JP6695128B2 - 電気機器 - Google Patents

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Description

本発明は電気機器に関し、特に、開閉自在の蓋を有する電気機器において蓋をロックする機能を備える電気機器に関する。
ドラム式洗濯機に関し、例えば特許文献1(特開平10−179978号公報)は、ドラム内に人が入ったと判断したときはドラムの回転駆動手段の駆動を防止する構成を開示する。また、特許文献2はチャイルドロックの設定方法を開示する。
特開平10−179978号公報 特開2001−276476号公報
特許文献2のチャイルドロックの設定方法は、電源スイッチ、水位スイッチおよび設定スイッチを組み合わせて操作する必要があり、操作が複雑である。操作が複雑であると、ユーザが操作を敬遠してロック機能を設定しない場合がある。
それゆえに、本開示のある局面の目的は、利便性を有した蓋のロック機能を備える電気機器を提供することである。
この開示のある局面に従う電気機器は、開口部を有し、開口部を介して対象物を収納するための槽と、開口部を開閉するための蓋と、蓋を閉状態にロックするためのロック部と、電気機器を制御するための制御部と、を備え、電気機器に、蓋をロックするよう指示するためのロック指示またはロック解除を指示するための解除指示を示す指示データを設定するために操作される操作部を有し、制御部は、操作部の操作により設定された指示データをメモリに記憶し、電気機器の運転中は蓋を閉状態にロックし、運転終了時はメモリの指示データに基づき当該ロックをし続けるように、または当該ロックを解除するようにロック部を制御する。
好ましくは、制御部は、さらに、メモリの指示データがロック指示を示す場合に、操作部が操作されたときは、当該指示データを、解除指示を示すように変更し、メモリの指示データが解除指示を示す場合に、操作部が操作されたときは、当該指示データを、ロック指示を示すように変更する。
好ましくは、蓋の開閉を検出する開閉センサを、さらに備え、制御部は、さらに、ロックが解除されている場合に、開閉センサからの出力に基づき蓋が開状態から閉状態に変化したか否かを判断し、判断結果に基づきロック部を制御する。
好ましくは、制御部は、さらに、運転終了時にロックを解除するようにロック部を制御した場合に、蓋が開状態から閉状態に変化したと判断したときは、当該蓋を閉状態にロックするようにロック部を制御する。
好ましくは、制御部は、さらに、運転終了時にロックを解除するようにロック部を制御した場合に、当該ロックが解除されてから予め定められた時間内に蓋が開状態から閉状態に変化したと判断したときは、当該蓋を閉状態にロックするようにロック部を制御する。
好ましくは、制御部は、さらに、運転終了時にロックを解除するようにロック部を制御した場合に、当該ロックが解除されてから予め定められた時間内に蓋が開状態から閉状態に変化したと判断しないときは、蓋の閉状態のロックを禁止するように、ロック部を制御する。
好ましくは、制御部は、運転終了時にロックを解除するようにロック部を制御した場合に、当該ロックが解除されてから予め定められた時間内に蓋が開状態から閉状態に変化したと判断しないときは、ロックが解除されている旨を、出力部を介して出力する。
好ましくは、制御部は、蓋のロックまたはロック解除に関する情報を、出力部を介して出力する。
好ましくは、情報は、メモリに記憶された指示データと、指示データを電気機器に設定するための操作部の操作ガイダンスの情報とを含む。
好ましくは、外部機器と通信する通信回路を、さらに備え、制御部は、通信回路を介して情報を外部機器に送信する。
好ましくは、制御部は、メモリの指示データがロック指示を示さないときは、出力部を介し、ロック指示の設定を促すための報知を出力する。
好ましくは、制御部は、電気機器に電力が供給開始される場合に、メモリの指示データがロック指示を示さないといきは、報知を、第1の回数だけ繰返し出力する。
好ましくは、制御部は、報知を第1の回数繰返し出力中に、操作部の操作を受付けたときは、当該出力を停止する。
好ましくは、制御部は、電気機器に対する電力の供給開始が実施された回数を計測し、報知を第1の回数繰返し出力した後に、電力の供給開始の計測回数が第2の回数になった場合は、当該電力の供給開始時に、メモリの指示データがロック指示を示さないときは、再度、報知の第1の回数繰返し出力を開始する。
好ましくは、電気機器は、切替え可能な複数の運転モードを有し、運転モードが切替えられるとき、報知を、出力部を介して出力する。
好ましくは、電気機器は、ドラム式洗濯機を含む。
本開示によれば、電気機器において、利便性を有した蓋のロック機能を得ることができる。
実施の形態1に係るドラム式洗濯機1の外観を示す斜視図である。 実施の形態1に係る操作パネル40の外観を示す図である。 実施の形態1に係るドラム式洗濯機1の内部構造を模式的に示す縦断面図である。 実施の形態1に係るドラム式洗濯機1の制御構造を模式的に示す図である。 実施の形態1に係るフラグFLの設定処理を示すフローチャートである。 実施の形態1に係る運転時の処理のフローチャートである。 実施の形態3に係る運転終了時の処理フローチャートである。 実施の形態4に係る端末100に対するロック解除のガイダンスの表示例を示す図である。 実施の形態4に係る端末100に対するロックを設定するためのガイダンスの表示例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、実施の形態に係る電気機器を説明する。
(概要)
本実施の形態に係る電気機器は、当該電気機器の蓋をロックするよう指示するためのロック指示またはロック解除を指示するための解除指示を示す指示データを設定するためにユーザが操作するキーを備える。電気機器の制御部は、キーの操作により設定された指示データをメモリに記憶する。そして、電気機器の運転中は蓋を閉状態にロックし、運転終了時はメモリの指示データに基づき当該ロックをし続けるように、または当該ロックを解除するようにロック部を制御する。
上記の電気機器によれば、ユーザは、キーを操作することにより、蓋のロックまたはロック解除の指示をメモリに記憶させることができるので、一旦、メモリに当該指示を記憶させた後は、ユーザは特別な操作をすることなく、運転終了時のロックまたはロック解除を自動的に行わせることができる。
また、ロック指示と解除指示の設定は、同じキーを操作して可能となるので、キーを個別に設ける必要がない。
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同一である。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
[実施の形態1]
本発明の実施の形態1に係るドラム式洗濯機1について説明する。ドラム式洗濯機1は、「電気機器」の一実施例である。電気機器は、ドラム式洗濯機1に限定されず、衣類乾燥機、食器洗浄機等のように対象物を収容する槽と、槽の開口部を開閉する蓋を有した電気機器を含む。
(外観)
図1は、実施の形態1に係るドラム式洗濯機1の外観を示す斜視図である。図1に示すように、ドラム式洗濯機1は、略直方体形状の筺体1Aを有する。ドラム式洗濯機1は、筺体1Aの前面に設けられた開口部および扉を備える。扉は、扉本体10と前扉11(後述する)とから構成される。扉は、開口部を開閉するためにヒンジ機構を介して筺体1Aに取付けられる。扉本体10には、扉を開閉するために操作されるレバー9が取付けられている。取り分け、レバー9は、閉状態の扉を、開くために操作される。扉は、「蓋」の一実施例である。開口部は、後述する洗濯槽2のドラム3に、洗濯または乾燥の対象物を出し入れするために設けられる。また、筺体1Aの上部には、操作パネル40および洗剤等の投入部45が設けられている。
(操作パネル)
図2は、実施の形態1に係る操作パネル40の外観を示す図である。図2を参照して、操作パネル40は、ドラム式洗濯機1に対するユーザの操作を受付けるために操作されるキー群12A(図4参照)、LED(Light Emitting Diode)ランプ13A、およびドラム式洗濯機1の運転に関する情報を表示するためのディスプレイ14Aを含む。
キー群12Aは、ドラム式洗濯機1の各部への電力の供給または停止を指示するために操作される電源の「入」または「切」の電源キー121、運転の開始または一時停止を指示するために操作されるキー122、キー123、運転キー124を含む。キー123は、ドラム式洗濯機1に対して、扉をロックするよう指示するためのロック指示またはロック解除を指示するための解除指示を示す指示データを設定するために、ユーザにより操作される。
LEDランプ13Aは、扉のロックが解除されている場合に、点灯または点滅する。キー123とLEDランプ13Aとは、図2では別体としているが、一体的に構成されてもよい。
ドラム式洗濯機1は、複数の運転モード(予約運転、洗い運転、すすぎ運転、脱水運転、乾燥運転等)を有し、運転キー124の操作により指示された運転モードに従う運転を実施する。
(内部構造)
図3は、実施の形態1に係るドラム式洗濯機1の内部構造を模式的に示す縦断面図である。図3に示すように、ドラム式洗濯機1の筺体1Aは内部に、ドラム3を有した洗濯槽2を備える。ドラム3は回転軸(図示せず)を介して洗濯槽2に保持されるとともに洗濯槽駆動モータ4に接続されている。ドラム3は、洗濯または乾燥の対象である対象物(典型的には衣類55)を収容するための「槽」の一実施例である。
また、ドラム式洗濯機1は、乾燥用空気をドラム3内に通流させて槽内を乾燥させるために、ヒートポンプ部7、ヒータ部8および風路6を備える。風路6は、ドラム3とヒートポンプ部7およびヒータ部8とを連通するように設けられた送風路である。ドラム式洗濯機1は、洗濯槽2およびドラム3の開口部付近に、槽内の照らすための光照射部9Bを備える。扉は、扉本体10と前扉11を含んで構成される。
(制御構造)
図4は、実施の形態1に係るドラム式洗濯機1の制御構造を模式的に示す図である。図4を参照して、ドラム式洗濯機1は、ドラム式洗濯機1を制御する制御回路5を備える。制御回路5には、ドラム式洗濯機1の各部が接続される。制御回路5の主要な構成要素としてマイクロコンピュータ22を備える。マイクロコンピュータ22は、CPU(Central Processing Unit)23、プログラムおよびデータを記憶するための記憶部(RAM(Random Access Memory)24、ROM(Read Only Memory)25)、運転を制御するための各種の時間を計測するためのタイマ26、I/O(Input/Output)ポート27、およびシステムバス28を含む。マイクロコンピュータ22の各部は、システムバス28を介してデータを送受信する。制御回路5は、さらに、マイクロコンピュータ22に電力を供給するための電源回路31、およびI/Oポート27に接続された回路群を備える。
上記の回路群は、キー群12Aの操作キーに対応するコードを出力するキー回路33、LEDランプ13Aを点灯/消灯するように駆動するLED駆動回路34、ディスプレイ14Aを表示するように駆動するディスプレイ駆動回路35、扉をロックするためのロック部9Aを駆動するロック駆動回路36、負荷部103を駆動する負荷駆動回路37、通信回路38、およびセンサ部50からの信号を雑音除去などの処理をした後に出力するセンサ回路39を含む。
キー群12Aとキー回路33は、ドラム式洗濯機1に対する操作を受付ける。キー回路33は、キー群12Aの出力から、操作されたキーの種類、または操作パターン(押下の時間等)を判別し、判別の結果を出力する。この判別の結果は、「キーの操作内容」を示す。
I/Oポート27は、CPU23からのデータを信号に変換し各回路に出力する。また、I/Oポート27は、各回路からの信号をデータに変換しCPU23に出力する。
電源回路31は、図示しない補助電源部を有する。電源キー121の「入」操作がされたとき、マイクロコンピュータ22は、ドラム式洗濯機1の各部に電力が供給されるよう電源回路31を制御する。また、電源キー121の「切」操作がされたとき、マイクロコンピュータ22は、各部への電力供給が停止するように電源回路31を制御する。なお、電源回路31からの電力の供給が停止する期間においては、マイクロコンピュータ22は、電源回路31の補助電源から電力が供給されて、動作可能である。
負荷駆動回路37に接続される負荷部103は、洗濯槽駆動モータ4を含む各種のモータ、給排水の弁、ポンプ、ヒートポンプ部7およびヒータ部8を含む。負荷駆動回路37は、CPU23からの制御信号に基づき、これら各部を制御する。
通信回路38は、外部機器と無線LAN(Local Area Network)通信するためのモデムなどを含む。通信回路38は、マイクロコンピュータ22からのデータを変調し、変調により得られた信号を、アンテナを介して外部機器に送信する。また、通信回路38は、外部機器からアンテナを介して受信する信号を復調し、復調により得られたデータをマイクロコンピュータ22に出力する。
上記の外部機器は、スマートフォン等の携帯型の端末100を含む。端末100はディスプレイとタッチパッドが一体的に構成されたタッチパネル101、コンピュータ、および通信回路を備える。コンピュータは、タッチパネル101を操作して入力されたデータを、通信回路を介してドラム式洗濯機1に送信し、また、ドラム式洗濯機1から通信回路を介して受信したデータをタッチパネル101に表示する。なお、ドラム式洗濯機1と端末100とは、ペアリングにより相互に通信可能な状態となる。
センサ部50は、扉の開閉を検出する開閉センサ51を含む。開閉センサ51は、例えば扉に設けられた磁石と、筺体1Aの開口部付近に設けられたリードスイッチの組み合わせにより実現される。センサ回路39は、当該リードスイッチの出力から扉が開状態であるか、または閉状態であるかを示す信号を生成し、生成された信号を出力する。
(ロックとロック解除)
実施の形態1では、扉と筺体1Aとは、互いに係合する部材(図示せず)を有する。扉が開口部を覆うように閉じられたとき(閉状態となったとき)、当該部材同士が係合する。上記のレバー9は係合部に関連して設けられている。レバー9が開操作されると、当該開操作に連動して係合が外れて、扉は閉状態→開状態に変化する。
ロック部9Aは、上記の係合部に関連したソレノイドを有する。CPU23は、駆動信号をロック駆動回路36に出力する。ロック駆動回路36は、駆動信号を入力したとき、ロック部9Aに電流を供給する。ソレノイドは、ロック駆動回路36から電流が供給されるとき電磁力により内部のラッチが切り替わり、それに合わせて係合部の係合状態の保持(ロック)と解除が切り替わる。係合状態が保持(ロック)されているときは、レバー9が開操作されたとしても係合は外れない。一方、係合状態のロックが解除されているときは、レバー9が開操作により係合を外すことができて、扉を閉状態→開状態に変化させることが可能となる。
(ロックの解除の報知)
実施の形態1では、キー123が操作されたとき、CPU23は、キーの操作内容に従いロックまたはロック解除の指示を記憶するためのフラグFL(後述する)に値(1または0)を設定する。フラグFLは、RAM24の不揮発性の領域に格納されている。LEDランプ13AはフラグFLの値を報知するために、すなわちロックまたはロック解除を報知するために点灯態様が切替えられる。例えば、CPU23は、フラグFLがロックされていることを示すときは点灯するようにLEDランプ13Aを制御し、フラグFLがロック解除されていることを示すときは点灯とは異なる態様、例えば消灯するようにLEDランプ13Aを制御する。このようなLEDランプ13Aの点灯態様により、ロックまたはロック解除が報知される。なお、LEDランプ13Aの報知の態様は点灯/消灯に限定されない。
(フラグFLの設定)
図5は、実施の形態1に係るフラグFLの設定処理を示すフローチャートである。このフローチャートは、プログラムとしてROM25に格納される。CPU23は、ROM25からプログラムを読出し、読出されたプログラムを実行することにより処理を実現する。
フラグFLは、扉をロックするよう指示するためのロック指示またはロック解除を指示するための解除指示を示す指示データに対応する。図5(A)を参照して、RAM24のフラグFLが解除指示を示す(フラグFLが“0”である)場合に、ロック指示に変更する処理を説明する。
まず、ユーザは、ドラム式洗濯機1の各部に電源が供給されている状態において、レバー9を操作することにより扉を閉状態→開状態→閉状態に切替える。これは、たとえば洗濯運転の終了時に衣類55を洗濯槽2から取出す場合の扉の開閉操作であってもよい。
CPU23は、開閉センサ51からの出力に基づき、扉が閉状態→開状態→閉状態に切替えられたか否かを判断する(ステップS41)。切替えが判断されないときは(ステップS41でNO)、ステップS41を繰返す。CPU23は、当該切替えがなされたと判断したと(ステップS41でYES)、以下の処理を実施する。
ユーザは、上記の扉の開閉操作に続いて、キー123を3秒間以上連続して押下し、続いて電源キー121を「切」操作する。
CPU23は、キー回路33を介して受け付けたキーの操作内容に基づき、キー123が3秒間以上継続して押下されたと判断すると、RAM24のフラグFLに“1”をセットする(ステップS43)。これにより、フラグFLが元の“0”から“1”に書換えられる。
CPU23は、フラグFLが“1”を示すことに基づき、ロック駆動回路36に駆動信号を出力する(ステップS45)。ロック駆動回路36は駆動信号に従い、ロック部9Aに電流を供給する。ロック部9Aのソレノイドは、ロック駆動回路36からの電流に従う電磁力を発生させる。これにより、扉は閉状態にロックされる。
また、CPU23は、フラグFLの値(“1”)に基づき、LEDランプ13Aを消灯→点灯するように制御する(ステップS46)。
その後、CPU23は、上記の電源キー121を「切」操作に応じて、各部への電力供給を停止するよう電源回路31を制御する(ステップS47)。なお、電力供給が停止された後も、LEDランプ13Aには上記の補助電源から電流が供給されることにより点灯状態を継続するとしてもよい。
次に、図5(B)を参照して、RAM24のフラグFLがロック指示を示す(フラグFLが“1”である)場合に、解除指示に変更する処理を説明する。まず、ユーザは、キー123を3秒間以上連続して押下し、続いて電源キー121を「切」操作する。
CPU23は、キー回路33を介して受け付けたキーの操作内容から、キー123が3秒間以上継続して押下されたと判断すると、RAM24のフラグFLに“0”をセットする(ステップS43a)。これにより、フラグFLが元の“1”から“0”に書換えられて、CPU23は、フラグFLが“0”を示すことに基づき、I/Oポート27を介して駆動信号をロック駆動回路36に出力する。ロック駆動回路36はCPU23からの駆動信号に応答して、ロック部9Aに電流を供給する(ステップS45a)。当該電流によってロック部9Aのソレノイドで発生した電磁力により、扉のロックは解除されて、レバー9の開操作により扉を開けることが可能となる。
また、CPU23は、フラグFLの値(“0”)に基づき、LEDランプ13Aを点灯→消灯するように制御する(ステップS46a)。その後、CPU23は、各部への電力供給を停止するように電源回路31を制御する(ステップS47)。
このように、ユーザはキー123を3秒間以上押し続ける長押し操作をすることにより、フラグFLをセット(“1”のセット)またはリセット(“0”のセット)する、すなわち扉についてのロック/解除の指示データを、ロック指示→解除指示、または解除指示→ロック指示に変更することができる。
なお、上記に述べたフラグの切替え方法は一例であり、上記以外の方法であってもよい。
(運転時の処理フロー)
図6は、実施の形態1に係る運転時の処理のフローチャートである。このフローチャートに従うプログラムは予めROM25に格納される。CPU23が、プログラムをROM25から読出し、読出されたプログラムを実行することにより図6の処理が実現される。図6を参照して、洗濯工程の運転を説明するが、運転の種類は洗濯工程に限定されない。なお、フラグFLは、図5(A)に従い予め“1”にセットされている。
まず、ユーザが電源キー121を「入」操作すると、CPU23は各部に電源回路31からの電力を供給開始する(ステップS21)。
ユーザは、衣類55をドラム3内に投入するために、キー123を3秒間未満の短い期間押すような短押し操作を行なう。
CPU23は、キー回路33の出力から、キー123の短押し操作による操作内容に基づきロック駆動回路36を介してロック部9Aへ電流を供給し、ロックを解除する(ステップS23)。ユーザは、ロック解除された扉を、レバー9を操作して開けて(閉状態→開状態)、衣類55などを洗濯槽2内に投入し、その後、扉を閉じる。
ユーザは運転キー124を操作し運転内容を決めて、キー122により運転の開始を指示する。CPU23は、キー122のキー操作受付を判断すると、ロック駆動回路36を介してロック部9Aに電流を供給する(ステップS27)。これにより、扉は閉状態にロックされる。
扉が閉状態にロックされると、CPU23は、予め定められたプログラムに従い洗濯工程を実施する(ステップS29)。なお、この洗濯工程はよく知られたものであるから、ここでは詳細な説明は繰返さない。
CPU23は、洗濯工程が終了したか否かを判断する(ステップS31)。たとえば、洗濯工程の開始から予め定められた時間経過したか否かを判断し、その判断結果に基づき洗濯工程が終了したか否かを判断する。洗濯工程の終了と判断しない間は(ステップS31でNO)、ステップS29の洗濯工程が実施される。
一方、CPU23は、洗濯工程が終了したと判断すると(ステップS31でYES)、フラグFLの値を判定する(ステップS33)。ここでは、フラグFLは“1”であるから(ステップS33でロック解除禁止)、CPU23は、フラグFLが示すロック指示に従いロック駆動回路36を介したロック部9Aへの電流供給を実施せず、すなわち扉の係合部の係合状態を保持(ロック)したまま、各部への電力供給は停止する(ステップS37)。このように、運転終了時に扉は閉状態にロックされたままであるから、レバー9が開操作されたとしても、扉は開かない。したがって、運転終了後に、ロック解除操作を行わない限り、扉は開かないので、例えば子供が扉を開けて洗濯槽2の中をのぞき込む行為を防止しやすくなる。
CPU23は、フラグFLが“0”を示すと判断した場合は(ステップS33でロック解除許可)、フラグFLが示す解除指示に従い、ロック駆動回路36を介してロック部9Aへ電流を供給し、扉の係合部の係合状態を解除する(ステップS35)。これにより、ロックが解除される。その後、電源回路31を介して各部への電力供給は停止する(ステップS37)。このように、運転終了時は、フラグFLが“0”であれば、扉のロックは解除される。
実施の形態1によれば、運転終了時に扉の閉状態をロックし続けるか、またはロック解除するかの切替えを、同じキー123の操作により設定することができる。また、ロック解除はキー123の長押しを必要とするから、簡単操作でロック解除される事態を防止することができる。また、ユーザは、LEDランプ13Aの点灯/消灯状態から、ロック指示が設定されているか、または解除指示が設定されているかを容易に確認することができる。
[実施の形態2]
実施の形態2は、上記の実施の形態1の変形例を示す。実施の形態2のドラム式洗濯機1は、子供等が洗濯槽2内をのぞき込む行為を防止しやすくするための構成を有する。
上記の実施の形態1では、運転終了時のロック/ロック解除の切替えのためにフラグFLを参照したが、実施の形態2では、フラグFLを参照しないロック/ロック解除方法を示す。具体的には、運転終了時は、基本的にロックは解除されないが、キー123の長押し操作(ロック解除操作)が検出されたときに限り、CPU23はロックを解除する。
このように実施の形態2では、運転終了時は、CPU23は、扉を閉状態にロックし続けるようロック部9Aを制御するので、運転終了後は、ロック解除操作を行わない限り、扉が開かないので、例えば子供が扉を開けて洗濯槽2の中をのぞき込む行為を防止しやすくなる。
なお、ドラム式洗濯機1が、運転終了時に、実施の形態1のように、フラグFLに基づきロック/ロック解除を切替えるモードを実施するか、もしくは一律にロック解除を有効にするかは、ユーザが操作パネル40を介して切替え設定することができる。
[実施の形態3]
実施の形態3は、上記の実施の形態1と2の変形例を示す。実施の形態3のドラム式洗濯機1は、子供等が洗濯槽2内に入る事態を防止可能な構成を有する。
実施の形態3では、CPU23は、実施の形態1と2で説明したように運転終了時に、ロックが解除されてから予め定められた時間内において扉が開状態から閉状態に変化しないときは、ロックを禁止するようにロック部9Aを制御する。
図7は、実施の形態3に係る運転終了時の処理フローチャートである。図7の処理フローチャートは、プログラムとしてROM25に格納される。CPU23は、ROM25からプログラムを読出し、読出されたプログラムを実行することにより、図7の処理を実現する。
CPU23は、運転が終了すると(図6のステップS31でYES)、フラグFLが“1”に設定されているか否かを判断する(ステップS1)。フラグFLが“1”に設定されていない場合、すなわちフラグFL=“0”と判断した場合(ステップS1でNO)、CPU23はロック駆動回路36を介してロック部9Aによるロックを解除する(ステップS19)。その後、各部への電力供給は停止する(ステップS17)。
一方、フラグFLがセット(“1”)であった場合は(ステップS1でYES)、CPU23は、キー回路33からの出力に基づき、キー123が短押し操作されたか否かを判断する(ステップS3)。短押し操作された、すなわちロック解除の操作がされるか否かを判断する(ステップS3)。ロック解除操作がされないと判断すると(ステップS3でNO)、ステップS3の処理が繰返される。
一方、ロック解除の操作がされたと判断されると(ステップS3でYES)、CPU23は、I/Oポート27から駆動信号を出力し、ロック部9Aによるロックを解除する(ステップS5)。CPU23は、駆動信号の出力後から、すなわちロックが解除されてから予め定められた時間が経過するか否かを判断する(ステップS9)。この予め定められた時間は、例えば洗濯物を洗濯槽2から取り出すのに要する時間を基準に決定される。
CPU23は、予め定められた時間内において、開閉センサ51からの出力に基づき、閉状態の扉が開状態→閉状態に変化するか否かを判断する(ステップS9でNO、ステップS11)。予め定められた時間内は当該判断が繰返される(ステップS9でNO、ステップS11でNO)。
一方、予め定められた時間を経過しても扉が開状態→閉状態に変化したことが検出できないときは(ステップS9でYES)、CPU23は、LED駆動回路34を介してLEDランプ13Aを点滅表示し、ロックが解除されたままであることを報知する(ステップS15)。
一方、ロックが解除されてから予め定められた時間内において扉の開状態→閉状態が判断された場合(ステップS9でNO、ステップS11でYES)、CPU23は、ロック駆動回路36を介してロック部9Aにより扉をロックする(ステップS13)。その後、各部への電力供給は停止し(ステップS17)、処理は終了する。
このように、運転終了時にロックが解除されてから予め定められた時間を超えても扉の開→閉の状態変化が検出されない場合は、すなわち扉を閉め忘れた場合等はロックが禁止される。これにより、この間に子供が扉を開けた状態で洗濯槽2中に入っていたとしても予め定められた時間が経過後であれば、誤って扉が閉められたとしてもロックされてしまう事態を防止することができる。
また、運転終了時に、ユーザは、洗濯槽2から衣類55を取り出す動作の延長で、自動的に、ドラム式洗濯機1に対してロック指示を設定することができて(ステップS13を参照)、毎回設定する場合に比べて煩雑さを解消することができる。
また、運転終了時にロックが解除されてから予め定められた時間を超えてもロックが解除されたままであるときは、LEDランプ13Aが点滅することにより、ユーザに対してロック解除のままであることを報知し、またロック操作を実施するように促すことができる。LEDランプ13Aは、ロックが解除されている旨を出力する「出力部」の一実施例である。
なお、実施の形態3では、LEDランプ13Aによる報知を利用したが、CPU23は、図示されない音声スピーカを利用した報知(ロックを促すアナウンス例えば、「ロックすることをお勧めします」)を、LEDランプ13Aとともに、または個別に実施するとしてもよい。
[実施の形態4]
実施の形態4は、上記の各実施の形態の変形例を示す。実施の形態4のドラム式洗濯機1は、ロックまたはロック解除に関する情報を出力する。この情報は、ロックまたはロック解除の設定状況と、設定操作に関するガイダンスなど含む。
図8は、実施の形態4に係る端末100に対するロック解除のガイダンスの表示例を示す図である。図9は、実施の形態4に係る端末100に対するロックを設定するためのガイダンスの表示例を示す図である。
CPU23は、フラグFLが“1”であるときは、端末100に対して、ロック指示が設定されていること、および解除指示を設定するためのキー操作のガイダンス情報を、端末100に送信する。端末100はドラム式洗濯機1からの受信情報に基づき、タッチパネル101に図8のメッセージを表示する。
また、CPU23は、フラグFLが“0”であるときは、端末100に対して、ロック指示が未設定であること、およびロック指示を設定するためのキー操作のガイダンス情報を、端末100に送信する。端末100はドラム式洗濯機1からの受信情報に基づき、タッチパネル101に図9のメッセージを表示する。
ユーザは、図8または図9のボタン10Aを操作することにより、当該メッセージの表示/消去を切替えることができる。
図8または図9の出力は、ドラム式洗濯機1の電源投入時、運転の一時停止時、運転開始時、運転終了時に実施される。この端末100による表示に代えて、または当該表示とともに、ドラム式洗濯機1のディスプレイ14Aにより同様のメッセージを表示してもよい。または、音声にて「チャイルドロックが設定されています。解除方法はロック解除キーを3秒間押してください」と出力してもよい。また、LEDランプ13Aを点滅することで解除をナビゲーションするとしてもよい。
端末100、ディスプレイ14A、およびLEDランプ13Aは、扉のロック指示または解除指示に関する情報を出力する「出力部」の一実施例である。
実施の形態4によれば、ロック指示または解除指示の設定方法(キー操作方法)を、音声、ランプの点滅、メッセージ表示によりユーザに案内することで、ユーザは操作方法を理解しやすくなり、ユーザに使ってもらうように動機付けすることができる。
(変形例)
実施の形態4の変形例を示す。電源キー121が[入」操作されたときに、ロック指示の設定を促すための報知を第1の回数(例えば7回)行う。その間に1回もロック指示が設定されることがなければ、報知をやめるとしてもよい。これにより、子供が存在しないものとして、ユーザが煩わしく思うのを回避できる。
CPU23は、電源キー121の「入」操作がされた回数、すなわちドラム式洗濯機1に電力が供給開始された回数を計測する。CPU23は、上記の第1の回数の繰返し報知を実施した後に、電源キー121が[入」操作の回数が、第2の回数(例えば90回)に達したときは(すなわち、電力供給開始の実施回数が第2の回数に達したときは)、ロック指示の設定を促すための報知を第1の回数繰返す動作を再開する。
または、ロック指示が設定されるまで、電力供給開始の実施回数が第2の回数に達する毎に、上記の第1の回数の繰返し報知を実施するようにしてもよい。
また、ユーザが運転キー124を操作して運転の種類(運転モード)を切替える毎に、ロック指示の設定を促すように報知するとしてもよい。これにより、いつも使っている運転モードと違う運転モードを選んだ際、いつも使っている人とは別の人が使っている可能性があるため、念のための報知を実施することができる。
(各実施の形態の変形例)
上記の各実施の形態の変形例として、ロック解除の構成を示す。ドラム式洗濯機1が通電されつづける機種、例えば端末100等の外部機器とのWiFi(Wireless Fidelity)通信機能を有している機種の場合には、電源キー121の「入」操作をせずに、キー123を長押し操作するだけで、解除指示が設定されるとしてもよい。
また、ドラム式洗濯機1が、指紋認証などの生体認証機能を電源キー121の「入」操作に搭載した機種の場合には、登録した人であれば、電源キー121の「入」操作だけで解除指示が設定されるとしてもよい。
また、解除指示を設定するための操作キーを、ロック指示を設定するキーとは個別に設けてもよい。解除指示の設定キーは、ドラム式洗濯機1の操作パネル40とは別の場所、例えば子供の手が届きにくいドラム式洗濯機1の筺体1Aの奥の位置、例えば、筺体1Aの天面の後方、背面パネルまたは底面パネルに設けるとしてもよい。これにより、子供が触り何らかの偶然でロックが解除される可能性を防止できる。
また、ロック指示または解除指示を設定するための操作部として、キー123に代えて、レバー9を利用してもよい。CPU23は、レバー9が予め定められたパターン(カチ、カチ、カチのように短期間に3回レバー引く動作)で操作されたことを判断したとき、ロック指示または解除指示を設定する。操作パターンの判定に関して、レバー9には、レバー9の操作に連動して接点を開閉するスイッチ(図示せず)が設けられる。CPU23は、スイッチの出力から、レバー9が予め定められた時間内に操作された回数をカウントし、カウント値に基づき判別した操作パターンと、予め定められてROMに記憶された操作パターンとを照合することにより、予め定められたパターンでレバー9が操作されたか否かを判断する。なお、操作パターンは、「カチー、カチ、カチー」のように他のパターンであってもよい。“カチー”はレバー9を1秒間引いた状態を示している。また、ロック指示または解除指示を設定するための予め定められた操作パターンは、ユーザにより変更することができる。
(実施の形態の構成)
ドラム式洗濯機1は、開口部を有し、開口部を介して衣類55を収納するための洗濯槽2と、開口部を開閉するための扉と、扉を閉状態にロックするためのロック部9Aと、ドラム式洗濯機1を制御するためのCPU23と、を備え、ドラム式洗濯機1に、扉をロックするよう指示するためのロック指示またはロック解除を指示するための解除指示を示すフラグFLを設定するために操作されるキー123を有し、CPU23は、操作により設定されたフラグFLをメモリに記憶し、運転中は扉を閉状態にロックし、運転終了時はフラグFLに基づき当該ロックをし続けるように、または当該ロックを解除するようにロック部9Aを制御する。
したがって、キー123の操作により、ロック指示または解除指示を設定できる。また、運転終了時は、この指示に従いロックを解除するかを判断し実施することができる。
好ましくは、CPU23は、さらに、フラグFLがロック指示を示す場合に、キー123が操作されたときは、当該フラグFLを、解除指示を示すように変更し、メモリのフラグFLが解除指示を示す場合に、キー123が操作されたときは、当該フラグFLを、ロック指示を示すように変更する。したがって、フラグFLの指示をキー123の操作により変更することができる。
好ましくは、扉の開閉を検出する開閉センサ51を、さらに備え、CPU23は、さらに、ロックが解除されている場合に、開閉センサ51からの出力に基づき扉が開状態から閉状態に変化したか否かを判断し、判断結果に基づきロック部9Aを制御する。したがって、扉の開閉が実施されたときには、ロック部9Aによるロック/解除を実施することができる。
好ましくは、CPU23は、さらに、運転終了時にロックを解除するようにロック部9Aを制御した場合に、扉が開状態から閉状態に変化したと判断したときは、当該扉を閉状態にロックするようにロック部9Aを制御する。したがって、扉の開閉が実施されたときには、ロック部9Aによるロックを実施することができる。
好ましくは、CPU23は、さらに、運転終了時にロックを解除するようにロック部9Aを制御した場合に、当該ロックが解除されてから予め定められた時間内に扉が開状態から閉状態に変化したと判断したときは、当該扉を閉状態にロックするようにロック部9Aを制御する。したがって、ロック解除から予め定められた時間内で扉の開閉が実施されたときには、ロック部9Aによるロックを実施することができる。
好ましくは、CPU23は、さらに、運転終了時にロックを解除するようにロック部9Aを制御した場合に、当該ロックが解除されてから予め定められた時間内に扉が開状態から閉状態に変化したと判断しないときは、扉の閉状態のロックを禁止するように、ロック部9Aを制御する。したがって、予め定められた時間を超えても扉の開閉が検出できないときには、ロック部9Aによるロック禁止を実施して、扉が開状態のままとなるのを防止することができる。
好ましくは、CPU23は、運転終了時にロックを解除するようにロック部9Aを制御した場合に、当該ロックが解除されてから予め定められた時間内に扉が開状態から閉状態に変化したと判断しないときは、ロックが解除されている旨を、出力部を介して出力する。したがって、予め定められた時間を超えても扉の開閉が検出できないときには、ロックが解除されていることを報知して、ロック指示の操作を促すことができる。
好ましくは、CPU23は、扉のロックまたはロック解除に関する情報を、出力部を介して出力する。したがって、ユーザにロック指示または解除に関する情報を提示することができる。
好ましくは、情報は、メモリに記憶されたフラグFLと、フラグFLをドラム式洗濯機1に設定するためのキー123の操作ガイダンスの情報とを含む。したがって、ユーザに、ロック指示または解除指示に設定状況と、設定の操作ガイダンスを提示することができる。
好ましくは、外部機器と通信する通信回路を、さらに備え、CPU23は、通信回路を介して情報を外部機器に送信する。したがって、上記の情報をユーザの端末に送信できる。
好ましくは、CPU23は、メモリのフラグFLがロック指示を示さないときは、出力部を介し、ロック指示の設定を促すための報知を出力する。したがって、ロック指示の設定を行うように出力部を介してユーザにガイダンスすることができる。
好ましくは、CPU23は、ドラム式洗濯機1に電力が供給開始される場合に、メモリのフラグFLがロック指示を示さないといきは、報知を、第1の回数だけ繰返し出力する。したがって、繰返し報知により、ユーザにロック指示の設定をより促すことができる。
好ましくは、CPU23は、報知を第1の回数繰返し出力中に、キー123の操作を受付けたときは、当該出力を停止する。したがって、ユーザがロック指示の設定をしたときは、繰返し報知を中止することができる。
好ましくは、CPU23は、ドラム式洗濯機1に対する電力の供給開始が実施された回数を計測し、報知を第1の回数繰返し出力した後に、電力の供給開始の計測回数が第2の回数になった場合は、当該電力の供給開始時に、メモリのフラグFLがロック指示を示さないときは、再度、報知の第1の回数繰返し出力を開始する。したがって、電力の供給開始が第2の回数実施される毎に、ロック指示の設定を促すことができる。
好ましくは、ドラム式洗濯機1は、切替え可能な複数の運転モードを有し、運転モードが切替えられるとき、報知を、出力部を介して出力する。したがって、運転モードが切り替わるタイミングで、ロック指示の設定を促すことができる。
今回開示された実施の形態は例示であって、上記内容のみに制限されるものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ドラム式洗濯機、1A 筺体、2 洗濯槽、3 ドラム、9 レバー、9A ロック部、12A キー群、13A LEDランプ、14A ディスプレイ、22 マイクロコンピュータ、24 RAM、25 ROM、31 電源回路、33 キー回路、36 ロック駆動回路、38 通信回路、39 センサ回路、40 操作パネル、51 開閉センサ、55 衣類、100 端末、101 タッチパネル、121 電源キー、122,123 キー、124 運転キー、FL フラグ。

Claims (11)

  1. 電気機器であって、
    開口部を有し、前記開口部を介して対象物を収納するための槽と、
    前記開口部を開閉するための蓋と、
    前記蓋を閉状態にロックするためのロック部と、
    前記蓋の開閉を検出する開閉センサと、
    前記電気機器を制御するための制御部と、を備え、
    前記電気機器に、前記蓋をロックするよう指示するためのロック指示またはロック解除を指示するための解除指示を示す指示データを設定するために操作される操作部を有し、
    前記制御部は、
    前記操作部の操作により設定された前記指示データをメモリに記憶し、
    前記電気機器の運転中は前記蓋を閉状態にロックし、運転終了時は前記メモリの指示データに基づき当該ロックをし続けるように、または当該ロックを解除するように前記ロック部を制御し、
    前記運転終了後に、前記ロックを解除するように前記操作部が操作された場合に、前記開閉センサからの出力に基づいて、当該ロックが解除されてから予め定められた時間内に前記蓋が開状態から閉状態に変化したと判断したときは、当該蓋を閉状態にロックするように前記ロック部を制御し、
    前記運転終了後に、前記ロックを解除するように前記操作部が操作された場合に、前記開閉センサからの出力に基づいて、当該ロックが解除されてから予め定められた時間内に前記蓋が開状態から閉状態に変化したと判断しないときは、前記蓋の閉状態のロックを禁止するように、前記ロック部を制御する、電気機器。
  2. 前記制御部は、前記運転終了後に、前記ロックを解除するように前記操作部が操作された場合に、当該ロックが解除されてから予め定められた時間内に前記蓋が開状態から閉状態に変化したと判断しないときは、ロックが解除されている旨を、出力部を介して出力する、請求項1に記載の電気機器。
  3. 前記制御部は、さらに、
    前記メモリの指示データがロック指示を示す場合に、前記操作部が操作されたときは、当該指示データを、解除指示を示すように変更し、
    前記メモリの指示データが解除指示を示す場合に、前記操作部が操作されたときは、当該指示データを、ロック指示を示すように変更する、請求項1または2に記載の電気機器。
  4. 前記制御部は、
    前記蓋のロックまたはロック解除に関する情報を、出力部を介して出力する、請求項1からのいずれか1項に記載の電気機器。
  5. 前記情報は、
    前記メモリに記憶された前記指示データと、前記電気機器に前記指示データを設定するための前記操作部の操作ガイダンスの情報とを含む、請求項に記載の電気機器。
  6. 外部機器と通信する通信回路を、さらに備え、
    前記制御部は、
    前記通信回路を介して前記情報を前記外部機器に送信する、請求項またはに記載の電気機器。
  7. 前記制御部は、
    前記メモリの指示データがロック指示を示さないときは、出力部を介し、前記ロック指示の設定を促すための報知を出力する、請求項1からのいずれか1項に記載の電気機器。
  8. 前記制御部は、
    前記電気機器に対する電力の供給開始が実施された回数を計測し、
    前記電気機器に電力が供給開始される場合に、前記メモリの指示データがロック指示を示さないときは、前記報知を、前記回数が所定回数に達するまでは電力が供給開始される毎に出力する、請求項に記載の電気機器。
  9. 前記制御部は、
    記報知を前記所定回数繰返し出力した後に、前記電力の供給開始の計測回数が前記所定回数よりも多い第2所定回数に達した場合は、当該電力の供給開始時に、前記メモリの指示データがロック指示を示さないときは、再度、前記報知を、前記回数が前記所定回数に達するまでは電力が供給開始される毎に出力する、請求項に記載の電気機器。
  10. 前記電気機器は、切替え可能な複数の運転モードを有し、
    前記運転モードが切替えられるとき、前記報知を、出力部を介して出力する、請求項からのいずれか1項に記載の電気機器。
  11. 前記電気機器は、ドラム式洗濯機を含む、請求項1から10のいずれか1項に記載の電気機器。
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