JP6899244B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置に関する。
特許文献1には、半導体素子の一種であるホール素子を内蔵した半導体装置の一例が開示されている。同文献に開示された半導体装置は、絶縁性の基材の主面にホール素子が搭載されている。基材には、金属からなる配線部が形成されている。配線部は、主面に形成された主面部、基材の裏面に形成された裏面部および主面部と裏面部とを繋ぐ貫通部を有する。
貫通部は、基材の厚さ方向視において、その全てが基材に内包されている。このため、前記基材の厚さ方向視寸法は、前記貫通部を十分に内包する大きさとする必要がある。また、半導体装置の薄型化を図るために基材の厚さを薄くすると、基材による貫通部の保持が弱くなることが懸念される。
特開2003−249698号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、小型化を図ることが可能な半導体装置を提供することをその課題とする。
本発明によって提供される半導体装置は、厚さ方向において互いに反対側を向く主面および裏面と当該主面および当該裏面を繋ぐ側面とを有する基材と、前記基材に形成された配線部と、前記配線部と導通し且つ前記基材の前記主面側に配置された半導体素子と、前記半導体素子を覆う樹脂パッケージと、を備えた半導体装置であって、前記配線部は、前記主面に形成された主面部、前記裏面に形成された裏面部および前記主面部と前記裏面部とを繋ぐ貫通部、を含み、前記貫通部は、前記基材の前記側面から露出する露出面と、前記厚さ方向視において前記露出面よりも内方に位置し且つ前記厚さ方向と直角であって前記露出面と平行である第1方向寸法が前記露出面の前記第1方向寸法よりも大である拡大部と、を有することを特徴としている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記露出面は、前記基材を前記厚さ方向に横断している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記露出面は、矩形状である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記露出面は、前記側面と面一である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記樹脂パッケージは、前記露出面と面一である樹脂側面を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記基材は、前記厚さ方向視において前記拡大部を超えて前記露出面の端縁に到達する保持部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記貫通部は、前記厚さ方向視において前記拡大部を直径とする円形が、前記露出面において切り欠かれた形状である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記主面部は、前記厚さ方向視において前記貫通部よりも大である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記裏面部は、前記厚さ方向視において前記貫通部よりも大である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記主面部は、前記厚さ方向視において前記側面に到達している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記裏面部は、前記厚さ方向視において前記側面に到達している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記基材の前記主面と前記半導体素子との間には、前記配線部が介在しない。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記基材の前記主面と前記半導体素子との前記厚さ方向における距離は、前記主面部の厚さよりも小である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記半導体素子と前記主面部とにボンディングされたワイヤを備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ワイヤの前記主面部に対するボンディング部は、前記厚さ方向視において前記貫通部から退避した位置に設けられている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ボンディング部は、ファーストボンディング部である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ボンディング部は、前記第1方向において前記半導体素子に対して前記貫通部よりも離間した位置に設けられている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記半導体素子は、ホール素子である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記配線部は、4組の前記主面部、前記裏面部および前記貫通部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、4つの前記ワイヤを備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記基材は、互いに反対側を向く2つの前記側面を有しており、1つの前記側面から2つの前記貫通部の前記露出面が露出している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記基材は、前記2つの側面を繋ぐ2つの補助側面を有し、前記厚さ方向視において矩形状である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記主面部は、前記厚さ方向視において前記側面および前記補助側面に到達している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記裏面部は、前記厚さ方向視において前記側面に到達し且つ前記補助側面から退避している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ホール素子は、前記厚さ方向視矩形状である。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ホール素子は、前記基材の前記側面および前記補助側面のいずれかに、少なくとも1つの対角線が平行である姿勢で配置されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ホール素子は、前記基材の前記側面および前記補助側面に、2つの対角線が平行である姿勢で配置されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記ホール素子は、4つの電極パッドを有している。
本発明の好ましい実施の形態においては、2つの前記電極パッドは、前記側面に平行に配置されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、2つの前記電極パッドは、前記補助側面に平行に配置されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記主面部は、前記半導体素子の辺に平行な斜辺を有する。
本発明によれば、前記貫通部は、前記露出面が前記基材の前記側面から露出しており、前記厚さ方向視においてそのすべてが前記基材に内方された構成ではない。このため、前記基材は、前記厚さ方向視において前記貫通部のすべてを内包する構成と比べて、前記厚さ方向視寸法を縮小することができる。また、前記貫通部は、前記露出面よりも前記第1方向寸法が大である前記拡大部を有する。これにより、前記厚さ方向視において前記拡大部は、前記基材に係合するものとなっており、前記基材による前記貫通部の保持力を高めることが可能である。これにより、たとえば前記基材の薄型化によって前記貫通部の保持力が低下することを補完することが期待できる。したがって、前記半導体装置の小型化を図ることができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の第1実施形態に基づく半導体装置を示す要部平面図である。 本発明の第1実施形態に基づく半導体装置を示す要部拡大平面図である。 本発明の第1実施形態に基づく半導体装置を示す正面図である。 本発明の第1実施形態に基づく半導体装置を示す底面図である。 図1のV−V線に沿う断面図である。 図1のVI−VI線に沿う断面図である。 図1のVII−VII線に沿う断面図である。 図1のVIII−VIII線に沿う断面図である。 本発明の第1実施形態に基づく半導体装置の製造方法を示す要部平面図である。 本発明の第1実施形態に基づく半導体装置の製造方法を示す要部平面図である。 本発明の第1実施形態に基づく半導体装置の製造方法を示す要部拡大平面図である。 本発明の第1実施形態に基づく半導体装置の変形例を示す要部拡大平面図である。 本発明の第1実施形態に基づく半導体装置の他の変形例を示す要部拡大平面図である。 本発明の第1実施形態に基づく半導体装置の他の変形例を示す要部拡大平面図である。 本発明の第2実施形態に基づく半導体装置を示す要部拡大平面図である。 本発明の第3実施形態に基づく半導体装置を示す要部拡大平面図である。 本発明の第4実施形態に基づく半導体装置を示す平面図である。 図17のXVIII−XVIII線に沿う断面図である。 本発明の第5実施形態に基づく半導体装置を示す平面図である。 本発明の第6実施形態に基づく半導体装置を示す断面図である。 半導体装置の構成例を示す平面図である。 図21のXXII−XXII線に沿う断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
図1〜図8は、本発明の第1実施形態に基づく半導体装置を示している。本実施形態の半導体装置A1は、基材1、配線部2、半導体素子3、複数のワイヤ4および樹脂パッケージ5を備えている。
図1は、半導体装置A1を示す要部平面図である。図2は、半導体装置A1を示す要部拡大平面図である。図3は、半導体装置A1を示す正面図である。図4は、半導体装置A1を示す底面図である。図5は、図1のV−V線に沿う断面図である。図6は、図1のVI−VI線に沿う断面図である。図7は、図1のVII−VII線に沿う断面図である。図8は、図1のVIII−VIII線に沿う断面図である。なお、これらの図において、x方向は、本発明で言う第1方向である。また、z方向は、基材1の厚さ方向である。また、図1においては、理解の便宜上、樹脂パッケージ5を省略しており、これ以外の平面図等においても同様である。
半導体装置A1の大きさの一例を挙げると、x方向寸法が、0.6mm〜1.0mm、y方向寸法が0.3mm〜0.5mm、z方向寸法が0.15〜0.2mmである。
基材1は、ガラスエポキシ樹脂等の絶縁性樹脂からなる板状の部材である。基材1の厚さは、たとえば0.05mm〜0.08mmである。図1に示すように、本実施形態においては、基材1は、z方向視矩形状である。図1〜図5に示すように、基材1は、主面11、裏面12、2つの側面13および2つの補助側面14を有する。主面11および裏面12は、z方向において互いに反対側を向いている。主面11および裏面12は、本実施形態においては、平坦な面である。2つの側面13は、y方向に直角であり、互いに反対側を向いている。2つの補助側面14は、x方向に直角であり、互いに反対側を向いている。基材1には、複数の貫通部16が設けられている。貫通部16は、基材1をz方向に貫通し、空隙を構成しうる部位である。本実施形態においては、貫通部16は、z方向視においてy方向側に開いた切り欠きからなる。図示された例においては、貫通部16は、z方向視部分円形状である。また、本例においては、基材1には、4つの貫通部16が設けられている。
配線部2は、たとえば半導体装置A1が実装される回路基板(図示略)の配線パターンと半導体素子3とを導通させるためのものである。配線部2は、導電性材料である金属からなり、たとえばCuからなる。配線部2は、4つの主面部21、4つの裏面部22および4つの貫通部23を有する。
図1、図2および図5に示すように、4つの主面部21は、基材1の主面11に形成されている。本実施形態においては、主面部21は、z方向視において側面13および補助側面14に到達している。また、主面部21は、斜辺211を有する。斜辺211は、x方向およびy方向のいずれに対しても傾斜した辺である。なお、図2に示す容易、斜辺211の両端は、配線部2の形成手法や主面部21のサイズ等の条件にしたがって、具体的形状が異なりうる。上述されたサイズの半導体装置A1においては、斜辺211の両端は、たとえば曲線状となる。この点については、他の変形例や実施形態においても同様である。
4つの裏面部22は、基材1の裏面12に形成されている。本実施形態においては、裏面部22は、z方向視において側面13に到達しており、補助側面14から退避している。
なお、主面部21および裏面部22には、めっき層(図示略)が設けられていてもよい。当該めっき層としては、Cuめっき層、Niめっき層およびAuめっき層が積層された構成、Cuめっき層、Niめっき層、Pdめっき層およびAuめっき層が積層された構成、Cuめっき層およびAgめっき層が積層された構成が例示される。
4つの貫通部23は、図6および図8に示すように、基材1をz方向に貫通しており、各々が主面部21と裏面部22とを繋いでいる。貫通部23は、貫通部16に収容されている。貫通部23は、貫通孔等を有さない中実の部位である。図2に示すように、貫通部23は、露出面231および拡大部232を有する。露出面231は、基材1の側面13から露出する面である。図3に示すように、露出面231は、側面13をz方向に横断している。本実施形態においては、露出面231は、矩形状である。図2に示すように、露出面231は、平坦な面であり、側面13と面一である。また、図6に示すように、貫通部23は、裏面233を有する。裏面233は、貫通部23のうち基材1の裏面12側において裏面部22から露出した面である。図示された例においては、露出面231は、z方向上方に凹んだ曲面形状とされている。たとえば、基材1に設けられた貫通空間が主面11側から主面部21によって塞がれた状態で、当該貫通空間を埋めるめっき処理を行った場合、z方向上方(主面11側)に凹んだ曲面形状の裏面233を有する貫通部23を形成することができる。このような裏面233を有する貫通部23は、半導体装置A1を回路基板(図示略)に実装する際に、はんだによる接合面積を増大させることが可能であるという利点がある。
図2に示すように、拡大部232は、z方向視において露出面231よりも内方に位置する部位であって、x方向寸法である寸法X2が、露出面231のx方向寸法である寸法X1よりも大である部位である。本実施形態においては、貫通部23は、z方向視において拡大部232を直径とする円形が、露出面231において切り欠かれた形状である。
主面部21および裏面部22に上述しためっき層が設けられた構成において、露出面231には、このようなめっき層が設けられていない構成であってもよい。
貫通部23が露出面231および拡大部232を有することに関連して、図2に示すように、基材1は、保持部15を有する。保持部15は、z方向視において拡大部232を超えて露出面231のx方向の端縁に到達する部位である。本実施形態においては、1つの貫通部23のx方向両側に2つの保持部15が設けられている。
本実施形態においては、図1および図2に示すように、z方向視において、主面部21は、貫通部23よりも大である。また、図4に示すように、z方向視において、裏面部22は、貫通部23よりも大である。
半導体素子3は、半導体装置A1における機能素子であり、本実施形態においては、ホール素子である。すなわち、半導体素子3は、ホール効果を利用して外部の磁界を検出することが可能である。このような半導体素子3を備えた半導体装置A1は、たとえば磁石からなる検出対象物の位置を検出する用途に用いられる。
図1に示すように、半導体素子3は、素子本体31および4つの電極パッド32を有する。素子本体31は、半導体材料からなり、ホール効果が発揮される部位である。4つの電極パッド32は、半導体素子3への制御電流を入力ための2つの電極パッド32と、出力電圧(ホール電圧)を出力するための2つの電極パッド32とからなる。
本実施形態においては、半導体素子3は、z方向視において矩形状である。半導体素子3の一辺の長さは、たとえば0.2mm〜0.3mmである。また、半導体素子3の1つの対角線がx方向(側面13)に平行であり、他の1つの対角線がy方向(補助側面14)に平行である。2つの電極パッド32は、x方向(側面13)に平行に配置されており、他の2つの電極パッド32は、y方向(補助側面14)に平行に配置されている。
半導体素子3は、主面11に搭載されている。本実施形態においては、半導体素子3は、図5に示すように、接合材39によって配線部2を介さずに主面11に直接接合されている。接合材39は、半導体素子3を基材1の主面11に接合可能なものであれば特に限定されず、導電性接合材および絶縁性接合材等が適宜選択される。図示された例においては、接合材39として、熱硬化性樹脂、紫外線硬化性樹脂等の絶縁性接合材が選択されており、具体的な材質例としては、たとえばエポキシ樹脂である。一方、接合材39として導電性接合材を選択する場合、具体的な材質例としては、たとえばAgを含む導電性ペーストが挙げられる。これにより、図5に示すように、主面11と半導体素子3とのz方向における距離は、主面部21の厚さよりも小である。なお、本実施形態とは異なり、主面11と半導体素子3との間に、配線部2の一部や、配線部2以外のCu層等を介在させてもよい。
複数のワイヤ4は、配線部2と半導体素子3とを導通させている。本実施形態においては、4つのワイヤ4が設けられている。各ワイヤ4は、半導体素子3の電極パッド32と配線部2の主面部21とにそれぞれボンディングされている。ワイヤ4は、たとえばAuからなる。
本実施形態においては、ワイヤ4は、ファーストボンディング部41およびセカンドボンディング部42を有している。ファーストボンディング部41は、主面部21にボンディングされた部位である。セカンドボンディング部42は、半導体素子3の電極パッド32にボンディングされた部位である。図1および図2に示すように、z方向視において、ファーストボンディング部41は、貫通部23を避けた位置に設けられている。また、x方向において、ファーストボンディング部41は、半導体素子3に対して貫通部23よりも離間した位置に配置されている。また、y方向において、ファーストボンディング部41は、半導体素子3の中心に対して貫通部23よりも接近した位置に配置されている。
樹脂パッケージ5は、主面11側において半導体素子3を覆っている。樹脂パッケージ5は、絶縁性樹脂からなり、たとえばフィラーが混入されたエポキシ樹脂からなる。樹脂パッケージ5は、図7および図8に示すように、2つの樹脂側面51を有する。樹脂側面51は、側面13および露出面231と面一である。
図9〜図11は、半導体装置A1の製造方法の一例を示している。
図9は、半導体装置A1の製造方法における一工程を示す底面図である。図示された工程においては、複数の基材1を形成可能である基材材料10が用意されている。基材材料10には、複数の貫通部16および導電部20が形成されている。複数の貫通部16は、基材材料10を貫通する貫通孔によって構成されている。導電部20は、複数の主面部、裏面部220および貫通部230を有する。主面部は、基材材料10の主面に形成されており、裏面部220は、基材材料10の裏面120に形成されている。貫通部230は、基材材料10を貫通しており、貫通部16に収容されており、主面部と裏面部220とを繋いでいる。図示された例においては、貫通部230は、z方向視円形状である。また、1つずつの主面部および裏面部220が、2つの貫通部230によって繋がれている。導電部20は、貫通部230を形成するための貫通孔が形成された基材材料10にたとえばCuをめっきによって積層させることによって設けられている。
なお、図10および図11に示す工程に先立って、基材材料10に半導体素子3の搭載、ワイヤ4のボンディングおよび樹脂パッケージ5の形成を終えておくことが、製造効率向上の観点から好ましい。
次いで、図10および図11に示すように、基材材料10および導電部20を、切断領域81および切断領域82において切断する。この切断は、たとえばダイシングブレードを用いて行う。この切断により、切断領域81および切断領域82に存在した基材材料10および導電部20は削除される。切断領域81は、y方向に沿った切断によって削除される領域であり、切断領域82は、x方向に沿った切断によって削除される領域である。
図11に示すように、切断領域82は、円形である貫通部230の中心に対して、z方向視においてy方向にずれた位置に設けられている。すなわち、貫通部23の中心を含む部分のx方向寸法が寸法X2であるのに対し、切断領域82の外端縁のうち貫通部23と重なる部分のx方向寸法は、寸法X2よりも小である。寸法X1である。
切断領域81および切断領域82における切断を経ることにより、基材材料10が複数の基材1となり導電部20が配線部2となる。そして、複数の半導体装置A1が得られる。
次に、半導体装置A1の作用について説明する。
本実施形態によれば、貫通部23は、露出面231が基材1の側面13から露出しており、z方向視においてそのすべてが基材1に内方された構成ではない。このため、基材1は、z方向視において貫通部23のすべてを内包する構成と比べて、z方向視寸法を縮小することができる。また、貫通部23は、露出面231よりもx方向寸法が大である拡大部232を有する。これにより、z方向視において拡大部232は、基材1に係合するものとなっており、基材1による貫通部23の保持力を高めることが可能である。これにより、たとえば基材1の薄型化によって貫通部23の保持力が低下することを補完することが期待できる。したがって、半導体装置A1の小型化を図ることができる。
露出面231が側面13と面一であることにより、露出面231は、側面13から突出した部位とはなっていない。これにより、貫通部23に意図しない外力が作用することを抑制することができる。
基材1は、貫通部23をx方向両側から挟む保持部15を有する。保持部15によれば、貫通部23が基材1からy方向に抜け出てしまうことを抑制することができる。
図2に示す貫通部23は、図10および図11に示すように、円形状の貫通部230の一部を切断することによって形成することができる。円形状の貫通部230を収容するための貫通孔を基材材料10に形成することは、比較的容易であり、製造効率を向上させるのに適している。
主面11と半導体素子3との間には、配線部2が介在しておらず、主面11と半導体素子3とのz方向距離は、主面部21の厚さよりも小である。これは、半導体装置A1のz方向寸法を縮小するのに適している。
半導体素子3の電極パッド32よりも、主面部21の方が主面11に近い位置にある。この主面部21に、ファーストボンディング部41を形成することにより、半導体装置A1のz方向寸法を縮小することができる。
ファーストボンディング部41をz方向視において貫通部23から退避した位置に設けることにより、ファーストボンディング部41を形成する際の力が貫通部23に及ぶことを回避することができる。
ファーストボンディング部41が、x方向において半導体素子3に対して貫通部23よりも離間した位置に設けることにより、ワイヤ4の長さが極端に短くなってしまうことを回避することが可能である。これは、ワイヤ4のボンディング作業を適切に行うのに適している。
半導体素子3の2つの対角線が、x方向およびy方向に平行である。また、主面部21には、半導体素子3の辺と平行である斜辺211が形成されている。これにより、半導体素子3と主面部21とが干渉することを適切に回避しつつ、主面11に余分なスペースが生じることを抑制可能であり、半導体装置A1の小型化に好ましい。
2つの電極パッド32が、x方向に並べられており、2つの電極パッド32がy方向に並べられている。これにより、半導体素子3において4つの電極パッド32の面積が不当に小さくなってしまうことを回避することができる。
本実施形態によれば、貫通部23は、露出面231が基材1の側面13から露出しており、z方向視においてそのすべてが基材1に内方された構成ではない。このため、基材1は、z方向視において貫通部23のすべてを内包する構成と比べて、z方向視寸法を縮小することができる。また、貫通部23は、露出面231よりもx方向寸法が大である拡大部232を有する。これにより、z方向視において拡大部232は、基材1に係合するものとなっており、基材1による貫通部23の保持力を高めることが可能である。これにより、たとえば基材1の薄型化によって貫通部23の保持力が低下することを補完することが期待できる。したがって、半導体装置A1の小型化を図ることができる。
図12〜図20は、本発明に係る半導体装置の変形例および他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上述した例と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。また、上述した実施形態と以下に述べる変形例および実施形態とは、それぞれが有する技術的構成を部分的に相互に適宜採用することが可能である。
図12は、半導体装置A1の変形例を示している。本変形例においては、貫通部16および貫通部23は、z方向視において五角形状とされている。貫通部23のy方向における中央寄りに位置する2つの角を含む部分が、x方向寸法が寸法X2である拡大部232となっている。露出面231のx方向寸法である寸法X1は、寸法X2よりも小である。このような貫通部23は、図10および図11に示す工程において、z方向視において菱型の貫通部230を切断することによって形成される。
図13は、半導体装置A1の他の変形例を示している。本変形例においては、貫通部16および貫通部23は、z方向視において台形状とされている。貫通部23の下底(平行な二辺のうち相対的に長い辺)を含む部分が、x方向寸法が寸法X2である拡大部232となっている。露出面231は、貫通部23の上庭(平行な二辺のうち相対的に短い辺)に相当し、x方向寸法である寸法X1は、寸法X2よりも小である。このような貫通部23は、図10および図11に示す工程において、z方向視において三角形状の貫通部230を切断することによって形成される。
図14は、半導体装置A1の変形例を示している。本変形例においては、主面部21の主面11における配置が上述した例と異なっている。
本変形例の主面部21は、z方向視において基材1の側面13に到達している一方、基材1の補助側面14には到達していない。すなわち、主面部21は、z方向視において、基材1の補助側面14から離間している。このように、露出面231が側面13側に露出する場合、主面部21は、補助側面14から離間していてもよい。また、後述する例の容易、露出面231が補助側面14側に露出する場合、主面部21は、側面13から離間していてもよい。
図15は、本発明の第2実施形態に基づく半導体装置を示す要部拡大平面図である。本実施形態の半導体装置A2は、ワイヤ4のファーストボンディング部41と貫通部23との位置関係が上述した実施形態と異なっている。
本実施形態においては、z方向視において、ワイヤ4のファーストボンディング部41と貫通部23とが互いに重なっている。図示された例においては、ファーストボンディング部41の一部と貫通部23の一部とが重なっている。なお、ファーストボンディング部41および貫通部23のいずれか一方のすべてと、他方の一部とが重なる構成であってもよい。また、ファーストボンディング部41および貫通部23のすべてが互いに重なり合う構成であってもよい。
このような実施形態によっても、半導体装置A2の小型化を図ることができる。また、ファーストボンディング部41と貫通部23との少なくとも一部ずつを重なり合わせることにより、z方向視におけるファーストボンディング部41の中心と貫通部23の中心とを近づけることが可能である。これにより、主面部21および裏面部22の少なくともいずれかの面積を縮小することが可能である。これは、半導体装置A2の小型化に好ましい。
図16は、本発明の第3実施形態に基づく半導体装置を示している。本実施形態の半導体装置A3は、貫通部16および貫通部23の構成が上述した実施形態と異なっている。
本実施形態においては、貫通部16は、x方向に開いている。露出面231は、基材1の補助側面14から露出する面である。露出面231は、補助側面14をz方向に横断している。本実施形態においては、露出面231は、矩形状である。露出面231は、平坦な面であり、補助側面14と面一である。
拡大部232は、z方向視において露出面231よりも内方に位置する部位であって、y方向寸法である寸法Y2が、露出面231のy方向寸法である寸法Y1よりも大である部位である。本実施形態においては、貫通部23は、z方向視において拡大部232を直径とする円形が、露出面231において切り欠かれた形状である。
また、保持部15は、貫通部23が露出面231および拡大部232を有することに関連して、z方向視において拡大部232を超えて露出面231のy方向の端縁に到達する基材1の部位である。本実施形態においては、1つの貫通部23のy方向両側に2つの保持部15が設けられている。
このような実施形態によっても、半導体装置A3の小型化を図ることができる。また、露出面231が補助側面14から露出するように貫通部23を形成することにより、半導体装置A3のy方向寸法を縮小することができる。
図17および図18は、本発明の第4実施形態に基づく半導体装置を示している。本実施形態の半導体装置A4は、主に基材1および配線部2の構成が、上述した実施形態と異なっている。
本実施形態においては、基材1は、貫通部17を有している。貫通部17は、基材1をz方向に貫通する貫通孔であり、図示された例においては、基材1の略中央に設けられている。配線部2は、素子実装部24、貫通部25および裏面部26を有する。素子実装部24は、基材1の主面11に形成されている。図17に示すように、素子実装部24は、平面視において4つの主面部21とは離間して形成されている。素子実装部24は、半導体素子3が実装される部位である。図示された例においては、素子実装部24は、z方向視において半導体素子3に内包されている。なお、素子実装部24は、その一部が半導体素子3からはみ出した構成であってもよい。半導体素子3は、接合材39によって素子実装部24に接合されている。図示された例においては、接合材39は、Agを含む導電ペースト等の導電性接合材が選択されている。
裏面部26は、基材1の裏面12に形成された部位である。裏面部26は、4つの裏面部22のすべてから離間して形成されていても良いし、4つの裏面部22のいずれかと繋がった構成であってもよい。
貫通部25は、基材1を貫通しており、貫通部16に収容されており、z方向視において素子実装部24と少なくとも一部が重なっている。図示された例においては、貫通部25は、z方向視において素子実装部24にそのすべてが内包されている。貫通部25は、素子実装部24と裏面部26とに繋がっている。
貫通部25は、裏面251を有する。裏面251は、貫通部25のうち基材1の裏面12側において裏面部26から露出した面である。図示された例においては、裏面251は、z方向上方に凹んだ曲面形状とされている。たとえば、基材1に設けられた貫通空間が主面11側から素子実装部24によって塞がれた状態で、当該貫通空間を埋めるめっき処理を行った場合、z方向上方(主面11側)に凹んだ曲面形状の裏面251を有する貫通部25を形成することができる。
また、本実施形態においては、半導体装置A4は、レジスト層6を備えている。レジスト層6は、絶縁性樹脂等からなり、その厚さがたとえば20μm程度である。レジスト層6は、主面部21の端縁のうち平面視において側面13および補助側面14よりも内側にある部分を覆っている。すなわち、レジスト層6は、少なくとも主面部21の斜辺211を覆っている。
このような実施形態によっても、半導体装置A4の小型化を図ることができる。また、半導体素子3が素子実装部24に接合されている。素子実装部24は、貫通部25を介して裏面部26に繋がっている。このため、半導体装置A4が実装される回路基板(図示略)の配線パターン等にはんだ等によって貫通部25の裏面251および裏面部26を接合することにより、半導体素子3から生じた熱を前記回路基板により効率よく伝達することが可能であり、半導体素子3からの放熱を促進することができる。凹んだ形状の裏面251を有する貫通部25は、はんだによる接合面積を増大させることが可能であるという利点がある。
接合材39が導電性接合材からなる構成は、半導体素子3からの放熱を促進するのに好ましい。また、レジスト層6が設けられていることにより、導電性接合材からなる接合材39が主面部21に不当に付着してしまうことを防止することができる。
図19は、本発明の第5実施形態に基づく半導体装置を示している。本実施形態の半導体装置A5は、主に半導体素子3の配置が上述した実施形態と異なっている。
本実施形態においては、矩形状である半導体素子3の2つの辺がx方向に平行であり、他の2つの辺がy方向に平行である。1つの対角線がx方向(側面13)に平行であり、他の1つの対角線がy方向(補助側面14)に平行である。4つの電極パッド32は、各々の2つの辺がx方向に平行であり、各々の他の2つの辺がy方向に平行である。
図示された例においては、主面部21の形状は、z方向視矩形状とされているが、これに限定されず、上述した実施形態のように斜辺211を有する形状等であってもよい。
このような実施形態によっても半導体装置A5の小型化を図ることができる。
図20は、本発明の第6実施形態に基づく半導体装置を示している。本実施形態の半導体装置A6は、ワイヤ4の構成が上述した実施形態と異なっている。
本実施形態のワイヤ4は、ファーストボンディング部41、セカンドボンディング部42およびバンプ部43を有する。セカンドボンディング部42は、ファーストボンディング部41とは反対側に位置しており、半導体素子3に対して固定されている。バンプ部43は、セカンドボンディング部42と半導体素子3の電極パッド32との間に介在している。バンプ部43は、例えばファーストボンディング部41をボンディングする際に形成されるワイヤ先端の球状の溶融部分を、電極パッド32に付着させたものである。バンプ部43を形成した後に、主面部21に対して当該ワイヤの一端をボンディングすることにより、ファーストボンディング部41を形成し、次いで、当該ワイヤの他端をバンプ部43にボンディングすることにセカンドボンディング部42を形成する。
このような実施形態によっても、半導体装置A6の小型化を図ることができる。また、バンプ部43を設けることにより、セカンドボンディング部42を形成する際の半導体素子3への衝撃を緩和することができる。
図21および図22は、半導体装置の構成例を示している。本構成例の半導体装置A11においては、配線部2の貫通部23が、上述した実施形態における露出面231を有していない。この点において、半導体装置A1〜A6と半導体装置A11とは、技術的思想が異なる。
基材1には、4つの貫通部16が設けられている。貫通部16は、基材1をz方向に貫通する貫通孔によって構成されている。貫通部23は、基材1を貫通しており、貫通部16に収容されている。。貫通部23は、z方向視において基材1の側面13および補助側面14の双方から離間している。貫通部23とワイヤ4のファーストボンディング部41との位置関係は特に限定されず、貫通部23とファーストボンディング部41とがz方向視において互いの一部ずつが重なってもよいし、互いに重ならない構成であってもよい。図示された例においては、ファーストボンディング部41と貫通部23とは、互いの中心が略一致している。また、図示された例においては、z方向視においてファーストボンディング部41が貫通部23に内包されているが、逆の位置関係であってもよい。
本発明に係る半導体装置は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る半導体装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A1〜A6,A11:半導体装置
1 :基材
2 :配線部
3 :半導体素子
4 :ワイヤ
5 :樹脂パッケージ
6 :レジスト層
10 :基材材料
11 :主面
12 :裏面
13 :側面
14 :補助側面
15 :保持部
16,17:貫通部
20 :導電部
21 :主面部
22 :裏面部
23 :貫通部
24 :素子実装部
25 :貫通部
26 :裏面部
31 :素子本体
32 :電極パッド
39 :接合材
41 :ファーストボンディング部
51 :樹脂側面
81 :切断領域
82 :切断領域
120 :裏面
211 :斜辺
220 :裏面部
230 :貫通部
231 :露出面
232 :拡大部
233,251:裏面
X1,X2,Y1,Y2:寸法

Claims (27)

  1. 厚さ方向において互いに反対側を向く主面および裏面と当該主面および当該裏面を繋ぐ側面とを有する基材と、
    前記基材に形成された配線部と、
    前記配線部と導通し且つ前記基材の前記主面側に配置された半導体素子と、
    前記半導体素子を覆う樹脂パッケージと、を備えた半導体装置であって、
    前記配線部は、前記主面に形成された主面部、前記裏面に形成された裏面部および前記主面部と前記裏面部とを繋ぐ貫通部、を含み、
    前記貫通部は、前記基材の前記側面から露出する露出面と、前記厚さ方向視において前記露出面よりも内方に位置し且つ前記厚さ方向と直角であって前記露出面と平行である第1方向寸法が前記露出面の前記第1方向寸法よりも大である拡大部と、を有し、
    前記半導体素子と前記主面部とにボンディングされたワイヤを備え、
    前記ワイヤの前記主面部に対するボンディング部は、前記厚さ方向視において前記貫通部から退避した位置に設けられており、
    前記ボンディング部は、ファーストボンディング部であり、
    前記ボンディング部は、前記第1方向において前記半導体素子に対して前記貫通部よりも離間した位置に設けられていることを特徴とする、半導体装置。
  2. 前記露出面は、前記基材を前記厚さ方向に横断している、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記露出面は、矩形状である、請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 前記露出面は、前記側面と面一である、請求項1ないし3のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 前記樹脂パッケージは、前記露出面と面一である樹脂側面を有する、請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記基材は、前記厚さ方向視において前記拡大部を超えて前記露出面の端縁に到達する保持部を有する、請求項1ないし5のいずれかに記載の半導体装置。
  7. 前記貫通部は、前記厚さ方向視において前記拡大部を直径とする円形が、前記露出面において切り欠かれた形状である、請求項1ないし6のいずれかに記載の半導体装置。
  8. 前記主面部は、前記厚さ方向視において前記貫通部よりも大である、請求項1ないし7のいずれかに記載の半導体装置。
  9. 前記裏面部は、前記厚さ方向視において前記貫通部よりも大である、請求項1ないし8のいずれかに記載の半導体装置。
  10. 前記主面部は、前記厚さ方向視において前記側面に到達している、請求項1ないし9のいずれかに記載の半導体装置。
  11. 前記裏面部は、前記厚さ方向視において前記側面に到達している、請求項1ないし10のいずれかに記載の半導体装置。
  12. 前記基材の前記主面と前記半導体素子との間には、前記配線部が介在しない、請求項1ないし11のいずれかに記載の半導体装置。
  13. 前記基材の前記主面と前記半導体素子との前記厚さ方向における距離は、前記主面部の厚さよりも小である、請求項12に記載の半導体装置。
  14. 前記半導体素子は、ホール素子である、請求項ないし13のいずれかに記載の半導体装置。
  15. 前記配線部は、4組の前記主面部、前記裏面部および前記貫通部を有する、請求項14に記載の半導体装置。
  16. 4つの前記ワイヤを備える、請求項15に記載の半導体装置。
  17. 前記基材は、互いに反対側を向く2つの前記側面を有しており、
    1つの前記側面から2つの前記貫通部の前記露出面が露出している、請求項16に記載の半導体装置。
  18. 前記基材は、前記2つの側面を繋ぐ2つの補助側面を有し、前記厚さ方向視において矩形状である、請求項17に記載の半導体装置。
  19. 前記主面部は、前記厚さ方向視において前記側面および前記補助側面に到達している、請求項18に記載の半導体装置。
  20. 前記裏面部は、前記厚さ方向視において前記側面に到達し且つ前記補助側面から退避している、請求項19に記載の半導体装置。
  21. 前記ホール素子は、前記厚さ方向視矩形状である、請求項18ないし20のいずれかに記載の半導体装置。
  22. 前記ホール素子は、前記基材の前記側面および前記補助側面のいずれかに、少なくとも1つの対角線が平行である姿勢で配置されている、請求項21に記載の半導体装置。
  23. 前記ホール素子は、前記基材の前記側面および前記補助側面に、2つの対角線が平行である姿勢で配置されている、請求項22に記載の半導体装置。
  24. 前記ホール素子は、4つの電極パッドを有している、請求項23に記載の半導体装置。
  25. 2つの前記電極パッドは、前記側面に平行に配置されている、請求項24に記載の半導体装置。
  26. 2つの前記電極パッドは、前記補助側面に平行に配置されている、請求項25に記載の半導体装置。
  27. 前記主面部は、前記半導体素子の辺に平行な斜辺を有する、請求項26に記載の半導体装置。

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