JP6692880B2 - ライト - Google Patents
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Description
後ハウジングは、前ハウジングに対して下端が回転可能に連結されて、前面が枠部の外側で前ハウジングの後面に当接して収容部を形成する閉塞位置と、前面が前ハウジングの後面から離れて装着部を開放する開放位置とに回転可能であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、フレームは、前ハウジングに対して連結されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成において、バッテリーは、リチウムイオン電池を内蔵することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかの構成において、フレームは、ライト本体よりも上方位置で左右方向に延びるハンドルを備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4の構成において、後ハウジングの上面にはラッチが設けられ、前ハウジングの上面には、後ハウジングが前ハウジングに当接する位置でラッチが係止可能なフックが設けられることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5の構成において、フックは、ハンドルよりも下方に位置していることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6の何れかの構成において、ライト本体の前面に光の照射面が設けられ、ライト本体には、バッテリーを装着するためのガイドレールが、照射面と平行に設けられていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7の構成において、バッテリーはガイドレールに対してスライド装着可能で、係止爪を利用してライト本体に固定されることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8の何れかの構成において、枠部の後面には、全周に亘ってシール部材が設けられ、後ハウジングの内部には、閉塞位置でシール部材を介して枠部と全周に亘って当接するリブが形成されていることを特徴とする。
[形態1]
図1は、ライトの一例を示す分解斜視図、図2はライトの縦断面図で、ライト1は、上側の照明部2と下側のバッテリー保持部3とからなる。まず照明部2は、円筒状で透明な下レンズ4と、その下レンズ4の上方に設けられてLEDを備えたライトユニット5と、ライトユニット5の上方に設けられるキャップ状の透明な上レンズ6とを備える。下レンズ4内の下側には、バッテリー保持部3の上面に固定される円錐状のリフレクタ7が配されている。
また、上ハウジング13内には、内面上端に図示しない端子部を備えた内側ホルダ18がネジ止めされて、下ハウジング14の底部中央には、コイルバネ20によって上方へ突出付勢される押圧ボタン19が設けられている。
よって、バッテリー保持部3内で内側ホルダ18と下ハウジング14との間には、バッテリー22の収容部21が形成される。
また、内側ホルダ18と上ハウジング13との間には、押しボタンスイッチ26が設けられ、押しボタンスイッチ26の外側で上ハウジング13には、ゴム製のスイッチカバー27が設けられている。28は、バッテリー保持部3からライトユニット5へ電力を供給する導電体、29は下ハウジング14の周面及び底面に被着されたバンパである。
また、バッテリー22は上下ハウジング13,14で完全に覆われて外部へ露出しない上、上下ハウジング13,14の結合部分はOリング17によってシールされているため、バッテリー保持部3の防水性は保持され、収容部21内に水等が侵入するおそれはなくなる。
特にここでは、バッテリー22(22A)は、一つの面に端子部を備えて電気的接続されるものとなっているので、電気的接続した状態で端子部は露出しない。この状態でバッテリー22(22A)全体がハウジング内に収容されるため、一層高い防水性を得ることができる。
また、ハウジングを、収容部21を開閉可能に分割し、分割した上下ハウジング13,14同士の合わせ面に、上下ハウジング13,14の結合状態で収容部21をシールするOリング17を設けたことで、ハウジングを分割しても防水性を確保することができる。
また、上記形態のライトはフラッシュライトとランタンとを選択して使用できるようになっているが、どちらか一方のみの機能を有するものであっても本発明の適用は可能である。
図5は、ライトの他の形態を示す斜視図、図6はライトの縦断面図で、このライト30は、ライト本体31と、そのライト本体31を支持するフレーム70とからなる定置型(いわゆる投光器)となっている。まずライト本体31は、正面視が四角形状の前ハウジング32内に、前面(図6の右側を前方とする。)に複数のLED34,34・・を設けた基板33を上下方向に設置し、前ハウジング32の前面に透明板35を嵌着してなる。36は、基板33と透明板35との間に設けられたリフレクタである。
また、前ハウジング32の後面上部は、図7にも示すように後下がりの傾斜面37となっており、その傾斜面37の中央に、バッテリー41の装着部38が凹設されている。さらに、前ハウジング32の後面には、装着部38を囲む四角形状の枠部39が形成され、その枠部39の後面には、全周に亘ってシール部材40が、枠部39の後面から突出する状態で埋設されている。
さらに、後ハウジング49の上面部50には、レバー板57とフック板58との順番でヒンジ結合した周知のラッチ56が設けられ、前ハウジング32の上面には、フック板58が係止可能なフック59が立設されている。よって、後ハウジング49の閉塞位置でフック板58の前端をフック59に係止させてフック板58の後端を押し下げると、レバー板57が倒伏してフック板58の係止状態を維持するため、後ハウジング49が閉塞位置でロックされる。
また、前ハウジング32の底部において、左右方向の中央部で後方寄り(バッテリー41の真下)の位置には、1/2インチのネジ穴を下向きに開口させたナット部材64が設けられている。
さらに、前ハウジング32の左右の側面には、円形突起65,65が突設され、その円形突起65の中心に、頭部にツマミ66を備えた図示しないネジがそれぞれ螺合している。
そして、フレーム70を地面等に載置してボタン部62を押して押しボタンスイッチ61をONさせると、LED34が点灯し、前方を照射するものとなる。
特にここでは、バッテリー41は、一つの面に端子部を備えて電気的接続されるので、電気的接続した状態で端子部は露出しない。この状態でバッテリー41全体が前後ハウジング32,49内に収容されるため、一層高い防水性を得ることができる。
また、ハウジングを、収容部55を開閉可能に分割し、分割した前後ハウジング32,49同士の合わせ面に、前後ハウジング32,49の結合状態で収容部55をシールするシール部材40を設けたことで、ハウジングを分割しても防水性を確保することができる。
また、バッテリーは、上記形態のようなスライド装着するタイプに限らず、形態1で説明した差し込み装着するタイプであっても採用可能である。
さらに、フレームの形状変更は勿論、フレームを省略することもできる。
また、図12に示す三脚スタンド92は、カメラ用のもので、この三脚スタンド92の上端には、1/2インチの取付ネジ93が上向きに突出していることから、この取付ネジ93を、フレーム70から取り外したライト本体31の底面のナット部材64に螺合させることで、図13に示すように、三脚スタンド92によってライト本体31を支持させることができる。
まず、ここではボタン部62を押し操作する度に、「切」「点灯(High)」「点灯(Low)」の順でLED34の点灯モードが切り替えられるようになっている。ここで、光量の小さいLowモードでの点灯時にバッテリー41の残容量が低下すると、1個のLED34(ここでは図14において黒く塗りつぶしたもの)のみをLowモードから光量の大きいHighモードへ自動的に切り替えて点灯を継続させ、残りを消灯させるようにしている。また、Highモードでの点灯時にバッテリー41の残容量が低下すると、同じく1個のLED34のみHighモードのまま点灯を継続させ、残りを消灯させるようにしている。これにより、残容量の低下が報知可能となっている。
まず、図14に示す枠Aで囲まれた6灯は、その周囲に位置する14灯に比べると、視認性が高い。すなわち、ライト正面に対して斜めの場所で作業をしている場合でも見えやすく、確実に作業者に容量低下を報知することができる。また、高温になっているリフレクタ36から遠いため、放熱効率が良く、残り少ない容量を有効に利用できる。すなわち、熱による損失が少ないため、より長く点灯でき、作業者のバッテリー交換のための時間を延ばすことができる。
よって、この枠A内の6灯のうち、照射面の中央に位置する2灯(枠Bで囲まれた2灯)は、これらの効果が最も高いと考えられるため、この2灯のうちの一方を選択したものである。
但し、残容量低下時に点灯を継続させるのは1灯に限らず、例えば枠Bの2灯の点灯を共に継続させたり、枠Aの6灯の点灯を全て継続させる等、複数灯の点灯を継続させることは可能である。
特に、ここでは点灯を継続させるLEDを照射面の中央に近いものから選択したことで、高い視認性が得られると共に、残容量のより有効な利用が可能となっている。
Claims (9)
- ハウジングと、電源として用いられる電動工具用のバッテリーとを含んで前方に光を照射可能なライト本体と、
前記ライト本体に左右方向の軸を中心に角度調整可能に連結され、前記ライト本体を支持して接地可能なフレームと、を含み、
前記ハウジングは、前ハウジングと後ハウジングとに二分割されて、前記前ハウジングと前記後ハウジングとにより、前記バッテリー全体が前記ハウジング内に収容される収容部が形成され、
前記前ハウジングの後面には、前記バッテリーが上方からスライド装着される装着部と、前記装着部を囲む枠部とが形成され、
前記後ハウジングは、前記前ハウジングに対して下端が回転可能に連結されて、前面が前記枠部の外側で前記前ハウジングの後面に当接して前記収容部を形成する閉塞位置と、前記前面が前記前ハウジングの後面から離れて前記装着部を開放する開放位置とに回転可能であることを特徴とするライト。 - 前記フレームは、前記前ハウジングに対して連結されていることを特徴とする請求項1に記載のライト。
- 前記バッテリーは、リチウムイオン電池を内蔵することを特徴とする請求項1又は2に記載のライト。
- 前記フレームは、前記ライト本体よりも上方位置で左右方向に延びるハンドルを備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のライト。
- 前記後ハウジングの上面にはラッチが設けられ、前記前ハウジングの上面には、前記後ハウジングが前記前ハウジングに当接する位置で前記ラッチが係止可能なフックが設けられることを特徴とする請求項4に記載のライト。
- 前記フックは、前記ハンドルよりも下方に位置していることを特徴とする請求項5に記載のライト。
- 前記ライト本体の前面に光の照射面が設けられ、前記ライト本体には、前記バッテリーを装着するためのガイドレールが、前記照射面と平行に設けられていることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のライト。
- 前記バッテリーは前記ガイドレールに対してスライド装着可能で、係止爪を利用して前記ライト本体に固定されることを特徴とする請求項7に記載のライト。
- 前記枠部の後面には、全周に亘ってシール部材が設けられ、
前記後ハウジングの内部には、前記閉塞位置で前記シール部材を介して前記枠部と全周に亘って当接するリブが形成されていることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載のライト。
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