JP6717704B2 - 改装用サッシおよび改装用サッシの施工方法 - Google Patents

改装用サッシおよび改装用サッシの施工方法 Download PDF

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Description

本発明は、改装用サッシおよび改装用サッシの施工方法に関する。
従来、サッシの改装を行う場合に、改装用サッシ(新設サッシ)の枠(新設枠)を既設サッシの枠(既設枠)や躯体にネジなどの固定具で直接固定している(例えば、特許文献1)。
特開2014−234679号公報
しかしながら、既設枠や躯体の形状によっては、新設枠を既設枠や躯体に直接固定できないことがある。また、既設枠や躯体の形状によっては、新設枠の既設枠や躯体に対する位置決め作業が煩雑になることがある。また、新設枠を躯体に固定することによって躯体を傷つけてしまう虞がある。
そこで、本発明は、既設枠や躯体の形状にかかわらず新設枠を容易に取り付け可能であるとともに、躯体への固定を極力少なくすることができる改装用サッシおよび改装用サッシの施工方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る改装用サッシは、室内と室外とを仕切る壁部の開口部に取り付けられた既設枠の内周側に設けられる新設枠を有する改装用サッシにおいて、前記既設枠に固定されるとともに前記新設枠が固定されるアタッチメントを有し、前記アタッチメントは、前記既設枠に固定可能な形状に調整可能であり、前記新設枠は、前記既設枠の室外側の端面と当接する端面当接部材を有し、前記端面当接部材が前記既設枠の室外側の端面と当接すると前記新設枠が正位置に配置されることを特徴とする。
また、本発明に係る改装用サッシの施工方法では、室内と室外とを仕切る壁部の開口部に設けられた既設枠に新設枠を取り付ける改装用サッシの施工方法において、前記既設枠にアタッチメントを固定するアタッチメント固定工程と、前記アタッチメントに前記新設枠を固定する新設枠固定工程と、を有し、前記アタッチメント固定工程では、前記アタッチメントの形状を前記既設枠に固定可能な形状に調整して前記既設枠に固定し、前記新設枠は、前記既設枠の室外側の端面と当接する端面当接部材を有し、前記新設枠固定工程では、前記端面当接部材を前記既設枠の室外側の端面と当接させることで前記新設枠を正位置に配置することを特徴とする。
本発明では、アタッチメントが既設枠に固定可能な形状に調整可能であることにより、既設枠の形状にかかわらず、アタッチメントを既設枠に固定することができる。そして、本発明では、既設枠に固定されたアタッチメントに新設枠を固定する構成であるため、既設枠や躯体の形状にかかわらずアタッチメントを介して新設枠を既設枠に固定することができる。
また、アタッチメントは既設枠に固定されるため、新設枠を設置するために躯体にビスなどの固定具を挿通させることを少なくすることができる。
また、前記新設枠は、前記既設枠の室外側の端面と当接する端面当接部材を有し、前記端面当接部材が前記既設枠の室外側の端面と当接すると前記新設枠が正位置に配置される。
このような構成とすることにより、新設枠の位置決めを容易に行うことができる。例えば、既設枠の室外側の端面が網戸レールの端面である場合は、網戸レールの端面に新設枠を当接させることで新設枠の位置決めを容易に行うことができる。
また、本発明に係る改装用サッシでは、前記アタッチメントは、前記既設枠に室内側から固定可能で、前記新設枠は、前記アタッチメントに室内側から固定可能であってもよい。
既設枠へのアタッチメントの固定、およびアタッチメントへの新設枠の固定を室内側から行うことが可能であることにより、新設枠の設置を室内側から行うことができる。このため、新設枠を設置する際に室外側から行う作業を少なく、または無くすことができる。
また、本発明に係る改装用サッシでは、前記アタッチメントは、前記既設枠の下枠に対する高さ方向の位置を調整可能であってもよい。
このように構成されていることにより、新設枠の下枠が取り付けられる高さに合せてアタッチメントの高さを調整することで、新設枠の下枠を容易に取り付けることができる。
また、本発明に係る改装用サッシでは、前記既設枠の室内側には額縁が設けられていて、前記新設枠と前記額縁との隙間を覆うアングルカバーと、前記アングルカバーを前記額縁に固定するための補助部材と、が設けられていてもよい。
このような構成とすることにより、補助部材によってアングルカバーを容易に額縁に固定することができる。また、アングルカバーが設けられることにより、室内側からの見栄えを良くすることができる。
また、本発明に係る改装用サッシでは、前記既設枠と前記新設枠との隙間を塞ぐ気密材をさらに有し、前記気密材は、前記新設枠の室内側に設けられていてもよい。
このような構成とすることにより、気密材の設置を室内側から行うことができる。
本発明によれば、既設枠や躯体の形状にかかわらず新設枠を容易に取り付け可能であるとともに、躯体への固定を極力少なくすることができる。
本発明の実施形態による改装用サッシの概略を示す分解斜視図である。 既設上枠、新設上枠および上枠アタッチメントを示す見付け方向に直交する断面図である。 (a)はスペーサの平面図、(b)はスペーサの側面図、(c)は間隔が広い隙間に配置されるスペーサを説明する図、(d)は間隔が狭い隙間に配置されるスペーサを説明する図である。 新設上枠および新設下枠に設けられるアングルカバーを説明する図である。 既設下枠、新設下枠および下枠アタッチメントを示す見付け方向に直交する断面図である。 既設縦枠、新設縦枠および下縦アタッチメントを示す見付け方向に直交する断面図である。 縦枠に設けられるアングルカバーを説明する図である。 雨戸やシャッターが設けられている場合の既設縦枠と新設縦枠との間に設けられる部材を説明する図である。 アングル部がない既設上枠、新設上枠および上枠アタッチメントを示す見付け方向に直交する断面図である。 アングル部がない既設下枠、新設下枠および下枠アタッチメントを示す見付け方向に直交する断面図である。 アングル部がない既設縦枠、新設縦枠および下縦アタッチメントを示す見付け方向に直交する断面図である。
以下、本発明の実施形態による改装用サッシおよび改装用サッシの施工方法について、図1乃至図8に基づいて説明する。
図1に示す本実施形態による改装用サッシ1は、室内と室外とを仕切る壁部11の開口部12に設けられたサッシを改装する際に用いられている。サッシの改装は、既設サッシ13のサッシ障子(不図示)が撤去され、既設サッシ13のサッシ枠2(以下、既設枠2とする)は撤去されずに残された状態で行われる。
本実施形態では、既設枠2の室内側に開口部12の縁部に沿って額縁3が設けられている。
既設枠2は、見付け方向(壁部11に沿った水平方向)に延在する既設上枠21および既設下枠22と、上下方向に延在し既設上枠21および既設下枠22それぞれの上端部と下端部との間に配置される一対の既設縦枠23,24と、を有している。
新設される改装用サッシ1は、サッシ枠4(以下、新設枠4とする)と、サッシ障子(不図示)と、既設枠2に固定されて新設枠4が固定されるアタッチメント5と、既設枠2と新設枠4との間の気密を行う気密材6と、を有している。
新設枠4は、見付け方向に延在する新設上枠41および新設下枠42と、上下方向に延在し新設上枠41および新設下枠42それぞれの上端部と下端部との間に配置される一対の新設縦枠43,44と、を有している。
アタッチメント5は、既設上枠21に固定されて新設上枠41が固定される上枠アタッチメント51と、既設下枠22に固定されて新設下枠42が固定される下枠アタッチメント52と、一対の既設縦枠23,24の一方の既設縦枠23に固定されて、一対の新設縦枠43,44の一方の新設縦枠43が固定される縦枠アタッチメント53と、一対の既設縦枠23,24の他方の既設縦枠24に固定されて、一対の新設縦枠43,44の他方の新設縦枠44固定される縦枠アタッチメント54と、を有している。
気密材6は、既設上枠21と新設上枠41との間の気密を行う上枠気密材61と、既設下枠22と新設下枠42との間の気密を行う下枠気密材62と、既設縦枠23,24と新設縦枠43,44との間の気密を行う縦枠気密材63,64と、を有している。
図2に示すように、既設上枠21は、開口部12の上縁部の直下に配置される基部211と、基部211から上側に突出し開口部12の上側において壁部11に室外側から固定される固定部212と、基部211の室外側の端部から下側に延びる網戸レール213と、基部211の網戸レール213よりも室内側となる位置から下側に延びる室外側レール214と、基部211の室外側レール214よりも室内側となる位置から下側に延びる室内側レール215と、基部211の室内側の端部に連結されたアングル部216と、を有している。
基部211は、略平板状に形成され、板面が略水平面となる向きに配置されている。
固定部212は、略平板状に形成され、板面が見込み方向(見付け方向に直交する水平方向)を向く鉛直面となる向きに配置されている。
網戸レール213は、既設サッシの網戸(不図示)を支持していた部材である。室外側レール214は、既設サッシの室外側サッシ障子(不図示)を支持していた部材である。室内側レール215は、既設サッシの室内側サッシ障子(不図示)を支持していた部材である。これらの網戸レール213、室外側レール214および室内側レール215は、それぞれ略平板状に形成され、板面が見込み方向を向く略鉛直面となる向きに配置されている。
アングル部216は、基部211の室内側の縁部から下側に延びる第1アングル部217と、第1アングル部217の下縁部から室内側に延びる第2アングル部218と、を有している。第1アングル部217は、額縁3の室外側の端面と当接またはわずかな隙間をあけて対向している。第2アングル部218は、額縁3の下面の室外側の端部近傍と当接またはわずかな隙間をあけて対向をしている。
新設上枠41は、既設上枠21に固定された上枠アタッチメント51の直下に配置される基部411と、基部411の室外側の端部から上側に突出する既設網戸レール当接部412と、基部411の室外側の端部から下側に突出する網戸レール413と、基部411の網戸レール413よりも室内側に向かった位置から下側に延びる室外側レール414と、基部411の室外側レール414よりも室内側に向かった位置で、かつ基部411の室内側の端部よりも室外側に向かった位置から下側に延びる室内側レール415と、基部411の室内側の端部から上側および下側に延びる樹脂カバー支持部416と、室内側レール415および樹脂カバー支持部416に係止される樹脂カバー417と、を有している。
基部411は、略平板状に形成され、板面が略水平面となる向きに配置されている。
既設網戸レール当接部412は、略平板状に形成され、板面が見込み方向を向く略鉛直面となる向きに配置される平板部412aと、平板部412aの上端部から室内側に突出する第1突出部412bと、平板部412aの高さ方向の中間部から室内側に突出する第2突出部412cと、第2突出部412cの下側に設けられた気密材支持部412dと、第1突出部412bの下側に配置された上側気密材412eと、気密材支持部412dに支持された下側気密材412fと、を有している。
既設網戸レール当接部412は、新設上枠41が上枠アタッチメント51を介して既設上枠21に固定されると、第1突出部412bおよび第2突出部412cそれぞれの先端部が既設上枠21の網戸レール213の室外側の面と当接するように構成されている。このとき、上側気密材412eは、既設上枠21の網戸レール213の上部側と当接し、下側気密材412fが既設上枠21の網戸レール213の下端部と当接するように構成されている。上側気密材412eおよび下側気密材412fは、見付け方向に延在していて、見付け方向の両端部が、新設縦枠43,44の基部431(図6参照)に当接している。
網戸レール413は、新設サッシの網戸(不図示)を支持する部材である。室外側レール414は、既設サッシの室外側サッシ障子(不図示)を支持する部材である。室内側レール415は、既設サッシの室内側サッシ障子(不図示)を支持する部材である。これらの網戸レール413、室外側レール414および室内側レール415は、それぞれ略平板状に形成され、板面が見込み方向を向く略鉛直面となる向きに配置されている。
樹脂カバー支持部416は、略平板状に形成され、板面が見込み方向を向く略鉛直面となる向きに配置されている。
樹脂カバー417は、室内側レール415の室内側の面に沿って配置される室内側レールカバー部417aと、基部411の室内側レール415よりも室内側の部分における下面に沿って配置される基部カバー部417bと、基部カバー部417bの室内側の端部から下側に延びて樹脂カバー支持部416に係止される被係止部417cと、被係止部の下端部から室内側に延びる室内側延設部417dと、を有している。
また、新設上枠41には、見付け方向の両端部にそれぞれに外部から新設上枠41の内部に入り込んだ雨水などの水を排出する水抜き孔418が形成されている。水抜き孔418から流れ出た水は、新設縦枠43,44を伝わって新設下枠42の下方へ排水される。
上枠アタッチメント51は、第1部材71と第2部材72とを有している。第1部材71と第2部材72とは、連結された状態で既設上枠21に固定されている。第1部材71と第2部材72とは、見込み方向の所定の範囲において連結する位置を調整可能に構成されている。第1部材71と第2部材72とが連結される位置を調整することにより、既設上枠21の形状にかかわらず上枠アタッチメント51を既設上枠21に固定可能な形状とすることができる。本実施形態では、1つの第1部材71および1つの第2部材72の組が既設上枠21に見付け方向に間隔をあけて複数固定されている。
第1部材71は、第2部材72と連結される第1連結部711および第2連結部712と、既設上枠21の基部211に固定される第1固定部713と、第1連結部711と第2連結部712とを接続する第1接続部714と、第2連結部712と第1固定部713とを接続する第2接続部715と、を有している。これらの第1連結部711、第2連結部712、第1固定部713、第1接続部714および第2接続部715は、金属板などを加工して一体に形成されている。
第1連結部711、第2連結部712および第1固定部713は、それぞれ略平板状に形成され、板面が水平面となる向きに配置されている。第1連結部711は、第2連結部712よりも室外側かつ上側に配置され、第1連結部711の室内側の縁部が第2連結部712の室外側の縁部の鉛直方向上側に配置されている。第2連結部712は、第1固定部713の鉛直方向下側に配置されている。
第1接続部714および第2接続部715は、それぞれ略平板状に形成され、板面が見込み方向を向く略鉛直面となる向きに配置されている。第1接続部714は、上端部が第1連結部711の室内側の縁部と接続され、下端部が第2連結部712の室外側の縁部と接続されている。第2接続部715は、上端部が第1固定部713の室外側の縁部と接続され、下端部が第2連結部712の見込み方向の中間部に接続されている。
第1接続部714は、第2接続部715よりも室外側に配置され、第1接続部714と第2接続部715との間には、既設上枠21の室内側レール215の下部側が挿入される室内側レール挿入部716が形成されている。室内側レール挿入部716に既設上枠21の室内側レール215が挿入されると、室内側レール215の下端部が第2連結部712の上面と当接するように構成されている。
第1連結部711には、見込み方向に間隔をあけて配置された2つのネジ孔711aが見付け方向に間隔をあけて複数形成されている。第2連結部712には、ネジ孔712aが見付け方向に間隔をあけて複数形成されている。第1固定部713には、ネジ孔713aが見付け方向に間隔をあけて複数形成されている。
第2部材72は、第1部材71と連結される第3連結部721および第4連結部722と、第3連結部721と接続され既設上枠21の室外側レール214に固定される第2固定部723と、新設上枠41が固定される第3固定部724および第4固定部725と、第2固定部723と第3固定部724とを接続する第3接続部726と、第3固定部724と第4連結部722とを接続する第4接続部727と、第4連結部722と第4固定部725とを接続する第5接続部728と、第2固定部723と接続され室外側レール214の下端部が当接する室外側レール当接部729と、を有している。これらの第3連結部721、第4連結部722、第2固定部723、第3固定部724、第4固定部725、第3接続部726、第4接続部727、第5接続部728および室外側レール当接部729は、金属板などを加工して一体に形成されている。
第3連結部721および第4連結部722は、平板状に形成され板面が水平面となるように配置される。第3連結部721には、見込み方向に延びる長孔721aが見付け方向に間隔をあけて複数形成されている。
第3連結部721は、第1連結部711と連結されるように構成されている。第1連結部711と第3連結部721とは、第1連結部711のネジ孔711aおよび第3連結部721の長孔721aに挿入されたネジ70aによって互いの位置を見込み方向に調整した状態で連結可能に構成されている。このとき、第1連結部711には見込み方向に間隔をあけて2つのネジ孔711aが形成されているため、2つのネジ孔711aのどちらにネジを挿入するかによっても第1連結部711と第3連結部721との連結位置を調整することができる。
第4連結部722は、第2連結部712と連結されるように構成されている。第4連結部722には見込み方向に延びる長孔722aが見付け方向に間隔をあけて複数形成されている。第2連結部712と第4連結部722とは、第2連結部712のネジ孔712aおよび第4連結部722の長孔722aに挿入されたネジ70bによって互いの位置を見込み方向に調整した状態で連結可能に構成されている。
なお、第1連結部711と第2連結部712とは一体であり、第3連結部721と第4連結部722とは一体であるため、第1連結部711と第3連結部721との位置調整、および第2連結部712と第4連結部722との位置調整は、同時に行うことになる。
第2固定部723は、第3連結部721の室外側の縁部よりも室内側に向かった位置から上側から下側に向かって漸次室外側に向かう傾斜した平板状に形成されている。第2固定部723には、見付け方向に間隔をあけて複数のネジ孔723aが形成されている。このネジ孔723aには、第2固定部723を既設上枠21の室外側レール214を固定するためのネジ70cが挿通される。
第3固定部724および第4固定部725は、略平板状に形成され板面が水平面となる向きに略同じ高さに配置されている。第3固定部724は、第4固定部725よりも室内側に配置されている。
第3接続部726は、第2固定部723の下縁部と第3固定部724の室外側の縁部とを接続している。第2固定部723は、第3固定部724よりも室外側かつ上側に配置されている。このため、第3接続部726は、室外側から室内側に向かって漸次下側に向かって傾斜した平板状に形成されている。
第4接続部727は、第3固定部724の室内側の縁部と第4連結部722の室外側の縁部とを接続している、第3固定部724は、第4連結部722よりも室外側かつ下側に配置されている。このため、第4接続部727は、室外側から室内側に向かって漸次上側に向かって傾斜した平板状に形成されている。
第5接続部728は、第4連結部722の室内側の縁部と第4固定部725の室外側の縁部とを接続している、第4連結部は、第4固定部725よりも室外側かつ上側に配置されている。このため、第5接続部728は、室外側から室内側に向かって漸次下側に向かって傾斜した平板状に形成されている。
室外側レール当接部729は、第2固定部723の下縁部から室外側に突出している。
ここで、上枠アタッチメント51を既設上枠21に固定する方法について説明する(アタッチメント固定工程)。
まず、第1部材71の第1連結部711と第2部材72の第3連結部721とを連結し、第1部材71の第2連結部712と第2部材72の第4連結部722とを連結して第1部材71と第2部材72とを連結する。このとき、連結された第1部材71および第2部材72の室内側レール挿入部716に既設上枠21の室内側レールが挿入可能であるとともに、室外側レール当接部729に室外側レール214の下端部が当接可能となるように、第1部材71と第2部材72との見込み方向の位置を調整する。
第1部材71と第2部材72とを連結したら、室内側レール挿入部716に既設上枠21の室内側レール215を挿入し、室外側レール当接部729に室外側レール214の下端部が当接させる。これにより、第1部材71の第1連結部711および第1接続部714、第2部材72の第3連結部721および第2固定部723が既設上枠21の室内側レール215と室外側レール214との間に配置される。
この状態で、第1固定部713を既設上枠21の基部211をネジ70dで固定し、第2固定部723を室外側レール214にビスで固定することで上枠アタッチメント51が既設上枠21に固定される。本実施形態では、第2固定部723が傾斜していることにより、室内側から傾斜した向きで第2固定部723を室外側レール214に固定することができる。
続いて、既設上枠21に固定された上枠アタッチメント51に新設上枠41を固定する方法について説明する(新設枠固定工程)。
まず、新設上枠41を上枠アタッチメント51の下側に配置し、新設上枠41の基部411を上枠アタッチメントの第2部材72の第3固定部724および第4固定部725にネジ70eで固定する。このとき、新設上枠41の基部411のうち第4固定部725に固定される部分は樹脂カバー417の基部カバー部417bが設けられているため、樹脂カバー417も基部411とともに第4固定部725にネジ70eで固定される。
これにより、新設上枠41が上枠アタッチメント51を介して既設上枠21に固定される。
なお、新設枠4は、新設上枠41、新設下枠42および新設縦枠43,44が連結された矩形枠の状態でけんどん式に既設上枠21の内周側に配置される。このため、新設枠4が既設枠2の内周側に配置されると、新設上枠41と上枠アタッチメント51との間には、隙間が生じることになる。このため、本実施形態では、新設上枠41と上枠アタッチメント51との隙間に、スペーサ9が配置されている。具体的には、新設上枠41の基部411と上枠アタッチメント51の第3固定部724および第4固定部725との間にスペーサ9が配置されている。
図3(a)から(d)に示すように、スペーサ9は、上下方向に対向するように重ねて配置される第1スペーサ板91と、第2スペーサ板92と、を有している。第1スペーサ板91および第2スペーサ板92は、互いに対向する面が平行となる傾斜面に形成されている。この傾斜面は、見付け方向の一方側から他方側に向かって漸次下側に向かう傾斜面となっている。第1スペーサ板91と第2スペーサ板92とを重ねた状態で見付け方向に相対移動させると、第1スペーサ板91と第2スペーサ板92とを重ねた厚さを調整することができる。
例えば、第1スペーサ板91が第2スペーサ板92の上側に配置され、第1スペーサ板91の下面と第2スペーサ板92の上側が傾斜面である場合、図3(c)に示すように、第1スペーサ板91を第2スペーサ板92に対して見付け方向の一方側に移動した場合の方が、図3(d)のように第1スペーサ板91と第2スペーサ板92とを重ねて配置した場合よりも、第1スペーサ板91と第2スペーサ板92とを重ねた厚さを大きくすることができる。
また、第1スペーサ板91および第2スペーサ板92は、それぞれの傾斜面に見込み方向に延びる複数の溝が傾斜方向に沿って形成されていて、傾斜面がギザギザ面となっている。これにより、第1スペーサ板91および第2スペーサ板92は、2枚合わせた厚さが所定の厚さとなるように重ねあわせると、ギザギザ面が嵌合することにより傾斜面どうしが傾斜方向に滑ることがなく所定の厚さとなるように重なった状態を維持することができる。そして、所定の厚さとなったスペーサ9を新設上枠41の基部411と上枠アタッチメント51の第3固定部724および第4固定部725との間に配置する。
また、図2に示すように、本実施形態では、新設上枠41の室内側にアングルカバー81と補助部材82と、が設けられている。アングルカバー81は、見付け方向に延在する部材で、下端部が樹脂カバーの室内側延設部417dに固定され、上端部が額縁3に固定された補助部材82に係止されている。
アングルカバー81は、下部側に配置された中空状の中空部811と、中空部811の上側に接続された平板状の平板部812と平板部812から室外側に突出する複数の突起部813とを有している。アングルカバー81は、樹脂などで形成されている。図4に示すように、アングルカバー81は、平板部812が上下方向に長く形成され、平板部812の高さ方向全体にわたって複数の突起部813が間隔をあけて形成されている。平板部812は、樹脂カバー417の室内側延設部417dと額縁3との寸法に合わせて切断されるように構成されている。本実施形態では、平板部812は、切断しやすいように突起部813それぞれの基端部付近に切り込みが形成されている。
補助部材82は、見付け方向に延在する部材で、額縁の下面に当接して固定される平板状の額縁当接部821と、額縁当接部821の室外側の端部から下側に突出する第1突出部822と、額縁当接部821の見込み方向の中間部から下側に突出する第2突出部823と、を有している。第1突出部822と第2突出部823との間には、アングルカバー81の平板部812および突起部813が配置されるように構成されている。第1突出部822には、第2突出部823側に突出する爪部824が形成されている。爪部824は、第1突出部822と第2突出部823との間に配置された平板部812に設けられた隣り合う突起部813の間または、突起部813と中空部811との間に入り込むように構成されている。これにより、補助部材82がアングルカバー81の上端部側を係止することができる。
上枠気密材61は、既設上枠21のアングル部から額縁3にわたるように設けられた第1気密材611と、新設上枠41の樹脂カバー支持部416から額縁3にわたるように設けられた第2気密材612と、を有している。
第1気密材611および第2気密材612は、例えば、アルミ箔とブチルゴム系接着剤とが積層された乾式構造の気密テープなどが用いられている。第1気密材611および第2気密材612は、既設上枠21、新設上枠41および額縁3の見付け方向全体にわたって設けられていて、第2気密材612のうちの額縁3に設けられる部分が第1気密材611のうちの額縁3に設けられた部分に積層されるように貼りつけられている。
ここで、上枠気密材61を設置する方法について説明する(気密材設置工程)。
まず、既設上枠21の内周側に上枠アタッチメント51および新設上枠41を設置する前に既設上枠21および額縁3の見付け方向全体にわたって、既設上枠21のアングル部216から額縁3にわたるように第1気密材611を設ける(第1気密材設置工程)。
続いて、上枠アタッチメント51および新設上枠41を設置した後に、新設上枠41のおよび額縁3の見付け方向全体にわたって、新設上枠41の樹脂カバー支持部416か額縁3にわたるとともに第1気密材611と重なるように第2気密材612を設ける(第2気密材設置工程)。
このようにして上枠気密材61が設置される。上枠気密材61が設置されると、アングルカバー81および補助部材82を設置することができる。
既設下枠22は、開口部12の下縁部の直上に配置される基部221と、基部221から下側に突出し壁部11に室外側から固定された固定部222と、基部221の室外側の端部から上下に延びる網戸レール223と、基部221の網戸レール223よりも室内側となる位置から上側に延びる室外側レール224と、基部221の室外側レール224よりも室内側となる位置から上側に延びる室内側レール225と、基部221の室内側の端部に連結されたアングル部226と、を有している。
基部221は、上面が室外側が室内側よりも下側となる階段状に形成されている。
固定部222は、略平板状に形成され板面が見込み方向を向く鉛直面となる向きに配置されている。
網戸レール223は、既設サッシの網戸(不図示)を支持していた部材である。室外側レール224は、既設サッシの室外側サッシ障子(不図示)を支持していた部材である。室内側レール225は、既設サッシの室内側サッシ障子(不図示)を支持していた部材である。網戸レール223、室外側レール224および室内側レール225は、それぞれ略平板状に形成され、板面が見込み方向を向く略鉛直面となる向きに配置されている。
アングル部226は、基部221の室内側の縁部から上側に延びる第1アングル部227と、第1アングル部227の上縁部から室内側に延びる第2アングル部218と、を有している。第1アングル部227は、額縁3の室外側の端面と当接またはわずかな隙間をあけて対向している。第2アングル部228は、額縁3の上面の室外側の端部近傍と当接またはわずかな隙間をあけて対向をしている。
新設下枠42は、既設下枠22に固定された下枠アタッチメント52の直上に配置される基部421と、基部421の室外側の端部から下側に突出する既設網戸レール当接部422と、基部421の室外側の端部近傍から上側に突出する網戸レール423と、基部421の既設網戸レール当接部422よりも室内側から上側に延びる室外側レール424と、基部421の室外側レール424よりも室内側から上側に延びる室内側レール425と、基部421の室内側の端部近傍に設けられた樹脂カバー係止部426と、樹脂カバー係止部426に係止される樹脂カバー427と、を有している。
基部421は、下面が室外側が室内側よりも下側となる階段状に形成されている。基部421には、室外側レール424と室内側レール425との間にネジ孔421aが形成されている。
既設網戸レール当接部422は、平板状に形成され、板面が見込み方向を向く鉛直面となる向きに配置されている。既設網戸レール当接部422には、気密材422aを支持する気密材支持部422bが設けられている。既設網戸レール当接部422は、気密材422aを介して既設下枠22の網戸レール223の室外側の面と当接している。
気密材422aは、見付け方向に延在していて、見付け方向の両端部が、新設縦枠43,44の基部431(図6参照)に当接している。気密材支持部422bは既設網戸レール当接部422に対して高さ方向に複数形成されている。このため、既設下枠22の網戸レール223の下端部近傍に気密材422aが当接するように気密材422aが支持される気密材支持部422bを選択することができる。なお、既設網戸レール当接部422のうちの気密材422aより下側の部分を切除してもよい。
網戸レール423は、新設サッシの網戸(不図示)を支持する部材である。室外側レール424は、既設サッシの室外側サッシ障子(不図示)を支持する部材である。室内側レール425は、既設サッシの室内側サッシ障子(不図示)を支持する部材である。網戸レール423、室外側レール424および室内側レール425は、それぞれ略平板状に形成され、板面が見込み方向を向く略鉛直面となる向きに配置されている。
樹脂カバー係止部426は、略平板状に形成され、板面が見込み方向を向く略鉛直面となる向きに配置されている。
樹脂カバー427は、基部421の室内側レール425よりも室内側の部分における上面に沿って配置される基部カバー部427aと、基部カバー部427aの室内側の端部から上側に延びて樹脂カバー係止部426に係止される被係止部427bと、被係止部427bの上端部から室内側に延びる室内側延設部427cと、を有している。
下枠アタッチメント52は、互いに連結される第1部材73と第2部材74と、を有している。第1部材73と第2部材74とは、見込み方向の所定の範囲において連結する位置を調整可能に構成されている。第1部材73と第2部材74とが連結される位置を調整することにより、既設下枠22の形状にかかわらず下枠アタッチメント52を既設下枠22に固定可能な形状とすることができる。
第1部材73は、第2部材74と連結される第1連結部731と、既設下枠22に固定される第1固定部732と、を有している。第1連結部731と第1固定部732とは金属板などを加工して一体に形成されている。
第1連結部731は、略平板状に形成され板面が水平面となる向きで配置されている。第1固定部732は、略平板状に形成され、板面が見込み方向を向く鉛直面となる向きに配置されている。第1部材73は、第1連結部731の室外側の縁部が第1固定部732の上縁部と接続されていて、見込み方向に直交する断面形状が略L字形状に形成されている。第1連結部731と第1固定部732とが接続される角部には、既設下枠22の室内側レール225の上端部が当接するように構成されている。第1固定部732は、既設下枠22の室内側レール225の室外側の面と当接し、既設下枠22の室内側レール225に固定されるように構成されている。
第1連結部731および第1固定部732にはそれぞれネジ孔731a,732aが形成されている。
第2部材74は、第1部材73と連結されるとともに新設下枠42が固定される第2連結部741と、既設下枠22の室外側レール224の上端部と当接する室外側レール当接部742と、を有している。
第2連結部741は、平板状に形成され、板面が水平面となる向きで第1固定部732の上に配置される。第2連結部741には、見込み方向に延びる長孔741aが形成されている。
室外側レール当接部742は、既設下枠22の室外側レール224の上側に配置される。室外側レール当接部742には、ネジ742aとネジ742aに連結されて室外側レール224の上端部と直接当接する当接部材742bと、が設けられていて、ネジ742aを調整することで当接部材742bの高さを調整可能に構成されている。
ここで、下枠アタッチメント52を既設下枠22に固定する方法について説明する(アタッチメント固定工程)。
まず、第1部材73を既設下枠22に固定する。このとき、第1部材73の第1連結部731と第1固定部732との角部の下側に室内側レール225の上端部が当接した状態で第1部材73を既設下枠22に固定する。第1部材73の第1固定部732に形成されたネジ孔732aに挿通されたネジ70fを既設下枠22の室内側レール225に固定して、第1部材73を既設下枠22に固定する。
続いて、既設下枠22に固定された第1部材73に第2部材74を固定する。室外側レール224の上端部に室外側レール当接部742の当接部材742bが当接するように第1部材73に対する第2部材74の見込み方向の位置を調整する。第1部材73の第1連結部731の上に第2部材74の第2連結部741を載置し、重なった第1連結部731のネジ孔731aと第2連結部741の長孔741aにネジ70gを挿通して締結することで第2部材74を第1部材73に固定する。これにより下枠アタッチメント52が既設下枠22に固定される。
続いて、既設下枠22に固定された下枠アタッチメント52に新設下枠42を固定する方法について説明する(新設枠固定工程)。
まず、新設下枠42を下枠アタッチメント52の上側に配置し、新設下枠42の基部421を下枠アタッチメント52の第2部材74の第2連結部741に固定する。基部421に形成されたネジ孔421aに挿通されたネジ70hで基部421を第2連結部741に固定して、新設下枠42を下枠アタッチメント52に固定する。
このとき、新設下枠42の既設網戸レール当接部422を既設下枠22の網戸レール223に室外側から当接させて位置決めを行う。
本実施形態では、新設下枠42の室内側にアングルカバー83と補助部材84と、が設けられている。アングルカバー83および補助部材84には、新設上枠41の室内側に設けられるアングルカバー81および補助部材82と同様のものを採用し、向きを変えて設置している。アングルカバー83は平板部812を全て切除し、中空部811のみとし、樹脂カバー427の室内側延設部427cに固定している。補助部材84は第1突出部822を切除し、額縁当接部821のうちの第2突出部823よりも室外側の部分をアングルカバー83の下側に配置している。
下枠気密材62は、既設下枠22のアングル部から額縁3にわたるように設けられた第1気密材621と、新設下枠42の樹脂カバー係止部426から額縁3にわたるように設けられた第2気密材622と、を有している。
第1気密材621および第2気密材622は上枠気密材61の第1気密材611および第2気密材612と同様に、例えば、アルミ箔とブチルゴム系接着剤とが積層された乾式構造の気密テープなどが用いられている。第1気密材621および第2気密材622は、既設下枠22、新設下枠42および額縁3の見付け方向全体にわたって設けられていて、第2気密材622のうちの額縁3に設けられる部分が第1気密材621のうちの額縁3に設けられた部分に積層されるように貼りつけられている。
ここで、下枠気密材62を設置する方法について説明する(気密材設置工程)。
まず、既設下枠22の内周側に下枠アタッチメント52および新設下枠42を設置する前に既設下枠22および額縁3の見付け方向全体にわたって、既設下枠22のアングル部226から額縁3にわたるように第1気密材621を設ける(第1気密材設置工程)。
続いて、下枠アタッチメント52および新設下枠42を設置した後に、新設下枠42のおよび額縁3の見付け方向全体にわたって、新設下枠42の樹脂カバー係止部426から額縁3にわたるとともに第1気密材621と重なるように第2気密材622を設ける(第2気密材設置工程)。
このようにして下枠気密材62が設置される。下枠気密材62が設置されると、アングルカバー83および補助部材84を設置することができる。
図1に示す一対の既設縦枠23,24は、それぞれ見付け方向に略対称となる形状に形成されている。このため室内側から見て右側となる見付け方向一方側の既設縦枠23について説明し、他方側の既設縦枠24については説明を省略する。また、一対の新設縦枠43,44および一対の縦枠アタッチメント53,54についても見付け方向一方側の新設縦枠43,縦枠アタッチメント53について説明し、他方側の新設縦枠44および縦枠アタッチメント54の説明を省略する。
図6に示すように、既設縦枠23は、開口部12の側縁部の内側に配置される基部231と、基部231から見付け方向一方側に突出し壁部11に室外側から固定される固定部232と、基部231の室外側の端部よりやや室内側に向かった位置から見付け方向他方側に延びる第1ヒレ部233と、基部231の見込み方向の中間部から見付け方向の他方側に延びる第2ヒレ部234および第3ヒレ部235と、基部231の室内側の端部に連結されたアングル部と236と、を有している。第2ヒレ部234は第3ヒレ部235よりも室外側に配置されている。
基部231は、略平板状に形成され、板面が見付け方向を向く鉛直面となる向きに配置されている。
固定部232は、略平板状に形成され、板面が見込み方向を向く鉛直面となる向きに配置されている。
第1ヒレ部233、第2ヒレ部234および第3ヒレ部235は、それぞれ板面が見込み方向を向く鉛直面となる向きに配置されている。
アングル部236は、基部231の室内側の縁部から見付け方向他方側に延びる第1アングル部237と、第1アングル部237の見付け方向他方側の縁部から室内側に延びる第2アングル部238と、を有している。第1アングル部237は、額縁3の室外側の端面と当接またはわずかな隙間をあけて対向している。第2アングル部238は、額縁3の見付け方向他方側の面の室外側の端部近傍と当接またはわずかな隙間をあけて対向をしている。
新設縦枠43は、既設縦枠23に固定された縦枠アタッチメント53の見付け方向他方側に配置される基部431と、基部431の室外側の縁部から見付け方向一方側に延びるカバー部432と、基部431の室外側の縁部近傍から見付け方向他方側に延びる第1ヒレ部433と、基部431の見込み方向の中間部から見付け方向他方側に延びる第2ヒレ部434と、基部431の室内側の縁部から見付け方向他方側にのびる樹脂カバー係止部435と、樹脂カバー係止部435に係止される樹脂カバー436と、を有している。
基部431は、略平板状に形成され、板面が見付け方向を向く鉛直面となる向きに配置されている。基部431には、第1ヒレ部433と第2ヒレ部434との間に高さ方向に間隔をあけてネジ孔431aが複数形成されている。また、基部431には、第2ヒレ部434と樹脂カバー係止部435との間に高さ方向に間隔をあけてネジ孔431bが複数形成されている。
カバー部432は、略平板状に形成され、板面が見込み方向を向く鉛直面となる向きに配置されている。カバー部432の室内側の面には、端部気密材437aと通し気密材437bと、が設けられている。端部気密材437aは、カバー部432の上端部近傍および下端部近傍にそれぞれ設けられている。通し気密材437bは、カバー部432の高さ方向全長にわたって設けられている。端部気密材437aは、通し気密材437bよりも見付け方向の他方側に配置されている。端部気密材437aは、新設上枠41に設けられた上側気密材412eおよび下側気密材412fと通し気密材437bとの隙間に配置されている。また、端部気密材437aは、新設下枠42に設けられた気密材422aと通し気密材437bとの隙間に配置されている。これにより、新設上枠41に設けられた上側気密材412eおよび下側気密材412f、新設下枠42に設けられた気密材422a、新設縦枠43,44に設けられた端部気密材437aおよび通し気密材437bによって新設枠4と既設枠2との間の気密が保持されている。
第1ヒレ部433、第2ヒレ部434および樹脂カバー係止部435は、それぞれ板面が見込み方向を向く鉛直面となる向きに配置されている。
樹脂カバー436は、樹脂カバー係止部435に係止される被係止部436aと、被係止部436aから室内側に延びる室内側延設部436bと、を有している。
縦枠アタッチメント53は、第1部材75および第2部材76を有している。第1部材75と第2部材76とは、連結された状態で既設縦枠23に固定されている。第1部材75と第2部材76とは、見込み方向の所定の範囲において連結する位置を調整可能に構成されている。第1部材75と第2部材76とが連結される位置を調整することにより、既設縦枠23の形状にかかわらず縦枠アタッチメント53を既設縦枠23に固定可能な形状とすることができる。
第1部材75は、第2部材76と連結される第1連結部751と、既設縦枠23に固定される第1固定部752と、第1連結部751と第1固定部752とを接続する第1接続部753とを有している。これらの第1連結部751、第1固定部752および第1接続部753は、金属板などを加工して一体に形成されている。
第1連結部751と第1固定部752とはそれぞれ板面が見付け方向を向く向きで見付け方向に間隔をあけ、第1連結部751が第1固定部752よりも室内側に配置されている。第1接続部753は見込み方向を向く向きに配置され、見付け方向一方側の縁部が第1固定部752の室外側の縁部と接続され、見付け方向他方側の縁部が第1連結部751の室内側の縁部と接続されている。
第1連結部751は、平板状に形成され板面が水平面となるように配置される。第1連結部751には、ネジ孔751aが高さ方向に間隔をあけて複数形成されている。
第1固定部752は、平板状に形成され板面が水平面となるように配置される。第1固定部752は第1連結部751の間隔をあけた見付け方向一方側における室内側に配置されている。第1固定部752には、ネジ孔752aが高さ方向に間隔をあけて複数形成されている。
第2部材76は、断面形状が略L字形状の型材で上下方向に延在する向きに配置されている。第2部材76は、第1連結部751と連結されるとともに新設縦枠43が固定される第2連結部761と、第2連結部761よりも室外側に設けられて既設縦枠23に固定される第2固定部762と、を有している。
第2連結部761には、見込み方向に延びる長孔761aが高さ方向に間隔をあけて複数形成されている。第2固定部762は、室外側の端部に板面が見込み方向を向く鉛直面となる鉛直板部762aを有している。
ここで、縦枠アタッチメント53を既設縦枠23に固定する方法について説明する(アタッチメント固定工程)。
まず、第1部材75の第1連結部751と第2部材76の第2連結部761とを連結し、第1部材75と第2部材76とを連結する。第1部材75の第1連結部751と第2部材76の第2連結部761とを重ね、重なった第1連結部751のネジ孔751aと第2連結部761の長孔761aにネジ70jを挿通して締結して、第1部材75と第2部材76とを連結する。このとき、第2連結部761に対する第1連結部751の見込み方向の位置を調整して縦枠アタッチメント53を既設縦枠23に固定できる形状とする。具体的には、第1部材75の第1固定部752室内側の縁部が既設縦枠23の第1アングル部237と当接し、第2部材76の第2固定部762の鉛直板部762aにおける室内の端面が既設縦枠23の第1ヒレ部233の室外側の面と当接する形状とする。
そして、第1部材75の第1固定部752に挿通されたネジ70iを既設縦枠23の基部231に固定するとともに、第2部材76の第2固定部762を既設縦枠23にネジ70mで固定する。これにより、縦枠アタッチメント53が既設縦枠23に固定される。
なお、第1部材75を既設縦枠23に固定した後に、第2部材76を第1部材75に固定して、縦枠アタッチメント53を既設縦枠23に固定してもよい。
続いて、新設縦枠43を縦枠アタッチメント53に固定する方法について説明する(新設枠固定工程)。
新設縦枠43を縦枠アタッチメント53の見付け方向他方側に配置し、新設縦枠43の基部431に形成されたネジ孔431a,431bに挿通されたネジ70k,70lを縦枠アタッチメント53の第2部材76の第2連結部761に固定する。これにより、新設縦枠43が縦枠アタッチメント53に固定される。
本実施形態では、新設縦枠43の室内側にアングルカバー85と補助部材86と、が設けられている。アングルカバー85は、新設上枠41および新設下枠42の室内側に設けられるアングルカバー81,83と比べて中空部851が異なる形状に形成されている。アングルカバー85は、中空部851と接続された平板部852と、平板部852に設けられた突出部853と、を有している。アングルカバー85についても、平板部852を切断して大きさを調整するように構成されている。
なお、図6では、アングルカバー85と樹脂カバー463の室内側延設部436bとはネジなどで固定されていないが、ネジなどで固定されていてもよい。
また、本実施形態では、縦枠アタッチメント53の第2部材76と新設縦枠43の基部431との間に、上枠アタッチメント51と新設上枠41との間に設けられていたスペーサ9と同様のスペーサ9が設けられていて、新設縦枠43のがたつきが防止されている。
縦枠気密材63は、既設縦枠23のアングル部から額縁3にわたるように設けられた第1気密材631と、新設縦枠43の樹脂カバー係止部435から額縁3にわたるように設けられた第2気密材632と、を有している。
第1気密材631および第2気密材632は上枠気密材61の第1気密材611および第2気密材612と同様に、例えば、アルミ箔とブチルゴム系接着剤とが積層された乾式構造の気密テープなどが用いられている。第1気密材631および第2気密材632は、既設縦枠23、新設縦枠43および額縁3の高さ方向全体にわたって設けられていて、第2気密材632のうちの額縁3に設けられる部分が第1気密材631のうちの額縁3に設けられた部分に積層されるように貼りつけられている。
ここで、縦枠気密材63を設置する方法について説明する(気密材設置工程)。
まず、既設縦枠23の内周側に縦枠アタッチメント53および新設縦枠43を設置する前に既設縦枠23および額縁3の高さ方向全体にわたって、既設縦枠23のアングル部236から額縁3にわたるように第1気密材631を設ける(第1気密材設置工程)。
続いて、縦枠アタッチメント53および新設縦枠43を設置した後に、新設縦枠43のおよび額縁3の見付け方向全体にわたって、新設縦枠43の樹脂カバー係止部435から額縁3にわたるとともに第1気密材631と重なるように第2気密材632を設ける(第2気密材設置工程)。
このようにして縦枠気密材63が設置される。縦枠気密材63が設置されると、アングルカバー85および補助部材86を設置することができる。
次に、上述した改装用サッシ1および改装用サッシの施工方法の作用・効果について図面を用いて説明する。
上述した本実施形態による改装用サッシ1では、アタッチメント5が既設枠2に固定可能な形状に調整可能であることにより、既設枠2の形状にかかわらず、アタッチメント5を既設枠2に固定することができる。具体的には、上枠アタッチメント51、下枠アタッチメント52および縦枠アタッチメント53,54は、それぞれ第1部材および第2部材を有し、第1部材と第2部材とが互いに見付け方向に調整された位置で連結されるため、既設枠2に固定可能な形状とすることができる。
そして、既設枠2に固定されたアタッチメント5に新設枠4を固定する構成であるため、既設枠2や躯体の形状にかかわらずアタッチメント5を介して新設枠4を既設枠2に固定することができる。
また、アタッチメント5は既設枠2に固定されるため、新設枠4を設置するために躯体にビスなどの固定具を挿通させることを少なくすることができる。
また、既設枠2へのアタッチメントの固定、およびアタッチメント5への新設枠4の固定を室内側から行うことが可能であることにより、新設枠4設置を室内側から行うことができる。このため、新設枠4を設置する際に室外側から行う作業を少なく、または無くすことができる。
また、下枠アタッチメント52は、既設下枠22に対する高さ方向の位置を調整可能であることにより、新設下枠42が取り付けられる高さに合せて下枠アタッチメント52の高さを調整することができる。これにより、新設枠4を容易に取り付けることができる。
また、既設枠2と新設枠4との隙間を塞ぐ気密材6をさらに有し、気密材6は、新設枠4の室内側に設けられていることにより、気密材6の設置を室内側から行うことができる。
また、既設枠2の室内側には額縁3が設けられていて、新設枠4と額縁3との隙間を覆うカバー部材(アングルカバー81,83,85および補助部材82,84,86)が設けられていることにより、室内側からの見栄えを良くすることができる。
また、新設枠4は、既設枠2の室外側の端面と当接する端面当接部材(既設網戸レール当接部412,422)を有し、端面当接部材が既設枠2の室外側の端面(網戸レール213,413の端面)と当接すると新設枠4が正位置に配置されていることにより、新設枠4の位置決めを容易に行うことができる。
以上、本発明による改装用サッシ1および改装用サッシ1の施工方法の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記の実施形態では、既設枠2にシャッター枠や雨戸枠が取り付けられていないが、取り付けられていてもよい。図8に示すように、既設枠2にシャッター枠25や雨戸枠が取り付けられている場合に設けられる改装用サッシ1Aでは、新設縦枠43にカバー部432を設けず、新設縦枠43と既設縦枠23との隙間を塞ぐ塞ぎ材10を設けてもよい。
塞ぎ材10は、新設縦枠43の高さ方向全体にわたって延在している。塞ぎ材10には、室外側の面に、カバー部432の室外側の面に設けられていた端部気密材437aおよび通し気密材437b(図6参照)と同様の端部気密材101aおよび通し気密材101bが設けられている。端部気密材101aは、塞ぎ材10の上端部近傍および下端部近傍にそれぞれ設けられている。通し気密材101bは、塞ぎ材10の高さ方向全長にわたって設けられている。端部気密材101aは、通し気密材101bよりも見付け方向の他方側に配置されている。端部気密材101aaは、新設上枠41に設けられた上側気密材412eおよび下側気密材412fと通し気密材101bとの隙間に配置されている。
また、端部気密材101aは、新設下枠42に設けられた気密材422aと通し気密材101bとの隙間に配置されている。これにより、新設上枠41に設けられた上側気密材412eおよび下側気密材412f、新設下枠42に設けられた気密材422a、新設縦枠43,44に設けられた端部気密材101aおよび通し気密材101bによって新設枠4と既設枠2との間の気密が保持されている。
また、上記の実施形態では、既設枠2の室内側に額縁3が設けられているが、既設枠2の室内側に額縁3が設けられていなくてもよい。図9から図11に示すように、既設枠2の室内側に額縁3が設けられていない場合に設置される改装用サッシ1Bでは、アングルカバー81,83,85が躯体14まで延びて、補助部材82,84,86が躯体14に固定されていてもよい。
また、既設枠2の室内側に額縁3が設けられている場合などで、アングルカバー81,83,85の平板部の多くが切断されてアングルカバー81,83,85が小さい場合は、補助部材82,84,86を設けずにアングルカバー81,83,85のみが設けられていてもよい。
なお、アングルカバー81,83,85および補助部材82,84,86の形状は上記以外であってもよく、アングルカバー81,83,85および補助部材82,84,86が設けられていなくてもよい。
また、上記の実施形態では、気密材6は乾式構造であるが、湿式構造であってもよい。気密材6の設置方法についても上記以外であってもよい。
また、上記の実施形態では、既設枠2へのアタッチメントの固定、およびアタッチメント5への新設枠4の固定を室内側から行っているが、既設枠2へのアタッチメントの固定、およびアタッチメント5への新設枠4の固定を室外側から行ってもよい。
また、上記の実施形態では、下枠アタッチメント52は、既設下枠22に対する高さ方向の位置を調整可能に構成されているが、既設下枠22に対する高さ方向の位置を調整しなくても既設下枠22に固定可能に構成されていてもよい。
また、上記の実施形態では、気密材6は、新設枠4の室内側に設けられているが、新設枠4の室外側に設けられていてもよい。
また、上記の実施形態では、新設枠4は、既設枠2の室外側の端面と当接する端面当接部材(既設網戸レール当接部412,422)を有し、端面当接部材が既設枠2の室外側の端面(網戸レール213,413の端面)と当接すると新設枠4が正位置に配置されて新設枠4の位置決めをできるように構成されているが、新設枠4の位置決めは上記以外の方法で行われてもよい。また、端面当接部材が設けられていなくてもよい。
1,1A,1B 改装用サッシ
2 既設枠
3 額縁
4 新設枠
5 アタッチメント
6 気密材
11 壁部
12 開口部
21 既設上枠
22 既設下枠
23,24 既設縦枠
81,83,85 アングルカバー
82,84,86 補助部材
412,422 既設網戸レール当接部(端面当接部材)

Claims (6)

  1. 室内と室外とを仕切る壁部の開口部に取り付けられた既設枠の内周側に設けられる新設枠を有する改装用サッシにおいて、
    前記既設枠に固定されるとともに前記新設枠が固定されるアタッチメントを有し、
    前記アタッチメントは、前記既設枠に固定可能な形状に調整可能であり、
    前記新設枠は、前記既設枠の室外側の端面と当接する端面当接部材を有し、
    前記端面当接部材が前記既設枠の室外側の端面と当接すると前記新設枠が正位置に配置されることを特徴とする改装用サッシ。
  2. 前記アタッチメントは、前記既設枠に室内側から固定可能に構成され、
    前記新設枠は、前記アタッチメントに室内側から固定可能に構成されている請求項1に記載の改装用サッシ。
  3. 前記アタッチメントは、前記既設枠の下枠に対する高さ方向の位置を調整可能である請求項1又は2に記載の改装用サッシ。
  4. 前記既設枠の室内側には額縁が設けられていて、
    前記新設枠と前記額縁との隙間を覆うアングルカバーと、前記アングルカバーを前記額縁に固定するための補助部材と、が設けられている請求項1乃至3のいずれか一項に記載の改装用サッシ。
  5. 前記既設枠と前記新設枠との隙間を塞ぐ気密材をさらに有し、
    前記気密材は、前記新設枠の室内側に設けられている請求項1乃至4のいずれか一項に記載の改装用サッシ。
  6. 室内と室外とを仕切る壁部の開口部に設けられた既設枠に新設枠を取り付ける改装用サッシの施工方法において、
    前記既設枠にアタッチメントを固定するアタッチメント固定工程と、
    前記アタッチメントに前記新設枠を固定する新設枠固定工程と、を有し、
    前記アタッチメント固定工程では、前記アタッチメントの形状を前記既設枠に固定可能な形状に調整して前記既設枠に固定し、
    前記新設枠は、前記既設枠の室外側の端面と当接する端面当接部材を有し、
    前記新設枠固定工程では、前記端面当接部材を前記既設枠の室外側の端面と当接させることで前記新設枠を正位置に配置することを特徴とする改装用サッシの施工方法。
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