JP6744210B2 - 改装用サッシの施工方法およびアタッチメント - Google Patents

改装用サッシの施工方法およびアタッチメント Download PDF

Info

Publication number
JP6744210B2
JP6744210B2 JP2016255005A JP2016255005A JP6744210B2 JP 6744210 B2 JP6744210 B2 JP 6744210B2 JP 2016255005 A JP2016255005 A JP 2016255005A JP 2016255005 A JP2016255005 A JP 2016255005A JP 6744210 B2 JP6744210 B2 JP 6744210B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outdoor
indoor
attachment
lower frame
existing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016255005A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018105070A (ja
Inventor
史人 竹内
史人 竹内
國之 新井
國之 新井
晋一郎 小山
晋一郎 小山
克孝 井東
克孝 井東
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lixil Corp
Original Assignee
Lixil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lixil Corp filed Critical Lixil Corp
Priority to JP2016255005A priority Critical patent/JP6744210B2/ja
Publication of JP2018105070A publication Critical patent/JP2018105070A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6744210B2 publication Critical patent/JP6744210B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)

Description

本発明は、改装用サッシの施工方法およびアタッチメントに関する。
従来、サッシの改装を行う場合に、既設サッシの枠(既設枠)と改装用サッシの枠(新設枠)との間に新設枠の取り付け面を例えば水平にするために捨て枠などと呼ばれるアタッチメントを設けることがある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に開示されたアタッチメントは、既設枠の下枠(既設下枠)の室外側レールの室外側の面と当接することで室内外方向の位置決めが行われるように構成されている。また、このアタッチメントは、既設下枠に固定するためのネジが挿し込まれるネジ孔が高さ方向に延びる長孔状に形成されていて、このネジ孔の高さ寸法の範囲で既設枠に対して高さ調整可能に構成されている。
特開2011−12406号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたアタッチメントでは、既設下枠に対して上下方向の位置決めを行う際に、作業者がアタッチメントを所望の高さとなるように押さえたり把持したりしなればならず、アタッチメントの上下方向の位置決めが困難であるという問題がある。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、既設下枠に対するアタッチメントの位置決めを容易に行うことができる改装用サッシの施工方法および改装用サッシのアタッチメントを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る改装用サッシの施工方法は、室内と室外とを仕切る壁部に設けられた既設サッシの既設下枠に、改装用サッシの新設下枠を取り付ける改装用サッシの施工方法において、前記既設下枠にアタッチメントを固定するアタッチメント固定工程と、前記アタッチメントに前記新設下枠を固定する新設下枠固定工程と、を有し、前記アタッチメント固定工程は、前記アタッチメントに設けられた室内外方向位置決め面を前記既設下枠の室外側レールの室外側の面に室外側から当接させて、前記アタッチメントの室内外方向の位置決めを行う室内外方向位置決め工程と、前記室内外方向位置決め面の室内側に隣接して前記アタッチメントに設けられた高さ調整部を前記室外側レールに載置して、前記高さ調整部で前記アタッチメントの高さ方向の位置決めを行う高さ方向位置決め工程と、を有することを特徴とする。
本発明では、既設下枠の室外側レールの室外の面にアタッチメントの室内外方向位置決め面を室外側から当接させることでアタッチメントの室内外方向の位置決めを容易に行うことができる。また、既設下枠の室外側レールに高さ調整部を載置した状態で高さ調整部を調整してアタッチメントの高さ方向の位置決めを行うことにより、アタッチメントの高さ方向の位置決めを行う際に、作業者がアタッチメントを所望の高さに押さえたり、把持したりしなくてもアタッチメントの位置が安定するため、アタッチメントの高さ方向の位置決めを容易に行うことができる。
また、アタッチメントの室内外方向の位置決めを行う室内外方向位置決め面の室内外方向の室内側に隣接する高さ調整部でアタッチメントの高さ方向の位置決めを行うことにより、室内外方向の位置決めと高さ方向の位置決めとを隣接した位置で同時にまたは連続して行うことができる。
また、本発明に係る改装用サッシの施工方法では、新設下枠固定工程は、前記新設下枠を前記アタッチメントに固定する工程の前に、前記既設下枠における室外側の端面に、前記新設下枠との室内外方向の間隔を保持するスペーサを設けるスペーサ設置工程を有していてもよい。
このような構成とすることにより、新設枠をスペーサの室外側の面に当接させることにより、新設枠の室内外方向の位置決めを容易に行うことができる。また、スペーサによって形成された既設下枠における室外側の端面と新設下枠との隙間を既設下枠と新設下枠の間に入り込んだ雨水などの水抜き孔として使用することができる。
既設下枠における室外側の端面とは、既設下枠における一番室外側に配置されて室外側を向く面を示している。
また、本発明に係る改装用サッシのアタッチメントは、室内と室外とを仕切る壁部に設けられた既設サッシの既設下枠に固定されて改装用サッシの新設下枠が固定される改装用サッシのアタッチメントにおいて、前記既設下枠の室外側レールの室外側の面に室外側から当接させて、前記アタッチメントの室内外方向の位置決めを行う室内外方向位置決め面と、前記室内外方向位置決め面の室内側に隣接して設けられ、前記室外側レールに載置された状態で前記アタッチメントの高さ方向の位置決めを行う高さ調整部と、を有することを特徴とする。
本発明では、アタッチメントは既設下枠の室外側レールの室外の面に室外側から当接させる室内外方向位置決め面を有することにより、アタッチメントの室内外方向の位置決めを容易に行うことができる。また、アタッチメントは既設下枠の室外側レールに載置された状態でアタッチメントの高さ方向の位置決めを行う高さ調整部を有することにより、アタッチメントの高さ方向の位置決めを行う際に、作業者がアタッチメントを所望の高さに押さえたり、把持したりしなくてもアタッチメントの位置が安定するため、アタッチメントの高さ方向の位置決めを容易に行うことができる。
また、室内外方向位置決め面と高さ調整部とが隣接して設けられていることにより、室内外方向の位置決めと高さ方向の位置決めとを隣接した位置で同時にまたは連続して行うことができる。
また、本発明に係る改装用サッシのアタッチメントでは、前記既設下枠に固定されて前記新設下枠が固定される本体部を有し、前記高さ調整部は、高さ方向に延びる向きで前記本体部に係止されたネジ部と、前記室外側レールに載置されて前記ネジ部が螺合する載置部と、を有し、前記ネジ部は、前記本体部に対して軸線回りに回転可能かつ高さ方向に相対移動不可能に構成され、前記載置部は、前記ネジ部とともに前記ネジ部の軸線回りに回転不可能かつ前記本体部に対して上下方向に相対移動可能に構成されていてもよい。
このような構成とすることにより、室外側レールに載置された載置部に対するネジ部の高さを調整することにより、本体部がネジ部とともに高さ方向に移動するため、本体部を所望の高さに配置することができる。
本発明によれば、既設下枠に対するアタッチメントの位置決めを容易に行うことができる。
本発明の第1実施形態による改装用サッシの概略を示す分解斜視図である。 本発明の第1実施形態による既設下枠、新設下枠および下枠アタッチメントの見付け方向に直交する断面図である。 本発明の第1実施形態による下枠アタッチメントの第2部材の見付け方向に直交する断面図である。 本発明の第1実施形態による下枠アタッチメントの第2部材の平面図である。 (a)は本発明の第1実施形態による高さ調整部の載置部を見付け方向から見た側面図、(b)は本発明の第1実施形態による高さ調整部の載置部の平面図、(c)本発明の第1実施形態による高さ調整部の載置部を室内外方向から見た正面図である。 本発明の第1実施形態による既設上枠、新設上枠および上枠アタッチメントの見付け方向に直交する断面図である。 本発明の第1実施形態による見付け方向の一方側に配置された既設縦枠、新設縦枠および縦枠アタッチメントの見付け方向に直交する断面図である。 本発明の第2実施形態による既設下枠、新設下枠および下枠アタッチメントの見付け方向に直交する断面図である。 (a)は本発明の第2実施形態による高さ調整部の載置部を見付け方向から見た側面図、(b)は本発明の第2実施形態による高さ調整部の載置部の平面図、(c)本発明の第2実施形態による高さ調整部の載置部を室内外方向から見た正面図である。 本実施形態による変形例の見付け方向の一方側に配置された既設縦枠、新設縦枠および縦枠アタッチメントの見付け方向に直交する断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の実施形態による改装用サッシの施工方法および改装用サッシのアタッチメントについて、図1乃至図8に基づいて説明する。
図1に示す本実施形態による改装用サッシ1は、室内と室外とを仕切る壁部11の開口部12に設けられたサッシを改装する際に用いられている。サッシの改装は、既設サッシ13のサッシ障子(不図示)が撤去され、既設サッシ13のサッシ枠2(以下、既設枠2とする)は撤去されずに残された状態で行われる。
本実施形態では、既設枠2の室内側に開口部12の縁部に沿って額縁3(図2、6、7および8参照)が設けられている。
既設枠2は、見付け方向(壁部11に沿った水平方向)に延在する既設上枠21および既設下枠22と、上下方向に延在し既設上枠21および既設下枠22それぞれの上端部と下端部との間に配置される一対の既設縦枠23,24と、を有している。
新設される改装用サッシ1は、サッシ枠4(以下、新設枠4とする)と、サッシ障子(不図示)と、既設枠2に固定されて新設枠4が固定されるアタッチメント5と、を有している。新設枠4は、見付け方向に延在する新設上枠41および新設下枠42と、上下方向に延在し新設上枠41および新設下枠42それぞれの上端部と下端部との間に配置される一対の新設縦枠43,44と、を有している。既設枠2と新設枠4との間に気密材(図2、6、7および8参照)が設けられている。
アタッチメント5は、既設上枠21に固定されて新設上枠41が固定される上枠アタッチメント51と、既設下枠22に固定されて新設下枠42が固定される下枠アタッチメント52と、一対の既設縦枠23,24の一方の既設縦枠23に固定されて、一対の新設縦枠43,44の一方の新設縦枠43が固定される縦枠アタッチメント53と、一対の既設縦枠23,24の他方の既設縦枠24に固定されて、一対の新設縦枠43,44の他方の新設縦枠44固定される縦枠アタッチメント54と、を有している。
図2に示すように、既設下枠22は、開口部12の下縁部の直上に配置される基部221と、基部221から下側に突出し壁部11に室外側から固定された固定部222と、基部221の室外側の端部から上下に延びる網戸レール223と、基部221の網戸レール223よりも室内側となる位置から上側に延びる室外側レール224と、基部221の室外側レール224よりも室内側となる位置から上側に延びる室内側レール225と、基部221の室内側の端部に連結されたアングル部226と、を有している。
基部221は、見付け方向から見て室外側が室内側よりも下側となる階段状に形成されている。
固定部222は、略平板状に形成され板面が室内外方向(見付け方向に直交する方向)を向く鉛直面となる向きに配置されている。
網戸レール223、室外側レール224および室内側レール225は、それぞれ略平板状に形成され、板面が室内外方向を向く略鉛直面となる向きに配置されている。
網戸レール223は、既設サッシの網戸(不図示)を支持していた部材である。網戸レール223の室外側の面223aは、既設下枠22における一番室外側に配置された室外側の端面に相当している。本実施形態では、網戸レール223の室外側の面223aに、新設下枠42の既設網戸レール対向部422と網戸レール223との間隔を保持するための複数のスペーサ422aが見付け方向に間隔をあけて貼りつけられている。
室外側レール224は、既設サッシの室外側サッシ障子(不図示)を支持していた部材である。室内側レール225は、既設サッシの室内側サッシ障子(不図示)を支持していた部材である。
アングル部226は、基部221の室内側の縁部から上側に延びる第1アングル部227と、第1アングル部227の上縁部から室内側に延びる第2アングル部218と、を有している。第1アングル部227は、額縁3の室外側の端面と当接またはわずかな隙間をあけて対向している。第2アングル部228は、額縁3の上面の室外側の端部近傍と当接またはわずかな隙間をあけて対向をしている。
下枠アタッチメント52は、既設下枠22に固定される第1部材73と、第1部材73と連結される第2部材74と、第2部材74に係止されて既設下枠22に対する第1部材および第2部材74の高さ調整可能な高さ調整部77と、を有している。
本実施形態では、第2部材74は、第1部材73を介して既設下枠22に固定されており、本発明の本体部に相当している。
第1部材73は、断面形状が略L字形に形成され、略L字形を構成する一方の辺となる第1連結部731と、他方の辺となる第1固定部732と、を有している。第1連結部731は、略平板状に形成され板面が水平面となる向きで配置されている。第1固定部732は、第1連結部731の室外側の縁部から下側に延びる略平板状に形成され板面が室内外方向を向く鉛直面となる向きに配置されている。第1連結部731と第1固定部732との接続部分には角部733が形成されている。第1連結部731および第1固定部732は、金属などを加工して一体に形成されている。
第1連結部731は、上側に第2部材74の第2連結部741が重なるように配置され、第2連結部741と連結可能に構成されている。第1連結部731には、第2連結部741と連結するためのネジ70gが挿通される丸孔状のネジ孔731aが見付け方向に所定のピッチで複数形成されている。
第1固定部732は、室内側の面が既設下枠22の室内側レール225の室外側の面と当接して配置されるように構成されている。第1連結部731と第1固定部732がなす角部733には、室内側レール225の上端部が当接するように構成されている。
第1固定部732には、室内側レール225に固定するためのネジが挿通される丸孔状のネジ孔732aが形成されている。
図2乃至図4に示すように、第2部材74は、略平板状に形成され板面が水平面となる向きで第1部材73の第1連結部731(図2参照)の上側に配置される第2連結部741と、第2連結部741の室外側の縁部から下側に延びる第1鉛直板部742と、第1鉛直板部742の下縁部から室外側に延びる水平板部743と、水平板部743の室内外方向の中間部から下側に延びる第2鉛直板部744と、水平板部743の室外側の縁部から下側に延びる第3鉛直板部745と、を有している。
第2鉛直板部744と第3鉛直板部745とは、略同じ高さ寸法で室内外方向に所定の間隔をあけて配置されている。水平板部743の下側における第2鉛直板部744と第3鉛直板部745との間には、下側に開口する溝部746が形成されている。
第2連結部741、第1鉛直板部742、水平板部743、第2鉛直板部744および第3鉛直板部745は、金属などを加工して一体に形成されている。
第2連結部741には、第1連結部731と連結するためのネジ70gが挿通される室内外方向に延びる長孔状のネジ孔741aが見付け方向に所定のピッチで複数形成されている。なお、図4では、ネジ孔741aは1つのみ示されているが、上述したように所定のピッチで複数形成されているものとする。
第1連結部731と第2連結部741とは、それぞれのネジ孔731a,741aに挿通されたネジ70gで連結されるが、第2連結部741のネジ孔741aが室内外方向に延びる長孔状に形成されているため、このネジ孔741aの室内外方向の長さ範囲で第1連結部731と第2連結部741とを連結する位置を調整可能に構成されている。
水平板部743には、溝部746の上側に相当する位置に上下方向に貫通する貫通孔743aが見付け方向に所定のピッチで形成されている。なお、図4では、貫通孔743aは1つのみ示されているが、上述したように所定のピッチで複数形成されているものとする。
図3に示すように、第2鉛直板部744には、上端部(水平板部743との連結部)よりもやや下側に室外側に突出する第1突出部744aが形成されている。第3鉛直板部745には、上端部(水平板部743との連結部)よりもやや下側に室内側に突出する第2突出部745aが形成されている。第1突出部744aと第2突出部745aとは、略同じ高さに形成されていて、室内外方向に対向するように配置されている。溝部746のうちの第1突出部744aおよび第2突出部745aよりも上側の部分を第1空部746aとし、第1突出部744aおよび第2突出部744bよりも下側の部分を第2空部746bとする。
図2に戻り、高さ調整部77は、ネジ部771と、ネジ部771が挿通される載置部772と、を有している。高さ調整部77は、第2部材74の溝部746に配置されている。
ネジ部771は、頭部771aの端面が平坦面となる皿ネジで、頭部771aが脚部771bの上側となる向きで配置される。ネジ部771は、頭部771aが溝部746の第1空部746aに配置され、脚部771bが溝部746の第2空部746bに配置される。ネジ部771は、頭部771aの下側に溝部746の内部の第1突出部774aおよび第2突出部774b配置されているため、第2部材74に係止されて溝部746から落下しないように構成されている。
ネジ部771は、第2部材74の水平板部743に形成された貫通孔743aの下側に配置されている。ネジ部771は、頭部771aが貫通孔743aよりも大きい径に形成されていて、貫通孔743aから上側に抜け出ることができないように構成されている。
ネジ部771は、第2部材74に係止された状態で軸線回りに回転可能に構成されている。このため、作業者は、第2部材74の上側から貫通孔743aを介してドライバーなどでネジ部771を回転させることができる。
図5に示すように、載置部772は、ステンレスなどの金属板を加工した部材で、板面が長方形状に形成され室内外方向よりも見付け方向に長く板面が水平面となる向きで配置される上板部773と、上板部773の見付け方向の両縁部からそれぞれ下側に延びる一対の側板部774,774と、一対の側板部774,774の下縁部からそれぞれ離間する方向に延びる一対の下板部775,775と、を有している。載置部772は、室内外方向から見て下側に開口するハット状に形成されている。
上板部773には、上下方向に貫通し、ネジ部771の脚部771bが螺合するネジ孔773aが形成されている。ネジ孔773aは、上板部773から下側に突出するバーリングに形成されている。ネジ部771は、載置部772への挿入深さ(高さ)を調整可能に構成されている。
載置部772の室内外方向の寸法は、溝部746の第2空部746bの室内外方向の寸法よりもやや小さく形成されている。載置部772は、ネジ孔773aにネジ部771が挿通された状態で溝部746の第2空部746bに配置される。載置部772は、第2空部746bに配置されると、第2部材74の第2鉛直板部と第3鉛直板部とに挟まれ、第2空部746b内においてネジ部771の軸線回りに回転できず、第2部材74に対して高さ方向のみ移動可能となる。
このため、高さ調整部77が溝部746に配置された状態でネジ部771を回転させても、載置部772はネジ部771とともに回転せず。ネジ部771に対して高さ方向に相対移動することになる。そして、ネジ部771と第2部材74とは上下方向に相対移動不可能であるため、ネジ部771と載置部772とが高さ方向に相対移動すると、第2部材74がネジ部771とともに載置部772に対して高さ方向に相対移動することになる。
図2に戻り、新設下枠42は、既設下枠22に固定された下枠アタッチメント52の直上に配置される基部421と、基部421の室外側の端部から下側に突出する既設網戸レール対向部422と、基部421の室外側の端部近傍から上側に突出する網戸レール423と、基部421の既設網戸レール対向部422よりも室内側から上側に延びる室外側レール424と、基部421の室外側レール424よりも室内側から上側に延びる室内側レール425と、基部421の室内側の端部近傍に設けられた樹脂カバー係止部426と、樹脂カバー係止部426に係止される樹脂カバー427と、を有している。
基部421は、下面が室外側が室内側よりも下側となる階段状に形成されている。基部421には、室外側レール424と室内側レール425との間にネジ孔421aが形成されている。
既設網戸レール対向部422は、平板状に形成され、板面が室内外方向を向く鉛直面となる向きに配置されている。既設網戸レール対向部422は、スペーサ422aと当接した状態で網戸レール223の室外側の面と対向している。
網戸レール423は、新設サッシの網戸(不図示)を支持する部材である。室外側レール424は、既設サッシの室外側サッシ障子(不図示)を支持する部材である。室内側レール425は、既設サッシの室内側サッシ障子(不図示)を支持する部材である。網戸レール423、室外側レール424および室内側レール425は、それぞれ略平板状に形成され、板面が室内外方向を向く略鉛直面となる向きに配置されている。
樹脂カバー係止部426は、略平板状に形成され、板面が室内外方向を向く略鉛直面となる向きに配置されている。
樹脂カバー427は、基部421の室内側レール425よりも室内側の部分における上面に沿って配置される基部カバー部427aと、基部カバー部427aの室内側の端部から上側に延びて樹脂カバー係止部426に係止される被係止部427bと、被係止部427bの上端部から室内側に延びる室内側延設部427cと、を有している。
次に、既設下枠に新設下枠を取り付ける方法について説明する。
まず、下枠アタッチメント52を既設下枠22に固定する(アタッチメント固定工程)。
まず、第1部材73を既設下枠22に固定する。このとき、第1部材73の第1連結部731と第1固定部732との角部の下側に室内側レール225の上端部が当接した状態で第1部材73を既設下枠22に固定する。第1部材73の第1固定部732に形成されたネジ孔732aに挿通されたネジ70hを既設下枠22の室内側レール225に固定して、第1部材73を既設下枠22に固定する。
続いて、既設下枠22に固定された第1部材73に第2部材74を固定する。室外側レール224の室外側の面に、第2部材74の第3鉛直板部745の室内側の面745bを当接させ、第2部材74の室内外方向の位置決めを行う(室内外方向位置決め工程)。本実施形態では、第2部材74の第3鉛直板部745の室内側の面745bが、本発明の室内外方向位置決め面に相当している。
室外側レール224の上端部に載置部772の下板部の下面が当接するように、高さ調整部77を載置する。そして、高さ調整部77で第2部材74の高さ方向の位置決めを行う(高さ方向位置決め工程)。高さ調整部77による第2部材74の高さ方向の位置決めは、高さ調整部77のネジ部771を回転させて、載置部772に対する第2部材74の高さを調整することで行う。載置部772は室外側レール224に当接していて既設下枠22に対する高さは変わらないため、ネジ部771を回転させて載置部772に対するネジ部771の挿入深さを調整することにより、既設下枠22に対する第2部材74の高さを調整することができる。このようにして第2部材74の高さ方向の位置決めを行う。
室内外方向および高さ方向に位置決めされた第2部材74の第2連結部741を第1部材73の第1連結部731の上に載置し、重なった第1連結部731のネジ孔731aと第2連結部741のネジ孔741aにネジ70gを挿通して締結することで第2部材74を第1部材73に固定する。これにより下枠アタッチメント52が既設下枠22に固定される。
第1部材73と第2部材74が室内外方向の所定の範囲において連結する位置を調整可能に構成されていることにより、既設下枠22の形状にかかわらず下枠アタッチメント52を既設下枠22に固定可能な形状とすることができる。
続いて、既設下枠22に固定された下枠アタッチメント52に新設下枠42を固定する方法について説明する(新設下枠固定工程)。
まず、既設下枠22の網戸レール223にスペーサ422aを貼りつける(スペーサ設置工程)。
新設下枠42を下枠アタッチメント52の上側に配置し、新設下枠42の基部421を下枠アタッチメント52の第2部材74の第2連結部741に固定する。基部421に形成されたネジ孔421aに挿通されたネジ70hで基部421を第2連結部741に固定して、新設下枠42を下枠アタッチメント52に固定する。このとき、新設下枠42の既設網戸レール対向部422を既設下枠22の網戸レール223に貼りつけられたスペーサ422aに室外側から当接させて位置決めを行う。
上記の下枠アタッチメント52への新設下枠42の固定と前後して、樹脂カバー427や気密材などを適宜設置する。
図6に示すように、既設上枠21は、開口部12の上縁部の直下に配置される基部211と、基部211から上側に突出し開口部12の上側において壁部11に室外側から固定される固定部212と、基部211の室外側の端部から下側に延びる網戸レール213と、基部211の網戸レール213よりも室内側となる位置から下側に延びる室外側レール214と、基部211の室外側レール214よりも室内側となる位置から下側に延びる室内側レール215と、基部211の室内側の端部に連結されたアングル部216と、を有している。
基部211は、略平板状に形成され、板面が略水平面となる向きに配置されている。
固定部212は、略平板状に形成され、板面が室内外方向を向く鉛直面となる向きに配置されている。
網戸レール213は、既設サッシの網戸(不図示)を支持していた部材である。室外側レール214は、既設サッシの室外側サッシ障子(不図示)を支持していた部材である。
室内側レール215は、既設サッシの室内側サッシ障子(不図示)を支持していた部材である。これらの網戸レール213、室外側レール214および室内側レール215は、それぞれ略平板状に形成され、板面が室内外方向を向く略鉛直面となる向きに配置されている。
アングル部216は、基部211の室内側の縁部から下側に延びる第1アングル部217と、第1アングル部217の下縁部から室内側に延びる第2アングル部218と、を有している。第1アングル部217は、額縁3の室外側の端面と当接またはわずかな隙間をあけて対向している。第2アングル部218は、額縁3の下面の室外側の端部近傍と当接またはわずかな隙間をあけて対向をしている。
上枠アタッチメント51は、第1部材71と第2部材72とを有している。第1部材71と第2部材72とは、連結された状態で既設上枠21に固定されている。第1部材71と第2部材72とは、室内外方向の所定の範囲において連結する位置を調整可能に構成されている。第1部材71と第2部材72とが連結される位置を調整することにより、既設上枠21の形状にかかわらず上枠アタッチメント51を既設上枠21に固定可能な形状とすることができる。本実施形態では、1つの第1部材71および1つの第2部材72の組が既設上枠21に見付け方向に間隔をあけて複数固定されている。
第1部材71は、第2部材72の第3連結部721と連結される第1連結部711と、第2部材72の第4連結部722と連結される第2連結部712と、第1連結部711と第2連結部712とを接続する接続部713と、接続部713と連結されて既設上枠21の室内側レール215に固定される固定部714と、を有している。これらの第1連結部711、第2連結部712、接続部713および固定部714は、金属などで一体に形成されている。
第1連結部711は、板面が略長方形状となる板状に形成され、板面が水平面となる向きに配置されている。第1連結部711には、室内外方向に間隔をあけて配置された2つ丸孔状のネジ孔711a,711aが見付け方向に間隔をあけて複数形成されている。
第2連結部712は、板面が略長方形状となる板状に形成され、板面が水平面となる向きに配置されている。第2連結部712には丸孔状のネジ孔712aが見付け方向に間隔をあけて複数形成されている。第2連結部712は、第1連結部711に対して下側かつ室内側に配置されている。
接続部713は、第1連結部711の室内側の縁部と第2連結部712の室外側の縁部と、を接続している。接続部713は、第1連結部711の室内側の縁部から下側に延びる上側鉛直部713aと、上側鉛直部の下縁部から下側に向かって漸次室内側に向かう斜め部713bと、斜め部713bの下縁部から下側に延びる第1下側鉛直部713cと、第1下側鉛直部713cの下縁部から室内側に延びる水平部713dと、水平部713dの室内側の縁部から下側に延びて第2連結部712の室外側の縁部と接続される第2下側鉛直部713eと、を有している。
固定部714は、接続部713の第2下側鉛直部713eの上縁部から上側に延びる下側鉛直部714aと、下側鉛直部714aの上縁部から上側に向かって漸次室内側に延びる下側斜め部714bと、下側斜め部714bの上縁部から上側に向かって漸次室外側に延びる上側斜め部714cと、上側斜め部714cの上縁部から上側に延びる上側鉛直部714dと、を有している。固定部714と接続部713との間には、既設上枠21の室内側レール215の下部側が挿入される室内側レール挿入部716が形成されている。室内側レール挿入部716に既設上枠21の室内側レール215が挿入されると、室内側レール215の下端部が接続部713の水平部713dの上面と当接するように構成されている。
下側斜め部714bには、丸孔状のネジ孔714eが形成されていて、室内側から室外側に向かって漸次上側となる斜め下側から挿通されたネジで既設上枠21の室内側レール215に固定されるように構成されている。上側鉛直部714dの室外側の面は、既設上枠21の室内側レール215の室内側の面に両面テープ717で貼りつけられるように構成されている。
第2部材72は、第1部材71の第1連結部711と連結される第3連結部721と、第1部材の第2連結部712と接続される第4連結部722と、第3連結部721と接続され既設上枠21の室外側レール214に固定される第2固定部723と、新設上枠41が固定される第3固定部724および第4固定部725と、第2固定部723と第3固定部724とを接続する第3接続部726と、第3固定部724と第4連結部722とを接続する第4接続部727と、第4連結部722と第4固定部725とを接続する第5接続部728と、第2固定部723と接続され室外側レール214の下端部が当接する室外側レール当接部729と、を有している。これらの第3連結部721、第4連結部722、第2固定部723、第3固定部724、第4固定部725、第3接続部726、第4接続部727、第5接続部728および室外側レール当接部729は、金属などを加工して一体に形成されている。
第3連結部721は、平板状に形成され板面が水平面となるように配置される。第3連結部721には、室内外方向に延びる長孔状のネジ孔721aが見付け方向に間隔をあけて複数形成されている。
第3連結部721は、第1連結部711と連結されるように構成されている。第1連結部711と第3連結部721とは、第1連結部711のネジ孔711aおよび第3連結部721のネジ孔721aに挿入されたネジ70aによって互いの位置を室内外方向に調整した状態で連結可能に構成されている。このとき、第1連結部711には室内外方向に間隔をあけて2つのネジ孔711aが形成されているため、2つのネジ孔711aのどちらにネジを挿入するかによっても第1連結部711と第3連結部721との連結位置を調整することができる。
第4連結部722は、平板状に形成され板面が水平面となるように配置される。第4連結部722は、第2連結部712と連結されるように構成されている。第4連結部722には室内外方向に延びる長孔状のネジ孔722aが見付け方向に間隔をあけて複数形成されている。第2連結部712と第4連結部722とは、第2連結部712のネジ孔712aおよび第4連結部722のネジ孔722aに挿入されたネジ70bによって互いの位置を室内外方向に調整した状態で連結可能に構成されている。
なお、第1連結部711と第2連結部712とは一体であり、第3連結部721と第4連結部722とは一体であるため、第1連結部711と第3連結部721との位置調整、および第2連結部712と第4連結部722との位置調整は、同時に行うことになる。
第2固定部723は、第3連結部721の室外側の縁部よりも室内側に向かった位置から上側から下側に向かって漸次室外側に向かう傾斜した平板状に形成されている。第2固定部723には、見付け方向に間隔をあけて複数のネジ孔723aが形成されている。このネジ孔723aには、第2固定部723を既設上枠21の室外側レール214を固定するためのネジ70cが挿通される。
第3固定部724および第4固定部725は、略平板状に形成され板面が水平面となる向きに略同じ高さに配置されている。第3固定部724は、第4固定部725よりも室内側に配置されている。
第3接続部726は、第2固定部723の下縁部と第3固定部724の室外側の縁部とを接続している。第2固定部723は、第3固定部724よりも室外側かつ上側に配置されている。
第3接続部726は、第2固定部723の下縁部から室内側に延びる水平板部726aと、水平板部726aの室内側の縁部から下側に延びて第3固定部724の室外側の縁部と接続される鉛直板部726bと、を有している。
第4接続部727は、第3固定部724の室内側の縁部と第4連結部722の室外側の縁部とを接続している、第3固定部724は、第4連結部722よりも室外側かつ下側に配置されている。このため、第4接続部727は、室外側から室内側に向かって漸次上側に向かって傾斜した平板状に形成されている。
第5接続部728は、第4連結部722の室内側の縁部と第4固定部725の室外側の縁部とを接続している、第4連結部は、第4固定部725よりも室外側かつ上側に配置されている。このため、第5接続部728は、室外側から室内側に向かって漸次下側に向かって傾斜した平板状に形成されている。
室外側レール当接部729は、第2固定部723の下縁部のやや上側から室外側に突出し、室外側の先端部が上側に曲がっている。
新設上枠41は、既設上枠21に固定された上枠アタッチメント51の直下に配置される基部411と、基部411の室外側の端部から上側に突出する既設網戸レール当接部412と、基部411の室外側の端部から下側に突出する網戸レール413と、基部411の網戸レール413よりも室内側に向かった位置から下側に延びる室外側レール414と、基部411の室外側レール414よりも室内側に向かった位置で、かつ基部411の室内側の端部よりも室外側に向かった位置から下側に延びる室内側レール415と、基部411の室内側の端部から上側および下側に延びる樹脂カバー支持部416と、室内側レール415および樹脂カバー支持部416に係止される樹脂カバー417と、を有している。
基部411は、略平板状に形成され、板面が略水平面となる向きに配置されている。
既設網戸レール当接部412は、略平板状に形成され、板面が室内外方向を向く略鉛直面となる向きに配置される平板部412aと、平板部412aの上端部から室内側に突出する第1突出部412bと、平板部412aの高さ方向の中間部から室内側に突出する第2突出部412c、第2突出部412d、第3突出部412eと、第2突出部412cの上側に配置された第1気密材412fと、第3突出部412eの上側に配置された第2気密材412gと、第3突出部412eの上側に配置された第3気密材412hと、を有している。第2突出部412c、第2突出部412dおよび第3突出部412eは、この順番で上から下に間隔をあけて配置されている。第2突出部412cおよび第2突出部412dは、既設上枠21の網戸レール213の室外に配置され、第3突出部412eは、第2突出部412dは、既設上枠21の網戸レール213の下側に配置される。
既設網戸レール当接部412は、新設上枠41が上枠アタッチメント51を介して既設上枠21に固定されると、第1突出部412b、第2突出部412dの先端部、第1気密材412fおよび第2気密材412gが既設上枠21の網戸レール213の室外側の面と当接し、第3気密材412hに既設上枠21の網戸レール213の下部側が挿し込まれるように設置される。
網戸レール413は、新設サッシの網戸(不図示)を支持する部材である。室外側レール414は、既設サッシの室外側サッシ障子(不図示)を支持する部材である。室内側レール415は、既設サッシの室内側サッシ障子(不図示)を支持する部材である。これらの網戸レール413、室外側レール414および室内側レール415は、それぞれ略平板状に形成され、板面が室内外方向を向く略鉛直面となる向きに配置されている。
樹脂カバー支持部416は、略平板状に形成され、板面が室内外方向を向く略鉛直面となる向きに配置されている。
樹脂カバー417は、室内側レール415の室内側の面に沿って配置される室内側レールカバー部417aと、基部411の室内側レール415よりも室内側の部分における下面に沿って配置される基部カバー部417bと、基部カバー部417bの室内側の端部から下側に延びて樹脂カバー支持部416に係止される被係止部417cと、被係止部の下端部から室内側に延びる室内側延設部417dと、を有している。
次に、既設上枠に新設上枠を取り付ける方法について説明する。
まず、上枠アタッチメント51を既設上枠21に固定する。
第1部材71の第1連結部711と第2部材72の第3連結部721とを連結し、第1部材71の第2連結部712と第2部材72の第4連結部722とを連結して第1部材71と第2部材72とを連結する。このとき、連結された第1部材71および第2部材72の室内側レール挿入部716に既設上枠21の室内側レールが挿入可能であるとともに、室外側レール当接部729に室外側レール214の下端部が当接可能となるように、第1部材71と第2部材72との室内外方向の位置を調整する。
第1部材71と第2部材72とを連結したら、室内側レール挿入部716に既設上枠21の室内側レール215を挿入し、室外側レール当接部729に室外側レール214の下端部が当接させる。これにより、第1部材71の第1連結部711および接続部713、第2部材72の第3連結部721および第2固定部723が既設上枠21の室内側レール215と室外側レール214との間に配置される。
この状態で、固定部714を既設上枠21の基部211をネジ70dで固定し、第2固定部723を室外側レール214にビスで固定することで上枠アタッチメント51が既設上枠21に固定される。本実施形態では、第2固定部723が傾斜していることにより、室内側から傾斜した向きで第2固定部723を室外側レール214に固定することができる。
続いて、既設上枠21に固定された上枠アタッチメント51に新設上枠41を固定する。
まず、新設上枠41を上枠アタッチメント51の下側に配置し、新設上枠41の基部411を上枠アタッチメントの第2部材72の第3固定部724および第4固定部725にネジ70eで固定する。このとき、新設上枠41の基部411のうち第4固定部725に固定される部分は樹脂カバー417の基部カバー部417bが設けられているため、樹脂カバー417も基部411とともに第4固定部725にネジ70eで固定される。
上枠アタッチメント51への新設上枠41の固定と前後して、新設上枠41の室内側に樹脂カバー417や気密材などを適宜設置する。
これにより、新設上枠41が上枠アタッチメント51を介して既設上枠21に固定される。
なお、新設枠4は、新設上枠41、新設下枠42および新設縦枠43,44が連結された矩形枠の状態でけんどん式に既設上枠21の内周側に配置される。このため、新設枠4が既設枠2の内周側に配置されると、新設上枠41と上枠アタッチメント51との間には、隙間が生じることになる。このため、本実施形態では、新設上枠41と上枠アタッチメント51との隙間に、スペーサ9が配置されている。具体的には、新設上枠41の基部411と上枠アタッチメント51の第3固定部724および第4固定部725との間にスペーサ9が配置されている。
一対の既設縦枠23,24は、それぞれ見付け方向に略対称となる形状に形成されている。このため室内側から見て左側となる見付け方向一方側の既設縦枠23について説明し、他方側の既設縦枠24については説明を省略する。また、一対の新設縦枠43,44および一対の縦枠アタッチメント53,54についても見付け方向一方側の新設縦枠43,縦枠アタッチメント53について説明し、他方側の新設縦枠44および縦枠アタッチメント54の説明を省略する。
図6に示すように、既設縦枠23は、開口部12の側縁部の内側に配置される基部231と、基部231から見付け方向一方側に突出し壁部11に室外側から固定される固定部232と、基部231の室外側の端部よりやや室内側に向かった位置から見付け方向他方側に延びる第1ヒレ部233と、基部231の室内外方向の中間部から見付け方向の他方側に延びる第2ヒレ部234と、基部231の室内側の端部に連結されたアングル部と236と、を有している。
基部231は、略平板状に形成され、板面が見付け方向を向く鉛直面となる向きに配置されている。
固定部232は、略平板状に形成され、板面が室内外方向を向く鉛直面となる向きに配置されている。
第1ヒレ部233および第2ヒレ部234は、それぞれ板面が室内外方向を向く鉛直面となる向きに配置されている。
アングル部236は、基部231の室内側の縁部から見付け方向他方側に延びる第1アングル部237と、第1アングル部237の見付け方向他方側の縁部から室内側に延びる第2アングル部238と、を有している。第1アングル部237は、額縁3の室外側の端面と当接またはわずかな隙間をあけて対向している。第2アングル部238は、額縁3の見付け方向他方側の面の室外側の端部近傍と当接またはわずかな隙間をあけて対向をしている。
縦枠アタッチメント53は、第1部材75および第2部材76を有している。第1部材75と第2部材76とは、連結された状態で既設縦枠23に固定されている。第1部材75と第2部材76とは、室内外方向の所定の範囲において連結する位置を調整可能に構成されている。第1部材75と第2部材76とが連結される位置を調整することにより、既設縦枠23の形状にかかわらず縦枠アタッチメント53を既設縦枠23に固定可能な形状とすることができる。
第1部材75は、第2部材76の第2連結部761と連結される第1連結部751と、既設縦枠23に固定される第1固定部752と、第1連結部751と第1固定部752とを接続する第1接続部753とを有している。これらの第1連結部751、第1固定部752および第1接続部753は、金属などを加工して一体に形成されている。
第1連結部751と第1固定部752とはそれぞれ板面が見付け方向を向く向きで見付け方向に間隔をあけて対向し、第1連結部751が第1固定部752よりも室内側に配置されている。第1接続部753は室内外方向を向く向きに配置され、見付け方向一方側の縁部が第1固定部752の室内側の縁部と接続され、見付け方向他方側の縁部が第1連結部751の室内側の縁部と接続されている。
第1連結部751には、丸孔状のネジ孔751aが高さ方向に間隔をあけて複数形成されている。
第1固定部752には、丸孔状のネジ孔752aが高さ方向に間隔をあけて複数形成されている。
第2部材76は、第1部材75の第1連結部751と連結されるとともに、新設縦枠43が固定される第2連結部761と、第2連結部761の室外側に連続して設けられ既設縦枠23の第1ヒレ部233に固定される第2固定部762と、を有している。
第2連結部761は、第1部材75の第1連結部751と連結される第1板部761aと、第1板部761aの室内側に接続して設けられて新設縦枠43が固定される第2板部761bと、第1板部761aの室外側に接続して設けられて新設縦枠43が固定される第3板部761cと、を有している。
第1板部761aは、平板状に形成されて板面が見付け方向を向く向きに配置されている。第1板部761aには、室内外方向に延びる長孔状のネジ孔761dが高さ方向に間隔をあけて複数形成されている。
第2板部761bは、平板状に形成されて板面が見付け方向を向く向きに配置されている。第2板部761bは、第1板部761aよりもやや見付け方向の他方側(既設枠と離間する側)に配置されている。第1板部761aと第2板部761bとの間には、段部が形成されている。第2板部761bには、新設縦枠43を固定するネジが挿通される丸孔状のネジ孔761eが形成されている。
第3板部761cは、平板状に形成されて板面が見付け方向を向く向きに配置されている。第3板部761cは、第1板部761aよりもやや見付け方向の他方側に配置されている。第1板部761aと第3板部761cとの間には、第1板部761a側(室内側)から第3板部761c側(室外側)に向かって漸次見付け方向の他方側に向かうように傾斜する接続部761fが形成されている。第3板部761cには、新設縦枠43を固定するネジが挿通される丸孔状のネジ孔761gが形成されている。
第2固定部762は、第2連結部761の第3板部761cの室外側の縁部から見付け方向の一方側に延びる第4板部762aと、第4板部762aの見付け方向一方側の縁部から室外側に延びる第5板部762bと、第5板部762bの室内外方向の中間部から室内外方向の一方側に延びる第6板部762cと、第5板部762bの室外側の縁部から見付け方向の一方側に延びる第7板部762dと、を有している。第6板部762cと第7板部762dとは、見付け方向の寸法が同じ寸法に形成され、平行に配置されている。
第5板部762bには、第6板部762cと第7板部762dとの間にネジ孔762eが形成されていて、見付け方向の他方側からネジ762fを挿通するとネジ762fが、第6板部762cと第7板部762dとの間に挿入されるように構成されている。
新設縦枠43は、既設縦枠23に固定された縦枠アタッチメント53の見付け方向他方側に配置される基部431と、基部431の室外側の縁部から見付け方向一方側に延びるカバー部432と、基部431の室外側の縁部近傍から見付け方向他方側に延びる第1ヒレ部433と、基部431の室内外方向の中間部から見付け方向他方側に延びる第2ヒレ部434と、基部431の室内側の縁部から見付け方向他方側にのびる樹脂カバー係止部435と、樹脂カバー係止部435に係止される樹脂カバー436と、を有している。
基部431は、略平板状に形成され、板面が見付け方向を向く鉛直面となる向きに配置されている。基部431には、第1ヒレ部433と第2ヒレ部434との間に高さ方向に間隔をあけてネジ孔431aが複数形成されている。また、基部431には、第2ヒレ部434と樹脂カバー係止部435との間に高さ方向に間隔をあけてネジ孔431bが複数形成されている。
カバー部432は、略平板状に形成され、板面が室内外方向を向く鉛直面となる向きに配置されている。カバー部432は、縦枠アタッチメント53の第7板部762dの室外側に室内外方向に間隔をあけて対向して配置される。本実施形態では、カバー部432と縦枠アタッチメント53の第7板部762dとの間に止水材432aが設けられている。
第1ヒレ部433、第2ヒレ部434および樹脂カバー係止部435は、それぞれ板面が室内外方向を向く鉛直面となる向きに配置されている。
樹脂カバー436は、樹脂カバー係止部435に係止される被係止部436aと、被係止部436aから室内側に延びる室内側延設部436bと、を有している。
次に、既設縦枠23に新設縦枠43を取り付ける方法について説明する。
まず、縦枠アタッチメント53を既設縦枠23に固定する。
第1部材75の第1連結部751と第2部材76の第2連結部761とを連結し、第1部材75と第2部材76とを連結する。第1部材75の第1連結部751と第2部材76の第2連結部761とを重ね、重なった第1連結部751のネジ孔751aと第2連結部761の長孔状のネジ孔761dにネジ70jを挿通して締結して、第1部材75と第2部材76とを連結する。このとき、第2連結部761に対する第1連結部751の室内外方向の位置を調整して縦枠アタッチメント53を既設縦枠23に固定できる形状とする。具体的には、第1部材75の第1固定部752室内側の縁部が既設縦枠23の第1アングル部237と当接し、第2部材76の第2固定部762の第7板部762dにおける室内の端面が既設縦枠23の第1ヒレ部233の室外側の面と当接する形状とする。
そして、第1部材75の第1固定部752に挿通されたネジ70iを既設縦枠23の基部231に固定する。また、第2部材76の第5板部762bのネジ孔762eにネジ70mを挿通し、第6板部762cと第7板部762dとの間に挿通されたネジ70mの脚部と、第6板部762cとで既設縦枠23の第1ヒレ部233を挟んで固定した状態とする。
これにより、縦枠アタッチメント53が既設縦枠23に固定される。
なお、第1部材75を既設縦枠23に固定した後に、第2部材76を第1部材75に固定して、縦枠アタッチメント53を既設縦枠23に固定してもよい。
次に、新設縦枠43を縦枠アタッチメント53に固定する。
新設縦枠43を縦枠アタッチメント53の見付け方向他方側に配置し、新設縦枠43の基部431に形成されたネジ孔431a,431bに挿通されたネジ70k,70lを縦枠アタッチメント53の第2部材76の第2連結部761に固定する。これにより、新設縦枠43が縦枠アタッチメント53に固定される。
縦枠アタッチメント53への新設縦枠43の固定と前後して、新設縦枠43の室内側に気密材や、樹脂カバー436などを適宜設置する。
本実施形態では、縦枠アタッチメント53の第2部材76と新設縦枠43の基部431との間に、新設縦枠43のがたつきを防止するためのスペーサ9を設けている。
次に、上述した改装用サッシの施工方法の作用・効果について図面を用いて説明する。
上述した本実施形態による改装用サッシ1の施工方法では、既設下枠22の室外側レール224の室外の面に、下枠アタッチメント52における第2部材74の第3鉛直板部745の室内側の面745b(室内外方向位置決め面)を室外側から当接させることで第2部材74の室内外方向の位置決めを容易に行うことができる。また、既設下枠22の室外側レール224に高さ調整部77を載置させて第2部材74の高さ方向の位置決めを行うことにより、第2部材74は、高さ方向の位置決めの際に高さ調整部77を介して既設下枠22の室外側レール224に支持されているため、第2部材74の高さ方向の位置決めを安定した状態で容易に行うことができる。
また、室内外方向位置決め面となる第2部材74の第3鉛直板部745の室内側の面745bと高さ調整部77とが隣接していることにより、室内外方向の位置決めと高さ方向の位置決めとを同じ位置で行うことができる。
また、新設下枠42を下枠アタッチメント52に固定する前に、既設下枠22の網戸レール223の室外側の面223a(室外側の端面)に新設下枠42との室内外方向の間隔を保持するスペーサ422aを設けることにより、新設下枠42の室内外方向の位置決めを容易に行うことができる。また、スペーサ422aによって形成された既設下枠22の網戸レール223と新設下枠42の既設網戸レール対向部422との隙間を既設下枠22と新設下枠42の間に入り込んだ雨水などの水抜き孔として使用することができる。
また、既設下枠22の室外側レール224に高さ調整部77を載置させて下枠アタッチメント52の高さ方向の位置決めを行うことにより、下枠アタッチメント52の高さ方向の位置決めの際に高さ調整部77を介して下枠アタッチメント52が既設下枠22に支持されているため、下枠アタッチメント52の高さ方向の位置決めを安定した状態で容易に行うことができる。
また、高さ調整部77は、ネジ部771を回転させることで下枠アタッチメント52の第2部材74の既設下枠22に対する高さを調整できるため、第2部材74の高さ方向の位置決めを容易に行うことができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について、添付図面に基づいて説明するが、上述の第1実施形態と同一又は同様な部材、部分には同一の符号を用いて説明を省略し、実施形態と異なる構成について説明する。
図8に示すように、第2実施形態による改装用サッシの施工方法では、図2に示す第1実施形態による改装用サッシ1の高さ調整部77と異なる高さ調整部78が用いられている。
第2実施形態の高さ調整部78は、第1実施形態のネジ部771と同様のネジ部781と、第1実施形態の載置部772と異なる形状の載置部782と、を有している。
図9に示すように、載置部782は、第1実施形態の載置部772と同様に上板部783、一対の側板部784,784および一対の下板部785,785を有し、さらに、一対の下板部785,785それぞれから下側に突出する一対の突出板部786,787を有している。
一対の突出板部786,787のうちの一方の第1突出板部786は、一対の下板部785,785のうちの一方の下板部785の室外側の縁部から下側に延びる平板状に形成されている。一対の突出板部786,787のうちの他方の第2突出板部787は、一対の下板部785,785のうちの他方の下板部785の室内側の縁部から下側に延びる平板状に形成されている。一対の突出板部786,787は、それぞれ同じ高さ寸法に形成されている。
第2実施形態の高さ調整部78は、一対の側板部784,784が第1実施形態の高さ調整部77の一対の側板部774,774よりも、高さ寸法が大きくなるように形成されている。
高さ調整部78は、第1実施形態の高さ調整部77と同様にネジ部781が下枠アタッチメント52の第2部材74に係止されている。高さ調整部78は、室外側レール224の上端部に載置部782の一対の下板部785,785の下面を当接させるようにして既設下枠22の室外側レール224の上端部に載置されている。このとき、第1突出板部786は、室内側の面786aが室外側レール224の室外側の面と当接している。本実施形態では、第1突出板部786の室内側の面786aが本発明の室内外方向位置決め面に相当している。
第2実施形態による改装用サッシの施工方法では、載置部782の一対の下板部785,785の下面を室外側レール224の上端部に当接させるようにするとともに、第1突出板部786の室内側の面を室外側レール224の室外側の面と当接させ、高さ調整部78のネジ部781を調整して第2部材74の高さを調整する。このようにして第2部材74の位置決めを行ってから第2部材74を第1部材73と連結する。
第2実施形態による改装用サッシの施工方法および下枠アタッチメントでは、高さ調整部78を用いて第2部材74(下枠アタッチメント)の室内外方向の位置決めおよび高さ方向の位置決めの両方を行うことができる。
以上、本発明による改装用サッシの施工方法およびアタッチメントの実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記の実施形態では、新設下枠42を下枠アタッチメント52に固定する前に、既設下枠22の網戸レール223の室外側の面223a(室外側の端面)に新設下枠42との室内外方向の間隔を保持するスペーサ422aを設けているが、スペーサ422aを設けずに新設下枠42を下枠アタッチメント52に固定してもよい。
また、上記の実施形態では、縦枠アタッチメント53の第7板部762dと新設縦枠43のカバー部432との間に止水材432aが設けられているが、図10に示すように、縦枠アタッチメント53の第7板部762dと新設縦枠43のカバー部432との間に止水材が設けられていなくてもよい。
また、上記の実施形態では、高さ調整部77,78は、ネジ部771,781と載置部772,782とを有し、ネジ部771,781を調整することで下枠アタッチメント52の第2部材74の高さを調整するように構成されているが、下枠アタッチメント52の第2部材72の高さを調整する構成は適宜設定されてよい。また、本実施形態では、下枠アタッチメント52は、第1部材73と第2部材74とが連結される構成であるが、第1部材73と第2部材74とが連結した部材に相当する1つの部材を有する構成としてもよい。
1 改装用サッシ
11 壁部
12 開口部
22 既設下枠
42 新設下枠
52 下枠アタッチメント(アタッチメント)
74 第2部材(本体部)
77,78 高さ調整部
223a 面(室外側の端面)
224 室外側レール
224a 面
422a スペーサ
745b 面(室内外方向位置決め面)
771,781 ネジ部
772,782 載置部
786a 面(室内外方向位置決め面)

Claims (4)

  1. 室内と室外とを仕切る壁部に設けられた既設サッシの既設下枠に、改装用サッシの新設下枠を取り付ける改装用サッシの施工方法において、
    前記既設下枠にアタッチメントを固定するアタッチメント固定工程と、
    前記アタッチメントに前記新設下枠を固定する新設下枠固定工程と、を有し、
    前記アタッチメント固定工程は、
    前記アタッチメントに設けられた室内外方向位置決め面を前記既設下枠の室外側レールの室外側の面に室外側から当接させて、前記アタッチメントの室内外方向の位置決めを行う室内外方向位置決め工程と、
    前記室内外方向位置決め面の室内側に隣接して前記アタッチメントに設けられた高さ調整部を前記室外側レールに載置して、前記高さ調整部で前記アタッチメントの高さ方向の位置決めを行う高さ方向位置決め工程と、を有することを特徴とする改装用サッシの施工方法。
  2. 新設下枠固定工程は、前記新設下枠を前記アタッチメントに固定する工程の前に、前記既設下枠における室外側の端面に、前記新設下枠との室内外方向の間隔を保持するスペーサを設けるスペーサ設置工程を有する請求項1に記載の改装用サッシの施工方法。
  3. 室内と室外とを仕切る壁部に設けられた既設サッシの既設下枠に固定されて改装用サッシの新設下枠が固定される改装用サッシのアタッチメントにおいて、
    前記既設下枠の室外側レールの室外側の面に室外側から当接させて、前記アタッチメントの室内外方向の位置決めを行う室内外方向位置決め面と、
    前記室内外方向位置決め面の室内側に隣接して設けられ、前記室外側レールに載置された状態で前記アタッチメントの高さ方向の位置決めを行う高さ調整部と、を有することを特徴とする改装用サッシのアタッチメント。
  4. 前記既設下枠に固定されて前記新設下枠が固定される本体部を有し、
    前記高さ調整部は、高さ方向に延びる向きで前記本体部に係止されたネジ部と、
    前記室外側レールに載置されて前記ネジ部が螺合する載置部と、を有し、
    前記ネジ部は、前記本体部に対して軸線回りに回転可能かつ高さ方向に相対移動不可能に構成され、
    前記載置部は、前記ネジ部とともに前記ネジ部の軸線回りに回転不可能かつ前記本体部に対して上下方向に相対移動可能に構成されている請求項3に記載の改装用サッシのアタッチメント。
JP2016255005A 2016-12-28 2016-12-28 改装用サッシの施工方法およびアタッチメント Active JP6744210B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016255005A JP6744210B2 (ja) 2016-12-28 2016-12-28 改装用サッシの施工方法およびアタッチメント

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016255005A JP6744210B2 (ja) 2016-12-28 2016-12-28 改装用サッシの施工方法およびアタッチメント

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018105070A JP2018105070A (ja) 2018-07-05
JP6744210B2 true JP6744210B2 (ja) 2020-08-19

Family

ID=62786718

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016255005A Active JP6744210B2 (ja) 2016-12-28 2016-12-28 改装用サッシの施工方法およびアタッチメント

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6744210B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6294702B2 (ja) * 2013-12-13 2018-03-14 三協立山株式会社 改修用サッシ
JP6242703B2 (ja) * 2014-02-03 2017-12-06 Ykk Ap株式会社 建具ユニット
JP6510313B2 (ja) * 2015-05-12 2019-05-08 三協立山株式会社 改修用サッシ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018105070A (ja) 2018-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8975519B2 (en) Adjustable bracket for steel stud
JP6510313B2 (ja) 改修用サッシ
US20090278007A1 (en) System and method for mounting a flat panel device
JP6756642B2 (ja) 改装サッシ
JP6294702B2 (ja) 改修用サッシ
US12007069B2 (en) Bracket for adjustable-depth mounting of electrical boxes
JP6744210B2 (ja) 改装用サッシの施工方法およびアタッチメント
JP6717704B2 (ja) 改装用サッシおよび改装用サッシの施工方法
JP6410475B2 (ja) 建具
JP6831083B2 (ja) 改装用サッシおよび改装用サッシの施工方法
JP2019044440A (ja) 建築構造体
JP2016164326A (ja) 下枠構造及び建具
JP5391125B2 (ja) 建具
JP6622454B2 (ja) 日射遮蔽装置の補助部材
GB2568260A (en) Wall panel and associated apparatus
JP2010126910A (ja) サッシ
JP5220695B2 (ja) 改装サッシユニット及び改装サッシユニットの取付方法
JP2018076741A (ja) 改装サッシ及び改装サッシの施工方法
JP2021161739A (ja) 壁つなぎ用治具及び該治具を備えた外壁パネル部材
EP3237701B1 (en) Method and assembly for cladding or covering buildings
JP6297961B2 (ja) サッシ用額縁
JP7199316B2 (ja) 枠体の取付構造及び枠体の取付方法
JP2022089376A (ja) 間仕切り窓
JP7427500B2 (ja) 改装サッシおよびその取付方法
JP2012040231A (ja) レンジフードの設置方法及び隙間塞ぎ部材

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200707

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200728

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200730

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6744210

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350