲部とで形成される平面と平行な面より本体側へ屈曲させてあるため、第6屈曲部が外嵌された縦条材又は横条材の周面上を滑って、第4屈曲部の先端が両第3屈曲部の間の内側の方向へ前進して、当該縦条材又は横条材は第3屈曲部と第6屈曲部との角部内へより深く抱え込まれる。これによって第2係合手段と他方の格子状体との係合がより強固になるため、第2係合手段から他方の格子状体が抜出することが防止される。
本発明に係る固定具の一例を示す斜視図である。 図1に示した固定具の使用様態を説明する説明図である。 図2に示した溶接金網の固定具にて固定された部分の部分平面図である。 図2に示した溶接金網の固定具にて固定された部分の部分側面図である。 固定具の本体を、相互に重畳させた溶接金網の内の一方の溶接金網に差し込む状態を説明する説明図である。 2枚の溶接金網の一部を互いに重畳させ、その重畳部分を固定具にて固定する方法を平面視で説明する説明図である。 2枚の溶接金網の一部を互いに重畳させ、その重畳部分を固定具にて固定する方法を平面視で説明する説明図である。 2枚の溶接金網の一部を互いに重畳させ、その重畳部分を固定具にて固定する方法を平面視で説明する説明図である。 2枚の溶接金網の一部を互いに重畳させ、その重畳部分を固定具にて固定する方法を平面視で説明する説明図である。 本発明を実施するための第2の形態に係る固定具を示す斜視図である。 図10に示した固定具を用いて、重畳させた溶接金網を固定した状態を示す部分斜視図である。 本発明を実施するための第3の形態に係る固定具を示す平面図である。 本発明を実施するための第3の形態に係る固定具を示す斜視図である。 図13に示した固定具を用いて、重畳させた2枚の溶接金網を固定した状態を示す部分斜視図である。 図14に示した固定具及び両溶接金網の部分平面図である。 図14に示した固定具及び両溶接金網の正面図である。 2枚の溶接金網の一部を互いに重畳させ、その重畳部分を固定具にて固定する方法を平面視で説明する説明図である。 2枚の溶接金網の一部を互いに重畳させ、その重畳部分を固定具にて固定する方法を平面視で説明する説明図である。 2枚の溶接金網の一部を互いに重畳させ、その重畳部分を固定具にて固定する方法を平面視で説明する説明図である。 2枚の溶接金網の一部を互いに重畳させ、その重畳部分を固定具にて固定する方法を平面視で説明する説明図である。 本発明を実施するための第4の形態に係る固定具を示す平面図である。 本発明を実施するための第4の形態に係る固定具を示す斜視図である。 図22に示した固定具を用いて重畳させた2枚の溶接金網を固定した状態を示す部分斜視図である。 図23に示した固定具及び両溶接金網の部分平面図である。 図23に示した固定具及び両溶接金網の正面図である。 図25に示した固定具に溶接金網から脱離する力が加えられた場合の第6屈曲部の状態を説明する説明図である。 従来の溶接金網の施工方法を説明する説明図である。
本発明に係る固定具を図面に基づいて詳述する。なお、本実施の形態で説明する固定具は、本発明の趣旨を説明する一例であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲での変形や改造を含むことはいうまでもない。
(発明を実施するための第1の形態)
図1は本発明に係る固定具の一例を示す斜視図であり、格子状体たる溶接金網の固定に適用するようになしてある。
本固定具1はその全体がバネ条材にて構成されている。固定具1は、直線分状の本体10を備えており、本体10の長さ寸法は複数の縦条材及び横条材を格子状に配置してなる溶接金網を構成する枡目の縦条材の部分又は前記枡目を構成する横条材の部分の長さ寸法より少し短い寸法になしてある。即ち、本体10が溶接金網の格子の枡目を構成する縦条材の部分に取り付けられる場合にあっては、本体10の長さ寸法は当該縦条材の部分の長さ寸法より少し短い寸法になしてあり、本体10が溶接金網の格子の枡目を構成する横条材の部分に取り付けられる場合にあっては、本体10の長さ寸法は当該横条材の部分の長さ寸法より少し短い寸法になしてある。
本体10の長手方向の中途位置にはバネ条材を山形状に成形してなる凸部10tが設けてある。凸部10tは適宜な形状になすことができ、図1に示したような山形状以外にも、舌片状、方形状、多角形状等の形状であってもよい。なお、図1の固定具1では本体10に凸部10tを設けた場合について示したが、本発明はこれに限らず、本体10に凸部10tを設けなくてもよい。
本体10の両端部は互いに対向するように屈曲させて第1屈曲部21,21になしてあり、両第1屈曲部21,21及び本体10によって平面fが形成されるようになっている。両第1屈曲部21,21の間の寸法は、本体10から離隔するにつれて漸次広くしてある。両第1屈曲部21,21に外側から押圧を印加してバネ条材で構成された本体10を円弧状に変形させた場合、本体10には元の姿勢に復帰する復帰力が発生するが、前述したように両第1屈曲部21,21の間の寸法が本体10から離隔するにつれて漸次広くしてあるため、両第1屈曲部21,21の本体10から離隔する端部に前記復帰力が集中し得るようになっている。両第1屈曲部21,21の本体10から離隔する端部はそれぞれ、前述した溶接金網の枡目の外側に位置する縦条材の部分又は横条材の部分に当接する当接部になっている。
一方、第1屈曲部21はその中途位置で前記平面fの略鉛直方向へ凸な段差部21sが形成してあり、第1屈曲部21の段差部21sの部分に溶接金網を構成する縦条材又は横条材を抱え込むことができるようになっている。第1屈曲部21の本体10から離隔する端部は前記平面fの略鉛直方向であって、前記段差部21sの方向へ立ち上がる立上部(第3屈曲部)23になっており、立上部23の端部は本体10と略平行な姿勢であって、本体10から離隔する方向へ屈曲させて第4屈曲部24になしてある。なお、立上部23の高さ寸法は重畳させる溶接金網の枚数及び溶接金網を構成する縦条材及び横条材の外径に応じて定められている。
第4屈曲部24の端部は、円弧状に屈曲させて、重畳された他方の溶接金網の枡目を構成する外側の縦条材の部分又は横条材の部分に外嵌する外嵌部(第5屈曲部)25になしてある。外嵌部25の底部は第4屈曲部24の高さ寸法より少し低くしてあり、これによって外嵌部25は前記縦条材の部分又は横条材の部分の外周面に倣って、これをかい潜るように外嵌する。そして、外嵌部25の先端部は湾曲させて、前記他方の溶接金網の枡目を構成する横条材の部分又は縦条材の部分に外嵌係合するフック部(第6屈曲部)26になっている。これら、第1屈曲部21、立上部23、第4屈曲部24、外嵌部25及びフック部26によって屈曲部20が構成されている。
図2は図1に示した固定具1の使用様態を説明する説明図であり、2枚の溶接金網WM,WMを固定する場合を示している。また、図3及び図4は、図2に示した溶接金網WMの固定具1にて固定された部分の部分平面図及び部分側面図である。なお、図2〜図4中、図1に示した部分に対応する部分には同じ番号が付してある。
図2に示したように、溶接金網WMは複数の縦条材W1,W1,…と横条材W2,W2,…とを適宜の距離を隔てて格子状に配してなり、各縦条材W1,W1,…と横条材W2,W2,…とが交差する部分は相互に溶接にて固定してある。そして、縦条材W1,W1,…及び横条材W2,W2,…で囲まれる複数の枡目M,M,…が形成されている。なお、図2にあっては、両溶接金網WM、WMにおいて、1つの枡目M,Mを含む一部分のみを示している。
図2に示したように、前述したような2枚の溶接金網WM,WMが互いに枡目M,Mが一致するように重畳させてある。固定具1は、図2に示した場合にあっては、その本体10が一方の溶接金網WMの枡目Mを構成する縦条材W1の部分であって、他方の溶接金網WMとは反対側の周面に当接するように、枡目Mの外側から内側へ差し込んであり、第1屈曲部21,21の前述した当接部が当該枡目Mの外側であって前記縦条材W1の部分に直交する横条材W2,W2の部分に当接している。
前述したように、本体10の長さ寸法は当該縦条材W1の部分の長さ寸法より少し短い寸法になしてあるが、両第1屈曲部21,21の間の寸法は、本体10から離隔するにつれて漸次広くしてあるため、本体10を前述した如く前記縦条材W1の部分に当接するように、枡目Mの外側から内側へ差し込む場合、両第1屈曲部21,21に外側から押圧を印加してバネ条材で構成された本体10を円弧状に変形させることによって、前記縦条材W1の部分に直交する横条材W2,W2の部分の間に本体10及び両第1屈曲部21,21を内嵌させて、前記押圧を除去する。このとき、本体10に凸部10tが設けてあるため、本体10の変形を比較的容易に行うことができる。
本体10を変形させた後に押力を除去すると、本体10に元の姿勢に復帰するバネ力が発生するが、前述したように両第1屈曲部21,21の間の寸法が本体10から離隔するにつれて漸次広くしてあるため、両当接部に前記バネ力が集中し、図4に示したように、第1屈曲部21,21の当接部は前記両横条材W2,W2の部分に強く押し当てられる。従って、本体10は前述した横条材W2,W2の部分の間で突っ張った状態でそこに固着される。
また、前述したように第1屈曲部21,21には段差部21s,21sが形成してあるため、図2及び図4に示したように、本体10を前記縦条材W1の部分に差し込んだ場合、当該縦条材W1の部分が第1屈曲部21,21の段差部21s,21sの部分に抱え込まれる。このとき、本体10に設けられた凸部10tが前記縦条材W1の部分の周面上を摺動するようになっており、これによって凸部10tは本体10を前記縦条材W1の部分に差し込む際に案内部としても機能する。
一方、前述したように外嵌部25の底部は第4屈曲部24の高さ寸法より少し低くしてあるため、図2及び図3に示したように、外嵌部25,25は、一方の溶接金網WMに重畳させた他方の溶接金網WMであって、一方の溶接金網WMの前記縦条材W1の部分に対向する縦条材W1の部分であって枡目Mの両外側の部分を、一方の溶接金網WMに対向する側から回り込むように外嵌する。これによって、外嵌部25,25は、他方の溶接金網WMの枡目Mの2つの角部を取り囲んで、両角部を固定する。
そして、図2及び図3に示したように、フック部26,26が他方の溶接金網WMの枡目Mを構成する横条材W2,W2の部分の外周面に外嵌係合し、これによって固定具1が両溶接金網WM,WMに固着される。
このような固定具1にあっては、一方の外嵌部25を、前述したように他方の溶接金網WMの枡目Mの一方の角部を取り囲ませるとともに、両第1屈曲部21,21に外側から押圧を印加して、バネ条材で構成された本体10を円弧状に変形させることによって、前記縦条材W1の部分に直交する横条材W2,W2の部分の間に本体10及び両第1屈曲部21,21を内嵌させた後、他方の外嵌部25を、他方の溶接金網WMの枡目Mの他方の角部を取り囲ませ、前記押圧を除去する。そして、前述したように本体10を一方の溶接金網WMの前記縦条材W1の部分に差し込み、また、両フック部26,26を他方の溶接金網WMの枡目Mを構成する横条材W2,W2の部分の外周面に係合させる。
図5は、固定具1の本体10を、相互に重畳させた溶接金網WM,WMの内の一方の溶接金網WMに差し込む状態を説明する説明図である。なお、図中、図1〜図4に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
前述したように、固定具1の両外嵌部25,25にて他方の溶接金網WMの枡目Mを構成する2つの角部を取り囲ませるとともに、固定具1の本体10及び両第1屈曲部21,21を、一方の溶接金網WMの枡目Mを構成する縦条材W1の部分に直交する横条材W2,W2の部分の間に内嵌させてある(図5(a))。このとき、本体10の凸部10tが一方の溶接金網WMの前記縦条材W1に当接している。
そして、例えば、固定具1の両立上部23,23に押力を印加することによって、本体10を一方の溶接金網WMの前記縦条材W1の部分に差し込ませる(図5(b))。このとき、当該縦条材W1の部分は第1屈曲部21(21)の段差部21s(21s)の部分に抱え込まれるように嵌合し、そこに固定される。一方、本体10の凸部10tは案内部材として作用する。
このように、固定具1の両外嵌部25,25及び両第1屈曲部21,21を、重畳させた2枚の溶接金網WM,WMの所要位置に取り付けた後、当該固定具1にてワンタッチで両溶接金網WM,WMを固定することができる。
次に、本発明に係る固定具を用いて複数の溶接金網を固定させる方法について説明する。
図6及び図7並びに図8及び図9は、2枚の溶接金網の一部を互いに重畳させ、その重畳部分を固定具にて固定する方法を平面視で説明する説明図であり、図6及び図7は長方形状の溶接金網の長辺部分を重畳させた場合を、図8及び図9は長方形状の溶接金網の短辺部分を重畳させた場合をそれぞれ示している。なお、これらの図中、図1〜図5に示した部分に対応する部分には同じ番号が付してある。
図6に示したように、長方形状の溶接金網WM,WMを、両溶接金網WM,WMの縦条材W1,W1,…、W1,W1,…及び横条材W2,W2,…、W2,W2,…にて囲まれる複数の枡目M,M,…、M,M,…が相互に一行程度重畳するように、即ち両溶接金網WM,WMの長辺部分が相互に重畳するように配置する。そして、図7に示したように、重畳させた枡目M,M,…、M,M,…の内、適当な複数(図7にあっては3つ)の枡目M,M,M、M,M,Mに対をなす固定具1,1、1,1、1,1を互いに対向配置して、各固定具1,1、1,1、1,1を前述した如く取り付けることによって、両溶接金網WM,WMの重畳部分と各固定具1,1、1,1、1,1とを相互に結合させて、両溶接金網WM,WMを固定させる。
一方、図8に示したように、長方形状の溶接金網WM,WMを、両溶接金網WM,WMの複数の枡目M,M,…、M,M,…が相互に一列程度重畳するように、即ち両溶接金網WM,WMの短辺部分が相互に重畳するように配置する。そして、図9に示したように、重畳させた枡目M,M,…、M,M,…の内、適当な複数(図9にあっては2つ)の枡目M,M、M,Mに対をなす固定具1,1、1,1を互いに対向配置して、各固定具1,1、1,1を前述した如く取り付けることによって、両溶接金網WM,WMの重畳部分と各固定具1,1、1,1とを相互に結合させて、両溶接金網WM,WMを固定させる。
このとき、前述したように固定具1の両外嵌部25,25及び両第1屈曲部21,21(いずれも図2参照)を、重畳させた2枚の溶接金網WM,WMの所要位置に取り付けた後、当該固定具1にてワンタッチで両溶接金網WM,WMを固定することができるため、未熟な作業員であっても短時間で確実に固定作業を実施することができる。
ところで、対をなす一方の固定具1の外嵌部25,25によって、図2に示したように、他方の溶接金網WMの枡目Mの2つの角部を取り囲ませ、また、当該固定具1の第1屈曲部21,21の当接部が一方の溶接金網WMの枡目Mの外側の一方の横条材W2,W2の部分に当接する。同様に、対をなす他方の固定具1の外嵌部25,25によって、他方の溶接金網WMの枡目Mの他の2つの角部を取り囲ませ、また、当該固定具1の第1屈曲部21,21の当接部が一方の溶接金網WMの枡目Mの外側の他方の横条材W2,W2の部分に当接する。このように、対をなす固定具1,1によって、重畳された2つの溶接金網WM,WMの枡目Mの周囲が4方向でそれぞれ固定されるため、両溶接金網WM,WMが各縦条材W1,W1,…又は各横条材W2,W2,…にて形成される平面と平行をなす方向へずれることが防止される。
一方、図2に示したように、本固定具1にあっては、他方の溶接金網WMの横条材W2に係合させた固定具1のフック部26と、一方の溶接金網WMの縦条材W1に外嵌させた本体10とによって両溶接金網WM,WMを挟持しており、加えて、固定具1はその全体がバネ条材で構成してあるため、重畳された両溶接金網WM,WMを強固に固定することができる。また、両溶接金網WM,WMを固定させた固定具1にあっては、当該固定具1の外嵌部25,25が他方の溶接金網WMの枡目Mの2つの角部を取り囲んでいるため、固定具1から両溶接金網WM,WMが抜出することが防止される。
なお、本実施の形態では、溶接金網WMの1つの枡目Mに対をなす固定具1,1を配設してあるが、本発明はこれに限らず、溶接金網WMの複数の枡目M,M,…にそれぞれ1つの固定具1を配設してもよい。
また、固定具1の本体10は、前述したように溶接金網WMの枡目Mを構成する縦条材W1の部分に外嵌させてもよいし、枡目Mを構成する横条材W2の部分に外嵌させてもよいことは言うまでもない。
(発明を実施するための第2の形態)
図10は、本発明を実施するための第2の形態に係る固定具を示す斜視図であり、図1に示した固定具1のフック部26,26が溶接金網WMに係合する位置と異なる位置に係合するようになしてある。また、図11は、図10に示した固定具1aを用いて、重畳させた溶接金網WM,WMを固定した状態を示す部分斜視図である。なお、両図中、図1から図4に示した部分に対応する部分には対応する番号を付してその説明を省略する。
図10及び図11に示したように、本固定具1aにあっては、第4屈曲部24a,24aに連通する両外嵌部25a,25aは、第4屈曲部24a,24aの高さ位置より少し低い位置、即ち第4屈曲部24a,24aの高さ位置より所定寸法だけ第1屈曲部21a,21a側の位置へ屈曲させた後、その高さ位置を保った姿勢で、枡目Mを構成する一方の縦条材W1から他方の縦条材W1まで延伸させてあり、両外嵌部25a,25aの端部は互いに内側へ略90°屈曲させるとともに、枡目Mの外側の横条材W2,W2の部分にそれぞれ外嵌係合するように湾曲させたフック部26a,26aになしてある。
このような固定具1aにあっては、重畳させた一方の溶接金網WMの枡目Mを構成する縦条材W1の部分に固定具1aの本体10aを対向配置し、この固定具1aの一方の外嵌部25aを、重畳させた他方の溶接金網WMの枡目Mを構成する両縦条材W1,W1に外嵌させるとともに、当該枡目Mの2つの角部を取り囲ませる。次いで、固定具1aの両第1屈曲部21a,21aに外側から押圧を印加してバネ条材で構成された本体1aを円弧状に変形させることによって、前記縦条材W1の部分に直交する横条材W2,W2の部分の間に本体1a及び両第1屈曲部21a,21aを内嵌させた後、他方の外嵌部25aを、重畳させた他方の溶接金網WMの枡目Mを構成する両縦条材W1,W1に外嵌させるとともに、当該枡目Mの他の2つの角部を取り囲ませ、前記押圧を除去する。そして、本体10aを一方の溶接金網WMの前記縦条材W1の部分に差し込み、また、両フック部26a,26aを他方の溶接金網WMの枡目Mの外側の横条材W2,W2の部分の外周面に係合させることによって、両溶接金網WM,WMを固定する。
このように本固定具1aは、両第4屈曲部24a,24a、外嵌部25a,25a及びフック部26a,26aによって、重畳させた他方の溶接金網WMの枡目Mを構成する4つの角部を全て取り囲むため、他方の溶接金網WMが、当該溶接金網WMを構成する各縦条材W1,W1,…又は各横条材W2,W2,…にて形成される平面と平行をなす方向へずれることが防止される。また、他方の溶接金網WMを強固に固定することができるため、一方の溶接金網WMの固定強度も相対的に向上する。
なお、固定具1aの本体10aは、前述したように溶接金網WMの枡目Mを構成する縦条材W1の部分に外嵌させてもよいし、枡目Mを構成する横条材W2の部分に外嵌させてもよい。後者の場合、フック部26a,26aは枡目Mの外側の縦条材W1,W1の部分の外周面に係合する。
(発明を実施するための第3の形態)
図12及び図13は、本発明を実施するための第3の形態に係る固定具を示す平面図及び斜視図であり、溶接金網との係合様態を異ならせてある。また、図14は、図13に示した固定具1bを用いて、重畳させた2枚の溶接金網WM,WMを固定した状態を示す部分斜視図であり、図15及び図16は、図14に示した固定具1b及び両溶接金網WM,WMの部分平面図及び正面図である。なお、これらの図中、図1及び図2に示した部分に対応する部分には対応する番号が付してある。
なお、本実施の形態では、溶接金網WM,WMの枡目M,Mを構成する横条材W2,W2の部分に本固定具1bを固定させた場合について示してあるが、溶接金網WM,WMの枡目M,Mを構成する縦条材W1,W1の部分に本固定具1bを固定させてもよいことは言うまでもない。
図12〜図16に示したように、固定具1bはその全体がバネ条材にて構成されている。固定具1bは、円弧状又は直線分状(図12にあっては円弧状)の本体10bを備えており、本体10bの両端間の寸法は、複数の縦条材及び横条材を格子状に配置してなる溶接金網を構成する枡目の縦条材の部分又は前記枡目を構成する横条材の部分の長さ寸法より少し長い寸法になしてある。即ち、本体10bが溶接金網WMの枡目Mを構成する縦条材W1の部分に取り付けられる場合にあっては、本体10bの長さ寸法は当該縦条材W1の部分の長さ寸法より少し長い寸法になしてあり、本体10bが溶接金網WMの枡目Mを構成する横条材W2の部分に取り付けられる場合にあっては、本体10bの長さ寸法は当該横条材W2の部分の長さ寸法より少し長い寸法になしてある。
本体10bの両端部は互いに対向するように屈曲させて第1屈曲部21b,21bになしてあり、両第1屈曲部21b,21b及び本体10bによってコ字状の平面fbが形成されるようになっている。また、本体10bと第1屈曲部21b,21bとによって形成された第1角部T1,T1はそれぞれ、図14に示したように、重畳された溶接金網WM,WMの内の一方の溶接金網WMの枡目Mを構成する縦条材W1,W1の部分に当接するようになっている。
両第1屈曲部21b,21bの間の寸法は、本体10bから離隔するにつれて漸次狭くしてあり、第1屈曲部21b,21bの本体10bから離隔する端部は、互いに離隔する方向へ屈曲させて第2屈曲部22b,22bになしてある。第2屈曲部22b,22bはいずれも前記平面fbに対して所要角度だけ傾斜させてあり、第2屈曲部22b,22bと対応する第1屈曲部21b,21bとによって形成された第2角部T2,T2はそれぞれ、図14に示したように、重畳された溶接金網WM,WMの内の一方の溶接金網WMの枡目Mを構成する横条材W2の部分に当接するようになっている。また、第2角部T2の角度は90°より小さくしてある。これら第1角部T1,T1及び対応する第2角部T2,T2にて第1係合手段が構成されている。
両第2屈曲部22b,22bの第1屈曲部21b,21bから離隔する端部は、前記平面fbから当該第2屈曲部22b,22bが傾斜する側へ立ち下がる立下部(第3屈曲部)23b,23bになしてある。両立下部23b,23bの間の寸法は第2屈曲部22b,22bから離隔するに従って少し広くしてあり、また、立下部23b,23bの高さ寸法は、図14に示した場合にあっては、一方の溶接金網WMの横条材W2の直径と他方の溶接金網WMの縦条材W1の直径とを合わせた寸法より僅かに短い寸法になしてある。
両立下部23b,23bの第2屈曲部22b,22bから離隔する端部は、両立下部23b,23bの間の内側へ屈曲させて第6屈曲部26b,26bになしてあり、この第6屈曲部26b,26bはそれぞれ、図14に示したように、重畳された溶接金網WM,WMの内の他方の溶接金網WMの枡目Mを構成する縦条材W1の部分に外嵌係合する係合部になしてある。第6屈曲部26bの先端部は前記平面fbと平行な面より本体10bとは反対側であって、立下部23b,23bの間の外側へ屈曲させてあり、これによって第6屈曲部26bを他方の溶接金網WMに係合させ易くなっている。なお、これら立下部23b,23b及び第6屈曲部26b,26bにて第2係合手段が構成されている。また、第1屈曲部21b、第2屈曲部22b、立下部23b、第6屈曲部26bによって屈曲部20bが構成されている。
このような固定具にあっては、図12及び図15に示したように、両第1屈曲部21b,21bに外側から押力を印加してバネ条材で構成された本体10bをより湾曲させ、その状態で本体10bを、図14及び図15に示したように、重畳された一方の溶接金網WMの枡目Mの内側に位置させ、両第1屈曲部21b,21bを、当該一方の溶接金網WMの枡目Mを構成する縦条材W1,W1の部分の間に内嵌させる。
このとき、前述したように第2屈曲部22b,22bは互いに離隔する方向へ屈曲させてあるので、図14及び図15に示したように、一方の溶接金網WMの枡目Mを構成する前記横条材W2の部分及び前記縦条材W1,W1の部分を超えて、前記枡目Mの外側の横条材W2の部分及び外側の縦条材W1の部分で形成される角部C,Cまで延伸している。従って、立下部23b,23bは両角部C,Cにあり、両第6屈曲部26b,26bは、重畳された他方の溶接金網WMの枡目Mの外側の縦条材W1,W1の部分に対向して位置する。
そして、第1屈曲部21b,21bに印加した押力を除去して、図14及び図15に示したように、第1角部T1,T1を、重畳する一方の溶接金網WMの枡目Mを構成する縦条材W1,W1の部分の周面であって、他方の溶接金網WMに対向する部分に当接させ、また、第2角部T2,T2を、当該一方の溶接金網WMの枡目Mを構成する横条材W2の部分の周面であって、他方の溶接金網WMに対向する部分とは180°位置を異にする部分に当接させる。そして、図14及び図16に示したように、両第6屈曲部26b,26bを前記縦条材W1,W1の部分に外嵌係合させる。
前述したように、第1屈曲部21b,21bに外側から押力を印加して本体10bをより湾曲させ、その状態で本体10bを、重畳された一方の溶接金網WMの枡目Mの内側に位置させ、両第1屈曲部21b,21bを、当該一方の溶接金網WMの枡目Mを構成する縦条材W1,W1の部分の間に内嵌させるため、前記押力が除去されると、本体10bが元の状態に復帰しようとして、第2屈曲部22b,22bが一方の溶接金網WMの枡目Mを構成する縦条材W1,W1と横条材W2,W2との交点である溶接部に当接し、本体10bは突っ張った状態でそこに固着される。
このとき、第1角部T1,T1は、重畳する一方の溶接金網WMの枡目Mを構成する縦条材W1,W1の部分の周面であって、他方の溶接金網WMに対向する部分に当接しており、また、第2角部T2,T2は、当該一方の溶接金網WMの枡目Mを構成する横条材W2の部分の周面であって、他方の溶接金網WMに対向する部分とは180°位置を異にする部分に当接しているため、第1角部T1,T1及び第2角部T2,T2も一方の溶接金網WMの枡目Mの部分に固着される。
前述したように、立下部23b,23bの高さ寸法は、図14に示した場合にあっては、一方の溶接金網WMの横条材W2の直径と他方の溶接金網WMの縦条材W1の直径とを合わせた寸法より僅かに短い寸法になしてあるため、両第6屈曲部26b,26bを前記縦条材W1,W1の部分に外嵌係合させると第2屈曲部22b,22bが第6屈曲部26b,26b側へ撓むが、第2屈曲部22b,22bもバネ条材で構成されているため、かかる撓みを元に復帰させるバネ力が発生し、第6屈曲部26b,26b及び当該第6屈曲部26b,26bが係合した他方の溶接金網WMの枡目Mの外側の縦条材W1,W1の部分を強固に引き寄せ、これによって一方の溶接金網WMと他方の溶接金網WMとが固定される。
図17及び図18並びに図19及び図20は、2枚の溶接金網の一部を互いに重畳させ、その重畳部分を固定具にて固定する方法を平面視で説明する説明図であり、図17及び図18は長方形状の溶接金網の長辺部分を重畳させた場合を、図19及び図20は長方形状の溶接金網の短辺部分を重畳させた場合をそれぞれ示している。なお、これらの図中、図6〜図9に示した部分に対応する部分には同じ番号を付してその説明を省略する。
図17に示したように、長方形状の溶接金網WM,WMを、両溶接金網WM,WMの縦条材W1,W1,…、W1,W1,…及び横条材W2,W2,…、W2,W2,…にて囲まれる複数の枡目M,M,…、M,M,…が相互に一行程度重畳するように、即ち両溶接金網WM,WMの長辺部分が相互に重畳するように配置する。そして、図18に示したように、重畳させた枡目M,M,…、M,M,…の内、適当な複数(図18にあっては3つ)の枡目M,M,M、M,M,M内に対をなす固定具1b,1b、1b,1b、1b,1bを互いに対向配置して、各固定具1b,1b、1b,1b、1b,1bを前述した如く取り付けることによって、両溶接金網WM,WMの重畳部分と各固定具1b,1b、1b,1b、1b,1bとを相互に結合させて、両溶接金網WM,WMを固定させる。
一方、図19に示したように、長方形状の溶接金網WM,WMを、両溶接金網WM,WMの複数の枡目M,M,…、M,M,…が相互に一列程度重畳するように、即ち両溶接金網WM,WMの短辺部分が相互に重畳するように配置する。そして、図20に示したように、重畳させた枡目M,M,…、M,M,…の内、適当な複数(図20にあっては4つ)の枡目M,M、M,M、M,M、M,M内にそれぞれ1つの固定具1b、1b、1b、1bを前述した如く取り付けることによって、両溶接金網WM,WMの重畳部分と各固定具1b、1b、1b、1bとを相互に結合させて、両溶接金網WM,WMを固定させる。
このとき、重畳させた2枚の溶接金網WM,WMの所要位置に、固定具1bの第1屈曲部21b,21b、第2屈曲部22b,22b、立下部23b,23b及び第6屈曲部26b,26bを前述したように取り付けるだけで、両溶接金網WM,WMを確実に固定することができるため、未熟な作業員であっても短時間で固定作業を実施することができる。
ところで、図20に示したように、一の固定具1bによって、溶接金網WM,WMの枡目Mの2つの角部を固定し、また、他の固定具1bによって、溶接金網WM,WMの他の枡目Mの他の2つの角部を固定するため、両溶接金網WM,WMが各縦条材W1,W1,…又は各横条材W2,W2,…にて形成される平面と平行をなす方向へずれることが防止される。
また、固定具1bの本体10bは、前述したように溶接金網WMの枡目Mを構成する縦条材W1の部分に外嵌させてもよいし、枡目Mを構成する横条材W2の部分に外嵌させてもよいことは言うまでもない。
(発明を実施するための第4の形態)
図21及び図22は、本発明を実施するための第4の形態に係る固定具を示す平面図及び斜視図であり、他方の溶接金網に係合する部分の形状を異ならせてある。また、図23は、図22に示した固定具を用いて重畳させた2枚の溶接金網を固定した状態を示す部分斜視図であり、図24及び図25は、図23に示した固定具及び両溶接金網の部分平面図及び正面図である。なお、これらの図中、図12から図16に示した部分に対応する部分には対応する番号を付してある。
図21〜図25に示したように、立下部(第3屈曲部)23c,23cに連通する第6屈曲部26c,26cが、重畳された溶接金網WM,WMの内の他方の溶接金網WMの枡目Mを構成する縦条材W1の部分に外嵌係合するようになっており、立下部23c,23c及び第6屈曲部26c,26cにて第2係合手段が構成されている。また、前同様、第1角部T1,T1及び対応する第2角部T2,T2にて第1係合手段が構成されており、立下部23c,23c及び第6屈曲部26c,26cにて第2係合手段が構成されている。更に、第1屈曲部21c、第2屈曲部22c、立下部23c、第6屈曲部26cによって屈曲部20cが構成されている。
この第6屈曲部26c,26cは、本体10cと両第1屈曲部21c,21cとで形成される前記平面fcと平行な面より本体10c側へ屈曲させてあり、これによって後述する如く、第2係合手段と他方の溶接金網WMとの係合をより強固にすることができる。
図26は、図25に示した固定具1cに溶接金網WM,WMから脱離する力が加えられた場合の第6屈曲部26cの状態を説明する説明図である。なお、図中、図25に示した部分に対応する部分には同じ番号が付してある。
図26に示したように、第6屈曲部26cは他方の溶接金網WMの縦条材W1に外嵌係合させてあり、このとき第2係合手段を構成する第6屈曲部26cの先端位置は当該縦条材W1の中心より両立下部23c(23c)の間の内側の線L1上にある。この状態で、他方の溶接金網WMに前記縦条材W1が固定具1cの第2係合手段から抜出する力が印加されると、第6屈曲部26cが、それが外嵌された縦条材W1の周面上を滑って、第6屈曲部26cの先端が両立下部23c(23c)の間の内側の方向へ線L2の位置まで前進して、当該縦条材W1は立下部23cと第6屈曲部26cとの角部内へより深く抱え込まれる。これによって第2係合手段と他方の溶接金網WMとの係合がより強固になるため、第2係合手段から他方の溶接金網が抜出することが防止される。
1 固定具
1a 固定具
1b 固定具
1c 固定具
10 本体
10a 本体
10b 本体
21 第1屈曲部
22 第2屈曲部
23 立上部(第3屈曲部)
23b 立下部(第3屈曲部)
23c 立下部(第3屈曲部)
24 第4屈曲部
25 第5屈曲部
26 第6屈曲部
26b 第6屈曲部
26c 第6屈曲部
WM 溶接金網(格子状体)
W1 縦条材
W2 横条材
M 枡目
L1 線
L2 線

Claims (9)

  1. 適宜の間隔で互いに平行に配した複数の縦条材、及びこれら各縦条材と交差する様態で適宜の間隔で互いに平行に配した複数の横条材を有する格子状体が少なくとも2枚、両格子状体の一部が相互に重畳するように配されるようになっており、この重畳部分の両格子状体を互いに固定する固定具であって、
    バネ条材の両端部を屈曲させて、一方の格子状体の縦条材又は横条材に係合する第1係合手段と、他方の格子状体の縦条材又は横条材に係合する第2係合手段とが対をなして二対、当該バネ条材の長手方向へ互いに距離を隔てて設けてあり、
    両対それぞれにおいて、前記バネ条材の第1係合手段と第2係合手段との間の部分はいずれも、前記バネ条材の両対間の部分から立ち上げた立上部又は前記部分から立ち下げた立下部になしてあり、
    両対それぞれにおいて一方の格子状体に係合した第1係合手段と他方の格子状体に係合した第2係合手段との間に生じるバネ力、及び、前記バネ条材の両対間の部分に生じるバネ力によって、両格子状体を互いに固定するようになしてあることを特徴とする固定具。
  2. バネ条材にて構成した本体と、該本体の両端部をそれぞれ屈曲させた屈曲部とを具備し、
    両屈曲部にそれぞれ前記第2係合手段、又は第1係合手段及び第2係合手段が設けてあり、
    前記本体及び両屈曲部は、前記本体に曲げ力を印加することによって、当該本体を、一方の格子状体の相隣る縦条材の間、又は相隣る横条材の間に内嵌させ得るようになしてある
    請求項1記載の固定具。
  3. 両屈曲部にそれぞれ前記第2係合手段が設けてある場合は、前記本体に前記第1係合手段が設けてある請求項2記載の固定具。
  4. 両屈曲部にはそれぞれ、前記本体に連通し、互いに対向するように屈曲された第1屈曲部と、本体と両第1屈曲部とで形成される平面に対して交わる方向に屈曲された第3屈曲部と、本体とねじれの位置になるように屈曲された第5屈曲部とが設けてあり、該第5屈曲部に連通させて前記第2係合手段が設けてある請求項3記載の固定具。
  5. 前記第5屈曲部は、他方の格子状体の、一方の格子状体の第1係合手段を係合させる縦条材又は横条材と対向する縦条材又は横条材の周面であって、一方の格子状体の第1係合手段を係合させる縦条材又は横条材と対向する部分に倣うように成形して、当該縦条材又は横条材に外嵌させるようになしてあり、
    両第2係合手段は、その端部が互いに対向するように屈曲させてある請求項4記載の固定具。
  6. 前記第5屈曲部は他方の格子状体の前記縦条材又は横条材、及び当該縦条材又は横条材に相隣る縦条材又は横条材に外嵌させるように成形してある請求項5記載の固定具。
  7. 前記本体の両第1係合手段間に凸部が設けてある請求項3乃至6のいずれかに記載の固定具。
  8. 両屈曲部にはそれぞれ、前記本体に連通し、互いに対向するように屈曲された第1屈曲部と、第1屈曲部に連通し、互いに離隔する方向へ屈曲された第2屈曲部と、本体と両第1屈曲部とで形成される平面に対して交わる方向に屈曲された第3屈曲部と、両第3屈曲部の間の内側へ屈曲された第6屈曲部とが設けてあり、
    前記第1係合手段は、本体と第1屈曲部との第1角部、及び、前記第1屈曲部と第2屈曲部との第2角部を具備し、
    前記第2係合手段は前記第6屈曲部を具備する
    請求項2記載の固定具。
  9. 前記第6屈曲部は、前記平面と平行な面より本体側へ屈曲させてなる請求項8記載の固定具。
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