JP6705422B2 - 演奏支援装置、及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、演奏支援装置、及びプログラムに関する。
近年、電子ドラムなどの楽器の演奏を録音及び録画して、演奏のコンテンツを作成し、動画共有サービスなどのサーバ装置に投稿(アップロード)することが行われている。また、このような演奏の録音、録画、コンテンツ作成、及び投稿(アップロード)を支援する技術が知られている(例えば、非特許文献1を参照)。
"IK Multimedia iRig Recorder"、[online]、[平成29年4月9日検索]、インターネット<URL:http://www.ikmultimedia.com/products/irigrecorder/>
しかしながら、上述した従来技術では、ある程度上達した演奏に対して録音、録画、コンテンツ作成、及び投稿することが一般的であるが、演奏を上達させる練習に対する支援を行うものではなく、演奏の練習を行う上では不便な場合があった。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、利便性を向上させることができる演奏支援装置、及びプログラムを提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明の一態様は、楽曲音を示す楽曲音データのテンポを解析するテンポ解析部と、前記テンポ解析部が解析した前記テンポに基づいて、クリック音を生成するクリック生成部と、前記楽曲音データに基づく前記楽曲音に、前記クリック生成部が生成した前記クリック音を付加する放音処理部と、前記クリック音の変更要求に応じて、表拍と裏拍とのいずれかを選択する拍設定情報を変更する変更処理部とを備え、前記クリック生成部は、前記拍設定情報に基づいて、前記表拍と前記裏拍とのいずれかに対応する前記クリック音を切り替えて生成する演奏支援装置である。
また、本発明の一態様は、コンピュータに、楽曲音を示す楽曲音データのテンポを解析するテンポ解析ステップと、前記テンポ解析ステップによって解析された前記テンポに基づいて、クリック音を生成するクリック生成ステップと、前記楽曲音データに基づく前記楽曲音に、前記クリック生成ステップによって生成された前記クリック音を付加する放音処理ステップと、前記クリック音の変更要求に応じて、表拍と裏拍とのいずれかを選択する拍設定情報を変更する変更処理ステップとを実行させ、前記クリック生成ステップにおいて、前記拍設定情報に基づいて、前記表拍と前記裏拍とのいずれかに対応する前記クリック音を切り替えて生成する処理を実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、利便性を向上させることができる。
本実施形態による演奏支援装置の一例を示す機能ブロック図である。 本実施形態による演奏支援装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本実施形態による演奏支援装置のトレーニング操作画面の一例を示す図である。 本実施形態による演奏支援装置のテンポ解析処理画面の一例を示す図である。 本実施形態による演奏支援装置のレコーディング処理画面の一例を示す第1の図である。 本実施形態による演奏支援装置のレコーディング処理画面の一例を示す第2の図である。 本実施形態による演奏支援装置のレコーディング処理画面の一例を示す第3の図である。 本実施形態による演奏支援装置の編集・投稿処理画面の一例を示す第1の図である。 本実施形態による演奏支援装置の編集処理画面の一例を示す図である。 本実施形態による設定変更処理画面の一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態による演奏支援装置、及びプログラムについて図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態による演奏支援装置1の一例を示す機能ブロック図である。
図1に示すように、演奏支援装置1は、入力部11と、表示部12と、撮像部13と、スピーカ14と、Audio(オーディオ)通信部15と、NW(ネットワーク)通信部16と、記憶部20と、制御部30とを備える。
演奏支援装置1は、例えば、スマートフォンやPC(パーソナルコンピュータ)などの情報処理装置であり、電子楽器2と接続可能であるととともに、ネットワークNW1に接続可能である。また、演奏支援装置1は、アプリケーションプログラムを実行させることで実現されてもよいし、専用ハードウェアにより実現されてもよい。
演奏支援装置1は、電子楽器2による楽曲の演奏の練習(トレーニング)から演奏のレコーディング(演奏音及び演奏画像の記録)、演奏のコンテンツデータの作成及び編集、コンテンツデータの投稿までの楽器演奏プロセスのトータル支援を実行する。
電子楽器2は、例えば、電子ドラムなどの楽器であり、演奏支援装置1と接続される。電子楽器2は、利用者が演奏した演奏音を演奏データに変換し、当該演奏データを演奏支援装置1に送信する。
入力部11は、例えば、タッチパネル、キーボードなどの入力装置であり、演奏支援装置1に対する各種情報の入力を受け付ける。
表示部12は、例えば、液晶ディスプレイであり、演奏支援装置1の各種処理を実行する際のメニュー画面、操作画面、設定画面などを表示する。
撮像部13は、例えば、CCD(シーシーディー)カメラであり、各種画像を撮像する。撮像部13は、後述するレコーディング処理において、利用者の演奏画像を撮像する。
スピーカ14(放音部の一例)は、各種音を放音(出力)する。スピーカ14は、例えば、楽曲音、後述するクリック音、レコーディング処理により録音した演奏音などを出力する。
Audio通信部15は、例えば、USB(Universal Serial Bus) Audio Classの規格によるインターフェース部であり、電子楽器2との間の通信を行う。演奏支援装置1は、Audio通信部15を介して、電子楽器2から演奏データを取得する。
NW通信部16は、例えば、有線LAN(Local Area Network)通信、無線LAN通信、移動体通信などを利用して、ネットワークNW1に接続し、ネットワークNW1を介して、サーバ装置3と通信を行う。
ここで、サーバ装置3は、ネットワークNW1を介して、演奏支援装置1が接続可能であり、例えば、YouTube(登録商標)などの動画共有サービスを提供するサーバ装置である。
記憶部20は、演奏支援装置1の各種処理に利用する情報を記憶する。記憶部20は、例えば、再生する楽曲音データ、録音した演奏データ、画像データなどを記憶する。また、記憶部20は、電子楽器2の演奏を練習(トレーニング)するための各種設定情報を記憶する。
制御部30は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などを含むプロセッサであり、演奏支援装置1を統括的に制御する。制御部30は、電子楽器2による楽曲の演奏の練習(トレーニング)から演奏のレコーディング(演奏音及び演奏画像の記録)、演奏のコンテンツデータの作成及び編集、コンテンツデータの投稿までの各種支援を実行する。
制御部30は、楽曲選択処理部31と、テンポ解析部32と、クリック生成部33と、表示処理部34と、音出力処理部35と、設定変更処理部36と、レコーディング処理部37と、編集処理部38と、投稿処理部39とを備える。
楽曲選択処理部31は、電子楽器2の演奏の練習、又はレコーディングに使用する楽曲音データを選択する処理を実行する。ここで、楽曲音データとは、楽曲音を示すデータであり、楽曲音を再生(放音)するために用いられる。楽曲選択処理部31は、利用者によって入力部11を介して受け付けた情報により、例えば、記憶部20に記憶されている複数の楽曲音データのうちから楽曲音データを選択する。
テンポ解析部32は、楽曲選択処理部31によって選択された楽曲音データのテンポ(1拍の長さ)を解析する。テンポ解析部32は、例えば、「Chord Tracker」(インターネット<URL:http://usa.yamaha.com/products/apps/chord_tracker/>)で利用されている技術を利用して、選択された楽曲音データのテンポを解析する。テンポ解析部32は、テンポの解析結果を、例えば、記憶部20に記憶させる。なお、テンポ解析部32が解析したテンポの解析結果には、例えば、楽曲の速度情報やリズム情報などが含まれる。
また、本実施形態では、テンポの解析精度を高めるために、楽曲音データの解析範囲の設定、解析の倍率(例えば、1/2倍、2倍など)の設定が可能である。テンポ解析部32は、例えば、楽曲音データのうち、入力部11によって指定された解析範囲の楽曲音データに対して、テンポを解析する。また、テンポ解析部32は、例えば、指定された倍率に応じて、楽曲音データのテンポを解析する。
クリック生成部33は、テンポ解析部32が解析したテンポに基づいて、所定のリズムを刻むクリック音(メトロノーム音)を生成する。すなわち、クリック生成部33は、テンポ解析部32によるテンポの解析結果に基づいて、楽曲選択処理部31によって選択された楽曲音に対するクリック音を生成する。ここで、所定のリズムを刻むクリック音とは、例えば、所定のリズムをとるクリック音、又は所定のリズムに合うクリック音のことである。なお、クリック音は、後述する拍設定情報によって、表拍と裏拍とのいずれかを選択(設定)可能であり、クリック生成部33は、拍設定情報に基づいて、表拍と裏拍とのいずれかに対応するクリック音を生成する。
表示処理部34は、各種処理を実行する際のメニュー画面、操作画面、設定画面などを表示部12に表示させる。表示処理部34は、例えば、演奏の練習(トレーニング)を行うメニュー画面及び操作画面を表示部12に表示させる際に、楽曲音のテンポを示すテンポ情報(BPM値:Beats Per Minute値)、楽曲音の波形データ、クリック音に関する設定情報などを表示させる。
音出力処理部35(放音処理部の一例)は、楽曲音データに基づく楽曲音に、クリック生成部33が生成したクリック音を付加してスピーカ14から放音させる。また、音出力処理部35は、例えば、演奏の練習(トレーニング)の際に、テンポが変更された楽曲音及びクリック音や、楽曲音データの所定の範囲を繰り返し再生した楽曲音などをスピーカ14から放音させる。また、音出力処理部35は、設定された各種設定情報に応じて、楽曲音データに基づく楽曲音をスピーカ14(放音部)から放音させる。また、音出力処理部35は、例えば、レコーディング及び編集処理の際に、楽曲音データ及び電子楽器2から取得した演奏データを混合(ミキシング)して、スピーカ14から放音させる。
設定変更処理部36は、テンポの解析のための設定情報、電子楽器2の演奏を練習(トレーニング)するため設定情報、レコーディング及び編集処理のための設定情報などの設定を、入力部11から受け付けた情報に基づいて変更する。すなわち、設定変更処理部36は、記憶部20が記憶する各種設定情報を、入力部11から受け付けた情報(指定された情報)に基づいて変更する。
設定変更処理部36は、例えば、入力部11によって受け付けられたテンポの変更要求に応じて、音出力処理部35によって放音させる楽曲音のテンポを変更するとともに、楽曲音のテンポの変更に応じて、クリック生成部33が生成したクリック音の発生時間間隔を変更する。また、設定変更処理部36は、例えば、入力部11によって受け付けられたクリック音の変更要求に応じて、表拍と裏拍とのいずれかを選択する拍設定情報を変更する。
レコーディング処理部37(録音処理部の一例)は、スピーカ14が放音する楽曲音に合わせて、電子楽器2を用いて演奏された演奏音を示す演奏音データを取得し、取得した演奏音データを記憶部20に記憶させる。また、レコーディング処理部37は、例えば、撮像部13が、電子楽器2が演奏されている画像を撮像し、撮像部13から取得した画像データ(演奏画像データ)を演奏音データとともに、記憶部20に記憶させる。
編集処理部38(コンテンツ生成部の一例)は、レコーディング処理部37によって録音された演奏音データと、楽曲を再生した楽曲音データとを編集して、投稿用のコンテンツデータを生成する。すなわち、編集処理部38は、レコーディング処理部37が記憶部20に記憶させた演奏音データと、楽曲音データとに基づいて、コンテンツデータを生成し、生成したコンテンツデータを記憶部20に記憶させる。
なお、コンテンツデータには、画像データが含まれていてもよく、編集処理部38は、撮像部13から取得した画像データ(演奏画像データ)、又は、別途、記憶部20に記憶されている画像データを取得して、当該画像データを含むコンテンツデータを生成する。
また、編集処理部38は、演奏音データと楽曲音データとの音量バランスを変更して混合する機能と、コンテンツデータを生成するための演奏音データ及び楽曲音データの範囲(編集範囲)を変更する機能とを有する。すなわち、編集処理部38は、例えば、入力部11によって受け付けた編集範囲、及び演奏音データと楽曲音データとの音量バランス情報に応じて、コンテンツデータを生成する。
投稿処理部39は、動画共有サービスなどを提供するサーバ装置3に、コンテンツデータを投稿する処理を実行する。投稿処理部39は、入力部11によって、投稿先の動画共有サービスを受け付け、例えば、編集処理部38が生成したコンテンツデータを、動画共有サービスに対応するサーバ装置3に送信して記憶(登録)させる。なお、投稿処理部39は、コンテンツデータを、NW通信部16を介して、サーバ装置3に送信する。
次に、図面を参照して、本実施形態による演奏支援装置1の動作について説明する。
図2は、本実施形態による演奏支援装置1の動作の一例を示すフローチャートである。
図2に示すように、演奏支援装置1は、まず、トレーニングの操作画面を表示する(ステップS101)。演奏支援装置1の表示処理部34は、例えば、図3に示すような表示画面G1を、トレーニングの操作画面として表示部12に表示させる。ここで、図3に示すトレーニングの操作画面(表示画面G1)について説明する。
図3は、本実施形態による演奏支援装置1のトレーニング操作画面の一例を示す図である。この図において、エリアA1は、楽曲の選択操作のエリアを示し、楽曲選択処理部31によって選択された楽曲音データに対応する楽曲名、アーティスト名を表示している。
また、ボタンBT1は、トレーニングの設定情報である“ABリピート”ボタン、“プリカウント”ボタン、“クリックスイッチ”ボタン、及び“ビートシフト”ボタンを示している。
“ABリピート”ボタンは、楽曲音のうちのA点からB点まで範囲をリピートする機能の設定及び当該機能のオン・オフを設定する。また、“プリカウント”ボタンは、楽曲音を放音する前にクリック音によるプリカウントを挿入する機能のオン・オフを設定する。また、“クリックスイッチ”ボタンは、クリック音のオン・オフを設定する。また、ビートシフト”ボタンは、クリック音の表拍と裏拍とを切り替える設定ボタンである。
また、エリアA2は、楽曲音の波形データを表示するエリアであり、当該エリアをタップ、及びスライドさせることで、ロケータを操作可能になっている。
また、ボタンBT2は、楽曲音を頭出しに移動させる“頭出し”ボタンを示し、ボタンBT3は、例えば、2秒の巻き戻しを行う“巻き戻し”ボタンを示している。また、ボタンBT4は、楽曲音の再生、及び停止を行う“再生”ボタンを示している。
また、ボタンBT5は、レコーディング(録音)のためのレコーディング画面に移行させる“Start Recording”ボタンを示している。
また、エリアA3は、楽曲音のテンポ調整のエリアであり、テンポ解析部32により解析したテンポを基準にしてテンポの倍率の変更、テンポの再解析処理への移行、クリック音の音量調整、楽曲音の音量調整などを行うエリアを示している。なお、エリアA3には、楽曲音のテンポを示すテンポ情報(BPM値)が表示される。
また、エリアA4は、編集・投稿画面、及び設定変更画面に移行させるための操作エリアである。
図2の説明に戻り、演奏支援装置1の制御部30は、入力部11によって受け付けた入力操作に応じて、各種処理に分岐する(ステップS102)。制御部30は、入力部11を介して、例えば、エリアA1により楽曲の選択操作を受け付けた場合に、処理をステップS103に進める。また、制御部30は、入力部11を介して、例えば、エリアA3の操作により、テンポの再解析処理を受け付けた場合に、処理をステップS106に進める。
また、制御部30は、入力部11を介して、例えば、ボタンBT1、エリアA3及びエリアA4の操作により、各種設定変更を受け付けた場合に、処理をステップS107に進める。また、制御部30は、入力部11を介して、例えば、ボタンBT2〜ボタンBT4の操作により、音出力処理を受け付けた場合に、処理をステップS109に進める。また、制御部30は、入力部11を介して、例えば、ボタンBT5の操作により、レコーディング(録音)を受け付けた場合に、処理をステップS110に進める。また、制御部30は、入力部11を介して、例えば、エリアA4の操作により、編集処理を受け付けた場合に、処理をステップS111に進める。
ステップS103において、制御部30の楽曲選択処理部31は、楽曲選択処理を実行する。楽曲選択処理部31は、例えば、利用者によって入力部11を介して選択された楽曲音データを、記憶部20に記憶されている複数の楽曲音データのうちから選択する。
次に、テンポ解析部32は、楽曲選択処理部31によって選択された楽曲音データのテンポを解析する(ステップS104)。そして、クリック生成部33は、テンポ解析部32が解析したテンポに基づいて、クリック音(メトロノーム音)を生成する(ステップS105)。ステップS105の処理後に、クリック生成部33は、処理をステップS101に戻す。
また、ステップS106において、設定変更処理部36は、再解析設定変更の処理を実行する。設定変更処理部36は、表示処理部34に対して、例えば、図4に示すようなオーディオ解析画面(表示画面G2)を表示部12に表示させる。ここで、図4に示すオーディオ解析画面(表示画面G2)について説明する。
図4は、本実施形態による演奏支援装置1のオーディオ解析画面の一例を示す図である。この図において、エリアA2は、上述した図3と同様に、楽曲音の波形データを表示するエリアであり、入力部11を介して、解析範囲R1が設定可能になっている。また、エリアA5は、解析の倍率(例えば、1/2倍、2倍など)の設定するエリアである。また、ボタンBT6は、解析を実行する解析ボタン(“Analyze”ボタン)を示している。
ステップS106において、設定変更処理部36は、例えば、エリアA2の操作に応じて、解析範囲R1の設定変更を行うとともに、エリアA5の操作に応じて、解析の倍率の設定変更を行う。また、設定変更処理部36は、ボタンBT6の操作に応じて、テンポ解析部32にテンポの再解析を実行させる。すなわち、設定変更処理部36は、処理をステップS104に進めて、テンポ解析部32は、変更された解析範囲の楽曲音データに対して、変更された解析の倍率の設定に応じて、テンポを再解析する。
また、ステップS107において、設定変更処理部36は、各種設定変更処理を実行する。例えば、設定変更処理部36は、ボタンBT1及びエリアA3により設定変更を受け付けた場合に、対応する設定変更を実行し、記憶部20に設定情報を記憶させる。なお、エリアA4の操作により、設定変更を行う場合については、図10を参照して後述する。
次に、設定変更処理部36は、設定変更によりクリック音の再生成が必要であるか否かを判定する(ステップS108)。設定変更処理部36は、例えば、“ビートシフト”ボタンやテンポの倍率の変更(テンポの変更要求)などのようにクリック音の再生成が必要であるか否かを判定する。設定変更処理部36は、クリック音の再生成が必要である場合(ステップS108:YES)に、処理をステップS105に進めて、クリック生成部33にクリック音を再生成させる。また、設定変更処理部36は、クリック音の再生成が必要でない場合(ステップS108:NO)に、処理をステップS101に戻す。
また、ステップS109において、音出力処理部35は、操作に応じた音出力処理を実行する。音出力処理部35は、例えば、ボタンBT4がクリックされた操作に応じて、楽曲音データに基づく楽曲音に、クリック生成部33が生成したクリック音を付加してスピーカ14から放音させる。また、音出力処理部35は、例えば、ボタンBT3やエリアA3の操作に応じて、テンポが変更された楽曲音及びクリック音や、楽曲音データの所定の範囲を繰り返し再生した楽曲音などをスピーカ14から放音させる。ステップS109の処理後に、音出力処理部35は、処理をステップS101に戻す。
また、ステップS110において、レコーディング処理部37は、レコーディング処理を実行する。レコーディング処理部37は、表示処理部34に対して、例えば、図5に示すようなレコーディング処理画面(表示画面G3)を表示部12に表示させる。ここで、図5に示すレコーディング処理画面(表示画面G3)について説明する。
図5は、本実施形態による演奏支援装置1のレコーディング処理画面の一例を示す第1の図である。この図において、エリアA6は、レコーディング処理において撮像部13を使用するか否かのオン・オフを設定するとともに、セルフタイマーの時間設定及びオン・オフを設定するエリアである。また、ボタンBT7は、レコーディングの開始ボタンであり、ボタンBT8は、トレーニングの操作画面(表示画面G1)に戻るための操作ボタンである。なお、図5に示す例は、撮像部13を使用しない場合(撮像部13をオフした場合)の表示例であり、撮像部13を使用する場合(撮像部13をオンした場合)には、表示画面の背景に、撮像部13の撮像画像が表示される。
また、レコーディング処理部37は、ボタンBT7がクリックされると、表示処理部34に対して、例えば、図6に示すようなレコーディング処理画面(表示画面G4)を表示部12に表示させる。ここで、図6に示す表示画面G4は、セルフタイマー機能のカウント値(例えば、“3”)が表示された画面であり、セルフタイマーの時間設定に応じてカウントダウンされる。
また、セルフタイマーのカウント値が“0”になると、レコーディング処理部37は、表示処理部34に対して、例えば、図7に示すようなレコーディング処理画面(表示画面G5)を表示部12に表示させ、電子楽器2からAudio通信部を介して取得した演奏音データを記憶部20に記憶させる。なお、図7に示す例では、撮像部13を使用しない場合の表示例であり、表示処理部34は、演奏音データの波形を表示部12に表示させる。また、撮像部13を使用する場合には、表示処理部34は、表示画面の背景に、撮像部13が撮像した撮像画像を表示させ、レコーディング処理部37は、撮像部13が撮像した撮像画像を取得して、記憶部20に記憶(録画)させる。
このようなレコーディング処理(ステップS110の処理)の後に、レコーディング処理部37は、処理をステップS101に戻す。
また、ステップS111において、制御部30は、編集・投稿処理を実行する。制御部30の編集処理部38は、表示処理部34に対して、例えば、図8に示すような編集・投稿処理画面(表示画面G6)を表示部12に表示させる。また、編集・投稿処理(表示画面G6)において、入力部11の操作により編集処理が選択されると、編集処理部38は、表示処理部34に対して、例えば、図9に示すような表示画面G7を表示部12に表示させる。ここで、図9に示す編集処理画面(表示画面G7)について説明する。
図9は、本実施形態による演奏支援装置1の編集処理画面の一例を示す図である。この図において、エリアA7は、楽曲音及び演奏音の波形データを表示するエリアであり、当該エリアをタップ、及びスライドさせることで、編集範囲R2を設定することが可能である。また、エリアA8は、楽曲音の音量と、演奏音の音量とを調整するエリアであり、演奏音データと楽曲音データとの音量バランスを変更することが可能である。
ステップS111において、編集処理部38は、入力部11を介した編集処理画面(表示画面G7)の操作に応じて演奏音データと、楽曲音データとを混合(ミキシング)して、コンテンツデータを生成する。編集処理部38は、生成したコンテンツデータを記憶部20に記憶させる。なお、レコーディング処理において、撮像部13が撮像した撮像画像を録画している場合には、編集処理部38は、画像を含むコンテンツデータを生成する。
また、入力部11の操作に応じて、投稿処理が指定された場合には、投稿処理部39は、動画共有サービスなどを提供するサーバ装置3に、コンテンツデータを投稿する処理を実行する。投稿処理部39は、入力部11によって、投稿先の動画共有サービスを受け付け、例えば、編集処理部38が生成したコンテンツデータを、動画共有サービスに対応するサーバ装置3に送信して記憶(登録)させる。
また、上述したステップS107において、エリアA4の操作により、設定変更処理が指定された場合には、設定変更処理部36は、例えば、図10に示すような設定変更処理画面(表示画面G8)を表示部12に表示させる。ここで、図10に示す設定変更処理画面(表示画面G7)について説明する。
図10は、本実施形態による設定変更処理画面の一例を示す図である。この図において、エリアA9は、各種設定情報を変更するエリアである。設定変更処理部36は、例えば、エリアA9において、撮像部13の画質を示す“ビデオ画質”、“プリカウントクリック回数”、“最小テンポ倍率”、及び“最大テンポ倍率”の設定情報を受け付け、記憶部20が記憶する各設定情報を変更する。
次に、利用者が本実施形態による演奏支援装置1を使用した、演奏の練習(トレーニング)から演奏のレコーディング(演奏音及び演奏画像の記録)、演奏のコンテンツデータの作成及び編集、コンテンツデータの投稿までの一連の流れについて説明する。
(1)利用者は、演奏支援装置1を使用して、楽曲音にクリック音を付加した音聞いて、電子楽器2による演奏を練習する。なお、練習の際には、利用者は、演奏支援装置1を使用して、遅いテンポから開始して徐々にオリジナルのテンポに近づけたり、演奏が難しい所をリピートさせたりして、繰り返し演奏したりして、練習する。
(2)次に、利用者は、演奏支援装置1のレコーディング処理を使用して、電子楽器2の演奏音及び演奏画像を試しに録音及び録画する(リハーサル)。利用者は、試しに録音及び録画した内容を確認して、各種機材、及び設定の見直しを実行する。
(3)次に、利用者は、演奏支援装置1のレコーディング処理を使用して、電子楽器2の演奏音及び演奏画像を本番の録音及び録画する。なお、本実施形態による演奏支援装置1では、レコーディング処理の際に、上述した(1)の練習に用いた各種設定情報をそのまま引き継いて使用できるため、練習と同じ環境で本番の録音及び録画を実行することができる。
(4)次に、利用者は、演奏支援装置1の編集処理を使用して、本番の録音及び録画したデータを編集する。利用者は、演奏支援装置1の編集処理を使用して、例えば、不必要な部分を削除したり、演奏音データと楽曲音データの音量バランスを調整したりして、投稿用、又は記念の保存用のコンテンツデータを生成する。
(5)次に、利用者は、演奏支援装置1の投稿処理を使用して、作成したコンテンツデータを、ネットワークNW1を介して、サーバ装置3に投稿する。
このように、本実施形態による演奏支援装置1を使用することで、利用者は、演奏の練習(トレーニング)から演奏のレコーディング(演奏音及び演奏画像の記録)、演奏のコンテンツデータの作成及び編集、コンテンツデータの投稿までの一連のプロセスを簡単に実行可能である。
以上説明したように、本実施形態による演奏支援装置1は、テンポ解析部32と、クリック生成部33と、音出力処理部35(放音処理部)とを備える。テンポ解析部32は、楽曲音を示す楽曲音データのテンポを解析する。クリック生成部33は、テンポ解析部32が解析したテンポに基づいて、所定のリズムを刻むクリック音を生成する。音出力処理部35は、楽曲音データに基づく楽曲音に、クリック生成部33が生成したクリック音を付加してスピーカ14(放音部)から放音させる。
これにより、本実施形態による演奏支援装置1は、クリック音により楽曲音を電子楽器2で演奏し易くなるため、演奏の練習を行う上で利便性を向上させることができる。
また、本実施形態による演奏支援装置1は、設定変更処理部36(変更処理部)と、表示処理部34とを備える。設定変更処理部36は、テンポの変更要求に応じて、音出力処理部35によって放音させる楽曲音のテンポを変更するとともに、楽曲音のテンポの変更に応じて、クリック生成部33が生成したクリック音の発生時間間隔を変更する。表示処理部34は、音出力処理部35によって放音させる楽曲音のテンポを示すテンポ情報(例えば、BPM値)を表示部12に表示させる。
これにより、本実施形態による演奏支援装置1は、楽曲音のテンポを変更して、電子楽器2による演奏を練習できるため、演奏の練習を行う上でさらに利便性を向上させることができる。すなわち、本実施形態による演奏支援装置1は、演奏の上達レベルに応じて、演奏のテンポを変更して練習することができる。また、本実施形態による演奏支援装置1は、テンポ情報(例えば、BPM値)を表示部12に表示するため、利用者が演奏の上達レベルを正確に認識することができる。
また、本実施形態では、設定変更処理部36は、クリック音の変更要求に応じて、表拍と裏拍とのいずれかを選択する拍設定情報を変更する。クリック生成部33は、拍設定情報に基づいて、表拍と裏拍とのいずれかに対応するクリック音を生成する。
これにより、本実施形態による演奏支援装置1は、クリック音を表拍と裏拍とのいずれかを選択して生成することができるため、電子楽器2による演奏を効率良く練習することができ、演奏技術を向上させることができる。
また、本実施形態では、テンポ解析部32は、楽曲音データのうち、入力部によって指定された解析範囲の楽曲音データに対して、テンポを解析する。
これにより、本実施形態による演奏支援装置1は、例えば、解析に不要な部分を除外してテンポを適切に解析できるため、テンポの解析精度を向上させることができる。
また、本実施形態による演奏支援装置1は、レコーディング処理部37(録音処理部)と、編集処理部38(コンテンツ生成部)とを備える。レコーディング処理部37は、スピーカ14が放音する楽曲音に合わせて、楽器によって演奏された演奏音を示す演奏音データを取得し、取得した演奏音データを記憶部20に記憶させる。編集処理部38は、レコーディング処理部37が記憶部20に記憶させた演奏音データと、楽曲音データとに基づいて、コンテンツデータを生成する。
これにより、本実施形態による演奏支援装置1は、演奏の練習から演奏音データの取得、及びコンテンツデータの生成までを一括に行うことができるため、さらに利便性を向上させることができる。なお、本実施形態による演奏支援装置1を使用することで、利用者は、容易に自身の演奏を情報発信することができる。また、本実施形態による演奏支援装置1は、練習に使用した環境をそのまま演奏音データの取得の際にも引き継いで使用できるため、練習と同一の環境で演奏のコンテンツデータを作成することができる。また、本実施形態による演奏支援装置1は、電子楽器2と接続することで使用でき、例えば、Audioインターフェース装置などを別途備える必要がない。
また、本実施形態による演奏支援装置1は、編集処理部38が生成したコンテンツデータを、ネットワークNW1を介して接続可能なサーバ装置3に送信して記憶させる投稿処理部39を備える。
これにより、本実施形態による演奏支援装置1は、コンテンツデータの投稿までを一括して行うことができるため、さらに利便性を向上させることができる。また、本実施形態による演奏支援装置1は、利用者の演奏に関する情報発信の機会を増やすことができるため、電子楽器2の演奏に関するモチベーションを高めることができる。
また、本実施形態による演奏支援装置1は、音出力処理部35(放音処理部)と、レコーディング処理部37(録音処理部)と、編集処理部38(コンテンツ生成部)とを備える。音出力処理部35は、設定された設定情報に応じて、楽曲音データに基づく楽曲音をスピーカ14(放音部)から放音させる。レコーディング処理部37(録音処理部)は、設定情報に応じて、スピーカ14(放音部)から放音された楽曲音に合わせて、楽器によって演奏された演奏音を示す演奏音データを取得し、取得した演奏音データを記憶部20に記憶させる。編集処理部38は、レコーディング処理部37が記憶部20に記憶させた演奏音データと、楽曲音データとに基づいて、コンテンツデータを生成する。
これにより、本実施形態による演奏支援装置1は、練習に使用した設定情報をそのまま演奏音データの取得の際にも引き継いで使用できるため、練習と同一の環境で演奏のコンテンツデータを作成することができ、利便性を向上させることができる。
また、本実施形態による演奏支援装置1は、楽曲音データと、演奏音データとを個別に記憶部20に記憶し、編集処理部38は、個別の楽曲音データと演奏音データとに基づいてコンテンツデータを生成する。そのため、本実施形態による演奏支援装置1は、楽曲音データと演奏音データとを混合した音データを記憶する場合に比べて、編集処理における自由度を高めることができる。
なお、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記の実施形態において、放音部の一例として、演奏支援装置1が備えるスピーカ14から楽曲音及び演奏音を放音(出力)する例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、放音部は、演奏支援装置1又は電子楽器2に接続されたヘッドホンであってもよいし、電子楽器2に接続されたスピーカ装置であってもよい。
また、上記の実施形態において、Audio通信部15は、USB Audio Classの規格によるインターフェース部である例を説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、Bluetooth(登録商標)などの無線通信のインターフェース部であってもよい。また、演奏支援装置1と電子楽器2との間を他のインターフェースにより通信するようにしてもよい。
また、上記の実施形態において、演奏支援装置1は、撮像部13を備える例を説明したが、これに限定されるものではなく、撮像部13を外部に備えるようにしてもよい。
また、上記の実施形態において、電子楽器2は、電子ドラムである例を説明したが、これに限定されるものではなく、他の電子楽器であってもよい。
また、上記の実施形態において、演奏支援装置1は、例えば、スマートフォンやPCなどである例を説明したが、PDA(Personal Digital Assistant)などの情報端末であってもよい。
また、上記の実施形態において、投稿処理部39は、コンテンツデータを動画共有サービスなどのサーバ装置3に投稿(アップロード)する例を説明したが、投稿先のサーバ装置3は、SNS(Social Networking Service)のサーバ装置や利用者が使用可能なクラウドサーバであってもよい。
また、上記の実施形態において、演奏支援装置1は、演奏の練習(トレーニング)から演奏のレコーディング(演奏音及び演奏画像の記録)、演奏のコンテンツデータの作成及び編集、コンテンツデータの投稿までの各機能のうちの一部機能の実行を、接続される電子楽器2に応じて、制限(禁止)するようにしてもよい。演奏支援装置1は、例えば、電子楽器2から識別情報を取得し、特定の識別情報に対応する電子楽器2(例えば、特定の製造メーカの電子楽器)が接続されている場合に、レコーディング以降の機能を実行可能にするようにしてもよい。
なお、上述した演奏支援装置1が備える各構成は、内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した演奏支援装置1が備える各構成の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述した演奏支援装置1が備える各構成における処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。
また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部又は外部に設けられた記録媒体も含まれる。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に演奏支援装置1が備える各構成で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
また、上述した機能の一部又は全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。上述した各機能は個別にプロセッサ化してもよいし、一部、又は全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、又は汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
1…演奏支援装置、2…電子楽器、3…サーバ装置、11…入力部、12…表示部、13…撮像部、14…スピーカ、15…Audio通信部、16…NW通信部、20…記憶部、30…制御部、31…楽曲選択処理部、32…テンポ解析部、33…クリック生成部、34…表示処理部、35…音出力処理部、36…設定変更処理部、37…レコーディング処理部、38…編集処理部、39…投稿処理部、NW1…ネットワーク

Claims (7)

  1. 楽曲音を示す楽曲音データのテンポを解析するテンポ解析部と、
    前記テンポ解析部が解析した前記テンポに基づいて、クリック音を生成するクリック生成部と、
    前記楽曲音データに基づく前記楽曲音に、前記クリック生成部が生成した前記クリック音を付加する放音処理部と
    前記クリック音の変更要求に応じて、表拍と裏拍とのいずれかを選択する拍設定情報を変更する変更処理部と
    を備え
    前記クリック生成部は、前記拍設定情報に基づいて、前記表拍と前記裏拍とのいずれかに対応する前記クリック音を切り替えて生成する
    奏支援装置。
  2. 前記放音処理部によって放音させる前記楽曲音のテンポを示すテンポ情報を表示部に表示させる表示処理部備え、
    前記変更処理部は、前記楽曲音のテンポの変更に応じて、前記クリック生成部が生成した前記クリック音の時間間隔を変更する
    請求項1に記載の演奏支援装置。
  3. 前記テンポ解析部は、前記楽曲音データのうち、入力部によって指定された解析範囲の楽曲音データに対して、前記テンポを解析する
    請求項1又は請求項に記載の演奏支援装置。
  4. 放音部が放音する前記楽曲音に合わせて、演奏された演奏音を示す演奏音データを取得し、取得した前記演奏音データを記憶部に記憶させる録音処理部と、
    前記録音処理部が前記記憶部に記憶させた前記演奏音データと、前記楽曲音データとに基づいて、コンテンツデータを生成するコンテンツ生成部と
    を備える請求項1から請求項のいずれか一項に記載の演奏支援装置。
  5. 前記コンテンツ生成部は、
    前記演奏音データと前記楽曲音データとの音量バランスを変更して混合する機能と、前記コンテンツデータを生成するための前記演奏音データ及び前記楽曲音データの範囲を変更する機能とを有する
    請求項に記載の演奏支援装置。
  6. 前記コンテンツ生成部が生成した前記コンテンツデータを、ネットワークを介して接続可能なサーバ装置に送信して記憶させる投稿処理部を備える
    請求項又は請求項に記載の演奏支援装置。
  7. コンピュータに、
    楽曲音を示す楽曲音データのテンポを解析するテンポ解析ステップと、
    前記テンポ解析ステップによって解析された前記テンポに基づいて、クリック音を生成するクリック生成ステップと、
    前記楽曲音データに基づく前記楽曲音に、前記クリック生成ステップによって生成された前記クリック音を付加する放音処理ステップと
    前記クリック音の変更要求に応じて、表拍と裏拍とのいずれかを選択する拍設定情報を変更する変更処理ステップと
    を実行させ
    前記クリック生成ステップにおいて、前記拍設定情報に基づいて、前記表拍と前記裏拍とのいずれかに対応する前記クリック音を切り替えて生成する処理を実行させるためのプログラム。
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