JP6692880B2 - ライト - Google Patents

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Description

本発明は、電動工具用のバッテリーを電源として用いるライトに関する。
ライトは、特許文献1に開示のように、LED等の照明体を備えた本体に、電源となるバッテリーを装着したものが知られている。このバッテリーは、電動工具に用いられるものと同じで、本体には、電動工具と同じ形態のバッテリー装着部が形成されて、そのバッテリー装着部にバッテリーが着脱可能となっている。
特開2012−28145号公報
上記従来のライトにおいては、バッテリー装着部にバッテリーを装着した状態では、結合部分を除いてバッテリーが露出した状態となる。しかし、バッテリー装着部とバッテリーとの間には防水構造が施されていないため、ユーザは当該バッテリーに水等が掛からないように注意して取り扱う必要があった。
そこで、本発明は、電動工具用のバッテリーを電源として用いた場合でも良好な防水機能を有し、使い勝手に優れるライトを提供することを目的としたものである。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、ハウジングと、電源として用いられる電動工具用のバッテリーとを含んで前方に光を照射可能なライト本体と、ライト本体に左右方向の軸を中心に角度調整可能に連結され、ライト本体を支持して接地可能なフレームと、を含み、ハウジングは、前ハウジングと後ハウジングとに二分割されて、前ハウジングと後ハウジングとにより、バッテリー全体がハウジング内に収容される収容部が形成され、前ハウジングの後面には、バッテリーが上方からスライド装着される装着部と、装着部を囲む枠部とが形成され、
後ハウジングは、前ハウジングに対して下端が回転可能に連結されて、前面が枠部の外側で前ハウジングの後面に当接して収容部を形成する閉塞位置と、前面が前ハウジングの後面から離れて装着部を開放する開放位置とに回転可能であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、フレームは、前ハウジングに対して連結されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成において、バッテリーは、リチウムイオン電池を内蔵することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れかの構成において、フレームは、ライト本体よりも上方位置で左右方向に延びるハンドルを備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4の構成において、後ハウジングの上面にはラッチが設けられ、前ハウジングの上面には、後ハウジングが前ハウジングに当接する位置でラッチが係止可能なフックが設けられることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5の構成において、フックは、ハンドルよりも下方に位置していることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6の何れかの構成において、ライト本体の前面に光の照射面が設けられ、ライト本体には、バッテリーを装着するためのガイドレールが、照射面と平行に設けられていることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7の構成において、バッテリーはガイドレールに対してスライド装着可能で、係止爪を利用してライト本体に固定されることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項1乃至8の何れかの構成において、枠部の後面には、全周に亘ってシール部材が設けられ、後ハウジングの内部には、閉塞位置でシール部材を介して枠部と全周に亘って当接するリブが形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、電動工具用のバッテリーを電源として用いた場合でも良好な防水機能を有し、使い勝手に優れたものとなる。
形態1のライトの分解斜視図である。 形態1のライトの縦断面図である。 下ハウジングを分離した形態1のライトの縦断面図である。 容量が異なるバッテリーを用いた形態1のライトの縦断面図である。 形態2のライトの斜視図である。 形態2のライトの縦断面図である。 後ハウジングを開放位置とした形態2のライトの斜視図である。 専用の三脚スタンドでライトを支持させた状態を示す斜視図である。 専用の三脚スタンドで2つのライトを支持させた状態を示す斜視図である。 レーザー墨出し器用の三脚スタンドを用いる状態を示す説明図である。 レーザー墨出し器用の三脚スタンドでライトを支持させた状態を示す斜視図である。 カメラ用の三脚スタンドを用いる状態を示す説明図である。 カメラ用の三脚スタンドでライト本体を支持させた状態を示す斜視図である。 バッテリーの残容量低下の報知制御の説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
[形態1]
図1は、ライトの一例を示す分解斜視図、図2はライトの縦断面図で、ライト1は、上側の照明部2と下側のバッテリー保持部3とからなる。まず照明部2は、円筒状で透明な下レンズ4と、その下レンズ4の上方に設けられてLEDを備えたライトユニット5と、ライトユニット5の上方に設けられるキャップ状の透明な上レンズ6とを備える。下レンズ4内の下側には、バッテリー保持部3の上面に固定される円錐状のリフレクタ7が配されている。
ライトユニット5は、下レンズ4と上レンズ6との間を仕切るリング8の中央でホルダ9に保持されているが、このホルダ9は、点対称位置に突設された一対の軸10,10がリング8に保持されることで、軸10,10を中心に回転可能となっている。一方の軸10には、リング8の外側に突出するツマミ11が連結されており、ツマミ11の操作によってホルダ9を回転させることで、ライトユニット5の向きを上下何れかに選択可能となっている。すなわち、ライトユニット5を上向きとすれば、LEDの光が上レンズ6を介して上方へ照射されるため、バッテリー保持部3を把持してフラッシュライト(懐中電灯)として使用できる。
一方、ライトユニット5を下向きとすれば、LEDの光が下向きに照射され、リフレクタ7によって放射状に拡散し、下レンズ4を介して周囲に照射されるため、ランタンとして使用できる。リング8には、吊り下げ具としてのフック12の基端が回転可能に連結されて、図1,2のようにフック12の先端が照明部2の下端に収まる収納位置と、フック12の先端が照明部2の上方に位置する引き出し位置とが任意に選択可能となっているため、ランタンとして使用する場合は、引き出し位置のフック12を利用して壁等に吊り下げることができる。
次に、バッテリー保持部3のハウジングは、図3にも示すように、筒状の上ハウジング13と下ハウジング14とに二分割されており、上下ハウジング13,14は、上ハウジング13の下端内周に形成した雌ネジ部15に、下ハウジング14の上端外周に形成した雄ネジ部16を螺合させることで結合可能となっている。雄ネジ部16の根元には、シール部材としてのOリング17が外装されて、上下ハウジング13,14の結合状態でOリング17が雌ネジ部15の端部と当接して変形し、上下ハウジング13,14の合わせ面をシールするものとなる。
また、上ハウジング13内には、内面上端に図示しない端子部を備えた内側ホルダ18がネジ止めされて、下ハウジング14の底部中央には、コイルバネ20によって上方へ突出付勢される押圧ボタン19が設けられている。
よって、バッテリー保持部3内で内側ホルダ18と下ハウジング14との間には、バッテリー22の収容部21が形成される。
バッテリー22は、専用の充電器で充電され、インパクトドライバやドライバドリル等の電動工具の電源として使用されるもので、複数のリチウムイオン電池を内蔵したケースは、電動工具のハウジングに差し込み装着され、上面に図示しない端子部を備えた挿入部23と、その挿入部23の下端に形成される大径部24とに形成され、大径部24の左右の側面には、挿入部23を差し込んだ状態で電動工具のハウジングに係止可能な係止爪25が形成されている。よって、このバッテリー22を電動工具に装着した場合は、挿入部23のみが電動工具のハウジング内に隠れて大径部24は外部に露出した状態となる。
しかし、バッテリー保持部3内に形成される収容部21は、このバッテリー22全体を収容可能となっている。すなわち、挿入部23を上ハウジング13の内側ホルダ18に差し込んだ状態で、上ハウジング13に下ハウジング14を結合させると、バッテリー22は上下ハウジング13,14によって完全に覆われるようになっている。
また、内側ホルダ18と上ハウジング13との間には、押しボタンスイッチ26が設けられ、押しボタンスイッチ26の外側で上ハウジング13には、ゴム製のスイッチカバー27が設けられている。28は、バッテリー保持部3からライトユニット5へ電力を供給する導電体、29は下ハウジング14の周面及び底面に被着されたバンパである。
以上の如く構成されたライト1においては、下ハウジング14を取り外して収容部21を開放した状態で、バッテリー22を内側ホルダ18に差し込んで下ハウジング14をねじ込み結合すると、前述のように収容部21にバッテリー22が収容される。この状態では、挿入部23の上面に設けた端子部が内側ホルダ18の端子部と電気的に接続される。このとき下ハウジング14の押圧ボタン19が大径部24の底面に当接してバッテリー22を上方へ押圧し、端子部同士の接触を維持させる。従って、図4に示すように容量が小さいバッテリー22Aを用いた場合でも、押圧ボタン19が突出してバッテリー22Aを押し上げるため、電気的接続に支障は生じない。
よって、スイッチカバー27を押して押しボタンスイッチ26をONさせると、LEDが点灯し、フラッシュライト又はランタンとして使用できる。
また、バッテリー22は上下ハウジング13,14で完全に覆われて外部へ露出しない上、上下ハウジング13,14の結合部分はOリング17によってシールされているため、バッテリー保持部3の防水性は保持され、収容部21内に水等が侵入するおそれはなくなる。
このように、上記形態1のライトによれば、電源となる電動工具用のバッテリー22全体を上下ハウジング13,14内に収容しているので、電動工具用のバッテリー22を電源として用いた場合でも良好な防水機能を有し、使い勝手に優れたものとなる。
特にここでは、バッテリー22(22A)は、一つの面に端子部を備えて電気的接続されるものとなっているので、電気的接続した状態で端子部は露出しない。この状態でバッテリー22(22A)全体がハウジング内に収容されるため、一層高い防水性を得ることができる。
また、ハウジングを、収容部21を開閉可能に分割し、分割した上下ハウジング13,14同士の合わせ面に、上下ハウジング13,14の結合状態で収容部21をシールするOリング17を設けたことで、ハウジングを分割しても防水性を確保することができる。
なお、上記形態では、上下ハウジングを完全に分離してネジ結合としているが、結合時の防水性が維持できれば、バヨネット結合を採用したり、下ハウジングを上ハウジングにヒンジ結合して下ハウジングに設けたフック等の係止部を係脱させることで収容部を開閉できるようにしたり、単純に上下ハウジング同士を差し込み結合する構造を採用したりしてもよい。
また、上記形態のライトはフラッシュライトとランタンとを選択して使用できるようになっているが、どちらか一方のみの機能を有するものであっても本発明の適用は可能である。
[形態2]
図5は、ライトの他の形態を示す斜視図、図6はライトの縦断面図で、このライト30は、ライト本体31と、そのライト本体31を支持するフレーム70とからなる定置型(いわゆる投光器)となっている。まずライト本体31は、正面視が四角形状の前ハウジング32内に、前面(図6の右側を前方とする。)に複数のLED34,34・・を設けた基板33を上下方向に設置し、前ハウジング32の前面に透明板35を嵌着してなる。36は、基板33と透明板35との間に設けられたリフレクタである。
また、前ハウジング32の後面上部は、図7にも示すように後下がりの傾斜面37となっており、その傾斜面37の中央に、バッテリー41の装着部38が凹設されている。さらに、前ハウジング32の後面には、装着部38を囲む四角形状の枠部39が形成され、その枠部39の後面には、全周に亘ってシール部材40が、枠部39の後面から突出する状態で埋設されている。
ここで使用されるバッテリー41も、専用の充電器で充電され、インパクトドライバやドライバドリル等の電動工具の電源として使用されるもので、複数のリチウムイオン電池を内蔵した四角箱状のケース42の上面(図6では右側が上面となっている。)には、電動工具のハウジングに形成した一対のガイドレール間に嵌合する左右一対のスライドレール43,43が形成されて、スライドレール43,43の間には、突出付勢される係止爪44が設けられている。すなわち、スライドレール43を電動工具のハウジングのガイドレール間に嵌合させて係止爪44がハウジングに係止するまでスライドさせると、スライドレール43,43間で上面に設けた図示しない端子部が電動工具側の端子部と電気的接続されるものである。
よって、ここでの装着部38の左右両側には、電動工具と同じ左右一対のガイドレール45,45が上下方向に突設されて、そのガイドレール45,45の間に、上下方向の端子板47を備えた端子台46が設けられている。端子台46の上方には、係止爪44が係止可能な凹部48が形成されている。従って、バッテリー41を、スライドレール43,43がガイドレール45,45間に嵌合するように上方からスライドさせ、係止爪44が凹部48に係止するまで下方へ押し込むと、図6,7に示すようにバッテリー41は装着部38へ縦向きに装着されて端子台46の端子板47がバッテリー41の端子部と電気的接続される。
そして、前ハウジング32の後方には、後ハウジング49が設けられている。この後ハウジング49は、前ハウジング32の上面と連続状となる上面部50と、前ハウジング32の左右の側面と連続状となる側面部51,51と、前ハウジング32の後面下部と連続状となる後面部52とを備え、前面を前ハウジング32の傾斜面37に合わせて傾斜状にカットしたもので、下端が、装着部38の下側に設けた左右方向の軸53によって回転可能に連結されている。よって、後ハウジング49は、図6のように前面が傾斜面37に当接して上面部50及び側面部51が前ハウジング32の上面及び側面とそれぞれ連続する図5,6の閉塞位置と、図7のように傾斜面37から離れて装着部38を開放する開放位置との間で回転可能となる。
また、後ハウジング49の内部には、閉塞位置で前ハウジング32の枠部39と全周に亘って当接するリブ54が立設されて、閉塞位置では、リブ54と装着部38とによってバッテリー41全体を覆う収容部55が形成されるようになっている。この状態でリブ54の端面にシール部材40が当接することで、収容部55がシールされる。
さらに、後ハウジング49の上面部50には、レバー板57とフック板58との順番でヒンジ結合した周知のラッチ56が設けられ、前ハウジング32の上面には、フック板58が係止可能なフック59が立設されている。よって、後ハウジング49の閉塞位置でフック板58の前端をフック59に係止させてフック板58の後端を押し下げると、レバー板57が倒伏してフック板58の係止状態を維持するため、後ハウジング49が閉塞位置でロックされる。
60は、前ハウジング32の前端を全周に亘って覆う保護枠で、保護枠60の上部には、前ハウジング32内に設けられた押しボタンスイッチ61の上側に位置するボタン部62が形成されている。押しボタンスイッチ61は、LED34と共に、端子台46の前方に設けられたコントローラ63に電気的接続されている。
また、前ハウジング32の底部において、左右方向の中央部で後方寄り(バッテリー41の真下)の位置には、1/2インチのネジ穴を下向きに開口させたナット部材64が設けられている。
さらに、前ハウジング32の左右の側面には、円形突起65,65が突設され、その円形突起65の中心に、頭部にツマミ66を備えた図示しないネジがそれぞれ螺合している。
一方、フレーム70は、コ字状の上フレーム71と同じくコ字状の下フレーム72との端部同士を側面視L字状のエルボ73,73を介して連結したもので、この状態で上フレーム71は斜め後ろにやや傾斜した状態で縦向きに立設され、下フレーム72は横向きとなる。上フレーム71の両端には、先端がフック状の連結板74,74がそれぞれ後ろ向きに固定されており、この連結板74,74の先端に、ライト本体31の左右の円形突起65に螺合されるネジを上方から係止させれば、ライト本体31は上フレーム71の後方で下フレーム72から浮いた位置で回転可能に支持され、ツマミ66の回転操作でネジをねじ込めば、円形突起65とツマミ66との間で連結板74を挟持することでライト本体31の回転を規制できる。ツマミ66の回転操作でネジを緩めれば、左右方向の軸となるネジを中心としてライト本体31を回転させてライト本体31の向き(角度)を調整することができる。71aは、上フレーム71の上端に形成されたハンドルで、このようにハンドル71aがフレーム70と一体に形成されることで、ハンドルとフレームとを別々に設けるのに比べてコンパクトで使いやすい構造となる。
また、下フレーム72の両端部間には、ライト本体31の真下を横切る板状のバー75が左右方向に架設されている。このバー75の中央には、図6に示すように、5/8インチのネジ穴を有するナット76が、ネジ穴を下方に開口させた状態で取り付けられている。77は、バー75の上面で下側片78の先端をナット76に外嵌させ、上側片79の先端をナット76の上方に位置させた二つ折り板で、上側片79の先端は、ナット76のネジ穴より小径の透孔80が同軸で形成されたワッシャー形状となっている。
以上の如く構成されたライト30においては、ラッチ56を解除して後ハウジング49を開放位置へ回転させて装着部38を露出させた状態で、前述のように装着部38に上方からバッテリー41を装着した後、後ハウジング49を閉塞位置へ回転させてラッチ56をかけると、バッテリー41は後ハウジング49で完全に覆われて外部へ露出しない状態となる。このとき、バッテリー41の収容部55はシール部材40によってシールされているため、収容部55の防水性は保持され、水等が侵入するおそれはなくなる。
そして、フレーム70を地面等に載置してボタン部62を押して押しボタンスイッチ61をONさせると、LED34が点灯し、前方を照射するものとなる。
なお、ここではコントローラ63がバッテリー41の電圧を監視しており、使用によってバッテリー41の電圧が閾値以下に達すると、コントローラ63は一部のLED34を消灯させてバッテリー41の残容量が少ないことを報知するようになっている。この場合、残りのLED34は、光量を変えずにそのまま点灯を継続させてもよいし、電力節約のために光量を落として点灯を継続させるようにしてもよい。但し、一部のLED34を消灯させて報知する制御に限らず、電圧が閾値以下に低下すると全てのLED34の光量を落として報知するようにしても差し支えない。
このように、上記形態2のライト30によれば、電源となる電動工具用のバッテリー41全体を前後ハウジング32,49内に収容しているので、電動工具用のバッテリー41を電源として用いた場合でも良好な防水機能を有し、使い勝手に優れたものとなる。
特にここでは、バッテリー41は、一つの面に端子部を備えて電気的接続されるので、電気的接続した状態で端子部は露出しない。この状態でバッテリー41全体が前後ハウジング32,49内に収容されるため、一層高い防水性を得ることができる。
また、ハウジングを、収容部55を開閉可能に分割し、分割した前後ハウジング32,49同士の合わせ面に、前後ハウジング32,49の結合状態で収容部55をシールするシール部材40を設けたことで、ハウジングを分割しても防水性を確保することができる。
なお、上記形態では、後ハウジングを下側の軸で連結して収容部を開閉可能としているが、左右何れかの軸や上側の軸で連結しても差し支えない。
また、バッテリーは、上記形態のようなスライド装着するタイプに限らず、形態1で説明した差し込み装着するタイプであっても採用可能である。
さらに、フレームの形状変更は勿論、フレームを省略することもできる。
一方、ライト30は、フレーム70を直接地面等に載置することで定置型として使用する他、図8に示すように、専用の三脚スタンド81を利用して定置することもできる。この三脚スタンド81は、テレスコープ型で上下方向に伸縮可能とした支柱82の先端に、フレーム70のバー75を載置可能な支持バー83を直交状に固着したもので、支持バー83の中央では、ツマミネジ84を貫通させて支柱82にねじ込み可能となっている。このツマミネジ84は、ナット76のネジ穴よりも径の小さいもので、バー75を支持バー83に載置した状態で、二つ折り板77の上側からツマミネジ84を、上側片79、ナット76、下側片78、バー75の順に貫通させて支柱82にねじ込んで締め付けると、バー75がナット76及び二つ折り板77を介して支持バー83に押圧されてフレーム70が支柱82上に支持される。よって、ライト本体31は支柱82の上方から光を照射可能となる。
また、三脚スタンド81では、図9に示すアタッチメント85を用いることで2つのライト30,30を支持することもできる。このアタッチメント85は、支持バー83に載置されて中央がツマミネジ84で固定される長尺バー86を備えたもので、この長尺バー86の両端に載置した2つのライト30,30を、それぞれツマミネジ87,87で図8と同様に連結可能となっている。88は、長尺バー86の中央に設けられてツマミネジ84が上方から貫通するハンドル、89は、長尺バー86の両端下面へそれぞれ直交状に連結されたベースバーで、ベースバー89は、ライト30を取り付けるためにアタッチメント85を地面等に載置した状態で長尺バー86を地面等から浮かせて支持することで、長尺バー86へのツマミネジ87のねじ込みを可能としている。
一方、専用の三脚スタンドの利用に限らず、他の用途の三脚スタンドの使用も可能となっている。図10に示す三脚スタンド90は、レーザー墨出し器を取り付けるためのもので、この三脚スタンド90の上端には、5/8インチの取付ネジ91が上向きに突出していることから、この取付ネジ91をフレーム70のバー75に固定されるナット76に螺合させることで、図11に示すように、三脚スタンド90によってライト30を支持させることができる。
また、図12に示す三脚スタンド92は、カメラ用のもので、この三脚スタンド92の上端には、1/2インチの取付ネジ93が上向きに突出していることから、この取付ネジ93を、フレーム70から取り外したライト本体31の底面のナット部材64に螺合させることで、図13に示すように、三脚スタンド92によってライト本体31を支持させることができる。
そして、形態2のライト30において、LED34の点灯モードとバッテリー41の残容量低下の報知制御とは、以下のようであってもよい。
まず、ここではボタン部62を押し操作する度に、「切」「点灯(High)」「点灯(Low)」の順でLED34の点灯モードが切り替えられるようになっている。ここで、光量の小さいLowモードでの点灯時にバッテリー41の残容量が低下すると、1個のLED34(ここでは図14において黒く塗りつぶしたもの)のみをLowモードから光量の大きいHighモードへ自動的に切り替えて点灯を継続させ、残りを消灯させるようにしている。また、Highモードでの点灯時にバッテリー41の残容量が低下すると、同じく1個のLED34のみHighモードのまま点灯を継続させ、残りを消灯させるようにしている。これにより、残容量の低下が報知可能となっている。
この残容量低下時に点灯を継続させる1灯は、以下の理由によって選択されている。
まず、図14に示す枠Aで囲まれた6灯は、その周囲に位置する14灯に比べると、視認性が高い。すなわち、ライト正面に対して斜めの場所で作業をしている場合でも見えやすく、確実に作業者に容量低下を報知することができる。また、高温になっているリフレクタ36から遠いため、放熱効率が良く、残り少ない容量を有効に利用できる。すなわち、熱による損失が少ないため、より長く点灯でき、作業者のバッテリー交換のための時間を延ばすことができる。
よって、この枠A内の6灯のうち、照射面の中央に位置する2灯(枠Bで囲まれた2灯)は、これらの効果が最も高いと考えられるため、この2灯のうちの一方を選択したものである。
但し、残容量低下時に点灯を継続させるのは1灯に限らず、例えば枠Bの2灯の点灯を共に継続させたり、枠Aの6灯の点灯を全て継続させる等、複数灯の点灯を継続させることは可能である。
このように、この残容量の報知制御によれば、バッテリー電圧が閾値以下に達すると、少なくとも1灯の点灯を継続させて残りを消灯させるようにしたことで、残容量を有効に利用しつつ、作業者に残容量の低下を確実に報知することができる。
特に、ここでは点灯を継続させるLEDを照射面の中央に近いものから選択したことで、高い視認性が得られると共に、残容量のより有効な利用が可能となっている。
1,30・・ライト、2・・照明部、3・・バッテリー保持部、5・・ライトユニット、13・・上ハウジング、14・・下ハウジング、15・・雌ネジ部、16・・雄ネジ部、17・・Oリング、18・・内側ホルダ、21,55・・収容部、22,41・・バッテリー、23・・挿入部、24・・大径部、31・・ライト本体、32・・前ハウジング、34・・LED、38・・装着部、39・・枠部、40・・シール部材、46・・端子台、49・・後ハウジング、54・・リブ、70・・フレーム、71・・上フレーム、72・・下フレーム。

Claims (9)

  1. ハウジングと、電源として用いられる電動工具用のバッテリーとを含んで前方に光を照射可能なライト本体と、
    前記ライト本体に左右方向の軸を中心に角度調整可能に連結され、前記ライト本体を支持して接地可能なフレームと、を含み、
    前記ハウジングは、前ハウジングと後ハウジングとに二分割されて、前記前ハウジングと前記後ハウジングとにより、前記バッテリー全体が前記ハウジング内に収容される収容部が形成され、
    前記前ハウジングの後面には、前記バッテリーが上方からスライド装着される装着部と、前記装着部を囲む枠部とが形成され、
    前記後ハウジングは、前記前ハウジングに対して下端が回転可能に連結されて、前面が前記枠部の外側で前記前ハウジングの後面に当接して前記収容部を形成する閉塞位置と、前記前面が前記前ハウジングの後面から離れて前記装着部を開放する開放位置とに回転可能であることを特徴とするライト。
  2. 前記フレームは、前記前ハウジングに対して連結されていることを特徴とする請求項1に記載のライト。
  3. 前記バッテリーは、リチウムイオン電池を内蔵することを特徴とする請求項1又は2に記載のライト。
  4. 前記フレームは、前記ライト本体よりも上方位置で左右方向に延びるハンドルを備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のライト。
  5. 前記後ハウジングの上面にはラッチが設けられ、前記前ハウジングの上面には、前記後ハウジングが前記前ハウジングに当接する位置で前記ラッチが係止可能なフックが設けられることを特徴とする請求項4に記載のライト。
  6. 前記フックは、前記ハンドルよりも下方に位置していることを特徴とする請求項5に記載のライト。
  7. 前記ライト本体の前面に光の照射面が設けられ、前記ライト本体には、前記バッテリーを装着するためのガイドレールが、前記照射面と平行に設けられていることを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載のライト。
  8. 前記バッテリーは前記ガイドレールに対してスライド装着可能で、係止爪を利用して前記ライト本体に固定されることを特徴とする請求項7に記載のライト。
  9. 前記枠部の後面には、全周に亘ってシール部材が設けられ、
    前記後ハウジングの内部には、前記閉塞位置で前記シール部材を介して前記枠部と全周に亘って当接するリブが形成されていることを特徴とする請求項1乃至8の何れかに記載のライト。
JP2018232772A 2013-06-10 2018-12-12 ライト Active JP6692880B2 (ja)

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