JP6694943B2 - 交換可能な回転式ベゼルを備えた腕時計ケース - Google Patents

交換可能な回転式ベゼルを備えた腕時計ケース Download PDF

Info

Publication number
JP6694943B2
JP6694943B2 JP2018232175A JP2018232175A JP6694943B2 JP 6694943 B2 JP6694943 B2 JP 6694943B2 JP 2018232175 A JP2018232175 A JP 2018232175A JP 2018232175 A JP2018232175 A JP 2018232175A JP 6694943 B2 JP6694943 B2 JP 6694943B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bezel
ring
locking ring
case
angular
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018232175A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019113543A (ja
JP2019113543A5 (ja
Inventor
ジャン−クロード・ヴァーラー
フィリップ・チュミ
マルシャル・ブリンゴルフ
Original Assignee
セルティナ・エスアー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by セルティナ・エスアー filed Critical セルティナ・エスアー
Publication of JP2019113543A publication Critical patent/JP2019113543A/ja
Publication of JP2019113543A5 publication Critical patent/JP2019113543A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6694943B2 publication Critical patent/JP6694943B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B19/00Indicating the time by visual means
    • G04B19/28Adjustable guide marks or pointers for indicating determined points of time
    • G04B19/283Adjustable guide marks or pointers for indicating determined points of time on rotatable rings, i.e. bezel
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B19/00Indicating the time by visual means
    • G04B19/28Adjustable guide marks or pointers for indicating determined points of time
    • G04B19/283Adjustable guide marks or pointers for indicating determined points of time on rotatable rings, i.e. bezel
    • G04B19/286Adjustable guide marks or pointers for indicating determined points of time on rotatable rings, i.e. bezel with locking means to prevent undesired rotations in both directions
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B37/00Cases
    • G04B37/0008Cases for pocket watches and wrist watches
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B37/00Cases
    • G04B37/0008Cases for pocket watches and wrist watches
    • G04B37/0041Cases for pocket watches and wrist watches the cover or the bottom can slide or turn with a spring action
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B47/00Time-pieces combined with other articles which do not interfere with the running or the time-keeping of the time-piece
    • G04B47/04Time-pieces combined with other articles which do not interfere with the running or the time-keeping of the time-piece with attached ornaments or amusement apparatus
    • G04B47/046Changeable decorations and parts thereof, decorations for the case which change the external appearance of the clockwork

Description

本発明は、測時技術の分野に関する。本発明は、より詳細には、回転式ベゼルを備えた腕時計ケース、そして、このようなケースを備える腕時計に関する。
回転式ベゼルを備えた腕時計ケースは、通常、ダイビング用腕時計に装備されるように意図されている。しかし、計時を必要とする多くの他の活動、特に、スポーツ活動、にも適している。
一般的には単方向(反時計回りであることが多い)に回転するベゼルには、10分や15分ごとの目盛が形成されており、また、0分の位置にインデックスが形成されている(通常、三角形であり、その1つの頂点が腕時計の中心の方を向いている)。
ダイビングセッション(又は任意の活動、特に、スポーツ活動)の間に経過時間を測定するために、着用者は、そのセッションの最初に分針にインデックスを整列させるようにベゼルを回転させる。分針が動くにしたがって、この分針は、ベゼルの目盛のレベル上にて、セッションが開始してから経過した時間を示す。
古典的モデルになったいくつかのモデルがダイバーや愛好家の間で広く知られている。特に、Blancpain Fifty Fathoms、Omega Seamaster、Certina Action Diverが挙げられる。ベゼルを単方向に回転させるために、時計師は爪機構を用いることが多い。
着用者が回転式ベゼルを容易に交換することができると有益であることがある。これには様々な理由を挙げることができる。すなわち、腕時計のパーソナライズ、特定のアクティビティ、特に、スポーツ活動、のための腕時計の一時的適応(例えば、スキューバダイビング)を挙げることができる。
交換可能な回転式ベゼルを備えた腕時計ケースが既に設計されている。例えば、スイス特許CH703400が挙げられる。これは、回転式ベゼル及びこれと一体化されたナール(knurl)状のリングに加えて、ばねワッシャー、歯付きインデックス付けリング、切り込みがある保持リング、及び歯付きリングの歯列と弾性係合する半径方向のピンの形のアンダーカットと爪がある機構を提案している。通常動作時に、ピンは、保持リングの切り込みによって軸方向に阻止されつつ、1つの歯から次の歯へと飛び、したがって、ベゼルを締結するバヨネット機構を形成する。ベゼルを分離するために、ベゼルは、ピンがそれぞれ歯の先端で位置するような不安定な角位置に位置していなければならず、そして、保持リングのアンダーカットを歯と同じ高さレベルにして、これらのアンダーカットを軸方向に解放する必要がある。
この機構は、複雑なアーキテクチャーを有し、使用時には繊細な注意が必要である。不安定な角位置におけるベゼルのポジショニングは、非常に正確な手法で行われなければならない。そうでなければ、ピンは、通常動作位置に戻る傾向がある。この通常動作位置においては、ピンはベゼルが外れることを防ぐ。通常のユーザーに対しては、特に、スポーツ活動の最中において、ベゼルを交換すること自体が明らかに困難な作業である。このために、この操作は、ワークショップにおいてのみうまく行うことができるように考えられる。また、ベゼルが分解されるときには、歯付きインデックス付けリングは、もはやミドル部上にて保持されておらず、落とされたりなくされたりすることを防ぐために注意しなければならない。
したがって、回転式ベゼルの信頼性が高い組み付けやロックを可能にしつつ、交換を単純に迅速に行うことができるような、分離可能な回転式ベゼルを備えた腕時計ケースを提案する必要性が依然としてある。これが本発明の第1の目的である。
第2の目的は、第1の目的を達成しつつ、ベゼルを保持するための部品の数を最小限にすることである。
本発明の第3の目的は、完全に交換可能なブロックを形成し(ベゼルを一体化する)、分解中においても部品が固定され続けるようにすることである。具体的には、本発明は、ベゼルが分解された後に、ベゼル又は腕時計ケースのミドル部に個別の部品がいずれも接続されないような解決策を提供することを提案するものであり、これによって、ミドル部にベゼルを再び組み付けるときに、当該腕時計のユーザーによってこのような個別の部品に何らかの滅失や損傷が与えられること又はポジショニングエラーを防ぐ。
第1の目的にしたがって前記目的のすべて又はいくらかを達成するために、
周部トラックを形成しているミドル部と、
回転式ベゼルと、
歯付きクラウンと、
当該ミドル部に対する前記ベゼルの複数の安定した角位置を定めるように歯付きクラウンと弾性係合する少なくとも1つの角度的インデックス付けメンバーと、
前記ベゼルを前記ミドル部に分離可能に締結する締結構造と
を有する腕時計ケースを提案する。
これにおいて、前記締結構造は、半径方向に突き出ているフィンを支えるバンドを有し、
各フィンは、前記ミドル部にて形成されるバヨネット機構と係合することができ、
前記ベゼルは、デプロイ位置と退避位置の間で軸方向のクリアランスを確保することができるように、前記締結構造にマウントされ、
当該腕時計ケースは、オス部とメス部がある連結システムを有し、
前記オス部と前記メス部の一方は、前記ベゼルと一体的であり、
前記オス部と前記メス部の他方は、前記締結構造と一体的であり、
この連結システムは、分離構成と連結構成の2つの構成をとることができるように構成しており、
前記分離構成においては、前記オス部と前記メス部が分離しており、したがって、前記バンドに対して前記ベゼルの回転が解放され、
前記連結構成においては、前記オス部と前記メス部が連結され、したがって、前記ベゼルと前記バンドの回転が固定され、
これによって、各フィンがバヨネット機構にて係合している閉じた角位置と、各フィンが前記ベゼルを解放するように前記バヨネット機構から分離している開いた角位置との間の前記ベゼルと前記バンドの組み合わさった双方向の回転が可能になる。
ベゼルは、そのデプロイ位置において、複数の安定した角位置の位置のいずれか1つに配置されるように回転することができる。ベゼルを分解するために、ベゼルは、そのベゼルを押し込むことが可能になる角位置に配置されなければならない。そして、ベゼルをその退避位置の方へと押す必要があり、これによって、連結システムを連結構成にする。そして、最後に、各フィンを対応するバヨネット機構から分離するために、ベゼルを回転する必要性がある(このことには、バンドを伴う)。したがって、一緒に組み付けられるベゼルと締結構造を有しておりサブアセンブリーは、ミドル部から取り除き、締結構造が交換用のベゼルとともに組み付けられることができ、あるいは各ベゼルが自身の締結構造を有しているように、異なるベゼルを有する別のサブアセンブリーによって置き換えることができる。
この手順は特に単純であり、(ワークショップにおいてではなく)着用者自身が行うことができる。また、当該腕時計ケースには、限られた数の部品しかない。このことによって、製造が単純化し、信頼性が向上する。
様々な付加された機構は、個々に又は組み合わせにおいて提供できる。このような状況で、例えば、
− 前記締結構造は、前記ベゼルを軸方向に保持するために、前記ベゼルを締結するカラーと少なくとも1つのフックを備えるリングと、及び前記バンドと一体的であり前記ベゼルと前記リングの間に配置されたロック用リングとを有する。
− 前記ロック用リングは、前記歯付きクラウンと係合する角度的インデックス付けメンバーを形成するように前記バンドの上面から突き出ている少なくとも1つの爪ばねを有する。
− 前記クラウンは、前記インデックス付けベゼルと一体的に形成されている。
− 前記連結システムの前記オス部は、前記ベゼルと一体的であり前記ベゼルの下面から突き出ているピンであり、前記メス部は、前記ベゼルの所定の角位置において前記ベゼルの退避位置のピンを受けることができる、バンドに形成された開口である。
− 前記ピンは、前記ベゼルに形成され前記ベゼルの下面の側に出現する穴内に圧入される付加的な部品である。
− 前記開口は、オブロング状の穴の形態であり、これによって、前記開口にピンが収容されているときに、ベゼルのわずかな角度的なクリアランスがある。
− 前記バヨネット機構又は各バヨネット機構には、前記ミドル部のリムに形成された溝と、及び前記溝が接線方向に出現する窪みとがある。
− 各溝は、接線方向において、前記窪みとは反対側にて、非貫通端を端とする。
− 前記リングには切り込みが形成されており、前記ロック用リングには、前記切り込みと形状が合致しており前記切り込み内に収容されている突き出ている爪が設けられており、これによって、前記リングと前記ロック用リングの回転を固定する。
− 前記リングには、ベゼルを締結するための一連の周部フックがある。
− 前記ロック用リングには、前記バンドの下面から突き出ている板ばねが設けられており、これによって、前記板ばねが前記ミドル部の環状の前記トラックにはたらき、対応するバヨネット機構の上面に対抗するように前記フィンを当てる。
− 前記ロック用リングには、前記ミドル部のバヨネット機構の非貫通端においてスナップ嵌め合いができるフィンに隣接している少なくとも1つの突き出ているキャッチが設けられており、これによって、前記ロック用リングをロックし、前記バンドをその閉じた角位置にロックする。
− 代わりに、前記ミドル部には、前記トラックから突き出ている弾性ボスが設けられており、前記リングには、前記ボスに対してスナップ嵌め合いをすることができる切り込みが形成されており、これによって、各フィンが対応するバヨネット機構に係合している角位置に前記リングと前記ロック用リングを保持する。
第2の目的を達成すべく、上記のような腕時計ケースを装備している腕時計 を提案している。
図面を参照しながら下で記載される実施形態についての説明を読むことで、本発明の他の目的や利点が明白になるであろう。
第1の実施形態に係る交換可能な単方向型の回転式ベゼルを備える腕時計ケースの部分的に分解された上方から見た斜視図である。 図1の腕時計ケースの部分的に分解された下方から見た斜視図である。 ミドル部と締結システムを示している上から見た図である。 図3の折れ曲がっている切断線IV−IVに沿った部分断面図である。 図3の折れ曲がっている切断線V−Vに沿った部分断面図である。 組み付けられた腕時計ケースを示している上から見た図であり、ベゼルは、ゼロインデックスが12時の位置にあるような角位置にある。 図6の切断面VII−VIIに沿った詳細断面図である。 図6と同様な図であり、ロック解除されることが可能になる位置となるようにベゼルが所定の角度回転したときのものである。 図8の平面IX−IXに沿った断面図である。 図9の平面X−Xに沿った詳細断面図である。 第2の実施形態に係る交換可能な単方向型の回転式ベゼルを備える腕時計ケースの部分的に分解された上方から見た斜視図である。 図11の腕時計ケースの部分的に分解された下方から見た斜視図である。 図12の腕時計ケースの部分的な上から見た図である。 別の位置にある腕時計ケースを示している図13と同様な図である。
図1は、腕時計に装備されるように意図されているケース1を示している。このケース1に加えて、腕時計は、図示していない様々な部品を有する。例えば、計時器用ムーブメント(ケース1にマウントされる)、ストラップ(ケースにフックされる)、風防、底部である。
第1に、このケース1は、ミドル部2を有する。ミドル部2は、金属(例えば、鋼、好ましくは、ステンレス鋼)、又は合成材料(例えば、ファイバー、典型的には、炭素繊維、がロードされたポリマーマトリクスを含む複合材料)で作ることができる。図1に示しているように、ミドル部2には環状の輪郭がある。ミドル部2は、ムーブメントを受けるように構成している内部空間を形成している。
図1に示している実施形態によると、ミドル部2は、ホーン3があり、このホーン3上にストラップがフックされるように意図されている。これによって、腕時計を手首に装着することができる。ホーン3を考慮に入れなければ、ミドル部2は、全体的に、中心軸Xを中心とする回転対称の形である。
用語「軸方向」は、全体として見たときに、中心軸Xと平行な方向を意味している。用語「横方向」又は「水平方向」は、全体として見たときに、中心軸Xに垂直な平面内の向きを意味している。用語「半径方向」は、全体として見たときに、中心軸Xと垂直であり中心軸Xを通る軸に沿った方向を意味している。用語「接線方向」は、全体として見たときに、中心軸Xを中心とする円に追従する方向を意味している。用語「頂上部」と「底部」は、ホーンが底部にあるようにケース1が平面に置かれた位置におけるそれらの伝統的な定義にしたがって用いられる。
ミドル部2は、周部トラック4を形成している。このトラック4は、中心軸Xを中心とする環状の輪郭を有し、横方向の平面内にて延在している。このトラック4は、トラック4から突き出ることによって軸方向に延在しているソケット5によって内側の境界が形成され、そして、同様にトラック4から突き出ることによって軸方向に延在しているリム6によって外側の境界が形成されている。トラック4から測定されるリム6の高さは、(同様にトラック4から測定される)ソケット5の高さよりも低い。
バヨネット機構は、ミドル部2に形成される。少なくとも2つのバヨネット機構が設けられ、例えば、直径的に反対側に設けられる。図示した例において、3つのバヨネット機構7が設けられる(この場合、中心軸Xを中心として120°ごとに分布している)。好ましい実施形態において、バヨネット機構7にはそれぞれ、リム6に形成された溝8と、及び窪み9とがあり、この窪み9において溝8が接線方向に延在しているように見える。
溝8は、ソケット5に対向するように半径方向内側から見える。溝8の限界は、
− 底部の方には、トラック4の延長領域に延在している下面10によって、
− 頂上部の方には、下面10に対向するように延在している上面11によって、
− 半径方向外側の方には、リム6に形成される外側壁12によって、
形成される。
各窪み9は、図示した実施形態において、リム6に形成された切り込みの形態であり、これは、溝8の上面11を接線方向に中断させる。
バヨネット機構7は、非貫通端13を端としている。この非貫通端13は、窪み9の接線方向反対側に位置しており、溝8を閉じる。
第2に、腕時計ケース1は、ミドル部1に分離可能にマウントされる回転式ベゼル14を有する。ベゼル14は、輪状の部品の形態である。ベゼル14には、上面15があり、この上面15に目盛16が添付ないし形成される。図示した例において、目盛には、インデックスがあり、そのいくらかは具象的であり、数字(好ましくは、アラビア数字)の形態である。ゼロインデックス17と呼ばれるインデックスのうちの1つは、ベゼル14の内側を指している三角形の形をしており、これによって、ホーム基準を形成しており、ユーザーはここから、当初の所定の時点からの経過時間を測定する。これは、ミドル部2に対するベゼルの正確な角位置に対応する。
ベゼル14には、さらに、反対側の下面18があり、これは、ミドル部2に対向するように延在しており、具体的には、トラック4に対向するように延在している。図7と図9に示しているように、ベゼル14には、半径方向内側に突き出ている環状のリブ19が形成されている。ベゼルは、好ましくは、金属材料、例えば、ステンレス鋼、で作られている。
第3に、腕時計ケース1には、歯付きクラウン20がある。この歯付きクラウンは、図示しているように、ミドル部2に対するベゼル14の角度的インデックス付けのために用いられ、周部に一連の歯21がある。この場合、60の歯である。図4に示しているように、歯21はそれぞれ、非対称であり、傾斜ランプ22と垂直方向の止め面23があり、これらは随意に水平方向の平坦面24によって接続される。好ましい実施形態において、歯付きクラウン20は、ベゼル14と一体的に形成される。すなわち、これらはともに単一の1つの部品を形成する。
図2ではっきりと示しているように、歯付きクラウン20は、下方へ開いている。すなわち、歯21はそれぞれ、環状のリブ19の下のベゼル14の下面18の側にて、ミドル部2の方に突き出ている。
第4に、ケース1には、ベゼル14をミドル部2に分離可能に締結する構造SFがある。図示した例において、その締結構造SFは、第1に、リング25を有する。このリング25には、環状のカラー26が形成されている。このカラー26は、トラック4と同じ高さレベルにて横方向に延在している。
図示した実施形態において、特に、図1と図11を参照すると、リング25には、さらに、カラー26の内側エッジから軸方向に突き出ている円筒状のスカート部27がある。これによって、リング25の横断方向の断面にはL字形の輪郭(又は正方形の輪郭)がある。
リング25には、ベゼル14に締結する少なくとも1つのフック28がある(この場合、切り込み付きの弾性タブの形態)。好ましくは、リング25には、一連の周部フック28があり、これらはリング25の周部にわたって均等に(又は他の形態で)分布している。フック(又は各フック)は、軸方向に突き出ている。図示した例において(図1、図11)、フック(又は各フック)28は、スカート部27の上側エッジから軸方向に突き出ている。
図7と図9において特に示しているように、フック28にはそれぞれ、上側エッジ上に、切り込み29があり、これによって、フック28は、ベゼル14の環状のリブ19と係合する。ベゼル14の下面18の側にてリング25がベゼル14にフックされるのは、切り込み29をリブ19にスナップ嵌め合いさせることによって行われる。スカート部27をソケット5に係合させることによって、リング25はミドル部2にマウントされる(図7と図9)。
カラー26の外径は、ソケット5と同じ高さレベルにて測定して、ミドル部2のリム6の内径よりも小さい。このようにして、カラーは、ミドル部2に対して自由に係合することができ、あるいはミドル部2から自由に取り除かれることができる。
下において理解することができるように、通常動作位置において、カラー26は、トラック4に必ずしも接しておらず、トラック4からわずかに離れている。
リング25は、好ましくは、金属材料(例えば、鋼)によって作られている。しかし、リング25は、プラスチック材料(好ましくは、極めて硬い材料、例えば、ポリオキシメチレン(POM)、で作られていることができる。
図示した例において、締結構造SFは、第2に、ベゼル14とリング25の間に配置されたロック用リング30を有する。このロック用リングは、回転可能にリングと一体化されている。
ロック用リング30はバンド31を有する。このバンド31は、軸Xを中心とした環状の形態で、かつ、リング25のカラー26と整列するように、横方向に延在している。バンド31には上面32とその反対側の下面33があり、この上面32は、ベゼルの下面18に対向し、下面33は、リングのカラー26に対向するようになる。バンド31には、(外側の方に)半径方向に突き出ているいくつかのフィン34があり、各フィン34は、バヨネット機構7にて分離可能に係合することができる。
フィン34で測定されるロック用リング30の全径は、バヨネット機構7と同じ高さレベルで測定されたミドル部2のリム6の内径よりも大きい。
図示した例において、ロック用リング30は、スカート部27上にて係合することによってリング25にマウントされる。このために、ロック用リング30の内径は、スカート部27の外径よりも大きい。フック28の切り込み29は半径方向の射影を形成しており、フック28の存在にもかかわらずロック用リングが係合することが可能になるようにするために、バンド31の内側エッジには、フックと同じ高さレベルでスプラインがあることができる。
ロック用リング30は、さらに、少なくとも1つの爪ばね35を有し、この爪ばね35は、バンド31の上面32から突き出て、ベゼル14の角度的インデックス付けメンバーを形成している。爪ばね35は、歯付きクラウン20と弾性係合して、ミドル部2に対するベゼル14の複数の安定した角位置(歯21の数と同じ数の位置であり、この場合、60の位置)を定める。好ましくは、少なくとも2つの爪ばねが設けられる。図示した実施形態において、ロック用リング30は、3つの爪ばね35を有する。この場合、爪ばね35は、力が平衡するように、典型的には、軸Xを中心として120°ごとに、分布している。
各ばね35は、好ましくは、バンド31と一体的に形成される(すなわち、1つの部品を形成する)。したがって、図1と図11の実施形態において、各ばねは、バンドの内側エッジを形成するように切断され、そして、上方へ押される細長材によって形成される。
ロック用リング30は、好ましくは、全体がばね鋼によって作られ、例えば、スタンピングによって、成形される。
ロック用リング30は、リング25上にマウントされる。図7に示しているように、バンド31は、カラー26に当接するように軸方向にくさび留めされる。
図1と図11に示しているように、ロック用リング30には、さらに、少なくとも1つのクロー爪36があり、このクロー爪36は、バンド31の下面33から突き出て、リング25に(より詳細には、カラー26に)形成された、クロー爪36と対向するように形成された、合致した形状の切り込み37と係合する。
好ましくは、ロック用リング30には、力を分布させるために複数のクロー爪36があり(図1の実施形態においては3つ、図11の実施形態においては2つ)、リング25には、複数の対応する切り込み37がある(図1の実施形態において3つ、図11の実施形態においては2つ)。
ロック用リング30がリング25上にマウントされるときに、各クロー爪36は、対応する切り込み37内に収容される。このことによって、ロック用リング30とリング25の回転が固定される。
ロック用リング30は、
− ロック用リング30上のフィン34と、
− ミドル部2上にありフィン34が入り込むバヨネット機構7と
を有するバヨネット機構システムによって、ミドル部2に対してリング25(したがって、リング25にフックされるベゼル14)の軸方向の阻止を確実にする。
ロック用リング30は、フィン34が窪み9内に入れ込まれる軸方向の並進運動と、その後の、各フィン34が溝8内へと接線方向にて導入される軸Xのまわりの回転運動とが組み合わさった運動によってミドル部2に締結される。この組み合わさった運動が完了すると、リング25は、ロック用リング30とミドル部2の間に捕捉されるように保持される。より詳細には、リング25のスカート部27がミドル部2のソケット5上にて係合していても、そのカラー26は、ロック用リング30とトラック4の間にて捕捉されるように軸方向に保持される。
少なくとも1つの溝8の非貫通端13は、ロック用リング30の回転に対する角度的トラベル限界止めを形成する。
腕時計ケース1は、好ましくは、腕時計ケース1の組み付け時に、ロック用リング30のトラベル角位置の端において、ミドル部2に対してロック用リング30をロックする機構38を有する。
図1〜9に示している第1の実施形態において、ロック用リング30には、板ばね39(この場合、力が均等に分布するようにするために軸Xを中心として120°ごとに3つ配置されている)があり、この板ばね39は、バンドの下面33から突き出ており、これによって、ミドル部2の環状トラック4にはたらき、ロック用リング30を軸方向上方に束縛し、したがって、フィン34を、対応するバヨネット機構7の溝8の上面11に対抗するように当てる。板ばね39の自由な通過(そして、自由な曲がり)を可能にするために、リング25には、各板ばね39と整列するように、カラー26に形成された溝40がある。
この実施形態において、ロック機構38には、フィン34に隣接するように、ロック用リング30上にて突き出るように形成された少なくとも1つのキャッチ41がある。このキャッチ41は、バヨネット機構7の非貫通端13におけるミドル部2の凹部内にてスナップ嵌め合いすることができる。なお、例えば、キャッチとこれに関連づけられた凹部はそれぞれ、他の位置に形成されていることができる。例えば、各キャッチは、対応するフィンに沿って配置され、凹部は、関連するバヨネット機構の対応する溝の中央に配置される。なお、ベゼルの組み付けを促進させるために、各フィン及び各対応するバヨネット機構に、同じロック機構が設けられていることが好ましい。これによって、特定のフィンが所与の1つのバヨネット機構の専用ではなくなる。
図5に示しているように、キャッチ41には、傾斜した前側エッジ42及び鉛直方向の後ろ側エッジ43がある。ロック用リング30をミドル部2に締結する組み合わさった運動時に、ロック用リングをトラック4から軸方向にて離す傾向がある板ばね39の戻し力に対抗するように、軸方向の並進運動が完遂される。
軸Xのまわりの回転によって、窪み9の側にて、キャッチ41の傾斜した前側エッジ42が、溝8の上面11を制限するエッジ44に対抗するようになる。ロック用リング30の回転力が継続すると、傾斜した前側エッジ42がエッジ上を滑り、このエッジが、板ばね39を圧縮し、フィン34が溝8の上面11の下を通過するように強いて、一方では、ロック用リング30の回転を可能にして、角度的トラベル限界止めまで継続する。
図5に示している例において、バヨネット機構7の非貫通端13には、凹み45があり、この凹み45内にて、板ばね39が装着されることによって、トラベル位置の端にてキャッチ41がスナップ嵌め合いされる。そして、ロック用リング30は、板ばねの戻し力によって溝8の上面11に対抗するように当てられ、この閉位置にて回転がロックされる。
同時に、爪ばね35は、ミドル部2からベゼル14を離す傾向があるクラウン20(そして、したがって、ベゼル14)に対して軸方向の力を与える。リング25がベゼルにフックされるために、このリング25には軸方向の応力が、バンド31の下面33にて対抗するように当てられるまで、与えられる。このことは、図7に示している構成について説明する(この図7において、切断面の位置を考慮すると、バヨネット機構7を見ることができないが、図9において見ることができる)。
図11〜14に示している第2の実施形態において、ミドル部2に対してロック用リング30をロックする機構38には、弾性ボス46と、及び切り込み47とがある。
− 前記弾性ボス46は、ミドル部2上に形成され、トラック4から突き出ている。
− 前記切り込み47は、リング25に形成されており、前記切り込み47は、ボス46上にスナップ嵌め合いすることができ、各フィン34が対応するバヨネット機構7にて係合しているような角位置に、リング25とロック用リング30を保持する。
図示した例において、弾性ボス46は、弾性支持体上にマウントされたボールの形態である(例えば、戻しばねが配置された、トラック4に形成された穴48上にて軸方向に並進運動をするようにマウントされたスライド)。
この第2の実施形態において、リング25には、好ましくは、ロック位置(図14)においてボール46上にてくさび留めされた切り込み47に加えて、より大きな凹部49があり、ミドル部2に対するロック用リング30とリングの組み合わさった締結(図13)を伴う軸方向の並進運動時に、リング25は、自身をボール46のまわりに配置する。
凹部49は、バヨネット機構7の角度的延長領域に実質的に対応する角度の分、切り込み47から角度的にオフセットしている。
変化させたり付加することによって、ロック機構38は、ロック用リング30の(そして、より詳細には、バンド31の)周部エッジ上に半径方向に突き出るように設けられる爪ばねを有することができ、ミドル部において半径方向に形成されるくぼんだ凹みとスナップ嵌め合いによって係合することができる。
第5に、腕時計ケース1には、ベゼル14を締結構造SFに連結するシステムSCがある。この連結システムSCには、オス部50とメス部51がある。
− それらの一方(オス部50又はメス部51)は、ベゼル14と一体化されている。
− それらの他方(メス部51又はオス部50)は、締結構造SFと一体化されている。
この連結システムSCは、分離構成と連結構成の2つの構成をとるように構成している。
− 前記分離構成においては、オス部50とメス部51は分離しており、したがって、バンド31に対するベゼル14の回転が解放されている。
− 前記連結構成においては、オス部50とメス部51は連結しており、したがって、ベゼル14とバンド31の回転が固定されており、閉じた角位置と開いた角位置の間のそれらの組み合わさった双方向の回転が可能になっている。ここで、前記閉じた角位置においては、各フィン34がバヨネット機構7にて係合しており、前記開いた角位置においては、各フィン34がバヨネット機構7から分離している。
ベゼル14は、一方で、締結構造SF上にマウントされ、デプロイ位置と退避位置の間で軸方向のクリアランスを設けることができる。
− 前記デプロイ位置においては、連結システムSCが分離位置に配置される。
− 前記退避位置においては、連結システムSCが連結位置に配置される。
図示した例において、連結システムSCのオス部50は、ベゼルと一体化されており、メス部51は、締結構造SFと一体化されている。
より詳細には、図示した例において、オス部50は、ベゼル14の下面18から突き出ているピンの形態である。
好ましくは、ピン50は、付加される部品である。この場合、ピンは、ベゼル14に形成されベゼル14の下面18の側にて出現する穴52に圧入される(図2の左上にある詳細図を参照)。
図11と図12に示している例におけるように、単一のピン50を設けることができる。バリエーションとして、複数のピンを設けることができる。
図1と図11の左上に挿入されている詳細図に示しているように、連結システムSCのメス部51は、ロック用リング30に形成された開口の形態である。より詳細には、この開口51は、好ましくは閉じた輪郭を有しており、バンド31に形成される。したがって、連結システムSCのメス部は、ロック用リングにおける凹部によって形成され、一般的には、退避位置にあるベゼルが回転(それぞれ2つの回転方向に回転)している間に、ピン用の2つの止めを形成するこのロック用リングの部分によって形成される。
連結システムSCに複数のピン50がある場合、これに応じて、連結システムSCには、ロック用リング30に形成された複数の開口51がある。
ベゼル14のデプロイ位置(図7に示している)において、ピン50は、バンド31から軸方向に離れている。これらの条件の下で、連結システムSCは、分離構成となっており、ベゼルはバンドに対して自由に回転することができる。そして、着用者がベゼルを操作することができ、これによって、例えば、時間間隔を測定する。
ピン50(又は各ピン50)が対応する開口51と整列しているような、ミドル部2に対するベゼル14の一又は複数の所定の角位置において、爪ばね35に対して、そして、随意的に、図1〜9の第1の実施形態において、板ばね39に対して、軸方向に押すことによって、ベゼルをその退避位置から動かすことができる。そして、ピン50が開口51(図9)内に収容されて、ベゼルをロック用リング30と回転について連結させる。これらの条件の下で、退避位置に保持されるベゼル14のいずれの回転も、ピンを介して、バンド31に伝達される(したがって、ロック用リング30に伝達される)。このピンは、開口51のエッジに当接する。ベゼルの退避位置において、前記連結によって以下が可能になる。すなわち、
− 第1の回転方向において、各フィン34をミドル部2のバヨネット機構7から連係解除することによって(締結構造SFを備えた)ベゼル14がミドル部2から分解されること、又は
− (第1の回転方向とは反対の)第2の回転方向において、バヨネット機構7における各フィン34を係合させることによってミドル部2上に(締結システムを備えた)ベゼル14を組み付けることである。
開口51には、好ましくは、ピン50の直径と同じ又はわずかに大きい大きさの角度的延長領域がある。好ましい実施形態において、開口51は、オブロング状の穴の形態であり、これは、ピン50が開口51内に収容されているときに、ベゼル14に対してわずかな角度的なクリアランスを与える。これによって、使いやすくなる。一般的には、連結システムのメス部を形成する凹部には、好ましくは、オス部がこの凹部内に位置しているときに、角度的なクリアランスがある。
一方で、リング25には、ロック用リングに形成された開口51と整列するように、ピン50の端を受けることができる第2の開口53が形成されていることができる(図1と図12の中央の左側に挿入されている詳細図を参照)。
しかし、ベゼル14の軸方向のクリアランスが、爪ばね35を破損してしまう可能性がある爪ばね35のいずれの過剰な変形をも回避するように、制限されることが好ましい。このために、好ましい実施形態において、ケース1には、ベゼル14の軸方向のトラベルを制限する一又は複数の止め54が設けられている。この止め54は、例えば、ベゼル14によって受けられる。したがって、図2と図10に示している例において、止め(又は各止め)54は、ベゼル14の下面18の側にてベゼル14にある付加的な穴55に圧入された付加されたピンの形態である。ケース1には、例えば、図10に示しているように、ピン50(又は各ピン50)の両側にてピン50の近傍に配置された少なくとも2つの止め54がある。各止めは、ピン50に対して軸方向にセットバックされているように位置しており、これによって、開口51内にピン50を挿入されることができる。ピンの数にかかわらず、力を分布させるために、ベゼル14の周にわたって分布させるように複数の止め54を設けることが好ましい。
ベゼル14の退避位置において、止め(又は各止め)54は、バンド31の上面32に当接する(図10)。なお、デプロイ位置と退避位置の間のベゼルの軸方向のクリアランスが、ベゼルの下面18に対して各止め54が形成する軸上の射影に依存することがわかる。ピン50が開口51内に挿入されることが可能なようにこのクリアランスが十分に大きいが、爪ばね35の圧縮がそれらの爪ばね35の弾性限界を超えて変形させないように十分に小さいことを確実にすることは重要である。
ベゼル14は、好ましくは、下記のように進むことによって、ミドル部2にマウントされる。
第1に、ベゼル14と締結構造SFが組み付けられる。このために、図示したアーキテクチャーにおいて、ロック用リング30は、スカート部27にロック用リング30をねじ込むことによってリング25にマウントされる。フック28は、バンド31の内側の開口内に困難なく通ることができ、フック28と同じ高さレベルにてロック用リング30に内側にスプラインがあると、さらに容易になる。バンド31はカラー26上に載る。
そして、環状のリブ19にフックする前にフック28が弾性的に曲がって、ベゼル14がリング25にスナップ嵌め合いされる。そして、ロック用リング30は、ベゼル14とリング25の間に挟まれ、爪ばね35は、クラウン20の歯21と係合し、ベゼル14をリング25から離す傾向がある軸方向の戻し力をはたらかせて、したがって、フックの切り込み29をリブ19に当接するように維持する。これらの条件の下で、カラー26がバンド31の下面33に当てられる。
ピン50の長さ及びその穴52におけるピン50の軸方向のポジショニングは、ピン50が開口51と整列していなくても、ベゼル14の軸方向のクリアランスを十分にすることを可能にし、これによって、リング25にスナップ嵌め合いされることを可能にするようにされる。
ベゼル14と締結構造SFを組み付けた後には、前記のようにして形成されたサブアセンブリーが、前記の組み合わさった運動を用いてリング25を締結することによって、ミドル部2にマウントすることができる。すなわち、フィン34を窪み9と同じ高さレベルに配置し、フィン34が溝8の近傍に位置するようになるまでこのサブアセンブリーを軸方向(下方)に並進運動を動かし、そして、以下によって決められるようにロック用リング30のトラベル位置の角度的端までサブアセンブリーを回転させる。
− 第1の実施形態(図1〜9)において、バヨネット機構7の非貫通端13におけるミドル部2に形成された凹み45におけるキャッチ41をスナップ嵌め合いして、したがって、ミドル部2に対してバンド31(そして、したがって、ロック用リング30)の回転をロックすることによって決められる。このロックは、可聴音であるクリック音によって指示される。これは、板ばね39の戻し力の下で、溝8の下面11に当接するまでのロック用リング30の急な戻しを伴う。
− 第2の実施形態(図11〜14:図14にてロック用リング30の回転を黒い矢印によって示している)において、カラー26を押すことによってトラック4の方へと初期に軸方向に圧縮されるボール46が戻しばねの戻し力の下で急に戻ったときに、カラー26に形成された切り込み47内のボール46をスナップ嵌め合い(これも可聴音であるクリック音によって指示される)することによって決まる。ベゼル14が解放されるときに、ボール46の戻しばねは、(第1の実施形態におけるように)ロック用リング30を溝8の下面11に対抗するように当てる傾向がある。
図7に示しているように、ベゼル14上に軸方向応力がないと、ピン50は、ベゼルが自身にロック用リング30を同伴せずに回転することができるように、バンド31から離れる。
好ましくは、ベゼル14は単方向性である。爪ばね35の向きを考慮すると、この場合におけるベゼル14は、反時計回りに回転させられる(ミドル部2に対して回転が固定されるロック用リング30とリング25に対して)。着用者がリングとロック用リングを見ることができないので、着用者は、ミドル部2に対するベゼル14の回転のみを見る。
ある活動(例えば、スキューバダイビングのセッション)の時間運びは、以下のようである。すなわち、ゼロインデックス17が分針と整列するまで着用者はベゼル14を回転させる。なお、ロック用リング30の上面32からピン50が離れているために、ピン50は決してベゼルの回転を妨げない。
着用者がベゼル14を解放すると、ベゼルは、爪ばね35によってこの位置(回転運動が伝わらないかぎり安定した平衡化位置である)に維持され、このとき、各爪ばね35は、クラウン20の2つの連続的な歯21の間にスナップ嵌め合いされる。
時間が経過すると、ベゼル14上の角度的区画を分針が動くようになる。このことによって、ゼロインデックス17のポジショニングが行われた時点からの目盛上の経過時間(例えば、10分又は15分)を着用者が測定することを可能にする。
ベゼル14を分解するために、図8の左上側の曲がった矢印によって示しているように、ピン50が開口51と整列するまで、(爪ばね35によって許されるように反時計回りに)ベゼル14を回転させるべきである。
ピンと開口51の整列に対応するベゼル14の角位置は、ベゼルとミドル部2上にそれぞれ形成された視覚的なインジケーター(例えば、線や点)を整列させることによって決めることができる。
そして、ベゼル14を軸方向に押して、(図9の左側にある鉛直方向の矢印によって示しているように)ベゼル14をデプロイ位置から退避位置へと移行させることによって、ベゼル14をミドル部2の方に動かす。これによって、連結システムSCをその分離構成からその連結構成へと切り替える。
より詳細には、図示した例において、ピン50を開口51内へと入れるようにベゼル14を軸方向に押す。ベゼル14が押され続ける限り、ピン50は、開口51内に接線方向に保持され、この開口51がベゼル14、リング25及びロック用リング30の回転を固定し続ける。
なお、第1の実施形態において、したがって、ベゼル14を軸方向に押すことによって、キャッチ41を凹み45から分離して、したがって、ロック用リング30をロック解除することが可能になる。これによって、ベゼル14をミドル部2に対して回転について解放し、したがって、ベゼル14を分解することが可能になる。
そして、ベゼル14は、ロック用リング30をミドル部2に締結する組み合わさった運動時に行った回転方向とは反対の方向に回転されるべきである。時計回りに回転させて組み付けを行うような図示した実施形態において、反時計回りに回転させて分解が行われる。これは単純で実用的である。なぜなら、組み付け時ではないときに、着用者は、常に同じ向きにベゼルを回転させるからである。すなわち、
− 通常の使用時に、ゼロインデックス17の角位置を調整するように回転させ、
− そして、ベゼル14をピン50と開口51が整列する角位置にするように回転させ、
− 最後に、ミドル部2からベゼル14を分解させるように回転させる(これらの間にベゼルにフックされ続けているリング25とロック用リング30が配置されている)。
このようにして引き出されたサブアセンブリーを傍に置いて、前記の組み付け手順にしたがって、異なる形及び/又は色のベゼル14を有する別のサブアセンブリーに置き換えることができる。
本発明の範囲から逸脱せずに様々な変種を考えることができる。このような状況で、ベゼルを締結する構造SFは、一体化された部品の形態であることができる。より詳細には、リング25とロック用リング30が1つの部品として同じ部材から形成されることを考えることができる。対照的に、締結構造SFは、より多くの数の部品を有することができる。
したがって、図2と図3に示している第1の実施形態において、板ばね39をロック用リング30によって支えることができることがわかるが、1つの変種においては、このような板ばねが、例えば、リング25の下にある保持リングによって、別の部品上にて形成されるようにすることを考えることができる。
同様に、図示した例において、スカート部27がリング25と一体化されていれば、1つの変種において、スカート部27が、ベゼル14をカラー26に軸方向に固定するリングを形成する別個の部品の形態であることを考えることができる。このような固定は、ベゼルの内側の機械加工において、限定されたクリアランスしかないようにフック28が挿入される溝を形成することによって実装することができる。具体的には、好ましい変種において、ばね39をロック用リング30には固定できず、例えば、カラー26に固定することができる。ばね39は、このカラー26と一体化されることができ、前記カラーに形成される切り込みによって作ることができる。このような場合に、分解されるときにベゼルに与えられる軸方向の力を伝える止めを形成するピン54を、爪ばね35及び歯付きクラウン20の歯を破損するリスクなしで、なくすことができる。なぜなら、この軸方向の力は、このとき、ベゼルからばね39を支えるカラーへと直接伝えられるからである。
また、図示した例において、爪ばね35とフィン34がロック用リング30によって形成されていれば、1つの変種において、これらが、別々であるが締結構造SFの内側にて回転が固定される2つの部品によって形成されるようにすることを考えることができる。
なお、これらの直前の3つの変種は、互いに排他的ではなく、少なくとも部分的に組み合わせることができる。
最後に、本発明に係る回転式ベゼルをミドル部に分離可能なように締結するシステムは、ミドル部の内壁に設けられるバヨネット機構それ自身が単方向又は双方向性の回転式ベゼルだけを受けるのではなく、このようなベゼルと一体的な締結用フィンが設けられた非回転式ベゼルを受けることにも役立つということに起因する特定の利点がある。したがって、本発明によって、腕時計ケースのミドル部に代わりに関連付けられることができるようなベゼルに広範囲な選択肢を与えることが可能になる。これによって、外観を変えたり、そして、必要な場合には、機能性を変えたりすることができる。
1 腕時計ケース
2 ミドル部
4 トラック
6 リム
7 バヨネット機構
8 溝
9 窪み
11 上面
13 非貫通端
14 ベゼル
18 下面
20 クラウン
25 リング
26 カラー
28 フック
30 ロック用リング
31 バンド
32 上面
33 下面
34 フィン
35 爪ばね
36 爪
37 切り込み
39 板ばね
41 キャッチ
45 凹み
46 ボス
47 切り込み
50 ピン
51 開口
52 穴
SC 連結システム
SF 締結構造

Claims (16)

  1. 周部トラック(4)を形成しているミドル部(2)と、
    回転式ベゼル(14)と、
    歯付きクラウン(20)と、
    当該ミドル部に対する前記回転式ベゼル(14)の複数の安定した角位置を定めるように歯付きクラウンと弾性係合する少なくとも1つの角度的インデックス付けメンバー(35)と、及び
    前記回転式ベゼル(14)を前記ミドル部(2)に分離可能に締結する締結構造(SF)と
    を有する腕時計ケース(1)であって、
    前記締結構造は、半径方向に突き出ているフィン(34)を支える環状のバンド(31)を有し、
    各フィン(34)は、前記ミドル部(2)にて形成されるバヨネット機構(7)と係合することができ、
    当該腕時計ケースは、オス部(50)とメス部(51)がある連結システム(SC)を有し、
    前記オス部(50)と前記メス部(51)の一方は、前記回転式ベゼル(14)と一体的であり、
    前記オス部(50)と前記メス部(51)の他方は、前記締結構造(SF)と一体的であり、
    この連結システム(SC)は、分離構成と連結構成の2つの構成をとることができるように構成しており、
    前記分離構成においては、前記オス部と前記メス部が分離しており、したがって、前記環状のバンド(31)に対して前記回転式ベゼルの回転が解放され、
    前記連結構成においては、前記オス部と前記メス部が連結され、したがって、前記回転式ベゼルと前記環状のバンドの回転が固定され、
    これによって、各フィン(34)が対応するバヨネット機構(7)にて係合している前記環状のバンドの閉じた角位置と、各フィンが前記回転式ベゼルと環状のバンドをミドル部から解放するように前記対応するバヨネット機構から分離している開いた角位置との間の前記回転式ベゼルと前記バンドの組み合わさった双方向の回転が可能になり、
    前記回転式ベゼルが前記環状のバンドの閉じた角位置で記環状のバンド(31)とともにミドル部にマウントされるとき、前記回転式ベゼル(14)は、デプロイ位置と退避位置の間にて軸方向のクリアランスがあることができる前記締結構造(SF)上にマウントされ、
    前記デプロイ位置においては、前記連結システム(SC)が分離位置に配置され前記複数の安定した角位置の位置のいずれか1つに配置されるように前記回転式ベゼルが回転することができ、
    前記退避位置においては、前記連結システム(SC)が連結位置に配置される
    腕時計ケース(1)。
  2. 前記締結構造(SF)は、前記回転式ベゼル(14)を締結するカラー(26)と少なくとも1つのフック(28)を備えるリング(25)と、及び
    前記環状のバンド(31)を有し前記回転式ベゼルと前記リングの間に配置されたロック用リング(30)とを有する
    請求項1に記載の腕時計ケース(1)。
  3. 前記ロック用リングは、前記歯付きクラウンと係合する角度的インデックス付けメンバーを形成するように前記環状のバンド(31)の上面(32)から突き出ている少なくとも1つの爪ばね(35)を有する
    請求項2に記載の腕時計ケース(1)。
  4. 前記連結システム(SC)の前記オス部は、前記回転式ベゼル(14)と一体的であり前記回転式ベゼル(14)の下面(18)から突き出ているピン(50)であり、
    前記回転式ベゼルが前記締結構造によって前記ミドル部にマウントされるとき、前記メス部は、少なくとも前記回転式ベゼルの所定の角位置において退避位置のピンを受けることができる、凹部であり、特に、前記環状のバンド(31)に形成される開口(51)である
    請求項2又は3に記載の腕時計ケース(1)。
  5. 前記ピン(50)は、前記回転式ベゼル(14)に形成され前記回転式ベゼル(14)の下面(18)の側に出現する穴(52)内に圧入される付加的な部品である
    請求項4に記載の腕時計ケース(1)。
  6. 前記開口(51)には、前記開口(51)に前記ピンが収容されているときに、前記ピンのためにいくらかの角度的なクリアランスがあり、特に、前記開口(51)がオブロング状の穴の形態であり、
    これによって、前記ピン(50)がこのオブロング状の穴内に収容されているときに、前記回転式ベゼル(14)におけるわずかな角度的なクリアランスを可能にする
    請求項4又は5に記載の腕時計ケース(1)。
  7. 前記バヨネット機構(7)又は各バヨネット機構(7)には、前記ミドル部(2)のリム(6)に形成された溝(8)と、及び前記溝(8)が接線方向に出現する窪み(9)とがある
    請求項2〜6のいずれかに記載の腕時計ケース(1)。
  8. 各溝(8)は、接線方向において、前記窪み(9)とは反対側にて、非貫通端(13)を端とする
    請求項7に記載の腕時計ケース(1)。
  9. 前記リング(25)には切り込み(37)が形成されており、前記ロック用リングには、前記切り込みと形状が合致しており前記切り込み内に収容されている突き出ている爪(36)が設けられており、
    これによって、前記リングと前記ロック用リング(30)の回転を固定する
    請求項2〜8のいずれかに記載の腕時計ケース(1)。
  10. 前記リング(25)には、一連の周部フック(28)がある
    請求項2〜9のいずれかに記載の腕時計ケース(1)。
  11. 前記ロック用リング(30)には、前記環状のバンド(31)の下面(33)から突き出ている板ばね(39)が設けられており、
    これによって、前記板ばね(39)が前記ミドル部(2)の環状の前記周部トラック(4)にはたらき、対応するバヨネット機構の上面(11)に対抗するように前記フィン(34)を当てる
    請求項2〜10のいずれかに記載の腕時計ケース(1)。
  12. 前記ロック用リング(30)には、前記ミドル部(2)の凹み(45)におけるスナップ嵌め合いができる少なくとも1つのキャッチ(41)が設けられており、
    これによって、前記ロック用リングをロックし、前記環状のバンドをその閉じた角位置にロックする
    請求項2〜11のいずれかに記載の腕時計ケース(1)。
  13. 前記キャッチ(41)は、前記フィンに隣接するように設けられ、
    前記凹み(45)は、バヨネット機構(7)の非貫通端(13)に配置されることを特徴とする、請求項12に記載の腕時計ケース(1)。
  14. 前記ミドル部(2)には、前記周部トラック(4)から突き出ている弾性ボス(46)が設けられており、
    前記リング(25)には、前記弾性ボス(46)に対してスナップ嵌め合いをすることができる切り込み(47)が形成されており、
    これによって、前記フィン(34)が対応するバヨネット機構(7)に係合している角位置に前記リングと前記ロック用リング(30)を保持する
    請求項2〜10のいずれかに記載の腕時計ケース(1)。
  15. 前記歯付きクラウン(20)は、前記回転式ベゼル(14)と一体的に形成されている
    請求項1〜14のいずれかに記載の腕時計ケース(1)。
  16. 請求項1〜15のいずれかに記載の腕時計ケース(1)を備える腕時計。
JP2018232175A 2017-12-20 2018-12-12 交換可能な回転式ベゼルを備えた腕時計ケース Active JP6694943B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP17208774.4 2017-12-20
EP17208774.4A EP3502791B1 (fr) 2017-12-20 2017-12-20 Boite de montre a lunette tournante interchangeable

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2019113543A JP2019113543A (ja) 2019-07-11
JP2019113543A5 JP2019113543A5 (ja) 2019-12-12
JP6694943B2 true JP6694943B2 (ja) 2020-05-20

Family

ID=60781774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018232175A Active JP6694943B2 (ja) 2017-12-20 2018-12-12 交換可能な回転式ベゼルを備えた腕時計ケース

Country Status (6)

Country Link
US (1) US11126142B2 (ja)
EP (1) EP3502791B1 (ja)
JP (1) JP6694943B2 (ja)
KR (1) KR102148576B1 (ja)
CN (1) CN109946946B (ja)
CH (1) CH714476A2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11231686B2 (en) * 2019-06-05 2022-01-25 Walter Neighbors Watch having an in interchangeable bezel
EP3754435B1 (fr) * 2019-06-21 2021-12-29 The Swatch Group Research and Development Ltd Piece d'horlogerie a cornes rapportees
EP3796104B1 (fr) * 2019-09-20 2022-04-20 The Swatch Group Research and Development Ltd Sous-ensemble d'habillage pour pièce d'horlogerie ou montre ou bijou
CH716627A1 (fr) * 2019-09-23 2021-03-31 Mft Dhorlogerie Audemars Piguet Sa Matériau composite forgé.
EP3800514B1 (fr) * 2019-10-04 2024-01-17 Comadur S.A. Anneau ressort d'encliquetage d'une lunette tournante
EP3958067A1 (fr) * 2020-08-17 2022-02-23 The Swatch Group Research and Development Ltd Dispositif de fixation d'un fond sur une carrure pour piece d'horlogerie
CN116745706A (zh) 2021-01-13 2023-09-12 三星电子株式会社 电子装置及其制造方法
KR20220102314A (ko) * 2021-01-13 2022-07-20 삼성전자주식회사 전자장치 및 그 제조방법
JP2022177439A (ja) * 2021-05-18 2022-12-01 セイコーエプソン株式会社 時計
CN113219810B (zh) * 2021-05-20 2022-07-29 读书郎教育科技有限公司 一种电话手表控制装置及方法
EP4194968A1 (fr) * 2021-12-07 2023-06-14 The Swatch Group Research and Development Ltd Dispositif de fixation et d'orientation d'un fond sur une carrure pour piece d'horlogerie

Family Cites Families (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2989838A (en) * 1960-05-12 1961-06-27 A C Miserez S A Shaped wrist-watch
US3386239A (en) * 1966-06-16 1968-06-04 Shiffman Jerome Combination plastic watch case and crystal
JPS5314207Y2 (ja) * 1973-02-01 1978-04-15
JPS56753B2 (ja) * 1973-02-01 1981-01-09
JPS57196179A (en) * 1981-05-28 1982-12-02 Kawaguchiko Seimitsu Kk Construction of watch case
JP3027840B2 (ja) * 1991-06-07 2000-04-04 カシオ計算機株式会社 回転ベゼル付機器ケース
CH684297B5 (fr) 1993-04-20 1995-02-28 Blancpain Sa Boîte de montre présentant une lunette amovible.
JP3620444B2 (ja) * 2000-12-11 2005-02-16 セイコーエプソン株式会社 時計
JP2003043163A (ja) * 2001-07-30 2003-02-13 Seiko Epson Corp 回転ベゼル付時計
JP2003194968A (ja) * 2001-12-28 2003-07-09 Seiko Instruments Inc 回転式べゼル装置及びこれを用いた携帯時計
DE602004023622D1 (de) 2004-11-26 2009-11-26 Swatch Group Man Serv Ag Uhr mit verwechselbarer Lunette
DE202005019590U1 (de) * 2005-12-05 2007-01-25 Dugi, Zelimir Armbanduhr mit Wechselkomponenten
EP1835363B1 (fr) * 2006-03-16 2013-05-08 Richemont International S.A. Pièce d'horlogerie comportant une lunette tournante
CH703400B1 (fr) 2010-07-05 2015-01-15 Cartier Création Studio Sa Boîte de montre munie d'une lunette tournante.
EP2624076B1 (fr) * 2012-02-06 2014-12-31 Montres Tudor S.A. Boîte de montre munie d'une lunette orientable et indexée
EP2672331B1 (fr) * 2012-06-06 2017-11-15 Omega SA Boîte de pièce d'horlogerie comprenant un élément d'habillage à fixation ameliorée
EP2672333A1 (fr) 2012-06-06 2013-12-11 Omega SA Système de lunette tournante
JP6741397B2 (ja) * 2014-02-10 2020-08-19 ロレックス・ソシエテ・アノニムRolex Sa 携帯時計側及び時計
CN105988358B (zh) * 2015-02-26 2019-10-01 精工爱普生株式会社 带旋转表圈的钟表

Also Published As

Publication number Publication date
CH714476A2 (fr) 2019-06-28
CN109946946B (zh) 2021-02-02
JP2019113543A (ja) 2019-07-11
KR102148576B1 (ko) 2020-08-27
CN109946946A (zh) 2019-06-28
US11126142B2 (en) 2021-09-21
EP3502791A1 (fr) 2019-06-26
KR20190074985A (ko) 2019-06-28
EP3502791B1 (fr) 2020-12-02
US20190187619A1 (en) 2019-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6694943B2 (ja) 交換可能な回転式ベゼルを備えた腕時計ケース
US5158219A (en) Watch-case
US11022943B2 (en) Device for attaching a bracelet
CN104412176B (zh) 转动式表圈系统
JP4695497B2 (ja) 交換可能なベゼルを有する時計
US8240011B2 (en) Device for fastening interchangeable watchstraps with sliding lock mechanism
US7434984B2 (en) Timepiece
US5122997A (en) Watch having a rotatable bezel
JP6578975B2 (ja) 回転ベゼル付時計
JP2019113543A5 (ja)
JP2018017731A (ja) 時計またはウォッチまたは宝飾品用の外装サブアセンブリ
JP7128209B2 (ja) リアベゼルにより胴内所定位置に保持されたカプセルを備える時計ケース
US20080310260A1 (en) Modular watch and device for securing a watch strap to a watch casing
US11385597B2 (en) Annular rotating bezel system comprising a spring ring
CN112099332B (zh) 配备有至少一个盖的钟表、特别是怀表
US20200050153A1 (en) Annular rotating bezel system comprising a spring ring provided with at least two lugs
CN108885429B (zh) 具有在多种构造的可翻转腕表
CN111694257B (zh) 旋转表圈阻挡装置
CN111381482B (zh) 设有环形圈的表壳以及包括该表壳的手表和手表组件套件
CN209980026U (zh) 表盘及手表
JP4214059B2 (ja) 回転ベゼル
KR20060064070A (ko) 휴대용 디지털 계수 염주
IL191518A (en) Device for securing a watch strap to a watch casing

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190107

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191101

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200414

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200420

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6694943

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250