JP6724740B2 - アクセルペダル装置 - Google Patents

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本発明は、アクセルペダル装置に関する。
特許文献1には、ペダルパッドの下端がヒンジを介してフロアに固定された台座に支持されていると共に、ペダルパッドの裏面(踏面の反対側の面)にペダルパッドに復元力を付与するリンク部材のロッドがホルダ部材とペダルパッドの裏面との間に収容される構成である、いわゆるオルガン式のアクセルペダル装置が記載されている。このアクセルペダル装置は、下端のヒンジを中心としてペダルパッドが揺動するため、ホルダ部材と裏面との間に収容されたロッドがペダルパッドの揺動半径方向に移動可能に収容されている。具体的には、ホルダ部材とペダルパッドの裏面との間隔(距離)がロッドの直径よりも大きく設定され、ホルダ部材とペダルパッドの裏面との間でロッドが揺動半径方向に容易に移動できるように構成されている。
特開2014−2578号公報
しかし、上記特許文献1のアクセルペダル装置では、ホルダ部材とペダルパッドの裏面との間隔がペダルパッドの揺動半径方向で一定である。したがって、乗員の足がペダルパッドから離間されてペダルパッドが初期状態に戻る際(ペダルパッドリリース時)、ロッドがホルダ部材とペダルパッドの裏面との間で振動し、ホルダ部材及びペダルパッドの裏面への衝突をロッドが繰り返すことによって、異音を発生させるおそれがあった。
このアクセルペダル装置は、ペダルパッドリリース時に異音の発生を抑制する点で改善の余地があった。
本発明は上記事実を考慮し、ペダルパッドリリース時に異音の発生を抑制するアクセルペダル装置を得ることが目的である。
請求項1記載の本発明に係るアクセルペダル装置は、乗員の足で押圧される踏面と、前記踏面と反対側の平板状の裏面とを有するペダルパッドと、前記ペダルパッドの下端を揺動可能に支持する支持部と、前記ペダルパッドに復元力を付与するために先端に形成されたロッドを前記ペダルパッドの裏面に当接させて前記ペダルパッドを復帰方向へ付勢するリンク部材と、前記ロッドを前記裏面との間に収容し、ペダルパッド踏み込み時よりもペダルパッドリリース時に前記ロッドとの隙間が小さくなるように、ペダルパッドの揺動半径方向外側から内側に向かって前記裏面との距離が減少するように設定された傾斜部又は段差部が形成されたホルダ部材と、を備える。
請求項1記載の本発明に係るアクセルペダル装置には、乗員がペダルパッドを踏み込んだ場合(ペダルパッド踏み込み時)にペダルパッドの初期状態(ペダルパッドリリース時)よりもロッドとの隙間が大きくなるように、ペダルパッドの揺動半径方向内側から揺動半径方向外側に向かって裏面との距離が増加するように設定されたホルダ部材(傾斜部又は段差部)が設けられている。したがって、乗員のペダルパッドの踏み込み時にペダルパッドが支持部を中心にして揺動する際、ロッドとホルダ部材の間に十分な隙間が確保されており、ペダルパッドの裏面とホルダ部材の間でペダルパッドの揺動半径方向にロッドがスムーズに移動できる。
一方、乗員の足がペダルパッドから離間された場合には、ペダルパッドにはリンク部材からロッドを介して復元力が作用して、ロッドが初期位置まで踏み込み方向と反対の復帰方向に揺動する。この際、踏み込み前の初期位置までは、ロッドとホルダの間に十分な隙間が確保されているため、ペダルパッドの裏面とホルダ部材の間でペダルパッドの揺動半径方向にロッドがスムーズに移動する。
ペダルパッドが初期状態まで戻った場合(ペダルパッドリリース時)には、ロッドとホルダ部材の隙間がペダル踏み込み時よりも小さくなる、すなわち最小となるように設定されている。なお、この「隙間が小さくなる(最小となる)」には、隙間がなくなることも包含されている。すなわち、ロッドとホルダ部材の隙間が最小とされているため、初期位置に戻ったロッドがペダルパッドの裏面とホルダ部材の間で振動し、ロッドがペダルパッドの裏面及びホルダ部材と衝突を繰り返して異音を発生することが防止又は抑制される。
請求項2記載の本発明に係るアクセルペダル装置は、請求項1記載の本発明に係るアクセルペダル装置において、前記ホルダ部材は、前記ペダルパッドの裏面から略垂直方向に延在する第1垂直部と、前記裏面において前記第1垂直部よりも揺動半径内側で前記裏面から略垂直方向に延在すると共に前記第1垂直部よりも短い第2垂直部と、前記第1垂直部の先端から前記第2垂直部の先端に向かって延在するテーパ部を有し、前記テーパ部は、前記ペダルパッドの初期状態におけるロッド位置において、前記裏面と垂直な方向における前記裏面との距離が前記ロッドの直径よりも小さく設定されていると共に、前記第1垂直部と前記テーパ部との角、前記第2垂直部と前記テーパ部との角に凹部が形成されている。
請求項1、2記載の本発明に係るアクセルペダル装置は、ペダルパッドリリース時にリンク部材のロッドがホルダ部材とペダルパッドの裏面との間で振動して異音を発生することが防止又は抑制できる。
本発明の第1実施形態に係るアクセルペダル装置のペダルパッドリリース時の全体構成を示す一部断面側面図である。 本発明の第1実施形態に係るアクセルペダル装置のペダルパッド踏み込み時の全体構成を示す一部断面側面図である。 本発明の第1実施形態に係るホルダ部材を示す側面図であり、(A)はペダルパッドリリース時、(B)はペダルパッド踏み込み時を示すものである。 本発明の第1実施形態の変形例に係るホルダ部材を示す側面図であり、(A)はペダルパッドリリース時、(B)はペダルパッド踏み込み時を示すものである。 本発明の第2実施形態に係るホルダ部材を示す側面図であり、(A)はペダルパッドリリース時、(B)はペダルパッド踏み込み時を示すものである。 比較例に係るペダルパッド踏み込み時のホルダ部材を示す側面図である。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態に係るアクセルペダル装置について図1〜図3を参照して説明する。なお、車両前後方向前方側を矢印FRで示し、車両上下方向上側を矢印UPで示す。
(アクセルペダル装置の全体構成)
アクセルペダル装置10は、図1及び図2に示すように、フロアパネル12の上部に配設されたアクセルペダル14と、ダッシュパネル16の車両後方側に設けられアクセルペダル14に対して復元力を付与させる機構が格納されたハウジング18とを備えている。
アクセルペダル14は、ペダルパッド20と、ペダルパッド20の下端を中心として車両前後方向に揺動自在にペダルパッド20を支持する支持部22と、ハウジング18から車両下方に延在し、図示しない復元力付与機構からのペダルパッド20に復元力を付与させるペダルアーム24とを備えている。なお、ペダルアーム24が本願発明のリンク部材に相当する。
ペダルパッド20は、車両正面視で略直方体形状であり、乗員の足が乗せられて踏み込まれる踏面20Aと、踏面20Aと反対側の面でペダルアーム24の後述するロッド36が当接される裏面20Bとを備え、その下端が支持部22に揺動可能に支持されている。
ペダルパッド20は、裏面20Bとの間にロッド36が挿入される側面視U字型のホルダ部材26と、裏面20Bから車両前方側に突出形成された凸部28と、を備えている。
支持部22は、フロアパネル12上に固定された台座30と、台座30上でペダルパッド20の下端を車両前後方向に揺動自在に支持するヒンジ部32とを備えている。このヒンジ部32を中心として車両前後方向(図1、矢印R方向参照)にペダルパッド20が揺動自在に構成されている。
ペダルアーム24は、ハウジング18からペダルパッド20の裏面20Bまで延在するアーム34と、アーム34の下端から車幅方向に延在してホルダ部材26とペダルパッド20の裏面20Bとの間に挿入されるロッド36とを備える。
なお、図1及び図2において、参照符号38はカーペットであり、参照符号40はカーペット38の裏面に配置された支持部材である。ペダルパッド20の凸部28が支持部材40に支持されたカーペット38に当接することにより、ペダルパッド20の揺動量(回転角度)が規制される構成である。また、参照符号42は、EA材(衝撃吸収材)である。
(ホルダ部材の構成)
ホルダ部材26は、図3(A)、(B)に示すように、ペダルパッド20の裏面20Bから略垂直方向に突出形成された一対の垂直部26A、26Bと、垂直部26Aの先端から垂直部26Bの先端に向かって延在するテーパ部26Cとを有する。ホルダ部材26は、この一対の垂直部26A、26Bとテーパ部26Cによって、側面視で略U字型に形成されている。
また、テーパ部26Cは、ペダルパッド20の下端側(支持部22側)の垂直部26Aから上端側の垂直部26Bに向かって、裏面20Bと垂直な方向における裏面20Bとの距離Lが徐々に増加するように裏面20Bに対して傾斜して配置されている。この距離Lは、図3(A)に示すように、ペダルパッド20に踏力が作用しない初期状態(ペダルパッドリリース時)の位置では、ロッド36の直径と同一とされている。すなわち、ペダルパッド20が初期状態であるときには、ホルダ部材26(テーパ部26C)とペダルパッド20の裏面20Bの間にロッド36が挟持される構成である。一方、ペダルパッド20に踏力が作用する場合(ペダルパッド踏み込み時)には、図3(B)に示すように、ロッド36が上方(揺動半径方向外側)に移動するため、裏面20Bとテーパ部26Cとの距離Lが増加し、ロッド36とホルダ部材26(テーパ部26C)との間に隙間が形成され、揺動半径方向外側へロッド36がスムーズに移動可能とされている。
(アクセルペダル装置の作用効果)
アクセルペダル装置10の作用効果について説明する。アクセルペダル装置10では、図2に示すように、乗員がペダルパッド20の踏面20Aを踏み込むことにより、ペダルパッド20が支持部22のヒンジ部32を揺動中心として、ペダルアーム24からペダルパッド20に付与されている復元力に抗して車両前方側に揺動(回転)する。
図3(A)、(B)に示すように、ペダルパッド20の裏面20Bとホルダ部材26のテーパ部26Cの間に挿入されているペダルアーム24のロッド36は、ペダルパッド20の車両前方側への揺動に伴って揺動半径方向外側(上方)に移動する。この際、ホルダ部材26のテーパ部26Cは、ペダルパッド20の上方(ペダルパッド20の揺動半径方向外側)に向かって裏面20Bとの距離Lが増大するように形成されているため、換言すれば、裏面20Bとテーパ部26Cとの間に挿入されたロッド36がテーパ部26Cとの間に隙間を生じるようにホルダ部材26が形成されているため、ロッド36がペダルパッド20の揺動半径方向外側にスムーズに移動できる。
一方、乗員からペダルパッド20の踏面20Aに踏力が作用しなくなると、ペダルアーム24のロッド36から付勢されたペダルパッド20が支持部22のヒンジ部32を揺動中心として踏み込み方向と反対の復帰
方向(車両後方側)に回転される。
ここで、このペダルパッド20の揺動に伴ってペダルパッド20の裏面20Bとホルダ部材26のテーパ部26Cの間に挿入されているペダルアーム24のロッド36が揺動半径方向内側(下方)に移動する。この際、ホルダ部材26のテーパ部26Cは、ペダルパッド20の下方に向かって裏面20Bとの距離Lが減少するように形成されているため、換言すれば、ペダルパッド20の初期位置で、裏面20Bとテーパ部26Cとの間に挿入されたロッド36がテーパ部26Cとの間に隙間がなくなるようにホルダ部材26が形成されているため、図3(A)に示すように、ロッド36が裏面20Bとホルダ部材26のテーパ部26Cに挟持される。
ここで、図6に示す比較例のように、テーパ部126Cがペダルパッド120の裏面120Bと平行に延在する(テーパ部26Cと裏面20Bとの距離lが一定である)ように形成されていると、ペダルパッド120の初期状態でも二点鎖線で示すロッド136とテーパ部126Cの間に隙間が形成され、ロッド136が裏面120Bとテーパ部126Cとの間で振動し、裏面120B及びテーパ部126Cと衝突する度に異音を発生するおそれがある。
これに対して、アクセルペダル装置10ではホルダ部材26と裏面20Bとの間に挿入されたロッド36は、ペダルパッド20の初期状態でホルダ部材26のテーパ部26Cと裏面20Bに挟持されているため、ペダルリリース時にホルダ部材26のテーパ部26Cと裏面20Bとの間で振動して異音を生ずることが防止又は抑制される。
このように、アクセルペダル装置10では、ペダルパッド20の裏面20Bに設けられるホルダ部材26のテーパ部26Cがペダルパッド20の下端側から上端側に向かって裏面20Bとの距離Lが増大する(裏面20Bから徐々に離間する)ように形成されると共に、ペダルパッド20の初期状態におけるロッド36の位置ではホルダ部材26のテーパ部26Cとペダルパッド20の裏面20Bとの距離Lがロッド36の直径と同一となるように設定されている。これにより、ペダルパッド20の揺動時(ペダルパッド踏み込み時)にロッド36のスムーズな移動を担保すると共に、ペダルパッド20の初期状態への復帰時(ペダルパッドリリース時)に異音の発生を防止又は抑制することができる。
(その他の例)
アクセルペダル装置10の変形例として、図4に示すように、ホルダ部材26の垂直部26Aとテーパ部26Cとの内側の角に凹部44Aを形成すると共に、垂直部26Bとテーパ部26Cとの内側の角に凹部44Bを形成したものである。
このようにホルダ部材26に凹部44A、44Bを形成することによって、ホルダ部材26の変形を容易にすることができる。これにより、ペダルパッド20の初期状態におけるロッド36の位置において、ホルダ部材26のテーパ部26Cと裏面20Bとの距離をロッド36の直径よりも小さく設定し、ペダルパッド20の初期状態においてロッド36をテーパ部26Cと裏面20Bとで一層強く弾性的に挟持することができる。これにより、ペダルパッド20が初期状態に復帰した(ペダルパッドリリース)時にロッド36がテーパ部26Cと裏面20B間を振動して異音を発生することを一層良好に防止又は抑制することができる。
[第2実施形態]
次に、図5を用いて本発明の第2実施形態に係るアクセルペダル装置について図5(A)、(B)を参照して説明する。なお、第1実施形態と同様の構成要素には同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略する。また、第1実施形態と異なるのは、ホルダ部材の形状のみなので該当部分のみを説明する。
アクセルペダル装置50のホルダ部材52は、ペダルパッド20の裏面20Bに対して垂直方向に延在する一対の垂直部52A、52Bと、垂直部52Aの先端と垂直部52Bの先端を結ぶ段差部52Cを有する。
段差部52Cは、垂直部52Aの先端と垂直部52Bの先端を結び、裏面20Bと平行に延在する棒状の平行部54を有する。平行部54とペダルパッド20の裏面20Bとの距離L1は、ロッド36の直径よりも十分に大きく設定されている。また、段差部52Cのうち、ペダルパッド20の初期状態においてロッド36が位置する場所には、平行部54から裏面20B側に突出形成された膨出部56が形成されている。膨出部56は、裏面20Bと平行な面である突当面56Aと、上端側で突当面56Aから平行部54に傾斜した傾斜面56Bとを有する。突当面56Aと裏面20Bとの距離L3は、ロッド36の直径と同一とされている。したがって、傾斜面56Bと裏面20Bとの距離L2は、ロッド36の直径よりは大きく、平行部54と裏面20Bとの距離L1よりは小さい。
このように構成されたアクセルペダル装置50でも、ペダルパッド20の揺動時(ペダルパッド20の踏み込み時)にはホルダ部材52の平行部54と裏面20Bの距離L1又はホルダ部材52の膨出部56の傾斜面56Bと裏面20Bとの距離L2がロッド36の直径よりも大きいため、ロッド36とホルダ部材52の段差部52Cとの間に隙間があり、ロッド36がペダルパッド20の揺動半径方向にスムーズに移動できる。
一方、ペダルパッド20が初期状態に戻った場合(ペダルパッド20のリリース時)には、ホルダ部材52の膨出部56の突当面56Aと裏面20Bとの距離L3がロッド36の直径に等しいため、ロッド36が突当面56Aと裏面20Bで挟持される。すなわち、ロッド36が突当面56Aと裏面20B間で振動して衝突することにより異音を発生させることが防止又は抑制される。
このように、アクセルペダル装置10、50では、ペダルアーム24のロッド36が挿入されるホルダ部材26が、ペダルパッド20の初期状態ではロッド36をホルダ部材26とペダルパッド20の裏面20Bで挟持するように構成することにより、異音の発生を抑制できる。
(その他)
なお、一連の実施形態では、ペダルパッド20の初期状態おけるロッド位置において、ホルダ部材26のテーパ部26C又は段差部52C(膨出部56)と裏面20Bとの距離L、L3をロッド36の直径と同一として、ホルダ部材26のテーパ部26C又は段差部52Cとロッド36との間に隙間がない例で説明したが、テーパ部26C又は段差部52Cと裏面20Bとの距離(テーパ部26C又は段差部52Cとロッド36との隙間)を揺動半径方向外側から揺動半径方向内側に向かって減少するように設定してあれば良い。この場合でも、ホルダ部材26のテーパ部26C又は段差部52Cとロッド36との隙間が均一であるものと比較して異音の発生が抑制される。
10、50 アクセルペダル装置
20 ペダルパッド
20A 踏面
20B 裏面
22 支持部
24 ペダルアーム(リンク部材)
26、52 ホルダ部材
26C テーパ部(傾斜部)
36 ロッド
52C 段差部

Claims (2)

  1. 乗員の足で押圧される踏面と、前記踏面と反対側の平板状の裏面とを有するペダルパッドと、
    前記ペダルパッドの下端を揺動可能に支持する支持部と、
    前記ペダルパッドに復元力を付与するために先端に形成されたロッドを前記ペダルパッドの裏面に当接させて前記ペダルパッドを復帰方向へ付勢するリンク部材と、
    前記ロッドを前記裏面との間に収容し、ペダルパッド踏み込み時よりもペダルパッドリリース時に前記ロッドとの隙間が小さくなるように、ペダルパッドの揺動半径方向外側から内側に向かって前記裏面との距離が減少するように設定された傾斜部又は段差部が形成されたホルダ部材と、
    を備えるアクセルペダル装置。
  2. 前記ホルダ部材は、前記ペダルパッドの裏面から略垂直方向に延在する第1垂直部と、前記裏面において前記第1垂直部よりも揺動半径内側で前記裏面から略垂直方向に延在すると共に前記第1垂直部よりも短い第2垂直部と、前記第1垂直部の先端から前記第2垂直部の先端に向かって延在するテーパ部を有し、前記テーパ部は、前記ペダルパッドの初期状態におけるロッド位置において、前記裏面と垂直な方向における前記裏面との距離が前記ロッドの直径よりも小さく設定されていると共に、前記第1垂直部と前記テーパ部との角、前記第2垂直部と前記テーパ部との角に凹部が形成されている請求項1記載のアクセルペダル装置。
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