JP6697262B2 - 磁気センサモジュール - Google Patents

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本発明は、ホール素子が内蔵された磁気センサモジュールに関する。
特許文献1には、従来の磁気センサモジュールの一例が開示されている。同文献に記載された磁気センサモジュールは、ホール素子、リードおよび封止樹脂を備えている。前記ホール素子は、前記リードの表面に搭載されている。前記ホール素子および前記リードの一部は、前記封止樹脂によって覆われている。前記リードのうち前記封止樹脂から露出した部分が、実装端子とされている。この実装端子は、前記リードのうち下方に折り曲げられた部分によって構成されている。
前記磁気センサモジュールは、電子機器等に用いられるため、小型化の要請が強い。特に、前記磁気センサモジュールの高さを小さくすることにより、薄型化を図ることが求められる。
特開2014−077730号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、薄型化を図ることが可能な磁気センサモジュールを提供することをその課題とする。
本発明によって提供される磁気センサモジュールは、ホール素子と、ホール素子を支持し且つホール素子に接続される導通経路を構成する導通支持部材と、前記ホール素子を覆う封止樹脂と、を備える磁気センサモジュールであって、前記導通支持部材は、前記ホール素子が搭載され且つ第1方向に対して直角であるとともに前記第1方向において前記ホール素子に対して一方側に位置し且つ当該一方側とは反対側の他方側を向く素子搭載面および前記第1方向において前記ホール素子よりも前記他方側に位置し且つ前記他方側を向くとともに前記導通経路に含まれる実装端子面を有することを特徴とする。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ホール素子は、素子本体および当該素子本体上に形成された素子電極を有しており、前記素子電極は、導電性接合材を介して前記素子搭載面に接合されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記導通支持部材は、前記素子搭載面および前記実装端子面を構成し且つ金属からなるリードを含む。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記リードは、前記一方側を向くリード主面、前記他方側を向くリード裏面および前記第1方向において前記リード主面と前記リード裏面との間に位置する前記素子搭載面を有している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記リード裏面は、前記ホール素子よりも前記第1方向において前記他方側に位置とともに前記封止樹脂から露出しており、前記リード裏面が、前記実装端子面を構成している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記リード裏面と前記封止樹脂の表面とは、面一である。
本発明の好ましい実施の形態においては、4つの前記リードを備えており、前記ホール素子は、4つの前記素子電極を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記リードは、前記リード裏面よりも前記一方側に位置し且つ前記他方側を向くとともに前記第1方向視において前記リード裏面を挟んで前記素子搭載面とは反対側に位置するリード退避面を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記リード退避面は、前記封止樹脂に覆われている。
本発明の好ましい実施の形態においては、4つの前記リードの前記素子搭載面は、前記第1方向視において隙間を挟んで配置されており、前記ホール素子は、前記第1方向視において4つの前記素子搭載面および前記隙間と重なる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記素子搭載面は、前記第1方向視において矩形状である。
本発明の好ましい実施の形態においては、4つの前記素子搭載面は、前記第1方向視において前記第1方向と直角である方向において4つの前記リード裏面に囲まれている。
本発明の好ましい実施の形態においては、2つずつの前記リード裏面が、前記第1方向視において前記4つの素子搭載面を挟んで両側に配置されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記導通支持部材は、絶縁材料からなり前記第1方向を厚さ方向とする基材および当該基材上に形成され前記導通経路を構成する配線パターンを含む。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記配線パターンは、金属からなる。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記基材は、前記一方側を向く基材主面、前記他方側を向く基材裏面および、前記基材裏面から前記一方側に凹み且つ前記他方側を向く凹部底面および当該凹部底面と前記基材裏面とを繋ぐ凹部側面を有する基材凹部を有しており、前記ホール素子は、前記第1方向視において、前記基材凹部に内包されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記基材凹部には、前記封止樹脂が充填されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ホール素子は、前記第1方向においてそのすべてが前記基材凹部に収容されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記基材凹部は、前記第1方向視において矩形状である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記配線パターンは、前記凹部底面に形成された底面部、前記基材裏面に形成された裏面電極部および前記凹部側面に形成され且つ前記底面部と前記裏面電極部とを繋ぐ側面部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記底面部のうち前記他方側を向く面が、前記素子搭載面を構成している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記裏面電極部のうち前記他方側を向く面が、前記実装端子面を構成している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ホール素子は、4つの前記素子電極を有しており、前記配線パターンは、4つの前記底面部、4つの前記側面部および4つの裏面電極部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記基材凹部は、前記第1方向視において前記基材裏面に囲まれている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記基材凹部は、前記第1方向視において前記4つの裏面電極部に囲まれている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記基材凹部は、前記第1方向視において前記基材裏面を区画している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記基材凹部は、前記第1方向視において前記2つずつの裏面電極部に挟まれている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記基材は、絶縁性の樹脂からなる。
本発明によれば、前記ホール素子は、前記第1方向において前記素子搭載面と前記実装端子面との間に配置されている。これにより、前記磁気センサモジュールの薄型化を図ることができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の第1実施形態に基づく磁気センサモジュールを示す平面図である。 本発明の第1実施形態に基づく磁気センサモジュールを示す底面図である。 本発明の第1実施形態に基づく磁気センサモジュールを示す要部底面図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図である。 図3のV−V線に沿う断面図である。 本発明の第2実施形態に基づく磁気センサモジュールを示す底面図である。 本発明の第2実施形態に基づく磁気センサモジュールを示す要部底面図である。 図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。 本発明の第3実施形態に基づく磁気センサモジュールを示す底面図である。 本発明の第3実施形態に基づく磁気センサモジュールを示す要部底面図である。 図10のXI−XI線に沿う断面図である。 本発明の第4実施形態に基づく磁気センサモジュールを示す底面図である。 本発明の第4実施形態に基づく磁気センサモジュールを示す要部底面図である。 図13のXIV−XIV線に沿う断面図である。 図13のXV−XV線に沿う断面図である。 本発明の第4実施形態に基づく磁気センサモジュールを示す底面図である。 本発明の第4実施形態に基づく磁気センサモジュールを示す要部底面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図5は、本発明の第1実施形態に基づく磁気センサモジュールを示している。本実施形態の磁気センサモジュールA1は、ホール素子1、導通支持部材2および封止樹脂4を備えている。磁気センサモジュールA1は、電子機器等に搭載され、磁気検出に用いられるセンサモジュールである。なお、本発明に係る磁気センサモジュールは、ホール素子1を用いた検出を行うセンサモジュールであれば、その用途は特に限定されない。
図1は、磁気センサモジュールA1を示す平面図である。図2は、磁気センサモジュールA1を示す底面図である。図3は、磁気センサモジュールA1を示す要部底面図である。図4は、図3のIV−IV線に沿う断面図である。図5は、図3のV−V線に沿う断面図である。なお、図1においては、理解の便宜上、封止樹脂4を想像線で示している。
ホール素子1は、ホール効果を用いたセンサ素子であり、電流が流れている物体に対して磁界がかけられた際に生じる起電力を検出する。ホール素子1は、素子本体11および4つの素子電極12を有する。素子本体11は、電流が流される検出部分として、たとえばGaAsやInSbからなる部分を有する。4つの素子電極12は、素子本体11への通電や起電力の検出に用いられる電極である。
導通支持部材2は、ホール素子1を支持し且つホール素子1の4つの素子電極12に接続される導通経路を構成する。本実施形態においては、導通支持部材2は、4つのリード21を含む。リード21は、金属からなる。リード21を構成する金属は特に限定されず、たとえばCu、Fe、Ni等やこれらの合金が挙げられる。また、リード21の表面には、めっき層が形成されていてもよい。
リード21は、リード主面211、リード裏面212、素子搭載面213、リード内側面214およびリード退避面215を有する。本実施形態においては、リード21は、z方向視において矩形状である。また、4つのリード21は、z方向視において、隙間5を隔てて離間配置されている。隙間5は、z方向視において十字形状である。
リード主面211は、厚さ方向であるz方向において一方側を向く面である。リード裏面212は、z方向において他方側を向く面である。リード主面211とリード裏面212とは、互いに平行である。リード裏面212は、実装端子面2Bを構成している。
素子搭載面213は、z方向に対して直角であり、z方向他方側を向いている。素子搭載面213は、z方向においてリード主面211とリード裏面212との間に位置している。素子搭載面213は、z方向において隙間5に隣接している。本実施形態においては、素子搭載面213は、z方向視矩形状である。また、4つの素子搭載面213は、z方向視において4つのリード裏面212に囲まれている。
4つの素子搭載面213には、ホール素子1の4つの素子電極12が各別に接続されている。これにより、本実施形態においては、素子搭載面213が素子搭載面2Aを構成している。z方向視において、ホール素子1は、4つの素子搭載面213の一部ずつと重なっている。また、z方向視において、ホール素子1は、隙間5の中央部分と重なっている。本実施形態においては、素子搭載面213と素子電極12とは、たとえばはんだ等からなる導電性接合材19によって接合されている。素子搭載面213(素子搭載面2A)は、ホール素子1よりもz方向一方側に位置している。リード裏面212(実装端子面2B)は、ホール素子1よりもz方向他方側に位置している。
リード内側面214は、z方向に対して直角である面である。隣り合うリード21のリード内側面214同士は、互いに対向している。
リード退避面215は、リード裏面212よりもz方向一方側に位置しており、z方向他方側を向いている。また、リード退避面215は、z方向視においてリード裏面212を挟んで素子搭載面213(素子搭載面2A)とは反対側に位置している。
封止樹脂4は、ホール素子1と4つのリード21の一部ずつとを覆っている。封止樹脂4は、たとえばエポキシ樹脂等の絶縁樹脂からなる。封止樹脂4は、リード21の素子搭載面213、リード内側面214およびリード退避面215を覆っている。リード主面211およびリード裏面212は、封止樹脂4から露出している。リード主面211およびリード裏面212は、封止樹脂4の表面と面一である。
次に、磁気センサモジュールA1の作用について説明する。
本実施形態によれば、ホール素子1は、z方向において素子搭載面213(素子搭載面2A)とリード裏面212(実装端子面2B)との間に配置されている。これにより、磁気センサモジュールA1の薄型化を図ることができる。
導電性接合材19によって素子電極12と素子搭載面213とを接合することにより、ホール素子1とリード21との間の低抵抗化を図ることができる。リード21が素子搭載面213(素子搭載面2A)とリード裏面212(実装端子面2B)とを有することにより、素子搭載面2Aと実装端子面2Bとの間の低抵抗化を図ることができる。
z方向視において、ホール素子1が、4つの素子搭載面213の一部ずつと重なり、また隙間5の中央部分と重なっている。これにより、4つのリード21がホール素子1を中心としてより近寄ったはいちとされている。これは、磁気センサモジュールA1のz方向視寸法を縮小するのに好ましい。
リード21のリード退避面215が、封止樹脂4によって覆われている。これにより、リード21と封止樹脂4とが剥離してしまうことを抑制することができる。
図6〜図17は、本発明の他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。
図6〜図8は、本発明の第2実施形態に基づく磁気センサモジュールを示している。図6は、磁気センサモジュールA2を示す底面図である。図7は、磁気センサモジュールA2を示す封止樹脂4を省略した要部底面図である。図8は、図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。
本実施形態の磁気センサモジュールA2においては、リード21が上述したリード退避面215を有していない。図6に示すように磁気センサモジュールA2においては、リード裏面212が磁気センサモジュールA2のx方向両端に到達している。
本実施形態によっても、磁気センサモジュールA2の薄型化を図ることができる。
図9〜図11は、本発明の第3実施形態に基づく磁気センサモジュールを示している。図9は、磁気センサモジュールA3を示す底面図である。図10は、磁気センサモジュールA3を示す封止樹脂4を省略した要部底面図である。図11は、図10のXI−XI線に沿う断面図である。
本実施形態の磁気センサモジュールA3においては、リード21は、リード主面211、リード裏面212、素子搭載面213、リード内側面214およびリード退避面215を有する。
素子搭載面213は、z方向視において矩形状であり、z方向視においてリード21のy方向両端に到達している。そして、z方向視において、4つの素子搭載面213を挟んで、2つずつのリード裏面212がx方向両側に配置されている。
本実施形態によっても、磁気センサモジュールA3の薄型化を図ることができる。
図12〜図15は、本発明の第4実施形態に基づく磁気センサモジュールを示している。
図12は、磁気センサモジュールA4を示す底面図である。図13は、磁気センサモジュールA4を示す封止樹脂4を省略した要部底面図である。図14は、図13のXIV−XIV線に沿う断面図である。図15は、図13のXV−XV線に沿う断面図である。
本実施形態においては、導通支持部材2は、基材23および配線パターン24を含む。
基材23は、少なくとも表層が絶縁性の材料からなり、基材主面231、基材裏面232および基材凹部233を有する。基材23としては、金型成形によって形成された樹脂部品や、KOH等を用いた異方性エッチングが施された後に酸化膜等の絶縁膜が設けられたSi部品等が挙げられる。
基材主面231は、厚さ方向であるz方向において一方側を向く面である。基材裏面232は、z方向において他方側を向く面である。基材主面231と基材裏面232とは、互いに平行である。
基材凹部233は、基材裏面232からz方向一方側に凹んでいる。基材凹部233は、凹部底面234および凹部側面235を有する。凹部底面234は、z方向他方側を向いており、基材裏面232と平行である。凹部側面235は、凹部底面234と基材裏面232とを繋いでいる。凹部側面235は、z方向に対して傾斜している。凹部側面235は、基材凹部233のz方向と直角である断面の大きさが、凹部底面234から基材裏面232に向かうほど大となるように傾斜している。本実施形態においては、基材凹部233は、z方向視矩形状であり、z方向視において基材裏面232に囲まれている。基材裏面232は、z方向視において矩形環状である。
配線パターン24は、基材23上に形成されており、たとえばCu,Ni,Au等からなるめっき層によって形成されている。配線パターン24は、4つの底面部241、4つの側面部242および4つの裏面電極部243を有する。
4つの底面部241は、基材23の基材主面231に形成されており、互いに離間している。4つの底面部241には、ホール素子1の4つの底面部241がたとえば導電性接合材19によって接合されている。これにより、本実施形態においては、底面部241のうちz方向他方側を向く面が、素子搭載面2Aを構成している。
4つの裏面電極部243は、側面部242に形成されており、互いに離間している。本実施形態においては、側面部242のうちz方向他方側を向く面が、実装端子面2Bを構成している。
4つの側面部242は、凹部側面235に形成されており、各々が底面部241と側面部242とを繋いでいる。
封止樹脂4は、ホール素子1を覆っている。封止樹脂4は、たとえばエポキシ樹脂等の絶縁樹脂からなる。封止樹脂4は、基材凹部233に充填されている。封止樹脂4の表面と基材23の基材裏面232とは、互いに面一である。
本実施形態によっても、磁気センサモジュールA4の薄型化を図ることができる。また、樹脂等からなる基材23を有する導通支持部材2は、さまざまな形状に形成しやすいという利点がある。
磁気センサモジュールA4のz方向一方側には、基材23のみが表れており、配線パターン24は露出しない。これにより、配線パターン24が外部の物体と意図せず導通してしまうことを抑制することができる。
凹部側面235を傾斜面とすることにより、凹部底面234、凹部底面234および凹部側面235にわたって、配線パターン24をより形成しやすい。特に、凹部底面234、凹部底面234および凹部側面235の境界において、配線パターン24に亀裂等が生じることを抑制することができる。
図16および図17は、本発明の第5実施形態に基づく磁気センサモジュールを示している。図16は、本実施形態の磁気センサモジュールA5を示す底面図である。図17は、磁気センサモジュールA5を示す封止樹脂4を省略した要部底面図である。
本実施形態においては、基材23の基材凹部233が、基材23のy方向両端に到達している。言い換えると、基材凹部233は、y方向に延びる溝状とされている。また、z方向視において、基材裏面232が、基材凹部233によって区画されている。
本実施形態によっても、磁気センサモジュールA5の薄型化を図ることができる。
本発明に係る磁気センサモジュールは、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る磁気センサモジュールの各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A1〜A5 :磁気センサモジュール
1 :ホール素子
2 :導通支持部材
2A :素子搭載面
2B :実装端子面
4 :封止樹脂
5 :隙間
11 :素子本体
12 :素子電極
19 :導電性接合材
21 :リード
23 :基材
24 :配線パターン
211 :リード主面
212 :リード裏面
213 :素子搭載面
214 :リード内側面
215 :リード退避面
231 :基材主面
232 :基材裏面
233 :基材凹部
234 :凹部底面
235 :凹部側面
241 :底面部
242 :側面部
243 :裏面電極部

Claims (9)

  1. ホール素子と、
    前記ホール素子を支持し且つ前記ホール素子に接続される導通経路を構成する導通支持部材と、
    前記ホール素子を覆う封止樹脂と、を備える磁気センサモジュールであって、
    前記導通支持部材は、前記ホール素子が搭載され且つ第1方向に対して直角であるとともに前記第1方向において前記ホール素子に対して一方側に位置し且つ当該一方側とは反対側の他方側を向く素子搭載面および前記第1方向において前記ホール素子よりも前記他方側に位置し且つ前記他方側を向くとともに前記導通経路に含まれる実装端子面を有し、
    前記ホール素子は、素子本体および当該素子本体上に形成された素子電極を有しており、
    前記素子電極は、導電性接合材を介して前記素子搭載面に接合されており、
    前記導通支持部材は、前記素子搭載面および前記実装端子面を構成し且つ金属からなる4つのリードを含み、
    前記リードは、前記一方側を向くリード主面、前記他方側を向くリード裏面および前記第1方向において前記リード主面と前記リード裏面との間に位置する前記素子搭載面を有しており、
    前記ホール素子は、4つの前記素子電極を有し、
    前記リードは、前記リード裏面よりも前記一方側に位置し且つ前記他方側を向くとともに前記第1方向視において前記リード裏面を挟んで前記素子搭載面とは反対側に位置するリード退避面を有することを特徴とする、磁気センサモジュール。
  2. 前記リード裏面は、前記ホール素子よりも前記第1方向において前記他方側に位置するとともに前記封止樹脂から露出しており、
    前記リード裏面が、前記実装端子面を構成している、請求項に記載の磁気センサモジュール。
  3. 前記リード裏面と前記封止樹脂の表面とは、面一である、請求項に記載の磁気センサモジュール。
  4. 前記リード退避面は、前記封止樹脂に覆われている、請求項1ないし3のいずれかに記載の磁気センサモジュール。
  5. 4つの前記リードの前記素子搭載面は、前記第1方向視において隙間を挟んで配置されており、
    前記ホール素子は、前記第1方向視において4つの前記素子搭載面および前記隙間と重なる、請求項に記載の磁気センサモジュール。
  6. 前記素子搭載面は、前記第1方向視において矩形状である、請求項に記載の磁気センサモジュール。
  7. 4つの前記素子搭載面は、前記第1方向視において前記第1方向と直角である方向において4つの前記リード裏面に囲まれている、請求項に記載の磁気センサモジュール。
  8. 2つずつの前記リード裏面が、前記第1方向視において前記4つの素子搭載面を挟んで両側に配置されている、請求項に記載の磁気センサモジュール。
  9. ホール素子と、
    前記ホール素子を支持し且つ前記ホール素子に接続される導通経路を構成する導通支持部材と、
    前記ホール素子を覆う封止樹脂と、を備える磁気センサモジュールであって、
    前記導通支持部材は、前記ホール素子が搭載され且つ第1方向に対して直角であるとともに前記第1方向において前記ホール素子に対して一方側に位置し且つ当該一方側とは反対側の他方側を向く素子搭載面および前記第1方向において前記ホール素子よりも前記他方側に位置し且つ前記他方側を向くとともに前記導通経路に含まれる実装端子面を有しており、
    前記ホール素子は、素子本体および当該素子本体上に形成された複数の素子電極を有しており、
    前記導通支持部材は、前記素子搭載面および前記実装端子面を構成し且つ金属からなる複数のリードを含み、
    前記複数の素子電極は、導電性接合材を介して前記複数のリードの前記素子搭載面に個別に接合されており、
    前記複数のリードは、前記第1方向視において隙間を隔てて離間配置されており、
    前記ホール素子は、前記第1方向視において前記複数のリードの一部ずつおよび前記隙間と重なることを特徴とする、磁気センサモジュール。
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