JP5917875B2 - 建具 - Google Patents
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Description
図1及び図2は、本発明の実施の形態1である取付構造により建物の開口Hに対して改装用の新設建具10を設置した状態を示すものである。ここで例示する改装用の新設建具10は、窓枠11と左右2枚の障子12とを備え、窓枠11に対して2枚の障子12を左右方向にスライドさせて開閉する、いわゆる「引き違い窓」と称されるものである。本実施の形態1では、さらに、窓枠11において室外側に位置する部位に網戸13を1枚備えた新設建具10を例示している。尚、以下においては後述する既設建具の構成要素と区別するため、新設建具10の各構成要素に「新設」という接頭語を付してそれぞれを説明する。
実施の形態1では、矩形の平板状を成す基板部31と、基板部31の一側縁から直角に屈曲した下垂部32とを一体に成形した補強金具30を適用することにより、既設下枠21bと窓台M2との間の取付強度を新たに確保するようにしたが、補強金具の形状は、これに限定されない。例えば、図5及び図6に示した実施の形態2では、実施の形態1よりも重量の重い新設障子を適用することを前提としたものであり、実施の形態1とは異なる構成の補強金具130を適用している。尚、実施の形態2において実施の形態1と同様の構成に関しては、同一の符号を付してそれぞれの詳細説明を省略する。また、実施の形態2で適用する新設建具については、実施の形態1とは重量が異なるものの、基本的な構成は同様である。従って、実施の形態2の新設建具についても、実施の形態1と同様の構成に同一の符号を付してそれぞれの詳細説明を省略する。
実施の形態1では、取付片部材27として平板状のものを例示したが、本発明はこれに限定されない。例えば、図8に示す実施の形態3では、屈曲した板状の取付片部材127を適用している。すなわち、実施の形態3で適用する取付片部材127は、平板状の取付部127aと、平板状を成すネジ締結部127bとが互いに直角に屈曲した形状を成すものである。この取付片部材127は、取付部127aを介して新設縦枠11cの外方に臨む見込み面に取り付けてあり、ネジ締結部127bが新設縦枠11cの見付け面11eに沿って外方に突出している。新設縦枠11cに対して取付片部材127をそれぞれ3箇所に取り付ける点は、実施の形態1と同様である。また、取付片部材127を新設縦枠11cに取り付ける場合に取付ボルトb6及びターンナットn2を適用するのも実施の形態1と同様である。図には明示していないが、実施の形態1と同様に、取付ネジb7の頭部にスナップ部材及びカバー部材を配設することにより、取付片部材127相互の隙間を覆い隠しても良い。尚、その他実施の形態1と同様の構成に関しては、同一の符号を付してある。
実施の形態3では、取付片部材127のネジ締結部127bと網戸レール21dとの間に直接取付ネジb7を締結するようにしているが、図9に示す実施の形態4のように、取付片部材227のネジ締結部227bと網戸レール21dとの間に補助取付片部材227cを介在させるようにしても良い。補助取付片部材227cは、金属製の平板状部材であり、取付片部材227のネジ締結部227bから網戸レール21dまでの間を接続できる寸法に形成してある。補助取付片部材227cは、取付ネジb7,b8により一方の端部が網戸レール21dに締結され、他方の端部が取付片部材227のネジ締結部227bに締結される。図には明示していないが、実施の形態1と同様に、取付ネジb7の頭部にスナップ部材及びカバー部材を配設することにより、取付片部材227相互の隙間を覆い隠しても良い。
実施の形態4では、互いに外形寸法が異なる新設窓枠11を取り付ける場合に補助取付片部材227cの長さを変更することで取付片部材227を共用化するようにしているが、図10に示す実施の形態5のように、予め取付部327aからのネジ締結部327bの長さを大きく形成した取付片部材327を用いるようにしても良い。すなわち、取り付けるべき新設窓枠11の外形寸法に応じてネジ締結部327bを切除すれば、取付片部材327を唯一用意するだけで異なる外形寸法の新設窓枠11を取り付けることが可能となる。ネジ締結部327bを切除する場合には、カッター等の工具を適用しても良いが、予めネジ締結部327bに複数の溝を形成しておけば、工具を用いることなく不要部分を折り取ることも可能である。図には明示していないが、実施の形態1と同様に、取付ネジb7の頭部にスナップ部材及びカバー部材を配設することにより、取付片部材327相互の隙間を覆い隠しても良い。
図11及び図12は、本発明の実施の形態6である取付構造により建物の開口Hに対して改装用の新設建具110を設置した状態を示すものである。ここで例示する改装用の新設建具110は、図12に示すように、窓枠111と上下2枚の障子112とを備え、窓枠111に対して片方の障子112のみを上下方向にスライドさせて開閉する、いわゆる「片上げ下げ窓」と称されるものである。尚、以下においては後述する既設建具の構成要素と区別するため、新設建具110の各構成要素に「新設」という接頭語を付してそれぞれを説明する。
11 新設窓枠
21 既設窓枠
21d 網戸レール
27 取付片部材
29a スナップ部材
29b カバー部材
110 新設建具
111 新設窓枠
121 既設窓枠
127 取付片部材
127a 取付部
127b ネジ締結部
227 取付片部材
227b ネジ締結部
227c 補助取付片部材
327 取付片部材
327a 取付部
327b ネジ締結部
427 取付片部材
427a 取付部
427b ネジ締結部
H 開口
b7,b8 取付ネジ
b16 取付ネジ
Claims (3)
- 既設の窓枠を残した建物の開口に樹脂または樹脂及び金属の複合体で構成された新設窓枠を取り付けることによって構成した建具において、
前記新設窓枠の室外側に位置する外周部の見付け面に、既設窓枠の見込み面から突出する当接部材と対向するように前記新設窓枠の見付け面に沿って外方に延び、かつ互いに間隔を確保して取り付けた複数の取付片部材と、
前記既設窓枠の当接部材及び前記新設窓枠の取付片部材の間に隙間ができるように見込み方向に沿って締結した取付ネジと、
を備えることを特徴とする建具。 - 前記取付片部材は平板状を成すことを特徴とする請求項1に記載の建具。
- 前記既設窓枠は、前記当接部材として見込み面の室外側に位置する縁部にそれぞれ網戸レールを有するものであり、室外側から前記取付片部材を介して前記網戸レールに前記取付ネジを締結することにより、前記新設窓枠を保持することを特徴とする請求項1に記載の建具。
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JP2011185240 | 2011-08-26 | ||
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- 2011-10-07 JP JP2011222620A patent/JP5917875B2/ja active Active
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