JP6722729B2 - オイルミストセパレータ - Google Patents

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Description

本発明は、ブローバイガスに含まれるオイルミストを分離するオイルミストセパレータに関する。
従来より、ブローバイガスが通過する複数の貫通孔が開口された上流側のプレートと、貫通孔を通過したブローバイガスが衝突する下流側のプレートと、これら一対のプレートの間に上流側のプレートの表面から隙間を空けて配置された繊維材と、を有するオイルセパレータユニットを収容してなるオイルミストセパレータが知られている(例えば特許文献1参照)。この特許文献1の記載のオイルミストセパレータにおいては、一対のプレート部材と繊維材とがそれぞれ上下方向に細長の略矩形状に形成されるとともに、一対のプレート部材が上下一対の連結部を介して連結される。さらに、上流側のプレートの上端部と左右側端部とが、ケースの内壁に設けられた溝に嵌合されて、上流側のプレートがケースに取り付けられる。
米国特許出願公開第2011/0179755号明細書
しかしながら、上記特許文献1記載の構成では、上流側のプレートの上端部は断面矩形状に構成されるため、プレート上端部の剛性が高く、ケースの内壁の溝にプレート上端部をスムーズに嵌合することが困難である。
本発明の一態様は、内燃機関で発生したブローバイガスに含まれるオイルミストを分離するオイルミストセパレータであって、ブローバイガスの流入部と流出部とを有し、流入部から流出部にかけて流路を形成するケースと、流路に配置されたオイルセパレータユニットと、を備える。オイルセパレータユニットは、流路面積を減少する絞り部が設けられた第1板部と、絞り部を通過したブローバイガスが衝突する衝突部が設けられた第2板部と、第1板部と第2板部との間に配置され、絞り部を通過したブローバイガスに含まれるオイルミストを捕捉する多孔質材と、を有する。絞り部は、第1板部の端面から延設された切り欠きによって構成され、ケースは、その内壁に、切り欠きを有する第1板部の端部が嵌合する嵌合部を有する。
本発明によれば、オイルセパレータユニットをケースに容易に取り付けることができる。
本発明の実施形態に係るオイルミストセパレータを有するオイルセパレータシステムの概略構成を示す図。 本発明の実施形態に係るオイルミストセパレータの分解斜視図。 本発明の実施形態に係るオイルミストセパレータの組立状態における要部構成を簡略化して示す断面図。 本発明の実施形態に係るオイルセパレータユニットの分解斜視図であり、左斜め後方から見た分解斜視図。 本発明の実施形態に係るオイルセパレータユニットの分解斜視図であり、左斜め前方から見た分解斜視図。 本発明の実施形態に係るオイルセパレータユニットの組立状態を示す斜視図。 本発明の実施形態に係るオイルセパレータユニットを構成する上流プレートの正面図。 本発明の実施形態に係るオイルセパレータユニットを構成する下流プレートの正面図。 本発明の実施形態に係るオイルセパレータユニットの組立状態を示す側面図。 本発明の実施形態に係るオイルセパレータユニットの取付部の要部構成を示す断面図。
以下、図1〜図9を参照して本発明の一実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るオイルミストセパレータを有するオイルセパレータシステムの概略構成を示す図であり、内燃機関としてのエンジン1の上部を模式化して示す。なお、図1には、エンジン1を車両へ搭載した状態における車両の前後方向および上下方向を矢印で示す。前後方向は車両長さ方向に相当し、上下方向は車両高さ方向(重力方向)に相当する。
図1に示すように、エンジン1は、複数のシリンダが側面視でV字型に配置されたV型エンジン(例えばV型6気筒エンジン)である。すなわち、エンジン1は、シリンダブロック2上に前後一対のヘッド部3F,3Rが、鉛直線に対しそれぞれ前方および後方に傾斜して設けられることにより、前後一対のバンク4F,4Rが形成されたV型エンジンとして構成される。
ヘッド部3F,3Rは、それぞれシリンダブロック2の上端部に取り付けられたシリンダヘッドと、シリンダヘッドの上端部に取り付けられたシリンダヘッドカバー等により構成される。シリンダブロック2の下方には、クランクケース5が設けられ、さらにその下方にオイルパンが設けられる。オイルパンには、クランクケース5内のクランク室5aを経由して潤滑油が貯留される。
図1には、エンジン1の吸気系統の構成が示される。吸気系統は、エアクリーナー6、吸気通路7および吸気マニホールド8を介して流れた吸気を、エンジン1の各シリンダの燃焼室に供給するように構成される。吸気通路7には、タービン9aとともに過給機9を構成する圧縮機9bが設けられ、さらにその下流に、エンジン1への吸気量を調整するスロットルバルブ10が設けられる。エンジン回転数が低い状態では(非過給時)、吸気マニホールド8内が負圧となってエンジン1に吸気される。一方、エンジン回転数が高い状態では(過給時)、過給機9により過給されるため、吸気マニホールド8内は正圧となる。
本実施形態に係るオイルセパレータシステム100は、前後一対のヘッド部3F,3Rの上端部にそれぞれ設けられた一対のオイルミストセパレータ101(101F,101R)と、前側オイルミストセパレータ101Fと吸気マニホールド8とを接続する通路11と、エアクリーナー6と圧縮機9bとの間の吸気通路7から分岐し、後側オイルミストセパレータ101Rに接続される通路12とを有する。通路11の一端部、すなわちオイルミストセパレータ101F側の端部には、開閉弁13が設けられる。開閉弁13は、吸気マニホールド8内が負圧のときに開放し、正圧のときに閉鎖するように構成される。開閉弁13は、開放時にオイルミストセパレータ101Fから通路11へのガスの流れを許可し、これと反対方向の流れを禁止するように構成される。
クランク室5aは、シリンダブロック2とシリンダヘッドとに設けられた不図示の連通孔を介してオイルミストセパレータ101F,101Rの内部空間SP(図3)に連通する。クランク室5aには、エンジン作動時に、エンジン1のシリンダの燃焼室から、未燃焼成分を含むブローバイガスが漏洩する。このブローバイガスには、クランク室5aで浮遊するオイルミストが含まれる。なお、図1では、便宜上、未燃焼成分を含むブローバイガスを矢印A1,B1で、オイルミストを含むブローバイガスを矢印A2,B2でそれぞれ示す。
吸気マニホールド8内が負圧のときは、開閉弁13が開放し、図1の矢印A1,A2,A3(実線)に示すように、ブローバイガスがオイルミストセパレータ101F、開閉弁13および通路11を介して吸気マニホールド8内に吸い込まれる。この過程で、ブローバイガスに含まれるオイルミストがオイルミストセパレータ101Fで分離および除去され、オイルミストを含まないブローバイガスが吸気マニホールド8に供給される。このとき、矢印A4(実線)に示すように、通路12および後側のオイルミストセパレータ101Rの内部空間を通ってクランク室5a内に新気が供給され、クランク室5a内が換気される。
一方、吸気マニホールド8内が正圧のときは、開閉弁13が閉鎖し、図1の矢印B1,B2,B3(点線)に示すように、ブローバイガスがオイルミストセパレータ101Rおよび通路12を介して圧縮機9bの上流側から吸気通路7に吸い込まれる。この過程で、ブローバイガスに含まれるオイルミストがオイルミストセパレータ101Rで分離および除去され、オイルミストを含まないブローバイガスが圧縮機9bおよびスロットルバルブ10を介して吸気マニホールド8に供給される。
オイルミストセパレータ101(101F,101R)の構成について説明する。なお、前側オイルミストセパレータ101Fと後側オイルミストセパレータ101Rの基本的構成は同一である。図2は、本発明の実施形態に係るオイルミストセパレータ101の分解斜視図(前側斜め下方から見た斜視図)であり、図3は、オイルミストセパレータ101の組立状態における要部構成を簡略化して示す断面図である。図2,図3には、図1と同様、前後方向および上下方向を矢印で示すとともに、さらに図2には、左右方向も矢印で示す。左右方向は車幅方向に相当する。
なお、エンジン1はV型エンジンであるため、オイルミストセパレータ101が取り付けられるシリンダヘッド上面は水平面に対し前後方向に傾斜している。このため、シリンダヘッド上面(傾斜面)に対し垂直な方向は、厳密な意味での上下方向ではなく、略上下方向である。しかし、オイルミストセパレータ101は、傾斜面に取り付けられても十分に機能するため、以下では、シリンダヘッド上面に対し垂直な方向を上下方向(重力方向)として扱う。すなわち、オイルが滴下する方向だけでなく、オイルが重力により後述するプレート部51(図4A)の壁面に沿って流れる方向を重力方向として扱う。
図2,3に示すように、オイルミストセパレータ101は、ガスケット15を介してシリンダヘッド16の上面に装着される下ケース20と、下ケース20の上面に固定される上ケース30と、ケース20,30によって形成される空間SP内に収容されるオイルセパレータユニット(単にセパレータユニットと呼ぶ)102とを有する。下ケース20と上ケース30とは、シリンダヘッドカバーの一部を構成する。さらにこれらは、シリンダヘッド16とともに図1のヘッド部3F,3Rの一部を構成する。下ケース20は全体が略板状を呈する。上ケース30は全体が、底面が開口されたハウジング形状を呈する。
下ケース20と上ケース30とは、それぞれ樹脂を構成材として樹脂成形により形成される。下ケース20には、その周縁に全周にわたってフランジ部21が設けられる。上ケース30には、その下端部にフランジ部21に対応して全周にわたってフランジ部31が設けられる。フランジ部21の上面とフランジ部31の下面とは、例えば振動溶着され、これにより下ケース20と上ケース30とが一体化され、ケース20,30内に空間SPが形成される。空間SPには、上ケース30の内壁等によりブローバイガスの流路PAが形成される。
上ケース30の内部には、左右方向にわたって隔壁32が延設され、隔壁32により空間SPが後側の第1空間SP1と前側の第2空間SP2とに区画される。隔壁32には、セパレータユニット102の周縁形状に対応して、その下面から上方にかけて略コ字状の切り欠き33が形成される。切り欠き33には、その周縁全体にわたって凹状のスリット33aが設けられ、セパレータユニット102は、後述するようにその周縁部がスリット33aに沿って下方から嵌合される。この状態でケース20,30同士が溶着されることで、セパレータユニット102は、スリット33aにより位置を拘束されながらケース20,30間に挟持され、これによりオイルミストセパレータ101が組み立てられる。
組立が完了したオイルミストセパレータ101は、フランジ部21,31を貫通する複数のボルトにより、シリンダヘッド16の上面に固定される。なお、セパレータユニット102の取付部、特に切り欠き33の上端部における詳細な構成については後述する(図9)。
下ケース20の左端部には、下ケース20を上下方向に貫通する略矩形状の貫通孔22が設けられ、貫通孔22を介して第1空間SP1とシリンダブロック2の下方のクランク室5aとが連通する。これにより、貫通孔22を介してクランク室5aから第1空間SP1にブローバイガスを流入させることができる。第1空間SP1に流入したブローバイガスは、セパレータユニット102によりオイルミストが分離されて、第2空間SP2に流入する。上ケース30の上端部には、前後方向に向かい略円筒形状のパイプ部34が突設され、パイプ部34を介して第2空間SP2と通路12とが、または第2空間SP2と開閉弁13とが連通する。これにより、パイプ部34を介して第2空間SP2からブローバイガスを流出させることができる。
さらに下ケース20には、下方に膨出した膨出部23が設けられる。図3に示すように、膨出部23は切り欠き33の直前方に位置し、膨出部23により凹状空間SP3が形成される。膨出部23の最下部には、下ケース20を上下方向に貫通する小径の貫通孔24が設けられ、貫通孔24を介して第2空間SP2とクランク室5aとが連通する。これにより、セパレータユニット102で分離されたオイルは、空間SP3に導かれた後、貫通孔24を介してクランク室5aに戻される。
次に、セパレータユニット102の構成について詳細に説明する。図4A,図4Bは、それぞれセパレータユニット102の分解斜視図(左斜め後方および左斜め前方から見た図)であり、図5は、セパレータユニット102の組立状態を示す斜視図(左斜め後方から見た図)である。なお、以下では、図1〜図3に合わせて、便宜上、図示のように上下方向、前後方向および左右方向を定義し、この定義に従い各部の構成を説明する。セパレータユニット102は、上下方向の全長が数cm程度であり、ボルトなどの締結手段や接着剤などを用いずに組み立てられる。
セパレータユニット102は、インパクタフィルタ式である。図4A,図4Bに示すように、セパレータユニット102は、ブローバイガスの流れ方向上流側、すなわち後方に配置された上流プレート40と、ブローバイガスの流れ方向下流側、すなわち前方に配置された下流プレート50と、上流プレート40と下流プレート50との間に配置された繊維材60とにより構成される。
繊維材60は、前面61および後面62と、上面63および下面64と、左面65および右面66とを有し、全体が略直方体形状を呈する。繊維材60の上下方向(長手方向)の長さは左右方向(短手方向)の長さ(幅)よりも長く、繊維材60は上下方向に細長に形成される。繊維材60の後面62は上流プレート40に対向し、前面61は下流プレート50に対向する。
上流プレート40は、前後方向の所定の板厚を有する略矩形のプレート部41と、プレート部41の前面41aから前方に突設された複数(図では10個)のスペーサ42とを有する。図4Aに示すように、プレート部41の後面41bは平坦ないしほぼ平坦に形成される。上流プレート40は、樹脂を構成材として一体成型により形成されるとともに、全体が左右対称に構成される。図6は、上流プレート40を前方から見た上流プレート40の正面図である。なお、図6には、セパレータユニット102の組立時における繊維材60の位置を二点鎖線で示す。
図4A,図6に示すように、プレート部41の上下方向(長手方向)の長さは、左右方向(短手方向)の長さ(幅)よりも長い。すなわち、プレート部41は、左右方向の幅が一定ないしほぼ一定で、上下方向に細長に形成される。プレート部41の左右方向中央部には、左右方向に延在するプレート部41の上面41cから下方に向けて幅一定の細長の切り欠き43が延設される。切り欠き43の下端部は、繊維材60の下端面よりも上方に位置する。
図4B,図6に示すように、複数のスペーサ42は、切り欠き43の上端部から下端部にかけて上下方向等間隔に、かつ、切り欠き43を挟んで左右対称に設けられる。複数のスペーサ42は、それぞれ板状に形成され、左右方向に互いに平行に延在する。なお、複数のスペーサ42を、便宜上、上側から順番に、第1スペーサ421、第2スペーサ422、第3スペーサ423、第4スペーサ424および第5スペーサ425と呼ぶことがある。
左右のスペーサ421〜425の前面42aは、それぞれ繊維材60の後面62に当接して繊維材60を支持する支持面を構成する。スペーサ421〜425の突出長さ、すなわちプレート部41の前面41aから各スペーサ421〜425の前面42aまでの長さは互いに等しく、各スペーサ421〜425の前面42aは、上下左右方向に延在する同一の仮想平面上に位置する。
左右のスペーサ421〜425の前面42aの左右方向中央部には、互いに同一高さの円柱状の突起部42bがそれぞれ突設される。スペーサ421〜425の左右方向内側の端面は、切り欠き43の左右方向端面の延長面上に位置する。したがって、右側のスペーサ421〜425の左端面は同一面上に位置し、左側のスペーサ421〜425の右端面は、それぞれ同一面上に位置する。このため、各スペーサ421〜425の前面42aの左右方向長さは互いに等しい。
スペーサ421〜425のうち、左右の第1、第3、第5スペーサ421,423,425の左右方向外側端部には、スペーサ42の前面42aよりも前方に突出したガイド部44が連設される。図4Bに示すように、各ガイド部44の突出長さは、突起部42bの突出長さよりも長く、かつ、図5に示すように、繊維材60の厚さ(前後方向長さ)よりも短い。例えば繊維材60の厚さの1/2〜2/3の範囲で、ガイド部44の突出長さが設定される。
図6に示すように、左側の第1、第3、第5スペーサ421,423,425のガイド部44の右端面44aは同一直線上に位置し、右側の第1、第3、第5スペーサ421,423,425のガイド部44の左端面44bも同一直線上に位置する。ガイド部44の右端面44aから左端面44bまでの長さは、繊維材60の幅(左右方向長さ)に等しい。このため、右端面44aは、繊維材60の左面65に当接して左面65を支持する支持面を構成し、左端面44bは、繊維材60の右面66に当接して右面66を支持する支持面を構成する。
切り欠き43の下方には、プレート部41の前面41aから前方に向けて板状のガイド部45が突設される。ガイド部45の突出長さ(前後方向長さ)はプレート部41の前面41aからガイド部44の前端面までの長さに等しい。ガイド部45の上面45aは、繊維材60の下面64に当接して下面64を支持する支持面を構成する。
プレート部41の前面41aの上部には、左右一対の所定深さの凹部46,47が設けられる。凹部46は、切り欠き43の左端面に隣接するプレート部41の前面41aの上端部から左側の第1スペーサ421の左方を通って左側の第2スペーサ422の左方に至るように、プレート部41の外形形状に沿って略L字状に形成される。凹部47は、切り欠き43の右端面に隣接するプレート部41の前面41aの上端部から右側の第1スペーサ421の右方を通って右側の第2スペーサ422の右方に至るように、プレート部41の外形形状に沿って略L字状に形成される。
プレート部41の前面41aの下部には、所定深さの凹部48が設けられる。凹部48は、プレート部41の前面41aの下端部から左右の第5スペーサ425の左右外側を通って左右の第4スペーサ424の左右外側に至るように、プレート部41の外形形状に沿って略コ字状に形成される。凹部46〜48の底面46a〜48aは、上下左右方向に延在する同一の仮想平面上に形成される。図4Bに示すように、凹部46,47の下端部と凹部48の左右上端部との間の領域は、凹部46〜48よりも前方に突出しており、この部分を凸部49と呼ぶことがある。
図4B,図6に示すように、凹部46を構成する略L字状の周面、すなわち前面41aとの境界面46bと、凹部47を構成する略L字状の周面、すなわち前面41aとの境界面47bとには、それぞれ底面46a,47aに沿って部分的に係合部が設けられる。より具体的には、境界面46bには、左側の第2スペーサ422の左端面に隣接して略矩形状に凹んだ係合凹部461が設けられ、境界面47bには、右側の第2スペーサ422の右端面に隣接して略矩形状に凹んだ係合凹部471が設けられる。なお、左側の第1スペーサ421のガイド部44の左端面は、境界面46bと同一面上ないしほぼ同一面上に位置し、右側の第1スペーサ421のガイド部44の右端面は、境界面47bと同一面上ないしほぼ同一面上に位置する。
凹部48を構成する略コ字状の周面、すなわち前面41aとの境界面48bには、底面48aに沿って部分的に係合部が設けられる。より具体的には、左側の第4スペーサ424の左端面に隣接して略矩形状に凹んだ係合凹部481が、右側の第4スペーサ424の右端面に隣接して略矩形状に凹んだ係合凹部482が、切り欠き43の下方にガイド部45の下面に隣接して略矩形状に突出した係合凸部483が、それぞれ設けられる。なお、左側の第5スペーサ425のガイド部44の左端面および右側の第5スペーサ425のガイド部44の右端面は、境界面48bと同一面上ないしほぼ同一面上に位置する。
図4A,図4Bに示すように、下流プレート50は、前後方向の所定の板厚を有する略矩形のプレート部51と、プレート部51の後方に配置された上下一対のフランジ部52,53と、プレート部51とフランジ部52,53とを連結する複数の連結部54とを有する。図4Bに示すように、プレート部51の前面51aは平坦ないしほぼ平坦に形成される。下流プレート50は、樹脂を構成材として一体成型により形成されるとともに、全体が左右対称に構成される。図7は、下流プレート50を後方から見た正面図である。なお、図7には、セパレータユニット102の組立時における繊維材60の位置を二点鎖線で示す。
図4A,図7に示すように、プレート部51の上下方向(長手方向)の長さは、左右方向(短手方向)の長さ(幅)よりも長い。すなわち、プレート部51は、左右方向の幅が一定ないしほぼ一定で、上下方向に細長に形成される。より詳しくは、プレート部51は、上流プレート40のプレート部41の前面41aの形状、すなわち凹部46〜48を取り除いた前面41aの形状にほぼ一致する。プレート部51は、上流プレート40の切り欠き43および繊維材60を通過したブローバイガスが衝突する衝突部を構成する。
プレート部51の後面51bには、断面略矩形状の複数(図では3個)の柱状のリブ55が、左右方向等間隔に後方に突設される。なお、複数のリブ55を、便宜上、左側から順番に第1リブ551、第2リブ552および第3リブ553と呼ぶことがある。これらリブ551〜553は、上下方向に互いに平行に延在し、その延在方向はスペーサ421〜425(図6)の延在方向に対し直交する。リブ551〜553の左右方向長さ(幅)は互いに等しい。
第2リブ552は、プレート部51の左右方向中央部に位置する。第1リブ551は、セパレータユニット102の組立状態において、上流プレート40の左側のスペーサ421〜425に設けられた突起部42bの列と左右方向ほぼ同一位置に位置する。第3リブ553は、上流プレート40の右側のスペーサ421〜425に設けられた突起部42bの列と左右方向ほぼ同一位置に位置する。
リブ551〜553の後面55aは、繊維材60の前面61に当接して繊維材60を支持する支持面をそれぞれ構成する。リブ551〜553の突出長さ、すなわちプレート部51の後面51bからリブ551〜553の後面55aまでの長さは互いに等しく、リブ551〜553の後面55aは、上下左右方向に延在する同一の仮想平面上に位置する。リブ551〜553の突出長さ(前後方向長さ)は、スペーサ421〜425の突出長さ(前後方向長さ)よりも短い。
第1リブ551と第3リブ553の後面55aには、互いに同一高さの複数(5個)の円柱状の突起部55bがそれぞれ突設される。突起部55bは、上流プレート40のスペーサ42の突起部42bと同一形状を呈し、かつ、セパレータユニット102の組立状態において、突起部42bと上下方向および左右方向の同一位置に設けられる。
図4Aに示すように、上側のフランジ部52は、略コ字形状を呈し、その内周面52aはプレート部51の外周面51c(縁部)の形状とほぼ等しく、外周面52bは、上流プレート40のプレート部41の外周面41d(縁部)の形状とほぼ等しい。下側のフランジ部53は、略コ字形状を呈し、その内周面53aはプレート部51の外周面51cの形状とほぼ等しく、外周面53bは、上流プレート40のプレート部41の外周面41dの形状とほぼ等しい。
フランジ部52の後面52cの左右方向中央部には、略直方体形状の凸部56が後方に突設される。凸部56の左右方向の幅は、上流プレート40の切り欠き43の左右方向の幅と同一ないしほぼ同一であり、セパレータユニット102の組立時(図5)に、凸部56がプレート部41の上端部410の切り欠き43に嵌合される。凸部56の前後方向の突出長さは、切り欠き43の前後方向の長さ(厚さ)と同一ないしほぼ同一であり、セパレータユニット102の組立時(図5)に、凸部56の後面56aとプレート部41の後面41bとがほぼ同一面上に位置する。凸部56を除いてフランジ部52,53の後面52c,53cは、それぞれ平坦に形成され、上下左右方向に延在する同一の仮想平面上に位置する。フランジ部52,53の前後方向長さ(厚さ)は、上流プレート40の凹部46〜48(図4B)の深さとほぼ等しい。
複数の連結部54は、それぞれ断面略矩形の平板形状を呈する。図7に示すように、連結部54は、フランジ部52の内周面52aの左右下端部および上端部にそれぞれ一端部(後端部)が固定された連結部541〜543を含む。連結部541〜543はそれぞれ前後方向に延在し、その他端部(前端部)は、プレート部51の左右端部および上端部にそれぞれ固定される。これにより、略コ字状のフランジ部52の長手方向両端部と中央部とが、それぞれ連結部541〜543により支持される。
連結部541,542の断面形状は、上流プレート40のプレート部41の係合凹部461,471(図6)の形状にそれぞれ等しい。連結部543の幅は切り欠き43の幅に等しく、さらに連結部543の後端部はフランジ部52の後面52cよりも後方に突出しており、凸部56の一部(下端部)を構成する。これにより、図5に示すセパレータユニット102の組立時に、フランジ部52が凹部46,47に、連結部541,542が係合凹部461,471に、凸部56が切り欠き43にそれぞれ嵌合される。
この嵌合状態において、図7に示す連結部541の右端面541aおよび連結部542の左端面542aは、図6に示す上流プレート40の左側のガイド部44の右端面44aおよび右側のガイド部44の左端面44bと同一面上ないしほぼ同一面上に位置する。このため、これら端面541a,542aは、ガイド部44の端面44a,44bと同様、繊維材60の左面65および右面66を支持する支持面を構成する。すなわち、連結部541,542は、上流プレート40の第2スペーサ422と上下方向同一位置に位置し、かつ、第2スペーサ422の左右方向外側に位置しており、ガイド部44と同様に機能する。また、連結部543の下面543aは、繊維材60の上面63を支持する支持面を構成する。
さらに連結部54は、図7に示すように、フランジ部53の内周面53aの左右上端部および左右下端部にそれぞれ一端部(後端部)が固定された連結部544〜547を含む。連結部544〜547はそれぞれ前後方向に延在する。連結部544,545の他端部(前端部)は、プレート部51の左右端部にそれぞれ固定され、連結部546,547の他端部はプレート部51の左右下端部にそれぞれ固定される。これにより略コ字状のフランジ部53の長手方向両端部と中央部とが、それぞれ連結部544〜547により支持される。
連結部544,545の断面形状は、上流プレート40のプレート部41の係合凹部481,482(図6)の形状にそれぞれ等しい。連結部546,547の上下方向長さは係合凸部483の上下方向長さに等しく、連結部546,547の左右内側の幅は係合凸部483の幅に等しい。これにより、セパレータユニット102の組立時(図5)に、フランジ部53が凹部48に、連結部544,545が係合凹部481,482に、連結部546,547が係合凸部483の左右両側の凹部48に、それぞれ嵌合される。
この嵌合状態において、図7に示す連結部544の右端面544aおよび連結部545の左端面545aは、図6に示す上流プレート40の左側のガイド部44の右端面44aおよび右側のガイド部44の左端面44bと同一面上ないしほぼ同一面上に位置する。このため、これら端面544a,545aは、ガイド部44の端面44a,44bと同様、繊維材60の左面65および右面66を支持する支持面を構成する。すなわち、連結部544,545は、上流プレート40の第4スペーサ424と上下方向同一位置に位置し、かつ、第4スペーサ424の左右方向外側に位置しており、ガイド部44と同様に機能する。
また、図7に示す連結部546,547の上面546a,547aは、図6に示す上流プレート40のガイド部45の上面45aと同一面上ないしほぼ同一面上に位置する。このため、上面546a,547aは、ガイド部45の上面45aと同様、繊維材60の下面64を支持する支持面を構成する。
図8は、セパレータユニット102の組立状態の側面図(左側面図)である。図8に示すように、下流プレート50のリブ55の後面55aからフランジ部52,53の後面52c,53cまでの長さL1は、上流プレート40の凹部46〜48の底面46a〜48aからガイド部44の前端面までの長L2さよりも長い。したがって、セパレータユニット102の組立時に、フランジ部52,53の後面52c,53cは、凹部46〜48の底面46a〜48aに当接する。長さL1は、連結部54の長さなどによって定まり、後面52c、53cが底面46a〜48aに当接した状態において、リブ55の後面55aからスペーサ42の前面42aまでの長さL3が繊維材60の厚さ(前後方向長さ)と同一ないしほぼ同一となるように、長さL1が設定される。
図8に示すセパレータユニット102の側面視においては、フランジ部52の左右下端部に固定された連結部541,542(541のみ図示)が、第2スペーサ422と上下方向同一位置において前後方向に延在する。また、フランジ部53の左右上端部に固定された連結部544,545(544のみ図示)が、第4スペーサ424と上下方向同一位置において前後方向に延在する。すなわち、連結部541,542,544,545は、セパレータユニット102を側方から見たときに、スペーサ422,424と重なってスペーサ422,424を外側から覆うように前後方向に延在する。
繊維材60は、通気性を有する多孔質材の一種であり、弾力性(可撓性や収縮性)を併せて有する。具体的には、繊維材60は、天然繊維や合成繊維等からなる繊維塊、不織布、偏組物のような繊維集合体等、繊維を主たる構成材として構成される。
本実施形態に係るオイルミストセパレータ101の組立方法について説明する。初めに、セパレータユニット102を組み立てる。この場合、まず、図4Bに示す上流プレート40の前面41aから突設された左右のスペーサ42のガイド部44の内側に、繊維材60を嵌合する。このとき、繊維材60は、第1、第3、第5スペーサ421,423,425のガイド部44により、それぞれ上端部の左右側面(左面65、右面66)、中央部の左右側面65,66、下端部の左右側面65,66が支持される。すなわち、繊維材60の左右側面65,66は、長さ方向(上下方向)全体にわたってガイド部44により支持される。さらに、繊維材60の下面64をガイド部45の上面45aに当接させ、繊維材60の上下方向の位置を拘束する。
次いで、図4Aに示す下流プレート50の上下のフランジ部52,53を、上流プレート40のスペーサ42の周囲の凹部46〜48にそれぞれ嵌合し、下流プレート50を上流プレート40に組み付ける。フランジ部52,53は略コ字状に構成されるため、上流プレート40に対する下流プレート50の上下左右方向の位置が規定される。このため、下流プレート50を、上流プレート40に対し位置ずれすることなく、容易に組み付けることができる。さらに、上流プレート40の切り欠き43の上端部にフランジ部52の後端部の凸部56が嵌合する。これにより、上流プレート40のプレート部41の上端部410の左右方向内側への変形を抑制できる。
このとき、前後方向に延在してフランジ部52支持する左右一対の連結部541,542は、第2スペーサ422の左右側方の係合凹部461,471に嵌合する。前後方向に延在してフランジ部53を支持する左右一対の連結部544,545は、第4スペーサ424の左右側方の係合凹部481,482に嵌合する。このため、ガイド部44とともに、連結部54の端面541a,542a,544a,545aにより繊維材60の左右側面65,66が支持される。つまり、連結部541,542,544,545は、フランジ部52,53を支持する部材でありながら、ガイド部44と同様、繊維材60を支持する部材である。
また、前後方向に延在してフランジ部53の下端部を支持する連結部546,547は、係合凸部483の左右側方の凹部48に嵌合する。このため、切り欠き43に嵌合する連結部543の下面543aと連結部546,547の上面546a,547aとにより、繊維材60の上下面(上面63、下面64)が支持される。その結果、下流プレート50を上流プレート40に組み付けると、繊維材60の左右側面65,66および上下面63,64が複数のガイド部44,45と複数の連結部54とにより支持され、繊維材60の上下左右方向の位置が拘束される。
下流プレート50を上流プレート40に組み付けた状態では、繊維材60は、上流プレート40のスペーサ42の前面42aと、下流プレート50のリブ55の後面55aとの間に支持される。このとき、前面42aおよび後面55a上に突設された突起部42b,55bが繊維材60の前後面(前面61、後面62)を押圧する。これにより、繊維材60の前後面61,62の位置が突起部42b,55bにより拘束され、繊維材60を安定して保持することができる。
図8に示すように、上流プレート40のプレート部41と下流プレート50のフランジ部52,53とは、セパレータユニット102の周縁部102aを構成する。フランジ部52の左右下端部とフランジ部53の左右上端部との間にそれぞれ左右一対の凸部49(図4B)が介在するため、周縁部102aの板厚(前後方向長さ)は、その全域にわたって一定となる。
以上のようにセパレータユニット102を組み立てた(仮組みした)状態において、セパレータユニット102の周縁部102aを、図2に示すように、上ケース30の切り欠き33のスリット33aに沿って下方から嵌合する。次いで、上ケース30のフランジ部31の下面に下ケース20のフランジ部21の上面を、振動溶着により固定する。これによりオイルミストセパレータ101の組立が完了する。
図3に示すように、下ケース20の上面には、切り欠き33に対応する位置に凹状のスリット20aが設けられており、下ケース20の取付時において、セパレータユニット102の下端の周縁部102aがスリット20aに嵌合する。より具体的には、図4A,図4Bに示すように、上流プレート40のプレート部41の後面41bの下端部および下流プレート50のフランジ部53の前面の下端部には、それぞれ左右方向全域にわたってフランジ面41f,53fが形成される。フランジ面53fは、フランジ部53の下端から連結部546,547の下面にかけて形成され、フランジ面41fは、フランジ面53fと上下方向同一長さに形成される。これらフランジ面41f、53fがスリット20aに沿って嵌合する。
このようにスリット33a,20aに沿ってセパレータユニット102を嵌合することで、セパレータユニット102をケース20,30に対し精度よく位置決めして装着できるとともに、セパレータユニット102をケース20,30に強固に固定できる。オイルミストセパレータ101の組立が完了した状態では、下流プレート50の下端部、すなわちプレート部51の下面と連結部54(546,547)の下面とが下ケース20の上面に当接する。これにより、下流プレート50の下方を通過するブローバイガスの流れが抑制される。
図9は、セパレータユニット102の上端の周縁部102aの取付状態を示す断面図(セパレータユニット102を左右方向中央で上下方向に切断した断面図)、すなわち、図3の一部をより詳細に示す断面図である。図9に示すように、上ケース3の隔壁32の上端部は、スリット33aの後方の後隔壁部321がスリット33aの前方の前隔壁部322よりも下方に突出している。より詳しくは、後隔壁部321は、その下端面321aが下流プレート50の連結部543の下面543aと上下方向ほぼ同一位置となるように突出されている。
本実施形態では、上流プレート40のプレート部41に貫通孔が穿設されるのではなく、プレート部41の上面41cから下方にかけて切り欠き43が形成される。このため、貫通孔が穿設されるものに比べてプレート部41の全体の剛性が低下し、切り欠き43が形成されたプレート部41の上端部410をスリット33aに容易に嵌合することができる。なお、スリット33aには、プレート部41が単体で嵌合されるのではなく、切り欠き43に凸部56が嵌合された状態のセパレータユニット102の周縁部102aが嵌合されるが、この場合においても、切り欠き43により上端部410の剛性が低下されているため、嵌合が容易である。
次に、本実施形態に係るオイルミストセパレータ101による動作の一例を説明する。図3に示すように、貫通孔22を介して第1空間SP1に流入したオイルミストを含むブローバイガスは、図9の矢印A11に示すように、セパレータユニット102の上流プレート40の切り欠き43を通過して繊維材60の後面62から繊維材60の内部に流入する。このブローバイガスは、切り欠き43で流路が絞られるために高速の流れとなって、繊維材60を後面62から前面61にかけて貫通した後に、下流プレート50のプレート部51に衝突する。
すなわち、上ケース30の内側上端部における後隔壁部321が、連結部543の下面543a近傍まで延在しているため、切り欠き43を通過したブローバイガスの全てまたはほぼ全てを、繊維材60に導入させることができる。これによりセパレータユニット102によるオイルの分離効率を高めることができる。これに対し、後隔壁部321の下方への突出量が小さい場合、図9の矢印A12に示すように、切り欠き43を通過したブローバイガスが、繊維材60を通過せずに流れるおそれがあり、効率が低下する。
ブローバイガスが繊維材60を通過すると、ブローバイガスに含まれるオイルミストは、繊維材60の繊維に付着して捕捉される。そして、捕捉されたオイルミストは、ブローバイガスの流れに沿って後方に移動しながら粗大化してオイルの塊となり、プレート部51の後面51bのリブ55(図4A)の隙間に沿って下方に滴下する。あるいは、後面51bに到達する前に大きな液滴に成長した段階で、オイルが下方へ滴下する。これによりブローバイガスからオイル成分が分離される。分離されたオイルは、図3に示すように、下ケース20の膨出部23の空間SP3に導かれた後、貫通孔24を介してクランク室5aに戻される。
一方、繊維材60を通過してオイルミストが除去されたブローバイガスは、主にプレート部51と繊維材60の前面61との隙間を通って左右方向に流れ、第2空間SP2に流入する。なお、オイルミストが除去されたブローバイガスの一部は、繊維材60の左右側面65,66を通って第2空間SP2に流入する。図8に示すように、繊維材60の左右側方の連結部541,544は、スペーサ422,424と重なる位置に設けられるため、ブローバイガスの流路面積の減少が抑えられ、ブローバイガスが効率よく流れる。この場合、ブローバイガスから分離したオイルは、リブ55に沿って滴下するため、ブローバイガスの流れに沿ってプレート部51の後側の左右側方からオイルが流出すること、すなわちオイルの巻き込みを、リブ55によって抑えることができる。第2空間SP2に流入したブローバイガスは、パイプ部34を介して流出し、エンジン1の燃焼室に戻される。
なお、図1に示すように、エンジン1の後側のヘッド部3Rに配置されたオイルミストセパレータ101Rの内部空間には、非過給時に、通路12を介して新気が導入される。このとき、上述したのとは逆方向に、すなわち第2空間SP2から第1空間SP1へとセパレータユニット102を介して新気が流れる。この際、繊維材60の側方の連結部54などが整流板として機能し、新気をスムーズに第1空間SP1まで導くことができる。
本実施形態によれば以下のような作用効果を奏することができる。
(1)オイルミストセパレータ101は、エンジン1で発生したブローバイガスに含まれるオイルミストを分離するように構成される。より具体的には、オイルミストセパレータ101は、ブローバイガスが流入する貫通孔22とブローバイガスが流出するパイプ部34とを有し、貫通孔22からパイプ部34にかけて空間SP内に流路を形成する下ケース20および上ケース30と、流路に配置されたセパレータユニット102と、を備える(図2)。セパレータユニット102は、流路面積を減少する切り欠き43が設けられた上流プレート40のプレート部41と、切り欠き43を通過したブローバイガスが衝突する衝突部(後面51b)が設けられた下流プレート50のプレート部51と、を有する(図4A)。切り欠き43は、プレート部41の上面41cから下方に延設される(図4A)。上ケース30は、その内壁である隔壁32に、切り欠き43を有するプレート部41の上端部410が嵌合する切り欠き33(スリット33a)を有する(図3)。
このように上流プレート40のプレート部41に、絞り部として機能する切り欠き43を設けるので、プレート部41に貫通孔を設ける場合に比べ、プレート部41の上端部410の剛性が低下する。これにより、上ケース30の内壁である隔壁32の切り欠き33に、上端部410を容易かつスムーズに嵌合することができ、オイルミストセパレータ101の組立性が向上する。
(2)上流プレート40のプレート部41の上面41cは、板厚方向に対し垂直な左右方向に延在し、切り欠き43は、左右方向に対し垂直な上下方向に延在する(図4A)。これにより、プレート部41の全体が略コ字形状となり、絞り部としての十分な機能を確保しながら、プレート部41の剛性を良好に低下させることができる。
(3)セパレータユニット102、特に下流プレート50は、切り欠き43を通過したブローバイガスの流れ方向、すなわち前後方向に延在し、端部がプレート部51に固定された連結部54と、連結部54の端部が固定されるとともに、プレート部41のブローバイガスの下流側表面、すなわち凹部46〜48の底面46a〜48aに当接するフランジ部52,53と、をさらに有する(図4A)。フランジ部52は、切り欠き43に嵌合する凸部56を有する(図4A)。これにより、上流プレート40に対する下流プレート50の相対位置を規定することができ、プレート部41とプレート部51との間に繊維材60を良好に保持することが可能である。また、切り欠き43に凸部56を嵌合することで、セパレータユニット102の取付後の変形、特にプレート部41の変形を抑制することができる。
(4)フランジ部52は、上流プレート40のプレート部41の上端部410とともに上ケース30の隔壁32の切り欠き33のスリット33aに嵌合される(図9)。これにより、上ケース30の隔壁32の切り欠き33に嵌合されたセパレータユニット102の周縁部102aの剛性が高くなり、セパレータユニット102の取付強度が向上する。
(5)隔壁32の切り欠き33の上端部は、プレート部41の上端部410を前後両側から挟むようにそれぞれ突設された後隔壁部321と前隔壁部322とを有し、後隔壁部321の下方への突出量は前隔壁部322の突出量よりも大きい(図9)。これにより、例えば切り欠き43を介してプレート部41の前方空間とフランジ部52の後方空間とが連通するようにフランジ部52が構成されたとしても、切り欠き43を通過したブローバイガスが繊維材60を通過せずに流れることを防止することができ、ブローバイガスからのオイルの分離効率が向上する。
上記実施形態は種々の形態に変更することができる。以下、変形例について説明する。上記実施形態では、上流プレート40と下流プレート50との間に繊維材60を配置したが、繊維材60以外の多孔質材を用いることもできる。例えば金属やセラミック等を構成材とした網状構造などを、多孔質材として採用することができる。上記実施形態では、下ケース20と上ケース30とにそれぞれブローバイガスが流入する貫通孔22とブローバイガスが流出するパイプ部34とを設け、これらケース20,30により、貫通孔22からパイプ部34にかけて流路PAを形成するようにしたが、ブローバイガスの流入部と流出部とを有し、流入部から流出部にかけて流路を形成するのであれば、ケースの構成はいかなるものでもよい。
上記実施形態では、左右方向(第1方向)に延在する上流プレート40のプレート部41の上面41cから、上下方向(第2方向)に延在するように切り欠き43を形成したが、上面41c以外から切り欠きを延設してもよく、第1板部の構成は上述したものに限らない。第1方向は左右方向以外でもよく、したがって第1方向に対し略垂直な第2方向は上下方向以外でもよい。上記実施形態では、ブローバイガスが衝突する後面51bを有するプレート部51に、連結部54を介して略コ字状のフランジ部52,53を固定するようにしたが、第2板部の構成はこれに限らない。凸部56を省略することもできる。フランジ部は略コ字状以外(例えば略U字状)に形成されてもよい。
上記実施形態では、隔壁32の切り欠き33の周縁部に沿ってスリット33aを設け、スリット33aにセパレータユニット102の周縁部102aを嵌合するようにしたが、嵌合部の構成はこれに限らない。例えば周縁部102aの外周面にスリットを設けるとともにこのスリットに嵌合するように、切り欠き33の周縁部に沿って突起部を設けるようにしてもよい。上記実施形態では、プレート部41の上端部410を挟むように隔壁32の切り欠き33の上端部から後隔壁部321と前隔壁部322とを突設するようにしたが、ブローバイガスの流れ方向の上流側に配置される第1突出部と下流側に配置される第2突出部の構成は上述したものに限らない。
上記実施形態では、上流プレート40と下流プレート50と繊維材60とを有するセパレータユニット102、すなわちインパクタフィルタ式のセパレータユニット102を流路PAに配置したが、オイルセパレータユニットの型式はこれに限らない。すなわち、流路面積を減少する絞り部と、絞り部を通過したブローバイガスが衝突する衝突部とを有するのであれば、オイルセパレータユニットの型式はいかなるものでもよい。例えば、繊維材60を有しないインパクタ式のオイルセパレータユニットとして構成することもできる。
上記実施形態では、セパレータユニット102を有するオイルミストセパレータ101をエンジン1の上部に設けたが、他の位置に設けることもできる。上記実施形態では、過給機を有する車両のV型エンジンにセパレータユニット102を適用したが、V型以外および過給機を有しないエンジンにも同様に適用することができる。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明の特徴を損なわない限り、上述した実施形態および変形例により本発明が限定されるものではない。上記実施形態と変形例の1つまたは複数を任意に組み合わせることも可能であり、変形例同士を組み合わせることも可能である。
1 エンジン、20 下ケース、22 貫通孔、30 上ケース、32 隔壁、33 切り欠き、33a スリット、34 パイプ部、40 上流プレート、41 プレート部、41c 上面、43 切り欠き、50 下流プレート、51 プレート部、51b 後面、52,53 フランジ部、54 連結部、56 凸部、101 オイルミストセパレータ、102 セパレータユニット、321 後隔壁部、322 前隔壁部、410 上端部

Claims (5)

  1. 内燃機関で発生したブローバイガスに含まれるオイルミストを分離するオイルミストセパレータであって、
    ブローバイガスの流入部と流出部とを有し、前記流入部から前記流出部にかけて流路を形成するケースと、
    前記流路に配置されたオイルセパレータユニットと、を備え、
    前記オイルセパレータユニットは、流路面積を減少する絞り部が設けられた第1板部と、前記絞り部を通過したブローバイガスが衝突する衝突部が設けられた第2板部と、前記第1板部と前記第2板部との間に配置され、前記絞り部を通過したブローバイガスに含まれるオイルミストを捕捉する多孔質材と、を有し、
    前記絞り部は、前記第1板部の端面から延設された切り欠きによって構成され、
    前記ケースは、その内壁に、前記切り欠きを有する前記第1板部の端部が嵌合する嵌合部を有することを特徴とするオイルミストセパレータ。
  2. 請求項1に記載のオイルミストセパレータにおいて、
    前記第1板部の前記端面は、板厚方向に対し垂直な第1方向に延在し、前記切り欠きは、前記第1方向に対し略垂直な第2方向に延在することを特徴とするオイルミストセパレータ。
  3. 請求項1または2に記載のオイルミストセパレータにおいて、
    前記オイルセパレータユニットは、
    前記絞り部を通過したブローバイガスの流れ方向に延在し、一端部が前記第2板部に固定された連結部と、
    前記連結部の他端部が固定されるとともに、前記第1板部のブローバイガスの下流側の表面に当接するフランジ部と、をさらに有し、
    前記フランジ部は、前記切り欠きに嵌合する凸部を有することを特徴とするオイルミストセパレータ。
  4. 請求項3に記載のオイルミストセパレータにおいて、
    前記フランジ部は、前記第1板部の前記端部とともに前記嵌合部に嵌合されることを特徴とするオイルミストセパレータ。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載のオイルミストセパレータにおいて、
    前記嵌合部は、前記第1板部の前記端部を前記第1板部の板厚方向の両側から挟むようにブローバイガスの上流側および下流側においてそれぞれ突設された第1突出部と第2突出部とを有し、前記第1突出部の突出量は第2突出部の突出量よりも大きいことを特徴とするオイルミストセパレータ。
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