JP6698457B2 - 携帯情報端末保持具 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯情報端末を、腕に装着し保持させるための携帯情報端末保持具に関する。
従来より、スマートフォンやデジタル音楽端末等の携帯情報端末を、腕に装着させるための保持具(携帯情報端末保持具)が提案されている。
例えば、特許文献1の携帯情報端末機携行保持具がある。この携帯情報端末機携行保持具は、携帯情報端末機を収納する保護ケース体と、保護ケース体を保持する固定バンドとで構成され、保護ケース体が、開閉ならびに着脱自在に設けられる透明板で形成される保護カバーと、固定バンドに回転自在に連結される回転連結部と、回転連結部をスライドさせるスライド連結部とを有しており、固定バンドが、スライド連結部を連結するスライド受部を形成し、両端が互いに締め付け固定される締付け固定部を有しており、携帯情報端末機を保護ケース体に収納した状態で回転させて使用するものである。
特開2014−23141号公報
しかしながら、従来の携帯情報端末保持具によれば、携帯情報端末が手首の位置に固定され、操作しやすい位置で操作することができないという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、携帯情報端末を使用するときは操作し易い任意の位置に固定でき、携帯情報端末を使用しないときは上腕側で固定でき手を自由に使用することができ、携帯情報端末を片手でも操作しやすくすることができる携帯情報端末保持具を提供することにある。
請求項1記載の携帯情報端末保持具は、携帯情報端末を保持する端末保持部と、伸縮自在の棒状で、一端が端末保持部を接続支持する伸延部と、伸延部を腕に装着し保持させる腕装着部とを備え、携帯情報端末を、手のひら又は手の甲の位置と手首付近又は腕との間を移動可能に、腕に保持させ、端末保持部に対する伸延部の接続位置を可変可能な摺動構造を有することを特徴とする。
請求項2記載の携帯情報端末保持具は、伸延部が、腕装着部に固定されたハウジングと、ハウジングに出没可能に設けられた棒状の先端部材とからなり、先端部材の突出端で端末保持部を支持することを特徴とする。
請求項3記載の携帯情報端末保持具は、先端部材の外周を圧迫することで、ハウジング内での先端部材の摺動を抑止するロック機構を有することを特徴とする。
請求項4記載の携帯情報端末保持具は、伸延部が、ハウジングに出没可能に設けられたシリンダを有し、先端部材が、シリンダに出没可能に設けられたことを特徴とする。
請求項5記載の携帯情報端末保持具は、先端部材又は及びシリンダの外周を圧迫することで、ハウジング内での先端部材又は及びシリンダの摺動を抑止するロック機構を有することを特徴とする。
請求項6記載の携帯情報端末保持具は、先端部材が、突出した状態で湾曲可能であり、先端部材の突出端で端末保持部を支持することを特徴とする。
請求項7記載の携帯情報端末保持具は、先端部材の突出端を、ハウジングの内部で係止する係止機構を有することを特徴とする。
請求項8記載の携帯情報端末保持具は、端末保持部が、伸延部の延伸軸と同軸方向で伸延部に旋回自在に設けられていることを特徴とする。
請求項9記載の携帯情報端末保持具は、端末保持部が、伸延部に揺動自在に設けられていることを特徴とする。
請求項10記載の携帯情報端末保持具は、端末保持部が、伸延部の延伸軸に略垂直な回転軸で伸延部に回動自在に設けられていることを特徴とする。
請求項11記載の携帯情報端末保持具は、伸延部が、腕装着部に揺動自在に設けられていることを特徴とする。
請求項12記載の携帯情報端末保持具は、摺動構造として、伸延部の端末保持部との接続部に、板状で側面が嵌合凹凸を設けるスライダと、端末保持部に、スライダの嵌合凹凸に嵌合する係止凹凸を設けるプッシュストッパと、プッシュストッパに、係止凹凸を嵌合凹凸に係止させるように、プッシュストッパをスライダの方向に付勢する付勢部材を有し、プッシュストッパがスライダの方向に付勢されることにより、嵌合凹凸に係止凹凸が係止されてスライダが端末保持部に固定され、プッシュストッパを付勢に抗して嵌合凹凸から係止凹凸を離脱させると、スライダが端末保持部に対して摺動自在になることを特徴とする。
本願の発明によれば、携帯情報端末を使用するときは操作し易い任意の位置に固定でき、携帯情報端末を使用しないときは上腕側で固定でき手を自由に使用することができ、携帯情報端末を片手でも操作しやすくすることができる。
本発明に係る携帯情報端末保持具の一例を示す説明図である。 同携帯情報端末保持具の端末保持部の一例を示す説明図である。 同携帯情報端末保持具の使用例を示す説明図である。 同携帯情報端末保持具の延伸状態での断面を示す説明図である。 同携帯情報端末保持具の延伸状態での拡大断面を示す説明図である。 同携帯情報端末保持具の縮小状態での断面を示す説明図である。 同携帯情報端末保持具の延伸状態での主に先端部材を示す説明図である。 同携帯情報端末保持具の縮小状態での主に先端部材を示す説明図である。 同携帯情報端末保持具のロック機構を示す説明図である。 同携帯情報端末保持具のロック機構の動作を示す説明図である。 同携帯情報端末保持具の端末保持部の摺動構造を示す説明図である。 同携帯情報端末保持具の端末保持部の摺動構造の動作を示す説明図である。 同携帯情報端末保持具の先端部材の係止構造の動作を示す説明図である。 同携帯情報端末保持具の端末保持部の動作を示す説明図である。 同携帯情報端末保持具の端末保持部の動作を示す説明図である。
以下、本発明の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。図1は、本発明に係る携帯情報端末保持具の一例を示す説明図である。図2は、同携帯情報端末保持具の端末保持部の一例を示す説明図である。図3は、同携帯情報端末保持具の使用例を示す説明図である。図4は、同携帯情報端末保持具の延伸状態での断面を示す説明図である。図5は、同携帯情報端末保持具の延伸状態での拡大断面を示す説明図である。図6は、同携帯情報端末保持具の縮小状態での断面を示す説明図である。図7は、同携帯情報端末保持具の延伸状態での主に先端部材を示す説明図である。図8は、同携帯情報端末保持具の縮小状態での主に先端部材を示す説明図である。図9は、同携帯情報端末保持具のロック機構を示す説明図である。図10は、同携帯情報端末保持具のロック機構の動作を示す説明図である。図11は、同携帯情報端末保持具の端末保持部の摺動構造を示す説明図である。図12は、同携帯情報端末保持具の端末保持部の摺動構造の動作を示す説明図である。図13は、同携帯情報端末保持具の先端部材の係止構造の動作を示す説明図である。図14は、同携帯情報端末保持具の端末保持部の動作を示す説明図である。図15は、同携帯情報端末保持具の端末保持部の動作を示す説明図である。
本発明に係る携帯情報端末保持具1は、携帯情報端末5を、腕Aに装着し保持させるためのものである。携帯情報端末5は、例えばスマートフォンやタブレット端末やデジタル音楽プレーヤ等の機器で、何らかの情報が画面で表示されるような板状の電子機器であるが、必ずしもそれに限られるものではない。
携帯情報端末保持具1は、端末保持部70と伸延部20と腕装着部10から構成されている。腕装着部10は、後述する伸延部20を腕Aに装着し保持させるためのもので、本実施の形態では、手首W部分に嵌める略C字状のリスト装着部12と、腕A部分に嵌める略C字状のアーム装着部14とからなる。そして、前後のリスト装着部12とアーム装着部14に架け渡されるように、腕装着部10に伸延部20が接続固定されている。尚、本実施の形態の携帯情報端末保持具1の腕装着部10は、リスト装着部12とアーム装着部14の2つで構成していて、2つである方が携帯情報端末5の固定が安定するが、必ずしも2つである必要はなく、数は任意である。また、リスト装着部12とアーム装着部14の形状が、共に略C字状であるが、腕Aや手首Wに回し止めるバンド状でもよく、その形状によって制限されるものではない。
伸延部20は、全体として伸縮自在の棒状であり、一端が後述する端末保持部70を接続支持するものである。本実施の形態の伸延部20は、ハウジング22とシリンダ30と先端部材40等から構成されている。ハウジング22は、筒状で、先端開口22a付近がリスト装着部12に接続固定され、後端開口22b付近がアーム装着部14に接続固定されている。リスト装着部12とハウジング22は、図9に示すように、リスト装着部12の接続部12aとハウジング22の接続部22hとが揺動自在に軸支されることで接続されている。
また、アーム装着部14とハウジング22も、図9に示すように、アーム装着部14の接続部14aとハウジング22の接続部22gとが揺動自在に軸支されることで接続されている。ハウジング22を、リスト装着部12及びアーム装着部14とそれぞれ揺動自在に接続する必要は必ずしもないが、伸延部20が、腕装着部10に揺動自在に設けられることで、携帯情報端末保持具1自体を、腕A(手首W)に嵌めることが容易になったり、携帯情報端末保持具1が、腕A(手首W)に嵌められた状態で携帯情報端末5を操作したときに、多少でも伸延部20が揺動することで、腕A(手首W)への負担を軽減することができる。
伸延部20は、伸縮自在で、一端に後述する端末保持部70を接続支持し、端末保持部70に保持された携帯情報端末5を、携帯情報端末保持具1を介して、手のひらH又は手の甲の位置と手首W付近又は腕Aとの間を移動可能に、腕A(手首W)に保持させることが可能である。
本実施の形態の伸延部20は、図4〜図6に示すように、筒状のハウジング22に出没可能に設けられた同じく筒状のシリンダ30を有し、棒状の先端部材40が、シリンダ30に出没可能に設けられている。より具体的には、まず、ハウジング22の後端開口22bには、後端キャップ26が装着されて塞がれており、この後端キャップ26のシリンダ30の内周側のシリンダ30の軸に沿って、細棒状の誘導棒26aが伸びている。そして、その誘導棒26aの直近の周囲の全長以上に伸びるスプリング28が装着されている。このスプリング28の後端は、後端キャップ26に当接しており、前端は、後述する先端部材40のピストン42に当接している。また、後端キャップ26のスプリング28の外周には、ハウジング22の後端開口22bの付近に留まる長さでスプリング28よりも大径のスプリング44が設けられている。
そして、ハウジング22の内周22dに、シリンダ30が出没可能に挿入されている。具体的には、シリンダ30は、内周30dに後端キャップ26の誘導棒26aとスプリング28が挿入された状態で、ハウジング22の内周22dで摺動可能に挿入されている。シリンダ30の先端部30aは、後述する先端部材40が出没可能な径に縮径され、後端部30bは、外周30cの方向に突出している。そして、シリンダ30が、一番突出して延伸した状態では、後端部30bが後述するスライドストッパ62に係止されて、ハウジング22から抜け落ちないようになっている。また、シリンダ30が、一番内挿されて縮小した状態では、後端部30bが、スプリング44に当接して止まるようになっている(図6参照)。
さらに、シリンダ30の内周30dに、先端部材40が出没可能に挿入されている。具体的には、先端部材40は、棒材で、突出端で端末保持部70を支持する。また、先端部材40は、シリンダ30から突出した状態で湾曲可能な弾性を有し、例えば、本実施の形態で各図に示すような、硬めのスプリング形状のものがある。先端部材40は、湾曲してもすぐに元の形状に戻るものでも、フレキシブルに湾曲形状を変えられるようなものであってもよい。尚、先端部材40は、棒状であれば、必ずしも湾曲する材質である必要はない。
先端部材40は、後端部40bにピストン42が装着された状態で、シリンダ30の内周30dに摺動可能に挿入されている。尚、ピストン42が、シリンダ30の先端部30aの孔より大きいので、先端部材40がシリンダ30から抜け落ちることはない。先端部材40は、ピストン42がスプリング28で、延伸する向きに付勢されているため、通常は、シリンダ30から一番突出して延伸した状態になっている。尚、先端部材40のピストン42が、シリンダ30の先端部30aに係止された状態で付勢されているので、シリンダ30自体もハウジング22から一番突出して延伸した状態に付勢されている。先端部材40は、一番内挿されて縮小した状態ではシリンダ30に納まり、また、シリンダ自体がハウジング22に納まることで、先端部材40もハウジング22に納まった状態になる(図6参照)。
先端部材40の先端部40aには、円筒状の先端部材キャップ50が設けられ、その先端方向の周囲に略円筒状のボールキャップ54が設けられている。ボールキャップ54の先端側は、後述する端末保持部70のスライダ74から突出して設けられた球状のスライダボール76が挿入可能な穴径で、且つ、スライダボール76よりも小径の孔がボールキャップ54の側方に設けられている。そして、ボールキャップ54にスライダボール76が挿入された状態で、スプリング58で押圧された状態で、ボールキャップ54の先端側がキャップ56で塞がれている。
尚、本実施の形態では、伸延部20が、ハウジング22とシリンダ30と先端部材40の3段で伸縮可能に設けられているように記載しているが、例えば、ハウジング22と先端部材40として2段にすることも可能であり、段数によって制限されるものではない。
端末保持部70は、板状の保持プレート72の周囲に、携帯情報端末5を収納して保持可能な外周突起72bを有している。端末保持部70の保持プレート72の裏面には、板状のスライダ74が設けられ、スライダ74の裏面側から突出してスライダボール76が設けられている。そして、スライダボール76が、先端部材40のボールキャップ54に保持されることで、先端部材40が、突出端で端末保持部70を支持するようになっている。尚、端末保持部70の形状や携帯情報端末5を保持する仕組みは、本実施の形態に示すものに限定されるものではない。
このように、携帯情報端末5を保持する端末保持部70を接続支持する伸延部20は、伸延部20の伸縮を規制するロック機構及び係止機構を有している。ロック機構は、シリンダ30の外周を圧迫することで、ハウジング22内でのシリンダ30の摺動を抑止するもので、先端部材の外周を直接又は間接的に圧迫して、先端部材40の摺動を抑止するようにしてもよい。
ロック機構は、具体的には、本実施の形態では、図9及び図10に示すような構造を採用しているが、この構造に限定されるものではない。本実施の形態に示すロック機構は、ストップレバー60やスライドストッパ62からなる。ストップレバー60は、ハウジング22の外周22cに沿う形状の板材であるレバー部60aと、レバー部60aをハウジング22から起立するように揺動自在に固定する軸ホールド部60bとからなる。また、スライドストッパ62は、略環状で、左右に螺旋形状の突起である軸部62aを有し、シリンダ30の外周30cに被せられていると共に、軸部62aが、ハウジング22の両側面に軸方向に穿設された側面スリット22eから外周22cに突出するように設けられている。そして、スライドストッパ62の軸部62aにストップレバー60の軸ホールド部60bが被せられている。
そして、ストップレバー60が、ハウジング22の外周22cから立ち上がっている状態(図9及び図10を参照)では、スライドストッパ62に応力が掛からないので、シリンダ30の外周30cが、スライドストッパ62によって圧迫され、シリンダ30は、自由に摺動することができる。しかし、ストップレバー60が、ハウジング22の外周22cに沿っている状態では、軸ホールド部60bの回転により、スライドストッパ62の軸部62aがねじられてスライドストッパ62に応力が掛かるので、シリンダ30の外周30cが、スライドストッパ62によって圧迫され、シリンダ30は、自由に摺動することができなくなる。
尚、ストップレバー60が、ハウジング22の外周22cから立ち上がっている状態(図9及び図10を参照)では、軸ホールド部60bがハウジング22の外周22cを圧迫せず、スライドストッパ62を側面スリット22eに沿って移動させることができ、シリンダ30の位置を調整することもできるようになる。
図9及び図10の例では、スライドストッパ62がシリンダ30を圧迫するようになっているが、先端部材40の外周40cを圧迫したり、また、そもそもシリンダ30がなく2段の場合には、スライドストッパ62が先端部材40の外周40cを圧迫して、先端部材40の摺動を抑止することになる。
また、本実施の形態の携帯情報端末保持具1では、先端部材40の突出端を、ハウジング22の内部で係止する係止機構を有している。すなわち、先端部材40がハウジング22の内周22dに納められた状態で、先端部材40がハウジング22から突出しないように固定する機構を有している。具体的には、先端部材40の突出端すなわち先端部40aに設けられたボールキャップ54の外周に、円環状で外周の突起を有してする回転ストッパ52が、回動自在に設けられている。
他方、図13に示すように、ハウジング22の先端開口22aの内周22dに、ハウジング22の内側に突出し、軸方向に螺旋状に傾斜する係止突起22kが設けられている。そして、先端部材40がハウジング22の内周22dに納められていき、ボールキャップ54が、ハウジング22の先端開口22aに入ると、回転ストッパ52が、係止突起22kの螺旋状の傾斜に当接しつつ回転し、最終的には、回転ストッパ52の突起が、係止突起22kの下端に当接して係止され、先端部材40がハウジング22の内部で係止される。
また、本実施の形態の携帯情報端末保持具1では、端末保持部70に対する伸延部20の接続位置を可変可能な摺動構造を有している。具体的には、図11及び図12に示すように、まず、スライダ74は、伸延部20の端末保持部70との接続部に設けられ、板状で側面に嵌合凹凸74a,74bが設けられている。そして、端末保持部70に、スライダ74の嵌合凹凸74a,74bに嵌合する係止凹凸80b、84bを有するプッシュストッパ80,84を設けている。
より具体的には、プッシュストッパ80,84は、それぞれ略ト字状で、互いに横に伸びる片を重ね合わすように向き合い、略H状をなしている。そして、横に伸びる片の端部であるプッシュ部80a,84aが、反対側のプッシュストッパ80,84から突出している。また、プッシュストッパ80,84が互いに向き合う片には、係止凹凸80b、84bが設けられている。プッシュストッパ80,84は、それぞれ、端末保持部70の保持プレート72の裏面72aの左右に縦長に設けられたプッシュストッパカバー72c,72dに納められ、係止凹凸80b、84bがプッシュストッパカバー72c,72dの内側に突出し、プッシュ部80a,84aがプッシュストッパカバー72c,72dの外側に突出ししている。
また、プッシュストッパ80,84の係止凹凸80b、84bと逆の側には、プッシュストッパカバー72c,72dの壁の間に、付勢部材であるバネ材82が設けられ、プッシュストッパ80,84を、係止凹凸80b、84bが嵌合凹凸74a,74bに係止されるように、スライダ74の方向に付勢している。プッシュストッパ80,84がスライダ74の方向に付勢されることにより、図12(a)に示されるように、嵌合凹凸74a,74bに係止凹凸80b、84bが係止されてスライダ74が端末保持部70に固定される。そして、プッシュストッパ80,84のプッシュ部80a,84aを押し込むと、図12(b)に示されるように、プッシュストッパ80,84が付勢に抗して移動し、嵌合凹凸74a,74bから係止凹凸80b,84bが離脱し、スライダ74がプッシュストッパ80,84すなわち端末保持部70に対して摺動自在になる。
以上のような構造の携帯情報端末保持具1の使用方法としては、図1や図3に示すように、端末保持部70に携帯情報端末5を保持させ、携帯情報端末保持具1を腕A(手首W)に装着させる。伸延部20を伸ばした状態では、図1に示すように、携帯情報端末5(端末保持部70)が、手のひらH又は手の甲に位置する。また、伸延部20を縮めた状態では、図3に示すように、携帯情報端末5(端末保持部70)が、腕A(手首W)に位置する。尚、ロック機構や係止機構を操作すれば、所望の位置に携帯情報端末5を移動させることができる。
また、携帯情報端末5(端末保持部70)の向きに関しては、先端部材40自体を回転させたり、ボールキャップ54を回転可能にすることで、端末保持部70が、伸延部20の延伸軸と同軸方向で伸延部20に旋回自在に設けられていることになり、携帯情報端末5を、伸延部20の延伸軸に対して旋回させて使用することが可能である。
また、端末保持部70と延伸部20の先端部材40との接続が、球形のスライダボール76をボールキャップ54で遊嵌する形態をとっているため、端末保持部70が、伸延部20に揺動自在に設けられていることになり、携帯情報端末5を、任意の方向に揺動させて使用することが可能である。また、球形のスライダボール76をボールキャップ54で遊嵌する形態をとっているため、端末保持部70が、伸延部20の延伸軸に略垂直な回転軸で伸延部20に回動自在に設けられていることになり、図13や図14に示すように、携帯情報端末5を、伸延部20の延伸軸に略垂直な回転軸で旋回させて使用することが可能である。
尚、伸延部20のハウジング22の先端開口22aには、先端方向に開口する略U字状の切欠部22jが穿設されており、伸延部20が短くなっている状態では、スライダボール76のスライダ74と繋がる首の部分が、この切欠部22jに納まる形状になっている。このため、伸延部20を縮めた状態で、携帯情報端末5が手首Wや腕Aの方にあるときには、携帯情報端末5を伸延部20の延伸軸に対して旋回することを抑止できる。しかしながら、切欠部22jを設けず、伸延部20を縮めた状態で、携帯情報端末5を伸延部20の延伸軸に対して旋回可能にするようにしてもよい。
このような本願の携帯情報端末保持具1によれば、携帯情報端末5を使用するときは操作し易い任意の位置に固定でき、携帯情報端末5を使用しないときは上腕側(手首W、腕A側)で固定でき手を自由に使用することができ、携帯情報端末5を片手でも操作しやすくすることができる。
以上のように、本発明によれば、携帯情報端末を使用するときは操作し易い任意の位置に固定でき、携帯情報端末を使用しないときは上腕側で固定でき手を自由に使用することができ、携帯情報端末を片手でも操作しやすくすることができる携帯情報端末保持具を提供することができる。
1・・・・・携帯情報端末保持具
5・・・・・携帯情報端末
10・・・・腕装着部
12・・・・リスト装着部
12a・・・接続部
14・・・・アーム装着部
14a・・・接続部
20・・・・伸延部
22・・・・ハウジング
22a・・・先端開口
22b・・・後端開口
22c・・・外周
22d・・・内周
22e・・・側面スリット
22g・・・接続部
22h・・・接続部
22j・・・切欠部
22k・・・係止突起
26・・・・後端キャップ
26a・・・誘導棒
28・・・・スプリング
30・・・・シリンダ
30a・・・先端部
30b・・・後端部
30c・・・外周
30d・・・内周
40・・・・先端部材
40a・・・先端部
40b・・・後端部
40c・・・外周
42・・・・ピストン
44・・・・スプリング
50・・・・先端部材キャップ
52・・・・回転ストッパ
54・・・・ボールキャップ
56・・・・キャップ
58・・・・スプリング
60・・・・ストップレバー
60a・・・レバー部
60b・・・軸ホールド部
62・・・・スライドストッパ
62a・・・軸部
70・・・・端末保持部
72・・・・保持プレート
72a・・・裏面
72b・・・外周突起
72c・・・プッシュストッパカバー
72d・・・プッシュストッパカバー
74・・・・スライダ
74a・・・嵌合凹凸
74b・・・嵌合凹凸
76・・・・スライダボール
80・・・・プッシュストッパ
80a・・・プッシュ部
80b・・・係止凹凸
82・・・・バネ材
84・・・・プッシュストッパ
84a・・・プッシュ部
84b・・・係止凹凸

Claims (12)

  1. 携帯情報端末を、腕に装着し保持させるための携帯情報端末保持具において、
    該携帯情報端末を保持する端末保持部と、
    伸縮自在の棒状で、一端が該端末保持部を接続支持する伸延部と、
    該伸延部を腕に装着し保持させる腕装着部とを備え、
    該携帯情報端末を、手のひら又は手の甲の位置と手首付近又は腕との間を移動可能に、該腕に保持させ
    該端末保持部に対する該伸延部の接続位置を可変可能な摺動構造を有することを特徴とする携帯情報端末保持具。
  2. 前記伸延部が、前記腕装着部に固定されたハウジングと、該ハウジングに出没可能に設けられた棒状の先端部材とからなり、該先端部材の突出端で前記端末保持部を支持することを特徴とする請求項1記載の携帯情報端末保持具。
  3. 前記先端部材の外周を圧迫することで、前記ハウジング内での該先端部材の摺動を抑止するロック機構を有することを特徴とする請求項2記載の携帯情報端末保持具。
  4. 前記伸延部が、該ハウジングに出没可能に設けられたシリンダを有し、前記先端部材が、該シリンダに出没可能に設けられたことを特徴とする請求項2記載の携帯情報端末保持具。
  5. 前記先端部材又は及び前記シリンダの外周を圧迫することで、前記ハウジング内での該先端部材又は及び該シリンダの摺動を抑止するロック機構を有することを特徴とする請求項4記載の携帯情報端末保持具。
  6. 前記先端部材が、突出した状態で湾曲可能であり、該先端部材の突出端で前記端末保持部を支持することを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれかに記載の携帯情報端末保持具。
  7. 前記先端部材の突出端を、前記ハウジングの内部で係止する係止機構を有することを特徴とする請求項2〜請求項6のいずれかに記載の携帯情報端末保持具。
  8. 前記端末保持部が、前記伸延部の延伸軸と同軸方向で該伸延部に旋回自在に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の携帯情報端末保持具。
  9. 前記端末保持部が、前記伸延部に揺動自在に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれかに記載の携帯情報端末保持具。
  10. 前記端末保持部が、前記伸延部の延伸軸に略垂直な回転軸で該伸延部に回動自在に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の携帯情報端末保持具。
  11. 前記伸延部が、前記腕装着部に揺動自在に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載の携帯情報端末保持具。
  12. 前記摺動構造として、前記伸延部の前記端末保持部との接続部に、板状で側面が嵌合凹凸を設けるスライダと、該端末保持部に、該スライダの嵌合凹凸に嵌合する係止凹凸を設けるプッシュストッパと、該プッシュストッパに、該係止凹凸を該嵌合凹凸に係止させるように、該プッシュストッパを該スライダの方向に付勢する付勢部材を有し、
    該プッシュストッパが該スライダの方向に付勢されることにより、該嵌合凹凸に該係止凹凸が係止されて該スライダが該端末保持部に固定され、
    該プッシュストッパを該付勢に抗して該嵌合凹凸から該係止凹凸を離脱させると、該スライダが該端末保持部に対して摺動自在になることを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれかに記載の携帯情報端末保持具。
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