JP4737635B2 - 首掛け筒状ラベル - Google Patents
首掛け筒状ラベル Download PDFInfo
- Publication number
- JP4737635B2 JP4737635B2 JP2006255372A JP2006255372A JP4737635B2 JP 4737635 B2 JP4737635 B2 JP 4737635B2 JP 2006255372 A JP2006255372 A JP 2006255372A JP 2006255372 A JP2006255372 A JP 2006255372A JP 4737635 B2 JP4737635 B2 JP 4737635B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical
- neck
- container
- cylindrical body
- label
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
Description
例えば、特許文献1には、切り線(1)で切り離し可能な第1基材(10)と、該第1基材(10)の両側端部に於いて接着され、且つ前記切り線(1)と平行な2本の切り線(2,3)と該2本の切り線(2,3)の中央部に直交する1本の切り線(4)とが形成された第2基材(11)と、を有し、第2基材(11)に、切り線(4)を挟んで、それよりも短い切り線(5,6)が形成されている首掛けラベルが開示されている。
また、上記首掛けラベルは、ある特定の大きさの容器の首部に対して良好に被せることができるが、大きさの異なる容器に対しては良好に装着できない。
さらに、容器の首部に沿う傾斜面の上端が、首部に引っかかるので、安定的に取り付けることができるが、その反面、首掛けラベルを容器から外すことが非常に困難である。
一方、首掛け筒状ラベルを取り外す際には、筒状ラベルを上方へ引き上げることにより、可撓性シート材からなる係止片が、適宜湾曲変形する。その結果、容器の段部に対する係止片の上端部の係止が解除され、首掛け筒状ラベルを簡単に取り外すことができる。
かかる首掛け筒状ラベルは、筒状体が、楕円筒状又は円筒状なので、筒状体の周囲を押圧することによって筒状体は、簡単に変形する。また、係止片が、筒状体の下縁で、対向して設けられているので、少なくとも2つの係止片が容器を挟むように係止されるので、より安定的に首掛け筒状ラベルを固定できる。
また、装着された首掛け筒状ラベルは、容器の上方に引き上げることによって係止片の係合が解除され、容器から簡単に取り外すことができる。
図1及び図2に於いて、1は、容器の首部に被せられる首掛け筒状ラベル(以下、単に「筒状ラベル」という場合がある)を示す。
該シート材としては、ポリプロピレン、ポリエチレンなどのポリオレフィン系、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系、ポリスチレン系、ポリアミド系などの各種合成樹脂製シート、紙、合成紙などの各種シートを用いることができる。また、シート材は、同種又は異種の積層シートでもよい。
シート材の厚みは、特に限定されないが、例えば、合成樹脂製シートの場合には、0.3mm〜1.0mm程度、紙(合成紙を含む)の場合には、0.5mm〜1.5mm程度が例示される。
中でも、適度な剛性と柔軟性を有することから、厚み0.3〜0.6mm程度のポリプロピレンの2軸延伸シートを用いることが好ましい。
具体的には、筒状体2は、長方形状のシート材の両側端部を重ねて接着することによって筒状に形成されている。図示した筒状体2は、縦方向に延びる折り罫線4が対向して2箇所形成されている。このため、該筒状体2は、シート材自体の剛性によって、楕円筒状(2箇所の折罫線4,4に於いて屈曲するので、厳密には紡錘形筒状)に形成されている。
なお、筒状体2に折り罫線4が形成されていない場合、当該筒状体2は、円筒状に形成される。
筒状体2は、主として広告宣伝などの媒体を担う部分であるため、所望の意匠印刷が施されている。意匠印刷は、通常、筒状体2の内面側に施される。
該係止片3と筒状体2の境界には、折り罫線5が形成されている。各係止片3は、折り罫線5に於いて、筒状体2の内側へ折り曲げられている。従って、この折り罫線5に於いて、筒状体2及び係止片3の下縁が形成される。
この折り罫線5は、図2(b)に示すように、上方に膨らんだ円弧状に形成されている。従って、この係止片3を折り返した際に形成される筒状体2の下縁形状は、上方に膨らんだ円弧状となっている。このように下縁が円弧状に形成されていると、筒状体2の下縁が円筒状容器の外周面に沿い、筒状ラベル1を安定的に取り付けることができるので好ましい態様である。
係止片3の延出長さは、筒状体2を容器の首部に被せた際、折り曲げられた係止片3が筒状体2の内面に対して鋭角に傾斜した状態で、係止片の上端が容器の外周面に接触しうる長さに形成すればよい。例えば、係止片3の延出長さは、(筒状体2を円筒状に換算した値で)筒状体2の半径(R)の1/4倍〜1/2倍程度に形成することが好ましい。
該展開シート10は、折り罫線4を介して連設された2面の矩形面部12(成形した際に、筒状体2となる部分である)と、各矩形面部12の下縁から折り罫線5を介してそれぞれ連設された延出面部13(成形した際に、係止片3となる部分である)と、が形成されている。また、一方の矩形面部12には、折り罫線4を介して糊代面部11が連設されている。
延出面部13の折り罫線5は、矩形面部12側へ膨らんだ円弧状に形成されている。また、延出面部13は、折り罫線5を介して矩形面部12に連設された基部131と、該基部131から延設された矩形状の一対の延出部132と、を有する。一対の延出部132は、端部に向かうに従って互いに近づくように、基部131に対して傾斜状に延設されている。この延出部132の端部が、成形した際に係止片3の上端部となる。
このようにして装着された首掛け筒状ラベル1は、不用意に抜けない程度で安定的に容器6に装着される。
また、本発明の筒状ラベル1は、係止片3が容器6の外周面に沿って適宜に折れ曲がるので、筒状体2の開口径を比較的大きく形成しておくことによって、形状や大きさの異なる様々な容器に装着することができる。
具体的には、筒状体2の周囲を手で持って、筒状ラベル1全体を上方へ引き上げると、筒状体2の下縁で連設された係止片3は、上方に引張られると共に、係止片3の上端が容器6の段部64に強く当たる。
本発明の首掛け筒状ラベル1は、可撓性シート材からなり、その係止片3が、筒状体2の下縁から折り返されているので、筒状体2を引き上げた際、係止片3は、筒状体2に連設された基部3a周辺で湾曲する。このため、筒状体2を手で持って上方へ引き上げると、係止片3が適宜湾曲変形し、容器6の段部64に対する係止が解除され、筒状ラベル1を容器6から取り外すことができる。
なお、首掛け筒状ラベル1を取り外す際、筒状体2の周囲を押圧して筒状体2を変形させれば、これに伴って係止片3が動き、容器6の段部64に対する係止位置がずれる。従って、筒状体2を押圧して変形させつつ上方に引き上げることによって、より簡単に首掛け筒状ラベル1を容器2から取り外すことができる。
上記実施形態では、筒状体2は、楕円筒状(又は円筒状)のものが例示されているが、筒状体は、四角筒状、三角筒状、その他の多角筒状に形成されていてもよい。このような場合、筒状体の縦方向に適宜数の折り罫線を形成することにより、多角筒状の筒状体を簡単に形成することができる。
さらに、上記実施形態では、筒状体2の中心を通る仮想直線上に対向する一対の係止片3が、2組形成されている(計4箇所の係止片3)が、例えば、図6(b)に示すように、対向する一対の係止片3が形成されている筒状ラベル1でもよい。この場合、係止片3の周縁は、直線状に形成されていてもよいが、上記図6(a)の態様と同様の理由から、同図(b)のように弧状に形成されていることが好ましい。
なお、図6では、上記各変形例に係る筒状ラベル1を、その展開シート10を用いて表している。この展開シート10を筒状に成形することによって、上記各変形例の筒状ラベル1が構成され、展開シート10の延出面部13がその係止片3となる。
このような天板7を有する首掛け筒状ラベル1は、図8に示すような展開シート10を筒状に組み立てることによって作製できる。この展開シート10は、天板7となる円形面部15と、折り罫線51を介して円形面部15にそれぞれ連設された2面の矩形面部12と、両矩形面部12,12の下縁から折り罫線5を介して連設された延出面部13と、一方の矩形面部12の両側縁に折り罫線4を介して連設された糊代面部11,11と、を有する。この2箇所の糊代面部11,11を、他方の矩形面部12の両側部にそれぞれ接着することによって、天板7付きの首掛け筒状ラベル1を作製できる。
また、同図(b)の展開シート10は、一方の矩形面部12に連設された円形面部15に差込み用の切り目18が形成され、他方の矩形面部12の端部に連結片部16が延設されているものである。この展開シート10の矩形面部12を筒状にし、糊代面部11を接着し、該連結片部16に形成された差込み片部17を、差込み用の切り目18に嵌入することによって、天板7付きの首掛け筒状ラベル1を作製できる。
Claims (2)
- 可撓性を有するシート材から形成されており、容器の首部に被せて装着される首掛け筒状ラベルであって、
容器の首部の周囲に被せられる筒状体と、筒状体の下縁から延設され且つ筒状体を首部に被せた際に容器の段部に係合する係止片と、を有し、
係止片と筒状体の境界には、上方に膨らんだ円弧状の折り罫線が形成されており、
係止片が、前記折り罫線に於いて筒状体の内側へ向けて折り曲げられ、係止片の上端部が容器の段部に係合することを特徴とする首掛け筒状ラベル。 - 筒状体が、楕円筒状または円筒状であり、少なくとも2以上の係止片が、筒状体の下縁に於いて対向して設けられている請求項1に記載の首掛け筒状ラベル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006255372A JP4737635B2 (ja) | 2006-09-21 | 2006-09-21 | 首掛け筒状ラベル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006255372A JP4737635B2 (ja) | 2006-09-21 | 2006-09-21 | 首掛け筒状ラベル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008076714A JP2008076714A (ja) | 2008-04-03 |
JP4737635B2 true JP4737635B2 (ja) | 2011-08-03 |
Family
ID=39348839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006255372A Expired - Fee Related JP4737635B2 (ja) | 2006-09-21 | 2006-09-21 | 首掛け筒状ラベル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4737635B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5313727B2 (ja) * | 2009-03-11 | 2013-10-09 | リンテック株式会社 | シート装着装置及び装着方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0317063U (ja) * | 1989-06-29 | 1991-02-20 | ||
JPH0358198U (ja) * | 1989-10-09 | 1991-06-05 | ||
JPH03126417U (ja) * | 1990-03-30 | 1991-12-19 | ||
JP2003081275A (ja) * | 2001-09-05 | 2003-03-19 | Nissha Printing Co Ltd | ボトル用の景品ホルダ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0317063A (ja) * | 1989-06-14 | 1991-01-25 | Nissan Chem Ind Ltd | シクロブチルピラゾール誘導体およびその製法 |
JP2005062702A (ja) * | 2003-08-19 | 2005-03-10 | Koopakku International Kk | 首架けラベル |
JP4967459B2 (ja) * | 2006-05-31 | 2012-07-04 | 凸版印刷株式会社 | ボトルネッカーラベル |
-
2006
- 2006-09-21 JP JP2006255372A patent/JP4737635B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0317063U (ja) * | 1989-06-29 | 1991-02-20 | ||
JPH0358198U (ja) * | 1989-10-09 | 1991-06-05 | ||
JPH03126417U (ja) * | 1990-03-30 | 1991-12-19 | ||
JP2003081275A (ja) * | 2001-09-05 | 2003-03-19 | Nissha Printing Co Ltd | ボトル用の景品ホルダ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008076714A (ja) | 2008-04-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20080000118A1 (en) | Display apparatus for sales promotion | |
JP4737635B2 (ja) | 首掛け筒状ラベル | |
JP5607377B2 (ja) | 包装用ケース | |
JP5507358B2 (ja) | 包装容器 | |
JP4999741B2 (ja) | 首掛けラベル | |
JP2009244516A (ja) | 首掛けラベル、及び首掛けラベル付き容器 | |
JP2004050613A (ja) | カード及び筒状体形成シート部材 | |
JP3137624U (ja) | 印刷物 | |
JP5497477B2 (ja) | 包装用ケース | |
JP4813105B2 (ja) | 包装体 | |
JP6767237B2 (ja) | シュリンクフィルム付き台紙及び包装体 | |
JP2005518555A (ja) | 複合データを有するラベルおよびその製造方法 | |
JP3157125U (ja) | 円筒体用梱包材 | |
JP6211997B2 (ja) | 折り畳み容器 | |
JP2012086903A (ja) | 円筒状物品の保持ケース | |
JP4205452B2 (ja) | プラスチックシート組立容器 | |
JP3232264U (ja) | 箸留め用シール | |
JP6885540B2 (ja) | ティッシュペーパー包装体 | |
JP2010235162A (ja) | 包装用箱 | |
JP5890231B2 (ja) | ケース組み立て用シート、包装ケース及び包装体 | |
JP2006056560A (ja) | 包装用箱 | |
JP5008935B2 (ja) | 円筒状物品の保持ケース | |
JP2009120217A (ja) | 包装帯 | |
JP3205881U (ja) | シート | |
JP2024085306A (ja) | 包装箱 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20080605 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20080605 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090807 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090924 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101214 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101224 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110216 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110314 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110415 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110421 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4737635 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |