JP6704140B2 - ブックカバーとブックカバーの装着方法 - Google Patents

ブックカバーとブックカバーの装着方法 Download PDF

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本発明は、縦幅と表裏表紙を展開した横幅がそれぞれ異なる複数の書籍のいずれの書籍にも装着できるフリーサイズのブックカバーとブックカバーの装着方法に関する。
従来、縦幅や表裏表紙を展開した横幅が異なる多種類の書籍のいずれの書籍にも同一のブックカバーを用いて装着可能ないわゆるフリーサイズブックカバーが提供されている。
このうち、特許文献1に記載のブックカバー100は、長方形のカバーシート本体101を、装着する書籍の縦幅に合わせて上下の折り返し片101a、101bを、図7に示すように、カバーシート本体101の裏面側に折り返して、左右に書籍の表紙と裏表紙を収容する表紙側袋部102と裏表紙側袋部103を形成し、その後、図8に示すように、書籍の表裏表紙を展開した横幅に合わせて表紙側袋部102と裏表紙側袋部103を裏面側に折り返して書籍の表面側(図中裏面側)に装着するブックカバー100を形成する。
一般にカバーシート本体101は、紙などの可撓性シートで形成され、表紙側袋部102と裏表紙側袋部103を構成する折り返し片101a、101b等が外側に変形し、表紙と裏表紙が抜け出てしまうことがある。そこで、このブックカバー100では、表紙側袋部102と裏表紙側袋部103で重ねられるカバーシート本体101の対向面に面ファスナー104やマグネットを装着して、対向面間を保持し、表紙側袋部102と裏表紙側袋部103の変形を防いでいる。
また、特許文献2に記載のブックカバー110は、書籍120の表紙121と裏表紙122を挿入する表紙側袋部111と裏表紙側袋部112が変形しないようにその強度を補強する為、カバーシート本体113の縦幅を、装着する書籍120の縦幅の2倍以上の長さとしている。書籍120に装着する際には、図9に示すように、カバーシート本体113の上下の折り返し部113a、113bを書籍の縦幅に合わせて裏面側で折り返し、折り返し部113a、113bの端部を重ねて全体を袋状とし、折り重ねられた帯状の積層部の左右で対向する折り返し部113a、113bの対向面間を一対の面ファスナー114a、114bで密着し、表紙側袋部111と裏表紙側袋部112を形成する。
折り返し部113aに固定された一方の面ファスナー114aが積層部で対向する折り返し部113bの対向位置は、書籍120の縦幅によって異なるので、他方の面ファイナー114bは、折り返し部113bの左右の側面全体に帯状に形成され、縦幅が異なる書籍120であっても、一対の面ファスナー114a、114bが確実に対向して密着するようになっている。
表紙側袋部111と裏表紙側袋部112とは、それぞれ装着する書籍120の表裏表紙を展開した横幅に合わせて裏面側に折り返され、図10に示すように、書籍120の表紙121と裏表紙122を挿入することにより、ブックカバー110が書籍120の表面側に装着される。
このブックカバー110によれば、表紙側袋部111と裏表紙側袋部112が一体のカバーシート本体113を筒状として形成されるので、挿入した表紙121や裏表紙122から拡径方向の力を受けても変形せず、折り返して形成するブックカバー110の形状がくずれない。
特開平2004−98665号公報 特許第5717295号公報
特許文献1に記載のブックカバー100は、表裏表紙を展開した書籍の横幅に合わせて左右の表紙側袋部102と裏表紙側袋部103を裏面側に折り返して図8に示す形状とするので、書籍の表紙と裏表紙は、表紙側袋部102と裏表紙側袋部103を完全に折り返す前でなければ挿入できない。しかしながら表紙側袋部102と裏表紙側袋部103を折り返す前の表紙や裏表紙を差し込む表紙側袋部102と裏表紙側袋部103は上下の折り返し片101a、101bの間に隙間があるので完全な筒状の形状を保つことができず、表紙や裏表紙を差し込むことによって折り返し片101a、101bが外側に開いた状態で折り返され、その結果、書籍に装着した状態では、表紙と表紙側袋部102や裏表紙と裏表紙側袋部103の間に隙間が生じ、ブックカバー100が脱落したり、大きく変形するという問題があった。
また、ブックカバー100は、カバーシート本体101の対向面間を密着する面ファスナー104の取付け位置が限られているので、任意の縦幅や横幅の書籍に対して共通に使用することができず、更に、折り返し片101a、101bを縦方向で位置決めする面ファスナーに加えて、表紙側袋部102と裏表紙側袋部103を横方向で位置決めする面ファスナーを設ける必要があり、構造が複雑化するものであった。
特許文献2に記載のブックカバー110は、上述のブックカバー100の課題を解決するものであるが、表紙側袋部111と裏表紙側袋部112の強度を得るために、カバーシート本体113の上下の折り返し部113a、113bの端部を重ねて全体を筒状としている。その為、カバーシート本体113の縦幅は、ブックカバー110を装着可能な複数の書籍の縦幅のうち最大の縦幅(以下、最大縦幅という)の2倍に積層部113cの縦幅を加えた長さとする必要があり、少なくとも最大の大きさの書籍の表裏表紙を展開した展開面積の2倍以上の面積のカバーシート本体113を用意する必要があり、歩留まりが悪いものであった。
特に、カバーシート本体113は、感触や強度の要望から比較的高価な材料が用いられ、また、その表面全体に絵柄や装飾を印刷することがあるので、カバーシート本体113が大形化するにつれて材料費が上昇し、製造コスト上昇の原因となっていた。
また、上下の折り返し部113a、113bの端部がカバーシート本体113の裏面側で水平方向の全体にわたって折り重ねられるので、ブックカバー110の中央にカバーシート本体113が3層に重ねられた帯状の凸部が水平方向に表れ、書籍120の表面側に装着したブックカバー110の美感を損ない、ブックカバー110を手に持つと不快な凹凸の感触を受けるものであった。
更に、ブックカバー110の全体が、少なくとも2枚のカバーシート本体113を重ねて形成されるので、ブックカバー1を装着した書籍120には、書籍120の厚さに少なくとも表紙121と裏表紙122を覆うカバーシート本体113の4枚分の厚みが加わる。そのため、厚みのあるカバーシート本体113を用いると書籍120に装着したブックカバー110が異常に嵩張ることとなるので、強度を得たり装飾効果を得るために厚みのあるカバーシート本体113を用いることができなかった。
本発明は、このような従来の問題点を考慮してなされたものであり、装着する書籍の外径に合わせて折り返したカバーシート本体が装着作業中に開くことがなく、書籍から外れることがないブックカバーとブックカバーの装着方法を提供することを目的とする。
また、ブックカバーの製造歩留まりが良く、書籍に装着したブックカバーが嵩張らないブックカバーとブックカバーの装着方法を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、請求項1に記載のブックカバーは、縦幅と表裏表紙を展開した横幅が異なる複数の書籍のいずれの書籍の表面側にも装着自在のブックカバーであって、縦幅が複数の書籍の縦幅のうちの最大縦幅以上の長さで、横幅が複数の書籍の横幅のうちの最大横幅以上の長さの矩形状のカバーシート本体と、カバーシート本体の右辺と左辺にそれぞれ帯状に一体に連続し、縦幅が最大縦幅の2倍を越える長さの一組の表紙側帯状片及び裏表紙側帯状片と、表紙側帯状片の長手方向の一端側でカバーシート本体から鉛直方向に突出する突出端部の裏面に形成され、装着する書籍の縦幅に合わせて裏面側に折り返される表紙側帯状片の他端側の表面に粘着し、書籍の表紙を挿通する筒状の表紙側袋部を形成する表紙側粘着部と、裏表紙側帯状片の長手方向の一端側でカバーシート本体から鉛直方向に突出する突出端部の裏面に形成され、装着する書籍の縦幅に合わせて裏面側に折り返される裏表紙側帯状片の他端側の表面に粘着し、書籍の裏表紙を挿通する筒状の裏表紙側袋部を形成する裏表紙側粘着部とを備え、書籍の表裏表紙を展開した横幅に合わせて左右で裏面側に折り返されるカバーシート本体の右辺に一体に連続する表紙側袋部と左辺に一体に連続する裏表紙側袋部に、それぞれ書籍の表紙と裏表紙が挿通して、書籍の表面側に装着されることを特徴とする。
カバーシート本体の縦幅と横幅は、それぞれ複数の書籍の縦幅のうちの最大縦幅と複数の書籍の横幅のうちの最大横幅以上の長さの矩形状であるので、カバーシート本体は、装着する書籍がいずれの大きさであっても、その表面側の全体を覆う。
カバーシート本体の縦幅は、複数の書籍の縦幅のうちの最大縦幅以上の長さで、書籍の縦幅に合わせて水平線に沿って折り返された際に裏面側で上辺と下辺は必ずしも重ならないが、その右辺と左辺に一体に連続する一組の表紙側帯状片及び裏表紙側帯状片は、それぞれ縦幅が最大縦幅の2倍以上の長さであるので、他端側の表面に突出端部が重なり、相互が表紙側粘着部及び裏表紙側粘着部で粘着されて筒状に形成され、書籍の表紙を挿通する表紙側袋部と書籍の裏表紙を挿通する裏表紙側袋部が形成される。
書籍の表紙と裏表紙は、筒状に形成された表紙側袋部と裏表紙側袋部を挿通するので、書籍の横幅に合わせてカバーシート本体が鉛直線に沿って折り返される装着作業中に折り返したカバーシート本体は開かれない。
請求項2に記載のブックカバーは、カバーシート本体と表紙側帯状片と裏表紙側帯状片は、極細化学繊維を積層させた不織布からなる可撓性シートで一体に形成されていることを特徴とする。
カバーシート本体と表紙側帯状片と裏表紙側帯状片が可撓性シートであるので、書籍の外形に沿って容易に折り返すことができ、また、耐水性や強度があり破れにくい。
請求項3に記載のブックカバーは、表紙側粘着部と裏表紙側粘着部の粘着層が、一面が突出端部に貼り付けられた再剥離性粘着シートで構成されることを特徴とする。
再剥離性粘着シートは、表紙側粘着部と裏表紙側粘着部のいずれの位置にも粘着するので、装着する書籍の縦幅に合わせて、突出端部が対向する他端側の表面の全ての位置に粘着手段を設ける必要がない。
再剥離性粘着シートは、剥離を繰り返しても粘着力が衰えにくく、水洗いすることにより粘着力が再生されるので、異なる書籍に繰り返して装着することができる。
請求項4に記載のブックカバーは、複数の書籍の各書籍の縦幅に合わせて、カバーシート本体と表紙側帯状片と裏表紙側帯状片に複数の水平方向折り筋が形成されていることを特徴とする。
書籍の縦幅に一致する水平方向折り筋に沿ってカバーシート本体をカバーシートを容易に折り返すことができる。
請求項5に記載のブックカバーは、複数の書籍の各書籍の表裏表紙を展開した横幅に合わせて、カバーシート本体に複数の鉛直方向折り筋が形成されていることを特徴とする。
書籍の各書籍の表裏表紙を展開した横幅に一致する鉛直方向折り筋に沿ってカバーシート本体を容易に折り返すことができる。
請求項6に記載のブックカバーの装着方法は、縦幅と表裏表紙を展開した横幅が異なる複数の書籍のいずれかの書籍の表面側にブックカバーを装着するブックカバーの装着方法であって、
ブックカバーは、縦幅が複数の書籍の縦幅のうちの最大縦幅より長く、横幅が複数の書籍の横幅のうちの最大横幅以上の長さの矩形状のカバーシート本体と、カバーシート本体の右辺と左辺にそれぞれ帯状に一体に連続し、縦幅が最大縦幅の2倍を越える長さの一組の表紙側帯状片及び裏表紙側帯状片と、一組の表紙側帯状片及び裏表紙側帯状片の各長手方向の一端側で、カバーシート本体から鉛直方向に突出する突出端部の裏面に形成され、それぞれ表紙側帯状片及び裏表紙側帯状の他端側の表面に粘着する一組の表紙側粘着部及び裏表紙側粘着部とを備え、
ブックカバーを装着する書籍の縦幅に合わせた水平折り返し線に沿って、カバーシート本体とカバーシート本体の右辺と左辺に一体に連続する表紙側帯状片及び裏表紙側帯状片を裏面側に折り返し、カバーシート本体と共に裏面側に折り返された表紙側帯状片と裏表紙側帯状片の他端側の表面に一端側の突出端部を重ねて、各表面に表紙側粘着部と裏表紙側粘着部を粘着し、表紙側帯状片と裏表紙側帯状片を筒状とし、筒状の表紙側帯状片と裏表紙側帯状片にそれぞれ書籍の表紙と裏表紙を挿通した後、水平折り返し線に沿って折り返したカバー本体を、書籍の表裏表紙を展開した横幅に合わせた左右の鉛直折り返し線に沿って裏面側に折り返し、書籍の表面側にブックカバーを装着することを特徴とする。
カバーシート本体の縦幅と横幅は、それぞれ複数の書籍の縦幅のうちの最大縦幅と複数の書籍の横幅のうちの最大横幅以上の長さの矩形状であるので、カバーシート本体の上辺及び/又は下辺とその右辺と左辺に一体に連続する一組の表紙側帯状片及び裏表紙側帯状片とを水平折り返し線に沿って裏面側に折り返すと、カバーシート本体は、装着する書籍がいずれの大きさであっても、その表面側の全体を覆う。
カバーシート本体の縦幅は、複数の書籍の縦幅のうちの最大縦幅より長いので、書籍の縦幅に合わせて水平折り返し線に沿って折り返すと、カバーシート本体の上辺と下辺は裏面側で必ずしも重ならないが、その右辺と左辺に一体に連続する一組の表紙側帯状片及び裏表紙側帯状片は、それぞれ縦幅が最大縦幅の2倍以上の長さであるので、他端側の表面に突出端部が重なり、相互を表紙側粘着部及び裏表紙側粘着部で粘着して筒状に形成される。
筒状に形成された表紙側帯状片と裏表紙側帯状片に、書籍の表紙と裏表紙をそれぞれ挿通した後、水平折り返し線に沿って折り返したカバー本体を、書籍の表裏表紙を展開した横幅に合わせた左右の鉛直折り返し線に沿って裏面側に折り返し、書籍の表面側にブックカバーを装着する。
書籍の表紙と裏表紙は、書籍の横幅に合わせてカバーシート本体の左右を鉛直折り返し線に沿って折り返す前に、筒状に形成された表紙側袋部と裏表紙側袋部へ挿通するので、折り返す過程で折り返されたカバーシート本体が開かれることがない。
請求項1と請求項6の発明によれば、カバーシート本体の縦幅を装着する書籍の裏面側で重ねる為に最大縦幅の2倍以上の長さとする必要がなく、最大縦幅を越える長さであれば良いので、材料の歩留まりか良い。
また、書籍に装着する装着作業中に折り返したカバーノートが開いても戻ることがなく、装着した書籍から外れることがない。
また、カバーシート本体を裏面側で重ねずに書籍に装着できるので、装着したブックカバーが嵩張らず、比較的表面に凹凸の少ないブックカバーとすることができる。
請求項2の発明によれば、カバーシートと表紙側帯状片と裏表紙側帯状片が極細化学繊維を積層させた不織布で形成されるので、耐水性があり、破れにくく、表面に種々の装飾を印刷できる。
請求項3の発明によれば、再剥離性粘着シートをは、表紙側粘着部と裏表紙側粘着部のいずれの位置にも粘着するので、装着する書籍の縦幅に合わせた粘着位置にかかわらず、一方の各突出端部のみに粘着部を形成するだけで、一組の表紙側帯状片及び裏表紙側帯状片を筒状とすることができる。
また、同一のブックカバーを大きさの異なる書籍に繰り返し装着して使用できる。
請求項4の発明によれば、書籍の縦幅に合わせてカバーシートを容易に折り返すことができる。
請求項5の発明によれば、書籍の表裏表紙を展開した横幅に合わせてカバーシートを容易に折り返すことができる。
本願発明の一実施の形態に係るブックカバー1の裏面側の展開図である。 装着する書籍120の縦幅に一致する水平方向折り筋11に沿って、カバーシート本体2と表紙側帯状片3と裏表紙側帯状片4とを水平に折り返す工程を示す斜視図である。 一組の突出端部31、41をそれぞれ表紙側粘着部5と裏表紙側粘着部6で表紙側帯状片3と裏表紙側帯状片4の他端側の表面に粘着した状態を示す平面図である。 左右に表紙側袋部7と裏表紙側袋部8が形成されたカバーシート本体2を、装着する書籍120の表裏表紙を展開した横幅に一致する鉛直方向折り筋12に沿って裏面側に折り曲げた工程を示す斜視図である。 表紙側袋部7と裏表紙側袋部8に装着する書籍120の表紙121と裏表紙122を挿入する工程を示す斜視図である。 図4に示す鉛直方向折り筋12、12に沿ってカバーシート本体2を裏面側に折り返し、書籍120の表面側にブックカバー1を装着した状態を示す斜視図である。 従来のブックカバー100の装着する書籍120の縦幅に合わせて上下の折り返し片101a、101bを折り返した工程を示す平面図である。 従来のブックカバー100の書籍120の表裏表紙を展開した横幅に合わせて表紙側袋部102と裏表紙側袋部103を裏面側に折り返した工程を示す平面図である。 従来のブックカバー110の装着する書籍120の縦幅に合わせて上下の折り返し部113a、113bの端部を裏面側で重ねて表紙側袋部111と裏表紙側袋部112を形成した工程を示す斜視図である。 従来のブックカバー110の表紙側袋部111と裏表紙側袋部112に書籍120の表紙121と裏表紙122を挿入する工程を示す斜視図である。
本発明の一実施の形態に係るブックカバー1は、縦幅が148mmから210mmの間で異なるのA6サイズの文庫、新書、B6サイズの単行本、A5サイズの辞典の4種類の書籍のいずれにも装着可能なフリーサイズのブックカバーであり、以下、ブックカバー1の各部を図1を用いて、図1において図示する方向を上下、左右方向と、図示する面を裏面と、背面を表面として説明する。
ブックカバー1は、長方形のカバーシート本体2と、カバーシート本体2の右辺に沿って一体に連続する表紙側帯状片3と、左辺に沿って一体に連続する裏表紙側帯状片4と、表紙側帯状片3と裏表紙側帯状片4の各突出端部31、41の裏面の上端にそれぞれ形成される一組の表紙側粘着部5と裏表紙側粘着部6とから構成されている。
カバーシート本体2とその左右両側に一体に形成される表紙側帯状片3及び裏表紙側帯状片4は、一枚の極細化学繊維を積層させた不織布(例えば、極細ポリエステル繊維を積層させた不織布(登録商標TYVEK))からなる可撓性シートを、図1に示す輪郭に裁断して形成される。極細化学繊維を積層させた不織布で形成することにより、ブックカバー1に耐水性と通気性があり、所定の強度が得られるので破れにくい。また、表面を紙と同等の平坦面とすることができるので、種々の絵柄を紙面と同様に印刷することができ、更に後述する再剥離性粘着シートで構成される表紙側粘着部5と裏表紙側粘着部6を高い粘着力で粘着させることができる。
上辺と下辺を平行に裁断して形成される長方形のカバーシート本体2の縦幅hcは、ブックカバー1を装着する書籍120のうち、少なくとも書籍の縦幅が最大の縦幅(以下、最大縦幅hmaxという)の210mm以上の長さで、横幅wcは、ブックカバー1を装着する書籍120の表裏表紙を展開した横幅が最大の横幅(以下、最大横幅wmaxという)以上の長さ(ここでは、最大横幅wmaxに等しい長さ)となっていて、これによりいずれの大きさの書籍120であっても、その書籍120の表裏表紙を展開した全体の表面がカバーシート本体2により覆われる。また、カバーシート本体2の縦幅hcは、複数の書籍のうち、縦幅が最も短い最小縦幅hminの2倍の296mm以下とするのが好ましく、これにより、いずれの大きさの書籍120の縦幅に合わせてカバーシート本体2の上下を裏面側に折り返しても、カバーシート本体2の上辺と下辺は重ならない。
カバーシート本体2の左右に一体に形成される表紙側帯状片3と裏表紙側帯状片4とは、各下端がカバーシート本体2の下辺に連続し、長手方向の長さが最大横幅wmaxの2倍を超える長さに形成されることにより、各突出端部31、41がカバーシート本体2より上方に帯状に突出する。
図1に示すように、裏表紙側帯状片4からカバーシート本体2と表紙側帯状片3にかけて連続する裏面には、装着する4種類の書籍の縦幅に合わせた5本の水平方向折り筋11が水平方向に沿って形成されている。このうち最上方に形成される基準水平方向折り筋11は、4種類の書籍について共通してその上端に沿って折り返す折り筋であり、基準水平方向折り筋11から4種類の書籍の縦幅の間隔で、上方から文庫の下端に沿って折り返す第1水平方向折り筋11、新書の下端に沿って折り返す第2水平方向折り筋11、単行本の下端に沿って折り返す第3水平方向折り筋11、辞典の下端に沿って折り返す第4水平方向折り筋11がそれぞれ水平方向に沿って平行に形成されている。
また、同図に示すように、カバーシート本体2の裏面には、装着する4種類の書籍の背表紙123と表紙121の右辺と裏表紙122の左辺の位置に合わせた多数の鉛直方向折り筋12が形成されている。このうち、カバーシート本体2の中央に鉛直方向に沿って形成される多数の基準鉛直方向折り筋12は、4種類の書籍について共通でその背表紙123に沿って折り返す折り筋であり、基準鉛直方向折り筋12の右側に、横幅が狭い表紙121の右辺に沿って折り返す多数の第1鉛直方向折り筋12と横幅が広い表紙123の右辺に沿って折り返す多数の第2鉛直方向折り筋12が、基準鉛直方向折り筋11の左側に、横幅が狭い裏表紙122の左辺に沿って折り返す多数の第3鉛直方向折り筋12と横幅が広い裏表紙122の左辺に沿って折り返す多数の第4鉛直方向折り筋12がそれぞれ鉛直方向に沿って形成されている。それぞれに多数の鉛直方向折り筋12を形成するのは、綴る用紙の枚数などで横幅が異なる背表紙123、表紙121、裏表紙122に対していずれかの鉛直方向折り筋12を一致させるためである。
一組の表紙側粘着部5と裏表紙側粘着部6は、再剥離可能な粘着シートの貼り付け面を各突出端部31、41の上端の裏面側に貼り付けて形成される。再剥離可能な粘着シートとしては、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)からなる基材の一方の面を貼り付け面とし、他方の面を粘着面として、粘着面にポリウレタン感圧粘着材等のエラストマーからなる粘着層を形成したTGシート(商品名)を用いる。この粘着層は、極細化学繊維を積層させた不織布からなる突出端部31、41の裏面に高い粘着力で粘着し、異なる書籍にブックカバー1を装着する為に剥離を繰り返しても、粘着力が大きく衰えることがない。また、粘着シートの粘着面にゴミ、埃等が付着して粘着力が衰えた場合には、カバーシート本体2、表紙側帯状片3及び裏表紙側帯状片4が耐水性を備えているので、水洗いしてこれらを除去することにより、粘着力が再生する。
以下、このように構成されたブックカバー1を書籍に装着するブックカバーの装着方法を、装着する書籍120がA5サイズの辞典である場合について、図2乃至図6を用いて説明する。A5サイズの辞典120の縦幅は、最大縦幅hmaxであるので、始めに辞典120の上端と下端が、それぞれ基準水平方向折り筋11と第4水平方向折り筋11に一致することを確認し、図2に示すように、基準水平方向折り筋11と第4水平方向折り筋11に沿って、カバーシート本体2と表紙側帯状片3と裏表紙側帯状片4とを裏面側に折り返す。
第4水平方向折り筋11でその下方の部分を上方に180度折り返した後、基準水平方向折り筋11でその上方の部分を下方へ180度折り返すと、図3に示すように、第4水平方向折り筋11で上方に折り返された表紙側帯状片3と裏表紙側帯状片4の表面に突出端部31、41が折り重ねられ、突出端部31、41を表面側から押圧することにより、その間に介在する表紙側粘着部5と裏表紙側粘着部6によって、突出端部31、41の上端部が上方に折り返された表紙側帯状片3と裏表紙側帯状片4の各表面に粘着する。
その結果、カバーシート本体2の右側に表紙側帯状片3の一端側と他端側が粘着して筒状の表紙側袋部7が、左側に裏表紙側帯状片4の一端側と他端側が粘着して筒状の裏表紙側袋部8がそれぞれ形成される。続いて、装着する辞典120の背表紙123を、多数の基準鉛直方向折り筋12が形成されたカバーシート本体2の中央に一致させた状態で、表紙121の右辺に位置する第2鉛直方向折り筋12と裏表紙122の左辺に位置する第4鉛直方向折り筋12の各位置を確認し、図4に示すように、確認した各位置に形成される第2鉛直方向折り筋12と第4鉛直方向折り筋12でカバーシート本体2を裏面側にわずかに折り曲げ、折り返し位置の目安とする。
基準水平方向折り筋11と第4水平方向折り筋11の鉛直方向の間隔は、辞典120の最大縦幅hmaxに等しいので、表紙側袋部7と裏表紙側袋部8には、それぞれ辞典120の表紙121と裏表紙122を挿入する隙間が形成され、表紙121と裏表紙122のいずれか一方から順に表紙側袋部7若しくは裏表紙側袋部8へ挿入する。ここでは、図5に示すように、表紙121の裏面が表紙側袋部7の裏面に一致する向きで、表紙121を右辺が折り返し位置の第2鉛直方向折り筋12に達するまで表紙側袋部7内へ挿入し、その後、カバーシート本体2若しくは辞典120を屈曲させて、裏表紙122の裏面が裏表紙側袋部8の裏面に一致する向きで、裏表紙122を左辺が折り返し位置の第4鉛直方向折り筋12に達するまで裏表紙側袋部8へ挿入する。
その後、折り返し位置にある第2鉛直方向折り筋12と第4鉛直方向折り筋12でカバーシート本体2を裏面側に180度完全に折り返すことによって、図6に示すように、辞典120の表面側にブックカバー1が装着される。
ここで、表紙側袋部7と裏表紙側袋部8の開口の水平方向の間隔は、辞典120の表紙121と裏表紙122を開いた横幅より短いので、上述のように、一方の表紙121若しくは裏表紙122を袋部7、8へ挿入した後、他方を挿入する装着作業においては、上述したようにカバーシート本体2若しくは辞典120を屈曲させる必要があるが、一方の表紙121若しくは裏表紙122を挿入した袋部7、8は、折り重ねられた部分が粘着部5、6で粘着され、他方の裏表紙122若しくは表紙121を、他方の袋部8、7へ挿入する装着作業においても筒状の形状が崩れることがなく、辞典120の表面側にブックカバー1が装着した状態で、表紙側袋部7と裏表紙側袋部8内に隙間なく、表紙121と裏表紙122が挿入される。
上述の実施の形態では、表紙側帯状片3と裏表紙側帯状片4の下辺を、カバーシート本体2の下辺に連続させているが、カバーシート本体2から下方に突出するものであってもよい。
また、カバーシート本体2を可撓性シートで形成すれば、任意の位置で折り返すことができるので、折り返し位置の目安とする水平方向折り筋や鉛直方向折り筋は必ずしも形成しなくてもよい。
本発明は、大きさの異なる複数の書籍のいずれにも装着可能なフリーサイズブックカバーに適している。
1 カバーシート
2 カバーシート本体
3 表紙側帯状片
4 裏表紙側帯状片
31 突出端部
41 突出端部
5 表紙側粘着部
6 裏表紙側粘着部
7 表紙側袋部
8 裏表紙側袋部
11 水平方向折り筋
12 鉛直方向折り筋
120 書籍
121 表紙
122 裏表紙

Claims (6)

  1. 縦幅と表裏表紙を展開した横幅が異なる複数の書籍のいずれの書籍の表面側にも装着自在のブックカバーであって、
    縦幅が前記複数の書籍の縦幅のうちの最大縦幅以上の長さで、横幅が前記複数の書籍の前記横幅のうちの最大横幅以上の長さの矩形状のカバーシート本体と、
    前記カバーシート本体の右辺と左辺にそれぞれ帯状に一体に連続し、縦幅が前記最大縦幅の2倍を越える長さの一組の表紙側帯状片及び裏表紙側帯状片と、
    前記表紙側帯状片の長手方向の一端側で前記カバーシート本体から鉛直方向に突出する突出端部の裏面に形成され、装着する書籍の縦幅に合わせて裏面側に折り返される前記表紙側帯状片の他端側の表面に粘着し、前記書籍の表紙を挿通する筒状の表紙側袋部を形成する表紙側粘着部と、
    前記裏表紙側帯状片の長手方向の一端側で前記カバーシート本体から鉛直方向に突出する突出端部の裏面に形成され、装着する前記書籍の縦幅に合わせて裏面側に折り返される前記裏表紙側帯状片の他端側の表面に粘着し、前記書籍の裏表紙を挿通する筒状の裏表紙側袋部を形成する裏表紙側粘着部とを備え、
    前記書籍の表裏表紙を展開した横幅に合わせて左右で裏面側に折り返されるカバーシート本体の右辺に一体に連続する前記表紙側袋部と左辺に一体に連続する前記裏表紙側袋部に、それぞれ前記書籍の表紙と裏表紙が挿通して、前記書籍の表面側に装着されることを特徴とするブックカバー。
  2. カバーシート本体と表紙側帯状片と裏表紙側帯状片は、極細化学繊維を積層させた不織布からなる可撓性シートで一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のブックカバー。
  3. 表紙側粘着部と裏表紙側粘着部の粘着層は、一面が突出端部に貼り付けられた再剥離性粘着シートで構成されることを特徴とする請求項2に記載のブックカバー。
  4. 複数の書籍の各書籍の縦幅に合わせて、カバーシート本体と表紙側帯状片と裏表紙側帯状片に複数の水平方向折り筋が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のブックカバー。
  5. 複数の書籍の各書籍の表裏表紙を展開した横幅に合わせて、カバーシート本体に複数の鉛直方向折り筋が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のブックカバー。
  6. 縦幅と表裏表紙を展開した横幅が異なる複数の書籍のいずれかの書籍の表面側にブックカバーを装着するブックカバーの装着方法であって、
    ブックカバーは、縦幅が前記複数の書籍の縦幅のうちの最大縦幅より長く、横幅が前記複数の書籍の横幅のうちの最大横幅以上の長さの矩形状のカバーシート本体と、
    カバーシート本体の右辺と左辺にそれぞれ帯状に一体に連続し、縦幅が前記最大縦幅の2倍を越える長さの一組の表紙側帯状片及び裏表紙側帯状片と、
    前記一組の表紙側帯状片及び裏表紙側帯状片の各長手方向の一端側で、カバーシート本体から鉛直方向に突出する突出端部の裏面に形成され、それぞれ表紙側帯状片及び裏表紙側帯状の他端側の表面に粘着する一組の表紙側粘着部及び裏表紙側粘着部とを備え、
    ブックカバーを装着する書籍の縦幅に合わせた水平折り返し線に沿って、カバーシート本体とカバーシート本体の右辺と左辺に一体に連続する表紙側帯状片及び裏表紙側帯状片を裏面側に折り返し、
    カバーシート本体と共に裏面側に折り返された表紙側帯状片と裏表紙側帯状片の他端側の表面に一端側の突出端部を重ねて、前記各表面に表紙側粘着部と裏表紙側粘着部を粘着し、表紙側帯状片と裏表紙側帯状片を筒状とし、
    筒状の表紙側帯状片と裏表紙側帯状片にそれぞれ前記書籍の表紙と裏表紙を挿通した後、水平折り返し線に沿って折り返したカバー本体を、前記書籍の表裏表紙を展開した横幅に合わせた左右の鉛直折り返し線に沿って裏面側に折り返し、
    前記書籍の表面側にブックカバーを装着することを特徴とするブックカバーの装着方法。
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