JPH0317063A - シクロブチルピラゾール誘導体およびその製法 - Google Patents

シクロブチルピラゾール誘導体およびその製法

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JPH0317063A
JPH0317063A JP15105589A JP15105589A JPH0317063A JP H0317063 A JPH0317063 A JP H0317063A JP 15105589 A JP15105589 A JP 15105589A JP 15105589 A JP15105589 A JP 15105589A JP H0317063 A JPH0317063 A JP H0317063A
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JP15105589A
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Hideo Suzuki
秀雄 鈴木
Takeshi Mita
猛志 三田
Toshiaki Takeyama
敏明 武山
Masami Hanaue
花上 雅美
Masao Nishikubo
西久保 正雄
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Original Assignee
Nissan Chemical Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は農園芸用殺菌剤の中間体、すなわち疫病、べと
病に代表される藻菌類病害に対し、予防的にも、治病的
にも優れた防除効果を示す一般式(IV)(式中、Rl
は、水素原子または炭素数1〜4のアルキル基を表し、
Bは2−チェニル基、3−チェニル基、2−フリル基ま
たは3−フリル基を表し、Dはシアノ基、チオカルバモ
イル基またはアミドオキシム基を表す。)で表されるピ
ラゾール誘導体(特願平1 −72843.  特願平
1 −90229 )の中間体として有用な一般式〔I
〕 (式中、Rlは水素原子または炭素数1〜4のアルキル
基を表し、R2はヒドロキシ基、炭素数1〜8のアルコ
キシ基、ハロゲン原子を表す。)で表される1−シク口
ブチル誘導体及びその製造法に関するものである。
〔従来の技術〕
一般式(1) (式中、R1及びRZは前記意味を示す。)で表される
l−シクロブチルピラゾール誘導体は、新規化合物であ
る。
又、スルホネート誘導体を用いたアルキル化反応の例と
しては、ジャーナル・オプ・ザ・アメリカン・ケミカル
ソサイヤティ,55巻6 345真(1983Uにアニ
リンとn−ブチルメタンスルホネートとからn−プチル
アニリンを合威した例等が記載されているものの、一i
式(II)で示されるピラゾール誘導体について試みら
れた例は全くない。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は重要な農園芸用殺菌剤である前記一般式(TV
)で表されるビラゾール誘導体の中間体として有用な一
般式(1)で表される新規な1−シクロプチルビラゾー
ル誘導体及びその製造法を提供することを課題とする。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕前記課題を解
決すべく鋭意検討した結果、次の反応スキームで、目的
とする1−シクロブチルビラゾール誘導体が得られるこ
とを見出し本発明を完威させた。
反茄l1シ二K上 目 (V) 〔■〕 (Vl) 〔■〕 反五L(土:ツし4 1] 〔V〕 〔IX) 〔反応スキーム1の説明〕 まず原料のシクロブチルスルホネート誘導体は、次の反
応スキームで示される様にシクロプチルアルコールと塩
化スルホニル誘導体(X)から得られる。
〔■〕            〔■](式中、R’ 
は前記意味を表し、R3は炭素数1〜8のアルキル基を
表し、R5は、炭素数l〜4のアルキル基または置換さ
れていてもよいフエニル基を表す。) この反応は、溶媒としては、塩化メチレン、クロロホル
ム、及び1.2−ジクロルエタン等に代表されるハロゲ
ン化炭化水素等が使用できる。
酸受容体としては、トリエチルアミン及びビリジン等に
代表される有機塩基を用いるのが好ましい。
反応温度は、− 5 0 ’C付近から溶媒の沸点まで
の温度で可能であるが、通常は−20゜C〜室温付近が
好ましい。
又、反応時間は、1〜2時間程度で反応が完結する。
次に、この様にして得られたシクロブチルスルホネート
誘導体(Vr)と原料1−H−ビラゾール誘導体(V)
との反応であるが、それぞれのモル比は1対lからシク
ロブチルスルホネート誘導体[■]をやや過剰で反応さ
せるのが好ましい。溶媒は、使用しなくとも使用しても
可能であるが、無溶媒の場合の方が反応が迅速に進行す
る。
溶媒を使用する場合は、N,N−ジメチルアセトアミド
(DMA)またはへキサメチルホスホリックトリアξド
(lP^)などに代表される極性有機溶媒が好ましい。
添加物としては、特に使用しなくとも反応は進行するが
、酸受容体としてトリエチルアξン、トリブチルアくン
及びビリジン等に代表される3級アミン類を原料1−H
−ビラゾール誘導体(V)に対し、1〜1.5モル倍添
加することが好ましい.反応温度は、50〜200゜C
間が好ましく、特には80〜150゜Cがよい。反応時
間は、温度との相関によって定まるが、通常3〜8時間
で、原料1−H−ピラゾール誘導体(V)の転化率は、
ほぼ一定になる。
この様な反応条件下で目的とするl−シクロプチルビラ
ゾール誘導体〔■〕とその異性体である1−シクロプロ
ビルメチルビラゾール誘導体〔,■〕との生戒比は約l
対3である。
目的物の単離は、カラムクロマトグラフィーにより精製
することができる。
〔反応スキーム2の説明〕 原料のシクロプ口ビル誘導体は、同様に、シクロブロビ
ルメタノールと塩化スルホニル杭導体(X)から得られ
る。
この反応条件は、反応スキームlの場合と同様であ名。
次に、この様にして得られたシクロプ口ピルメチルホス
ホネート(IX)と原料1−F{−ビラゾール誘導体(
V)との反応は、反応スキームlの場合と同様な反応条
件で行うことができる。
ここで、主生戒物の1−シク口プロビルメチルピラゾー
ル誘導体〔■〕とその異性体である目的とする1−シク
ロブチルビラゾール誘導体〔■〕との生成比は約4対1
である。
ここで、塩化スルホニル誘導体の具体例を示すと、メタ
ンスルホニルクロライド及びエタンスルホニルクロライ
ド等に代表されるアルキルスルホニルクロライド、ベン
ゼンスルホニルクロライド及びトルエンスルホニルクロ
ライド等に代表される非置換又は置換フエニルスルホニ
ルクロライド等が挙げられるが、他に種々のへテロ環ス
ルホニルクロライド等も用いることができる。
反蔦2」?二紀尖 〔■〕 アルカリ (XI) 前記反応スキーム1および反応スキーム2で得られたl
−シクロブチルビラゾール誘導体〔■〕は、通常のエス
テルからカルボン酸を得る加水分解条件によって、目的
とするl−シクロブチルビラゾール−5−カルボン酸誘
導体(XI)へ容易に変換することができる。即ち、メ
タノール及びエタノールに代表されるアルコール類と水
との二元溶媒系で、水酸化ナトリウム及び水酸化カリウ
ム等に代表される無機塩基の存在下、室温から溶媒の還
流温度で反応を行う。
反応終了後冷却し、酸を加えてpH4〜5とすると目的
とする1−シク口ブチノレピラソ゛−ノレー5−カルボ
ン酸誘導体(XI)が析出する。さらに濾取あるいは溶
媒で抽出後、水から再結晶させることにより精製品を得
ることができる. 反五訂(E二1」ユ (XI) (XII) 前記反応スキーム3で得られたl−シクロブチルビラゾ
ール−5−カルボン酸(XI)は、無溶媒下あるいは、
ベンゼンまたはトルエン等の芳香族炭化水素溶媒下で、
塩化チオニルと反応させることにより目的とする1−シ
クロフ゛チルビラソ゛ールー5−カルボン酸クロライド
誘導体(XII〕が容易に得られる。
反応温度は、室温から溶媒の還流温度で行うことができ
る. 反応終了後過剰量の塩化チオニルあるいは溶媒を留去後
、減圧蒸留によって目的物(XI)を精製することがで
きる. 以上の様にして得られた本発明化合物を中間体とする農
園芸用殺菌剤は、 って製造される。
次の反応式(1)〜(5)に従 (XIV) (XII) (Xlll) (XV) (XIV) (XVI) (X n ) 〔X■〕 (XVI) (X n ) 〔X■] (XV) (式中R’,Bはそれぞれ前記意味を示す。)(1)本
発明化合物である1−シクロプチルビラゾールー5−カ
ルボン酸クロライド誘導体(X■)とアξノアセトニト
リル誘導体(XI[[]とを塩基の存在下反応させるこ
とにより容易に殺菌剤のビラゾールアミド置換アセトニ
トリル誘導体(XIV)が得られる。
(2)殺菌剤ビラゾールア壽ドfftAアセトニトリル
誘導体(XIV)は、塩基を触媒として硫化水素と反応
させることにより、同様な殺菌剤であるビラゾールア稟
ド置換アセトチオ力ルバモイル誘導体〔XV)が得られ
る。
(3)  さらに、殺菌剤ビラゾールアミド置換アセト
ニトリル誘導体(XIV)は、ヒドロキシアミンと反応
させることにより、同様な殺菌剤であるビラゾールアξ
ド置換アセトアミドオキシム誘導体[XVI)が得られ
る。
(4)又、本発明化合物である1−シクロブタンビラゾ
ール−5−カルボン酸クロライド誘導体(Xll)とア
ミノアセトチオカルバモイル誘導体〔X■〕を塩基の存
在下反応させることにより殺菌剤のビラゾールアミド置
換アセトチオカルバモイル誘導体(XV)が得られる. (5)又、本発明化合物である1−シクロブタンビラゾ
ール−5−カルボン酸クロライド誘導体(XI)とアミ
ノアセトアξドオキシム誘導体〔X■〕とを塩基の存在
下反応させることにより殺菌剤のビラゾールアミド置換
アセトアミドオキシム誘導体(XVI)が得られる。
本発明に係る化合物から誘導されるl−シク口プチルビ
ラゾールアくド置換誘導体(XIV)、(XV)または
(XVI)は、ジャガイモ疫病、トマト疫病、ブドウベ
と病、キュウリベと病等の藻菌類病害に対して極めて高
い防除効果を示した。
以下、本発明化合物である1−シク口プチルビラゾール
誘導体の製造方法を具体例を挙げて説明するが、本発明
は、これらのみに限定されるものではない。
(以下、余白) !ILL(化合物N(16の合成) :1)で精製し、l−シク口ブチル−3−メチル−IH
−[:”ラゾール−5−カルボン酸エチルエステル 0
.5g(収率l7.6%)と1−シクロプロビルメチル
−3−メチルーIH−ビラゾールー5一カルボン酸エチ
ルエステル1.54g(収率54.3%)を得た。
(以下、余白) 3−メチル−IH−ピラゾール−5−カルボン酸エチル
エステル2.1g,シクロブチルメタンスルホネート2
. 1 g及びトリn−プチルアミン2.6gの混合物
を無溶媒で110″C、3時間反応させた,放冷後、ジ
エチルエーテルを加えてから、IN−塩酸、重曹水さら
に、飽和食塩水で1頃次洗浄した後無水硫酸ナトリウ゜
ムで乾燥させた。減圧下溶媒を留去し得られた残留物を
カラムクロマトグラフィー(溶離液;ヘキサン:酢酸エ
チル=l4ユ4L例4エ(化合物No. 6の合成)減
圧下、溶媒を留去し得られた残留物をカラムクロマトグ
ラフィー(溶離液;ヘキサン:酢酸エチル=111)で
精製し、1−シクロブチル−3一メチル−IH−ビラゾ
ールー5−カルボン酸エチル0.62g(収率l2。1
%)と1−シクロプロビルメチル−3−メチル−I H
−ビラゾール−5−カルボン酸エチル2.45g(収率
47.7%)を得た。
(以下、余白) 3−メチル−IH−ビラゾール−5−カルポン酸エチル
エステル3.8g,シクロプロピルメチルメタンスルホ
ネート3. 8 g及びトリn−プチルアミン4.6g
の混合物を無溶媒で110℃、3時間反応させた。放冷
後、ジエチルエーテルを加えてから、IN−塩酸、重曹
水さらに飽和食塩水で順次洗浄した後、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥させた。
裏胤盟主(化合物No.ilの合成) ーメチルーIH−ピラゾール−5−カルボン酸4.78
g(収率91.6%)を得た。
(以下、余白) ■−シクロブチル−3−メチル−IH−ピラゾールー5
−カルボン酸エチルエステル6.0gをIN−水酸化カ
リウム水溶液60Ilj!およびエタノール80mfの
混合溶液に加え、室温で2時間反応させる。ついで減圧
下、エタノールを留去し、酢酸エチルを加え、IN−塩
酸でplJ I.Oに調整した後、有機層を分取し、飽
和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥させた。
減圧下に溶媒を留去し、白色結晶としてl−シクロプチ
ル〜3裏胤穀土(化合物Nal3の合戒) DI 第  1  表 で表される化合物において 隘 Rl Rt l−シクロブチル−3−メチル−IH−ピラゾールー5
−カルボン酸3. 0 2 gにベンゼン60mflお
よび塩化チオニル10一を力■え、2時間還流させる。
溶媒を減圧下留去し、1−シクロプチル−3−メチル−
IH−ビラゾールー5−力Jレボン酸クロライド3.2
gを得た.(収率96.l%)以下同様にして合成でき
る本発明化合物を第1表に示す. 4 H Cl 20 C,U.−t QC!h 2 1         CsHv−i2 2    
      CsL−i2 3          C
sHv−i2 4          C+Ht−cy
clo2 5          C,Ht−cycl
o2 6          CJ?−cyclo2 
7          C=Ht−cyclo28  
       CJ*−j 2 9          CaHq−t3 0   
      CJ9−t 3 1          c,n.−t3 2   
      C4To−cyclo3 3      
   C.H*−cyclo3 4         
 C.To−cyclo3 5          C
Je〜CyC1oOCJs OH CI OCH3 0CtHs OH Cl ocns QC!HS OH CI OCR! QC,H, OH Cl 第1表中のnはノルマルを、iはイソを、tはターシャ
リーを、(.ycloはシクロを表す。
次に本発明化合物の物性値を第2表に示す。
(以下、余白) 第2表 ( ’H−NMRのデータおよび融点)化合物No. 
 溶媒 ’H−NMRδppm <標準!’MTMS)6 CDC Q 3 ?.32(t, 3+1. J.7.2112 ’) 
, 1.53〜2。18 (m , 211) ,2.
25(s,38), 2.18〜3.04(m,411
),4.25(q.21+,J=7.211■),5.
53(quint.111,J=8.4Hz ),6.
48(s,Ill)l1 CDCIl, 1.47〜2. 16(m 211) ,2.30(s
.311).2.16〜3. 07 Cm. 41t)
.5.58(quint.111,J=8.4Hz )
6.62(s.111). 12.37(s.IH)l
3 CDClM 1.47〜2.IHm 2+1) 2.26(s.31
1),2.11〜3. Of (m. 4fl).5.
21(quint,18,J=7.811z )6.7
4(s,18) (以下、余白) 融点(゜C) 油状物 150〜151 油状物 次に、本発明化合物より誘導される農園芸用殺菌剤の活
性成分である一般式(IV)で表されるピラゾール誘導
体について参考例を具体的に挙げて説明する。
人 No.36の入 1−シクロブチル−3−メチル−I H−ヒラゾール−
5−カルボン酸クロライド(2. 0 g )を加え1
時間撹拌後室温で5時間撹拌した。
生じた固形物を濾別後、溶媒を留去し、得られた油秋物
をカラムクロマトグラフィーにより精製し、N一(シア
ノー3−フラニルメチル)−1−シクロブチル−3−メ
チルーIH−ビラゾールー5=カルボキサミド(3.4
2g)の結晶を得た。
(以下、余白) α一(3−フリル)アミノアセトニトリル(2.5g)
とトリエチルアミン(2.1g)をテトラヒドロフラン
(T肝)50 mlに溶かし、水冷下、2 人No, 7の入 かした溶液を滴下した。
その後、室温で5時間撹拌を続けて反応終了となった。
続いて反応液を濃縮後、残渣を水洗した。
得られた結晶を更に酢酸エチルから再結晶を行うことに
より、N−〔3−フリル(チオカルバモイル)メチル〕
−1−シクロブチル−3−メチル1H−ピラゾールー5
−カルボキサミド(4. 9 g)の結晶を得た。
(以下、余白) α−(3−チェニル)アミノアセトチオアミド(3.5
 g)  (0.0 2モル)を、テトラヒドロフラン
(THF)50 mlに溶かし、続いてトリエチルアミ
ン( 2. 4 g ) (0.024モル)を加える
この混合液を水冷下で撹拌しながら、1−シクロブチル
−3−メチルーIH−ビラゾールー5=カルボン酸クロ
ライド(4,O g)  (0.02モル)を、テトラ
ヒド口フラン(THF)1 2 mlに溶3 人 Nα3 8の八 ると粗結晶が得られた。この粗結晶をエタノールとジエ
チルエーテルとの混合溶媒から再結晶させることによっ
て目的とするα−(I−シクロフ゛チルー3−メチルー
ピラゾールー5−イルーカルボニルアミノ)一(2−チ
ェニル)アセトアミドオキシムの結晶7.5gが得られ
た。
化合物Nα36〜38の物性値を第3表に示す。
(以下、余白) α−(2−チェニル)アξノアセトアミドオキシム塩酸
塩6.3g(0.03モル)をアセトニトリル80m 
l中でトリエチルアξン6.7g  (0.066モル
)を加えて中和した.続いて、この溶液を氷冷させ、そ
こへ、1−シクロブチル−3−メチル−IH−ビラゾー
ルー5−カルボン酸クロライド6.0g(0.03モル
)を滴下した.水冷下で2時間撹拌の後、室温に戻し、
更に3時間撹拌を続けた。
反応終了後、′f!4縮した後、残査を水とクロロホル
ムの溶液に分散させた.クロロホルム層を濃縮す化合物
No. 36 37 38 第3表 ( IH−NMRのデータおよび融点)溶媒 ’H−NMRδPpII (標準物買TMS)CDC4
, 1.56−2.92(a+,6H),2.25(s.3
1!).5.53(quint.11l,J−7.8F
lz )+6.02(d.11l.J4.8Hz ),
6.25(s.111).6.32448(a+. I
H) .6.50(d. IH.J=7.8Hz )7
.3!y−7.48(n+. III) .7.54−
7.66(n+. ill)cocps 十 〇MSOd. 1.3fy−2.83(m,68).2.20(s,3
11),5.51(quint.IHIJ=7.8Hz
 ).5.%(d,IH.J−7.81Iz ) .6
.57(s, ill) ,7.08〜7.54(m,
31+),8.28(d,III,J=7.8Hz )
9.38(brs.111), 9.65(brs,1
11)CDC13 十 〇MSOd. 1.6−2.90(m. 6fl) . 2. 21 
(s. 311).5.40(brs.2H), 5.50(quint,IH,J=8.411z ),
5.80(d. LH,J=9.Ollz ) ,6.
47(s, IH) ,6,7l〜7.00(m, 2
10 . 7.02〜7.26(n+, ill)8.
50(d.111.J・9.0Hz ),9.10(b
rs.1l1)(以下、余白) 融点(゜C) 138〜139 199〜202 (分解) 192〜196 (分解〉 次に、本発明化合物より誘導される一般式(IV)で表
されるビラゾール誘導体が農園芸用殺菌剤の活性成分と
しての効力を有することを具体的に試験例を挙げて説明
する。
製剤は下記のように調製したものを用いた。
有効成分化合物(活性或分)は前記の第1表の化合物番
号で示す。
なお、以下の配合例において「部jは「重量部」を意味
する. 盟剋明上 水和剤 本発明化合物         ・・・・・・ 5部ジ
ークライトPPP         ・・・・・・87
部(カオリナイトとセリサイトの 混合物:ジークライト工業■商品名) ソルボール5039        ・・・・・・ 5
部カーブレックス#80       ・・・・・・ 
3部(ホワイトカーボン:塩野義製薬味商品名)以上を
均一に混合粉砕して永和剤とする。使用に際しては上記
永和剤を100〜10.000倍に希釈して、有効成分
量が、1ヘクタール当たり10〜1000gになるよう
に散布する。
涙3走例」一 キュウリベと病予防効果試験直径7CI
I1のポットで生育したキュウリ (品種:相模半白)
が1〜2葉期に達したとき、前記配合例2に準じて作或
した乳剤形態の供試化合物を水で希釈して、loopp
mに調整し、スプレーガンを用いポット当り20m42
散布した。散布翌日キュウリベと病菌(Pseudop
eronospora cubensis)の胞子懸濁
液(2 x 1 0’個/ml)を噴霧し、温度25゜
C,湿度95%以上の接種箱に一昼夜入れた。その後、
温室におき、接種7日後に形威された病斑接種葉に占め
る割合を測定し、下記の式に従い防除価を算出した。
本試験結果を第4表に示す。
第  4  表 (処理濃度:20ppm) 化合物No.     防除価    薬害試』鮫泗』
− キュウリベと病治病効果試験直径7cmのポットで
育威したキュウリ(品種:相模半白)が1〜2葉期に達
したとき、キュウリベと病菌(P+eudoperon
ospora cubensis)の胞子悲濁液(2x
lO’個/ml)を噴霧し、温度25’C.湿度95%
以上の接種箱に一昼夜入れ、接種を行った。翌日、前記
配合例2に準じて作戊した乳剤形態の供試化合物を水で
希釈して、10o ppmに調整し、スプレーガンを用
いポット当り20mf撒布した。その後、温室におき、
接種7日後に形戒された病斑が接種葉に占める割合を測
定し、下記の弐に従い防除価を算出した。
本試験結果を第5表に示す。
第5表 (処理濃度:20ppm) 化合物No.     防除価    薬害本試験結果
を第6表に示す。
第6表 (処理濃度:20ppm) 成朕班主 トマト疫病の予防効果試験 直径8 cmのポットで育威したトマト(品種:福寿)
が3葉期に達したとき、前記製剤例1〜3に準じて作成
した永和剤を水で希釈して、有効或分の所定の濃度とし
、それをスプレーガンを用いポット当り20m乏散布し
た。散布翌日、トマト疫病菌(Phytophthor
a infestans)の胞子懸濁液(2xlO’個
/ m l )を噴霧し、温度20゜C,湿度95%以
上の接種箱に5日間保った後に形威された病斑面積の接
種葉に占める割合を測定し、下記の式に従い防除価を算
出した。
涙34例」エ トマト疫病の治病効果試験直径8(4)
のボ・ントで育或したトマト(品種:福寿)が3葉期に
達したとき、トマト疫病菌(phytophthora
 tnfestans)の胞子懸濁液(2xlO.’個
/m!)を噴霧し、温度20゜C、湿度95%以上の接
種箱に1昼夜保った。その後、前記製剤例1〜3に準じ
て作威した永和剤を水で希釈して、有効成分の所定の濃
度とし、それをスプレーガンを用いポット当り20mj
21i布した。
風乾後、ポットを前記の接種箱に置き、5日後に形威さ
れた病斑面積の接種葉に占める割合を測定し、下記の式
に従い防除価を算出した。
煕処理区柄辺iID槓半 本試験結果を第7表に示す。
第 7 表 (処理濃度: 2 0  ppm) 化合物Nα 防除価 薬害

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式〔I〕: ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、R^1は水素原子または炭素数1〜4のアルキ
    ル基を表し、R^2はヒドロキシ基、炭素数1〜8のア
    ルコキシ基、ハロゲン原子を表す。)で表される1−シ
    クロブチルピラゾール誘導体。
  2. (2)一般式〔II〕: ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 (式中、R^1は水素原子または炭素数1〜4のアルキ
    ル基を表し、R^3は炭素数1〜8のアルキル基を表す
    。)で表されるピラゾール誘導体と、一般式〔III〕: R^4−OSO_2−R^5〔III〕 (式中、R^4は、シクロプロピルメチル基またはシク
    ロブチル基を表し、R^5は、炭素数1〜4のアルキル
    基または置換されてもよいフェニル基を表す。)で表さ
    れるスルホネート誘導体とを反応させることを特徴とす
    る請求項第1項記載の1−シクロブチルピラゾール誘導
    体の製法。
JP15105589A 1988-06-19 1989-06-14 シクロブチルピラゾール誘導体およびその製法 Pending JPH0317063A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008030820A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Toppan Printing Co Ltd ボトルホルダー
JP2008076714A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Fuji Seal International Inc 首掛け筒状ラベル

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JP2008030820A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Toppan Printing Co Ltd ボトルホルダー
JP2008076714A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Fuji Seal International Inc 首掛け筒状ラベル

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