JP6723639B2 - ケーブル保持具 - Google Patents

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Description

本発明は、配線用開口を通るケーブルを保持するケーブル保持具に関する。
例えば、工作機械は、ドリル、フライス等の工具を用いてワークの機械加工を行う工作室と、工作室内の加工機を制御する制御装置が収容される制御室と、を備える。工作室と制御室とは、ケーブルで接続される。工作室及び制御室の筐体には、ケーブルを通すための配線用開口が空けられる。配線用開口にケーブルを通しただけでは、ケーブルがふらふらしてケーブルが破損するおそれがあるし、配線用開口からオイルミスト等が筐体内に侵入するおそれがある。このため、特許文献1に記載のように、筐体には、配線用開口を通るケーブルを保持するケーブル保持具が取り付けられる。ケーブル保持具は、ケーブルを保持する役割と筺体の内部の気密性を確保する役割を持つ。
特許文献1に記載のケーブル保持具は、ケーブルを挟む第一及び第二のスポンジ体と、第一のスポンジ体が取り付けられる金属製の第一の本体と、第二のスポンジ体が取り付けられる金属製の第二の本体と、を備える。第一の本体は、ねじで筐体に締結される。第二の本体は、ねじで筐体に締結される。第一の本体と第二の本体とは、互いにねじで締結される。このケーブル保持具によれば、第一及び第二のスポンジ体でケーブルを挟むと共に、第一及び第二の本体で第一及び第二のスポンジ体を押えるので、ケーブルを保持できると共に、ケーブルの周囲に隙間が発生するのを防止できる。
他方、出願人は、特許文献2に記載のように、ケーブルを挟む第一及び第二のスポンジ体と、第一のスポンジ体が取り付けられる金属製の本体と、第二のスポンジ体が取り付けられる樹脂製のカバーと、を備えるケーブル保持具を提案している(特許文献2参照)。本体は、ねじで筐体に締結される。カバーは、弾性片を有し、本体に係合及び離脱可能に取り付けられる。
実開昭61−179784号公報 国際公開第2015/174333号
しかしながら、特許文献1に記載のケーブル保持具にあっては、第一の本体と第二の本体とがねじで締結されるので、ケーブル保持具の分解に工具を必要とし、ケーブルを交換したり、ケーブル保持具を清掃するとき、ケーブル保持具の分解及び再組立てに手間がかかるという課題がある。
特許文献2に記載のケーブル保持具にあっては、工具がなくてもケーブル保持具を分解及び再組立てすることができる。しかしながら、第一及び第二のスポンジ体でケーブルを挟むとき、第二のスポンジ体を押える樹脂製のカバーが変形するおそれがあるという課題がある。
そこで本発明は、分解及び再組立てが容易であり、軟質体を押える本体の変形も防止できるケーブル保持具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、ケーブルを挟む第一及び第二の軟質体と、前記第一の軟質体が取り付けられる金属製の第一の本体と、前記第二の軟質体が取り付けられる金属製の第二の本体と、前記第二の本体に固定され、前記第一の本体と係合及び離脱可能な弾性片を含む樹脂製のジョイント部と、を備え、前記第一の本体は、一端が開放されて他端が閉鎖された案内溝が形成される案内片を有し、前記ジョイント部の前記弾性片は、爪部を有し、前記爪部の幅は、前記案内溝に嵌まるように前記案内溝の幅以下であり、前記ジョイント部の係合位置において、前記案内溝の前記他端を乗り越えた前記爪部が前記案内片の係合部に係合するケーブル保持具である。
本発明の他の態様は、ケーブルを挟む第一及び第二の軟質体と、前記第一の軟質体が取り付けられる金属製の第一の本体と、前記第二の軟質体が取り付けられる金属製の第二の本体と、前記第二の本体に固定され、前記第一の本体と係合及び離脱可能な弾性片を含む樹脂製のジョイント部と、を備え、前記第一の本体には、前記第一の軟質体の両側に一対の案内片が設けられ、一対の前記案内片の外側に一対の前記ジョイント部の前記弾性片が配置され、前記第一の本体には、一対の前記ジョイント部の前記弾性片の外側方向への所定量以上の撓みを制限する一対の制限片が設けられるケーブル保持具である。
本発明の一態様によれば、樹脂製のジョイント部が弾性片を含むので、ケーブル保持具の分解及び再組立てが容易である。また、第一及び第二の本体がいずれも金属製なので、ケーブルを挟んだとき、第一及び第二の本体が変形するのを防止できる。さらに、弾性片の爪部の幅が案内片の案内溝の幅以下であるので、ジョイント部を案内片に差し込むとき、弾性片が撓まないようにすることができ、ジョイント部の差し込みが容易である。
本発明の他の態様によれば、樹脂製のジョイント部が弾性片を含むので、ケーブル保持具の分解及び再組立てが容易である。また、第一及び第二の本体がいずれも金属製なので、ケーブルを挟んだとき、第一及び第二の本体が変形するのを防止できる。さらに、一対の案内片の外側に一対の弾性片を配置するので、一対の弾性片を外側に撓ませるのが容易であり、一対の制限片によって一対の弾性片の所定量以上の撓みを制限でき、弾性片が破損するのを防止することができる
本発明の第一の実施形態のケーブル保持具の斜視図(筐体の内側から見たケーブル保持具の上面側斜視図)である。 本実施形態のケーブル保持具の斜視図(筐体の外側から見たケーブル保持具の底面側斜視図)である。 本実施形態のケーブル保持具の分解斜視図である。 本実施形態のケーブル保持具の平面図である。 本実施形態のケーブル保持具の詳細図(図5(a)は正面図、図5(b)は右側面図、図5(c)は背面図)である。 本実施形態のケーブル保持具の底面図である。 本実施形態のケーブル保持具の水平断面図である。 本実施形態のケーブル保持具の斜視図(挟み込み力が弱の状態)である。 本実施形態のケーブル保持具の水平断面図(挟み込み力が弱の状態)である。 本実施形態のケーブル保持具の斜視図(挟み込み力が強の状態)である。 本実施形態のケーブル保持具の水平断面図(挟み込み力が強の状態)である。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態のケーブル保持具を説明する。ただし、本発明のケーブル保持具は、種々の形態で具体化することができ、本明細書に記載される実施形態に限定されるものではない。本実施形態は、明細書の開示を十分にすることによって、当業者が発明の範囲を十分に理解できるようにする意図をもって提供されるものである。
図1及び図2は、筐体1に取り付けられた本実施形態のケーブル保持具2の斜視図を示す。図1は、筐体1の内側から見たケーブル保持具2の上面側斜視図であり、図2は、筐体1の下側から見たケーブル保持具2の底面側斜視図である。なお、以下においては、説明の便宜上、ケーブル保持具2を水平面に配置し、第一の本体11側から見た第二の本体12の移動方向を前後方向と仮定して、すなわち図1に示す上下、左右及び前後方向を用いて、ケーブル保持具2の構成を説明する。もちろん、ケーブル保持具2の配置はこのような配置に限られるものではない。
ケーブル保持具2は、例えば、工作機械の工作室及び制御室の筐体1に取り付けられる。筐体1には、ケーブル3を通す例えば長方形の配線用開口1aが空けられる。
ケーブル保持具2は、金属製の第一の本体11、第一の本体11に取り付けられる第一の軟質体21、金属製の第二の本体12、第二の本体12に取り付けられる第二の軟質体22を備える。第一の本体11は、ねじ4によってその四隅が筐体1に締結される。第二の本体12は、樹脂製のジョイント部5a,5bを有し、第一の本体11に係合及び離脱可能に取り付けられる。
図1がジョント部5a,5bの係合位置を示す。ケーブル3は、第一の軟質体21と第二の軟質体22との間に挟まれる。ケーブル3を第一及び第二の軟質体21,22で挟むと共に、第一及び第二の本体11,12で第一及び第二の軟質体21,22を押えるので、ケーブル3を保持できると共に、ケーブル3の周囲に隙間が発生するのを防止できる。
図1に示すように、第一の本体11の前面には、金属製の断面コ字状のワイヤブラケット6がねじで締結される。ワイヤブラケット6には、押え金具7がねじ7aで着脱可能に取り付けられる。ワイヤブラケット6を設けることで、例えばアース線等のケーブル3aを90度曲げることが可能になる。
図3はケーブル保持具2の分解斜視図を示す。図3がジョイント部5a,5bの離脱位置を示す。図4はケーブル保持具2の平面図を示す。図5(a)は正面図、図5(b)は右側面図、図5(c)は背面図を示す。図6は底面図を示す。図7は水平断面図を示す。図3〜図6において、樹脂製のジョイント部5a,5bには、金属製の第二の本体12と区別するためにドットが附されている。ケーブル保持具2の各部の構成は、以下のとおりである。
第一の本体11は、金属製の板材をプレス加工、曲げ加工等することで製造される。図3に示すように、第一の本体11は、平面視(図4の平面図も参照)でコの字状に形成され、水平面に配置される取付け片13と、取付け片13の左右方向の中央部に設けられ、取付け片13に対して直角に折り曲げられる押え片14と、取付け片13の左右両端部に設けられ、取付け片13に対して直角に折り曲げられる左右一対の制限片15a,15bと、第一の軟質体21の両側に設けられ、取付け片13に対して直角に折り曲げられる左右一対の案内片16a,16bと、を備える。
取付け片13の四隅には、取付け片13を筐体1に取り付けるための取付け孔13aが形成される。
押え片14は、正面視(図5(a)の正面図参照)で左右方向に細長い四角形に形成される。押え片14の前面には、ワイヤブラケット6がねじで取り付けられる。押え片14の背面には、第一の軟質体21が接着等の固定手段で取り付けられる。
制限片15a,15bは、側面視(図5(b)の右側面図参照)で前後方向に細長い略四角形に形成される。制限片15a,15bの高さは、案内片16a,16bの高さよりも低い。制限片15a,15bは、ジョイント部5a,5bの弾性片8の所定量以上の撓みを制限する役割と、制限片15a,15bに指を掛けて弾性片8を第一の本体11に係合及び離脱させ易くする役割と、を持つ。
案内片16a,16bは、側面視で前後方向に細長い四角形を呈する。案内片16a,16bには、後端が開放されて前端が閉鎖された、前後方向に延在する案内溝23が形成される。また、案内片16a,16bには、上端が開放されて下端が閉鎖された、上下方向に延在する係合部としての凹溝24が形成される。
第一の軟質体21は、左右方向に細長い直方体状である。第一の軟質体21は、軟らかい多孔質の発泡体からなり、例えばウレタン等の合成樹脂を発泡成形したスポンジ、ゴムを原料とするゴム軟質等からなる。第一の軟質体21の、第二の軟質体22に対向する対向面21aに、パイル糸が織り込まれた布を貼り付けることもできる。
第二の本体12も、金属製の板材をプレス加工、曲げ加工等することで製造される。図4に示すように、第二の本体12は、水平面内に配置されるベース片31と、ベース片31に対して直角に折り曲げられる押え片32と、押え片32と共にコの字状を形成するように、押え片32に対して直角に折り曲げられる一対の連結片33a,33bと、を備える。
ベース片31は、平面視で左右方向に細長い四角形に形成される。ベース片31は、ジョイント部5a,5bの係合位置(図1参照)において、第一の本体11のコの字形の開口13bに入り込む。
押え片32は、背面視(図5(c)参照)で左右方向に細長い四角形に形成される。押え片32の前面には、第二の軟質体22が接着等の固定手段で取り付けられる。
図3に示すように、連結片33a,33bは、側面視で前後方向に細長い四角形に形成される。連結片33a,33bの上端部はL字状に折り曲げられる。連結片33a,33bには、ジョイント部5a,5bが固定される。連結片33a,33bには、底面視(図6の底面図参照)で、ジョイント部5a,5bを嵌めるための上下方向に延在する嵌合溝33a,33bが形成される。ジョイント部5a,5bの固定片9には、嵌合溝33a,33bを構成する端部壁33a,33bに嵌る嵌合孔が形成される。ジョイント部5a,5bは、嵌合溝33a,33bに嵌められると共に、端部壁33a,33bを囲む。連結片33a,33bには、固定片9の固定爪9aが嵌る孔33a3,33b3が形成される(図7の水平断面図参照)。なお、孔33a3,33b3の替わりに窪みを形成してもよい。
図3に示すように、第二の軟質体22は、左右方向に細長い直方体状である。第二の軟質体22は、軟らかい多孔質の発泡体からなり、例えばウレタン等の合成樹脂を発泡成形したスポンジ、ゴムを原料とするゴム軟質等からなる。第二の軟質体22の、第一の軟質体21に対向する対向面22aには、パイル糸等の毛羽が織り込まれた布を貼り付けることもできる。
ジョイント部5a,5bは、樹脂の成型品である。図4に示すように、ジョイント部5a,5bは、第二の本体12の連結片33a,33bに固定される固定片9と、一端部が固定片9に一体に形成される弾性片8と、を備える。弾性片8は固定片9に片持ち支持される。固定片9は、側面視で前後方向に細長い四角形の板状に形成される。弾性片8も、側面視(図5(b)参照)で前後方向に細長い四角形の板状に形成される。固定片9と弾性片8とは略平行である。ジョイント部5a,5bの係合位置において、固定片9と弾性片8との間に第一の本体11の案内片16a,16bが挟まれる。一対の弾性片8は、一対の案内片16a,16bの外側に配置される。
図7に示すように、弾性片8の内側の面(案内片16a,16bに向かい合う面)には、爪部8aが一体に形成される。爪部8aは、平面視で先端が折れ曲がった三角形の鉤状に形成される。爪部8aの幅(上下方向の高さ)は、案内片16a,16bの案内溝23の幅(上下方向の高さ)以下である。このため、爪部8aが案内片16a,16bの案内溝23に嵌まっても、弾性片8は弾性変形することがない。
図7に示すように、固定片9の外側の面(案内片16a,16bに向かい合う面)には、突起部9bが一体に形成される。突起部9bは、爪部8aから後方に離れて配置される。突起部9bは、側面視で例えば前端部が半円状で後端部が方形に形成される。突起部9bの幅(上下方向の高さ)は案内溝23の幅(上下方向の高さ)以下である。
ジョイント部5a,5bの係合方法は、以下のとおりである。まず、図3に示すように、ジョイント部5a,5bの爪部8aを案内片16a,16bの案内溝23に入れ、ジョイント部5a,5bの固定片9と弾性片8とで案内片16a,16bを挟むように、ジョイント部5a,5bを案内片16a,16bに差し込む。このとき、弾性片8は弾性変形しないので、案内片16a,16bにジョイント部5a,5bを容易に差し込むことができる。
ここで、両手の親指でジョイント部5a,5bの後端部を押さえ、両手の人差し指で押え片14を押さえ、両手の中指を第一の本体11の制限片15a,15bの前端部に引っ掛ければ、案内片16a,16bにジョイント部5a,5bをより容易に差し込むことができる。
ジョイント部5a,5bをさらに前方に移動させると、弾性片8の爪部8aが案内片16a,16bの閉鎖した他端に接し、固定片9の突起部9bが案内溝23に入る。ジョイント部5a,5bをさらに前方に移動させると、爪部8aが案内溝23の他端を乗り越えて、案内片16a,16bに乗り上げる。これにより、固定片9に片持ち支持された弾性片8が撓む。
ジョイント部5a,5bをさらに前方に移動させると、弾性片8の爪部8aが案内片16a,16bの凹溝24まで至り、弾性片8が復元し、爪部8aが凹溝24に係合する(図8の斜視図及び図9の水平断面図参照)。これにより、第一の軟質体21と第二の軟質体22との間でケーブル3を挟むことができる。第一及び第二の軟質体21,22でケーブル3を挟むと、第一及び第二の本体11,12には互いに離れる方向に力が働く。しかし、この力は、弾性片8を伸ばす力に変換されるので、ジョイント部5a,5bがこの力に十分に耐えることができる。
本実施形態のケーブル保持具2は、2段階で挟み込み力が調節できるようになっている。図8及び図9に示す状態が一段階目の挟み込み力が弱の状態である。
ジョイント部5a,5bをさらに前方に移動させると、弾性片8の爪部8aが凹溝24を構成する案内片16a,16bの端部壁25(図10の斜視図及び図11の水平断面図参照)に乗り上げ、弾性片8が再び撓む。ジョイント部5a,5bをさらに前方に移動させると、弾性片8の爪部8aが案内片16a,16bの端部壁25を乗り越え、弾性片8が復元し、係合部としての端部壁25の前端に係合する。この状態が二段階目の挟み込み力が強の状態である。
ケーブル保持具2を分解する、すなわちジョイント部5a,5bを第一の本体11から離脱させるときは、一対の弾性片8の前端部を左右方向の外側に開く。これにより、爪部8aの係合が外れる。第二の本体12を後方に移動させれば、ジョイント部5a,5bが第一の本体11から離脱する。
以上に本実施形態のケーブル保持具2の構成、ジョイント部5a,5bの係合及び離脱方法を説明した。本実施形態のケーブル保持具2によれば、以下の効果を奏する。
樹脂製のジョイント部5a,5bが弾性片8を有するので、ケーブル保持具2の分解及び再組立てが容易である。また、第一及び第二の本体11,12がいずれも金属製なので、ケーブル3を挟んだとき、第一及び第二の本体11,12が変形するのを防止できる。
弾性片8の爪部8aの幅が案内片16a,16bの案内溝23の幅以下であるので、ジョイント部5a,5bを案内片16a,16bに差し込むとき、弾性片8が撓まないようにすることができ、ジョイント部5a,5bの差し込みが容易である。
固定片9と弾性片8が案内片16a,16bを挟むので、ジョイント部5a,5bの差し込みがより容易である。
ジョイント部5a,5bの係合位置において、固定片9の突起部9bが案内片16a,16bの案内溝23に嵌るので、ジョイント部5a,5bが上方向に持ち上がるのを防止することができる。
一対の案内片16a,16bの外側に一対の弾性片8を配置するので、一対の弾性片8を外側に撓ませるのが容易である。
第一の本体11の両端部に一対の制限片15a,15bを形成するので、一対の弾性片8の所定量以上の撓みを制限でき、弾性片8が破損するのを防止することができる。
なお、本発明は上記実施形態に具現化されるのに限られることはなく、本発明の要旨を変更しない範囲で様々な実施形態に変更できる。
上記実施形態では、第二の本体にジョイント部を固定し、筐体に締結される第一の本体にジョイント部を係合及び離脱可能にしているが、筐体に締結される第一の本体にジョイント部を固定し、第二の本体にジョイント部を係合及び離脱可能にすることもできる。
また、第一の本体、第二の本体の形状は一例であり、本発明の要旨を変更しない範囲で他の形状を採用し得る。例えば、ケーブルを90度折り曲げるのに適するように、第一及び第二の本体のいずれか一方を箱形状に形成することもできる。
本発明のケーブル保持具は、工作機械に限られることはなく、輸送機械、建設機械、農業機械、木工機械、ロボット、半導体製造装置、液晶製造装置等の各種機械、又は建築物等に取り付けることができる。
2…ケーブル保持具
3…ケーブル
5a,5b…ジョイント部
8…弾性片
8a…爪部
9…固定片
9b…突起部
11…第一の本体
12…第二の本体
15a,15b…制限片(第一の本体の折り曲げられた両端部)
16a,16b…案内片
21…第一の軟質体
22…第二の軟質体
23…案内溝
24…凹溝(係合部)
25…端部壁(係合部)

Claims (5)

  1. ケーブルを挟む第一及び第二の軟質体と、
    前記第一の軟質体が取り付けられる金属製の第一の本体と、
    前記第二の軟質体が取り付けられる金属製の第二の本体と、
    前記第二の本体に固定され、前記第一の本体と係合及び離脱可能な弾性片を含む樹脂製
    のジョイント部と、を備え、
    前記第一の本体は、一端が開放されて他端が閉鎖された案内溝が形成される案内片を有
    し、
    前記ジョイント部の前記弾性片は、爪部を有し、
    前記爪部の幅は、前記案内溝に嵌まるように前記案内溝の幅以下であり、
    前記ジョイント部の係合位置において、前記案内溝の前記他端を乗り越えた前記爪部が
    前記案内片の係合部に係合するケーブル保持具。
  2. 前記ジョイント部はさらに、前記弾性片の一端部が一体に形成される固定片を有し、
    前記固定片が前記第二の本体に固定され、
    前記案内片が前記固定片と前記弾性片との間に挟まれることを特徴とする請求項1に記
    載のケーブル保持具。
  3. 前記固定片には、前記ジョイント部の前記係合位置において、前記案内溝に嵌る突起部
    が一体に形成されることを特徴とする請求項2に記載のケーブル保持具。
  4. ケーブルを挟む第一及び第二の軟質体と、
    前記第一の軟質体が取り付けられる金属製の第一の本体と、
    前記第二の軟質体が取り付けられる金属製の第二の本体と、
    前記第二の本体に固定され、前記第一の本体と係合及び離脱可能な弾性片を含む樹脂製
    のジョイント部と、を備え、
    前記第一の本体には、前記第一の軟質体の両側に一対の案内片が設けられ、
    一対の前記案内片の外側に一対の前記ジョイント部の前記弾性片が配置され
    前記第一の本体には、一対の前記ジョイント部の前記弾性片の外側方向への所定量以上の撓みを制限する一対の制限片が設けられるケーブル保持具。
  5. 記第一の本体の両端部が折り曲げられて一対の前記制限片が形成されることを特徴とする請求項4に記載のケーブル保持具。
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