JP6294702B2 - 改修用サッシ - Google Patents
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Description
それらの問題を解決するために、最近では、既設枠を建物の開口部に残存させたまま改修用サッシを既設窓枠に被せるように取付施工する改修用サッシが知られており、残存する既設の窓枠に対して、取付補助部材等を介して改修用サッシを固定していた。
改修用窓枠の下枠の下面と水切壁の室内側面の基準部分を、捨枠の上壁上面と垂下壁室外側面に当接させて固定することを特徴とする。
改修用サッシは、既設窓枠に対してネジ等により固定される捨枠と、捨枠に対してその内周側に固定される改修用窓枠とからなる。改修用窓枠は、改修用上枠11、改修用下枠12、及び、左右一対の改修用縦枠13とから構成され、同様に、捨枠は、上捨枠21、下捨枠22、及び、左右一対の縦捨枠23とから、既設窓枠は、既設上枠31、既設下枠32、及び、左右一対の既設縦枠33とから構成されている。
本発明の第1の実施形態を、図1乃至4を参照して説明する。
(下枠部の構成)
改修用下枠12は、アルミ材の押出形材からなり、下捨枠22の上面に載置されるガラス溝底壁121と、ガラス溝底壁121の室外側端部より上方に延設される室外側ガラス溝壁122と、ガラス溝底壁121の略中央部より上方に延設されて室外側ガラス溝壁122と協働してガラス溝を構成する室内側ガラス溝壁123と、ガラス溝底壁121の室内側端部に形成される室内側フランジ片124と、ガラス溝底壁121の下面より下方に延設される水切壁125とからなり、改修用下枠12の下面となるガラス溝底壁121の下面及び水切壁125の室内側面には、下捨枠22に対する位置決めの基準部分となる基準面121a,125aが形成されている。
改修用上枠11は、アルミ材の押出形材からなり、天井壁111と、天井壁111の室外側端部より下方に延設される室外側ガラス溝壁112と、天井壁111の略中央部に形成され押縁113が係合される係合部114と、天井壁111の室内側端部に形成された室内側フランジ片115と、押縁113とからなり、天井壁111のガラス溝部の底面の一部には、上捨枠21に対してスペーサ7を介して固定される固定部116が形成されている。
左右一対の改修用縦枠13は、それぞれアルミ材の押出形材からなり、室外側端部において内周側に向かって突出してガラス溝を構成する室外側ガラス溝壁132と、室内側端部において内周側に向かって突出する室内側壁133と、室外側ガラス溝壁132と室内側壁133とを連結する連結壁131と、室内側壁133より室内側に突出する室内側フランジ片134と、連結壁131の内周側であって室外側ガラス溝壁132と室内側壁133との間に設けられた押縁136を係合する係合部135と押縁136とからなる。
本発明の改修用サッシを用いた改修工法について説明する。
まず、既設下枠32に対して、下捨枠22が取り付けられる。下捨枠22は、その上壁221が既設下枠32のガラス溝部321及び室内側片323の上面に載置された状態でその室内外方向の位置合わせがなされ、ネジ等により仮固定される。
本発明の第2の実施形態の下枠部を図5に示す。
第2乃至第7の実施形態においては、下捨枠22について、その上壁221の固定部221bが、その下面が載置部221aの下面と同一高さとなっている室外側固定部221cと室外側固定部221cの室内側に階段状に連続して一段高く形成された室内側固定部221dとから構成されている点で第1の実施形態と異なっている。
そして、第2の実施形態は、既設下枠32の室内側片323に対してガラス溝部321の上端が低く形成されている場合に採用される実施の形態である。
本発明の第3の実施形態の下枠部を図6に示す。
第3の実施形態は、既設下枠32が室内側片323を有しておらず、改修用下枠12の高さ方向寸法に比べて、既設下枠32の高さ寸法が小さい場合に採用される実施の形態である。
本発明の第4の実施形態の下枠部を図7に示す。
第4の実施形態は、既設下枠32が室内側片323を有しておらず、改修用下枠12の高さ方向寸法に比べて、既設下枠32の高さ寸法が小さく、改修用下枠12の見込み寸法に比べて、既設下枠32の見込み寸法が大きい場合に採用される実施の形態である。
本発明の第5の実施形態の下枠部を図8に示す。
第3の実施形態は、改修用下枠12の見込み寸法に比べて、既設下枠32の見込み寸法が大きく、かつ、下捨枠22の室内側固定部221dを預ける既設下枠32の上面が面落ちしている場合に採用される実施の形態である。
本発明の第6の実施形態の下枠部を図9に示す。
第6の実施形態は、既設下枠32に下捨枠22の上壁221の室外側固定部221cを載置するためのガラス溝部321の溝室外側壁321a等既設のベース面が無い場合に採用される実施の形態である。
本発明の第7の実施形態の下枠部を図10に示す。
第7の実施形態は、既設下枠32が押縁aによりガラス等パネルを保持する型式の枠体など、下捨枠22の垂下壁222の高さ寸法に対して、既設下枠32の立ち上がり寸法が大きく、下捨枠22の垂下壁222に配置されて対応可能なボルト225が存在しない場合に採用される実施の形態である。
この実施形態においては、垂下壁222の下端に配置されるスペーサ7が高さ調節手段として構成されている。
本発明の第8の実施形態の下枠部を図11に示す。
第8の実施形態は、改修用サッシが開閉サッシであって、既設下枠32の室内側片323に対してガラス溝部321の上端が低く形成されている場合に採用される実施の形態である。
以上のように、本発明の各実施形態の改修用サッシは、改修用下枠を固定する下捨枠が既設窓枠の上端に載置される上壁と高さ調節手段を有する垂下壁とから構成されているので、各種の既設窓枠に対して位置決めして固定することが容易であり、さらに、上壁及び垂下壁のそれぞれに改修用下枠を載置して位置合わせができる基準面(載置面及び当接面)を備えているので、改修用下枠を下捨枠に載置するだけで上下方向の位置合わせができ、載置した後に下捨枠の当接面に当接させることにより見込み方向の位置合わせができるから、改修用下枠の固定作業時にレベルを出しながら行う必要がなく、改修作業の効率が向上する。
11 改修用上枠
111 天井壁
112 室外側ガラス溝壁
113 押縁
114 係合部
115 室内側フランジ片
116 固定部
12 改修用下枠
121 底壁
121a 基準面(基準部分)
122 室外側ガラス溝壁
123 室内側ガラス溝壁
124 室内側フランジ片
125 水切壁
125a 基準面(基準部分)
13 改修用縦枠
131 連結壁
132 室外側ガラス溝壁
133 室内側壁
134 室内側フランジ片
135 係合部
136 押縁
15 改修用下枠
151 底面壁
152 戸当り部
153 水切壁
154 室内側フランジ片
155 リブ部(基準部分)
2 捨枠
21 上捨枠
211 水平壁
212 屈曲壁
22 下捨枠
221 上壁
221a 載置部
221b 固定部
221c 室外側固定部
221d 室内側固定部
222 垂下壁
222a 当接部
223 溝部
224 ナット
225 ボルト
23 縦捨枠
231 室外壁
232 内周壁
233 室内壁
3 既設窓枠
31 既設上枠
311 既設上枠本体
312 室内側片
32 既設下枠
321 ガラス溝部
321a 溝室外側壁
321b 溝室内側壁
321c 溝底壁
322 水切片
323 室内側片
324 背後壁
33 既設縦枠
331 既設縦枠本体
332 室外側壁
333 室外側ガラス溝壁
334、335 脚部
336 室内側片
41 上縁部材
42 下縁部材
43 縦縁部材
7 スペーサ
91 補助材
92,93,94、96 アングル材
95 取付補助材
Claims (1)
- 捨枠と改修用窓枠とを備え、
下枠用の捨枠は、既設下枠の室内側上端面に載置される上壁と、上壁の室外側で下方に屈曲して垂下する垂下壁と、垂下壁に設けられた高さ調節手段とを有し、
改修用窓枠の下枠は捨枠に載置され、その室外側下面より下方に延設される水切壁を有するとともに、
改修用窓枠の下枠の下面と水切壁の室内側面には位置決めの基準となる基準部分を有し、
改修用窓枠の下枠の下面と水切壁の室内側面の基準部分を、捨枠の上壁上面と垂下壁室外側面に当接させて固定することを特徴とする改修用サッシ。
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