JP6692762B2 - トルクセンサ - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、例えばロボットアームの関節に設けられるトルクセンサに関する。
例えば製造ラインにおいて、複数のロボットアームが設置され、これらロボットアームが協働して製品の組み立てが行われている。これらロボットアームの関節には、トルクセンサが設けられている(例えば特許文献1、2、3参照)。
特開2013−096735号公報 特開2015−049209号公報 特許第5640905号公報
従来、ロボットアームに装着されるトルクセンサは、トルクセンサ自体の異常や、アームの異常を検出することが困難であった。このため、例えば複数のロボットアームが協働する協働ロボットにおいて、何らかの原因によりトルクセンサ自体の異常や、アームの異常が発生した場合においても、ロボットアーム同士の衝突などを回避することが困難であった。したがって、トルクセンサ自体の異常を事前に検知することが可能な所謂フェイルセーフ機能を有するトルクセンサが要望されている。
本発明の実施形態は、トルクセンサ自体の異常を検出することができ、フェイルセーフ機能を有するトルクセンサを提供する。
本実施形態のトルクセンサは、被計測体に連結される第1構造体と、第2構造体と、前記第1構造体と前記第2構造体との間に伝達される力を検出する複数の歪センサを含む第1ブリッジ回路と、前記第1構造体と前記第2構造体との間に伝達される力を検出する複数の歪センサを含む第2ブリッジ回路と、前記第1ブリッジ回路の第1出力電圧と前記第2ブリッジ回路の第2出力電圧との差が第1閾値電圧を超えた場合、異常検出信号を出力するコントローラと、前記複数の歪センサのそれぞれが設けられた金属板のそれぞれを、前記第1構造体と前記第2構造体との間に固定する複数のネジと、を具備する。
第1の実施形態に係るトルクセンサの一例を示す構成図。 図1の動作を説明するために示すフローチャート。 図2に続く動作を説明するために示すフローチャート。 第2の実施形態に係るトルクセンサの一例を示す構成図。 第3の実施形態に係るトルクセンサの一例を示す構成図。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。図面において、同一部分には同一符号を付している。
(第1の実施形態)
図1において、トルクセンサ10は、例えば第1構造体11、第2構造体12、梁部としての複数の第3構造体13、第1ブリッジ回路B1、及び第2ブリッジ回路B2を具備している。
第1構造体11及び第2構造体12は、例えば環状であり、第2構造体12は、第1構造体11に同心状に配置されている。複数の第3構造体13a、13b、13c、13dは、第1構造体11と第2構造体12を連結する。第1の実施形態において、第3構造体13a、13b、13c、13dは、例えば起歪部として機能する。
第1構造体11は、被計測体としての例えば図示せぬロボットアームの関節の一方に取着される。具体的には、第1構造体11は、例えば図示せぬ減速機に取着され、減速機は図示せぬモータに連結される。第2構造体12は、例えば図示せぬロボットアームの関節の他方に取着される。
第3構造体13a、13b、13c、13dは、第1構造体11と第2構造体12間において、力(トルク)を伝達する。
第1構造体11、第2構造体12、第3構造体13a、13b、13c、13dは、例えば金属により構成されている。しかし、印加されるトルクに対して十分な機械的強度を得ることができれば、金属以外の材料により第1構造体11、第2構造体12、第3構造体13a、13b、13c、13dを構成することも可能である。
第3構造体13a、13b、13c、13dのうち、例えば180°離れた位置に配置された第3構造体13a、13cには、第1ブリッジ回路B1と、第2ブリッジ回路B2が設けられる。
第1ブリッジ回路B1は、第1歪センサ(歪ゲージ)G1〜第4歪センサG4により構成され、第2ブリッジ回路B2は、第5歪センサG5〜第8歪センサG8により構成されている。
第1ブリッジ回路B1の第1歪センサG1、第2歪センサG2、及び第2ブリッジ回路B2の第5歪センサG5、第6歪センサG6は、第3構造体13aに設けられ、第1ブリッジ回路B1の第3歪センサG3、第4歪センサG4、及び第2ブリッジ回路B2の第7歪センサG7、第8歪センサG8は、第3構造体13cに設けられている。
第1歪センサG1〜第8歪センサG8は、例えば図示せぬ金属板上に絶縁膜を介して設けられた例えば薄膜抵抗体により構成されている。しかし、第1歪センサG1〜第8歪センサG8の構成は、これに限定されるものではない。
第1歪センサG1〜第8歪センサG8の金属板は、例えば接着、ネジ締結又は溶接などの手段を用いて第3構造体13a又は第3構造体13cの表面に固定される。
また、第1歪センサG1、第2歪センサG2、第5歪センサG5、第6歪センサG6を、第3構造体13aに設け、第3歪センサG3、第4歪センサG4、第7歪センサG7、第8歪センサG8を、第3構造体13cに設けたが、これに限定されるものではない。
例えば、第1歪センサG1〜第8歪センサG8に設けられた金属板を起歪体として用い、第3構造体13a、13b、13c、13d以外の場所で、第1歪センサG1、第2歪センサG2、第5歪センサG5、第6歪センサG6の金属板を、第1構造体11と第2構造体12との間に架け渡し、第3歪センサG3、第4歪センサG4、第7歪センサG7、第8歪センサG8の金属板を、第1構造体11と第2構造体12との間に架け渡す構成としてもよい。各歪センサの金属板は、第1構造体11と第2構造体12に、例えば接着、ネジ締結又は溶接などの手段を用いて固定すればよい。
第1ブリッジ回路B1において、第1歪センサG1と第3歪センサG3は直列接続され、第2歪センサG2と第4歪センサG4は、直列接続されている。直列接続された第1歪センサG1と第3歪センサG3は、直列接続された第2歪センサG2と第4歪センサG4に並列接続されている。
第2歪センサG2と第4歪センサG4との接続ノードに電源Vo、例えば5Vが供給され、第1歪センサG1と第3歪センサG3との接続ノードは、接地されている。
第2ブリッジ回路B2において、第5歪センサG5と第7歪センサG7は直列接続され、第6歪センサG6と第8歪センサG8は、直列接続されている。直列接続された第5歪センサG5と第7歪センサG7は、直列接続された第6歪センサG6と第8歪センサG8に並列接続されている。
第6歪センサG6と第8歪センサG8との接続ノードに電源Vo、例えば5Vが供給され、第5歪センサG5と第7歪センサG7との接続ノードは、接地されている。
第1ブリッジ回路B1において、第1歪センサG1と第2歪センサG2との接続ノードは第1電圧検出回路15の一端部に接続され、第3歪センサG3と第4歪センサG4との接続ノードは第1電圧検出回路15の他端部に接続されている。
第2ブリッジ回路B2において、第5歪センサG5と第6歪センサG6との接続ノードは第2電圧検出回路16の一端部に接続され、第7歪センサG7と第8歪センサG8との接続ノードは第2電圧検出回路16の他端部に接続されている。
第1電圧検出回路15は、第1ブリッジ回路B1の出力電圧を検出し、第2電圧検出回路16は、第2ブリッジ回路B2の出力電圧を検出する。第1電圧検出回路15及び第2電圧検出回路16は、例えば分圧抵抗と演算増幅器により構成される。しかし、これに限定されるものではない。
第1電圧検出回路15の動作原理は、次の通りである。
例えばトルクセンサ10にトルク(第1構造体11、第2構造体12の時計回り方向又は反時計回り方向)が印加された場合、第1ブリッジ回路B1において、第1歪センサG1と第2歪センサG2の接続点から出力電圧Vout+が出力され、第3歪センサG3と第4歪センサG4の接続点から出力電圧Vout-が出力される。出力電圧Vout+及び出力電圧Vout-から式(1)で示す第1ブリッジ回路B1の出力電圧Vout1が得られる。
Vout1=(Vout+−Vout-)
=(R1/(R1+R2)−R3(R3+R4))・Vo …(1)
ここで、
R1は、第1歪センサG1の抵抗値
R2は、第2歪センサG2の抵抗値
R3は、第3歪センサG3の抵抗値
R4は、第4歪センサG4の抵抗値
であり、トルクセンサ10にトルクが印加されていない状態において、R1=R2=R3=R4=Rである。
一方、トルクセンサ10にトルク以外の力、例えばスラスト力(図1に示す第1構造体11、第2構造体12に対する左右方向(X方向)の力、又は、上下方向(Y方向)の力)が加わった場合、第1歪センサG1、第2歪センサG2、第3歪センサG3及び第4歪センサG4の抵抗値の変化(R1=R−ΔR、R2=R+ΔR、R3=R−ΔR、R4=R+ΔR、ここで、ΔRは、抵抗値の変化の値)が相殺され、第1ブリッジ回路B1の出力電圧Vout1は、0Vとなる。
第2ブリッジ回路B2に対応する第2電圧検出回路16の動作原理も第1電圧検出回路15と同様である。第2電圧検出回路16の出力電圧Vout2も第1電圧検出回路15と同様にして得られる。
第1電圧検出回路15の出力電圧Vout1は、アナログデジタル(AD)変換回路17に供給されてデジタル信号に変換され、第2電圧検出回路16出力電圧Vout2は、AD変換回路18に供給されてデジタル信号に変換される。AD変換回路17及びAD変換回路18の出力信号(以下、第1ブリッジ回路B1及び第2ブリッジ回路B2の出力信号とも言う)は、例えば定期的にコントローラ19に供給される。コントローラ19は、AD変換回路17及びAD変換回路18の出力信号の一方又は両方を、トルクセンサ10の出力信号として外部の装置に供給したり、後述するトルクセンサ10の異常を検知したりする。
また、コントローラ19は、AD変換回路17及びAD変換回路18の出力信号を例えば一定期間記憶することが可能な記憶部20を具備している。記憶部20に記憶されたAD変換回路17及びAD変換回路18の出力信号は、例えば一定期間毎に更新される。
さらに、コントローラ19には、例えば表示装置21が接続されている。表示装置21は、トルクセンサ10の検出出力信号やトルクセンサ10の異常が検出されたことを示す信号などを表示する。
(動作)
図2、図3は、コントローラ19の動作を説明するためのフローチャートである。
トルクセンサ10は、通常時、第1ブリッジ回路B1と第2ブリッジ回路B2との両方が同時に動作しており、第1ブリッジ回路B1と第2ブリッジ回路B2の出力電圧が比較されている。すなわち、コントローラ19は、第1電圧検出回路15からAD変換回路17を介して供給される第1ブリッジ回路B1の出力電圧Vout1と、第2電圧検出回路16からAD変換回路18を介して供給される第2ブリッジ回路B2の出力電圧Vout2との差の絶対値を求め、この差の絶対値と第1閾値電圧とを比較する(S1)。尚、絶対値は必ずしも必要なく、両出力電圧の差が求められればよい。
上記比較の結果、差の絶対値が第1閾値電圧より小さい場合(S1、NO)、第1ブリッジ回路B1と第2ブリッジ回路B2の両方は、正常に動作していると判断される。コントローラ19は、第1ブリッジ回路B1と第2ブリッジ回路B2の例えば一方の出力電圧に基づきトルクセンサ10の所定の動作が終了したかどうかを判断する(S2)。所定の動作とは、前述したように、例えばトルクセンサ10の出力信号を外部の装置に供給したり、トルクセンサ10の異常を検知したりするなどの動作である。この判断の結果、所定の動作が終了していない場合(S2、NO)、制御がS1に移行される。また、所定の動作が終了している場合(S2、YES)、制御が終了される。
一方、S1において、差の絶対値が第1閾値電圧より大きいと判断された場合(S1、YES)、制御が異常処理ルーチンS3に移行される。すなわち、差の絶対値が第1閾値電圧より大きいということは、第1ブリッジ回路B1と第2ブリッジ回路B2のいずれかに異常が発生したことを意味している。このため、異常処理ルーチンS3において、第1ブリッジ回路B1と第2ブリッジ回路B2のどちらに異常が発生しているかが判別される。
図3は、異常処理ルーチンS3の一例を示している。
先ず、コントローラ19は、第1ブリッジ回路B1の出力電圧Vout1と記憶部20に記憶された第1ブリッジ回路B1の前回の出力電圧Vout11との差の絶対値を求め、この絶対値が第2閾値電圧より高いかどうかを判断する(S31)。第2閾値電圧は、第1閾値電圧と同等又は第1閾値電圧以下であってもよい。
この判別の結果、差の絶対値が第2閾値電圧より大きい場合(S31、YES)、第1ブリッジ回路B1は異常と判断され、例えば第1ブリッジ回路B1への電源供給が停止されるとともに、表示装置21に第1ブリッジ回路B1が異常であることが表示される(S32)。この後、制御が例えばS2に移行され、正常な第2ブリッジ回路B2を用いて所定の動作が実行される。
一方、絶対値が第2閾値電圧以下である場合、第1ブリッジ回路B1は正常と判断され(S31、YES)、コントローラ19は、第2ブリッジ回路B2の出力電圧Vout2と記憶部20に記憶された第2ブリッジ回路B2の前回の出力電圧Vout21との差の絶対値を求め、この差の絶対値が第2閾値電圧より高いかどうかを判断する(S33)。
この判別の結果、差の絶対値が第2閾値電圧より大きい場合(S33、YES)、第2ブリッジ回路B2は異常と判断され、例えば第2ブリッジ回路B2への電源供給が停止されるとともに、表示装置21に第2ブリッジ回路B2が異常であることが表示される(S34)。この後、制御が例えばS2に移行され、正常な第1ブリッジ回路B1を用いて所定の動作が実行される。
また、S33において、差の絶対値が第2閾値電圧以下と判断された場合(S33、NO)、今回の判断において、第1ブリッジ回路B1と第2ブリッジ回路B2のいずれにも異常が検出されなかったと判断される。このような結果が出る場合は、トルクセンサ10以外に異常が発生しているなどの原因が考えられる。このため、S33において、絶対値が第2閾値電圧以下と判断された場合(S33、NO)、例えば表示装置21に異常が発生したことが表示される(S35)。この後、制御がS2に移行される。
このように、異常処理ルーチンS3において、第1ブリッジ回路B1と第2ブリッジ回路B2との一方に異常が検出された場合、異常が検出された第1ブリッジ回路B1及び第2ブリッジ回路B2の一方が停止され、正常な第1ブリッジ回路B1及び第2ブリッジ回路B2の他方を用いてトルクセンサ10の動作が継続される。
しかし、異常処理ルーチンは、これに限定されるものではなく、S1において、異常が検出された場合、直ちに第1ブリッジ回路B1及び第2ブリッジ回路B2を停止させ、表示装置21にトルクセンサ10に異常が発生したことを表示させてもよい。
上記第1の実施形態によれば、トルクセンサ10は、第1ブリッジ回路B1と第2ブリッジ回路B2を具備し、第1ブリッジ回路B1の出力電圧と第2ブリッジ回路B2の出力電圧の差(の絶対値)が第1閾値電圧を超えた場合、第1ブリッジ回路B1と第2ブリッジ回路B2の一方に異常が発生したものと判断している。このため、第1ブリッジ回路B1と第2ブリッジ回路B2の両方が故障する以前にトルクセンサ10の異常を検出することが可能である。したがった、トルクセンサ10は、フェイルセーフ機能を有し、トルクセンサ10が装着されるロボットアームの衝突等の発生を未然に防止することが可能である。
また、第1ブリッジ回路B1又は第2ブリッジ回路B2に異常が発生した場合、異常が発生したブリッジ回路を特定して停止させ、正常なブリッジ回路を用いて動作を継続することが可能である。このため、正常なブリッジ回路を用いてトルクセンサ10を継続して動作させることができ、ロボットアームを例えば安全な位置に移動させた後に停止させるなどの制御を行うことが可能である。
(第2の実施形態)
第1の実施形態において、第1ブリッジ回路B1と第2ブリッジ回路B2は、共に第1構造体13aと13cに設けた。すなわち、第1ブリッジ回路B1と第2ブリッジ回路B2は、並行に配置されていた。
これに対して、第2の実施形態において、第1ブリッジ回路Bと第2ブリッジ回路B2は、交差して配置される。
図4は、第2の実施形態の一例を示している。
図4に示すように、第1ブリッジ回路B1の第1歪センサG1と第2歪センサG2は、第3構造体13aに配置され、第1ブリッジ回路B1の第3歪センサG3と第4歪センサG4は、第3構造体13cに配置される。
また、第2ブリッジ回路B2の第5歪センサG5と第6歪センサG6は、第3構造体13bに配置され、第2ブリッジ回路B2の第7歪センサG7と第8歪センサG8は、第3構造体13dに配置される。
第2の実施形態において、回路構成及び動作は、第1の実施形態と同様である。
第2の実施形態によっても第1の実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
しかも、第2の実施形態によれば、第1ブリッジ回路B1と第2ブリッジ回路B2を交差して配置し、第1ブリッジ回路B1の第1歪センサG1〜第4歪センサG4を第3構造体13a、13cに配置し、第2ブリッジ回路B2の第5歪センサG5〜第8歪センサG8を第3構造体13a、13cとは別の第3構造体13b、13dに配置することにより、第1ブリッジ回路B1と第2ブリッジ回路B2が同時に故障する確率を低減させることが可能である。
(第3の実施形態)
第1、第2の実施形態において、第1ブリッジ回路B1及び第2ブリッジ回路B2の異常は、デジタル信号をベースとして検出した。しかし、これに限らず、アナログ信号をベースとして検出することも可能である。
図5は、第3の実施形態の一例を示している。
第3の実施形態において、第1ブリッジ回路B1と第2ブリッジ回路B2の配置は、第1の実施形態と同様に平行に配置されているが、第2の実施形態のように、交差して配置してもよい。
第1ブリッジ回路B1の出力電圧Vout+、Vout-は、第1電圧検出回路15に供給され、第2ブリッジ回路B2の出力電圧Vout+、Vout-は、第2電圧検出回路16に供給される。第1電圧検出回路15の出力電圧Vout1と、第2電圧検出回路16の出力電圧Vout2は、減算回路22に供給される。減算回路22は、第1電圧検出回路15の出力電圧Vout1と、第2電圧検出回路16の出力電圧Vout2との差の電圧を出力する。減算回路22の出力電圧は、比較回路23に供給され、比較回路23において、第1閾値電圧24と比較される。比較回路23の比較結果はコントローラ19に供給される。コントローラ19は、比較回路23の比較結果が異常を示す場合、例えば第1ブリッジ回路B1、第2ブリッジ回路B2への電源供給を停止するとともに、例えばロボットアームの動作を停止させる。或いは、コントローラ19は、第1の実施形態のように、第1ブリッジ回路B1、第2ブリッジ回路B2のうちのどちらに異常が発生したかを検出するように構成することも可能である。
第3の実施形態によっても第1、第2の実施形態と同様の効果を得ることが可能である。しかも、アナログ信号ベースで処理することにより、処理速度を高速化することが可能である。
その他、本発明は上記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記各実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10…トルクセンサ、11…第1構造体、12…第2構造体、13a、13b、13c、13d…第3構造体、B1…第1ブリッジ回路、B2…第2ブリッジ回路、G1〜G8…第1歪センサ〜第8歪センサ、15…第1電圧検出回路、16…第2電圧検出回路、19…コントローラ、20…記憶部、21…表示装置。

Claims (4)

  1. 被計測体に連結される第1構造体と、
    第2構造体と、
    前記第1構造体と前記第2構造体との間に伝達される力を検出する複数の歪センサを含む第1ブリッジ回路と、
    前記第1構造体と前記第2構造体との間に伝達される力を検出する複数の歪センサを含む第2ブリッジ回路と、
    前記第1ブリッジ回路の第1出力電圧と前記第2ブリッジ回路の第2出力電圧との差が第1閾値電圧を超えた場合、異常検出信号を出力するコントローラと、
    前記複数の歪センサのそれぞれが設けられた金属板のそれぞれを、前記第1構造体と前記第2構造体との間に固定する複数のネジと、
    を具備することを特徴とするトルクセンサ。
  2. 前記コントローラは、前記異常検出信号を出力した後、前記第1ブリッジ回路の前記第1出力電圧と、前記第2ブリッジ回路の前記第2出力電圧とのうち、第2閾値電圧を超えない方のブリッジ回路の出力電圧を選択することを特徴とする請求項1記載のトルクセンサ。
  3. 前記第1ブリッジ回路と前記第2ブリッジ回路は、互いに並行する方向に配置されることを特徴とする請求項1記載のトルクセンサ。
  4. 前記第1ブリッジ回路と前記第2ブリッジ回路は、互いに交差する方向に配置されることを特徴とすることを特徴とする請求項1記載のトルクセンサ。
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