JP6711152B2 - ゴムクローラ - Google Patents

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本発明は、走行時の振動及び騒音を低減し得るゴムクローラに関する。
従来、ゴムにより無端帯状に形成されたクローラ本体と、クローラ本体に埋設された複数の芯金とを有するゴムクローラが知られている。各芯金は、ゴムクローラ面に沿ってクローラ幅方向にのびる平板状の芯金本体と、芯金本体の一方の面からクローラ内周側に突出する一対の突起部とを有している。
例えば、下記特許文献1は、強度を確保しつつ軽量化した芯金を有するゴムクローラを提案している。特許文献1では、芯金本体の一対の突起部間に位置する中央部は、クローラ周方向の長さが小さく、かつ、クローラ厚さ方向の厚さが大きく形成されており、剛性及び軽量化を両立させている。
特開2009−067241号公報
しかしながら、上記特許文献1のゴムクローラは、中央部のクローラ内周側のゴムの厚さが小さく、走行時、中央部付近と駆動輪等との接触に伴う振動及び騒音が大きいという問題があった。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、走行時の振動及び騒音を低減し得るゴムクローラを提供することを主たる目的としている。
本発明は、ゴムからなるクローラ本体と、前記クローラ本体に埋設された複数の芯金とを備えたゴムクローラであって、前記各芯金は、クローラ本体の内周面に沿ってクローラ幅方向にのびる平板状の芯金本体と、前記芯金本体の一方の面からクローラ内周側に突出する一対の突起部とを有し、前記芯金本体は、クローラ幅方向において、前記一対の突起部間に位置する中央部と、前記各突起部の外側に位置する一対の翼部とを含み、前記中央部のクローラ周方向の長さは、前記翼部のクローラ周方向の長さよりも大きく、前記中央部の厚さは、前記中央部よりもクローラ内周側に配される前記クローラ本体の前記ゴムの厚さよりも小さいことを特徴とする。
本発明に係るゴムクローラにおいて、前記中央部のクローラ内周側の表面は、前記翼部のクローラ内周側の表面と実質的に同一の平面であるのが望ましい。
本発明に係るゴムクローラにおいて、前記中央部のクローラ外周側の表面は、前記翼部のクローラ外周側の表面と実質的に同一の平面であるのが望ましい。
本発明に係るゴムクローラにおいて、前記中央部の厚さは、前記翼部の厚さよりも大きいのが望ましい。
本発明に係るゴムクローラにおいて、前記中央部の厚さは、前記中央部よりもクローラ内周側に配される前記クローラ本体の前記ゴムの厚さの0.5〜0.9倍であるのが望ましい。
本発明に係るゴムクローラにおいて、前記突起部は、クローラ外周側の基端部と、クローラ内周側の先端部とを含み、前記基端部のクローラ周方向の長さは、前記先端部のクローラ周方向の長さよりも小さいのが望ましい。
本発明に係るゴムクローラにおいて、前記基端部のクローラ周方向の長さは、前記先端部のクローラ周方向の長さの0.4〜0.8倍であるのが望ましい。
本発明に係るゴムクローラにおいて、前記先端部は、クローラ幅方向からみて、クローラ厚さ方向に対して、第1角度で傾斜する第1テーパ部と、前記第1角度よりも大きい第2角度で前記第1テーパ部と同じ方向に傾斜する第2テーパ部とを含む2段テーパ構造を有しているのが望ましい。
本発明に係るゴムクローラにおいて、前記第2テーパ部のクローラ厚さ方向の長さは、前記2段テーパ構造のクローラ厚さ方向の長さの0.3〜0.8倍であるのが望ましい。
本発明に係るゴムクローラにおいて、前記基端部のクローラ幅方向の長さは、前記先端部のクローラ幅方向の長さよりも小さいのが望ましい。
本発明に係るゴムクローラにおいて、前記先端部には、クローラ周方向に沿って、溝が形成されているのが望ましい。
本発明のゴムクローラにおいて、中央部のクローラ周方向の長さは、翼部のクローラ周方向の長さよりも大きい。このような中央部を有する芯金は、高い剛性を有し、クローラ幅方向の変形が抑止されるので、駆動輪からの駆動力を効率よく伝達することができる。
本発明のゴムクローラにおいて、中央部の厚さは、前記中央部よりもクローラ内周側に配されるクローラ本体のゴムの厚さよりも小さい。このようなゴムクローラは、芯金の中央部と、この中央部に接触する駆動輪等との間に、十分な厚さのゴムを配することができる。このため、中央部付近と駆動輪等との接触に伴う振動及び騒音が低減され得る。
本発明のゴムクローラの一実施形態を示す斜視図である。 芯金の斜視図である。 芯金をクローラ周方向から示す正面図である。 芯金をクローラ内周側から示す平面図である。 芯金をクローラ幅方向から示す側面図である。 ゴムクローラのクローラ中央における断面図である。 芯金の別実施形態をクローラ周方向から示す正面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態のゴムクローラ1を示す斜視図である。図1に示されるように、本実施形態のゴムクローラ1は、ゴムからなりかつ無端帯状に形成されたクローラ本体2と、クローラ本体2に埋設された複数の芯金3及び抗張体4とを備えている。
本明細書において、クローラ周方向は、ゴムクローラ1の回転方向であり、図1の符号aで示される方向に相当する。また、クローラ幅方向は、ゴムクローラ1が車両に装着されるときの駆動輪Wの軸方向であり、図1の符号bで示される方向に相当する。クローラ幅方向bにおける中央位置がクローラ中央CLである。さらに、クローラ厚さ方向は、クローラ周方向a及びクローラ幅方向bに直交する方向であり、図1の符号cで示される方向に相当する。クローラ厚さ方向cのうち、無端帯状のゴムクローラ1の内側は、クローラ内周側ciとされる。また、無端帯状のゴムクローラ1の外側は、クローラ外周側coとされる。
図1に示されるように、本実施形態のクローラ本体2は、クローラ幅方向bに略一定の幅を有し、クローラ外周側coの外周面2aとクローラ内周側ciの内周面2bとを有している。クローラ本体2の外周面2aには、クローラ外周側coに突出する複数のラグ5が、クローラ周方向aに略等間隔に形成されているのが望ましい。また、クローラ本体2の内周面2bには、クローラ内周側ciに突出する複数の突起6が、クローラ中央CLの両側に一対かつクローラ周方向aに略等間隔に形成されているのが望ましい。
クローラ本体2は、例えば、ゴムクローラ1が車両に装着されたとき、クローラ本体2の内周面2bに、駆動輪W等が当接し、駆動輪Wの駆動ピンPからの駆動力が、突起6及びラグ5を介して接地面に伝達され得る機能を有している。このようなクローラ本体2を備えたゴムクローラ1は、舗装路上においても、その表面を傷つけるおそれが少なく、乗り心地も良好である。
各芯金3は、例えば、鋼等の硬質な金属材料により形成されている。本実施形態の芯金3は、それぞれ、クローラ本体2の内周面2bに沿ってクローラ幅方向bにのびる平板状の芯金本体7と、芯金本体7の一方の面からクローラ内周側ciに突出する一対の突起部8とを有している。芯金3の一対の突起部8は、クローラ中央CLの両側に位置し、クローラ本体2の突起6の内部に埋設されている。
抗張体4は、例えば、クローラ周方向aにのびるスチールコード等の複数の金属コード4aである。抗張体4は、この金属コード4aがクローラ幅方向bに並べられて形成されるのが望ましい。抗張体4は、例えば、芯金3よりもクローラ外周側coでクローラ周方向aに巻き回されて、クローラ周方向aに連続してのびている。このような抗張体4は、クローラ本体2を補強するとともに、ゴムクローラ1の張力を保持し、走行時のゴムクローラ1の脱輪を防止し得る。
図2は、芯金3の斜視図であり、図3は、芯金3をクローラ周方向aから示す正面図である。図2及び図3に示されるように、芯金3の芯金本体7は、クローラ幅方向bにおいて、一対の突起部8間に位置する中央部7aと、各突起部8の外側に位置する一対の翼部7bとを含んでいるのが望ましい。
中央部7aは、クローラ中央CLを含み、クローラ中央CLの両側の各突起部8及び各翼部7bを連結し、芯金3のクローラ幅方向bの変形を抑止している。各翼部7bは、クローラ本体2(図1に示す)を補強し、クローラ本体2の形状を保持する機能を有している。
図3に示されるように、本実施形態の中央部7aのクローラ内周側ciの表面7cは、翼部7bのクローラ内周側ciの表面7dと実質的に同一の平面である。また、中央部7aの厚さt1は、翼部7bの厚さt2よりも大きいのが望ましい。このような中央部7aは、剛性を維持しつつ、その重量及びクローラ内周側ciへの突出量を低減することができる。
中央部7aの厚さt1は、好ましくは、翼部7bの厚さt2の1.2〜1.8倍である。中央部7aの厚さt1が翼部7bの厚さt2の1.2倍よりも小さいと、中央部7aの剛性が不足し、芯金3の変形を抑止できないおそれがある。中央部7aの厚さt1が翼部7bの厚さt2の1.8倍よりも大きいと、重量が増加するおそれがある。
図4は、芯金3をクローラ内周側ciから示す平面図である。図4に示されるように、中央部7aのクローラ周方向aの長さL1は、翼部7bのクローラ周方向aの長さL2よりも大きいのが望ましい。このような中央部7aは、突起部8への駆動力の入力方向に対する剛性が高く、芯金3の変形を抑止することができる。
中央部7aの長さL1は、好ましくは、翼部7bの長さL2の1.1〜1.3倍である。中央部7aの長さL1が翼部7bの長さL2の1.1倍よりも小さいと、中央部7aの剛性が不足し、芯金3の変形を抑止できないおそれがある。中央部7aの長さL1が翼部7bの長さL2の1.8倍よりも大きいと、ゴムクローラ1が駆動輪W(図1に示す)等に巻き付けられ難くなり、走行抵抗が大きくなるおそれがある。
図5は、芯金3をクローラ幅方向bから示す側面図である。図2、図3及び図5に示されるように、各突起部8は、芯金本体7からクローラ内周側ciに突出しており、駆動輪Wの駆動ピンP(図1に示す)からの駆動力を伝達する機能と、駆動輪W等を案内する機能とを有している。突起部8は、クローラ外周側coの基端部8aと、クローラ内周側ciの先端部8bとを含んでいる。
図5に示されるように、本実施形態の先端部8bは、クローラ幅方向bからみて、2段テーパ構造9を有している。2段テーパ構造9は、クローラ厚さ方向cに対して、第1角度θ1で傾斜する第1テーパ部9aと、第1角度θ1よりも大きい第2角度θ2で傾斜する第2テーパ部9bとを含むのが望ましい。
第1テーパ部9aと第2テーパ部9bとは、クローラ厚さ方向cに対して、同じ方向に傾斜しており、第1テーパ部9aが、基端部8a側に位置している。この2段テーパ構造9は、先端部8bのクローラ周方向aの両側に有しているのが望ましい。このような2段テーパ構造9は、先端部8bと駆動ピンP(図1に示す)との接触面積を小さくすることができ、摩耗及び騒音を低減することができる。
第1テーパ部9aの第1角度θ1は、好ましくは、10〜30度である。第2テーパ部9bの第2角度θ2は、好ましくは、30〜50度である。また、第2角度θ2と第1角度θ1との差(θ2−θ1)は、好ましくは、10〜30度である。このような第1テーパ部9a及び第2テーパ部9bを含む先端部8bは、2段テーパ構造9の角度の変化が小さく、先端部8bの周囲を被覆する突起6(図1に示す)のゴムを内側から破損するおそれが少ない。
第2テーパ部9bのクローラ厚さ方向cの長さhは、好ましくは、2段テーパ構造9のクローラ厚さ方向cの長さHの0.3〜0.8倍である。第2テーパ部9bの長さhが2段テーパ構造9の長さHの0.3倍よりも小さいと、第2テーパ部9bの第2角度θ2と第1テーパ部9aの第1角度θ1との差(θ2−θ1)が大きくなり、突起6(図1に示す)のゴムを内側から破損するおそれがある。第2テーパ部9bの長さhが2段テーパ構造9の長さHの0.8倍よりも大きいと、第2テーパ部9bの第2角度θ2が小さくなり、先端部8bの先端側で突起6のゴムを内側から破損するおそれがある。
図2、図3及び図5に示されるように、本実施形態の先端部8bには、クローラ周方向aに沿って、溝10が形成されている。溝10は、各先端部8bのクローラ幅方向bの両側に形成されるのが望ましい。このような溝10は、先端部8bの周囲を被覆する突起6(図1に示す)のゴムが剥離するのを抑止し、ゴムクローラ1(図1に示す)の耐久性を向上させ得る。
図2及び図3に示されるように、本実施形態の基端部8aは、芯金本体7の中央部7a及び翼部7bに対し、滑らかに接続している。このため、突起部8は、その剛性が高く、この突起部8に大きな駆動力が作用しても、破損するおそれが少ない。
図5に示されるように、基端部8aは、クローラ周方向aにおいて、基端部8aの長さL3が、先端部8bの長さL4よりも小さいくびれ形状を有しているのが望ましい。ここで、基端部8aのクローラ周方向aの長さL3は、基端部8aの最もくびれている最小の長さである。一方、先端部8bのクローラ周方向aの長さL4は、先端部8bの第1テーパ部9a側の最大の長さである。
基端部8aの長さL3は、好ましくは、先端部8bの長さL4の0.4〜0.8倍である。基端部8aの長さL3が先端部8bの長さL4の0.4倍よりも小さいと、基端部8aの剛性が不足し、突起部8が破損するおそれがある。基端部8aの長さL3が先端部8bの長さL4の0.8倍よりも大きいと、基端部8aの周囲を被覆するクローラ本体2の突起6(図1に示す)のゴムの厚さが小さくなり、走行時の振動及び騒音の原因となり得る。
図6は、ゴムクローラ1のクローラ中央CLにおける断面図である。図6に示されるように、本実施形態の芯金3の中央部7aの厚さt1は、中央部7aよりもクローラ内周側ciに配されるクローラ本体2のゴムの厚さt3よりも小さい。このようなゴムクローラ1は、芯金3の中央部7aと、この中央部7a付近に接触する駆動輪W等との間に、十分な厚さのゴムを配することができる。このため、中央部7a付近と駆動輪W等との接触に伴う振動及び騒音が低減され得る。
中央部7aの厚さt1は、好ましくは、中央部7aよりもクローラ内周側ciに配されるクローラ本体2のゴムの厚さt3の0.5〜0.9倍である。中央部7aの厚さt1がクローラ本体2のゴムの厚さt3の0.5倍よりも小さいと、中央部7aの剛性が不足し、芯金3の変形を抑止できないおそれがある。中央部7aの厚さt1がクローラ本体2のゴムの厚さt3の0.9倍よりも大きいと、中央部7aよりもクローラ内周側ciに配されるクローラ本体2のゴムの厚さが小さくなり、走行時の振動及び騒音の原因となり得る。
基端部8aのクローラ周方向aの外側に配されるクローラ本体2のゴムの最小厚さt4は、先端部8bのクローラ周方向aの外側に配されるクローラ本体2のゴムの最大厚さt5よりも大きいのが望ましい。このような基端部8aを有する芯金3は、駆動力が作用する基端部8a付近での駆動輪Wの駆動ピンPとの衝撃が緩和され、振動及び騒音を低減することができる。
図7は、別実施形態の芯金23をクローラ周方向aから示す正面図である。図7に示されるように、芯金23は、クローラ幅方向bにのびる平板状の芯金本体27と、芯金本体27の一方の面からクローラ内周側ciに突出する一対の突起部28とを有している。
この実施形態の芯金本体27は、クローラ幅方向bにおいて、一対の突起部28間に位置する中央部27aと、各突起部28の外側に位置する一対の翼部27bとを含んでいる。この実施形態では、中央部27aのクローラ外周側coの表面27cが、翼部27bのクローラ外周側coの表面27dと実質的に同一の平面である。一方、この実施形態においても、中央部27aの厚さt6は、翼部27bの厚さt7よりも大きいのが望ましい。
この実施形態の突起部28は、クローラ外周側coの基端部28aと、クローラ内周側ciの先端部28bとを含んでいる。この実施形態では、基端部28aは、クローラ幅方向bにおいて、基端部28aの長さW1は、先端部28bの長さW2よりも小さいくびれ形状を有している。このような基端部28aを有する突起部28は、基端部28aの周囲を被覆する突起(図示省略)のゴムが剥離するのを抑止し、ゴムクローラの耐久性を向上させ得る。なお、この実施形態においても、先端部28bには、クローラ周方向aに沿って、溝(図示省略)が形成されていてもよい。
なお、上述の実施形態では、中央部7a,27aのクローラ内周側ci又はクローラ外周側coの表面7c,27cが、翼部7b,27bのクローラ内周側ci又はクローラ外周側coの表面7d,27dと実質的に同一の平面である態様が例示されたが、本発明は、このような態様に限定されるものではない。例えば、中央部7a,27aのクローラ内周側ci又はクローラ外周側coの表面7c,27cは、翼部7b,27bのクローラ内周側ci又はクローラ外周側coの表面7d,27dと実質的に同一の平面を有さない態様であってもよい。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施し得る。
1 ゴムクローラ
2 クローラ本体
2b 内周面
3 芯金
7 芯金本体
7a 中央部
7b 翼部
8 突起部

Claims (10)

  1. ゴムからなるクローラ本体と、前記クローラ本体に埋設された複数の芯金とを備えたゴムクローラであって、
    前記各芯金は、クローラ本体の内周面に沿ってクローラ幅方向にのびる平板状の芯金本体と、前記芯金本体の一方の面からクローラ内周側に突出する一対の突起部とを有し、
    前記芯金本体は、クローラ幅方向において、前記一対の突起部間に位置する中央部と、前記各突起部の外側に位置する一対の翼部とを含み、
    前記中央部のクローラ周方向の長さは、前記翼部のクローラ周方向の長さよりも大きく、
    前記中央部の厚さは、前記中央部よりもクローラ内周側に配される前記クローラ本体の前記ゴムの厚さよりも小さく、
    前記突起部は、クローラ外周側の基端部と、クローラ内周側の先端部とを含み、
    前記先端部は、クローラ幅方向からみて、前記先端部のクローラ周方向の長さを規定する位置からクローラ内周側が、クローラ厚さ方向に対して、第1角度で傾斜する第1テーパ部と、前記第1角度よりも大きい第2角度で前記第1テーパ部と同じ方向に傾斜する第2テーパ部とを含む2段テーパ構造を有していることを特徴とするゴムクローラ。
  2. 前記中央部のクローラ内周側の表面は、前記翼部のクローラ内周側の表面と実質的に同一の平面である請求項1に記載のゴムクローラ。
  3. 前記中央部のクローラ外周側の表面は、前記翼部のクローラ外周側の表面と実質的に同一の平面である請求項1に記載のゴムクローラ。
  4. 前記中央部の厚さは、前記翼部の厚さよりも大きい請求項1乃至3のいずれかに記載のゴムクローラ。
  5. 前記中央部の厚さは、前記中央部よりもクローラ内周側に配される前記クローラ本体の前記ゴムの厚さの0.5〜0.9倍である請求項1乃至4のいずれかに記載のゴムクローラ。
  6. 記基端部のクローラ周方向の長さは、前記先端部のクローラ周方向の長さよりも小さい請求項1乃至5のいずれかに記載のゴムクローラ。
  7. 前記基端部のクローラ周方向の長さは、前記先端部のクローラ周方向の長さの0.4〜0.8倍である請求項6に記載のゴムクローラ。
  8. 前記第2テーパ部のクローラ厚さ方向の長さは、前記2段テーパ構造のクローラ厚さ方向の長さの0.3〜0.8倍である請求項1乃至7のいずれかに記載のゴムクローラ。
  9. 前記基端部のクローラ幅方向の長さは、前記先端部のクローラ幅方向の長さよりも小さい請求項1乃至8のいずれかに記載のゴムクローラ。
  10. 前記先端部には、クローラ周方向に沿って、溝が形成されている請求項1乃至9のいずれかに記載のゴムクローラ。
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