JP6716784B2 - ロールスタンド用ストリッピングデバイス - Google Patents

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Description

本発明はロールスタンド用のストリッピングデバイスに関する。
圧延素材を圧延するためのロールスタンドは、冷却流体、一般には冷却水で冷却されるロールを有する。過度に多くの冷却流体が圧延素材に付着しかつ/またはそれを通って圧延素材が二つのロール間で案内されるロールニップに入るのを防ぐために、ストリッピングデバイスが使用され、それによって冷却流体がロールのロール表面から除去される。
特許文献1は、バックアップロールおよび/または加工ロールと、ロールの一つのインサートに配置された少なくとも一つのレストバーと、レストバーに隣接して配置された、例えば冷却水などの媒体用の入口/出口ガイドと、媒体が特に圧延素材上に滴下するのを防止するためにレストバーと入口/出口ガイドとの間に配置されたシールストリップとを有するロールスタンドを開示している。
特許文献2はホットロールスタンド用のストリッピングプレートを開示している。このストリッピングプレートは、フェルト層、鉄製のバッキングプレートおよびベースプレートから構成されており、ストリッピングプレートのこれらのコンポーネントは、ネジで結合されている。
特許文献3は、ロールスタンドのロールから冷却剤および/または潤滑剤を除去する方法を開示しており、ストリッピングエッジを有する少なくとも一つのストリッピングデバイスは、ロールスタンドの入口側および/または出口側において、ロールスタンドの加工ロールまたは加工ロールを支持するバックアップロールのロール表面に対して接触圧力を伴って当接する。
特許文献4は、バックアップおよび/または加工ロールと、加工ロールインサート間に配置されかつロールの下側周縁において上側ロールと関連付けられたレストバーと、レストバーに固定されると共に調整手段によってロール表面に対して外部的にセットすることができる水ストリッパーとを有するロールスタンドを開示している。
特許文献5は、スチール圧延機においてロールから冷却水を除去するためのストリッパーを開示している。このストリッパーは、ロール表面を研磨するための研磨プレートを有する。研磨砥粒は研磨プレートの不織布中に均一に分布している。研磨プレートの表面には冷却水を拭き取るための水拭き取り材が積層されている。
欧州特許第2079553号明細書 中国実用新案第204448819号明細書(CN204448819U) 欧州特許出願公開第2384829号明細書 独国特許出願公開第10049032号明細書 特開2016‐107303号公報
本発明の根底にある目的は、ロールスタンド用の改良されたストリッピングデバイスを提供することである。
本発明によれば、上記目的は請求項1の特徴によって達成される。
本発明の有利な実施形態は従属請求項の主題を形成する。
ロールスタンド用の本発明によるストリッピングデバイスは、ストリッパーキャリアと、ストリッパーキャリア上に配置されたストリッパーとを具備する。ストリッパーは、繊維強化プラスチックから製造され、ストリッパーキャリアに当接する本体底面を有する本体と、本体底面の反対側の本体の本体上面に配置されたフェルト層とを具備する。
繊維強化プラスチックから本体を製造することにより、ストリッピングデバイスは、金属コンポーネントを有するストリッピングデバイスと比較して、ストリッピングデバイスの重量を著しく減少させることを可能にし、したがってストリッピングデバイスのより容易な移動および交換を可能にする。
本体およびフェルト層からストリッパーを構成することにより、ロールスタンドのロールを冷却するためにロールのロール表面に塗布された冷却流体をロール表面から剥ぎ取って除去するためのシールとして、本体およびフェルト層の両方を使用することがさらに可能になる。これにより、過度に多くの冷却流体が圧延素材に付着しかつ/またはロール表面からロールスタンドの二つのロール間のロールニップに入るのを防止することができ、特に、これにより、例えば潤滑剤を洗い流すか希釈することによって、ロールと圧延素材との間の接触面の潤滑のために、そこに塗布された潤滑剤の影響が低減される。
フェルト層の吸引効果はそのフェルト層のシール効果を高め、さらに有利なことには、フェルト層内に冷却流体を吸収することによってストリッパーを冷却する。その柔軟性および弾性のために、フェルト層はさらに、ロールの幅および周囲に沿ったロールの半径の変動ならびに本体前面のシール効果を低減する本体前面の製造公差を補償する。
本発明の一実施形態は、本体が、本体底面から本体上面に向かってある入射角で傾斜させられた本体前面を有することを想定している。本発明のこの実施形態は、有利なことには、できるだけ広い接触面積にわたってロールと接触するように本体前面を利用することを可能にする。
本発明の別の実施形態は、フェルト層が本体上面に対して、例えば二成分エポキシ樹脂接着剤を用いて、接着結合されることを想定している。本発明のこの実施形態は、有利なことには、本体に対するフェルト層の位置ズレを防止する。
本発明の別の実施形態は、本体前面と反対側に位置するストリッパーのストリッパー背面が、本体底面からこの本体底面と反対側に位置するストリッパーのストリッパー上面まで延びるストリッパーリセスを有することを、そしてストリッパーキャリアが、それぞれストリッパーリセスによってガイドされると共にストリッパーキャリアに接続された接続要素によってストリッパーに接続されることを想定している。接続要素は、例えばネジまたはピンである。本発明のこの実施形態によれば、有利なことに、ストリッパーをストリッパーキャリアから分離するために接続要素を取り外す必要がなく、ストリッパーをストリッパーキャリアから引き離すことを可能とするためには、ストリッパーキャリアに対する接続要素の接続を緩めるだけでよい。これは、有利なことには、ストリッパーに欠陥または磨耗が生じた場合に、ストリッパーの交換を容易にする。
本発明の別の実施形態は、繊維強化プラスチックがガラスフィラメント織物とエポキシ樹脂との複合体であることを想定している。ガラスフィラメント織物とエポキシ樹脂との複合体は、有利なことには、本体の高い耐熱性、高い寸法安定性および高いシール効果をもたらす。
本発明の別の実施形態は、フェルト層が少なくとも320kg/m、好ましくは520kg/mを超える嵩密度を有することを想定している。結果として、フェルト層は、有利なことには、ロールスタンドの回転ロールとの接触による機械的摩耗に対する耐性を高めるのに十分なフェルト硬度を有する。
本発明によるロールスタンドは、ロールと、本発明によるストリッピングデバイスと、本体の本体前面をロールのロール表面に押し付けるための接触圧力デバイスとを備える。この種のロールスタンドの利点は、本発明によるストリッピングデバイスの上述した利点から生じる。
本発明の一実施形態は、フェルト層が、ロールに面すると共に本体前面がロール表面に押し付けられたときにロール表面に当接するフェルト層前面を有することを想定している。ストリッパーの押圧直後にフェルト層前面がロール表面に当接するので、フェルト層は、本体前面のシール効果がまだ十分でない場合、特に接触圧力の立ち上がり時に、ストリッパーのシール効果を高め、したがってストリッパーの十分なシール効果を達成するためのスタートアップ時間は必要ない。これによって、有利なことには、圧延プロセスの開始時あるいは中断後における圧延の開始中でさえ、圧延素材から冷却流体を遠ざけるために、ロールと圧延素材との間の接触面を潤滑するための潤滑剤の良好な潤滑効果を伴って製造時間を増大させることができる。
本発明のさらなる実施形態は、接触圧力デバイスが、ストリッピングデバイスをロールまで上昇させるための回動可能に取り付けられたピボットアームを有すること、および/または本体前面をロール表面に対して押し付けるための液圧式または空気圧式駆動装置を有することを想定している。本発明のこれらの実施形態は、有利なことには、ロールに対するストリッパーの、監視された制御可能な押圧を可能にする。
本発明の上記特性、特徴および利点ならびにそれらが達成される方法は、図面を参照してより詳細に説明される以下の例示的実施形態の説明によって、より明確かつより明瞭になるであろう。
ロールを有するロールスタンド、ストリッピングデバイスの第1の例示的実施形態および接触圧力デバイスを概略的に示す図である。 ストリッピングデバイスの第2の例示的実施形態のストリッパーの平面図である。 図2に示されるストリッパーの断面図である。 図2および図3に示されるストリッパーおよびそれに対してストリッパーが当接するロールスタンドのロールの側面図である。
全ての図において、互いに対応する部分には同じ参照符号が与えられている。
図1は、圧延素材3を圧延するためのロールスタンド1を概略的に示す。ロールスタンド1は、加工ロールとして設計された二つのロール5,6と、少なくとも一つのロール5のためのストリッピングデバイス7および接触圧力デバイス9とを備える。ロール5,6は圧延ニップ11だけ離間させられており、圧延素材3を成形するために、例えばその厚みを減少させるために、圧延素材3は圧延方向13に圧延ニップ11を通過させられる。
ストリッピングデバイス7は、ストリッパーキャリア15と、このストリッパーキャリア15上に配置されたストリッパー17とを備える。ストリッパー17は本体19とフェルト層21とを備える。
本体19は繊維強化プラスチックから製造され、これは、好ましくは、少なくとも80℃を超える、好ましくは120℃を超える上限使用温度までの耐熱性および高い寸法安定性を有する。例えば、繊維強化プラスチックはガラスフィラメント織物とエポキシ樹脂との複合体である。本体19は、ストリッパーキャリア15に当接する本体底面23と、その上にフェルト層21が配置される本体上面25とを有する。本体19は、鋭い入射角29で、本体底面23から本体上面25に向かって傾斜させられた本体前面27をさらに有する。
フェルト層21は接着接合層31によって本体上面25に接着結合されるが、この接着接合層は例えば二成分エポキシ樹脂接着剤によって形成される。フェルト層21は、例えば工業用フェルトから製造され、好ましくはDIN61200による少なくともF1、好ましくは少なくともH2のフェルト硬度および少なくとも320kg/m、好ましくは520kg/mを超える嵩密度を有する。フェルト層21は本体上面25を完全に覆っている。
ストリッパーキャリア15は、本体前面27と反対側に位置するストリッパー17のストリッパー背面37のストリッパーリセス35(図1においては認識できない)によってそれぞれガイドされると共にストリッパーキャリア15に接続される接続要素33によってストリッパー17に接続される(図2および図3参照)。接続要素33は、例えば、フェルト層21に当接するネジまたはピンヘッドを有するネジまたはピンである。代替例として、ネジまたはピンヘッドはまた、フェルト層21上にあるいは本体上面25に当接して配置された保持プレートに対して当接することができ、第2の代替例の場合、フェルト層21はネジまたはピンヘッド用の開口を有する。
接触圧力デバイス9は、ストリッピングデバイス7をロール5まで移動させるために、ピボット39の周りで回動可能に取り付けられたピボットアーム41を有し、そしてストリッパー17をロール5に対して押し付けるための液圧式または空気圧式駆動装置43を有する。ピボットアーム41はストリッパーキャリア15に対して堅固に接続されており、駆動装置43によって回動させることができる。
ストリッパー17がロール5に対して押し付けられると、本体前面27はロール5のロール表面45に当接する。さらに、ストリッパー17がロール5に対して押し付けられたとき、ロール5に面するフェルト層21のフェルト層前面47はロール5に当接し、そしてそれが押し付けられるときに圧縮される。
ストリッパー17は、ロール5のロール回転軸線49と平行に、すなわち図1の紙面に垂直に、ロール5の幅の少なくとも一部にわたって延在する。ストリッパー17は、例えばストリッパー長さ1ミリメートル当たり少なくとも1ニュートンの力で、駆動装置43によって押圧され、ストリッパー長さはロール回転軸線49に平行なストリッパー17の範囲である。
本体前面27がロール表面45に押し付けられることにより、本体前面27は、ロール5を冷却するためにロール表面45に塗布される冷却流体をロール表面45から剥ぎ取って除去するためのシールとして作用する。これにより、過度に多くの冷却流体が圧延素材3に付着しかつ/またはロール表面45からロールニップ11に入るのが防止され、特に、例えば潤滑剤を洗い流して希釈することにより、ロール5と圧延素材3との間の接触面の潤滑のためにそこに塗布される潤滑剤の影響が低減される。
ここで、ロール表面45に当接するフェルト層前面47は、ロール表面45から冷却流体を剥ぎ取り除去するための追加的なシールとして作用する。ストリッパー17の押し付け直後、フェルト層前面47はロール表面45に当接するので、フェルト層21は、本体前面27のシール効果がまだ十分でない場合に、特に接触圧力の立ち上がり時に、ストリッパー17のシール効果を高め、したがってストリッパー17の十分なシール効果を達成するためのスタートアップ時間は必要とされない。
フェルト層21の吸収効果は、そのシール効果を高め、さらに有利なことには、フェルト層21内に冷却流体を吸収することによってストリッパー17を冷却する。
その可撓性および弾性によって、フェルト層21は、本体前面27のシール効果を低減させる、その幅および周囲に沿ったロール5の半径の変動ならびに本体前面27の製造公差をさらに補償する。
図2および図3は、ストリッピングデバイス7の第2の例示的実施形態のストリッパー17を示す。ここで、図2はストリッパー17の端部の平面図であり、図3は切断面IIIでのストリッパー17の断面図である。
図2および図3に示すストリッパー17は、図1に示すストリッパー17と、本体19の本体底面23と本体前面27との間の入射角29が図1に示すストリッパー17の場合よりも大きいという点においてのみ異なる。これ以外は、図2および図3に示すストリッパー17ならびに図2および図3には示さないストリッパー17を有するストリッピングデバイス7のその他のコンポーネントは、図1に示すストリッピングデバイス7の対応するコンポーネントと同じである。
ストリッパー17のストリッパー背面37はストリッパーリセス35を有し、これはそれぞれ、本体底面23から、本体底面23の反対側に配置されたストリッパー17のストリッパー上面51まで延びており(当該上面は本体19とは逆側を向くフェルト層の表面である)、かつ、ストリッパー17のストリッパー長さにわたって互いに隣接して配置される。各ストリッパーリセス35は、ストリッパー背面37から、ストリッパー背面37と本体前面27との間の概ね半分までストリッパー17内に延びている。図2および図3には示されていない接続要素33(図1参照)は、ストリッパーキャリア15をストリッパー17に接続するために、ストリッパーキャリアへと至るように、本体前面27に面する各ストリッパーリセス35の端部を通過させられる。その結果、有利なことには、ストリッパー17をストリッパーキャリア15から分離するために接続要素33を取り外す必要がなく、必要なのは、ストリッパー17をストリッパーキャリア15から引き離すことを可能にするためにストリッパーキャリア15に対する接続要素33の接続を緩めることだけである。
図4は、図2および図3に示されたストリッパー17およびそれに対してストリッパー17が押し付けられるロールスタンド1のロール5の側面図である。入射角29は、好ましくは、本体前面27とロール表面45との間に、できるだけ大きな接触面積を設けるために、平均ロール直径におけるストリッパー17とロール5との係合角度53として選択される。
本発明を好ましい具体的な実施態様により詳細に例示しかつ説明したが、本発明は開示された実施例によって制限されず、そしてその他の変形は本発明の保護範囲を超えることなく当業者により、そこから導き出され得る。
1 ロールスタンド
3 圧延素材
5 ロール
6 ロール
7 ストリッピングデバイス
9 接触圧力デバイス
11 圧延ニップ
13 圧延方向
15 ストリッパーキャリア
17 ストリッパー
19 本体
21 フェルト層
23 本体底面
25 本体上面
27 本体前面
29 入射角
31 接着接合層
33 接続要素
35 ストリッパーリセス
37 ストリッパー背面
39 ピボット
41 ピボットアーム
43 空気圧式駆動装置
45 ロール表面
47 フェルト層前面
49 ロール回転軸線
51 ストリッパー上面
53 係合角度

Claims (12)

  1. ロールスタンド(1)用のストリッピングデバイス(7)であって、前記ストリッピングデバイス(7)は、ストリッパーキャリア(15)と、前記ストリッパーキャリア(15)上に配置されたストリッパー(17)と、を具備し、前記ストリッパー(17)は、
    本体底面(23)を有する本体(19)であって、前記本体底面(23)が前記ストリッパーキャリア(15)に当接する本体(19)と、
    前記本体底面(23)と反対側の前記本体(19)の本体上面(25)に配置されたフェルト層(21)と
    を具備し、
    前記本体(19)は繊維強化プラスチックから製造されたものであり、
    前記本体(19)の本体前面(27)の反対側に配置された前記ストリッパー(17)のストリッパー背面(37)は、前記本体底面(23)から、前記本体底面(23)の反対側に配置された前記ストリッパー(17)のストリッパー上面(51)へとそれぞれ延びると共に前記ストリッパー(17)の前記ストリッパー背面(37)において開口するストリッパーリセス(35)を有し、かつ、
    前記ストリッパーキャリア(15)は接続要素(33)によって前記ストリッパー(17)に接続されており、前記接続要素(33)は、ストリッパーリセス(35)によって、それぞれガイドされると共に前記ストリッパーキャリア(15)に接続されていることを特徴とするストリッピングデバイス(7)。
  2. 前記本体(19)は、前記本体底面(23)から前記本体上面(25)に向かって、入射角(29)で傾斜させられた本体前面(27)を有することを特徴とする請求項1に記載のストリッピングデバイス(7)。
  3. 前記フェルト層(21)は前記本体上面(25)に対して接着結合されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のストリッピングデバイス(7)。
  4. 前記フェルト層(21)は二成分エポキシ樹脂接着剤によって前記本体上面(25)に対して接着結合されることを特徴とする請求項3に記載のストリッピングデバイス(7)。
  5. 前記接続要素(33)はネジであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のストリッピングデバイス(7)。
  6. 前記接続要素(33)はピンであることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のストリッピングデバイス(7)。
  7. 前記繊維強化プラスチックはガラスフィラメント織物とエポキシ樹脂との複合体であることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のストリッピングデバイス(7)。
  8. 前記フェルト層(21)は少なくとも320kg/mの嵩密度を有することを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか一項に記載のストリッピングデバイス(7)。
  9. ロール(5,6)と、請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載のストリッピングデバイス(7)と、前記本体(19)の本体前面(27)を前記ロール(5,6)のロール表面(45)に対して押し付けるための接触圧力デバイス(9)と、を具備するロールスタンド(1)。
  10. 前記フェルト層(21)は、前記ロール(5,6)に面すると共に前記本体前面(27)が前記ロール表面(45)に対して押し付けられたときに前記ロール表面(45)に当接するフェルト層前面(47)を有することを特徴とする請求項9に記載のロールスタンド(1)。
  11. 前記接触圧力デバイス(9)は、前記ストリッピングデバイス(7)を前記ロール(5,6)まで移動させるための回動可能に取り付けられたピボットアーム(41)を有することを特徴とする請求項9または請求項10に記載のロールスタンド(1)。
  12. 前記接触圧力デバイス(9)は、前記本体前面(27)を前記ロール表面(45)に押し付けるための液圧式または空気圧式駆動装置(43)を有することを特徴とする請求項9ないし請求項11のいずれか1項に記載のロールスタンド(1)。
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