JP2018076741A - 改装サッシ及び改装サッシの施工方法 - Google Patents

改装サッシ及び改装サッシの施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】既設枠の外側に設置した雨戸や格子等に干渉しないように新設枠を設置できる。【解決手段】改装サッシ1は、建物の開口部に固定した既設上枠7に取り付けた上枠アタッチメント20と、上枠アタッチメント20に連結されていて既設枠の内側に固定された新設上枠15とを設けた。上枠アタッチメントは第1部材31と第2部材32からなる。既設上枠7の既設内ガイドレール7dに第1部材31を固定し、既設外ガイドレール7cに第2部材32を固定し、第1部材31と第2部材32を連結した。既設外ガイドレール7cの屋外側に上枠位置決めブロック34を固定し、新設上枠15を屋外側から挿入して位置決め面34aに位置決め部15bを当接させて位置決めした。新設上枠15はスペーサ36を介して第2部材32に基部15aを固定し、屋外側端部となる屋外側端部15cは既設上枠7の屋外側端部となる既設網戸ガイドレールと面一になる位置に設けた。【選択図】図4

Description

本発明は、住宅等の建物を改装する際に既設サッシに設置する改装サッシ及び改装サッシの施工方法に関する。
従来、サッシの改装を行う場合に、新設サッシである改装サッシの枠である新設枠を既設サッシの枠である既設枠や躯体にネジなどの固定具で直接固定している。しかも、特許文献1に記載された改装サッシでは、新設枠で既設枠の屋外側端部の面を覆うことで既設枠を覆い隠していた。
特開2016−98543号公報
しかしながら、新設枠を位置決め固定する際、既設枠は種々の形状を有しているため、その固定位置や固定形状を予め決定できなかった。そのため、既設枠の屋外側端面に新設枠を当接させて位置決めすることが考えられるが、既設枠の屋外側に雨戸や格子等が設置されていると新設枠を設置した際に雨戸や格子等と干渉してしまい、設置できないという欠点があった。
そこで、本発明は、既設枠の外側に設置された雨戸や格子等に干渉することなく新設枠を設置できるようにした改装サッシ及び改装サッシの施工方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る改装サッシは、壁部の開口部に取り付けられた既設枠に固定されるアタッチメントと、アタッチメントに連結されていて既設枠の内側に固定された新設枠とを備え、新設枠の屋外側端部は既設枠の屋外側端部に対して見込み方向同一位置または屋内側に設置されていることを特徴とする。
本発明によれば、既設枠の内側にアタッチメントを固定し、このアタッチメントの内側に新設枠を固定してなり、新設枠の屋外側端部は既設枠に被らないため、新設枠をアタッチメントの内側に挿入して容易に位置決め固定できる。
また、新設枠の屋外側端部は既設枠の屋外側端部の屋内側に設置されていることが好ましい。
新設枠の屋外側端部を既設枠の屋外側端部の屋内側に設置したため、新設枠は既設枠の屋外側に突出することなくアタッチメントに固定でき、既設の雨戸や面格子等に新設枠が干渉することがない。
また、アタッチメントは新設枠の位置決め部材と取付部材を備えていることが好ましい。
アタッチメントに対して新設枠をその内側に挿入する際、位置決め部材に新設枠を当接させて既設枠より突出しないように位置決めすることができ、更にこの位置で新設枠を取付部材に固定することができる。
また、アタッチメントは新設枠の位置決め部材と取付部材が一体の部材からなるように構成してもよい。
本発明では、新設枠をアタッチメントの内側に挿入して位置決め部材に位置決めできると共に取付部材に固定することができる。
また、アタッチメント及び新設枠は開口部に設けた既設枠の四周にそれぞれ設けられていることが好ましい。
開口部に設けた既設枠の四周にアタッチメントをそれぞれ取り付け、更に新設枠を四周に取り付けることで、新設枠の内側に新設の障子を取り付けることができる。
また、既設枠の屋外側端部には既設枠を覆うと共に新設枠との境界を覆うカバー部材が備えられていてもよい。
新設枠の屋外側端部を既設枠に被らないように設置したため、既設枠の屋外側端部が外部に露出するが、カバー部材を既設枠の屋外側端部を覆うように固定したため意匠性が良く美観を確保できる上に、カバー部材は新設枠との境界を覆うようにしたため、既設枠と新設枠の境界から雨水等が浸入することを阻止できる。
本発明に係る改装サッシの施工方法は、建物の開口部に設けられた既設枠に新設枠を取り付ける改装サッシの施工方法において、既設枠にアタッチメントを固定する工程と、アタッチメントに新設枠を固定する工程とを有し、アタッチメントの内側に新設枠を挿入してアタッチメントに設けた位置決め部材に位置決めさせて、アタッチメントに新設枠を固定した状態で、新設枠の屋外側端部は既設枠の屋外側端部に対して見込み方向同一位置または屋内側に設置したことを特徴とする。
本発明によれば、開口部に設けた既設枠の内側にアタッチメントを固定し、アタッチメントの内側に新設枠を挿入してアタッチメントに設けた位置決め部材に位置決めさせ、アタッチメントに新設枠を固定させた状態で、新設枠の屋外側端部は既設枠に被らないため、新設枠をアタッチメントの内側に容易に位置決め固定できる。そして、新設枠の内側に障子を取り付けることができる。
本発明による改装サッシ及びその施工方法によれば、既設枠の屋外側端面に新設枠が被らないため、新設枠をアタッチメントを介して既設枠に容易に位置決め固定できる上に既設の雨戸や格子等と干渉することを防止できる。
本発明の実施形態による改装サッシの概略構成を示す分解斜視図である。 実施形態による改装サッシの縦断面図である。 実施形態による改装サッシの横縦断面図である。 図2に示す改装サッシの上枠部分の拡大図である。 図4に示す上枠アタッチメントの拡大図である。 図2に示す改装サッシの下枠部分の拡大図である。 図6に示す下枠アタッチメントの拡大図である。 図3に示す改装サッシの縦枠部分の拡大図である。
以下、本発明の実施形態による改装サッシ(建具)及び改装サッシの施工方法について、図1乃至図6に基づいて説明する。
図1に示す本実施形態による改装サッシ1は、建物の室内と室外とを仕切る壁部2の開口部3に設けられたサッシを改装したものである。改装サッシ1の改装は、既設サッシ5内に納めた既設の障子(不図示)が撤去され、既設サッシ5のサッシ枠6(以下、既設枠6とする)は撤去されずに残された状態で行われる。本実施形態では、既設枠6の室内側に開口部3の縁部に沿って額縁27が設けられている(図2、図3参照)。
既設枠6は、見付け方向(壁部2に沿った水平方向)に延在する既設上枠7及び既設下枠8と、縦方向に配設された左右一対の既設縦枠9,10とからなる四角形枠を有している。
新設される改装サッシ1は、サッシ枠12(以下、新設枠12とする)と、サッシ枠12に納められる新設の外障子25及び内障子26と(図2、図3参照)、既設枠6に固定されて新設枠12が連結されるアタッチメント13と、を有している。新設枠12は、見付け方向に延在する新設上枠15及び新設下枠16と、縦方向の左右に配設された左右一対の新設縦枠17,18と、からなる四角形枠を有している。
アタッチメント13は、既設上枠7に固定されて内側に新設上枠15が連結される上枠アタッチメント20と、既設下枠8に固定されて内側に新設下枠16が固定される下枠アタッチメント21と、一方の既設縦枠9に固定されて内側に一方の新設縦枠17が連結される縦枠アタッチメント22と、他方の既設縦枠10に固定されて内側に他方の新設縦枠18が連結される縦枠アタッチメント23と、を有している。
また、既設枠6と新設枠12との間の気密を行う気密材(図示せず)がそれぞれ設置されている。
次に実施形態による改装サッシ1の構造を図2〜図6に基づいて具体的に説明する。
図2は改装サッシ1の縦断面図であり、図3は同じく横断面図である。図2及び図3に示すように、四角形枠状をなす新設枠12内には外障子25と内障子26からなる障子が開閉可能に設置されている。既設枠6の屋内側には額縁27が設置されている。
なお、外障子25と内障子26はそれぞれアルミ合金等の金属框とその屋内側に設置された樹脂框とで形成された複層障子である。そして、外障子25と内障子26は二層ガラス等の複層ガラスをそれぞれ収納している。既設枠6内に収納された従来の外障子と内障子が例えば単層ガラスであったため、改装サッシ1に改修することで断熱性を向上できる。
改装サッシ1として、先ず図4及び図5に基づいて、既設枠6の既設上枠7に設置された上枠アタッチメント20と新設上枠15の構造について説明する。
図4に示す上枠の拡大図において、既設上枠7は段付き形状で屋内側の段付き部7aに額縁27が設置されてねじ固定されており、屋外側端部は新設の外障子25側に向けて屈曲されて下方に延びる既設網戸ガイドレール7bを形成している。既設上枠7の既設網戸ガイドレール7bは屋外側端部を形成しており、この既設網戸ガイドレール7bと段付き部7aとの間に既に取り外した既設障子用の既設外ガイドレール7c、既設内ガイドレール7dが所定間隔で下方に垂下している。
上枠アタッチメント20は、新設上枠15を連結するための上枠取付部材29と新設上枠15を位置決めするための上枠位置決めブロック34とを備えている。上枠取付部材29は例えば金属板製の第1部材31と第2部材32とを有している。第1部材31と第2部材32とは連結された状態で既設上枠7に固定されており、見込み方向の所定の範囲において連結する位置を調整可能に構成されている。
本実施形態では、1つの第1部材31及び1つの第2部材32の組が既設上枠7に見付け方向に間隔をあけて複数固定されている。
図5に上枠アタッチメント20の拡大図が示されている。上枠取付部材29の第1部材31は略階段形状部分を有しており、第2部材32と連結する上段側で屋外側の第一連結部31aと下段側で屋内側の第二連結部31bとを有している。これら第一連結部31a及び第二連結部31bの間には既設内ガイドレール7dを受ける受け部31cと、受け部31c近傍で既設内ガイドレール7dにねじ固定する内側固定部31dとを有している。しかも、第一連結部31aは複数(例えば2個)のねじ穴を有しており、既設上枠7の寸法の違いに応じて見込み方向にいずれかのねじ穴を選択してねじnで固定可能とされている。
第2部材32は断面略J字状を有しており、上段に設けていて第1部材31の第一連結部31aと連結可能な第一連結部32aと、既設外ガイドレール7cを受ける受け部32bと、受け部32bの近傍で既設外ガイドレール7cにねじ固定する外側固定部32cと、第1部材31の下段側の第二連結部31bとねじn等で連結する下段の第二連結部32dとを有している。しかも、第二連結部32dは長穴が形成されており、第1部材31の第二連結部31bとねじnで連結させる際に見込み方向に位置調整可能とされている。
そのため、上枠取付部材29は、第1部材31の第一連結部31aの選択したねじ穴と第2部材32の第一連結部32aの長穴とを通してねじ固定し、第2部材32の第二連結部32dの長穴と第1部材31の第二連結部31bとをねじ固定する。これによって、第1部材31と第2部材32を見込方向に位置調整して互いに連結できる。しかも、上枠取付部材29を既設上枠7に固定する際、第1部材31の内側固定部31dを既設内ガイドレール7dにねじ固定し、第2部材32の外側固定部32cを既設外ガイドレール7cにねじ固定する。
また、既設枠6の既設上枠7に設けた既設外ガイドレール7cの屋外側には上枠位置決めブロック34が固定されている。上枠位置決めブロック34はねじで既設上枠7に固定されていてもよいし、両面テープ等で固定されていてもよい。なお、位置決めブロック34を設ける構成に代えて、第2部材32の屋外側部分を屋外方向へ延ばして、位置決め面を設ける構成を採用してもよい。
そして、上枠アタッチメント20の下側には新設枠12の新設上枠15がねじ止め等によって上枠取付部材29の第2部材32(取付部材)に固定されている。新設上枠15は見込み方向に延びる基部15aにおいて、屋外側端部には上枠位置決めブロック34の屋外側の位置決め面34a(位置決め部材)に当接して位置決めされる位置決め部15bと既設網戸ガイドレール7bに略面一に延びる屋外側端部15cとが互いに分岐して上方に形成されている。
また、基部15aの屋外側端部には下方に延びる新設網戸ガイドレール15dが形成され、その見込み方向の屋内側には新設外ガイドレール15eと新設内ガイドレール15fが順次下方に延びて形成されている。
また、新設上枠15の屋内側端部には樹脂製のアングル35aが固定され、そのアングル35aは基部15aの屋内側端部から下部を見込み方向屋外側に延びて新設内ガイドレール15fの屋内側の面と下端部とを覆っている。一方、アングル35aの屋内側端部には、額縁27との隙間を覆う樹脂製のアングルカバー35が設置され、アングル35aとアングルカバー35とは、ねじで固定されている。また、アングルカバー35の屋内側端部35bは額縁27の下面に当接し、この屋内側端部35bは額縁27にねじnで固定された補助部材37によって係止されている。
新設上枠15の基部15aは上述した上枠取付部材29の第2部材32にねじnで固定されている。既設上枠7と新設上枠15の形状や寸法や固定部等に応じて、既設上枠7と新設上枠15の間に間隙が生じた場合には、この間隙を埋めるスペーサ36が1または複数枚積層状態で設置され、これらのスペーサ36を通して新設上枠15と第2部材32がねじnで固定されている。
なお、既設上枠7の屋外側端部を形成する既設網戸ガイドレール7bは上枠カバー部材38によって覆われて、ねじnによって固定されている。上枠カバー部材38は既設網戸ガイドレール7bにねじ固定する受け部38aの開口部に上枠カバー部材38の裏面に設けた係止部が嵌合している。後述する他のカバー部材も同様な構成を有している。上枠カバー部材38は既設網戸ガイドレール7bを被覆すると共に新設上枠15の屋外側端部15cとの境目も覆うように配設されている。これによって、古い既設網戸ガイドレール7bを覆って美観を確保すると共に、既設網戸ガイドレール7bと新設上枠15の屋外側端部15cとの境界をも覆うことで、この境界から雨等が浸入することを防止できる。
また、新設上枠15に設置された新設網戸ガイドレール15dには新設網戸39の上桟に形成した溝状のレール受け39aが振れ止め用に形成されている。同様に、新設上枠15の新設外ガイドレール15eを受け入れる外障子25のレール受け25aが形成され、新設内ガイドレール15fを受け入れる内障子26のレール受け26aが形成されている。
次に、本実施形態による改装サッシ1における新設上枠15を既設上枠7に固定する改装サッシ1の施工方法について図4及び図5により説明する。
まず、既設枠6から既設の外障子と内障子を取り外す。そして、既設上枠7の内側に上枠取付部材29の第1部材31を固定する。即ち、既設内ガイドレール7dを第1部材31の第一受け部31cに受け入れて内側固定部31dと既設内ガイドレール7dをねじnで固定する。更に第1部材31の下側に第2部材32を取り付けて第一連結部31aと第一連結部32aをねじで固定する。その際、既設上枠7等の寸法に応じて第一連結部31aに形成した複数のねじ穴のいずれかを選択し、第一連結部32aの長穴と位置調整してねじnを締め込む。
そして、第2部材32の受け部32bで既設外ガイドレール7cを受けると共に外側固定部32cでねじnを既設外ガイドレール7cに捩じ込み固定する。また、第1部材31の第二連結部31bと第二連結部32dをねじn等で固定する。その際、第二連結部32dは長穴であるために、第1部材31に対する第2部材32の固定位置を長穴の範囲で調整できる。
次に、第2部材32の下側で屋外側から新設上枠15を見込み方向屋内側に挿入して上枠取付部材29と連結固定する。その際、新設上枠15の屋外側に設けた位置決め部15bを上枠位置決めブロック34の位置決め面34aに当接させることで位置決めを行う。これによって位置決め部15bから分岐された屋外側端部15cは既設上枠7の既設網戸ガイドレール7bの下側で面一に保持される。
次に、新設上枠15の見込み方向屋内側に延びる基部15aは、上枠取付部材29の第2部材32とねじ固定するが、第2部材32との間に隙間がある場合には、スペーサ36を介して第2部材32に当接させ、ねじnによって互いに固定させる。
上枠アタッチメント20と新設上枠15の屋内側は新設樹脂上枠として樹脂製のアングルカバー35で被覆する。即ち、新設上枠15には予めアングル35aが固定されており、アングルカバー35は、後述する下枠側のアングルカバー46、縦枠のアングルカバー59と四方組みされた状態で、屋内側から差込まれる。そして、アングル35aとアングルカバー35とをねじnで固定する。アングルカバー35の屋内側端部35bと額縁27との当接部分に補助部材37をねじnで固定する。そして、アングルカバー35の屋内側端部35bは額縁27に当接され、その屋内側に設けた補助部材37に係止される。
なお、屋内側端部35bと額縁27との間に隙間があっても良く、その場合、補助部材37によって隙間を隠すことができる。
既設上枠7の屋外側端部を形成する既設網戸ガイドレール7bの屋外側に上枠カバー部材38をねじnによって固定する。その際、上枠カバー部材38は既設網戸ガイドレール7bを被覆すると共に新設上枠15の屋外側端部15cも覆っている。これによって、既設網戸ガイドレール7bを覆って美観を確保すると共に、既設網戸ガイドレール7bと新設上枠15の屋外側端部15cとの境界をも覆うことで、この境界から雨水等が浸入することを防止できる。
次に図6、図7に基づいて既設下枠8に設置された下枠アタッチメント21と新設下枠16の構造について説明する。
既設下枠8は額縁27にねじn等で固定された屋内側端部8aから既設屋外側端部8bに向けて下方に降下する形状を有している。既設屋外側端部8bは略鉛直な端面を形成している。屋内側端部8aと既設屋外側端部8bの間の傾斜面8cには所定間隔で屋外側から既設網戸レール8dと既設外レール8eと既設内レール8fとが順次起立して形成されている。
下枠アタッチメント21は例えば金属板製の第1部材41と第2部材42とで構成されている。第1部材41の屋内側に設けられた板状のストッパー部40はねじnで額縁27に固定されている。第2部材42はその屋内側端部が第1部材41に設けたストッパー部40のストッパー片に係止されている。第1部材41は後端側の水平面部41aが屋外側に延びて略直角に折り曲げられて下方に延びた後で更に略直角に折り曲げられた断面略L字状部分の着座受け部41bを有し、この着座受け部41bが既設内レール8fの頂部に着座して係止されている。
第2部材42は第1部材41の水平面部41aに一部重なると共に水平方向屋外側に延びる水平面部42aと下方に折り曲げられる段部42bと更に水平方向に延びる載置部42cとを有している。第2部材42の水平面部42aは第1部材41の水平面部41aと重なる部分で長穴が形成されており、ねじnによって連結固定されている。しかも、連結に際し、第1部材41に対して第2部材42を長穴の範囲で見込み方向に位置調整可能としている。
また、既設下枠8の傾斜面8c上における既設外レール8eの屋外側の面には例えば金属製の支持ブロック43が設置され、両面テープや接着剤、或いはねじ等で固定されている。支持ブロック43の上面には金属製の高さ調整部材44が設置されている。この高さ調整部材44は調整ねじ44aと調整ねじ44aを噛合する当接凹部44bとを有していて、当接凹部44bの下端面は支持ブロック43の上面に当接している。そして、調整ねじ44aを螺合調整することで、高さ調整部材44の高さを調整可能としている。
下枠アタッチメント21の第2部材42の上部には新設下枠16が設置され、第2部材42に固定されている。新設下枠16の屋内側端部には樹脂等からなるアングルカバー46が係合され、アングルカバー46は補助部材47によって係止されている。
アングルカバー46は見付け方向に延在する部材であり、その屋内側側面が額縁27にねじnで固定された補助部材47に係止されている。アングルカバー46は、下部側に配置された中空状の中空部46aと、中空部46aの屋外側に形成された嵌合受け部46bと、嵌合受け部46bから新設下枠16に延びるアングル46cと、を有している。アングル46cは新設下枠16の基部16aに形成した突部に係止され嵌合受け部46bを覆っている。
新設下枠16は、既設下枠8に固定された下枠アタッチメント21の直上に配置された基部16aと、基部16aの屋外側端部から下側に突出する屋外側端部16bと、基部16aの屋外側端部16bの近傍から上側に突出する新設網戸レール16cと、新設網戸レール16cの屋内側で上側に突出する新設外レール16dと、新設外レール16dの更に屋内側で上側に突出する新設内レール16eとを備えている。
屋外側端部16bは既設下枠8の既設屋外側端部8bと略面一に設置されていることが好ましいが、既設の雨戸や格子に干渉しない範囲で外側に突出していてもよい。
更に、新設内レール16eの屋内側端部から屋内側端部で上側に突出しているカバー係止部16fが設置され、カバー係止部16fはアングルカバー46の嵌合受け部46bと嵌合している。
また、新設網戸レール16c、新設外レール16dはそれぞれ既設網戸レール8dと既設外レール8eより屋外側に設置され、新設内レール16eは既設内レール8fより屋内側に設置されている。
新設下枠16に設置された新設網戸レール16cには、新設網戸39の下桟に形成した溝状の下部レール受け39b内に設けた網戸用戸車48が走行可能に載置されている。同様に、新設下枠16の新設外レール16dを受け入れる外障子25の下部レール受け25b内には外戸車49が走行可能に載置され、新設内レール16eを受け入れる内障子26の下部レール受け26b内には内戸車50が走行可能に載置されている。
新設下枠16は、基部16aの長手方向の適宜位置において、例えば新設外レール16dと新設内レール16eとの間に、基部16aの下側に分岐した階段状の係止段部16gが形成されている。この係止段部16gは第2部材42の載置部42cに支持され、第2部材42の段部42bと載置部42cの屋外側端部から垂下する面(位置決め部材)の両方またはいずれか1方に当接することで位置決めして当接保持できる。
なお、既設下枠8の既設屋外側端部8bの屋外側には下枠カバー部材52がねじn等で固定され、既設屋外側端部8bを覆っているため美観を確保できる。この実施形態では、下枠カバー部材52は新設下枠16の屋外側端部16bとの境界まで延びていない。そのため、この境界から雨等が浸入するおそれがあるが、既設下枠8の既設屋外側端部8bの内側は上りの傾斜面8cになっており、その内側に既設網戸レール8dが起立しているため、それ以上の雨水の浸入を阻止できる。しかし、下枠カバー部材52は新設下枠16の屋外側端部16bとの境界を覆う位置まで延設されていてもよい。
次に、本実施形態による改装サッシ1における新設下枠16を既設下枠8に固定する改装サッシ1の施工方法について図6、図7により説明する。
まず、既設枠6から既設の外障子と内障子を取り外した状態で、第1部材41の着座受け部41bを既設内レール8fの頂部に係止させて、第1部材41のストッパー部40を既設下枠8の屋内側端部8aに固定する。
次に第2部材42を第1部材41の水平面部41aに沿って屋外側から挿入し、ストッパー部40のストッパ片に係止させる。このとき、第2部材42の載置部42cが高さ調整部材44の調整ねじ44a上に位置しており、載置部42cがほぼ水平面をなすように当接凹部44bに対する調整ねじ44aの締め込み量を調整しておく。
次に、下枠アタッチメント21の第2部材42の上部に屋外側から新設下枠16を挿入する。そして、新設下枠16の係止段部16gが第2部材42の段部42bと載置部42cの屋外側端部から垂下する面の両方またはいずれか1方に当接することで位置決めして保持される。次いで、新設下枠16の基部16a(取付部材)と第2部材42の水平面部42aをねじnで連結固定することで、下枠アタッチメント21に新設下枠16を固定できる。新設下枠16の屋外側端部である屋外側端部16bは既設下枠8の既設屋外側端部8bとほぼ面一となる。
また、アングルカバー46は、上枠側のアングルカバー35、縦枠のアングルカバー59と四方組みされた状態で、屋内側から差込む。新設下枠16には予めアングルカバー46のアングル46cが係止され、カバー係止部16fはアングルカバー46の嵌合受け部46bと嵌合される。そして、アングル46とアングルカバー46aとを、ねじnで固定する。
次いで、新設の内障子26と外障子25を順次新設内レール16e、新設外レール16dに嵌め込み、最後に新設網戸39を新設網戸レール16cに嵌め込むことができる。既設下枠8の既設屋外側端部8bに下枠カバー部材52をねじnで固定することで既設下枠8を隠すことができる。
次に図8に基づいて、既設縦枠9,10に設置された縦枠アタッチメント22、23と新設縦枠17,18の構造について説明する。なお、既設縦枠9,10と縦枠アタッチメント22、23と新設縦枠17,18は構造が略左右対称に表れるため、図8に示す一方側の縦枠構造によって代表して説明する。
既設縦枠9は額縁27にねじn等で固定された屋内側端部9aから既設屋外側端部9bに向けて例えば階段状に拡幅する形状を有している。屋内側端部9aと既設屋外側端部9bの間に断面略L字状をなす内壁枠9c及び側壁枠9dが形成されている。既設屋外側端部9bの外側には屋外から階段状に引っ込んだ端面が形成されている。
側壁枠9dは途中で略直交する方向に分岐枠9eが突出して形成され、側壁枠9dと分岐枠9eとで囲われた屋外側の領域には例えば断面四角形からなるスポンジ等の縦枠止水材55が固定されている。
縦枠アタッチメント22は例えば金属板製であり、断面略々U字状で両端部の長さが異なる形状とされ、側壁枠9dに当接する第1部材22aと新設縦枠17に近接または当接する第2部材22bと第1及び第2部材22a、22bの間の底部22cとで形成されている。第1部材22aは第2部材22bよりも短い長さに設定されていて、分岐枠9eに当接した位置決め状態で例えばねじnによって側壁枠9dに固定されている。
新設縦枠17は屋外側で見付け方向に延びる位置決め枠部17a(位置決め部材)と見込方向に延びる取付枠部17b(取付部材)とで断面略L字状に形成されている。位置決め枠部17aは既設縦枠9の既設屋外側端部9bと面一に形成されていて、縦枠アタッチメント22の第2部材22bの先端面に当接して位置決めされている。位置決め枠部17aの先端は折り曲げられて縦枠止水材55の内部に挿入され、縦枠止水材55の残りの部分が屋外側に露出している。
取付枠部17bは見込み方向屋内側に延びている。取付枠部17bと縦枠アタッチメント22の第2部材22bとは直接当接していてもよいが、既設縦枠9と新設縦枠17等の寸法等が適合しない場合には隙間が空くことがある。その場合には、取付枠部17bの表面に板状のスペーサ56を1または複数枚積層して配設し、スペーサ56を介して第2部材22bに当接させている。なお、取付枠部17bの屋外側には第2部材22b側に厚みが増大する位置決め片17cが突出して形成され、スペーサ56の端部が当接して位置決めされている。
新設縦枠17の取付枠部17bは、見込み方向の屋外側近傍では直接またはスペーサ56を介して縦枠アタッチメント22の第2部材22bにねじnで固定されている。取付枠部17bの見込み方向の屋内側端部近傍では、既設縦枠9の屋内側端部9aを介して、またはスペーサ56及び屋内側端部9aを介して、額縁27にねじnで固定されている。
また、新設縦枠17の取付枠部17bにおいて、スペーサ56と反対側にヒレ部57が突出している。ヒレ部57は新設の内障子26の戸先側縦框58の端部と当接可能とされている。また、既設縦枠9の既設屋外側端部9bの屋外側には縦枠カバー部材60がねじnで固定され、縦枠カバー部材60は既設縦枠9の屋外側に露出する既設屋外側端部9b及び外側の段部を覆うと共に、縦枠止水材55の露出面をも覆うように設定されている。
一方の既設縦枠9と縦枠アタッチメント22と新設縦枠17は上述した構成を備えており、他方の既設縦枠10と縦枠アタッチメント23と新設縦枠18も略対称な構成を備えているものとし、その説明を省略する。
次に、本実施形態による改装サッシ1における新設縦枠17を既設縦枠9に固定する改装サッシ1の施工方法について図8により説明する。
まず、既設枠6から既設の外障子と内障子を取り外した状態で、既設縦枠9に縦枠アタッチメント22を固定する。このとき、縦枠アタッチメント22の第1部材22aの先端を分岐枠9eに当接すると共に側壁枠9dにも面接触させて、第1部材22aを側壁枠9dにねじnで固定する。これにより第2部材22bの見込み方向屋外側の先端部が位置決め部を構成する。
そして、屋外側から断面略L字状をなす新設縦枠17を挿入し、縦枠アタッチメント22の第2部材22bの先端部に新設縦枠17の位置決め枠部17aを当接させて位置決めし、位置決め枠部17aを既設縦枠9の既設屋外側端部9bと面一になるように取り付ける。新設縦枠17の取付枠部17bは第2部材22bの内側で見込み方向屋内側に向けて設置される。
新設縦枠17の位置決め片17cにスペーサ56を位置決めして設置することで、取付枠部17bはスペーサ56を介して第2部材22bに当接する。取付枠部17bに設置したスペーサ56は屋内側の額縁27に固定した既設縦枠9の屋内側端部9aにも当接する。そして、取付枠部17bの屋外側部分をスペーサ56を介して第2部材22bにねじnで固定し、屋内側部分をスペーサ56及び既設縦枠9の屋内側端部9aを介して額縁27に固定する。しかも、取付枠部17bの屋内側部分には、樹脂製のアングルカバー59の端部が新設縦枠17のアングルにねじ止め固定され、アングルカバー59の屋内側端部を額縁27に固定した補助部材61で係止する。
次に、新設縦枠17の取付枠部17bの内側で外障子25と内障子26をそれぞれ設置し、その屋外側に新設網戸39を設置する。閉鎖状態で内障子26の戸先側縦框58の端部には新設縦枠17のヒレ部57が当接する。
また、屋外側に露出する既設縦枠9の既設屋外側端部9bとその外側段部、そして縦枠止水材55の露出面を覆うように、縦枠カバー部材60をねじnで既設屋外側端部9bに固定する。これによって古い既設縦枠9を縦枠カバー部材60で覆うことができて美観を確保できると共に、雨水等が新設縦枠17の位置決め枠部17aと既設縦枠9の既設屋外側端部9bとの隙間から縦枠止水材55内に浸入することを防止できる。
こうして設置された新設上枠15、新設下枠16、左右の新設縦枠17,18で囲われた新設枠12内に従来より小型の複層ガラスを納めた外障子25及び内障子26を設置することができ、改装サッシ1の断熱性を向上できる。
上述したように本実施形態による改装サッシ1とその改装方法によれば、新設枠12の新設上枠15、新設下枠16、左右の新設縦枠17,18は、位置決め部材によって既設枠6の既設上枠7、既設下枠8、左右の既設縦枠9,10と見込み方向の面一またはその屋内側に設置することができる。そのため、既設枠6の屋外側端部に新設枠12の屋外側端部が被さることがなく、新設枠12を容易に位置決め固定できる。しかも、既設枠6に設けられた雨戸や面格子等が新設枠12に干渉することを防止できる。
また、既設枠6にアタッチメント13を介して新設枠12を取り付けたため、アタッチメント13に一体または別体に設けた位置決め部材を介して位置決め固定するため、新設枠12の位置決めと改装サッシ1の施工が容易になる。
しかも、アタッチメント13の位置決め部材を既設枠6の四周にそれぞれ設置したため、新設枠12の新設上枠15、新設下枠16、左右の新設縦枠17,18の位置決め固定が確実であり、新設枠12の大きさに関わらず歪みを生じることなく設置できる。
更に、既設枠6の屋外側端部に既設枠6と新設枠12との境目とを覆うカバー部材として上枠カバー部材38と左右の縦枠カバー部材60を設置したため、既設枠6及び新設枠12の境目から雨水等が浸入することを防止できる。しかも、下枠カバー部材52を含めて意匠性が良く美観を確保できる。
以上、本発明の実施形態による改装サッシ1とその施工方法について詳細に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることはなく、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜の変更や置換等が可能であり、これらはいずれも本発明に含まれる。以下に、本発明の変形例等について説明するが、上述の実施形態と同一または同様な部分、部材には同一の符号を用いて説明を省略する。
上述した実施形態では、既設枠6の既設上枠7、既設下枠8、左右の既設縦枠9,10にそれぞれアタッチメント20、21、22、23を介して新設枠12の新設上枠15、新設下枠16、左右の新設縦枠17,18を四周に設けたが、本発明はこのような構成に限定されない。例えば、上枠アタッチメント20、下枠アタッチメント21にのみ位置決め部材を設けて上下の横枠にのみ新設上枠15と新設下枠16を設置してもよい。或いは、左右の縦枠アタッチメント22,23にのみ位置決め部材を設けて左右の縦枠にのみ左右の新設縦枠17,18を設置してもよい。
また、上記の実施形態では、既設枠6の室内側に額縁27が設けられているが、額縁27は設けられていなくてもよい。既設枠6の室内側に額縁27が設けられていない場合の改装サッシ1では、樹脂製のアングルカバー35,46,59が躯体まで延びていて、補助部材37,47,61が躯体14に固定されていてもよい。
また、既設枠6の室内側に額縁27が設けられている場合などで、アングルカバー35,46,59の平板部の多くが切断されてアングルカバー35,46,59が小さい場合は、補助部材37,47,61を設けずにアングルカバー35,46,59のみが設けられていてもよい。或いは、アングルカバー35,46,59及び補助部材37,47,61が設置されていなくてもよい。
また、上記の実施形態では、下枠アタッチメント21は、既設下枠8に対する高さ方向の位置を高さ調整部材44によって調整可能に構成されているが、既設下枠8に対する高さ方向の位置を調整しない構成を採用してもよい。
1 改装サッシ
3 開口部
6 既設枠
7 既設上枠
8 既設下枠
9、10 既設縦枠
12 新設枠
13 アタッチメント
15 新設上枠
15b 位置決め部
16 新設下枠
17、18 新設縦枠
17a 位置決め枠部
17b 取付枠部
20 上枠アタッチメント
21 下枠アタッチメント
22、23 縦枠アタッチメント
22a、31、41 第1部材
22b、32、42 第2部材
25 外障子
26 内障子
29 上枠取付部材
34 上枠位置決めブロック
36、56 スペーサ
38 上枠カバー部材
42b 段部
44 高さ調整部材
52 下枠カバー部材
60 縦枠カバー部材

Claims (7)

  1. 壁部の開口部に取り付けられた既設枠に固定されるアタッチメントと、
    前記アタッチメントに連結されていて前記既設枠の内側に固定された新設枠と、を備え、
    前記新設枠の屋外側端部は前記既設枠の屋外側端部に対して見込み方向同一位置または屋内側に設置されていることを特徴とする改装サッシ。
  2. 前記新設枠の屋外側端部は前記既設枠の屋外側端部の屋内側に設置されている請求項1に記載された改装サッシ。
  3. 前記アタッチメントは前記新設枠の位置決め部材と取付部材を備えている請求項1または2に記載された改装サッシ。
  4. 前記アタッチメントは前記新設枠の位置決め部材と取付部材が一体の部材からなる請求項3に記載された改装サッシ。
  5. 前記アタッチメント及び前記新設枠は前記開口部に設けた前記既設枠の四周にそれぞれ設けられている請求項1から4のいずれか1項に記載された改装サッシ。
  6. 前記既設枠の屋外側端部には前記既設枠を覆うと共に前記新設枠との境界を覆うカバー部材が備えられている請求項1から5のいずれか1項に記載された改装サッシ。
  7. 建物の開口部に設けられた既設枠に新設枠を取り付ける改装サッシの施工方法において、
    前記既設枠にアタッチメントを固定する工程と、
    前記アタッチメントに前記新設枠を固定する工程とを有し、
    前記アタッチメントの内側に前記新設枠を挿入して前記アタッチメントに設けた位置決め部材に位置決めさせて、前記アタッチメントに前記新設枠を取り付けた状態で、前記新設枠の屋外側端部は前記既設枠の屋外側端部に対して見込み方向同一位置または屋内側に設置したことを特徴とする改装サッシの施工方法。
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