JP6701929B2 - 間接活線用シートクリップ - Google Patents
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Description
なお、図7(a)及び図7(b)は間接活線作業に用いられる2種類のシートクリップの外観を示す正面図であり、図7(c)は図7(b)に示したシートクリップの側面図である。また、図8(a)は直接活線作業に用いられる従来のシートクリップの外観を示す正面図であり、図8(b)はそのシートクリップの使用状態を示す図である。
しかしながら、シートクリップ54は、絶縁ヤットコの挟持部に対して把持部55b,55bが接触する部分の面積が狭いため、絶縁シートへの付け直し作業において、絶縁ヤットコで挟持する箇所を変えようとした際に掴み損ねてしまうおそれがある。
しかしながら、シートクリップ56において、閉じた状態の挟持部58a,58aを開く場合、絶縁ヤットコの挟持部を大きく広げた状態で把持部58b,58bの先端付近を把持する必要がある。したがって、シートクリップ56では、クリップ片58,58の回動面と同一平面内で絶縁ヤットコの開閉操作を行う場合以外は、絶縁ヤットコによって把持部58b,58bを把持することは困難と言える。
また、図8(b)に示すように、絶縁シート59を電線60に巻き付ける際に、巻き始めの固定にシートクリップ56を用いた場合、把持部58b,58bの先端同士の間隔が広いため、絶縁シート59の巻き付け作業の邪魔になるおそれがある。
この発明は、円環状の外枠部と、この外枠部の内側に薄く形成される板状部からなる一対の把持部材を備えたことを特徴とする。
このような構造であれば、絶縁ヤットコの一対の口金の先端部が内側の板状部に当接するとともに、先端部に連なる円弧状部分が土手となる円環状の外枠部に引っ掛かるため、把持部材に対して絶縁ヤットコをどの方向から差し入れた場合でも、絶縁ヤットコによる把持状態が安定するという効果が発揮される。
この発明は、上下顎部が閉じたときに、滑り止め加工が表面に施された平坦な上下グリップ部の上面がほぼ平行になるように構成されたことを特徴とする。
このような構造であれば、上下グリップ部に対し、間接活線工具をあらゆる方向からアプローチさせることができるため、絶縁シートの着脱作業を行う際の効率が向上する。
この発明は、弾性変形可能な中空体からなる把持部と、この把持部に内蔵されるシリンダ部と、このシリンダ部内を摺動するスライダと、このスライダに連動して開閉する一対の挟持部材を備えたことを特徴とする。
このような構造であれば、一対の挟持部材の向きやその方向での回転角度を自由に調整した上で、間接活線把持工具で把持部を把持することができる。これにより、無理な姿勢や不安定な姿勢での作業を避けることが可能となる。
このような構造の間接活線用シートクリップにおいては、第2の発明よりも付勢手段の設置構造がさらに簡単なものになるという作用を有する。
そして、このような効果は一対の把持部の先端が蝶番によって連結されるという簡単な構造によって実現される。したがって、本発明の間接活線用シートクリップは安価に製造することが可能である。
また、図3及び図4は図1及び図2に示した間接活線用シートクリップ1aの動作を説明するための図である。なお、図3(a)及び図3(b)はそれぞれ図7(b)及び図7(c)を用いて既に説明したシートクリップ54と本発明の間接活線用シートクリップ1aについて挟持部が開いた状態を示す正面図である。また、図4(a)及び図4(b)はそれぞれ図8(a)を用いて既に説明したシートクリップ56と本発明の間接活線用シートクリップ1aについて挟持部が閉じた状態を示す正面図である。
また、図8(b)を用いて前述したように、絶縁シート59を電線60に巻き付ける際に、巻き始めの固定に間接活線用シートクリップ1aを用いた場合でも、把持部3b,3bの先端同士の間隔がシートクリップ56を用いた場合の把持部55b,58bの間隔に比べると狭いため、絶縁シート59の巻き付け作業の邪魔になる可能性が低い。
図5(a)及び図5(b)に示すように、本実施例の間接活線用シートクリップ1bは実施例1の間接活線用シートクリップ1aにおいて、平面視矩形状をなす一対の連結板7,7と、この連結板7,7が両端にそれぞれ連結された圧縮コイルばね8を備えており、連結板7,7は圧縮コイルばね8によって互いに離れる方向へ付勢された構造となっている。
また、連結板7,7は把持部3b,3bに対し軸部材5cを介して一端が回動自在にそれぞれ連結されており、蝶番4は把持部3b,3bに連結される代わりに連結板7,7の他端に対して両端がそれぞれ軸部材5a,5aを介して回動自在に連結されている。
Claims (3)
- 一端に挟持部が設けられ他端に把持部が設けられるとともに回動軸を中心として回動自在に枢着される一対のクリップ片と、
前記挟持部同士を接近させる方向へ付勢する付勢手段と、
一対の前記把持部に対して前記回動軸と平行な第1の軸部材を介して両端がそれぞれ回動自在に連結される蝶番と、を備え、
一対の前記クリップ片は、一対の前記挟持部が閉じたときに一対の前記把持部の先端同士が最も離間した状態となるように形成され、
前記蝶番は、前記回動軸と平行な第2の軸部材と、平面視矩形状をなし、この第2の軸部材を介して回動自在に連結される一対の平板材と、からなり、
前記第2の軸部材は、一対の前記第1の軸部材を含む平面を間に挟むようにして前記回動軸と反対側に配置されたことを特徴とする間接活線用シートクリップ。 - 平面視矩形状をなし、一対の前記把持部に対し第3の軸部材を介して一端がそれぞれ回動自在に連結される一対の連結板を備え、
前記蝶番は、一対の前記把持部に連結される代わりに、この一対の連結板の他端に対し、両端がそれぞれ一対の前記第1の軸部材を介して回動自在に連結され、
一対の前記連結板は前記付勢手段によって互いに離れる方向へ付勢されたことを特徴とする請求項1に記載の間接活線用シートクリップ。 - 前記付勢手段は、圧縮コイルばねであり、
一対の前記連結板は、前記圧縮コイルばねの両端にそれぞれ連結されるとともに、互いに平行となるように設置されたことを特徴とする請求項2に記載の間接活線用シートクリップ。
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JP2016091907A JP6701929B2 (ja) | 2016-04-28 | 2016-04-28 | 間接活線用シートクリップ |
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KR102514397B1 (ko) * | 2020-06-23 | 2023-03-28 | 한국전력공사 | 활선 작업용 방호방법 |
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- 2016-04-28 JP JP2016091907A patent/JP6701929B2/ja active Active
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