JP2024066799A - インテークマニホールド - Google Patents

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Abstract

【課題】NV性能を向上させることのできるインテークマニホールドを提供する。【解決手段】インテークマニホールド10は、サージタンク21と、同サージタンク21に各別に接続されて上記サージタンク21の内部の空気を分配する複数の分岐管23と、を備える。インテークマニホールド10はガス導入部25を有する。ガス導入部25は、空気以外の導入ガスが内部を通過する構造をなして同導入ガスをサージタンク21に導入する。ガス導入部25は、サージタンク21の外壁と分岐管23の外壁とを繋ぐ態様で、サージタンク21および分岐管23に一体に設けられる。【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関のインテークマニホールドに関するものである。
内燃機関には、吸気系の一部をなすインテークマニホールドが設けられている(特許文献1参照)。
このインテークマニホールドは、サージタンクと、同サージタンクの内外を連通する空気導入部と、一端がサージタンクに接続された複数の分岐管とを有している。インテークマニホールドの取り付けに際しては、空気導入部は、吸気流れ方向上流側の吸気通路に接続される。また複数の分岐管は内燃機関の各吸気ポートに接続される。こうしたインテークマニホールドによって、吸気通路に吸入される空気が内燃機関の各気筒に分配される。
特開2016-121544号公報
インテークマニホールドは、吸気流れ方向上流側の吸気通路と内燃機関の吸気ポートとを繋ぐように配置される。そうした配置の都合上、インテークマニホールドは、サージタンクと分岐管との間に隙間が空いた構造になってしまう。こうした構造のインテークマニホールドは自身の剛性が低くなり易いため、振動および騒音を抑制する性能(いわゆるNV性能)が低くなり易い。
上記課題を解決するためのインテークマニホールドは、サージタンクと、前記サージタンクに各別に接続されて同サージタンクの内部の空気を分配する複数の分岐管と、を備えるインテークマニホールドにおいて、空気以外の導入ガスが内部を通過する構造をなして前記導入ガスを前記インテークマニホールドの内部における空気が流れる部分に導入するガス導入部を有し、前記ガス導入部は、前記サージタンクの外壁と前記分岐管の外壁とを繋ぐ態様で、前記サージタンクおよび前記分岐管に一体に設けられる。
上記構成によれば、インテークマニホールドの構造を、ガス導入部を介してサージタンクおよび分岐管が互いに支持される構造にすることができる。これにより、そうしたガス導入部が設けられないものと比較して、インテークマニホールドの剛性を高くすることができるため、NV性能を向上させることができる。
インテークマニホールドの一実施形態の斜視図である。 同インテークマニホールドの側面図である。 同インテークマニホールドの分解側面図である。 同インテークマニホールドの図1の4-4線に沿った側断面図である。 同インテークマニホールドの第一部材および第二部材の側面図である。 同インテークマニホールドの第三部材の側面図である。 変更例のインテークマニホールドの第一部材および第二部材の側面図である。
以下、インテークマニホールドの一実施形態について、図1~図6を参照して説明する。なお、この実施形態では、図2の上下方向をインテークマニホールド10の上下方向とし、図2の左右方向をインテークマニホールド10の前後方向とし、図2における紙面に直交する方向をインテークマニホールド10の左右方向として説明する。
図1~図3に示すように、インテークマニホールド10は、前後方向に分割された3つの分割体(第一部材11、第二部材12、第三部材13)によって構成されている。これら第一部材11、第二部材12、および第三部材13は、いずれも硬質の合成樹脂材料によって形成されている。インテークマニホールド10は、第一部材11、第二部材12、および第三部材13が重ねられた状態(図2に示す状態)で、それら部材11~13が振動溶着によって互いに固定された構造になっている。
図1~図4に示すように、インテークマニホールド10は、サージタンク21と、空気導入部22と、複数(本実施形態では、2つ)の分岐管23と、取付フランジ24と、ガス導入部25とを有している。
<サージタンク>
サージタンク21は、インテークマニホールド10の下部を構成している。サージタンク21は、一時的に空気を貯めておく容積部として機能する。
<空気導入部>
図1、図2および図5に示すように、空気導入部22は、サージタンク21の内部とインテークマニホールド10の外部とを連通する通路状をなしている。空気導入部22は、サージタンク21の左側に接続されている。空気導入部22は、インテークマニホールド10の下部から後方且つ斜め上方に向けて延びている。空気導入部22の右側部分は、サージタンク21における左側部分に連通している。空気導入部22の上部は、内燃機関の吸気通路における吸気流れ方向上流側の部分(詳しくは、スロットル機構)が固定される固定部221になっている。インテークマニホールド10では、空気導入部22を介して、サージタンク21の内部に空気が導入される。
空気導入部22には、センサ通路部26が設けられている。センサ通路部26は、空気導入部22の後方側の壁部(以下、後壁22R)から後方に突出する態様で延びている。センサ通路部26の前端は、空気導入部22の後壁22Rの内面において開口している。センサ通路部26の後端は閉じられている。センサ通路部26には圧力センサ27が取り付けられる。この圧力センサ27により、センサ通路部26の内部圧力が、インテークマニホールド10の内部圧力として検出される。
<分岐管>
図2、および図4~図6に示すように、複数の分岐管23は、サージタンク21の下部に各別に接続されている。複数の分岐管23は、サージタンク21の内部の空気を分配する分配通路である。各分岐管23は、インテークマニホールド10の後方下部から前方上部にかけて、後方に向けて凸状をなす態様で湾曲して延びている。各分岐管23における基端部231側の部分は、サージタンク21の後方側の壁部(以下、後壁21R)と隙間なく一体に形成されている。各分岐管23の基端部231はサージタンク21の後壁21Rの内面で開口している。各分岐管23の先端部232は外部に向けて開口している。
<取付フランジ>
図1、図2および図4に示すように、取付フランジ24は、各分岐管23の先端部232に一体に設けられている。取付フランジ24は、2つの分岐管23の先端部232が並ぶ方向において延びている。取付フランジ24は、上下方向および左右方向に延在する板状をなしている。この取付フランジ24を内燃機関(図示略)の外壁に固定することにより、インテークマニホールド10の各分岐管23が内燃機関の各吸気ポートに接続されるようになっている。
<ガス導入部>
図2、および図4~図6に示すように、ガス導入部25は、内燃機関の排気ガスの一部(いわゆるEGRガス)が内部を通過する構造をなしている。ガス導入部25は、インテークマニホールド10の内部における空気が流れる部分(本実施形態では、サージタンク21)にEGRガスを導入するためのものである。本実施形態では、EGRガスが、空気以外の導入ガスに相当する。
ガス導入部25は、サージタンク21の外壁と各分岐管23の外壁とを繋ぐ態様で、サージタンク21および各分岐管23に一体に設けられている。図2および図4に示すように、以下では、サージタンク21と複数の分岐管23との間に挟まれたスペースを「スペースS」とする。また、「スペースS」のうち、各分岐管23の延設方向における同分岐管23とサージタンク21との接続部分の側の部分(図2における右側部分)を「部分P」とする。ガス導入部25は、詳しくは、上記スペースSのうち、各分岐管23の延設方向における同分岐管23とサージタンク21との接続部分の側の部分Pを、隙間なく塞ぐ態様で設けられる。
図2、および図4~図6に示すように、ガス導入部25は、チャンバ部31と、ガス導入路32と、ガス放出路33とを有している。
<チャンバ部>
チャンバ部31は、EGRガスが通過する部分のうちの同EGRガスが流入する膨張室を構成するものである。チャンバ部31は、サージタンク21に隣接する態様で、サージタンク21の上方に設けられている。チャンバ部31は、サージタンク21と各分岐管23の先端部232側の部分との間に挟まれる位置に設けられる。本実施形態では、このチャンバ部31が、上記スペースSにおける各分岐管23とサージタンク21との接続部分の側の部分P(図2における右側部分)を隙間なく塞ぐ態様で設けられている。
本実施形態では、チャンバ部31およびサージタンク21が以下の構造をなしている。
インテークマニホールド10は、ベース空間部40を有している。ベース空間部40の内部は、複数の分岐管23が接続される容積室を構成している。ベース空間部40の内部には、上記容積室を2つの部屋に区画する区画壁41が設けられている。区画壁41は、左右方向および前後方向に延在する板状をなしている。区画壁41は、上記容積室を上下方向において、複数の分岐管23が接続される第一部分と複数の分岐管23が接続されない第二部分とに区画している。そして、本実施形態では、上記第一部分がサージタンク21になるとともに、上記第二部分がチャンバ部31になっている。本実施形態では、サージタンク21の外面の一部(具体的には、区画壁41の上面)が、チャンバ部31の内面の一部を兼ねている。
また、区画壁41は以下の構造をなしている。
図5に示すように、第二部材12の内面には、区画壁41の後方側の部分を構成する第一分割壁121が突設されている。また図6に示すように、第三部材13の内面には、区画壁41の前方側の部分を構成する第二分割壁131が突設されている。そして、図4~図6に示すように、インテークマニホールド10の製造に際して、第二部材12と第三部材13とを互いに固定する場合には、第一分割壁121および第二分割壁131の突端同士が振動溶着によって接合される。このようにして、第一分割壁121および第二分割壁131からなる区画壁41が一体に形成されている。
<ガス導入路>
図2および図6に示すように、ガス導入路32は、インテークマニホールド10の外部からチャンバ部31の内部に、EGRガスを導入するための導入通路である。ガス導入路32は、チャンバ部31の左側の壁部(以下、左壁31L)に、外方に向けて筒状で突出するように設けられている。空気導入部22の一端はチャンバ部31の左壁31Lの内面で開口している。また、空気導入部22の他端は、EGR通路におけるEGRガス流れ方向上流側の部分(詳しくは、EGR管)が固定される固定部321になっている。
<ガス放出路>
図4および図6に示すように、ガス放出路33は、チャンバ部31の内部のEGRガスをサージタンク21の内部に放出するための放出通路である。ガス放出路33は、区画壁41に設けられた貫通孔によって構成されている。ガス放出路33は、サージタンク21の内部とチャンバ部31の内部とを連通する態様で上下方向に延びている。ガス放出路33は、区画壁41に、左右方向に間隔を置いて2つ設けられている。ガス放出路33は、2つの分岐管23の各々の上記サージタンク21との接続部分の上方にあたる位置に1つずつ設けられている。このように2つのガス放出路33を配置することにより、各ガス放出路33を介してチャンバ部31からサージタンク21に放出されるEGRガスが、2つの分岐管23にバランス良く分配される。
<補強リブ>
図2および図4に示すように、インテークマニホールド10には補強リブ50が設けられている。補強リブ50は、取付フランジ24の外壁、分岐管23の外壁、およびガス導入部25の外壁に突設される。補強リブ50は、前後方向および上下方向に延在する板状をなす。補強リブ50は、取付フランジ24から分岐管23の先端部分を経てガス導入部25まで延びている。補強リブ50は、2つの分岐管23に対して1つずつ設けられている。
本実施形態のインテークマニホールド10では、前記スロットル機構の作動を通じて調量された空気が空気導入部22を介してサージタンク21内に導入される。また、サージタンク21の内部には、ガス導入部25を介してEGRガスが導入される。そして、サージタンク21内に導入された空気およびEGRガスは、各分岐管23を介して内燃機関の各吸気ポートに分配供給される。
<作用効果>
以下、本実施形態のインテークマニホールド10による作用効果について説明する。
(1)インテークマニホールド10は、サージタンク21、複数の分岐管23、およびガス導入部25を備える。ガス導入部25は、サージタンク21の外壁と各分岐管23の外壁とを繋ぐ態様で、サージタンク21および各分岐管23に一体に設けられている。
本実施形態によれば、インテークマニホールド10の構造を、ガス導入部25を介してサージタンク21および分岐管23が互いに支持される構造にすることができる。そのため、そうしたガス導入部25が設けられていないものと比較して、インテークマニホールド10の剛性を高くすることができる。これにより、インテークマニホールド10の振動を抑えることができるため、同インテークマニホールド10のNV性能を向上させることができ、ひいてはインテークマニホールド10が設けられる車両のNV性能を向上させることができる。
(2)ガス導入部25は、サージタンク21と複数の分岐管23との間に挟まれたスペースSのうち、各分岐管23の延設方向における同分岐管23とサージタンク21との接続部分の側の部分Pを、隙間なく塞ぐ態様で設けられている。本実施形態によれば、スペースSにおける上記部分Pにおいて、各分岐管23とサージタンク21とガス導入部25とを隙間なく一体にすることができる。そのため、インテークマニホールド10の剛性を好適に高くすることができる。
(3)インテークマニホールド10には補強リブ50が設けられている。補強リブ50は、取付フランジ24の外壁、分岐管23の外壁、およびガス導入部25の外壁に突設される。補強リブ50は、取付フランジ24から分岐管23の先端部分を経てガス導入部25まで延びている。
本実施形態によれば、補強リブ50を介して、分岐管23の先端部分とガス導入部25とを一体にすることができる。これにより、分岐管23の先端部分を含めて、インテークマニホールド10全体の剛性を高くすることができる。しかも、分岐管23の先端部分、すなわち内燃機関の吸気ポートに接続されるために同内燃機関の振動が伝わる部分の剛性を高くすることができる。これにより、インテークマニホールド10のNV性能を好適に向上させることができる。
(4)ガス導入部25は、チャンバ部31を有する。本実施形態によれば、このチャンバ部31を介して、サージタンク21の外壁と分岐管23の外壁とを繋ぐ態様で一体にすることができる。
(5)インテークマニホールド10は、複数の分岐管23が接続される容積室を構成するベース空間部40を有する。ベース空間部40の内部には区画壁41が設けられている。区画壁41は、上記容積室を、複数の分岐管23が接続される第一部分であるサージタンク21と、複数の分岐管23が接続されない第二部分であるチャンバ部31とに区画している。
本実施形態によれば、インテークマニホールド10の内部に比較的大きな容積室を形成するとともにこの容積室を2つに区画することで、一方をサージタンク21にするとともに他方をチャンバ部31にすることができる。このように一つの容積室を区画壁41で区画するといった簡素な構造で、インテークマニホールド10の内部にサージタンク21とチャンバ部31とを区画形成することができる。
しかも、ベース空間部40の外壁における対向配置される部分が、上記区画壁41を介して互いに支持される構造になる。そのため、インテークマニホールド10に容積室を構成するベース空間部40が設けられるとはいえ、同ベース空間部40の外壁の変形を上記区画壁41によって抑えることができる。これにより、インテークマニホールド10の剛性を高くすることができる。
(6)区画壁41は、サージタンク21の内部とチャンバ部31の内部とを連通する貫通孔からなるガス放出路33を有する。本実施形態によれば、区画壁41に貫通孔を形成するといった簡素な構造で、チャンバ部31の内部からサージタンク21の内部にEGRガスを放出するためのガス放出路33を配設することができる。
<変更例>
なお、上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。上記実施形態および以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・センサ通路部26および圧力センサ27を省略することができる。
・補強リブ50を省略することができる。
・各分岐管23の外壁とサージタンク21の外壁とを一体に繋ぐ態様で設けられる部材として、チャンバ部31を採用することに代えて、チャンバ部31以外のガス導入部25の構成部材(例えば、ガス導入路32)を採用することができる。要は、ガス導入部25の一部を利用して、各分岐管23の外壁とサージタンク21の外壁とを一体に繋ぐことができればよい。
・図7に示すように、各分岐管23とチャンバ部31とを仕切る隔壁部60に、分岐管23の内部とチャンバ部31の内部とを連通する連通孔(以下、ガス放出路63)を設けるようにしてもよい。隔壁部60は、具体的には、分岐管23の前方側の壁部に相当する部分であり、且つ、サージタンク21の後壁21Rに相当する部分である。図7に示す例では、ガス放出路63は、2つの分岐管23の各々における隔壁部60にあたる位置に1つずつ設けられている。上記構成によれば、各分岐管23とチャンバ部31とを仕切る隔壁部60に連通孔を形成するといった簡素な構造で、チャンバ部31の内部から分岐管23の内部にEGRガスを放出するためのガス放出路63を配設することができる。
・インテークマニホールドがチャンバ部31と空気導入部22とを仕切る隔壁部を有する場合には、この隔壁部に、チャンバ部31の内部と空気導入部22の内部とを連通する連通孔をガス放出路として設けるようにしてもよい。同構成によれば、チャンバ部31と空気導入部22とを仕切る隔壁部に連通孔を形成するといった簡素な構造で、チャンバ部31の内部から空気導入部22の内部にEGRガスを放出するためのガス放出路を配設することができる。
・ガス放出路33,63を、区画壁41や隔壁部60に形成された貫通孔によって構成することに限らず、樹脂パイプやゴムパイプなどのパイプ部材によって構成するようにしてもよい。例えば、ガス放出路として、空気導入部22の外壁とチャンバ部31の外壁とを接続するパイプ部材を設けることができる。その他、ガス放出路としては、サージタンク21の外壁とチャンバ部31の外壁とを接続するパイプ部材を設けたり、各分岐管23の外壁とチャンバ部31の外壁とを接続するパイプ部材を設けたりすることができる。
・サージタンク21と複数の分岐管23との間に挟まれたスペースSのうち、各分岐管23の延設方向における同分岐管23とサージタンク21との接続部分の側の部分Pに、ガス導入部25を、部分的に隙間が形成される態様で設けるようにしてもよい。
・ガス導入部としては、内燃機関の燃焼室からクランクケースに漏れた燃焼ガス(いわゆるブローバイガス)を、インテークマニホールド10の内部における空気が流れる部分に導入するためのものを採用することができる。同構成においては、ブローバイガスが導入ガスに相当する。その他、ガス導入部としては、内燃機関の燃料タンク内の蒸発燃料(いわゆるパージガス)を、インテークマニホールド10の内部における空気が流れる部分に導入するためのものを採用することができる。同構成においては、パージガスが導入ガスに相当する。
・上記実施形態にかかるインテークマニホールドは、3つ以上の分岐管を有するインテークマニホールドにも適用することができる。
S スペース
P 部分
10 インテークマニホールド
11 第一部材
12 第二部材
121 第一分割壁
13 第三部材
131 第二分割壁
21 サージタンク
21R 後壁
22 空気導入路
221 固定部
22R 後壁
23 分岐管
231 基端部
24 取付フランジ
25 ガス導入部
26 センサ通路部
27 圧力センサ
31 チャンバ部
31L 左壁
32 ガス導入路
321 固定部
33 ガス放出路
40 ベース空間部
41 区画壁
50 補強リブ
60 隔壁部
63 ガス放出路

Claims (7)

  1. サージタンクと、前記サージタンクに各別に接続されて同サージタンクの内部の空気を分配する複数の分岐管と、を備えるインテークマニホールドにおいて、
    空気以外の導入ガスが内部を通過する構造をなして前記導入ガスを前記インテークマニホールドの内部における空気が流れる部分に導入するガス導入部を有し、
    前記ガス導入部は、前記サージタンクの外壁と前記分岐管の外壁とを繋ぐ態様で、前記サージタンクおよび前記分岐管に一体に設けられる
    インテークマニホールド。
  2. 前記ガス導入部は、前記サージタンクと前記複数の分岐管との間に挟まれたスペースのうち、前記複数の分岐管の延設方向における同分岐管と前記サージタンクとの接続部分の側の部分を、隙間なく塞ぐ態様で設けられている
    請求項1に記載のインテークマニホールド。
  3. 前記分岐管の外壁および前記ガス導入部の外壁に突設されて、前記分岐管の先端部分から前記ガス導入部まで延びる補強リブを有する
    請求項2に記載のインテークマニホールド。
  4. 前記ガス導入部は、前記導入ガスが流入する膨張室を構成するチャンバ部を有する
    請求項1~3のいずれか一項に記載のインテークマニホールド。
  5. 前記複数の分岐管が接続される容積室を構成するベース空間部と、
    前記ベース空間部の内部に設けられて、前記容積室を、前記複数の分岐管が接続される部分である前記サージタンクと前記複数の分岐管が接続されない部分である前記チャンバ部とに区画する区画壁と、
    を有する請求項4に記載のインテークマニホールド。
  6. 前記区画壁は、前記サージタンクの内部と前記チャンバ部の内部とを連通する貫通孔を有する
    請求項5に記載のインテークマニホールド。
  7. 前記分岐管と前記チャンバ部とを仕切る隔壁部は、前記分岐管の内部と前記チャンバ部の内部とを連通する連通孔を有する
    請求項4に記載のインテークマニホールド。
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