JP2011132816A - インテークマニホールド - Google Patents

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Shozo Matsukawa
将三 松川
Hironori Tanigawa
裕紀 谷川
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Abstract

【課題】別部品取付用のボスに加わる負荷による吸気管の破損を防止することのできるインテークマニホールドを提供する。
【解決手段】吸気管31に軸方向に沿って延びる管補強リブ(管補強用のリブ)90と第2取付ボス(別部品取付用のボス)63とを連続状に形成する。吸気管31に第2取付ボス63を補強するボス補強リブ(ボス補強用のリブ)92を管補強リブ90と非連続状をなすように形成する。ボス補強リブ92は、管補強リブ90を間に対称的に形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関いわゆるエンジンに搭載される樹脂製のインテークマニホールドに関する。
従来、複数の吸気管を備える樹脂製のインテークマニホールドがある(例えば特許文献1参照)。
特開2004−150294号公報
従来の樹脂製のインテークマニホールドには、吸気管に管補強用のリブを形成したものがある。また、吸気管に別部品取付用のボスを形成したものがある。しかしながら、管補強用のリブと別部品取付用のボスとは、非連続状すなわち独立的に形成されていたため、別部品取付用のボスに過大な負荷が加わることにより吸気管が破損するおそれがあるという問題点があった。
本発明が解決しようとする課題は、別部品取付用のボスに加わる負荷による吸気管の破損を防止することのできるインテークマニホールドを提供することにある。
前記課題は、特許請求の範囲に記載された構成を要旨とするインテークマニホールドにより解決することができる。
すなわち、請求項1に記載されたインテークマニホールドによると、吸気管に軸方向に沿って延びる管補強用のリブと別部品取付用のボスとを連続状に形成したものである。したがって、管補強用のリブによって吸気管を補強すると共に別部品取付用のボスを補強することができる。よって、別部品取付用のボスに加わる負荷による吸気管の破損を防止することができる。
また、請求項2に記載されたインテークマニホールドによると、吸気管に、別部品取付用のボスを補強するボス補強用のリブを管補強用のリブと非連続状をなすように形成したものである。したがって、管補強用のリブとボス補強用のリブとの協働によって別部品取付用のボスを補強することができる。
また、請求項3に記載されたインテークマニホールドによると、ボス補強用のリブは、前記管補強用のリブを間に対称的に形成されている。したがって、別部品取付用のボスの周辺部における樹脂の成形歪を防止することができる。
一実施例に係るインテークマニホールドを示す正面図である。 インテークマニホールドを示す背面図である。 インテークマニホールドを示す左側面図である。 インテークマニホールドを示す側断面図である。 インテークマニホールドを分解状態で示す左側面図である。 インテークマニホールドの下流側端部を示す平面図である。 図6のVII−VII線矢視断面図である。 図7のVIII−VIII線矢視断面図である。 インテークマニホールドの下流側端部をパイプ部材が省略された状態で示す平面図である。 インテークマニホールドに対するインジェクタアッセンブリの取付形態1を示す左側面図である。 インテークマニホールドとインジェクタアッセンブリとを分解状態で示す斜視図である。 インテークマニホールドに対するインジェクタアッセンブリの取付形態2を示す左側面図である。 インテークマニホールドとインジェクタアッセンブリとを分解状態で示す斜視図である。 第1ピースの下面図である。 図14のXV−XV線矢視断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
本発明の一実施例を説明する。本実施例では、CNGとガソリンとを選択的に使用する直列4気筒のバイフューエルエンジンに搭載される樹脂製のインテークマニホールドを例示する。また、インテークマニホールドは、エンジンに対する搭載状態における天側を上側とし、地側を下側とし、また、エンジンの吸気側に面する側を後側(背面側)として説明を行う。なお、図1はインテークマニホールドを示す正面図、図2は同じく背面図、図3は同じく左側面図、図4は同じく側断面図、図5は同じく分解状態で示す左側面図である。
図3に示すように、インテークマニホールド10は、前後方向(図3において右左方向)に4分割された第1ピース(「アッパピース」ともいう)12、第2ピース(「ミドルピース」ともいう)14、第3ピース(「ロワーピース」ともいう)16、第4ピース(「カバーピース」ともいう)18の計4つのピースにより構成されている(図5参照)。各ピース12,14,16,18は、それぞれ樹脂製で、射出成形によって形成されている。そして、隣り合うピース同士が振動溶着等の溶着によって接合されている。
図4に示すように、前記第2ピース14と前記第3ピース16とによりサージタンク20が構成されている。サージタンク20は、エンジンの気筒列方向すなわち左右方向(図4において紙面表裏方向)に延びている。また、サージタンク20内にはタンク室21が形成されている。また、前記第3ピース16と前記第4ピース18とによりレゾネータ28が構成されている。レゾネータ28内には、前記タンク室21と連通するレゾネータ室29が形成されている。
図1に示すように、前記第2ピース14の左端部には、スロットルボデー用取付フランジ23が形成されている。スロットルボデー用取付フランジ23上には、吸入空気量を制御するスロットルバルブを備えたスロットル装置のスロットルボデー(図示省略)が締結により取付可能となっている。また、スロットルボデー用取付フランジ23には、上方に向けて開口する吸気入口24が形成されている。吸気入口24には、スロットルボデーの吸気通路(図示省略)を流れてくる吸入空気が導入される。また、第2ピース14と第3ピース16とによりエルボ状の吸気入口管26が構成されている。吸気入口管26の管路(図示省略)は、前記サージタンク20のタンク室21(図4参照)と連通されている。
図1に示すように、前記第1ピース12と前記第2ピース14とによりエンジンの気筒列方向すなわち左右方向に並ぶ4本の吸気管31が構成されている。各吸気管31は、図4に示すように、サージタンク20の下側から前側(図4において右側)を囲むようにして上方へ延びさらに後方(図4において左方)へ延びている。また、第2ピース14の後側上端部には、シリンダヘッド用取付フランジ33が形成されている。シリンダヘッド用取付フランジ33は、エンジンのシリンダヘッド(図示省略)の吸気側に対して締結により取付可能となっている。また、シリンダヘッド用取付フランジ33には、後方(図4において左方)に向けて開口する4つの吸気出口34が左右方向に列状に並んで形成されている(図2参照)。なお、シリンダヘッド用取付フランジ33の周縁部には、複数の締結用ボルト挿通孔35が形成されている。
前記吸気管31内には吸気通路37がそれぞれ形成されている(図4参照)。吸気通路37の上流端は、前記サージタンク20の下側部においてタンク室21と連通されている。また、吸気通路37の下流端は、前記吸気出口34と連通されている。
図3に示すように、前記第3ピース16の左端部にはEGR配管用取付フランジ40が形成されている。EGR配管用取付フランジ40には、再循環排気ガス(EGRガス)を導入するEGR配管(図示省略)が締結により取付可能となっている。また、EGR配管用取付フランジ40には、左方(図3において紙面表方)に向けて開口するEGRガス導入口41が形成されている。EGRガス導入口41は、前記サージタンク20のタンク室21(図4参照)と連通されている。
図1に示すように、前記第1ピース12(詳しくは吸気入口管26)の前側にはパージパイプ43が形成されている。パージパイプ43内は、前記吸気入口管26内の管路と連通されている。パージパイプ43には、図示しないキャニスタから脱離されたパージガスを導入するパージガス配管が接続されるようになっている。
前記第1ピース12の前側にはブレーキパイプ45が形成されている(図1参照)。ブレーキパイプ45内は、前記サージタンク20のタンク室21(図4参照)と連通されている。ブレーキパイプ45には、図示しない吸気負圧を利用してブレーキマスタシリンダ等を倍力作動させるブレーキブースタに吸気負圧を導出するブレーキ用配管が接続されるようになっている。
前記第1ピース12の前側にはバキュームパイプ47が形成されている(図1参照)。バキュームパイプ47内は、前記サージタンク20のタンク室21(図4参照)と連通されている。バキュームパイプ47には、図示しない吸気負圧を利用してCNGの圧力を減圧するCNGレギュレータに吸気負圧を導出するレギュレータ用配管が接続されるようになっている。なお、バキュームパイプ47は、前記ブレーキパイプ45の下方に配置されている。また、第1ピース12の前側には、バキュームパイプ47の左側半部を取り囲む半円筒状の防護片48が形成されている(図1参照)。
前記第1ピース12の前側にはセンサ取付台49が突出されている(図1参照)。センサ取付台49には、圧力取出口50が形成されている。圧力取出口50は、前記サージタンク20のタンク室21(図4参照)と連通されている。センサ取付台49上には、圧力センサ(図示省略)が締結により取付可能となっている。また、圧力センサは、圧力取出口50内に配置される検出子(図示省略)を備えており、サージタンク20のタンク室21の吸気負圧を検出するものである。
前記第3ピース16の後側にはPCVパイプ52が形成されている(図2参照)。PCVパイプ52内は、前記サージタンク20のタンク室21(図4参照)と連通されている。PCVパイプ52には、図示しないエンジンのクランクケースから吸気通路37へブローバイガスを還流させるPCVシステムにおけるPCVガス(ブローバイガス)を導入するPCVガス配管が接続されるようになっている。
前記インテークマニホールド10の前側には、CNGインジェクタアッセンブリ54(後述する)が締結により取付可能となっている。なお、図10はインテークマニホールドに対するインジェクタアッセンブリの取付形態1を示す左側面図、図11はインテークマニホールドとインジェクタアッセンブリとを分解状態で示す斜視図、図12はインテークマニホールドに対するインジェクタアッセンブリの取付形態2を示す左側面図、図13はインテークマニホールドとインジェクタアッセンブリとを分解状態で示す斜視図である。
図11及び図13に示すように、前記インジェクタアッセンブリ(以下、単に「インジェクタアッセンブリ」という)54は、各気筒毎に対応するCNG用インジェクタ(図示省略)を気筒列方向すなわち左右方向に一体的に備えたもので、気筒列方向に沿って長尺状をなしている。また、インジェクタアッセンブリ54は、車種又はエンジン形式等に応じて2種の取付形態(後述する取付形態1、2)をもってインテークマニホールド10に選択的に取付可能となっている。
図1に示すように、前記インテークマニホールド10の中央左側の吸気管31及び右側の吸気管31の外側面(すなわち第1ピース12の前側の外側面)の上部には、左右2個の第1取付ボス62が一体形成されている。両第1取付ボス62には金属製のナット62aがそれぞれ埋設されている。また、インテークマニホールド10の左から2本目の吸気管31及び右端の吸気管31の外側面(すなわち第1ピース12の前側の外側面)の下部には、左右2個の第2取付ボス63が一体形成されている。両第2取付ボス63には金属製のナット63aがそれぞれ埋設されている。また、インテークマニホールド10のサージタンク20の外側面(すなわち第3ピース16の下側の外側面)には、前記両第2取付ボス63の間の後方に位置する1個の第3取付ボス65が一体形成されている。第3取付ボス65には金属製のナット65aが埋設されている。また、両第2取付ボス63の軸線63Lと第3取付ボス65の軸線65Lとは、相互に平行状をなしている(図12及び図13参照)。
図4に示すように、前記第2取付ボス63は、前記吸気管31における凸面型をなす前側の外側面の下部に形成されている。このため、一般的な取付ボスでは張出部70を含めて形成されるが、本実施例では張出部70を駄肉部として切除している。また、両第2取付ボス63の径方向の肉厚は、サージタンク20、吸気管31等の壁厚よりも厚く形成されている。また、両第2取付ボス63の端面は同一平面上に形成されており、第2取付ボス63の端面と第3取付ボス65の端面とは上下に平行をなす平面上に形成されている。なお、前記左側の第2取付ボス63と前記防護片48との間にバキュームパイプ47が配置されることで、前記バキュームパイプ47が外力から保護されている(図1参照)。
[取付形態1]
図10に示すように、前記インテークマニホールド10に対するインジェクタアッセンブリ54の取付形態1には第1ブラケット56が使用される。第1ブラケット56は、インジェクタアッセンブリ54を横置き状に支持するもので、上下左右の計4本の取付脚57を備えている(図11参照)。第1ブラケット56は、例えばプレス成形により形成された金属製である。なお、第1ブラケット56は樹脂製でもよい。
前記インテークマニホールド10に前記インジェクタアッセンブリ54を取付ける場合には、インジェクタアッセンブリ54を横置き状に支持した第1ブラケット56の上側の両取付脚57が、前記第1ピース12の両第1取付ボス62(詳しくはナット62a)にその前方(図10において右方)からボルト66で締付けられる。また、同ブラケット56の下側の両取付脚57が、第1ピース12の両第2取付ボス63(詳しくはナット63a)にその下方からボルト67で締付けられる。このようにして、インテークマニホールド10にインジェクタアッセンブリ54が横置き状に取付けられる(図10参照)。
[取付形態2]
図12に示すように、前記インテークマニホールド10に対するインジェクタアッセンブリ54の取付形態2には第2ブラケット60が使用される。第2ブラケット60は、インジェクタアッセンブリ54を懸吊状に支持するもので、前側2本と後側1本の計3本の取付脚61を備えている(図13参照)。第2ブラケット60は、例えばプレス成形により形成された金属製である。なお、第2ブラケット60は樹脂製でもよい。
前記インテークマニホールド10に前記インジェクタアッセンブリ54を取付ける場合には、インジェクタアッセンブリ54を懸吊状に支持した第2ブラケット60の前側の両取付脚61が、第1ピース12の両第2取付ボス63(詳しくはナット63a)にその下方からボルト67で締付けられる。また、同ブラケット60の後側の取付脚61が第3ピース16の第3取付ボス65(詳しくはナット65a)にその下方からボルト68で締付けられる。このようにして、インテークマニホールド10にインジェクタアッセンブリ54が懸吊状に取付けられる。なお、本実施例では、取付形態1及び取付形態2において、両第2取付ボス63を共通使用している。また、各ブラケット56,60に支持されるインジェクタアッセンブリ54は、共通のものでもよいし、専用のものでもよい。なお、インジェクタアッセンブリ54は本明細書でいう「別部品」に相当する。
前記インテークマニホールド10(図1〜図4参照)において、エンジンに搭載される際には、スロットルボデー用取付フランジ23にスロットル装置(図示省略)が取付けられる。また、シリンダヘッド用取付フランジ33は、図示しないエンジンのシリンダヘッドの吸気側にボルト等により取付けられる。したがって、エンジンの運転時において、図示しないエアクリーナ、スロットルボデーを通ってきた吸入空気は、インテークマニホールド10の吸気入口24(図1参照)からサージタンク20のタンク室21(図4参照)に流入し、各吸気通路37に分配された後、各吸気出口34からシリンダヘッドの各吸気ポートへ供給される。なお、EGR配管用取付フランジ40(図3参照)、パージパイプ43、ブレーキパイプ45及びバキュームパイプ47(図1参照)、PCVパイプ52(図2参照)にはそれぞれ配管類が接続される。また、センサ取付台49(図1参照)には圧力センサ(図示省略)が取付けられる。また、インテークマニホールド10には、前記インジェクタアッセンブリ54が取付形態1(図10参照)又は取付形態2(図12参照)をもって取付けられる。
続いて、前記インテークマニホールド10が備えるCNG導入部の構成について説明する。なお、図6はインテークマニホールド10の下流側端部を示す平面図、図7は図6のVII−VII線矢視断面図、図8は図7のVIII−VIII線矢視断面図、図9はインテークマニホールド10の下流側端部をパイプ部材が省略された状態で示す平面図である。
図7及び図8に示すように、インテークマニホールド10には、各吸気通路37毎にCNG用導入口74が設けられている。CNG用導入口74は、前記インジェクタアッセンブリ54(図10又は図12参照)の各CNG用インジェクタから噴射されたCNGを吸気通路37に導入する。なお、インジェクタアッセンブリ54の各CNG用インジェクタには、図示しないCNGボンベ内のCNGがCNG供給通路を介して供給される。CNG供給通路には、CNGレギュレータ、電磁弁からなるCNG遮断弁等が設けられる。
図8に示すように、前記CNG用導入口74は、前記第1ピース12上に取付けられたパイプ部材76の管路77と、同第1ピース12に形成された連通口79とからなる。連通口79は、パイプ部材76の管路77と吸気通路37とを連通している。パイプ部材76は、樹脂製で、縦管部81と横管部82とを有するエルボ管状に形成されている。縦管部81内には、楕円筒状の管路が形成されている。すなわち、図7には縦管部81内の管路の長径方向の断面が表されており、図8には縦管部81内の管路の短径方向の断面が表されている。また、横管部82内には、縦管部81内の管路の上端部において短径方向の一側面に連通する管路が形成されている(図8参照)。
図6に示すように、左側(図6において下側)から1個目と2個目のパイプ部材76の横管部82は右方(図6において上方)へ指向されており、同じく3番目のパイプ部材76の横管部82は右後方(図6において右上方)へ指向されており、同じく4番目のパイプ部材76の横管部82は左後方(図6において右下方)へ指向されている。また、縦管部81内の管路の短径と横管部82内の管路の内径は同等である(図8参照)。このため、縦管部81の通路断面積が横管部82の通路断面積よりも大きくなっている。また、パイプ部材76の縦管部81の下端部は、前記第1ピース12上に振動溶着等の溶着により取付けられている(図7及び図8参照)。
図7に示すように、前記第1ピース12の連通口79の下半部には、前記CNG用導入口74の通路断面積を絞る絞り部84が設けられている。すなわち、絞り部84内は、前記パイプ部材76の縦管部81内の管路及び横管部82内の管路の通路断面積よりも小さい通路断面積で形成されている。また、連通口79の上半部には、絞り部84内から上方に向かって次第に拡開しかつ縦管部81の管路に連続する漏斗部86が形成されている。図9に示すように、漏斗部86の長径方向は、パイプ部材76の縦管部81の長径方向(横管部82と交差する方向)に対応している。また、絞り部84は、漏斗部86の後端部(図9において左端部)に配置されている。
前記各パイプ部材76の横管部82には、前記インジェクタアッセンブリ54の各CNG用インジェクタから噴射されたCNGを流すCNG配管(図示省略)が接続される。したがって、各CNG用インジェクタから噴射されたCNGは、CNG配管からCNG用導入口74を介して吸気通路37の下流側端部に導入される。これにより、各吸気通路37を流れる吸入空気とミキシングされながら各吸気出口34から、シリンダヘッドの各吸気ポートへ供給される。
次に、前記インテークマニホールド10の要部の構成について説明する。なお、図14は第1ピースの下面図、図15は図14のXV−XV線矢視断面図である。
図14及び図15に示すように、前記各吸気管31の上流部には、軸方向に沿って延びる直線状の管補強リブ90が形成されている。管補強リブ90は、吸気管31の上流部の外側面(すなわち第1ピース12の前側の外側面)において、吸気管31の幅方向(図14における左右方向)の中央部に突出状に一体形成されている。なお、管補強リブ90は、本明細書でいう「管補強用のリブ」に相当する。
前記管補強リブ90と前記第2取付ボス63とは連続状に形成されている。すなわち、第2取付ボス63は、管補強リブ90の途中に位置するように配置されている。これにともない、管補強リブ90は、第2取付ボス63を間に上側リブ部90aと下側リブ部90bとに分断されている。また、第2取付ボス63の基部に対して上側リブ部90aの下端部及び下側リブ部90bの上端部が連設されている。なお、第2取付ボス63は本明細書でいう「別部品取付用のボス」に相当する。
前記第1ピース12の前側の外側面には、左右2個のボス補強リブ92が一体形成されている。ボス補強リブ92は、前記第2取付ボス63の左右両端部から管補強リブ90の下側リブ部90bに沿って平行状に延びている。これにより、ボス補強リブ92は、管補強リブ90と非連続状をなすように形成されている。また、ボス補強リブ92は、管補強リブ90の下側リブ部90bを間に左右対称的に形成されている(図14参照)。なお、ボス補強リブ92は本明細書でいう「ボス補強用のリブ」に相当する。
前記インテークマニホールド10によると、吸気管31に軸方向に沿って延びる管補強リブ90と第2取付ボス63とを連続状に形成したものである(図1参照)。したがって、管補強リブ90によって吸気管31を補強すると共に第2取付ボス63を補強することができる。よって、第2取付ボス63に加わる負荷による吸気管31の破損を防止することができる。
また、吸気管31に、第2取付ボス63を補強するボス補強リブ92を管補強リブ90と非連続状をなすように形成したものである(図14参照)。したがって、管補強リブ90とボス補強リブ92との協働によって第2取付ボス63を補強することができる。なお、ボス補強リブ92は、管補強リブ90の下側リブ部90bに沿って平行状に延びているものに限らず、管補強リブ90と非連続状をなすように形成されるものであれば、第2取付ボス63から径方向外方へ延びていてもよいし、左右両側方へ延びていてもよい。
また、ボス補強リブ92は、前記管補強リブ90を間に対称的に形成されている(図14参照)。したがって、第2取付ボス63の周辺部における樹脂の成形歪を防止することができる。
また、両第2取付ボス63の端面と第3取付ボス65の端面とが上下に平行をなす平面上に形成されている(図12参照)。このため、両第2取付ボス63と第3取付ボス65との間のピッチにばらつきが発生しても、第2ブラケット60の前側の両取付脚61を両第2取付ボス63にボルト67で密着状態に締付けることができる。また、同ブラケット60の後側の取付脚61を第3取付ボス65にボルト68で密着状態に締付けることができる。このため、ボルト67,68の緩みの発生を防止することができる。また、両第2取付ボス63及び第3取付ボス65に対するボルト67,68の締付方向が同方向となるため、ボルト67,68の締付作業性を向上することができる。また、両第2取付ボス63を有する第1ピース12、及び、第3取付ボス65を有する第3ピース16の樹脂成形に係る成形型の型構成を簡素化することができる。なお、両第2取付ボス63の端面と第3取付ボス65の端面とは同一平面上に形成されていても、前記と同様の作用・効果を得ることができる。
本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本発明のインテークマニホールド10は、CNGに代えてLPG等の気体燃料を使用することもできる。また、本発明は、気体燃料を使用しないインテークマニホールド10にも適用することができる。また、本発明のインテークマニホールド10は、エンジンの気筒数に関係なく適用することができる。また、樹脂製の部材同士の溶着は、振動溶着に限らず、熱板溶着、超音波溶着、あるいは、接着等に代えることもできる。また、別部品は、インジェクタアッセンブリ54に限定されるものではない。
10…インテークマニホールド
31…吸気管
54…インジェクタアッセンブリ(別部品)
62…第1取付ボス
63…第2取付ボス(別部品取付用のボス)
65…第3取付ボス
66…ボルト
67…ボルト
68…ボルト
90…管補強リブ(管補強用のリブ)
92…ボス補強リブ(ボス補強用のリブ)

Claims (3)

  1. 複数の吸気管を備える樹脂製のインテークマニホールドであって、
    前記吸気管に軸方向に沿って延びる管補強用のリブと別部品取付用のボスとを連続状に形成したことを特徴とするインテークマニホールド。
  2. 請求項1に記載のインテークマニホールドであって、
    前記吸気管に、前記別部品取付用のボスを補強するボス補強用のリブを前記管補強用のリブと非連続状をなすように形成したことを特徴とするインテークマニホールド。
  3. 請求項2に記載のインテークマニホールドであって、
    前記ボス補強用のリブは、前記管補強用のリブを間に対称的に形成されていることを特徴とするインテークマニホールド。
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