JP2014071226A - 音楽再生システム、音楽再生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】投稿された複数の投稿データの中から、演奏音の録音データを複数選択して再生可能にする。
【解決手段】カラオケ装置10は、演奏された楽曲の識別情報、演奏に用いられた楽器の識別情報、演奏された楽器の音に関する録音データを対応付けた投稿データを、ホストサーバ40にアップロードする。ホストサーバ40は、カラオケ装置10からアップロードされた投稿データを、録音データを識別する個別識別情報と対応付けて記憶する。ユーザ端末50又はリモコン端末30は、ホストサーバ40に保存されている複数の投稿データの中から、所望の楽曲に対応する複数の投稿データを指定する。さらに、指定された複数の投稿データの中から、所望の楽器の楽器識別情報に対応する、複数の録音データの録音識別情報を指定する。そして、指定された複数の個別識別情報からなる個別識別情報群に関するマイデータをホストサーバ40に登録する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ユーザによる楽器演奏音を録音した投稿データをサーバにアップロードし、サーバにアップロードされた投稿データを端末装置が取得して再生する技術に関する。
先行技術として、特許文献1に記載のカラオケネットワークシステムがある。特許文献1には、楽器による演奏音から生成された投稿データを投稿する際に、録音に用いた楽曲データの楽曲名、選択されたパート名(楽器や歌唱)等を対応付けて、サーバにアップロードする技術が開示されている。また、聴取側のカラオケ装置が、サーバから取得した投稿データを楽曲データと同期して再生する際に、楽曲データを構成する複数の演奏パートのうち、投稿データのパートに対応する演奏パートの音を消去して(マイナスワン)再生する技術も開示されている。
特開2010−237553号公報
上記先行技術によれば、投稿データを聴取するユーザは、投稿された複数の投稿データの中から所望の楽器音や歌唱音に該当する投稿データを選択することが可能である。このような先行技術に対して、投稿データを聴取するユーザにおいては、投稿された複数の投稿データの中から所望の楽器音や歌唱音を複数選択して、それら複数の楽器音や歌唱音がコラボレーションされた音楽を聴きたいという要望がある。
しかしながら、上記先行技術では、単独の投稿データのパートと、投稿データのパートに対応する演奏パートをマイナスワンした楽曲データしか再生することができない。そのため、複数の投稿データから任意の楽器音や歌唱音を複数選択して、それらが組合わさってコラボレーションされた音楽を聴きたいという、ユーザの要望を満たせなかった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものである。その目的は、投稿された複数の投稿データの中から、演奏音の録音データを複数選択して再生可能にするための技術を提供することである。
上記目的を達成するためになされた本発明の音楽再生システムは、第1情報処理装置、サーバ、第2情報処理装置からなる。第1情報処理装置は、楽器を接続する楽器接続手段と、楽器接続手段に接続された楽器を決定する決定手段と、制御手段と、アップロード手段とを備える。制御手段は、楽曲の演奏音を表す所定の楽曲データに従って、楽曲の演奏を実行する。アップロード手段は、演奏された楽曲を識別する楽曲識別情報と、楽曲が演奏される際に決定された楽器を識別する楽器識別情報と、楽曲の演奏時に楽器から入力された音が録音された録音データとを対応付けた投稿データを、ネットワークを介してサーバへアップロードする。
サーバは、第1情報処理装置からアップロードされた投稿データを、録音データを識別する録音識別情報と対応付けて記憶する記憶手段を備える。第2情報処理装置は、第1指定手段と、第2指定手段と、再生指定手段とを備える。第1指定手段は、サーバに保存されている複数の投稿データの中から、所望の楽曲に対応する複数の投稿データを指定する。第2指定手段は、指定された複数の投稿データの中から、所望の楽器の楽器識別情報に対応する、複数の録音データの録音識別情報を指定する。そして、再生指定手段は、第2指定手段により指定された複数の録音識別情報に該当する録音データの再生を指定する。
本発明によれば、第1情報処理装置からサーバにアップロードされた複数の投稿データの中から、ユーザが所望する楽器に対応する複数の録音データを第2情報処理装置において選択して、選択された複数の録音データの再生を指定することができる。
さらに、請求項2に記載のように、第2情報処理装置が、第2指定手段により指定された複数の録音識別情報からなる録音識別情報群に関する群情報を登録する登録手段を更に備えてもよい。そして、第2情報処理装置の再生指定手段は、登録された群情報に基づいて録音データの再生を指定する。このようにすることで、ユーザが所望する楽器に対応する複数の録音データを、ひとまとまりの録音識別情報群として管理することができる。そして、この群情報を用いることで、ユーザが所望する複数の録音データの再生を指定することができるので便利である。
さらに、請求項3に記載のように、第2情報処理装置が、指定された群情報に該当する複数の録音データを、ネットワークを介してサーバから取得する取得手段と、取得された複数の録音データに従って、楽器音を再生する再生手段とを更に備えてもよい。このように、ユーザが所望する複数の録音データを群情報として管理することで、第2情報処理装置が、群情報に該当する録音データの取得、及び取得された録音データの再生を実行することができる。
つぎに、請求項4に記載の音楽再生システムは、第3情報処理装置を更に備えることを特徴とする。第3情報処理装置は、群情報取得手段と、取得手段と、再生手段とを備える。群情報取得手段は、第2情報処理装置の登録手段により登録された群情報を取得する。取得手段は、指定された群情報に該当する複数の録音データを、ネットワークを介してサーバから取得する。再生手段は、取得された複数の録音データに従って、楽器音を再生する。このように、ユーザが所望する複数の録音データを群情報として管理することで、群情報を登録した第2情報処理装置とは別の第3情報処理装置において、群情報に該当する複数の録音データを取得し、再生できる。
ところで、カラオケ装置等において投稿データが制作されるときに、楽器から入力された音に対して、カラオケ装置に備えられた音響効果機能(いわゆる、エフェクタ)によって様々な音響効果が施される場合がある。これに対し、投稿データを聴取するユーザ側において、投稿データを制作した投稿者側で施された音響効果の効いた音のまま投稿データを聴きたい場合がある。あるいは、投稿データを制作した投稿者側で施された音響効果を無効にした音で投稿データを聴きたい場合もある。
このような要望に鑑み、請求項5に記載のように構成できる。すなわち、第1情報処理装置は、楽器から入力された音が録音された第1録音データと、楽器から入力された音に所定の音響効果が施されて録音された第2録音データとを対応付けた投稿データを、サーバにアップロードする。サーバは、アップロードされた投稿データを、第1録音データ及び第2録音データを識別する録音識別情報と対応付けて記憶する。一方、第2情報処理装置では、第2指定手段が、複数の投稿データの中から、所望の楽器の楽器識別情報に対応する、複数の第1録音データ又は第2録音データの録音識別情報を指定する。登録手段は、指定された複数の第1録音データ又は第2録音データの録音識別情報からなる録音識別情報群に関する群情報を登録する。そして、第3情報処理装置が、指定された群情報に該当する複数の第1録音データ又は第2録音データをサーバから取得し、再生する。このようにすることで、第3情報処理装置において、音響効果の施された録音データ、又は、音響効果が施されていない録音データの、どちらか聴きたい方の録音データを、群情報に基づいて選んで再生できる。
つぎに、請求項6に記載の音楽再生システムは、以下の特徴を有する。サーバは、記憶手段に記憶されている複数の投稿データの中から、第3情報処理装置から通知された群情報に該当する複数の録音データを合成した合成データを生成する合成手段を更に備える。第3情報処理装置は、群情報取得手段により取得された群情報が指定されることで、指定された群情報を、ネットワークを介してサーバに通知する通知手段を更に備える。これに対し、サーバは、記憶手段に記憶されている複数の投稿データの中から、第3情報処理装置から通知された群情報に該当する複数の録音データを合成した合成データを生成する。そして、第3情報処理装置の取得手段は、通知された群情報に基づいてサーバにより合成された合成データを、サーバから取得する。第3情報処理装置の再生手段は、取得された合成データに従って、楽器音を再生する。このように、ユーザが所望する複数の録音データを群情報として管理することで、サーバが、群情報に該当する録音データを合成した合成データを生成できる。これにより、ユーザが所望する複数の録音データを1つにまとめて再生可能な、投稿データ同士のコラボレーションが実現する。そして、サーバにより生成された合成データを第3情報処理装置が取得し再生することで、ユーザが所望する複数の録音データによるコラボレーションを楽しめる。
さらに、投稿データを聴取する際の臨場感を高める工夫として、楽曲の演奏時にユーザの映像を録画した録画データを含む投稿データをアップロードできるようすることが考えられる。具体的には、請求項7に記載のように構成できる。すなわち、第1情報処理装置は、楽曲の演奏が実行されるときに撮像された映像を録画した録画データを取得する録画手段を更に備える。そして、第1情報処理装置は、録画手段により取得された録画データを対応付けた投稿データを、サーバにアップロードする。サーバは、複数の投稿データの中から、第3情報処理装置から通知された群情報に該当する複数の録音データと、複数の録音データに対応付けられている複数の録画データとを合成した合成データを生成する。そして、第3情報処理装置は、取得手段により取得された合成データに従って、楽器音と映像とを再生する。このようにすることで、第3情報処理装置において、ユーザの所望する複数の投稿データに係る録音データと録画データに基づく音楽と映像とを併せて視聴できる。
つぎに、請求項8に記載の音楽再生装置は、以下の特徴を有する。すなわち、第2情報処理装置は、携帯型情報端末で構成される。この第2情報処理装置は、所定のカラオケ装置で構成された第3情報処理装置に対して特定の通信相手として対応付けられる(いわゆる、括り付け)ことで、第3情報処理装置を操作可能になる機能を備える。第3情報処理装置は、第2情報処理装置が特定の通信相手として対応付けられたか否かを判定する判定手段を更に備える。そして、判定手段により、第2情報処理装置が特定の通信相手として対応付けられたと判定されたことを条件に、群情報取得手段が第2情報処理装置から群情報を取得し、通知手段が群情報をサーバに通知し、取得手段が合成データをサーバから取得する。これによれば、ユーザが所持する携帯型情報端末で構成された第2情報処理装置において、所望の投稿データに関する群情報を予め作成しておくことで、この群情報に該当する合成データをカラオケ装置で構成された第3情報処理装置に取得させることができる。このとき、第2情報処理装置が第3情報処理装置と括り付けされたタイミングで、第3情報処理装置が速やかに合成データをサーバから取得できる。
なお、本発明は、請求項9に記載の音楽再生方法として実現することもできる。
つぎに、請求項10に記載の音楽再生システムは、第2情報処理装置が、第1指定手段と、第2指定手段と、登録手段を備えることを特徴としている。第1指定手段は、サーバに保存されている複数の投稿データの中から、所望の楽曲に対応する複数の投稿データを指定する。第2指定手段は、指定された複数の投稿データの中から、所望の楽器の楽器識別情報に対応する、複数の録音データの録音識別情報を指定する。そして、登録手段は、第2指定手段により指定された複数の録音識別情報からなる録音識別情報群に関する群情報を登録する。このようにすることで、ユーザが所望する楽器に対応する複数の録音データを、ひとまとまりの録音識別情報群として管理することができる。この群情報を用いることで、ユーザが所望する複数の録音データの再生を簡単に指定することができる。
カラオケネットワークシステム1の概略構成を示すブロック図。 投稿データの構成の一例を示す説明図。 マイデータの構成の一例を示す説明図。 投稿データのアップロードに関する処理の手順を示すフローチャート。 マイデータの登録に関する処理の手順を示すフローチャート。 マイデータの再生に関する第1処理の手順を示すフローチャート。 マイデータの再生に関する第2処理の手順を示すフローチャート。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、本発明は下記の実施形態に何ら限定されるものではなく様々な態様にて実施することが可能である。
[カラオケネットワークシステム1の構成の説明]
図1に示すように、カラオケネットワークシステム1は、カラオケ店舗に設置されるカラオケ装置10と、カラオケ装置10を遠隔操作するためのリモコン端末30と、外部のホストサーバ40と、ユーザ端末50とを備える。カラオケ装置10、リモコン端末30、ホストサーバ40及びユーザ端末50が、インターネットを介して通信可能に接続される。また、カラオケ装置10とリモコン端末30とが、カラオケ店舗に設置されるLANを介して通信可能に接続される。なお、図1では、理解を容易にするため、カラオケ店舗にカラオケ装置10を1つ図示しているが、これより多くのカラオケ店舗内のLANがインターネットに接続されていてもよいし、1つのカラオケ店舗に複数のカラオケ装置10が設置されていてもよい。なお、インターネットとLANとは図示しないルータで接続されている。また、LANは有線方式であっても無線方式であってもよい。
カラオケ装置10は、制御部11、記憶部12、楽曲再生部13、音声制御部14、映像制御部15、映像入力部16、操作部17、通信部18等を備える。このカラオケ装置10は、カラオケ楽曲の再生や、投稿データやマイデータの取得及び再生、投稿データの生成及びアップロード等の機能を有する。
制御部11は、CPUやROM、RAM等を中心に構成された情報処理デバイスであり、カラオケ装置10全体の制御を司る。制御部11は、記憶部12から読込んだプログラムやデータに基づいて種々の処理を実行する。カラオケ装置10の主な機能として、制御部11は、リクエストされたカラオケ楽曲や投稿データの再生を楽曲再生部13に実行させる。さらに、本発明の主要な機能として制御部11が実行する処理の詳細については、後述する。
記憶部12は、ハードディスクドライブ等の記憶装置ある。記憶部12は、カラオケ楽曲を演奏するための内部楽曲データを多数収録したカラオケデータベースや、カラオケ装置10の動作を制御するシステムプログラムやアプリケーションプログラム、各種の情報コンテンツの再生に用いられるデータ等を記憶する。また、記憶部12は、ホストサーバ40から取得した投稿データを記憶する。記憶部12のカラオケデータベースに収録される内部楽曲データには、楽曲を識別する楽曲識別情報(例えば、曲番号)と、楽曲を構成する楽曲構成データとが含まれる。楽曲を構成する楽曲構成データとしては、例えば、MIDI形式の演奏データ(MIDIデータ)や所定の音声圧縮フォーマットの音声ファイルが用いられる。
楽曲再生部13は、記憶部12に記憶されている内部楽曲データや、ホストサーバ40から取得された投稿データに基づいて楽曲の再生を行い、楽曲の音源信号を発生する。音声制御部14は、音声の入出力を制御するデバイスであり、マイク入力部14a、楽器入力部14b、出力部14c等を備える。マイク入力部14aには、マイク19が接続される。これにより、マイク入力部14aは、ユーザの歌唱音を取得し、取得した歌唱音を音源信号に変換する。楽器入力部14bには、ユーザが演奏する楽器20が接続される。これにより、楽器入力部14bは、ユーザが楽器20を用いて演奏した楽器音を取得し、取得した楽器音を音源信号に変換する。楽器入力部14bは、マイクや楽器20に直接接続する端子等を備える。なお、楽器入力部14bは、カラオケ装置10に組込まれていてもよいし、カラオケ装置10とは別体の装置として構成されていてもよい。また、楽器20は、弦楽器又は打楽器又は管楽器又は鍵盤楽器の他にも、パソコンや携帯情報処理端末、ゲーム機等によって実現される電子的な楽器も含むものとする。
また、音声制御部14は、楽曲再生部13により再生される投稿データの投稿音や、マイク入力部14a及び楽器入力部14bからの入力音にそれぞれ任意の音響効果(エフェクト)を付加するエフェクター機能を有する。付加可能なエフェクトとしては、例えば、エコー、ボイスチェンジ、ギターエフェクト、ノイズキャンセル等が挙げられる。
出力部14cにはスピーカ21が接続されている。出力部14cは、楽曲再生部13によって再生される楽曲の音源信号、マイク入力部14a及び楽器入力部14bから出力される歌唱音や楽器音の音源信号をスピーカ21に出力する。また、出力部14cは、音声制御部14により上述のエフェクトが付加された音源信号をスピーカ21に出力する。スピーカ21は、出力部14cから出力される音源信号を音に換えて出力する。
映像制御部15は、制御部11から送られてくる映像データに基づく映像の再生及び出力を行う。映像制御部15が再生する映像としては、カラオケ楽曲の演奏と共に表示する背景及び歌詞画像や、ホストサーバ40から取得した投稿データに含まれる動画像が含まれる。映像制御部15には、映像の表示を行うモニタ23が接続されている。これにより、映像制御部15は再生した映像をモニタ23に表示させる。映像入力部16には、カメラ22が接続されている。カメラ22は、カラオケ装置10が設置される室内に設置され、カラオケの歌唱者や楽器の演奏者を撮影可能となっている。カメラ22により撮影された映像情報は、映像入力部16に入力され、映像入力部16によって処理される。
操作部17は、カラオケ装置10に対する各種操作を行うための入力装置である。通信部18は、カラオケ装置10をLANに接続して通信を行うための通信インタフェースである。カラオケ装置10は、通信部18によりLAN及びインターネットを介して、リモコン端末30やホストサーバ40と通信を行う。
リモコン端末30は、制御部31、タッチパネルやキースイッチ等からなる操作部32、各種情報を記憶する記憶部33、各種情報の表示を行う表示部34、LAN及びインターネットを介した通信を制御する通信部35等を備える。制御部31は、CPU,ROM,RAM等を備える情報処理デバイスであり、装置全体の制御を司る。リモコン端末30は、通信機能、情報表示機能及びユーザが入力操作する入力機能を有する。リモコン端末30には、リクエストするカラオケ楽曲や投稿データの識別情報や、ユーザの識別情報等のユーザに関する情報、投稿データの録音時に使用する音源の種類(楽器や歌唱)等の情報がユーザから入力される。リモコン端末30は、ユーザから入力された情報を、LAN経由でカラオケ装置10へ送信する。
ホストサーバ40は、周知のサーバ装置からなり、コンピュータシステムを構成している。このホストサーバ40は、制御部41、各種情報を記憶する記憶部42、インターネットを介した通信を制御する通信部43等を備える。制御部41は、CPUやROM、RAM等を中心に構成された情報処理デバイスであり、装置全体の制御を司る。このホストサーバ40は、主に、カラオケ装置10やユーザ端末50に対して、内部楽曲データや投稿データを提供する機能を有する。
ホストサーバ40は、インターネットを介して複数のカラオケ装置10からアップロードされたユーザの投稿データと、ユーザ端末50から登録されたマイデータとを保存するためのデータベースを記憶部42に備える。投稿データは、カラオケ装置10を利用して歌唱や演奏を行ったユーザの音声や映像を記録したデータと、管理情報とからなる。投稿データは、楽曲識別情報と対応付けられており、楽曲識別情報を基にリモコン端末30やユーザ端末50等が投稿データを検索可能である。
このような投稿データは、カラオケ装置10でカラオケ楽曲の演奏が行われる際に、カラオケ装置10によって作成される。この投稿データには、カラオケ楽曲の演奏時にマイク19や楽器20から入力される歌唱音や楽器音を、音の種類別に録音した録音データと、カメラ22により撮影されたユーザの映像を録画した録画データとが含まれる。作成された投稿データは、カラオケ装置10の記憶部12に一時的に記憶され、作成された投稿データの作成に係るユーザの了承を得た上で、ホストサーバ40にアップロードされる。このようにして、複数の投稿データをホストサーバ40の記憶部42に蓄積される。
マイデータは、公開された複数の投稿データの中から、聴取者の所望する楽器に対応する録音データとして選択された、複数の録音データのグループを規定する情報である。このマイデータには、ユーザから指定された複数の録音データの識別情報(個別識別情報、詳細は後述する)が群情報として記述されている。
ホストサーバ40は、カラオケ装置10やユーザ端末50からの配信要求に応じて、記憶部42に蓄積している投稿データを要求元の端末装置に配信する。カラオケ装置10は、取得した投稿データに対応するカラオケ楽曲の内部楽曲データを再生し、同時に投稿データの録音データを再生する。加えて、マイク19や楽器20から入力された歌唱音や楽器音を出力する。このようにすることで、その場にいない複数のユーザ間で非リアルタイムのコラボレーション(共同制作や共演)が実現する。
また、カラオケ装置10は、ダウンロードした投稿データを利用したコラボレーションで行われた歌唱や演奏に基づいて、新たに録音データ及び録画データを取得する。取得された新たな録音データは、コラボレーションで制作された投稿データとしてホストサーバ40にアップロード可能である。このようなコラボレーションによって制作された複数の関連する投稿データが、ホストサーバ40に蓄積される。このようなコラボレーションにより制作された投稿データを基に、別のユーザが更に歌唱や演奏を加えて投稿データを制作することで、コラボレーションの参加者を増やすことができる。
なお、本実施形態では、ホストサーバ40は、カラオケ装置10やユーザ端末50からの配信要求において前述のマイデータが指定された場合、指定されたマイデータに登録されている複数の録音データを1つの音声ファイルに合成した合成音声データを生成する。また、指定されたマイデータに登録されている複数の録音データに対応する録画データを1つの動画ファイルに合成した合成動画データを生成する。そして、ホストサーバ40は、生成した合成音声データ及び合成動画データを要求元に配信する。この一連の処理の詳しい手順については後述する。
ユーザ端末50は、ユーザが所持するパーソナルコンピュータやタブレットコンピュータ、高機能携帯電話端末(いわゆる、スマートフォン)等の周知の情報処理端末で構成される。ユーザ端末50は、制御部51、各種情報を記憶する記憶部52、音声データや映像データを再生する再生部53、操作を入力する入力装置からなる操作部54、各種情報の表示を行う表示部55、インターネットやLANを介した通信を制御する通信部56等を備える。制御部51は、CPUやROM、RAM等を中心に構成された情報処理デバイスであり、装置全体の制御を司る。制御部51は、記憶部52から読込んだプログラムやデータに基づいて種々の処理を実行する。
本実施形態における主な機能として、制御部51は、公開された複数の投稿データの中から、ユーザの所望する楽器に対応する複数の録音データの指定を受付ける。そして、受付けされた複数の録音データ群に関するマイ―データを、ホストサーバ40に登録する。また、ユーザから指定されたマイデータに関する録音データ及び録画データの配信をホストサーバ40に要求する。そして、ホストサーバ40から配信された録音データ及び録画データの合成データに基づいて楽曲及び映像の再生を行う。これらの処理の詳細な手順については後述する。
[投稿データの構造の説明]
ホストサーバ40の記憶部42に記憶される投稿データの具体的な構造について、図2を参照しながら説明する。
図2(a)は、コラボレーションの行われていない単独のユーザにより制作された投稿データ1の構造の一例である。投稿データは、投稿データ管理情報と、投稿データ管理情報に対応する録音データ及び録画データとからなる。投稿データ管理情報には、投稿識別情報と、楽曲識別情報と、個別投稿情報とが含まれる。
投稿識別情報は、投稿データを識別する情報である。この投稿識別情報は、カラオケ装置10から投稿データがホストサーバ40にアップロードされたときに、ホストサーバ40の制御部41によって個々の投稿データごとに固有の識別情報として付与される。楽曲識別情報は、投稿データに対応するカラオケ楽曲、すなわち、投稿データが制作されたときにカラオケ装置10によって演奏されたカラオケ楽曲を識別する識別情報である。
個別投稿情報は、投稿データ内に含まれる個々の録音データに関する情報であり、個別識別情報と、投稿録音情報とが含まれる。個別識別情報は、個々の録音データを識別するための固有の識別情報である。この個別識別情報は、ホストサーバ40に保存されている全ての投稿データに関する録音データの中から個々の録音データを識別可能な固有の識別情報として、ホストサーバ40において付与される。図2(a)では、個別投稿情報1に対応する個別識別情報として「X00001_1」という番号が付与されている。この番号のうち、「X00001」の部分が、一の投稿者によって同時期に生成された録音データであることを示す識別番号である。この識別番号の下位に付与されている番号「1」は、同一の投稿データ内に、同一の投稿者によって同時期に生成された複数の録音データ存在する場合に、それらを区別するための枝番である。
投稿録音情報は、個別識別情報で示される音の種類別の録音データについて、録音されている音の種類を記述した情報である。音の種類とは、例えば、楽器の種類、又は、歌唱であることを識別する情報である。図2(a)の例では、個別識別情報「X00001_1」に対応する録音データの投稿録音情報として、楽器1(ギター)が定義されている。
投稿データは、投稿者による歌唱音や楽器音が音の種類別に録音された音声データである。1つの投稿データには、投稿データの制作に用いられた音源(歌唱や楽器)の数に応じて、1又は複数の録音データが含まれる。録音データとしては、例えば、所定の音声圧縮フォーマットの音声ファイルが用いられる。図2(a)の例では、個別投稿情報1の個別識別情報「X00001_1」に対応する録音データとして、「X00001_1_録音データ」との名称のファイルが保存されている。録画データは、投稿データの制作時における投稿者の映像が録画された動画データである。この録画データとしては、例えば、所定の動画圧縮フォーマットの動画ファイルが用いられる。図2(a)の例では、個別投稿情報1の個別識別情報「X00001_1」に対応する録画データとして、「X00001_録画データ」との名称のファイルが保存されている。
図2(b)は、図2(a)に示す投稿データを利用して、2番目の投稿者がコラボレーションすることで制作された、コラボレーションありの投稿データ2の構造の一例である。コラボレーションありの投稿データは、カラオケ装置10から、コラボレーションに係る追加分の録音データ及び録画データを含む投稿データがアップロードされることにより、ホストサーバ40に蓄積される。
コラボレーションありの投稿データには、カラオケ装置10においてコラボレーションありの投稿データが制作されるときに、一緒に再生された過去の投稿データに関する個別投稿情報が含まれる。すなわち、図2(b)の例では、投稿データ2の投稿データ管理情報には、投稿データ1に関する個別投稿情報1が含まれる。それに加え、追加分の2ユーザ目に関する個別投稿情報が含まれる。図2(b)の例では、追加分として個別投稿情報2及び個別投稿情報3が含まれる。個別投稿情報2に対応する個別識別情報として「X00002_1」、投稿録音情報として「マイク(コーラス)」が定義されている。また、個別投稿情報3に対応する個別識別情報として「X00002_2」、投稿録音情報として「楽器(ベース)」が定義されている。
これは、この投稿データに係る2番目の投稿者により、マイクによる歌唱とベースによる演奏とが同時に行われ、それぞれの音が個別に録音された2つの録音データが追加分の投稿データとしてアップロードされたことを意味する。このように、同一の投稿データ内に、同一の投稿者によって同時期に生成された複数の録音データが存在する場合がある。そのような投稿データがアップロードされた場合、それらの録音データに関する個別投稿情報は、「X00002」等の共通の識別番号の下位に付与される枝番「_1,_2,…」で区別されるようになっている。
図2(b)の個別投稿情報2の個別識別情報「X00002_1」に対応する録音データとして、「X00002_1_録音データ」との名称のファイルが保存されている。また、個別投稿情報3の個別識別情報「X00002_2」に対応する録音データとして、「X00002_2_録音データ」との名称のファイルが保存されている。さらに、個別投稿情報2,3に対応する共通の録画データとして、「X00002_録画データ」との名称のファイルが保存されている。
図2(c)は、図2(a),(b)とは別の投稿者同士のコラボレーションにより制作された投稿データ3の構造の一例である。図2(c)の例では、個別投稿情報1に対応する個別識別情報として「X00003_1」、投稿録音情報として「楽器(ギター)、エフェクトなし」が定義されている。また、個別投稿情報2に対応する個別識別情報として「X00003_2」、投稿録音情報として「楽器(ギター)、エフェクトあり」が定義されている。これらの個別投稿情報1,2に該当する録音データは、同一の投稿者が演奏した楽器(ギター)の演奏音を録音したものである。ただし、前者は、入力された原音のまま録音された録音データであり、後者は、入力された原音に任意のエフェクトが施された音が録音された録音データである。これらの録音データは、カラオケ装置10が、マイク19や楽器20から入力される入力音に対して、所定のエフェクトを音声制御部14により付加し、エフェクトが施される前の入力音と、エフェクトが施された入力音とを別々に録音することで生成される。また、図2(c)の例では、個別投稿情報3に対応する個別識別情報として「X00004_1」、投稿録音情報として「マイク(コーラス)」が定義されている。これは、上記個別投稿情報1,2に係る投稿者とは別の投稿者に関する個別投稿情報である。
図2(c)の個別投稿情報1の個別識別情報「X00003_1」に対応する録音データとして、「X00003_1_録音データ」との名称のファイルが保存されている。また、個別投稿情報2の個別識別情報「X00003_2」に対応する録音データとして、「X00003_2_録音データ」との名称のファイルが保存されている。また、個別投稿情報3の個別識別情報「X00004_1」に対応する録音データとして、「X00004_1_録音データ」との名称のファイルが保存されている。さらに、個別投稿情報1,2に対応する共通の録画データとして、「X00003_録画データ」との名称のファイルが保存されている。また、個別投稿情報3に対応する録画データとして、「X00004_録画データ」との名称のファイルが保存されている。
[マイデータの構造の説明]
ホストサーバ40の記憶部42に記憶されるマイデータの具体的な構造について、図3を参照しながら説明する。マイデータは、ホストサーバ40に保存されている複数の投稿データの中からユーザの任意で選択された、複数の録音データに関する個別投稿情報群を示す情報である。図3では、図2で例示される投稿データ1〜3の中から、投稿データ1の個別投稿情報1(X00001_1)、投稿データ2の個別投稿情報3(X00002_2)、投稿データ3の個別投稿情報2(X00003_2)が、ユーザの任意で選択されたことを想定している。
マイデータには、マイデータ管理情報が含まれる。マイデータ管理情報は、マイデータ識別情報と、楽曲識別情報と、複数の個別投稿情報とからなる。マイデータ識別情報は、マイデータを識別する情報である。この投稿識別情報は、ユーザ端末50からマイデータの登録通知を受付けたときに、ホストサーバ40の制御部41によって個々のマイデータごとに固有の識別情報として付与される。楽曲識別情報は、マイデータに対応するカラオケ楽曲、すなわち、マイデータに属する録音データが制作されたときに演奏されたカラオケ楽曲を識別する識別情報である。
個別投稿情報は、マイデータに属する個々の録音データに関する情報であり、個別識別情報と、投稿録音情報とが含まれる。図3(a)の例では、ユーザの任意により選択された個別識別情報1,2,3が、マイデータ管理情報に含まれる。このマイデータの個別識別情報1が、図2(a)の投稿データ1から選択された個別投稿情報1(X00001_1)に該当する。また、このマイデータの個別識別情報2が、図2(b)の投稿データ2から選択された個別投稿情報3(X00002_2)に該当する。また、このマイデータの個別識別情報3が、図2(c)の投稿データ3から選択された個別投稿情報2(X00003_2)に該当する。図3(a)のマイデータ管理情報における個別識別情報1,2,3にそれぞれ対応する各録音データ及び録画データが、図3(b),(c)に示す通り、ホストサーバ40に保存されている。
[投稿データのアップロードに関する処理の説明]
投稿データのアップロードに関する処理の手順について、図4のフローチャートに基づいて説明する。このうち、図4(a)は、カラオケ装置10が実行する処理のフローチャートである。図4(b)は、ホストサーバ40が実行する処理のフローチャートである。
S100では、カラオケ装置10の制御部11は、内部楽曲データに基づくカラオケ楽曲の演奏を実行すると共に、投稿データに関する録音データ及び録画データを生成する。前提として、リモコン端末30が、ユーザから投稿のリクエストを受付ける。具体的には、演奏を所望するカラオケ楽曲、投稿データに録音する音の種類(歌唱や楽器)、入力音に対して適用するエフェクトの有無や種類等を指定する入力操作を、ユーザがリモコン端末30に行う。録音する音の種類の指定は1つでも複数でもよい。リモコン端末30は、前記入力操作を受付けると、指定されたカラオケ楽曲の楽曲識別情報、指定された音の種類を示す投稿録音情報、エフェクトの内容を示す情報等を含む投稿リクエスト情報を、操作対象のカラオケ装置10に送信する。
カラオケ装置10の制御部11は、受信した投稿リクエスト情報に基づき、楽曲識別情報に対応するカラオケ楽曲の内部楽曲データを再生する。このとき、制御部11は、投稿リクエスト情報に含まれる投稿録音情報に基づいて、カラオケ演奏時にユーザから入力される1又は複数の音の種類を決定する。制御部11は、内部楽曲データの再生と並行して、マイク19や楽器20から入力される入力音を、音の種類別及びエフェクトの有無別に録音して、録音データを生成する。また、カラオケ楽曲の再生時にカメラ22で撮像されたユーザの映像を録画して、録画データを生成する。
カラオケ楽曲の再生が終わると、制御部11はS102に進む。S102では、制御部11は、楽曲識別情報と、投稿録音情報と、生成された録音データ及び録画データとを含む投稿データを、通信部18を介してホストサーバ40にアップロードする。楽曲識別情報は、図2(a)の例では、「楽曲識別情報:12345」に相当する。投稿録音情報は、図2(a)の例では、「投稿録音情報:楽器(ギター)」に相当する。録音データ及び録画データは、図2(a)の例では、「X00001_1録音データ」及び「X00001録画データ」に相当する。
一方、S200では、ホストサーバ40の制御部41は、カラオケ装置10からアップロードされた投稿データを受信する。次のS202では、制御部41は、受信した投稿データに対応する固有の投稿識別情報と、投稿データに含まれる各録音データ及び録画データに対応する固有の個別識別情報とを付与する。そして、S204では、制御部41は、S200で受信した投稿データと、S202で付与した投稿識別情報と個別識別情報とを対応付けてデータベースに保存する。ここで保存される投稿データは、図2(a)に例示される。
[マイデータの登録に関する処理の説明]
マイデータの登録に関する処理の手順について、図5のフローチャートに基づいて説明する。このうち、図5(a)は、ユーザ端末50又はリモコン端末30が実行する処理のフローチャートである。図5(b)は、ホストサーバ40が実行する処理のフローチャートである。
S300では、ユーザ端末50の制御部51又はリモコン端末30の制御部31(以下、まとめて制御部51,31と表記する)は、ユーザのログインに関する処理を実行する。具体的には、制御部51,31は、操作部54又は操作部32(以下、まとめて操作部54,32と表記する)を介して、ユーザの識別情報(ユーザID)やログイン用のパスワードの入力を受付ける。制御部51,31は、入力されたユーザの識別情報及びパスワードに基づいて所定の認証手続を行い、認証されたユーザIDをログインユーザとしてメモリに記憶する。
次のS302では、制御部51,31は、公開中の複数の投稿データ群から、マイデータに登録する複数の個別投稿情報をユーザの任意で選択する。具体的には、制御部51,31は、操作部54,32を介して所望のカラオケ楽曲の楽曲識別情報の指定を受付ける。そして、制御部51,31は、指定された楽曲識別情報に該当する複数の投稿データの投稿データ管理情報を、ホストサーバ40から取得する。図2の例では、楽曲識別情報として「12345」が指定されたことを条件に、図2(a),(b),(c)の投稿データ1,2,3に関する投稿データ管理情報が、ホストサーバ40から要求元のユーザ端末50又はリモコン端末30に送信される。
制御部51,31は、取得した投稿データ管理情報に基づき、各投稿データに含まれる個別投稿情報の個別識別情報及び投稿録音情報の内容を、表示部55又は表示部34を介して閲覧可能に提示する。ここで、ユーザは、提示された投稿データに関する個別識別情報及び投稿録音情報に基づいて、選択対象の複数の投稿データの中から、所望の音の種類(楽器や歌唱)に該当する個別識別情報を、操作部54,32を介して複数選択する。制御部51,31は、選択された個別識別情報をメモリに記憶する。なお、図2(c)の例のように、個別投稿情報1に該当するエフェクトなしの楽器音の録音データと、個別投稿情報2に該当するエフェクトありの楽器音の録音データとが1つの投稿データに含まれている場合がある。この場合、エフェクトなしの楽器音か、エフェクトありの楽器音かをユーザの任意で選択できる。
次のS304では、制御部51,31は、マイデータとして登録する個別識別情報の選択を終了するか否かを判定する。具体的には、操作部54,32を介して選択終了の指示が入力されたか否かを判定する。選択を終了する場合(S304:YES)、制御部51,31はS306に進む。選択を終了しない場合(S304:NO)、制御部51,31はS302に戻り、選択を継続する。選択を終了した場合に進むS306では、制御部51,31は、S302で選択された個別識別情報群のリストを、ログインユーザのユーザIDと対応付けて、ホストサーバ40に通知する。通知後、制御部51,31は本処理を終了する。
一方、S400では、ホストサーバ40の制御部41は、ユーザ端末50又はリモコン端末30から通知された個別識別情報群のリストとユーザIDとを受信する。次のS402では、制御部41は、受信した個別識別情報群のリストに基づいて、マイデータを生成する。図3の例では、ユーザ端末50又はリモコン端末30から、個別識別情報群のリストとして、「X00001_1」、「X00002_2」、「X00003_2」が通知されることで、制御部41は、図3(a)で例示されるマイデータを生成する。そして、S404では、制御部41は、生成したマイデータを通知されたユーザIDと対応付けて、記憶部42のデータベースに保存する。保存後、制御部41は本処理を終了する。
[マイデータの再生に関する第1処理の説明]
マイデータの再生に関する第1処理の手順について、図6のフローチャートに基づいて説明する。このうち、図6(a)は、カラオケ装置10又はユーザ端末50が実行する処理のフローチャートである。図6(b)は、ホストサーバ40が実行する処理のフローチャートである。
S500では、カラオケ装置10の制御部11又はユーザ端末50の制御部51(以下、まとめて制御部11,51と表記する)は、ユーザのログインに関する処理を実行する。具体的には、カラオケ装置10で再生を行う場合、リモコン端末30を介して上述のS300で説明したログインの手順と同様に認証を行う。制御部11は、認証されたユーザIDをログインユーザとしてメモリに記憶する。ユーザ端末50におけるログインの手順については、上述のS300で説明したとおりである。
次のS502では、制御部11,51は、ログインユーザに対応するマイデータのリストの中から、再生対象を選択する。具体的には、カラオケ装置10で再生を行う場合、リモコン端末30の制御部31が、ログインユーザのユーザIDに対応するマイデータのリストを、ホストサーバ40から取得する。ユーザ端末50で再生を行う場合、制御部51は、ログインユーザのユーザIDに対応するマイデータのリストを、ホストサーバ40から取得する。ここで取得されるマイデータのリストには、各マイデータに関するマイデータ管理情報が含まれる。
そして、制御部31,51は、取得したマイデータのリストに基づいて、ユーザから再生を所望するマイデータの選択指示を受付ける。制御部31は、選択されたマイデータに関するマイデータ識別情報をカラオケ装置10に通知する。カラオケ装置10の制御部11は、通知されたマイデータ識別情報をメモリに記憶する。一方、制御部51は、選択されたマイデータ識別情報をメモリに記憶する。例えば、図3(a)のマイデータが再生対象に選択された場合、マイデータ識別情報「Z00001」が、カラオケ装置10又はユーザ端末50のメモリに記憶される。次の504では、制御部11,51は、再生対象として選択されたマイデータ識別情報を、ホストサーバ40に通知する。
一方、S600では、ホストサーバ40の制御部41は、カラオケ装置10又はユーザ端末50から通知されたマイデータ識別情報に該当の複数の録音データ及び録画データから、合成録音データ及び合成録画データを生成する。具体的には、制御部41は、通知されたマイデータ識別情報に該当するマイデータに含まれる全ての個別投稿情報をデータベースから参照する。そして、参照した個別投稿情報に含まれる個別識別情報に対応する全ての録音データを、再生時間を同期させて1つの音声ファイルに合成することで、合成録音データを生成する。また、参照した個別投稿情報に含まれる個別識別情報に対応する全ての録画データを、再生時間を同期させて1つの動画ファイルに合成することで、合成録画データを生成する。合成録画データは、合成する録画データの数に応じて1つの画面を分割した各領域に、それぞれの録画データに基づく映像が同時に表示される画像情報として生成される。
図3の例では、図3(a)のマイデータ管理情報に含まれる個別投稿情報1,2,3に対応する、図3(b)の「X00001_1_録音データ」、「X00002_2_録音データ」、「X00003_2_録音データ」の3つが合成され、1つの合成録音データが生成される。また、図3(c)の「X00001_録画データ」、「X00002_録画データ」、「X00003_録画データ」の3つが合成され、1つの合成録画データが生成される。
次のS602では、制御部41は、S600で生成した合成録音データ及び合成録画データを、要求元のカラオケ装置10又はユーザ端末50に送信する。送信後、制御部41は本処理を終了する。
S506では、制御部11,51は、ホストサーバ40から送信される合成録音データ及び合成録画データを取得する。そして、S508では、制御部11,51は、ホストサーバ40から取得した、再生対象のマイデータに対応する合成録音データ及び合成録音データの再生を実行する。このとき、制御部11,51は、再生対象のマイデータに対応する楽曲識別情報に該当の内部楽曲データを、合成録音データ及び合成録音データの再生と同期し再生する。なお、カラオケ装置10で再生を行う場合、記憶部12のカラオケデータベースに収録されている内部楽曲データに基づいてカラオケ楽曲の演奏を行う。一方、ユーザ端末50で再生を行う場合、再生対象のマイデータに対応する内部楽曲データをホストサーバ40から取得して、カラオケ楽曲の演奏を行う。再生後、制御部11,51は本処理を終了する。
[マイデータの再生に関する第2処理の説明]
マイデータの再生に関する第2処理の手順について、図7のフローチャートに基づいて説明する。このうち、図7(a)は、ユーザ端末50が実行する処理のフローチャートである。図7(b)は、カラオケ装置10が実行する処理のフローチャートである。図7(c),(d)は、ホストサーバ40が実行する処理のフローチャートである。
マイデータの再生に関する第2処理の前提として、ユーザ端末50は、ユーザがカラオケ店舗に持込みできる携帯情報端末とする。さらに、ユーザ端末50は、ユーザが利用するカラオケ装置10に対して、特定の通信相手として括り付けされることで、括り付けされたカラオケ装置10に対して、LAN経由で特定の操作が可能になる、いわゆる括り付け機能を有するものとする。括り付けは、ユーザ端末50とカラオケ装置10とが通信を行うことで、互いの識別情報を括り付け相手としてメモリに記憶することで行われる。
S700では、ユーザ端末50の制御部51は、カラオケ装置10との括り付けが成立したことを条件に、予め記憶しておいたマイデータ予約情報を、括り付けされたカラオケ装置10に対して通知する。ここでいうマイデータ予約情報とは、ユーザ端末50を所持するユーザが、カラオケ装置10を利用する事前に、カラオケ装置10において再生を所望するマイデータを予め選択した予約情報である。再生を所望するマイデータを選択する手順については、上述のS500〜S502の手順と同様である。制御部51は、ユーザにより選択されたマイデータに関するマイデータ識別情報を、マイデータ予約情報としてメモリに記憶しておく。
S800では、カラオケ装置10の制御部11は、ユーザ端末50との括り付けが成立したことを条件に、括り付けされたユーザ端末からマイデータ予約情報を受信する。制御部11は、受信したマイデータ予約情報で示されるマイデータ識別情報を、演奏をリクエストされた楽曲の演奏順を示すリストである予約リストに記録する。次のS802では、制御部11は、ユーザ端末50から受信したマイデータ予約情報に該当するマイデータ識別情報を、ホストサーバ40に通知する。
これに対し、S900では、ホストサーバ40の制御部41は、カラオケ装置10から通知されたマイデータ識別情報に該当の複数の録音データ及び録画データから、合成録音データ及び合成録画データを生成する。この処理の具体的な内容は、上述のS600と同様である。
一方、S804では、制御部11は、予約リストに登録されたマイデータの演奏順が到来したか否かを判定する。マイデータの演奏順が到来した場合(S804:YES)、制御部11はS806に進む。一方、マイデータの演奏順が到来していない場合(S804:NO)、制御部11はS804の判定を繰返す。
マイデータの演奏順が到来した場合に進むS806では、制御部11は、ホストサーバ40から、再生対象のマイデータに対応する合成録音データ及び合成録画データをホストサーバ40から取得する。これに対し、S902では、ホストサーバ40の制御部41は、S900で生成した合成録音データ及び合成録画データを、要求元のカラオケ装置10に送信する。
そして、S808では、制御部11は、ホストサーバ40から取得した、再生対象のマイデータに対応する合成録音データ及び合成録音データの再生を実行する。このとき、制御部11,51は、再生対象のマイデータに対応する楽曲識別情報に該当の内部楽曲データを、合成録音データ及び合成録音データの再生と同期し再生する。再生後、制御部11は本処理を終了する。
[効果]
上記実施形態のカラオケネットワークシステム1によれば、以下の効果を奏する。
ホストサーバ40にアップロードされた複数の投稿データの中から、ユーザが所望する楽器に対応する複数の録音データ及び録画データをユーザ端末50やリモコン端末30において選択して、ひとまとまりのマイデータとして登録できる。そして、リモコン端末30やユーザ端末50を介して、ユーザが再生を所望するマイデータを指定することで、カラオケ装置10やユーザ端末50において、マイデータに属する録音データ及び録画データをホストサーバ40から取得して再生できる。
ホストサーバ40は、配信を要求されたマイデータに該当する複数の録音データ及び録画データをそれぞれ1つに合成した合成録音データ及び合成録画データを生成する。これにより、ユーザが所望する複数の録音データ及び録画データを1つにまとめて再生可能な、投稿データ同士のコラボレーションが実現する。そして、ホストサーバ40により生成された合成データを、カラオケ装置10又はユーザ端末50が取得し再生することで、ユーザが所望するマイデータによるコラボレーションを楽しめる。
ユーザ端末50において予め選択しておいたマイデータの予約情報を、ユーザ端末50とカラオケ装置10とが括り付けされたことを条件に、カラオケ装置10に通知できる。この通知された予約情報に基づいて、カラオケ装置10が、ホストサーバ40に対してマイデータに対応する合成データの生成を依頼できるようになっている。これにより、ユーザ端末50とカラオケ装置10とが括り付けされたタイミングで、ユーザが再生を所望するマイデータに対応する合成データの生成を速やかに行うことができる。
[特許請求の範囲に記載の構成との対応]
実施形態のカラオケネットワークシステム1の構成と、特許請求の範囲に記載の構成との対応は次のとおりである。
カラオケ装置10が、第1情報処理装置及び第3情報処理装置に相当する。このうち、楽器入力部14bが、楽器接続手段に相当する。制御部11が、決定手段、制御手段、及び、判定手段に相当する。制御部11及び通信部18が、アップロード手段、群情報取得手段、及び、取得手段に相当する。制御部11、楽曲再生部13及び映像制御部15が、再生手段に相当する。映像入力部16が、録画手段に相当する。
ホストサーバ40が、サーバに相当する。このうち、記憶部42が、記憶手段に相当する。制御部41が、合成手段に相当する。
ユーザ端末50又はリモコン端末30が、第2情報処理装置に相当する。このうち、制御部51又は制御部31が、第1指定手段、第2指定手段、再生指定手段、及び、登録手段に相当する。制御部51及び通信部56が、取得手段及び通知手段に相当する。制御部51及び再生部53が、再生手段に相当する。
1…カラオケネットワークシステム、10…カラオケ装置、11…制御部、12…記憶部、13…楽曲再生部、14…音声制御部、14a…マイク入力部、14b…楽器入力部、14c…出力部、15…映像制御部、17…操作部、18…通信部、19…マイク、20…楽器、21…スピーカ、23…モニタ、30…リモコン端末、31…制御部、32…操作部、33…記憶部、34…表示部、35…通信部、40…ホストサーバ、41…制御部、42…記憶部、43…通信部、50…ユーザ端末、51…制御部、52…記憶部、53…再生部、54…操作部、55…表示部、56…通信部。

Claims (10)

  1. 楽器を接続する楽器接続手段と、
    前記楽器接続手段に接続された楽器を決定する決定手段と、
    楽曲の演奏音を表す所定の楽曲データに従って、楽曲の演奏を実行する制御手段と、
    前記制御手段により演奏が実行された楽曲を識別する楽曲識別情報と、前記楽曲が演奏される際に前記決定手段により決定された楽器を識別する楽器識別情報と、前記楽曲の演奏時に前記楽器接続手段に接続された楽器から入力された音が録音された録音データとを対応付けた投稿データを、ネットワークを介してサーバへアップロードするアップロード手段と、
    を備える第1情報処理装置と、
    前記第1情報処理装置からアップロードされた投稿データを、前記録音データを識別する録音識別情報と対応付けて記憶する記憶手段を備えるサーバと、
    前記サーバに保存されている複数の投稿データの中から、所望の楽曲に対応する複数の投稿データを指定する第1指定手段と、
    前記第1指定手段により指定された複数の投稿データの中から、所望の楽器の楽器識別情報に対応する、複数の録音データの録音識別情報を指定する第2指定手段と、
    前記第2指定手段により指定された複数の録音識別情報に該当する録音データの再生を指定する再生指定手段と、
    を備える第2情報処理装置と、
    からなる音楽再生システム。
  2. 請求項1に記載の音楽再生システムにおいて、
    前記第2情報処理装置では、
    前記第2指定手段により指定された複数の録音識別情報からなる録音識別情報群に関する群情報を登録する登録手段を更に備え、
    前記再生指定手段は、前記登録手段により登録された群情報に基づいて、録音データの再生を指定すること
    を特徴とする音楽再生システム。
  3. 請求項2に記載の音楽再生システムにおいて、
    前記第2情報処理装置は、
    前記再生指定手段により再生対象に指定された群情報に該当する複数の録音データを、前記ネットワークを介して前記サーバから取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された複数の録音データに従って、楽器音を再生する再生手段と、を更に備えること
    を特徴とする音楽再生システム。
  4. 請求項2に記載の音楽再生システムにおいて、
    前記第2情報処理装置の前記登録手段により登録された群情報を取得する群情報取得手段と、
    前記群情報取得手段により取得された群情報が指定されることで、指定された群情報に該当する複数の録音データを、前記ネットワークを介して前記サーバから取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された複数の録音データに従って、楽器音を再生する再生手段と、
    を備える第3情報処理装置を更に備えること
    を特徴とする音楽再生システム。
  5. 請求項4に記載の音楽再生システムにおいて、
    前記第1情報処理装置では、
    前記アップロード手段は、前記楽曲識別情報と、前記楽器識別情報と、前記楽器接続手段に接続された楽器から入力された音が録音された第1録音データと、前記楽器接続手段に接続された楽器から入力された音に所定の音響効果が施されて録音された第2録音データとを対応付けた投稿データを、前記サーバにアップロードし、
    前記サーバでは、
    前記記憶手段は、前記第1情報処理装置からアップロードされた投稿データを、前記第1録音データ及び前記第2録音データを識別する録音識別情報と対応付けて記憶し、
    前記第2情報処理装置では、
    前記第2指定手段は、前記複数の投稿データの中から、所望の楽器の楽器識別情報に対応する、複数の第1録音データ又は第2録音データの録音識別情報を指定し、
    前記登録手段は、前記第2指定手段により指定された複数の第1録音データ又は第2録音データの録音識別情報からなる録音識別情報群に関する群情報を登録し、
    前記第3情報処理装置では、
    前記取得手段は、前記指定された群情報に該当する複数の第1録音データ又は第2録音データを前記サーバから取得し、
    前記再生手段は、前記取得手段により取得された複数の第1録音データ又は第2録音データに従って、楽器音を再生すること
    を特徴とする音楽再生システム。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の音楽再生システムにおいて、
    前記サーバは、
    前記記憶手段に記憶されている複数の投稿データの中から、前記第3情報処理装置から通知された前記群情報に該当する複数の録音データを合成した合成データを生成する合成手段を更に備え、
    前記第3情報処理装置では、
    前記群情報取得手段により取得された群情報が指定されることで、指定された群情報を、前記ネットワークを介して前記サーバに通知する通知手段を更に備え、
    前記取得手段は、前記通知手段により通知された群情報に基づいて前記サーバにより合成された合成データを、前記サーバから取得し、
    前記再生手段は、前記取得手段により取得された合成データに従って、楽器音を再生すること
    を特徴とする音楽再生システム。
  7. 請求項6に記載の音楽再生システムにおいて、
    前記第1情報処理装置では、
    前記制御手段により楽曲の演奏が実行されるときに撮像された映像を録画した録画データを取得する録画手段を更に備え、
    前記アップロード手段は、前記楽曲識別情報と、前記楽器識別情報と、前記録音データと、前記録画手段により取得された録画データとを対応付けた投稿データを、前記サーバにアップロードし、
    前記サーバでは、
    前記合成手段は、前記複数の投稿データの中から、前記第3情報処理装置から通知された前記群情報に該当する複数の録音データと、前記複数の録音データに対応付けられている複数の録画データとを合成した合成データを生成し、
    前記第3情報処理装置では、
    前記再生手段は、前記取得手段により取得された合成データに従って、楽器音と映像とを再生すること
    を特徴とする音楽再生システム。
  8. 請求項6又は請求項7に記載の音楽再生システムにおいて、
    前記第2情報処理装置は、携帯型情報端末であり、所定のカラオケ装置で構成された前記第3情報処理装置に対して特定の通信相手として対応付けられることで、前記第3情報処理装置を操作可能になる機能を備え、
    前記第3情報処理装置では、
    前記第2情報処理装置が特定の通信相手として対応付けられたか否かを判定する判定手段を更に備え、
    前記判定手段により、前記第2情報処理装置が特定の通信相手として対応付けられたと判定されたことを条件に、前記群情報取得手段が、前記第2情報処理装置から前記群情報を取得し、前記通知手段が、前記群情報を前記サーバに通知し、前記取得手段が、前記サーバにより合成された合成データを前記サーバから取得すること
    を特徴とする音楽再生システム。
  9. 第1情報処理装置が、楽器接続手段に接続された楽器を決定する決定手順と、
    前記第1情報処理装置が、楽曲の演奏音を表す所定の楽曲データに従って、楽曲の演奏を実行する制御手順と、
    前記制御手順において演奏が実行された楽曲を識別する楽曲識別情報と、前記楽曲が演奏される際に前記決定手順において決定された楽器を識別する楽器識別情報と、前記楽曲の演奏時に前記楽器接続手段に接続された楽器から入力された音が録音された録音データとを対応付けた投稿データを、前記第1情報処理装置が、ネットワークを介してサーバへアップロードするアップロード手順と、
    前記サーバが、前記第1情報処理装置からアップロードされた投稿データを、前記録音データを識別する録音識別情報と対応付けて記憶する記憶手順と、
    第2情報処理装置が、前記サーバに保存されている複数の投稿データの中から、所望の楽曲に対応する複数の投稿データを指定する第1指定手順と、
    前記第2情報処理装置が、前記第1指定手順において指定された複数の投稿データの中から、所望の楽器の楽器識別情報に対応する、複数の録音データの録音識別情報を指定する第2指定手順と、
    前記第2情報処理装置が、前記第2指定手順において指定された複数の録音識別情報に該当する録音データの再生を指定する再生指定手順と、
    を有することを特徴とする音楽再生方法。
  10. 楽器を接続する楽器接続手段と、
    前記楽器接続手段に接続された楽器を決定する決定手段と、
    楽曲の演奏音を表す所定の楽曲データに従って、楽曲の演奏を実行する制御手段と、
    前記制御手段により演奏が実行された楽曲を識別する楽曲識別情報と、前記楽曲が演奏される際に前記決定手段により決定された楽器を識別する楽器識別情報と、前記楽曲の演奏時に前記楽器接続手段に接続された楽器から入力された音が録音された録音データとを対応付けた投稿データを、ネットワークを介してサーバへアップロードするアップロード手段と、
    を備える第1情報処理装置と、
    前記第1情報処理装置からアップロードされた投稿データを、前記録音データを識別する録音識別情報と対応付けて記憶する記憶手段を備えるサーバと、
    前記サーバに保存されている複数の投稿データの中から、所望の楽曲に対応する複数の投稿データを指定する第1指定手段と、
    前記第1指定手段により指定された複数の投稿データの中から、所望の楽器の楽器識別情報に対応する、複数の録音データの録音識別情報を指定する第2指定手段と、
    前記第2指定手段により指定された複数の録音識別情報からなる録音識別情報群に関する群情報を登録する登録手段と、
    を備える第2情報処理装置と、
    からなる音楽再生システム。
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