JP6704244B2 - 研磨装置 - Google Patents

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Description

本発明は、研磨工具の研磨面をドレスする機構を有する研磨装置に関する。
研磨パッドを用いてウエーハを研磨する研磨装置では、研磨パッドが回転するとともに、研磨パッドを備える研磨ユニットが研磨ユニット送り機構によってウエーハに向けて送られ、研磨パッドの研磨面をウエーハに接触させている。研磨中は、研磨パッドの研磨面をウエーハに押し付けるため、ウエーハが研磨されることにより生じる屑が研磨パッドの研磨面に入り込み、研磨面が目つぶれを起こすことがある。そこで、研磨面の目つぶれを解消するために、研磨面にドレッサーを押し当てて研磨面をドレスすることにより、研磨加工能力を維持することが行われている。研磨面のドレスは、例えば、ウエーハを一枚研磨する毎に行なわれている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−055971号公報
しかし、研磨パッドの研磨面は軟らかく、ウエーハに押し付けることにより押し潰されることがある。また、研磨加工によって研磨面が消耗するため、研磨加工後は、研磨面の高さが一定にならない。そのため、研磨面をドレッサーに接触させる際の研磨ユニットの高さを常に一定とすると、研磨面に対してドレッサーを押し当てる力が一定にならないと
いう問題がある。
研磨面に対してドレッサーを押し当てる力を一定にするために、現状では、研磨加工終了時の研磨ユニット送り機構が把握する研磨ユニットの位置情報を記憶するとともに、研磨加工終了時のウエーハの上面高さ情報を記憶しておき、これらの情報に基づいて、ドレス時の適正な研磨ユニットの高さを算出し、研磨ユニット送り機構が研磨ユニットをその高さに位置付けた状態でドレスを行うこととしている。また、押し潰された研磨パッドが元に戻ろうとして膨らむことによって研磨面の高さが変化することがあるため、研磨ユニット送り機構は、研磨ユニットの高さ制御に際し、研磨パッドの膨らみも考慮している。
しかし、ドレス時には、上記のように研磨面が押し潰されてドレッサーが研磨面に強く接触しすぎることがあり、また、研磨パッドが予定したように膨らまないためにドレッサーが研磨面に接触しなかったり押し当てる力が弱すぎたりする場合もある。
したがって、研磨パッドの研磨面のドレスにおいては、研磨面に対してドレス部を押し当てる力を一定にするという課題がある。
板状ワークを保持面において保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持される板状ワークを研磨する研磨工具が装着され該研磨工具を回転させる回転手段を備え該研磨工具の研磨面を板状ワークに接触させて板状ワークを研磨する研磨手段と、該研磨手段を該チャックテーブルに対して接近及び離間する方向に移動させる研磨送り手段と、該研磨面をドレスするドレス機構と、該研磨手段と該ドレス機構とを相対的に該研磨面に平行にドレス送りするドレス送り手段とを備える研磨装置であって、該ドレス機構は、該研磨面に接触するドレス部と、該ドレス部が配設されるベースと、を備え、
該研磨手段が該研磨工具を回転させ該研磨送り手段が該研磨手段を該チャックテーブルの該保持面に接近する方向に連続移動させて研磨送りすることにより該ドレス部の上面に該研磨面が接触した時に発生する弾性波を検出する弾性波検出センサと、該弾性波検出センサが検出した出力信号を出力電圧に変換するアンプと、該研磨手段を研磨送りすることにより該研磨面が該ドレス部に接触し該アンプから出力される出力電圧が弾性波検出のための閾値に達した時に該研磨送り手段による該研磨手段の移動を停止させる制御部と、を備え、該制御部の制御により研磨送りを停止した該研磨手段と該ドレス機構とを該ドレス送り手段によって相対的にドレス送りし該研磨面をドレスする。
本発明に係る研磨装置は、研磨パッドの研磨面をドレスするドレス部の上面に研磨面が接触した時に発生する弾性波を検出する弾性波検出センサと、弾性波検出センサが予め設定される出力信号の設定値を検出した時に研磨手段の移動を停止させる制御部と、を備え、制御部の制御により研磨手段の移動を停止させた後、研磨手段とドレス機構とを相対的にドレス送りして研磨面をドレスするため、ドレス時に研磨面に対してドレスボードを押し当てる力を一定にすることができる。
研磨装置の一例を示す斜視図である。 研磨工具の上面側を示す斜視図である。 研磨工具の下面側を示す斜視図である。 チャックテーブル機構、ドレス機構及び弾性波検出センサを示す斜視図である。 支持機構、ドレス機構及び弾性波検出センサを示す斜視図である。 ドレスボードを研磨パッドの研磨面に接触させて研磨面のドレスを行う状態を示す側面図である。 弾性波検出センサの出力信号を出力電圧に変換した結果を示すグラフである。 弾性波検出センサの出力信号をフーリエ変換した結果を示すグラフである。
図1に示す研磨装置1は、チャックテーブル52に保持された板状ワークWを、研磨工具40を備える研磨手段4によって研磨する装置である。
研磨装置1のベース10上には、チャックテーブル機構5が配設されている。チャックテーブル機構5は、実質上鉛直に延びる回転中心軸線を中心として回転自在に配設された円板形状のチャックテーブル52と、その周囲のカバー51とを含んでいる。
チャックテーブル52は、例えば、その外形が円形状であり、ポーラス部材等からなり板状ワークWを吸着する吸着部520と、吸着部520を支持する枠体521とを備える。吸着部520は図示しない吸引源に連通し、吸引源が吸引することで生み出された吸引力が、吸着部520の露出面である保持面520aに伝達されることで、チャックテーブル520は、保持面520a上で板状ワークWを吸引保持する。また、チャックテーブル52は、カバー51によって周囲から囲まれ、図示しない回転手段により回転可能に支持されている。
ベース10上の側方(−X方向側)にはコラム11が立設されており、コラム11の前面には、研磨手段4をチャックテーブル52に対して接近及び離反する方向に移動させる研磨送り手段2が配設されている。研磨送り手段2は、鉛直方向(Z軸方向)の軸心を有するボールネジ20と、ボールネジ20と平行に配設された一対のガイドレール21と、ボールネジ20の上端に連結しボールネジ20を回動させるモータ22と、内部のナットがボールネジ20に螺合し側部がガイドレールに摺接する昇降板23と、昇降板23に連結され研磨手段4を保持するホルダ24とから構成され、モータ22がボールネジ20を回動させると、これに伴い昇降板23がガイドレール21にガイドされてZ軸方向に往復移動し、ホルダ24に保持された研磨手段4がZ軸方向に研磨送りされる。モータ22の制御は、CPU、メモリ等を備えた制御部82によって行われる。
研磨手段4は、マウント41を有するスピンドル42と、マウント41に装着されチャックテーブル52に保持される板状ワークWを研磨する研磨工具40と、スピンドル42に装着される研磨工具40と、スピンドル42を回転させることにより研磨工具40を回転させる回転手段43とを備えている。
研磨工具40は、図2および図3に示すように、円板形状の支持部材400と円板形状の研磨パッド401とから構成されている。研磨パッド401の下面が研磨面401aとなっている。支持部材400には、周方向に間隔をおいてその上面から下方に延びる複数の盲ねじ穴400aが形成されている。支持部材400の下面は円形支持面を構成しており、研磨パッド401は、例えばエポキシ樹脂系接着剤からなる接着剤によって支持部材400の円形支持面に接合されている。研磨パッド401は、図示の実施形態においてはフエルトに砥粒を分散させ適宜のボンド剤で固定したフエルト砥石が用いられている。
スピンドル42の下端に固定されているマウント41の下面に研磨工具40を位置付け、マウント41に形成されている貫通孔を通して研磨工具40の支持部材400に形成されている盲ねじ孔400aに締結ボルト44を螺着することによって、マウント41に研磨工具40が装着される。
図4に示すように、チャックテーブル機構5は、チャックテーブル52をY軸方向に移動させるチャックテーブル送り手段56を備えている。チャックテーブル送り手段56は、Y軸方向に延在するボールネジ561と、ボールネジ561の一端に連結されボールネジ561を正逆両方向に回転させるモータ562と、ボールネジ561の他端においてボールネジ561を回転可能に支持する軸受部563と、ボールネジ561と平行に配設された一対のガイドレール564と、内部のナット531がボールネジ561に螺合するとともに底部がガイドレール564に摺接する移動基台53とから構成されており、モータ562がボールネジ561を正転駆動すると移動基台53が+Y方向に移動し、モータ562がボールネジ561を逆転駆動すると移動基台53が−Y方向に移動する。移動基台53がY軸方向に移動することにより、チャックテーブル52が、チャックテーブル52に対する板状ワークの着脱が行われる領域である図1に示す着脱域100と、研磨工具40による研磨が行われる領域である研磨域101との間を移動可能となっている。また、ガイドレール564と平行にリニアスケール571が配設されるとともに、移動基台53にはリニアスケール571を読み取る読み取りヘッド572を備えており、読み取りヘッド572は、移動基台53のY軸方向の位置情報を、制御部82に通知する。
図4に示すように、移動基台53には、図示しない回転軸を介してチャックテーブル52に連結されたモータ54が配設されており、モータ54がチャックテーブル52を所望の回転速度で回転させる。
図1及び図4に示すように、カバー51の上面には、研磨工具40の研磨面400をドレスするドレス機構6が配設されている。ドレス機構6は、図5に示すように、研磨工具40の研磨面400に接触してドレスを行うドレス部60と、ドレス60が配設されるベース61と、ベース61を昇降可能に支持する支持機構7とを備えている。ドレス部60は、ベース61から立設された支持部600と、支持部600の上端に固定されたドレスボード601とから構成されている。
支持機構7は、ベース61を支持する支持板71と、支持板71を支持する移動基板72と、図4に示した移動基台53に立設され移動基板72の上下方向の移動を案内する4本の案内ロッド73と、移動基板72を案内ロッド73に沿って移動させる昇降手段74と、移動基板72と支持板71との間に配設された水平度調整手段75とを具備している。支持板71は、矩形状に形成されており、その上面には、ベース61に設けられた3個の取付け穴611に対応する位置に3個のネジ穴711が形成されている。このネジ穴711にベース61に設けられた取付け穴611を通した皿ネジ76を螺合させることによって、支持板71上にドレス機構6が装着される。なお、支持板71上にドレス機構6を取り付けた状態において、皿ネジ76は、その頭部が取付け穴611の上部のテーパー面に嵌合してベース61の上面より低い位置に位置付けられる。
支持板71を支持する移動基板72は矩形状に形成されており、その四隅部には、上下方向に貫通する4個の被案内穴721が設けられている。この4個の被案内穴721を4本の案内ロッド73にそれぞれ挿通することにより、移動基板72が案内ロッド73に沿って上下方向に移動可能に構成される。移動基板72を案内ロッド73に沿って移動させる昇降手段74は、図4に示した移動基台53上に配設され正転・逆転可能なパルスモータ741及びパルスモータ741によって駆動されるボールネジ742を含んでおり、パルスモータ741を正転駆動すると移動基板72が上昇し、パルスモータ741を逆転駆
動すると移動基板72が下降する。また、移動基板72と支持板71との間に配設された水平度調整手段75は、支持板71の長手方向に間隔をおいて配設された2個の昇降手段751からなっている。この昇降手段751は、パルスモータおよびパルスモータによって駆動されるボールネジを含んでおり、パルスモータを正転駆動すると支持板71が上昇し、パルスモータを逆転駆動すると支持板71が下降する。2個の昇降手段751を個別に昇降させることにより、支持板71の上面に装着されたベース61の水平度を調整することができる。
カバー51上のドレス部60に隣接する位置には、弾性波検出センサ80が配設されている。この弾性波検出センサ80は、ドレス部60の上面に研磨パッド401が接触したときに発生する弾性波を検出する機能を有している。弾性波検出センサ80としては、例えばAEセンサを用いることができる。
図1に示すように、弾性波検出センサ80は、信号処理部81に接続されている。信号処理部81には、弾性波検出センサ80が検出した出力信号を出力電圧に変換するアンプ、又は、弾性波検出センサ80が検出した出力信号をフーリエ変換するフーリエ変換部を備えている。
図1に示した研磨装置1においては、研磨対象のウエーハWの一方の面W1にテープTが貼着される。そして、図4に示したチャックテーブル送り手段56がチャックテーブル52を着脱域100に移動させ、テープT側がチャックテーブル52の保持面520aに載置され、図示しない吸引源が吸引することで生み出された吸引力がチャックテーブル52の保持面520aに伝達されて、チャックテーブル52がテープTを介して板状ワークWを吸引保持し、被研磨面W2が露出した状態となる。
次に、チャックテーブル送り手段56がチャックテーブル52を研磨域101に移動させるとともに、図4に示したモータ54がチャックテーブル52を回転させる。そして、研磨手段4においては回転手段43がスピンドル42を回転させて研磨パッド400を回転させ、研磨送り手段2が研磨手段4をチャックテーブル52の保持面520aに接近する方向(−Z方向)に研磨送りし、回転する研磨パッド401の研磨面401aを板状ワークWの被研磨面W2に接触させて研磨を行う。このとき、図5に示した昇降手段74がドレス機構6を下降させておき、少なくともドレス部60のドレスボード61の上面がチャックテーブル52の保持面520aよりも下側(−Z方向)に位置するようにし、研磨面401aがドレスボード61に接触しないようにしておく。
かかる研磨により生じた研磨屑が研磨パッド401の研磨面401aに入り込んで研磨面401aが目つぶれを起こすのを解消したり防止したりするために、適宜のタイミングで、研磨面401aにドレッサーを押し当てて研磨面401aをドレスする。
研磨面401aのドレス時は、図4に示したチャックテーブル送り手段56が移動基台53をY軸方向に移動させ、ドレスボード601を研磨パッド401の下方に移動させる。
そして、図5に示した昇降手段74が支持板71を上昇させることによりベース61を上昇させ、ドレスボード601の上面を、チャックテーブル52の保持面520aよりも上側(+Z軸方向)に位置付ける。その後、研磨手段4において回転手段43が研磨パッド401を回転させながら、研磨送り手段2が研磨手段4をチャックテーブル52の保持面520aに接近する方向に研磨送りする。そうすると、図6に示すように、ドレスボード601が、回転する研磨パッド401の研磨面401aに接触する。
ドレスボード601の上面が回転する研磨パッド401の研磨面401aに接触すると、弾性波が発生する。ドレス機構6の近傍に位置する弾性波検出センサ80は、この弾性波を検出し、この出力信号が所定の設定値に到達したことを検出した時に、図1に示した制御部82は、研磨送り手段2による研磨手段4の−Z方向の移動を停止させる。所定の設定値は、例えば制御部82に備えるメモリに記憶される。
そしてその後、チャックテーブル送り手段56が、研磨手段4に対してドレス機構6をY軸方向にドレス送りすることにより、回転する研磨パッド401の研磨面401aの全面をドレスボード601によってドレスする。すなわち、チャックテーブル送り手段56は、研磨手段4とドレス機構6とを研磨面401aに平行に移動させるドレス送り手段として機能する。
このように、弾性波検出センサ80の出力信号が所定の設定値に到達したことを検出した時に、研磨手段4の−Z方向の移動が停止し、研磨手段4がその時のZ軸方向の位置を保ったまま研磨面401aのドレスを行うため、ドレス中は、ドレスボード601を研磨面401aに対して押し当てる力を一定にすることができる。
また、研磨面401aのドレスがいったん終了した後は、別の板状ワークの研磨を行い、再び研磨面401aのドレスを行うが、そのドレス時においても、弾性波検出センサ80の出力信号が前記所定の設定値に到達したことを検出した時に、研磨手段4の−Z方向の移動が停止し、研磨手段4がその時のZ軸方向の位置を保ったまま研磨面401aのドレスを行う。したがって、研磨面401aに対してドレスボード601を押し当てる力を、前回のドレス時と同じにすることができる。すなわち、何度ドレスを繰り返しても、ドレス時ごとに研磨面401aに対してドレスボード601を押し当てる力を常に一定とすることができる。また、ドレス時ごとに研磨パッド401の膨らみが異なる場合であっても、膨らみの違いに対応してドレスボード601を押し当てる力を調整することができる。
信号処理部81に、弾性波検出センサ80が検出した出力信号を出力電圧に変換するアンプを備えている場合は、弾性波検出のための電圧の閾値を制御部82に記憶しておく。そして、アンプからの出力電圧が例えば図7に示すグラフのようになる場合において、所定の電圧値を閾値として制御部82に設定しておけば、アンプから出力される実際の電圧値がその閾値に達した時に、研磨送り手段2による研磨手段4の研磨送りを停止させ、研磨パッド401の研磨面401aのドレスを開始する。そうすることにより、ドレス時に研磨面401aに対してドレスボード601を押し当てる力を一定にすることができる。
一方、信号処理部81には、弾性波検出センサ80が検出した出力信号をフーリエ変換するフーリエ変換部を備えてもよい。フーリエ変換部は、CPU、メモリ等を備え、弾性波検出センサ80からの出力信号をフーリエ変換することにより、例えば図8に示す波形を得る。この波形において、特定の周波数において波形が上方に突出している部分が周波数のピーク値であり、この周波数のピーク値を制御部82のメモリに記憶しておくことにより、このピーク値を制御部82が検出した時に、研磨送り手段2による研磨手段4の研磨送りを停止させ、研磨パッド401の研磨面401aのドレスを開始する。そうすることにより、ドレス時に研磨面401aに対してドレスボード601を押し当てる力を一定にすることができる。
なお、上記実施形態では、チャックテーブル送り手段56がドレス送り手段を兼ねることとしたが、チャックテーブル送り手段とドレス送り手段とがそれぞれが単独に存在してもよい。したがって、ドレス機構6は、チャックテーブル機構5のカバー51上に配設されていなくてもよい。
また、上記実施形態では、弾性波検出センサ80をチャックテーブル機構5のカバー51上においてドレス機構6に隣接する位置に配設したが、弾性波検出センサを研磨手段4に備える構成としてもよい。もっとも、上記実施形態のようにチャックテーブル機構5のカバー51上に弾性波検出センサ80を配設する構成とすると、装置構成が複雑化するのを防ぐことができる。
上記実施形態に示した研磨装置1は、いわゆるドライポリッシュ装置であるが、研磨パッドに加えてスラリーも用いて研磨を行うCMP装置にも本発明を適用することができる。
1:研磨装置
2:研磨送り手段
20:ボールネジ 21:ガイドレール 22:モータ 23:昇降板 24:ホルダ
4:研磨手段
40:研磨工具 400:支持部材 401:研磨パッド
41:マウント 42:スピンドル 43:回転手段 44:締結ボルト
5:チャックテーブル機構
51:カバー 52:チャックテーブル 520:吸着部 520a:保持面
521:枠体
53:移動基台 54:モータ
56:チャックテーブル送り手段
561:ボールネジ 562:モータ 563:軸受部 564:ガイドレール
571:リニアスケール 572:読み取りヘッド
6:ドレス機構
60:ドレス部 600:支持部 601:ドレスボード
61:ベース 611:取付け穴
7:支持機構
71:支持板 711:ネジ穴
72:移動基板 721:被案内穴 73:案内ロッド
74:昇降手段 741:パルスモータ 742:ボールネジ
75:水平度調整手段 751:昇降手段
76:皿ネジ
80:弾性波検出センサ 81:信号処理部 82:制御部
100:着脱域 101:研磨域

Claims (1)

  1. 板状ワークを保持面において保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持される板状ワークを研磨する研磨工具が装着され該研磨工具を回転させる回転手段を備え該研磨工具の研磨面を板状ワークに接触させて板状ワークを研磨する研磨手段と、該研磨手段を該チャックテーブルに対して接近及び離間する方向に移動させる研磨送り手段と、該研磨面をドレスするドレス機構と、該研磨手段と該ドレス機構とを相対的に該研磨面に平行にドレス送りするドレス送り手段とを備える研磨装置であって、
    該ドレス機構は、該研磨面に接触するドレス部と、該ドレス部が配設されるベースと、を備え、
    該研磨手段が該研磨工具を回転させ該研磨送り手段が該研磨手段を該チャックテーブルに接近する方向に連続移動させて研磨送りすることにより該ドレス部の上面に該研磨面が接触した時に発生する弾性波を検出する弾性波検出センサと、該弾性波検出センサが検出した出力信号を出力電圧に変換するアンプと、該研磨手段を研磨送りすることにより該研磨面が該ドレス部に接触し該アンプから出力される出力電圧が弾性波検出のための閾値に達した時に該研磨送り手段による該研磨手段の移動を停止させる制御部と、
    を備え、
    該制御部の制御により研磨送りを停止した該研磨手段と該ドレス機構とを該ドレス送り手段によって相対的にドレス送りし該研磨面をドレスする研磨装置。
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