JP6958299B2 - ゴムクローラ及びクローラ走行体 - Google Patents

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本発明は、ゴムクローラ及び当該ゴムクローラと駆動輪とを含むクローラ走行体に関する。
従来、ゴムからなるクローラ本体と、クローラ本体に埋設された芯材と、クローラ本体の芯材よりもクローラ外周面側に埋設された抗張体とを含むゴムクローラが知られている。例えば、下記特許文献1は、上述のようなゴムクローラであって、駆動輪や遊動輪に巻き掛けられていない状態で、芯材の抗張体に面する対向面領域と抗張体とのクローラ厚さ方向の距離を略一定とすることを提案している。
特開2013−256250号公報
特許文献1のゴムクローラは、駆動輪や遊動輪に巻き掛けられたときに、芯材のクローラ周方向の端部領域と抗張体とのクローラ厚さ方向の距離が、芯材のクローラ周方向の中央領域と抗張体とのクローラ厚さ方向の距離よりも小さくなる傾向がある。
図9は、ゴムクローラと駆動輪との間に異物が噛み込んだ状態の特許文献1のような従来のゴムクローラ100の断面図である。なお、図9では、理解を容易にするために、クローラ本体の図示が省略されている。図9に示されるように、特許文献1のゴムクローラ100は、ゴムクローラ100と駆動輪101との間に異物Mが噛み込んだときに、抗張体103が、芯材102の端部領域102Aに押圧されて破損又は変形する場合があり、ゴムクローラ100の耐久性に問題があった。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、抗張体の破損又は変形を抑制し、耐久性を向上させたゴムクローラを提供することを主たる目的としている。
本発明は、駆動力を伝達するための駆動輪に巻き掛けられるゴムクローラであって、ゴムからなるクローラ本体と、前記クローラ本体にクローラ周方向に間隔を空けて埋設されかつ前記ゴムよりも硬質の材料からなる芯材と、前記クローラ本体の前記芯材よりもクローラ外周側に埋設されてクローラ周方向に延びる抗張体とを含み、前記芯材の前記抗張体に面する対向面領域は、クローラ周方向において、一方側の第1端部領域と、他方側の第2端部領域と、これらの間の中間領域とを含み、前記ゴムクローラが前記駆動輪に巻き掛けられたときに、前記第1端部領域と前記抗張体とのクローラ厚さ方向の距離が、前記中間領域と前記抗張体とのクローラ厚さ方向の距離の2倍以上であることを特徴とする。
本発明のゴムクローラにおいて、芯材は、クローラ幅方向に延びる一対の翼部を有し、前記芯材の前記対向面領域は、前記翼部に形成されるのが望ましい。
本発明のゴムクローラにおいて、前記芯材の前記対向面領域は、前記中間領域から前記第1端部領域にかけて、前記抗張体とのクローラ厚さ方向の距離が漸増する斜面であるのが望ましい。
本発明のゴムクローラにおいて、前記斜面は、1つの平面で構成されるのが望ましい。
本発明のゴムクローラにおいて、前記斜面は、少なくとも2つの平面で構成されるのが望ましい。
本発明のゴムクローラにおいて、前記斜面は、曲面で構成されるのが望ましい。
本発明のゴムクローラにおいて、前記曲面は、1つの曲率半径を有するのが望ましい。
本発明のゴムクローラにおいて、前記芯材の前記対向面領域は、クローラ周方向において、前記中間領域を中心に対称であるのが望ましい。
本発明のゴムクローラにおいて、前記ゴムクローラが前記駆動輪に巻き掛けられたときにクローラ周方向に隣接する一対の芯材において、前記一対の芯材の前記中間領域間の距離と前記中間領域のクローラ周方向の長さとの和は、前記一対の芯材間の距離と前記芯材のクローラ周方向の長さとの和よりも小さいのが望ましい。
本発明は、上記に記載のゴムクローラと、前記駆動輪とを含む、クローラ走行体であるのが望ましい。
本発明のゴムクローラにおいて、芯材の少なくとも抗張体に面する対向面領域は、クローラ周方向において、一方側の第1端部領域と、他方側の第2端部領域と、これらの間の中間領域とを含み、ゴムクローラが駆動輪に巻き掛けられたときに、前記第1端部領域と前記抗張体とのクローラ厚さ方向の距離が、前記中間領域と前記抗張体とのクローラ厚さ方向の距離の2倍以上である。
このようなゴムクローラは、駆動輪に巻き掛けられたときに、駆動輪とゴムクローラとの間に異物が噛み込んだとしても、芯材と抗張体との間に十分な厚さのゴムを有し、芯材による抗張体の押圧力を緩和することができる。このため、本発明のゴムクローラは、芯材に押圧されることによる抗張体の破損又は変形を抑制し、その耐久性を向上させることができる。
本発明のクローラ走行体の一実施形態を示す斜視図である。 クローラ走行体のクローラ幅方向の中央における断面図である。 図1のゴムクローラの断面図である。 図3のA−A線の断面図である。 ゴムクローラと駆動輪との間に異物が噛み込んだ状態のゴムクローラの断面図である。 ゴムクローラの接地した状態を含む断面図である。 他の実施形態の芯材の断面図である。 さらに他の実施形態の芯材の断面図である。 ゴムクローラと駆動輪との間に異物が噛み込んだ状態の従来のゴムクローラの断面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき詳細に説明される。
図1は、本実施形態のクローラ走行体1を示す斜視図である。図1に示されるように、本実施形態のクローラ走行体1は、無端帯状に形成されたゴムクローラ2と、ゴムクローラ2に駆動力を伝達するための駆動輪3とを少なくとも含んでいる。クローラ走行体1は、さらに、ゴムクローラ2のテンションを調節可能な従動輪(図示省略)と、ゴムクローラ2が接地したときに支持する転輪(図示省略)とを含むのが望ましい。
本実施形態のゴムクローラ2は、駆動輪3に巻き掛けられて、駆動輪3より駆動力が伝達される。ゴムクローラ2は、ゴムからなるクローラ本体4と、クローラ本体4にクローラ周方向に間隔を空けて埋設された複数の芯材5と、クローラ本体4の芯材5よりもクローラ外周側に埋設された抗張体6とを含むのが望ましい。
本明細書において、クローラ周方向は、ゴムクローラ2の回転方向であり、図1の符号aで示される方向に相当する。また、クローラ幅方向は、クローラ走行体1の駆動輪3の軸方向であり、図1の符号bで示される方向に相当する。さらに、クローラ厚さ方向は、クローラ周方向a及びクローラ幅方向bに直交する方向であり、図1の符号cで示される方向に相当する。クローラ厚さ方向cのうち、無端帯状のゴムクローラ2の内側は、クローラ内周側ciとされる。また、無端帯状のゴムクローラ2の外側は、クローラ外周側coとされる。
図2は、クローラ走行体1のクローラ幅方向の中央における断面図である。なお、図2では、理解を容易にするために、クローラ本体4の図示が省略されている。図2に示されるように、本実施形態のクローラ走行体1は、駆動輪3がゴムクローラ2の芯材5に当接することで、駆動輪3の駆動力がゴムクローラ2に伝達される。本実施形態では、主として建設機械等に用いられる駆動輪3がスプロケットタイプのクローラ走行体1が例示されているが、例えば、農業機械等に用いられる駆動輪3がギヤタイプのクローラ走行体1であってもよい。
図1に示されるように、クローラ本体4は、無端帯状に連続して形成されるのが望ましい。本実施形態のクローラ本体4は、クローラ幅方向bに略一定の幅を有している。ここで、クローラ本体4は、クローラ外周側coの外周面4oとクローラ内周側ciの内周面4iとを有している。
図3は、図1のゴムクローラ2のクローラ周方向aから視た断面図である。図1及び図3に示されるように、クローラ本体4の外周面4oには、クローラ外周側coに突出する複数のラグ7が、クローラ周方向aに略等間隔に形成されるのが望ましい。また、クローラ本体4の内周面4iには、クローラ内周側ciに突出する複数の突起8が、クローラ周方向aに略等間隔に形成されるのが望ましい。
複数の芯材5は、それぞれ、ゴムよりも硬質の材料からなるのが望ましい。芯材5は、例えば、鋼、鋳鉄等の金属材料により形成されている。芯材5は、硬質樹脂により形成されていてもよい。このような芯材5は、ゴムからなるクローラ本体4を補強し、クローラ本体4の形状を保持することができる。
本実施形態の芯材5は、芯材本体9と、芯材本体9からクローラ幅方向bにのびる一対の翼部10と、一対の翼部10の間で、クローラ内周側ciに突出する少なくとも1つの角部11とを有している。芯材5の角部11は、例えば、クローラ本体4の突起8の内部に埋設されている。
本実施形態の抗張体6は、芯材5よりもクローラ外周側coでクローラ周方向aに沿って延びている。抗張体6は、クローラ周方向aに延びる複数の金属コード6aで構成されるのが望ましい。抗張体6は、例えば、この金属コード6aがクローラ幅方向bに並べられて形成されている。本実施形態の抗張体6は、金属コード6aがクローラ幅方向bに隙間をもって並べられている。なお、金属コード6aは、例えば、クローラ幅方向bに所定の隙間無く並べられていてもよい。
図4は、図3のA−A線の断面図である。なお、図4〜図8では、理解を容易にするため、クローラ本体4の図示が省略されている。図4に示されるように、芯材5の抗張体6に面する対向面領域12は、クローラ周方向aにおいて、一方側の第1端部領域12Aと、他方側の第2端部領域12Bと、これらの間の中間領域12Cとを含むのが望ましい。
本実施形態のゴムクローラ2では、ゴムクローラ2が駆動輪3に巻き掛けられたときに、第1端部領域12Aと抗張体6とのクローラ厚さ方向cの距離d1が、中間領域12Cと抗張体6とのクローラ厚さ方向cの距離d2の2倍以上である。
図5は、ゴムクローラ2と駆動輪3との間に異物Mが噛み込んだ状態のゴムクローラ2の断面図である。図5に示されるように、上述のゴムクローラ2は、駆動輪3に巻き掛けられたときに、駆動輪3とゴムクローラ2との間に異物Mが噛み込んだとしても、芯材5と抗張体6との間に十分な厚さのゴムを有し、芯材5による抗張体6の押圧力を緩和することができる。このため、本実施形態のゴムクローラ2は、芯材5に押圧されることによる抗張体6の破損又は変形を抑制し、その耐久性を向上させることができる。また、上述の芯材5は、中間領域12Cと抗張体6との距離d2を小さくできるので、駆動輪3に巻き掛けられたときの巻き掛け抵抗を低減させることができ、クローラ走行体1の燃費性能を向上させることができる。
図4に示されるように、本実施形態の芯材5の対向面領域12は、翼部10に形成されている。対向面領域12は、クローラ周方向aにおいて、中間領域12Cを中心に対称であるのが望ましい。このため、本実施形態では、ゴムクローラ2が駆動輪3に巻き掛けられたときに、第2端部領域12Bと抗張体6とのクローラ厚さ方向cの距離d3が、距離d1に略等しい。このような対向面領域12は、ゴムクローラ2の回転方向によらず、抗張体6とのクローラ厚さ方向cの距離を大きくすることができる。
芯材5の対向面領域12は、中間領域12Cから第1端部領域12Aにかけて、抗張体6とのクローラ厚さ方向cの距離d1が漸増する斜面13であるのが望ましい。また、芯材5の対向面領域12は、中間領域12Cから第2端部領域12Bにかけて、抗張体6とのクローラ厚さ方向cの距離d2が漸増する斜面13であるのが望ましい。本実施形態の斜面13は、1つの平面13aで構成されている。
このような対向面領域12は、ゴムクローラ2が駆動輪3に巻き掛けられたときに、第1端部領域12Aのクローラ周方向aの端部における距離d1及び第2端部領域12Bのクローラ周方向aの端部における距離d3を大きくすることができる。
図6は、ゴムクローラ2の接地した状態を含む断面図である。図6に示されるように、芯材5の翼部10は、クローラ周方向aに所定の長さL1を有している。芯材5の対向面領域12の中間領域12Cは、クローラ周方向aに所定の長さL2を有している。
ゴムクローラ2が接地したときにクローラ周方向aに隣接する一対の芯材5において、一対の芯材5間は、所定の距離L3を有している。ここで、一対の芯材5間の距離とは、一方の芯材5の対向面領域12の第1端部領域12Aの端部から、他方の芯材5の対向面領域12の第2端部領域12Bの端部までの距離である。
ゴムクローラ2が駆動輪3に巻き掛けられたときにクローラ周方向aに隣接する一対の芯材5において、一対の芯材5の中間領域12C間の距離L5と中間領域12Cのクローラ周方向aの長さL2との和は、一対の芯材5間の距離L4と芯材5のクローラ周方向aの長さL1との和よりも小さい。抗張体6は、ゴムクローラ2が駆動輪3に巻き掛けられたときに、この小さい方の距離L5と長さL2との和に沿って配されることになるため、そのテンションが緩和され得る。
ゴムクローラ2が駆動輪3に巻き掛けられたときの一対の芯材5間の距離L4は、ゴムクローラ2が接地したときの一対の芯材5間の距離L3よりも小さい。このため、抗張体6は、ゴムクローラ2が駆動輪3に巻き掛けられたときに、そのテンションがより緩和される。このようなゴムクローラ2は、駆動輪3とゴムクローラ2との間に異物Mが噛み込んだ場合にも、抗張体6のテンションが予め緩和されているので、抗張体6の破損又は変形を抑制する効果が高い。
図7は、他の実施形態の芯材20の断面図である。上述の実施形態と同様の構成要素は、同一の符号が付され、その説明が省略される。図7に示されるように、この実施形態の芯材20の抗張体6に面する対向面領域21は、クローラ周方向aにおいて、一方側の第1端部領域21Aと、他方側の第2端部領域21Bと、これらの間の中間領域21Cとを含んでいる。
芯材20の対向面領域21は、中間領域21Cから第1端部領域21Aにかけて、抗張体6とのクローラ厚さ方向cの距離が漸増する斜面22であるのが望ましい。また、芯材20の対向面領域21は、中間領域21Cから第2端部領域21Bにかけて、抗張体6とのクローラ厚さ方向cの距離が漸増する斜面22であるのが望ましい。
この実施形態の斜面22は、曲面22aで構成されている。曲面22aは、例えば、1つの曲率半径Rを有している。このような対向面領域21は、中間領域21Cから第1端部領域21A又は第2端部領域21Bに至る部分が滑らかにすることができ、抗張体6を部分的に押圧するおそれがない。
この実施形態では、中間領域21Cが、曲面21Caで構成されている。対向面領域21は、例えば、その全体が1つの曲率半径Rの曲面22a,21Caで構成されている。すなわち、中間領域21Cにおける曲面21Caの曲率半径Rは、斜面22における曲面22aの曲率半径Rに等しい。なお、中間領域21Cにおける曲面21Caの曲率半径Rは、斜面22における曲面22aの曲率半径Rよりも大きくてもよい。
図8は、さらに他の実施形態の芯材30の断面図である。上述の実施形態と同様の構成要素は、同一の符号が付され、その説明が省略される。図8に示されるように、この実施形態の芯材30の抗張体6に面する対向面領域31は、クローラ周方向aにおいて、一方側の第1端部領域31Aと、他方側の第2端部領域31Bと、これらの間の中間領域31Cとを含んでいる。
芯材30の対向面領域31は、中間領域31Cから第1端部領域31Aにかけて、抗張体6とのクローラ厚さ方向cの距離が漸増する斜面32であるのが望ましい。また、芯材30の対向面領域31は、中間領域31Cから第2端部領域31Bにかけて、抗張体6とのクローラ厚さ方向cの距離が漸増する斜面32であるのが望ましい。
この実施形態の斜面32は、少なくとも2つの平面32a,32bで構成されている。斜面32は、3つ以上の平面で構成されていてもよい。このような対向面領域31は、中間領域31Cから第1端部領域31A又は第2端部領域31Bに至る部分が滑らかにすることができ、抗張体6を部分的に押圧するおそれが少ない。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は、上述の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施し得る。
2 ゴムクローラ
3 駆動輪
4 クローラ本体
5 芯材
6 抗張体
12 対向面領域
12A 第1端部領域
12B 第2端部領域
12C 中間領域

Claims (10)

  1. 駆動力を伝達するための駆動輪に巻き掛けられるゴムクローラであって、
    ゴムからなるクローラ本体と、
    前記クローラ本体にクローラ周方向に間隔を空けて埋設されかつ前記ゴムよりも硬質の材料からなる芯材と、
    前記クローラ本体の前記芯材よりもクローラ外周側に埋設されてクローラ周方向に延びる抗張体とを含み、
    前記芯材の前記抗張体に面する対向面領域は、クローラ周方向において、一方側の第1端部領域と、他方側の第2端部領域と、これらの間の中間領域とを含み、
    前記ゴムクローラが前記駆動輪に巻き掛けられたときに、前記第1端部領域と前記抗張体とのクローラ厚さ方向の距離が、前記中間領域と前記抗張体とのクローラ厚さ方向の距離の2倍以上であり、
    前記ゴムクローラが前記駆動輪に巻き掛けられたときのクローラ周方向に隣接する一対の芯材において、前記一対の芯材の前記中間領域間の距離と前記中間領域のクローラ周方向の長さとの和は、前記一対の芯材間の距離と前記芯材のクローラ周方向の長さとの和よりも小さい
    ゴムクローラ。
  2. 前記芯材は、クローラ幅方向に延びる一対の翼部を有し、
    前記芯材の前記対向面領域は、前記翼部に形成される、請求項1に記載のゴムクローラ。
  3. 前記芯材の前記対向面領域は、前記中間領域から前記第1端部領域にかけて、前記抗張体とのクローラ厚さ方向の距離が漸増する斜面である、請求項1又は2に記載のゴムクローラ。
  4. 前記斜面は、1つの平面で構成される、請求項3に記載のゴムクローラ。
  5. 前記斜面は、少なくとも2つの平面で構成される、請求項3に記載のゴムクローラ。
  6. 前記斜面は、曲面で構成される、請求項3に記載のゴムクローラ。
  7. 前記曲面は、1つの曲率半径を有する、請求項6に記載のゴムクローラ。
  8. 前記芯材の前記対向面領域は、クローラ周方向において、前記中間領域を中心に対称である、請求項1〜7のいずれかに記載のゴムクローラ。
  9. 前記ゴムクローラが前記駆動輪に巻き掛けられたときの前記一対の芯材間の距離は、前記ゴムクローラが接地したときの前記一対の芯材間の距離よりも小さい、請求項1〜8のいずれかに記載のゴムクローラ。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載のゴムクローラと、前記駆動輪とを含む、クローラ走行体。
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