JP6714346B2 - ノズル待機装置および基板処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体基板、液晶表示用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、光ディスク用基板等の基板に対して処理液を吐出するためのノズルを待機させるノズル待機装置およびそれを備えた基板処理装置に関する。
基板処理装置として、現像装置がある。現像装置は、基板を保持しつつ基板を回転させる保持回転部と、現像液を吐出する現像ノズルとを備えている。現像ノズルは、ノズル移動機構により、基板上方の位置と待機位置との間を移動する。待機位置には、待機ポットが設けられている。待機ポットでは、現像ノズルの洗浄が行われる(例えば、特許文献1参照)。
特開平09−232212号公報
しかしながら、このような構成を有する従来装置は、次のような問題がある。
すなわち、従来の待機ポットの内部には、現像ノズルの両側に対向するように2個(複数個)の洗浄ノズルが配置されている。2個の洗浄ノズルの吐出口は各々、待機ポットに待機中の現像ノズルの外周面に向けられている。そして、この2個の洗浄ノズルからノズル洗浄液を吐出することで、現像ノズルの洗浄が行われる。しかしながら、2個の洗浄ノズルから吐出されたノズル洗浄液は、現像ノズルの所定位置にしか当たらず、現像ノズルの全周を洗浄できない。そのため、洗い残しが発生する。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、基板に処理液を吐出するノズルを洗浄する際に、ノズルの洗い残しを低減できるノズル待機装置および基板処理装置を提供することを目的とする。
本発明は、このような目的を達成するために、次のような構成をとる。
すなわち、本発明に係るノズル待機装置は、上面に開口部を有し、前記開口部を通じてノズルを収容するノズル収容部と、前記ノズル収容部内の側面に設けられたノズル洗浄液吐出口を有し、前記ノズル洗浄液吐出口からノズル洗浄液を供給させるノズル洗浄液供給部とを備え、前記ノズル洗浄液吐出口は、内側を向いたリング状のスリットで構成されており、前記ノズル洗浄液供給部は、リング状の扁平な水平流路と、前記水平流路の外周端に連通するリング状の扁平なリング状流路とを備え、前記水平流路の内周端の開口が前記ノズル洗浄液吐出口を構成しており、前記水平流路の厚みは、前記リング状流路の厚みよりも小さく、前記リング状流路の底面は、前記水平流路の底面と同一平面上にあることを特徴とするものである。
本発明に係るノズル待機装置によれば、ノズル収容部は、上面の開口部から挿入されたノズルを収容する。ノズル洗浄液供給部は、ノズル収納部に収容されたノズルに向けて、ノズル収容部内の側面に設けられたノズル洗浄液吐出口からノズル洗浄液を供給する。ここで、そのノズル洗浄液吐出口は、内側を向いたリング状のスリットで構成されている。これにより、ノズルの全周にノズル洗浄液を均一に供給することができる。そのため、ノズルの洗い残しを低減できる。
また、水平流路では、外周端から内周端のノズル洗浄液吐出口に向けてノズル洗浄液が流れる。この際、水平流路は、リング状の扁平な流路であるので、外周端から内周端に向かうほど、水平流路は絞られる。これにより、ノズル洗浄液吐出口に向けてノズル洗浄液が流れにくくなり、ノズル洗浄液が水平流路の周方向に沿って回り込む。そのため、ノズル洗浄液吐出口からノズルに向けて均等にノズル洗浄液を供給することができる。また、ノズル洗浄液吐出口がスリット状であるので、勢いのある洗浄液をノズルに均一に供給することができる。
また、リング状の扁平なリング状流路は、水平流路と同様に、流路を絞ることができる。そのため、水平流路に向けて均等にノズル洗浄液を送ることができる。また、リング状流路と水平流路との連通部の流路を絞ることができる。
本発明に係るノズル待機装置は、上面に開口部を有し、前記開口部を通じてノズルを収容するノズル収容部と、前記ノズル収容部内の側面に設けられたノズル洗浄液吐出口を有し、前記ノズル洗浄液吐出口からノズル洗浄液を供給させるノズル洗浄液供給部とを備え、前記ノズル洗浄液吐出口は、内側を向いたリング状のスリットで構成されており、前記ノズル洗浄液供給部は、リング状の扁平な水平流路と、前記水平流路の外周端と連通するリング状のリング状流路を備え、前記水平流路の内周端の開口が前記ノズル洗浄液吐出口を構成しており、前記リング状流路は、前記水平流路との連通部よりも下から前記ノズル洗浄液を流入させるように構成されていることを特徴とするものである。
本発明に係るノズル待機装置によれば、ノズル収容部は、上面の開口部から挿入されたノズルを収容する。ノズル洗浄液供給部は、ノズル収納部に収容されたノズルに向けて、ノズル収容部内の側面に設けられたノズル洗浄液吐出口からノズル洗浄液を供給する。ここで、そのノズル洗浄液吐出口は、内側を向いたリング状のスリットで構成されている。これにより、ノズルの全周にノズル洗浄液を均一に供給することができる。そのため、ノズルの洗い残しを低減できる。
また、水平流路では、外周端から内周端のノズル洗浄液吐出口に向けてノズル洗浄液が流れる。この際、水平流路は、リング状の扁平な流路であるので、外周端から内周端に向かうほど、水平流路は絞られる。これにより、ノズル洗浄液吐出口に向けてノズル洗浄液が流れにくくなり、ノズル洗浄液が水平流路の周方向に沿って回り込む。そのため、ノズル洗浄液吐出口からノズルに向けて均等にノズル洗浄液を供給することができる。また、ノズル洗浄液吐出口がスリット状であるので、勢いのある洗浄液をノズルに均一に供給することができる。
また、ノズル洗浄液は、リング状流路の下から上に向けて充填するように流れる。下から上に向けて流れながら、リング状流路に沿って周方向に回り込む。そのため、水平流路に均等にノズル洗浄液を送ることができる。また、ノズル洗浄液を下から上に流すような構成とすることで、リング状流路の横方向の面積を抑制できる。そのため、例えばノズル収容部を複数備える場合に、複数のノズル収容部の間を詰めることができる。
また、本発明に係るノズル待機装置は、上面に開口部を有し、前記開口部を通じてノズルを収容するノズル収容部と、前記ノズル収容部内の側面に設けられたノズル洗浄液吐出口を有し、前記ノズル洗浄液吐出口からノズル洗浄液を供給させるノズル洗浄液供給部と、前記ノズル収容部内の側面でかつ前記ノズル洗浄液吐出口よりも上に設けられた気体吹き出し口を有し、前記気体吹き出し口から気体を吹き出させる気体吹き出し部と、前記ノズル収容部内の側面でかつ前記気体吹き出し口よりも上に設けられた上側排気口を有し、前記上側排気口から前記ノズル収容部内を排気する上側排気部とを備え、前記ノズル洗浄液吐出口は、内側を向いたリング状のスリットで構成されており、前記気体吹き出し口は、内側に向いたリング状のスリットで構成されていることを特徴とするものである。
本発明に係るノズル待機装置によれば、ノズル収容部は、上面の開口部から挿入されたノズルを収容する。ノズル洗浄液供給部は、ノズル収納部に収容されたノズルに向けて、ノズル収容部内の側面に設けられたノズル洗浄液吐出口からノズル洗浄液を供給する。ここで、そのノズル洗浄液吐出口は、内側を向いたリング状のスリットで構成されている。これにより、ノズルの全周にノズル洗浄液を均一に供給することができる。そのため、ノズルの洗い残しを低減できる。
また、気体吹き出し口は、内側に向いたリング状のスリットで構成されているので、ノズルの全周に気体を均一に吹き出すことができる。ノズル洗浄液でノズルを洗浄した後に、ノズル洗浄液の液残りが生じていたとする。この場合であっても、満遍なく吹き付けられた気体により、液残りを低減できる。また、気体吹き出し口は、ノズル洗浄液吐出口よりも上に設けられているので、ノズル洗浄液の液残りをノズル収容部の底面に向けて吹き飛ばすことができる。
また、上側排気口を有する上側排気部からノズル収容部内を排気するので、気体を吹き付ける際に発生したノズル洗浄液のミストがノズル収容部から溢れ出すことを抑制できる。
また、上述のノズル待機装置は、前記ノズル収容部の底面に設けられ、前記ノズル収容部と連通し、前記ノズル洗浄液および前記ノズルから吐出された処理液を回収するための廃液回収部と、前記廃液回収部を通じて前記ノズル収容部内を排気する下側排気部とを更に備えていることが好ましい。
ノズル洗浄液でノズルを洗浄した後に、ノズルに気体を吹き付けて、ノズルに付着するノズル洗浄液を吹き飛ばした際に、ノズル洗浄液のミストが発生する。このミストがノズル収容部から溢れ出すと、基板に付着するなどして好ましくない。そのため、ノズル収容部の底面に設けられてノズル収容部と連通する廃液回収部を通じてノズル収容部内を下側排気部により排気する。これにより、気体を吹き付ける際に発生したノズル洗浄液のミストがノズル収容部から溢れ出すことを抑制できる。
また、上述のノズル待機装置において、前記上側排気口は、内側に向いたリング状のスリットで構成されていることが好ましい。これにより、ノズル収容部の開口部に向かうミストを開口部の全周から排気できる。
また、上述のノズル待機装置において、前記ノズル収容部の底面には、前記開口部の直径よりも小さく、前記開口部と同心である排出口と、前記ノズル洗浄液を貯留するノズル洗浄液貯留部とが設けられていることが好ましい。これにより、ノズル収容部内にノズル洗浄液吐出口から供給したノズル洗浄液を貯留させることができる。また、ノズル洗浄液を貯留させることで、ノズルの先端内部にノズル洗浄液を吸引することが容易になる。
また、上述のノズル待機装置において、前記ノズル収容部は、複数のノズルを収容するように構成されていることが好ましい。例えば、現像ノズルが有する複数のノズル毎にノズル収容部で収容せずに、複数のノズルをまとめてノズル収容部で収容する場合であっても、複数のノズルの全周からノズル洗浄液を供給できる。また、隣接するノズルの間にノズル洗浄液が残っても気体により吹き飛ばすことができる。
また、本発明に係る基板処理装置は、基板に対して処理液を吐出するノズルと、前記ノズルを待機させるノズル待機装置とを備え、前記ノズル待機装置は、上面に開口部を有し、前記開口部を通じてノズルを収容するノズル収容部と、前記ノズル収容部内の側面に設けられたノズル洗浄液吐出口を有し、前記ノズル洗浄液吐出口からノズル洗浄液を供給させるノズル洗浄液供給部と、前記ノズルを上下方向および水平方向に移動させるノズル移動機構と、前記ノズル移動機構を制御する制御部と、を備え、前記ノズル洗浄液吐出口は、内側を向いたリング状のスリットで構成されており、前記制御部は、前記ノズル洗浄液を供給している際に、前記ノズル移動機構により、前記ノズルを前記ノズル収容部内で上下方向に移動させることを特徴とするものである。
本発明に係る基板処理装置によれば、ノズル待機装置において、ノズル収容部は、上面の開口部から挿入されたノズルを収容する。ノズル洗浄液供給部は、ノズル収容部に収容されたノズルに向けて、ノズル収容部内の側面に設けられたノズル洗浄液吐出口からノズル洗浄液を供給する。ここで、そのノズル洗浄液吐出口は、内側を向いたリング状のスリットで構成されている。これにより、ノズルの全周にノズル洗浄液を均一に供給することができる。そのため、ノズルの洗い残しを低減できる。
また、制御部は、ノズル洗浄液を供給している際に、ノズル移動機構により、ノズルをノズル収容部内で上下方向に移動させる。これにより、ノズル洗浄液が当たるノズル位置が変わるので、効果的にノズルを洗浄することができる。
本発明に係るノズル待機装置および基板処理装置によれば、ノズル収容部は、上面に開口部を有し、開口部を通じてノズルを収容する。ノズル洗浄液供給部は、ノズル収容部内の側面に設けられたノズル洗浄液吐出口を有し、ノズル洗浄液吐出口からノズル洗浄液を供給させる。ここで、そのノズル洗浄液吐出口は、内側を向いたリング状のスリットで構成されている。これにより、ノズルの全周にノズル洗浄液を均一に供給することができる。そのため、ノズルの洗い残しを低減できる。
実施例に係る現像装置の概略構成図である。 実施例に係る現像装置の平面図である。 (a)は、現像ノズルと2つのリンスノズルと待機ポットを示す正面図であり、(b)は、現像ノズルと待機ポットを示す側面図である。 待機ポットの現像ノズル収容部とそれに関連する構成を示す縦断面図である。 待機ポットのリンスノズル収容部とそれに関連する構成を示す縦断面図である。 (a)は、現像ノズル収容部におけるノズル洗浄液の供給動作を説明するための平面図であり、(b)は、現像ノズル収容部におけるノズル洗浄液の供給動作を説明するための縦断面図である。 (a)は、現像ノズル収容部における気体の吹き出し動作を説明するための縦断面図であり、(b)は、現像ノズル収容部における排気動作を説明するための縦断面図である。 リンスノズル収容部におけるノズル洗浄液の供給動作を説明するための平面図である。 変形例に係る待機ポットの現像ノズル収容部とそれに関する構成を示す縦断面図である。 変形例に係る待機ポットのリング状流路を説明するための縦断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施例1を説明する。図1は、実施例に係る現像装置の概略構成図であり、図2は、実施例に係る現像装置の平面図である。
<現像装置1の構成>
図1を参照する。現像装置1は、略水平姿勢で基板Wを保持して回転させる保持回転部2と、基板Wに対して現像液を吐出する現像ノズル3と、基板Wに対してリンス液を吐出する2つのリンスノズル4,5と、現像ノズル3および2つのリンスノズル4,5を移動させるノズル移動機構6とを備えている。なお、現像液は、ポジトーン現像用またはネガトーン現像用のものが用いられる。リンス液は、例えば、脱イオン水(DIW)等の純水が用いられる。現像液およびリンス液は、本発明の処理液に相当する。
保持回転部2は、例えば真空吸着により基板Wの裏面を保持するスピンチャック7と、スピンチャック7を略垂直方向の回転軸AX1周りに回転させる、モータ等で構成された回転駆動部9とを備えている。保持回転部2の周りには、基板Wの側方を囲うように、上下移動可能なカップ11が設けられている。
現像ノズル3は、図2、図3(a)のように、X方向に一列に並んで配置される5つの分割ノズル3bを備えている。5つの分割ノズル3bはそれぞれ吐出口3aを備える。現像ノズル3には、図1のように、現像液供給源13から現像液配管15を通じて現像液が供給される。現像液配管15には、開閉弁V1とポンプP1が介在している。開閉弁V1は、現像液の供給とその停止を行う。ポンプP1は、現像液を現像ノズル3に送り出す。なお、現像ノズル3と開閉弁V1との間の現像液配管15には、現像液を現像ノズル3内に吸い込んだり吐き出したりするサックバック弁が介在してもよい。
一方、リンスノズル4は吐出口4aを備える。リンスノズル5は吐出口5aを備える。リンスノズル4,5は、リンス液供給源17,18からリンス液配管19,20を通じてリンス液が供給される。リンス液配管19には、開閉弁V2とポンプP2が介在している。リンス液配管20には、開閉弁V3とポンプP3が介在している。開閉弁V2,V3は各々、リンス液の供給とその停止を行う。ポンプP2は、リンス液をリンスノズル4に送り出す。ポンプP3は、リンス液をリンスノズル5に送り出す。
なお、リンスノズル4と開閉弁V2との間のリンス液配管19、およびリンスノズル5と開閉弁V3との間のリンス液配管20の少なくとも一方には、サックバック弁が介在してもよい。
ノズル移動機構6は、図2、図3(a)、図3(b)のように、現像ノズル3および2つのリンスノズル4,5を着脱可能に支持する支持ブロック23と、この支持ブロック23を介在して現像ノズル3および2つのリンスノズル4,5を支持する支持アーム25と、この支持アーム25をZ方向に昇降させる昇降部27と、支持アーム25をX方向に移動させる水平移動部29とを備えている。昇降部27は、例えば、エアシリンダまたはモータと、ガイドレール等のガイド部とを備えて構成されている。水平移動部29は、例えば、モータおよびガイド部を備えて構成されている。
なお、支持ブロック23は、回転軸AX2周りに回転可能に構成されていてもよい。この場合、支持ブロック23は、モータなどの駆動部により回転されるように構成されてもよい。
また、ノズル移動機構6は、次のように構成してもよい。水平移動部29に代えて、または水平移動部29に加えて、昇降方向(Z方向)周りに支持アーム25を回転させる回転部(図示しない)が設けられてもよい。また、水平移動部29は、X方向に加えて、Y方向の2次元方向に支持アーム25を移動させるように構成されてもよい。水平移動部29に代えて、または水平移動部29に加えて、水平多関節アーム(図示しない)が設けられてもよい。回転部および水平多関節アームは、モータにより駆動される。
<待機ポット31の構成>
待機ポット31は、現像ノズル3および2つのリンスノズル4,5を使用しない場合に、それらを待機させるものである。待機ポット31は、図2のように、カップ11の側方に配置されている。待機ポット31は、図3(a)のように、現像ノズル3を収容する現像ノズル収容部33と、2つのリンスノズル4,5を個別に収容する2つのリンスノズル収容部35とを備えている。
なお、現像ノズル3およびリンスノズル4,5は、本発明のノズルに相当する。現像ノズル収容部33およびリンスノズル収容部35は、本発明のノズル収容部に相当する。
まず、図4を参照して、現像ノズル収容部33とそれに関連する構成について説明する。現像ノズル収容部33は、上面に開口部33aを有し、その開口部33aを通じて現像ノズル3を収容する。開口部33aを含む現像ノズル収容部33は、1列に並んだ5つの分割ノズル3bを収容するために、横断面が略楕円形で構成されている。なお、符号L1は現像液を示す。
待機ポット31は、ノズル洗浄液供給部37を備えている。ノズル洗浄液供給部37は、現像ノズル収容部33内の側面に設けられたノズル洗浄液吐出口39を有し、ノズル洗浄液吐出口39からノズル洗浄液を供給させる。ノズル洗浄液吐出口39は、内側を向いた楕円リング状のスリットで構成されている。これにより、ノズル洗浄液を現像ノズル3の全周に向けて均一に供給することができる。また、ノズル洗浄液吐出口39は、横方向を向いているが斜め下を向いてもよい。なお、ノズル洗浄液として、例えばDIW等の純水が用いられる。
また、ノズル洗浄液供給部37は、第1水平流路45および第1リング状流路46を備えている。第1水平流路45および第1リング状流路46は共に、リング状の扁平な流路である。第1水平流路45の内周端の開口は、ノズル洗浄液吐出口39を構成している。また、第1リング状流路46は、第1水平流路45の外周端と連通している。
第1水平流路45では、外周端から内周端のノズル洗浄液吐出口39に向けて、すなわちリング状の第1水平流路45の半径方向に沿って、ノズル洗浄液が流れる。この際、第1水平流路45は、リング状の扁平な流路であるので、外周端から内周端に向かうほど、第1水平流路45は絞られる。すなわち、第1水平流路45の外周側よりも内周側において、リング状(または円筒状)に切り出した縦断面積が小さいので、第1水平流路45は絞られる。これにより、ノズル洗浄液吐出口39に向けてノズル洗浄液が流れにくくなり、ノズル洗浄液が第1水平流路45に沿って周方向に回り込む。そのため、ノズル洗浄液吐出口39から現像ノズル3に向けて均等にノズル洗浄液を供給することができる。また、ノズル洗浄液吐出口39がスリット状であるので、勢いのある洗浄液をノズルに均一に供給することができる。
また、第1リング状流路46においても、第1水平流路45と同様に、流路(流路の断面積)が絞られている。そのため、第1水平流路45に向けて均等にノズル洗浄液を送ることができる。なお、図4の段差DLのように、第1リング状流路46に対して、第1水平流路45の入口(連通部)の流路(流路の断面積)を絞ってもよい。そして、第1水平流路45によって更に流路を絞るようにしてもよい。
次に、現像ノズル3に残ったノズル洗浄液を気体で吹き飛ばす構成について説明する。現像ノズル収容部33に現像ノズル3を収容してノズル洗浄液を供給する際に、ノズル洗浄液が現像ノズル3の外面に付着して残る場合がある。例えば、現像ノズル3は、5つの分割ノズル3bを備えているので、隣接する分割ノズル3b間にノズル洗浄液が残りやすい。隣接する分割ノズル3b間に残ったノズル洗浄液は、基板W上に落ちる可能性がある。これは好ましくない。そのため、待機ポット31は、残ったノズル洗浄液を気体で吹き飛ばすように構成されている。
具体的に説明する。待機ポット31は、図4のように、気体吹き出し部41を備えている。気体吹き出し部41は、現像ノズル収容部33内の側面でかつノズル洗浄液吐出口39よりも上に設けられた気体吹き出し口43を有し、その気体吹き出し口43から気体を吹き出させる。気体吹き出し口43は、ノズル洗浄液吐出口39と同様に、内側を向いた楕円リング状のスリットで構成されている。これにより、気体を現像ノズル3の全周に向けて均一に供給することができる。なお、気体として、窒素(N)等の不活性ガスまたは空気が用いられる。
また、気体吹き出し部41は、第2水平流路47および第2リング状流路48を備えている。第2水平流路47は、第1水平流路45の構造と同じ構造を有している。また、第2リング状流路48は、第1リング状流路46の構造と同じ構造を有している。
第2水平流路47および第2リング状流路48は共に、リング状の扁平な流路である。第2水平流路47の内周端の開口は、気体吹き出し口43を構成している。また、第2リング状流路48は、第2水平流路47の外周端と連通している。そのため、気体吹き出し口43から現像ノズル3に向けて均等に気体を供給することができる。また、勢いのある気体を現像ノズル3に供給することができる。
また、第2リング状流路48においても、第2水平流路47と同様に、流路が絞られている。そのため、第2水平流路47に向けて均等に気体を送ることができる。なお、図4の段差DLのように、第2リング状流路48に対して、第2水平流路47の入口(連通部)の流路を絞ってもよい。そして、第2水平流路47によって更に流路を絞るようにしてもよい。
次に、排気の構成について説明する。現像ノズル3に残ったノズル洗浄液を気体で吹き飛ばした際に、ノズル洗浄液のミストが発生する。ノズル洗浄液のミストは、待機ポット31から溢れ出して、例えば、基板Wに付着する可能性があり、これは好ましくない。そのため、発生したミストを排気するように構成されている。
具体的に説明する。待機ポット31は、図4のように、廃液回収部49と下側排気部51とを備えている。廃液回収部49は、現像ノズル収容部33の底面に設けられ、現像ノズル収容部33と連通する。廃液回収部49は、ノズル洗浄液吐出口39から供給されたノズル洗浄液、および現像ノズル3から吐出された現像液を回収するためのものである。下側排気部51は、廃液回収部49を通じて現像ノズル収容部33内を排気する。下側排気部51は、例えば、廃液回収部49内の側面に設けられた下側排気口53と、下側排気口53からの排気ガスを通す、楕円リング状の下側リング状排気流路55と、排気源となる排気装置(図示しない)とを備えている。
なお、下側排気口53は、内向きに開口した1つの楕円リング状のスリットで構成されている。これに代えて、複数個の扁平な矩形状スリットを円周方向に並べて下側排気口を構成してもよい。
このような下側排気部51は、現像ノズル3を乾燥させる際に、気体吹き出し口43から吹き出した気体により発生したミストを、廃液回収部49を通じて排気することができる。その結果、ミストが現像ノズル収容部33から溢れ出すことを抑制できる。
待機ポット31は、更に、現像ノズル収容部33内を排気する上側排気部57を備えている。上側排気部57は、上側排気口59を備える。この上側排気口59は、現像ノズル収容部33内の側面でかつ気体吹き出し口43よりも上に設けられている。上側排気部57は、更に、上側リング状排気流路61を備える。この上側リング状排気流路61は、上側排気口59と連通するように設けられ、楕円リング状に形成されている。上側リング状排気流路61は排気ガスを吸引する排気装置(図示しない)に連通接続されている。上側排気口59は、内側向きに開口した楕円リング状のスリットで構成されている。これにより、現像ノズル収容部33の開口部33aに向かうミストを開口部33aの全周から排気できる。上側排気口59から排気されたミストは上側リング状排気流路61を通って外部の排気装置に排出される。
次に、図4を参照して、ノズル洗浄液の供給、気体の吹き出し、および排気に関するその他の構成を説明する。
ノズル洗浄液吐出口39および第1水平流路45と連通する第1リング状流路46には、ノズル洗浄液流路63およびノズル洗浄液配管65を通じてノズル洗浄液供給源67からノズル洗浄液が送られるように構成されている。ノズル洗浄液流路63は、第1リング状流路46に均等にノズル洗浄液を送るように分岐して構成されてもよい。ノズル洗浄液配管65には、開閉弁V4とポンプP4が介在して設けられている。なお、ノズル洗浄液供給部37は、ノズル洗浄液吐出口39、第1水平流路45、第1リング状流路46、ノズル洗浄液流路63、ノズル洗浄液配管65、ノズル洗浄液供給源67、開閉弁V4およびポンプP4を備えている。
また、気体吹き出し口43および第2水平流路47に連通する第2リング状流路48には、気体流路69および気体配管71を通じて気体供給源73から気体が送られるように構成されている。気体流路69は第2リング状流路48に均等に気体を送るように分岐して構成されてもよい。気体配管71には、開閉弁V5が介在して設けられている。なお、気体吹き出し部41は、気体吹き出し口43、第2水平流路47、第2リング状流路48、気体流路69、気体配管71、気体供給源73および開閉弁V5を備えている。
また、下側排気口53と連通する下側リング状排気流路55には、下側排気流路75および下側排気配管77を通じて排気するように構成されている。下側排気配管77には、開閉弁V6が介在して設けられている。周方向に均等に排気するために、図4の矢印Aで示すように、下側リング状排気流路55の対向する位置で、下側排気流路75が下側リング状排気流路55と連通していてもよい。後述する上側排気部57の上側排気流路79も同様である。なお、下側排気部51は、下側排気口53、下側リング状排気流路55、下側排気流路75、下側排気配管77、開閉弁V6および排気装置(図示しない)を備えている。
また、上側排気口59と連通する上側リング状排気流路61には、上側排気流路79および上側排気配管81を通じて排気するように構成されている。上側排気配管81には、開閉弁V7が介在して設けられている。なお、上側排気部57は、上側排気口59、上側リング状排気流路61、上側排気流路79および上側排気配管81、開閉弁V7および排気装置(図示しない)を備えている。
なお、下側排気部51および上側排気部57の排気装置は、例えば、ポンプ、ファン、または現像装置1が設置される工場の排気システムで構成されている。
次に、図5を参照して、リンスノズル収容部35とそれに関連する構成について説明する。
なお、リンスノズル4,5は、現像ノズル3のように、複数の分割ノズル3bを備えておらず、ノズル洗浄液が残りにくい。そのため、リンスノズル収容部35では、気体を吹き出し、排気する構成を採用していない。また、図3(a)において、2つのリンスノズル4,5を収容する2つのリンスノズル収容部35は、同じ構成であるので、リンスノズル4を収容するリンスノズル収容部35を代表して説明する。また、図5の符号L11はリンス液を示す。
リンスノズル収容部35は、上面に開口部35aを有し、その上面の開口部35aを通じてリンスノズル4を収容する。開口部35aを含むリンスノズル収容部35は、横断面が略円形で構成されている。
待機ポット31は、ノズル洗浄液供給部91を備えている。ノズル洗浄液供給部91は、リンスノズル収容部35内の側面に設けられたノズル洗浄液吐出口93を有し、ノズル洗浄液吐出口93からノズル洗浄液を供給させる。ノズル洗浄液吐出口93は、内側を向いたリング状のスリットで構成されている。これにより、ノズル洗浄液を例えばリンスノズル4の全周に向けて均一に供給することができる。なお、ノズル洗浄液として、同様に、純水が用いられる。
リンスノズル収容部35の底面には、廃液回収部95が設けられている。廃液回収部95は、ノズル洗浄液およびリンスノズル4から吐出されたリンス液を回収する。
また、ノズル洗浄液供給部91は、第3水平流路97および第3リング状流路98を備えている。第3水平流路97は、図4に示す第1水平流路45の構造と略同じ構造を有している。また、第3リング状流路98は、第1リング状流路46の構造と略同じ構造を有している。
第3水平流路97および第3リング状流路98は共に、リング状の扁平な流路である。第3水平流路97の内周端の開口は、ノズル洗浄液吐出口93を構成している。また、第3リング状流路98は、第3水平流路97の外周端と連通している。そのため、ノズル洗浄液吐出口93からリンスノズル4に向けて均等にノズル洗浄液を供給することができる。また、勢いのあるノズル洗浄液をリンスノズル4に供給することができる。
また、第3リング状流路98においても、第3水平流路97と同様に、流路が絞られている。そのため、第3水平流路97に向けて均等にノズル洗浄液を送ることができる。なお、図5の段差DLのように、第3リング状流路98に対して、第3水平流路97の入口(連通部)の流路を絞ってもよい。そして、第3水平流路97によって更に流路を絞るようにしてもよい。また、第3水平流路97は、外周端から内周端に向けて流路の厚みが薄くなるように、例えば第3水平流路97の上面が傾斜して構成してもよい。
なお、第1リング状流路46、第2リング状流路48、第3リング状流路98は、本発明のリング状流路に相当する。また、第1水平流路45、第2水平流路47および第3水平流路97は、本発明の水平流路に相当する。
ノズル洗浄液吐出口93および第3水平流路97と連通する第3リング状流路98には、ノズル洗浄液流路99およびノズル洗浄液配管101を通じてノズル洗浄液供給源103からノズル洗浄液が送られるように構成されている。ノズル洗浄液流路99は、第3リング状流路98に均等にノズル洗浄液を送るように分岐して構成されてもよい。ノズル洗浄液配管101には、開閉弁V8とポンプP8が介在して設けられている。なお、ノズル洗浄液供給部91は、ノズル洗浄液吐出口93、第3水平流路97、第3リング状流路98、ノズル洗浄液流路99、ノズル洗浄液配管101、ノズル洗浄液供給源103、開閉弁V8およびポンプP8を備えている。
図1に戻る。現像装置1は、中央演算処理装置(CPU)などで構成された制御部110と、現像装置1を操作するための操作部112とを備えている。制御部110は、現像装置1の各構成(例えばノズル移動機構6および開閉弁V1〜V8)を制御する。操作部112は、液晶モニタなどの表示部と、ROM(Read-only Memory)、RAM(Random-Access Memory)、およびハードディスク等の記憶部と、キーボード、マウス、および各種ボタン等の入力部とを備えている。記憶部には、現像処理の各種条件等が記憶されている。
制御部110は、例えば、現像ノズル収容部33に現像ノズル3が収容された状態で、開閉弁V1を制御して現像ノズル3から現像液を吐出させる。これにより、ダミーディスペンスが行われる。
<現像装置1の動作>
次に、現像装置1の動作について説明する。まず、現像工程を説明し、その後で、待機ポット31における現像ノズル3等の洗浄工程を説明する。
〔現像工程〕
まず、現像工程を説明する。図2において、ノズル移動機構6により、現像ノズル3が基板Wの中心の上方に配置されるように、現像ノズル3と2つのリンスノズル4,5を待機ポット31から基板Wの上方に移動させる。移動後、保持回転部2により回転された基板W上に現像ノズル3から現像液を吐出させる。現像液の吐出が終了すると、ノズル移動機構6により、例えばリンスノズル4が基板Wの中心の上方に配置されるように、現像ノズル3等を移動させる。移動後、回転された基板W上にリンスノズル4からリンス液を吐出させる。そして、回転によりリンス液を基板Wの外に飛ばして基板Wを乾燥させる。基板Wの乾燥後、ノズル移動機構6により、現像ノズル3等を基板Wの上方から待機ポット31に移動させる。
図3(a)の待機ポット31において、現像ノズル3は、現像ノズル収容部33に開口部33aを通って収容される。2つのリンスノズル4,5は各々、リンスノズル収容部35に開口部35aを通って収容される。各ノズル3〜5が収容されて待機中の状態になる。その待機中の各ノズル3〜5に対して、ノズル洗浄を行う。
〔現像ノズル3の洗浄工程〕
次に、図4の現像ノズル3の洗浄工程を説明する。洗浄工程は、ノズル洗浄液を供給し、供給後に乾燥するように構成されている。制御部110は、ノズル洗浄液供給部37の開閉弁V4を開くことにより、ノズル洗浄液吐出口39からノズル洗浄液を供給させる。ノズル洗浄液吐出口39は、内側を向いた楕円リング状のスリットで構成されている。これにより、図6(a)、図6(b)のように、現像ノズル収容部33に収容された現像ノズル3の全周に向けてノズル洗浄液L2を均一に供給でき、洗い残しを低減できる。
なお、図6(b)において、供給されたノズル洗浄液は、現像ノズル収容部33の底面から廃液回収部49に流れて排出される。予め設定された時間の経過後、開閉弁V4を閉じることにより、ノズル洗浄液の供給を停止する。
また、制御部110は、ノズル洗浄液を供給している際に、ノズル移動機構6により、現像ノズル3を上下方向(図6(b)の矢印UDの方向)に往復または片道移動させてもよい。これにより、現像ノズル3にノズル洗浄液が当たる位置が変わるので、効果的に現像ノズル3を洗浄することができる。ノズル移動機構6による現像ノズル3の上下方向への往復移動は、1回だけでなく複数回行ってもよい。
ノズル洗浄液を供給した後、制御部110は、開閉弁V5を開くことにより、気体吹き出し口43から気体を吹き出させる。気体吹き出し口43は、ノズル洗浄液吐出口39のように、内側を向いた楕円リング状のスリットで構成されている。これにより、現像ノズル3の全周に気体を均一に吹き出すことができ、現像ノズル3の全体をむら無く乾燥させることができる。
また、現像ノズル3は、5つの分割ノズル3bを備えているので、隣接する分割ノズル3bの間でノズル洗浄液が残りやすい。しかしながら、現像ノズル3の周囲に満遍なく気体が吹き付けられるので、液残りを低減できる。また、気体吹き出し口43は、図7(a)のように、水平方向および斜め下の少なくともいずれかの方向に向いている。更に、気体吹き出し口43は、ノズル洗浄液吐出口39よりも上に設けられているので、ノズル洗浄液の液残りを現像ノズル収容部33の底面に向けて吹き飛ばすことができる。なお、この場合も現像ノズル3を上下させてもよい。
気体吹き出し口43から気体を吹き出している際、制御部110は、開閉弁V6,V7を開くことにより、下側排気口53および上側排気口59から現像ノズル収容部33内を排気する。気体吹き出し口43から気体を吹き出すと、ノズル洗浄液のミストが発生し、ミストが現像ノズル収容部33の開口部33aから溢れ出す可能性がある。ミストが溢れ出すと、例えば基板Wに付着するという不具合が生じる。そのため、ミストが開口部33aから出ないように、下側排気口53と上側排気口59により、気体吹き出し口43の上下方向から現像ノズル収容部33内を排気する。
図7(b)において、気体吹き出し口43よりも下方に向かうミストは、下側排気口53により排気され、気体吹き出し口43よりも上方に向かうミストは、上側排気口59により排気される。そのため、ミストの溢れ出しを抑制できる。また、下側排気口53および上側排気口59は、内側を向いた楕円リング状のスリットで構成されている。そのため、現像ノズル3の全周からミストを排気でき、ミストの溢れ出しを更に抑制できる。
なお、予め設定された時間の経過後、開閉弁V5〜V7を閉じることにより、気体の吹き出しと排気を停止する。
〔リンスノズル4の洗浄工程〕
次に、図5のリンスノズル4の洗浄工程を説明する。なお、リンスノズル5の洗浄工程は、リンスノズル4と同様であるので説明を省略する。
リンスノズル4は、ノズル移動機構6により現像ノズル3と一緒に待機ポット31に移動される。リンスノズル4は、リンスノズル収容部35に収容されて、待機中の状態になる。
制御部110は、開閉弁V8を開くことにより、ノズル洗浄液吐出口93からノズル洗浄液を供給する。ノズル洗浄液吐出口93は、内側に向いたリング状のスリットで構成されている。そのため、図8のように、リンスノズル4の全周に向けて均一にノズル洗浄液を供給するので、洗い残しを低減できる。
なお、制御部110は、ノズル洗浄液を供給している際に、ノズル移動機構6により、リンスノズル4を上下方向(図5の矢印UDの方向)に往復または片道移動させてもよい。これにより、リンスノズル4にノズル洗浄液が当たる位置が変わるので、効果的に現像ノズル3を洗浄することができる。往復移動は、1回だけでなく複数回行ってもよい。
供給したノズル洗浄液は、リンスノズル収容部35の底面を通じて廃液回収部95に送られて排出される。予め設定された時間の経過後、開閉弁V8を閉じることにより、ノズル洗浄液を停止する。ノズル洗浄液の停止後、リンスノズル4は、自然に乾燥される。なお、現像ノズル3とリンスノズル4,5の洗浄工程は、同じタイミングで行ってもよく、あるいは異なるタイミングで各々行ってもよい。
本実施例によれば、現像装置1は、基板Wに対して現像液を吐出する現像ノズル3と、現像ノズル3を待機させる待機ポット31とを備えている。待機ポット31において、現像ノズル収容部33は、上面に開口部33aを有し、開口部33aを通じて現像ノズル3を収容する。ノズル洗浄液供給部37は、現像ノズル収容部33内の側面に設けられたノズル洗浄液吐出口39を有し、ノズル洗浄液吐出口39からノズル洗浄液を供給させる。ここで、そのノズル洗浄液吐出口39は、内側を向いた楕円リング状のスリットで構成されている。これにより、現像ノズル3の全周にノズル洗浄液を均一に供給することができる。そのため、現像ノズル3の洗い残しを低減できる。なお、リンスノズル収容部35においても同様の効果を有する。
また、気体吹き出し口43は、内側に向いた楕円リング状のスリットで構成されているので、現像ノズル3の全周に気体を均一に吹き出すことができる。ノズル洗浄液で現像ノズル3を洗浄した後に、ノズル洗浄液の液残りが生じていたとする。この場合であっても、満遍なく吹き付けられた気体により、液残りを低減できる。また、気体吹き出し口43は、ノズル洗浄液吐出口39よりも上に設けられているので、ノズル洗浄液の液残りを現像ノズル収容部33の底面に向けて吹き飛ばすことができる。
ノズル洗浄液で現像ノズル3を洗浄した後に、現像ノズル3に気体を吹き付けて現像ノズル3に付着するノズル洗浄液を吹き飛ばした際に、ノズル洗浄液のミストが発生する。このミストが現像ノズル収容部33から溢れ出すと、基板Wに付着するなどして好ましくない。そのため、現像ノズル収容部33の底面に設けられて現像ノズル収容部33と連通する廃液回収部49を通じて現像ノズル収容部33内を下側排気部51により排気する。これにより、気体を吹き付ける際に発生したノズル洗浄液のミストが現像ノズル収容部33から溢れ出すことを抑制できる。
また、下側排気部51に加えて、上側排気口59を有する上側排気部57から現像ノズル収容部33内を排気するので、更に、気体を吹き付ける際に発生したノズル洗浄液のミストが現像ノズル収容部33から溢れ出すことを抑制できる。また、上側排気口59は、内側に向いた楕円リング状のスリットで構成されている。これにより、現像ノズル収容部33の開口部33aに向かうミストを開口部33aの全周から排気できる。
本発明は、上記実施形態に限られることはなく、下記のように変形実施することができる。
(1)上述した実施例では、現像ノズル収容部33および2つのリンスノズル収容部35に供給されたノズル洗浄液は、そのまま排出していた。この点、現像ノズル収容部33および2つのリンスノズル収容部35の少なくとも一方に、供給されたノズル洗浄液を一時的に貯留するような構成を採用してもよい。
例えば、図9のように、待機ポット31において、現像ノズル収容部33の底面には、開口部33aの直径(内径)よりも小さく、開口部33aと同心である排出口120と、ノズル洗浄液を貯留するノズル洗浄液貯留部122とが設けられている。排出口120を適宜に小径にすることにより、ノズル洗浄液吐出口39から供給したノズル洗浄液を現像ノズル収容部33内に一定時間に亘り貯留させることができる。また、ノズル洗浄液を貯留させることで、現像ノズル3の先端内部にノズル洗浄液を吸引することが容易になる。図9の現像ノズル3は、その先端内部にノズル洗浄液を吸引させた状態を示す。符号L1は現像液であり、符号L2はノズル洗浄液であり、そして、符号L3は空気などの気体である。
また、現像ノズル収容部33は、逆円錐状、すなわち漏斗状に構成されていてもよい。なお、リンスノズル収容部35も、現像ノズル収容部33と同様に、排出口120とノズル洗浄液貯留部122が設けられてもよい。
(2)上述した実施例および変形例(1)では、制御部110は、ノズル洗浄液を供給している際に、ノズル移動機構6により、現像ノズル3および2つのリンスノズル4,5を上下方向に移動させていた。例えば、気体を吹き出している際に、現像ノズル3等を移動させてもよい。また、ノズル洗浄液を供給している際には、現像ノズル3を停止させて、気体を吹き出している際に、現像ノズル3等を移動させてもよい。
(3)上述した実施例および各変形例では、現像装置1は、1つの現像ノズル3を備えていたが、2つ以上の現像ノズル3を備えてもよい。また、現像ノズル3は、5つの吐出口3a(すなわち5つの分割ノズル3b)を備えていたが、5つ以外の吐出口3aを備えていてもよい。また、現像装置1は、2つのリンスノズル4,5を備えていたが、2つ以外のリンスノズルを備えていてもよい。また、リンスノズル4,5は各々、1つの吐出口4a,5a(すなわち1つのノズル)を備えていたが、2つ以上(複数)の吐出口を備えていてもよい。この場合、1つのリンスノズル収容部35で、2つ以上の吐出口を収容するようにしてもよい。
(4)上述した実施例および各変形例では、1つの待機ポット31に、現像ノズル収容部33と2つのリンスノズル収容部35が形成されていた。例えば、待機ポットは、3つ(複数)設けられ、第1待機ポットに現像ノズル収容部33が設けられ、第2待機ポットに1つのリンスノズル収容部35が設けられ、そして、第3待機ポットに他の1つのリンスノズル収容部35が設けられてもよい。この3つの待機ポットは、隣接して配置される。
(5)上述した実施例および各変形例では、リンスノズル収容部35には、気体を吹き出し、排気する構成が設けられていなかった。この点、リンスノズル収容部35には、現像ノズル収容部33と同様に、気体吹き付け口を有する気体吹き付け部、下側排気口を有する下側排気部、および上側排気口を有する上側排気部が設けられていてもよい。
(6)上述した実施例および各変形例では、上側排気口59を備えて、現像ノズル収容部33内を排気していた。例えば、下側排気口53からの排気だけで、現像ノズル収容部33からミストが十分に溢れ出ないであれば、上側排気口59を含む上側排気部57を省略してもよい。また、必要により、下側排気口53を含む下側排気部51を省略して、上側排気口59からだけで排気させてもよい。
(7)上述した実施例および各変形例において、図10のように、第1水平流路45と連通する第1リング状流路46を円筒状に形成してもよい。そして、第1リング状流路46は、第1水平流路45の連通部よりも下からノズル洗浄液を流入させるように構成されてもよい。第1リング状流路46にノズル洗浄液が流入されると、ノズル洗浄液は、第1リング状流路46の下から上に向けて充填するように流れる。下から上に向けてノズル洗浄液が流れながら、第1リング状流路46に沿って周方向にもノズル洗浄液が移動する。そのため、第1水平流路45に向けてノズル洗浄液を均等に送ることができる。それにより、更に、ノズル洗浄液吐出口39から現像ノズル3に向けて均等にノズル洗浄液を供給することができる。
また、ノズル洗浄液を下から上に流すような構成とすることで、図10のように、第1リング状流路46の横方向の面積を抑制できる。そのため、現像ノズル収容部33およびリンスノズル収容部35を複数備える場合に、複数のノズル収容部の間を詰めることができる。
(8)上述した実施例および各変形例では、ノズル移動機構6により、現像ノズル3と2つのリンスノズル4,5は、同一の支持アーム25に取り付けられて、一緒に移動されるが、個々に移動されるようになっていてもよい。
(9)上述した実施例および各変形例では、2つのリンスノズル4,5のいずれかは、プリウェット液を吐出するものであってもよい。プリウェット液は、基板W上に吐出した現像液を広がり易くするものである。プリウェット液は、基板Wに対して現像液を吐出する前に、回転する基板Wに対して吐出される。
(10)上述した実施例および各変形例では、基板処理装置として現像装置1を説明した。この点、塗布装置であってもよい。この場合、処理液は、基板W上に塗膜を形成するための塗布液が用いられる。塗布液は、フォトレジスト液、SOG (Spin on glass coating)液、SOD (Spin on dielectric coating)液、またはポリイミド樹脂液等が用いられる。また、塗布装置の場合、ノズル洗浄液として、シンナーなどの溶剤が用いられる。
1 … 現像装置
3 … 現像ノズル
3b … 分割ノズル
4,5 … リンスノズル
6 … ノズル移動機構
31 … 待機ポット
33 … 現像ノズル収容部
35 … リンスノズル収容部
33a,35a… 開口部
37,91… ノズル洗浄液供給部
39,93… ノズル洗浄液吐出口
41 … 気体吹き出し部
43 … 気体吹き出し口
45 … 第1水平流路
46 … 第1リング状流路
47 … 第2水平流路
48 … 第2リング状流路
49,95… 廃液回収部
51 … 下側排気部
53 … 下側排気口
57 … 上側排気部
59 … 上側排気口
61 … 上側リング状排気流路
97 … 第3水平流路
98 … 第3リング状流路
110 … 制御部
120 … 排出口
122 … ノズル洗浄液貯留部

Claims (8)

  1. 上面に開口部を有し、前記開口部を通じてノズルを収容するノズル収容部と、
    前記ノズル収容部内の側面に設けられたノズル洗浄液吐出口を有し、前記ノズル洗浄液吐出口からノズル洗浄液を供給させるノズル洗浄液供給部とを備え、
    前記ノズル洗浄液吐出口は、内側を向いたリング状のスリットで構成されており、
    前記ノズル洗浄液供給部は、リング状の扁平な水平流路と、前記水平流路の外周端に連通するリング状の扁平なリング状流路とを備え、
    前記水平流路の内周端の開口が前記ノズル洗浄液吐出口を構成しており、
    前記水平流路の厚みは、前記リング状流路の厚みよりも小さく
    前記リング状流路の底面は、前記水平流路の底面と同一平面上にあることを特徴とするノズル待機装置。
  2. 上面に開口部を有し、前記開口部を通じてノズルを収容するノズル収容部と、
    前記ノズル収容部内の側面に設けられたノズル洗浄液吐出口を有し、前記ノズル洗浄液吐出口からノズル洗浄液を供給させるノズル洗浄液供給部とを備え、
    前記ノズル洗浄液吐出口は、内側を向いたリング状のスリットで構成されており、
    前記ノズル洗浄液供給部は、リング状の扁平な水平流路と、前記水平流路の外周端に連通するリング状のリング状流路とを備え、
    前記水平流路の内周端の開口が前記ノズル洗浄液吐出口を構成しており、
    前記リング状流路は、前記水平流路との連通部よりも下から前記ノズル洗浄液を流入させるように構成されていることを特徴とするノズル待機装置。
  3. 上面に開口部を有し、前記開口部を通じてノズルを収容するノズル収容部と、
    前記ノズル収容部内の側面に設けられたノズル洗浄液吐出口を有し、前記ノズル洗浄液吐出口からノズル洗浄液を供給させるノズル洗浄液供給部と、
    前記ノズル収容部内の側面でかつ前記ノズル洗浄液吐出口よりも上に設けられた気体吹き出し口を有し、前記気体吹き出し口から気体を吹き出させる気体吹き出し部と、
    前記ノズル収容部内の側面でかつ前記気体吹き出し口よりも上に設けられた上側排気口を有し、前記上側排気口から前記ノズル収容部内を排気する上側排気部とを備え、
    前記ノズル洗浄液吐出口は、内側を向いたリング状のスリットで構成されており、
    前記気体吹き出し口は、内側に向いたリング状のスリットで構成されていることを特徴とするノズル待機装置。
  4. 請求項に記載のノズル待機装置において、
    前記ノズル収容部の底面に設けられ、前記ノズル収容部と連通し、前記ノズル洗浄液および前記ノズルから吐出された処理液を回収するための廃液回収部と、
    前記廃液回収部を通じて前記ノズル収容部内を排気する下側排気部とを更に備えていることを特徴とするノズル待機装置。
  5. 請求項に記載のノズル待機装置において、
    前記上側排気口は、内側に向いたリング状のスリットで構成されていることを特徴とするノズル待機装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載のノズル待機装置において、
    前記ノズル収容部の底面には、前記開口部の直径よりも小さく、前記開口部と同心である排出口と、前記ノズル洗浄液を貯留するノズル洗浄液貯留部とが設けられていることを特徴とするノズル待機装置。
  7. 請求項1からのいずれかに記載のノズル待機装置において、
    前記ノズル収容部は、複数のノズルを収容するように構成されていることを特徴とするノズル待機装置。
  8. 基板に対して処理液を吐出するノズルと、
    前記ノズルを待機させるノズル待機装置とを備え、
    前記ノズル待機装置は、
    上面に開口部を有し、前記開口部を通じてノズルを収容するノズル収容部と、
    前記ノズル収容部内の側面に設けられたノズル洗浄液吐出口を有し、前記ノズル洗浄液吐出口からノズル洗浄液を供給させるノズル洗浄液供給部と、
    前記ノズルを上下方向および水平方向に移動させるノズル移動機構と、
    前記ノズル移動機構を制御する制御部と、を備え、
    前記ノズル洗浄液吐出口は、内側を向いたリング状のスリットで構成されており、
    前記制御部は、前記ノズル洗浄液を供給している際に、前記ノズル移動機構により、前記ノズルを前記ノズル収容部内で上下方向に移動させることを特徴とする基板処理装置。
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