JP6690868B2 - ノイズ検出回路 - Google Patents

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Description

この発明は、コンパレータを備えるノイズ検出回路に関するものである。
プリント基板に適用されるEMC(Electro Magnetic Compatibility)試験として、静電気放電、雷サージ、電気的ファストトランジェントバーストなどの過渡的な電磁ノイズに対する耐性評価試験がある。
耐性評価試験において、過渡的な電磁ノイズの特性を測定して、プリント基板上のノイズ伝搬経路を特定するために、EMC測定用のアンテナが取り付けられたオシロスコープなどの計測器を用いることがある。
しかしながら、オシロスコープなどの計測器は、大型で、持ち運びが困難であるため、持ち運びが容易な小型のノイズ検出回路が求められる。
以下の特許文献1には、2つのコンパレータと、ピーク検出器と、リセット回路とを備えるノイズ検出回路が開示されている。
2つのコンパレータは、アンテナにより受信された信号の保持と、アンテナにより受信された信号のリセットとを行うRSフリップフロップ回路を構成している。
特開平8−102716号公報
従来のノイズ検出回路は、コンパレータを2つ備えている。コンパレータは、能動素子であり、一般的に、抵抗、コンデンサなどの受動素子と比べて大型である。このため、コンパレータを2つ備える従来のノイズ検出回路は、回路規模が大きくなってしまうという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、1つのコンパレータを備えるだけで、ノイズを検出することができるノイズ検出回路を得ることを目的とする。
この発明に係るノイズ検出回路は、第1の入力端子及び第2の入力端子並びに出力端子とを有しており、第1の入力端子の電位と第2の入力端子の電位とを比較し、出力端子から電位の比較結果を出力するコンパレータと、第1の基準電圧を第1の入力端子に印加する第1の基準電圧印加回路と、第2の基準電圧を第2の入力端子に印加する第2の基準電圧印加回路と、一端が出力端子と接続され、他端が第1の入力端子又は第2の入力端子と接続されているフィードバック回路とを備えるようにしたものである。
この構成における第1の基準電圧印加回路は、一端に第1の電圧が印加され、他端が第1の入力端子と接続されている第1の抵抗と、一端が第1の抵抗の他端と接続され、他端がグランドと接続されている第1のコンデンサとを備えている。
この構成における第2の基準電圧印加回路は、一端に第2の電圧が印加され、他端が第2の入力端子と接続されている第2の抵抗と、一端が第2の抵抗の他端と接続され、他端がグランドと接続されている第2のコンデンサとを備えている。
この発明によれば、ノイズ検出回路が、第1の基準電圧をコンパレータの第1の入力端子に印加する第1の基準電圧印加回路と、第2の基準電圧をコンパレータの第2の入力端子に印加する第2の基準電圧印加回路と、一端がコンパレータの出力端子と接続され、他端がコンパレータの第1の入力端子又は第2の入力端子と接続されているフィードバック回路とを備えるように構成した。したがって、1つのコンパレータを備えるだけで、ノイズを検出することができる効果がある。
実施の形態1によるノイズ検出回路を示す構成図である。 図1に示すノイズ検出回路のノイズ検出動作を示す説明図である。 差動入力端子1の端子1bから入力されたノイズを検出することが可能なノイズ検出回路のノイズ検出動作を示す説明図である。 実施の形態3によるノイズ検出回路を示す構成図である。 実施の形態3による他のノイズ検出回路を示す構成図である。 実施の形態4によるノイズ検出回路を示す構成図である。 実施の形態4による他のノイズ検出回路を示す構成図である。 実施の形態5によるノイズ検出回路を示す構成図である。 図8に示すノイズ検出回路のノイズ検出動作を示す説明図である。 実施の形態5による他のノイズ検出回路を示す構成図である。 実施の形態6によるノイズ検出回路を示す構成図である。 実施の形態6による他のノイズ検出回路を示す構成図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1によるノイズ検出回路を示す構成図である。
図1において、差動入力端子1は、端子1a及び端子1bを備えている。
図1に示すノイズ検出回路は、端子1aから入力されたノイズを検出する回路である。ノイズの波形としては、例えばパルス波形が考えられる。
コンパレータ2は、第1の入力端子2a、第2の入力端子2b及び出力端子2cを有している。
コンパレータ2は、第1の入力端子2aの電位V1と、第2の入力端子2bの電位V2とを比較し、出力端子2cから電位の比較結果を出力する。
第1の基準電圧印加回路3は、第1の電圧源3a、第1の抵抗3b、抵抗3c及び第1のコンデンサ3dを備えている。
図1では、第1の基準電圧印加回路3が第1の電圧源3aを備えている例を示しているが、第1の電圧源3aは、ノイズ検出回路の外部に設けられていてもよい。
第1の基準電圧印加回路3は、第1の基準電圧E1をコンパレータ2の第1の入力端子2aに印加する回路である。
第1の電圧源3aは、第1の電圧を第1の抵抗3bの一端に印加する電圧源である。
第1の抵抗3bは、一端が第1の電圧源3aと接続されて、他端が抵抗3cの一端と接続されており、抵抗値R1を有している。
抵抗3cは、一端が第1の抵抗3bの他端と接続されて、他端がコンパレータ2の第1の入力端子2aと接続されており、抵抗値R3を有している。
第1のコンデンサ3dは、一端が第1の抵抗3bの他端と接続されて、他端がグランドと接続されており、容量値C1を有している。
図1では、第1の基準電圧印加回路3が、単一のコンデンサである第1のコンデンサ3dだけを備えている例を示しているが、これに限るものではなく、複数のコンデンサで第1のコンデンサ3dを構成してもよい。なお、複数のコンデンサの容量は、それぞれ同じであってもよいし、異なっていてもよい。
第2の基準電圧印加回路4は、第2の電圧源4a、第2の抵抗4b、抵抗4c及び第2のコンデンサ4dを備えている。
図1では、第2の基準電圧印加回路4が第2の電圧源4aを備えている例を示しているが、第2の電圧源4aは、ノイズ検出回路の外部に設けられていてもよい。
第2の基準電圧印加回路4は、第2の基準電圧E2をコンパレータ2の第2の入力端子2bに印加する回路である。
第2の電圧源4aは、第2の電圧を第2の抵抗4bの一端に印加する電圧源である。
第2の抵抗4bは、一端が第2の電圧源4aと接続されて、他端が抵抗4cの一端と接続されており、抵抗値R2を有している。
抵抗4cは、一端が第2の抵抗4bの他端と接続されて、他端がコンパレータ2の第2の入力端子2bと接続されており、抵抗値R4を有している。
第2のコンデンサ4dは、一端が第2の抵抗4bの他端と接続されて、他端がグランドと接続されており、容量値C2を有している。
図1では、第2の基準電圧印加回路4が、単一のコンデンサである第2のコンデンサ4dだけを備えている例を示しているが、これに限るものではなく、複数のコンデンサで第2のコンデンサ4dを構成してもよい。なお、複数のコンデンサの容量は、それぞれ同じであってもよいし、異なっていてもよい。
駆動用電源5は、コンパレータ2に駆動用の電力を供給するための電圧E0を出力する電源である。
図1では、ノイズ検出回路が駆動用電源5を備えている例を示しているが、駆動用電源5は、ノイズ検出回路の外部に設けられている電圧源であってもよい。
コンデンサ6は、一端が差動入力端子1の端子1aと接続されて、他端が抵抗8の一端と接続されており、容量値C3を有している。
コンデンサ6は、差動入力端子1の端子1aから入力される信号に含まれている直流成分を遮断するために設けられている。
コンデンサ7は、一端が差動入力端子1の端子1bと接続されて、他端が抵抗9の一端と接続されており、容量値C4を有している。
コンデンサ7は、差動入力端子1の端子1bから入力される信号に含まれている直流成分を遮断するために設けられている。
抵抗8は、一端がコンデンサ6の他端と接続されて、他端がコンパレータ2の第1の入力端子2aと接続されており、抵抗値R5を有している。
抵抗9は、一端がコンデンサ7の他端と接続されて、他端がコンパレータ2の第2の入力端子2bと接続されており、抵抗値R6を有している。
フィードバック回路10は、一端がコンパレータ2の出力端子2cと接続されて、他端がコンパレータ2の第1の入力端子2aと接続されている回路であり、抵抗11を備えている。
抵抗11は、一端がコンパレータ2の出力端子2cと接続されて、他端がコンパレータ2の第1の入力端子2aと接続されており、抵抗値R7を有している。
抵抗12は、一端がコンパレータ2の出力端子2cと接続されて、他端が表示回路13と接続されており、抵抗値R8を有している。
抵抗3c,4c,8,9,11,12は、ノイズ検出回路のインピーダンスを設定するために設けられている。ただし、抵抗3c,4c,8,9,11,12は、ノイズ検出回路において、必須の要素ではない。したがって、第1の抵抗3bの他端がコンパレータ2の第1の入力端子2aと直接接続されていてもよい。また、第2の抵抗4bの他端がコンパレータ2の第2の入力端子2bと直接接続されていてもよい。
表示回路13は、例えば、LED(Light Emitting Diode)を備えている。
表示回路13は、コンパレータ2における出力端子2cの電位V3がLEDの閾値電圧以上であるとき、LEDを発光させることで、ノイズを検出した旨を表示する回路である。
次に、図2を参照しながら、ノイズ検出回路の動作原理について説明する。図2は、図1に示すノイズ検出回路のノイズ検出動作を示す説明図である。
この実施の形態1では、コンパレータ2の差動入力の電位差がΔV、コンパレータ2の第1の入力端子2aにおける電位がV1、コンパレータ2の第2の入力端子2bにおける電位がV2、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位がV3であるとする。
また、コンパレータ2の出力端子2cから第1の入力端子2aに向けて、フィードバック回路10を流れる電流がIであるとする。
ここでは、説明の便宜上、駆動用電源5からコンパレータ2に出力される電圧E0が、3.0(V)であるとする。
また、第1の基準電圧印加回路3からコンパレータ2の第1の入力端子2aに出力される第1の基準電圧E1が1.48(V)であり、第2の基準電圧印加回路4からコンパレータ2の第2の入力端子2bに出力される第2の基準電圧E2が1.50(V)であるとする。
差動入力端子1の端子1aからノイズが入力されていない状態では、第1の入力端子2aにおける電位V1は、第1の基準電圧E1と等しい。したがって、差動入力端子1の端子1aからノイズが入力されていない状態では、第1の入力端子2aにおける電位V1は、第2の入力端子2bにおける電位V2(=E2)よりも低くなっている。
コンパレータ2は、第1の入力端子2aにおける電位V1が、第2の入力端子2bにおける電位V2以下である場合、出力端子2cにおける電位V3がLレベル(0V)になるように設定されている。
また、コンパレータ2は、電位V1が上昇して、電位V1が電位V2よりも高くなると、電位V3がHレベル(0Vよりも高い電圧)になるように設定されている。
コンパレータ2は、増幅率がgのオペアンプに相当し、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3は、電位V1が電位V2よりも高い場合、電位差ΔV(=V1−V2)と正比例する電位(=ΔV×g)となる。
この実施の形態1では、コンパレータ2の出力側の電圧降下は、すべて無視するものとする。
まず、第2の基準電圧印加回路4は、第2の基準電圧E2をコンパレータ2の第2の入力端子2bに印加することで、以下の式(1)に示すように、コンパレータ2の第2の入力端子2bにおける電位V2をE2に設定する。
V2=E2 (1)
次に、第1の基準電圧印加回路3は、第1の基準電圧E1をコンパレータ2の第1の入力端子2aに印加することで、以下の式(2)に示すように、コンパレータ2の第1の入力端子2aにおける電位V1をE1に設定する。
V1=E1 (2)
第1の入力端子2aにおける電位V1をE1に設定し、第2の入力端子2bにおける電位V2をE2に設定している状態においては、V1<V2であるため、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3は、Lレベルである。
コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3がLレベルである状態は、ノイズを検出することが可能なノイズ入力待ち状態である。
差動入力端子1の端子1aからノイズが入力されると、ノイズによる電位Vが第1の入力端子2aに印加される。
このため、第1の入力端子2aにおける電位V1は、以下の式(3)に示すように、ノイズによる電位Vが印加される分だけ上昇する。
V1=E1+V(3)
ノイズによる電位Vが大きいために、第1の入力端子2aにおける電位V1が、第2の入力端子2bにおける電位V2よりも高い状態(V1>V2)になることがある。
第1の入力端子2aにおける電位V1が、第2の入力端子2bにおける電位V2よりも高い状態(V1>V2)になると、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3は、LレベルからHレベルに遷移して、電位差ΔV(=V1−V2)と正比例する電位となる。
表示回路13のLEDは、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3が上昇して、電位V3がLEDの閾値電圧よりも高くなると、LEDに順方向電流が流れるため、発光する。ユーザは、表示回路13のLEDが発光することで、ノイズが検出されたことを認識できる。
この実施の形態1では、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3がLEDの閾値電圧よりも高くなると、表示回路13のLEDが発光する例を示しているが、順方向電流のレベルに応じて、発光する色が変化するようにしてもよい。
ここで、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3が、第1の入力端子2aにおける電位V1以下の状態であれば(V1≧V3)、コンパレータ2の出力端子2cから第1の入力端子2aに向けて、電流Iが流れることはない。
第1の入力端子2aにおける電位V1の上昇に伴って、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3が、第1の入力端子2aにおける電位V1よりも高くなると(V1<V3)、フィードバック回路10を通じて、コンパレータ2の出力端子2cから第1の入力端子2aに向けて、電流Iが流れる。
フィードバック回路10を通じて、電流Iが一旦流れると、第1の入力端子2aにおける電位V1は、第2の入力端子2bにおける電位V2よりも高い状態が継続する。
このため、差動入力端子1の端子1aから入力されたノイズのパルス幅が狭いために、ノイズによる電位Vが第1の入力端子2aに印加されている状態が直ぐに解消されても、第1の入力端子2aにおける電位V1は、第2の入力端子2bにおける電位V2よりも高い状態が継続する。
第1の入力端子2aにおける電位V1が、第2の入力端子2bにおける電位V2よりも高い状態が継続することで、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3は、Hレベルに保持されるため、表示回路13におけるLEDの発光が継続される。
この実施の形態1では、差動入力端子1の端子1aから入力されたノイズを検出するノイズ検出回路を説明している。
ノイズ検出回路が、差動入力端子1の端子1bから入力されたノイズを検出することができるようにするには、図3に示すように、一端がコンパレータ2の出力端子2cと接続されているフィードバック回路10の他端が、コンパレータ2の第2の入力端子2bと接続されている必要がある。
図3は、差動入力端子1の端子1bから入力されたノイズを検出することが可能なノイズ検出回路のノイズ検出動作を示す説明図である。
差動入力端子1の端子1bから入力されたノイズを検出する場合には、第1の基準電圧印加回路3により印加される第1の基準電圧E1は、第2の基準電圧印加回路4により印加される第2の基準電圧E2よりも高くなるように設定されている。
コンパレータ2は、第2の入力端子2bにおける電位V2が、第1の入力端子2aにおける電位V1以下である場合、出力端子2cにおける電位V3がLレベル(0V)となるように設定されている。
また、コンパレータ2は、電位V2が上昇して、電位V2が電位V1よりも高くなると、電位V3がHレベルになるように設定されている。
コンパレータ2は、増幅率がgのオペアンプに相当し、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3は、電位V2が電位V1よりも高い場合、電位差ΔV(=V2−V1)と正比例する電位(=ΔV×g)となる。
まず、第1の基準電圧印加回路3は、第1の基準電圧E1をコンパレータ2の第1の入力端子2aに印加することで、上記の式(2)に示すように、コンパレータ2の第1の入力端子2aにおける電位V1をE1に設定する。
次に、第2の基準電圧印加回路4は、第2の基準電圧E2をコンパレータ2の第2の入力端子2bに印加することで、上記の式(1)に示すように、コンパレータ2の第2の入力端子2bにおける電位V2をE2に設定する。
第1の入力端子2aにおける電位V1をE1に設定し、第2の入力端子2bにおける電位V2をE2に設定している状態においては、V1>V2であるため、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3は、Lレベルである。
差動入力端子1の端子1bからノイズが入力されると、ノイズによる電位Vが第2の入力端子2bに印加される。
このため、第2の入力端子2bにおける電位V2は、以下の式(4)に示すように、ノイズによる電位Vが印加される分だけ上昇する。
V2=E2+V(4)
ノイズによる電位Vが大きいために、第2の入力端子2bにおける電位V2が、第1の入力端子2aにおける電位V1よりも高い状態(V1<V2)になることがある。
第2の入力端子2bにおける電位V2が、第1の入力端子2aにおける電位V1よりも高い状態(V1<V2)になると、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3は、LレベルからHレベルに遷移して、電位差ΔV(=V2−V1)と正比例する電位となる。
表示回路13のLEDは、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3が上昇して、電位V3がLEDの閾値電圧よりも高くなると、LEDに順方向電流が流れるため、発光する。ユーザは、表示回路13のLEDが発光することで、ノイズが検出されたことを認識できる。
ここで、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3が、第2の入力端子2bにおける電位V2以下の状態であれば(V2≧V3)、コンパレータ2の出力端子2cから第2の入力端子2bに向けて、電流Iが流れることはない。
第2の入力端子2bにおける電位V2の上昇に伴って、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3が、第2の入力端子2bにおける電位V2よりも高くなると(V2<V3)、フィードバック回路10を通じて、コンパレータ2の出力端子2cから第2の入力端子2bに向けて、電流Iが流れる。
フィードバック回路10を通じて、電流Iが一旦流れると、第2の入力端子2bにおける電位V2は、第1の入力端子2aにおける電位V1よりも高い状態が継続する。
このため、差動入力端子1の端子1bから入力されたノイズのパルス幅が狭いために、ノイズによる電位Vが第2の入力端子2bに印加されている状態が直ぐに解消されても、第2の入力端子2bにおける電位V2は、第1の入力端子2aにおける電位V1よりも高い状態が継続する。
第2の入力端子2bにおける電位V2が、第1の入力端子2aにおける電位V1よりも高い状態が継続することで、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3は、Hレベルに保持されるため、表示回路13におけるLEDの発光が継続される。
以上の実施の形態1は、ノイズ検出回路が、第1の基準電圧E1をコンパレータ2の第1の入力端子2aに印加する第1の基準電圧印加回路3と、第2の基準電圧E2をコンパレータ2の第2の入力端子2bに印加する第2の基準電圧印加回路4と、一端がコンパレータ2の出力端子2cと接続され、他端がコンパレータ2の第1の入力端子2a又は第2の入力端子2bと接続されているフィードバック回路10とを備えるように構成した。したがって、1つのコンパレータ2を備えるだけで、ノイズを検出することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、差動入力端子1の端子1aから入力されたノイズを検出する場合、第2の基準電圧印加回路4が、第2の入力端子2bにおける電位V2を第2の基準電圧E2に設定してから、第1の基準電圧印加回路3が、第1の入力端子2aにおける電位V1を第1の基準電圧E1に設定する例を示している。
第2の入力端子2bにおける電位V2を第2の基準電圧E2に設定してから、第1の入力端子2aにおける電位V1を第1の基準電圧E1に設定する理由は、以下の通りである。
第2の入力端子2bにおける電位V2が第2の基準電圧E2に設定されるよりも先に、第1の入力端子2aにおける電位V1が第1の基準電圧E1に設定されてしまうと、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3が、Hレベルに固定されてしまって、ノイズを検出することができなくなるからである。
この実施の形態2では、第1の電圧源3aから第1の電圧が出力されるタイミングと、第2の電圧源4aから第2の電圧が出力されるタイミングとが概ね同時であっても、第2の基準電圧印加回路4が、第2の入力端子2bにおける電位V2を第2の基準電圧E2に設定してから、第1の基準電圧印加回路3が、第1の入力端子2aにおける電位V1を第1の基準電圧E1に設定するようにしている。
具体的には、以下の通りである。
差動入力端子1の端子1aから入力されたノイズを検出する場合、図1に示すノイズ検出回路において、実施の形態1と同様に、第1の基準電圧E1は、第2の基準電圧E2よりも低い電圧に設定されているものとする。
この実施の形態2では、第1の抵抗3bが有する抵抗値R1と、第1のコンデンサ3dが有する容量値C1との積で決定される時定数は、第1の時定数τ1であるとする。また、第2の抵抗4bが有する抵抗値R2と、第2のコンデンサ4dが有する容量値C2との積で決定される時定数は、第2の時定数τ2であるとする。
このとき、第1の時定数τ1が、第2の時定数τ2よりも大きくなるように、第1の抵抗3bが有する抵抗値R1、第1のコンデンサ3dが有する容量値C1、第2の抵抗4bが有する抵抗値R2及び第2のコンデンサ4dが有する容量値C2のそれぞれが設定されているものとする。
第1の時定数τ1が第2の時定数τ2よりも大きければ、第1の電圧源3aから第1の電圧が出力されるタイミングと、第2の電圧源4aから第2の電圧が出力されるタイミングとが同時であっても、第1の基準電圧印加回路3から第1の基準電圧E1が出力されるタイミングが、第2の基準電圧印加回路4から第2の基準電圧E2が出力されるタイミングよりも遅くなる。
この結果、第2の基準電圧印加回路4が、第2の入力端子2bにおける電位V2を第2の基準電圧E2に設定してから、第1の基準電圧印加回路3が、第1の入力端子2aにおける電位V1を第1の基準電圧E1に設定するようになる。
差動入力端子1の端子1bから入力されたノイズを検出する場合、図3に示すノイズ検出回路において、実施の形態1と同様に、第1の基準電圧E1は、第2の基準電圧E2よりも高い電圧に設定されているものとする。
このとき、第1の時定数τ1が、第2の時定数τ2よりも小さくなるように、第1の抵抗3bが有する抵抗値R1、第1のコンデンサ3dが有する容量値C1、第2の抵抗4bが有する抵抗値R2及び第2のコンデンサ4dが有する容量値C2のそれぞれが設定されているものとする。
第1の時定数τ1が第2の時定数τ2よりも小さければ、第1の電圧源3aから第1の電圧が出力されるタイミングと、第2の電圧源4aから第2の電圧が出力されるタイミングとが同時であっても、第2の基準電圧印加回路4から第2の基準電圧E2が出力されるタイミングが、第1の基準電圧印加回路3から第1の基準電圧E1が出力されるタイミングよりも遅くなる。
この結果、第1の基準電圧印加回路3が、第1の入力端子2aにおける電位V1を第1の基準電圧E1に設定してから、第2の基準電圧印加回路4が、第2の入力端子2bにおける電位V2を第2の基準電圧E2に設定するようになる。
以上の実施の形態2は、差動入力端子1の端子1aから入力されたノイズを検出する場合、第1の基準電圧E1が第2の基準電圧E2よりも低く設定され、かつ、第1の時定数τ1が第2の時定数τ2よりも大きく設定されるように構成した。また、差動入力端子1の端子1bから入力されたノイズを検出する場合、第1の基準電圧E1が第2の基準電圧E2よりも高く設定され、かつ、第1の時定数τ1が第2の時定数τ2よりも小さく設定されるように構成した。したがって、第1の電圧源3aから第1の電圧が出力されるタイミングと、第2の電圧源4aから第2の電圧が出力されるタイミングとが同時であっても、第1の基準電圧E1と第2の基準電圧E2のうち、電圧が低い方の基準電圧Eを先に設定することができる。この結果、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3が、Hレベルに固定されてしまって、ノイズを検出することができなくなる状況の発生を防ぐことができる。
実施の形態3.
実施の形態1のノイズ検出回路は、フィードバック回路10を通じて、電流Iが流れると、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3が、Hレベルに保持される例を示している。
この実施の形態3では、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3をHレベルからLレベルに戻すことができるノイズ検出回路について説明する。
図4は、実施の形態3によるノイズ検出回路を示す構成図である。図4において、図1と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
第1の基準電圧印加回路3は、リセット回路21を備えている。リセット回路21は、一端が第1の抵抗3bの他端と接続され、他端が抵抗3cを介して第1の入力端子2aと接続されている。
リセット回路21は、第1の抵抗3bと第1の入力端子2aとの間の電気的な接続と非接続を切り換える回路である。
この実施の形態3では、リセット回路21として、例えば、ディップスイッチ又はタクトスイッチを用いる例を想定しているが、ディップスイッチ又はタクトスイッチに限るものではなく、例えば、リードスイッチ又は磁気抵抗素子などの近接センサを用いるものであってもよい。また、リセット回路21は、直接操作によって接続と非接続を切り換える回路であってもよいし、遠隔操作によって接続と非接続を切り換える回路であってもよい。
この実施の形態3においても、実施の形態1と同様に、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3が上昇して、電位V3がLEDの閾値電圧よりも高くなることがある。表示回路13のLEDは、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3がLEDの閾値電圧よりも高くなると、実施の形態1と同様に、順方向電流が流れるため、発光する。ユーザは、表示回路13のLEDが発光することで、ノイズが検出されたことを認識できる。
実施の形態1では、フィードバック回路10を通じて、電流Iが一旦流れると、第1の入力端子2aにおける電位V1が、第2の入力端子2bにおける電位V2よりも高い状態が継続するため、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3が、Hレベルに保持される。
差動入力端子1の端子1aから入力されたノイズのパルス幅が狭い場合、ノイズによる電位Vが第1の入力端子2aに印加されている状態が直ぐに解消される。ノイズによる電位Vが第1の入力端子2aに印加されている状態が直ぐに解消されても、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3が、Hレベルに保持されているため、表示回路13におけるLEDの発光状態が継続される。よって、ユーザが、ノイズが検出されたことを見逃す状況の発生を防ぐことができる。
しかし、実施の形態1における図1に示すノイズ検出回路は、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3をHレベルからLレベルに戻す手段を備えていない。このため、例えば、ノイズ検出回路に対する電源を一旦落とすことで、ノイズ検出回路の全体をリセットしなければ、以降に入力されるノイズを検出することができない。
この実施の形態3では、第1の基準電圧印加回路3がリセット回路21を備えているので、ノイズ検出回路の全体をリセットすることなく、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3をHレベルからLレベルに戻すことができる。
リセット回路21は、差動入力端子1の端子1aから入力されたノイズを検出する場合、第1の抵抗3bと抵抗3cとの間を接続することで、第1の抵抗3bと第1の入力端子2aとの間を電気的に接続する。
リセット回路21は、差動入力端子1の端子1aから入力されたノイズが検出されたのち、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3がHレベルからLレベルに戻される際には、第1の抵抗3bと抵抗3cとの間を切り離すことで、第1の抵抗3bと第1の入力端子2aとの間を非接続にする。
第1の抵抗3bと第1の入力端子2aとの間を非接続にすることで、第1の入力端子2aにおける電位V1は、差動入力端子1の端子1aにノイズが入力されていなければ、第2の入力端子2bにおける電位V2よりも低くなるため、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3がLレベルに戻る。
図4に示すノイズ検出回路は、差動入力端子1の端子1aから入力されたノイズを検出する例を示しているが、差動入力端子1の端子1bから入力されたノイズを検出するノイズ検出回路の場合は、図5に示すように、第2の基準電圧印加回路4がリセット回路22を備えている。
図5は、実施の形態3による他のノイズ検出回路を示す構成図である。図5において、図3と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
第2の基準電圧印加回路4は、リセット回路22を備えている。リセット回路22は、一端が第2の抵抗4bの他端と接続され、他端が抵抗4cを介して第2の入力端子2bと接続されている。
リセット回路22は、第2の抵抗4bと第2の入力端子2bとの間の電気的な接続と非接続を切り換える回路である。
この実施の形態3では、リセット回路22として、例えば、ディップスイッチ又はタクトスイッチを用いる例を想定しているが、ディップスイッチ又はタクトスイッチに限るものではなく、例えば、リードスイッチ又は磁気抵抗素子などの近接センサを用いるものであってもよい。また、リセット回路22は、直接操作によって接続と非接続を切り換える回路であってもよいし、遠隔操作によって接続と非接続を切り換える回路であってもよい。
差動入力端子1の端子1bから入力されたノイズを検出する場合でも、フィードバック回路10を通じて、電流Iが一旦流れると、第2の入力端子2bにおける電位V2が、第1の入力端子2aにおける電位V1よりも高い状態が継続するため、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3が、Hレベルに保持される。
差動入力端子1の端子1bから入力されたノイズのパルス幅が狭い場合、ノイズによる電位Vが第2の入力端子2bに印加されている状態が直ぐに解消される。ノイズによる電位Vが第2の入力端子2bに印加されている状態が直ぐに解消されても、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3が、Hレベルに保持されているため、表示回路13におけるLEDの発光状態が継続される。よって、ユーザが、ノイズが検出されたことを見逃す状況の発生を防ぐことができる。
差動入力端子1の端子1bから入力されたノイズを検出する実施の形態1における図3に示すノイズ検出回路は、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3をHレベルからLレベルに戻す手段を備えていない。このため、例えば、ノイズ検出回路に対する電源を一旦落とすことで、ノイズ検出回路の全体をリセットしなければ、以降に入力されるノイズを検出することができない。
この実施の形態3では、第2の基準電圧印加回路4がリセット回路22を備えているので、ノイズ検出回路の全体をリセットすることなく、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3をHレベルからLレベルに戻すことができる。
リセット回路22は、差動入力端子1の端子1bから入力されたノイズを検出する場合、第2の抵抗4bと抵抗4cとの間を接続することで、第2の抵抗4bと第2の入力端子2bとの間を電気的に接続する。
リセット回路22は、差動入力端子1の端子1bから入力されたノイズが検出されたのち、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3がHレベルからLレベルに戻される際には、第2の抵抗4bと抵抗4cとの間を切り離すことで、第2の抵抗4bと第2の入力端子2bとの間を非接続にする。
第2の抵抗4bと第2の入力端子2bとの間を非接続にすることで、第2の入力端子2bにおける電位V2は、差動入力端子1の端子1bにノイズが入力されていなければ、第1の入力端子2aにおける電位V1よりも低くなるため、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3がLレベルに戻る。
実施の形態4.
実施の形態1では、フィードバック回路10が、抵抗11を備えている例を示している。
この実施の形態4では、フィードバック回路10が、抵抗11のほかに、ダイオード23を備えている例を説明する。
図6は、実施の形態4によるノイズ検出回路を示す構成図である。図6において、図1と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
フィードバック回路10は、抵抗11及びダイオード23を備えている。
ダイオード23は、アノードがコンパレータ2における出力端子2cと接続され、カソードが、抵抗11を介して、コンパレータ2における第1の入力端子2aと電気的に接続されている。
ダイオード23は、コンパレータ2における出力端子2cの電位V3が、コンパレータ2における第1の入力端子2aの電位V1よりも高く、かつ、出力端子2cの電位V3と、第1の入力端子2aの電位V1との電位差(V3−V1)が、ダイオード23の順方向電圧よりも高いときに、出力端子2cから第1の入力端子2aに向けて順方向電流である電流Iを流す素子である。
この実施の形態4では、説明の簡単化のため、抵抗11における電圧降下を無視している。
図6では、図1に示すノイズ検出回路にダイオード23を適用している例を示しているが、図4に示すノイズ検出回路にダイオード23を適用するようにしてもよい。
例えば、図1に示すノイズ検出回路では、コンパレータ2における第1の入力端子2aの電位V1が、コンパレータ2における出力端子2cの電位V3よりも高い場合、フィードバック回路10を流れる電流Iの向きが、第1の入力端子2aから出力端子2cに向かう方向となる。
このため、フィードバック回路10を流れる電流Iは、余分な電流として、表示回路13に流れてしまう。その結果、例えば、ノイズとして検出する必要がない微弱な信号が入力された場合でも、LEDが発光してしまう可能性がある。
この実施の形態4では、フィードバック回路10がダイオード23を備えており、ダイオード23は、第1の入力端子2aから出力端子2cに向かう電流Iを流さない。
このため、コンパレータ2における第1の入力端子2aの電位V1が、コンパレータ2における出力端子2cの電位V3よりも高い場合でも、第1の入力端子2aから出力端子2cに向かう電流Iが、余分な電流として、表示回路13に流れてしまうことがない。
コンパレータ2における出力端子2cの電位V3は、実施の形態1と同様に、差動入力端子1の端子1aにノイズが入力されることで上昇する。
ダイオード23は、出力端子2cの電位V3が上昇して、出力端子2cの電位V3が、第1の入力端子2aの電位V1よりも高くなり、かつ、出力端子2cの電位V3と、第1の入力端子2aの電位V1との電位差(V3−V1)が、ダイオード23の順方向電圧よりも高くなると、順方向電流である電流Iを流すようになる。
順方向電流である電流Iがダイオード23を流れることで、実施の形態1と同様に、第1の入力端子2aにおける電位V1が、第2の入力端子2bにおける電位V2よりも高い状態が継続される。その結果、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3が、Hレベルに保持される。
以上の実施の形態4は、フィードバック回路10が、アノードがコンパレータ2の出力端子2cと接続され、カソードが第1の入力端子2aと電気的に接続されているダイオード23を備えている。ダイオード23は、出力端子2cの電位V3が、第1の入力端子2aの電位V1よりも高く、かつ、出力端子2cの電位V3と、第1の入力端子2aの電位V1との電位差(V3−V1)が、ダイオード23の順方向電圧よりも高いときに、出力端子2cから第1の入力端子2aに向けて順方向電流を流すように構成した。したがって、コンパレータ2における第1の入力端子2aの電位V1が、コンパレータ2における出力端子2cの電位V3よりも高いとき、第1の入力端子2aから出力端子2cに向かう電流Iが、余分な電流として、表示回路13に流れてしまうことを防ぐことができる。
図6では、差動入力端子1の端子1aから入力されたノイズを検出することが可能なノイズ検出回路を示しているが、差動入力端子1の端子1bから入力されたノイズを検出することが可能なノイズ検出回路については、図3又は図5に示すノイズ検出回路にダイオード23を適用するようにしてもよい。
図7は、実施の形態4による他のノイズ検出回路を示す構成図であり、図7に示すノイズ検出回路は、ダイオード23が適用されており、差動入力端子1の端子1bから入力されたノイズを検出することができる。
実施の形態5.
実施の形態1では、第1の基準電圧印加回路3における第1の抵抗3bの一端には、第1の電圧源3aから出力された第1の電圧が印加され、第2の基準電圧印加回路4における第2の抵抗4bの一端には、第2の電圧源4aから出力された第2の電圧が印加される例を示している。
この実施の形態5では、第1の基準電圧印加回路31が、駆動用電源5から出力された電圧E0を分圧する第1の分圧回路32を備え、第1の抵抗3bの一端には、第1の分圧回路32により分圧された電圧が、第1の電圧として印加される例を説明する。
また、第2の基準電圧印加回路4が、駆動用電源5から出力された電圧E0を分圧する第2の分圧回路42を備え、第2の抵抗4bの一端には、第2の分圧回路42により分圧された電圧が、第1の電圧として印加される例を説明する。
図8は、実施の形態5によるノイズ検出回路を示す構成図である。図8において、図1及び図4と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
第1の基準電圧印加回路31は、第1の抵抗3b、抵抗3c、第1のコンデンサ3d及び第1の分圧回路32を備えている。第1の基準電圧印加回路31は、第1の基準電圧E1をコンパレータ2の第1の入力端子2aに印加する回路である。
第1の分圧回路32は、分圧抵抗32a,32bを備えている。
第1の分圧回路32は、駆動用電源5から出力された電圧E0を分圧し、分圧した電圧を、第1の電圧として、第1の抵抗3bの一端に出力する回路である。
分圧抵抗32aは、一端が駆動用電源5と接続され、他端が第1の抵抗3bの一端及び分圧抵抗32bの一端とそれぞれ接続されており、抵抗値R11を有している。
分圧抵抗32bは、一端が第1の抵抗3bの一端及び分圧抵抗32aの他端とそれぞれ接続され、他端がグランドと接続されており、抵抗値R12を有している。
第2の基準電圧印加回路41は、第2の抵抗4b、抵抗4c、第2のコンデンサ4d及び第2の分圧回路42を備えている。第2の基準電圧印加回路41は、第2の基準電圧E2をコンパレータ2の第2の入力端子2bに印加する回路である。
第2の分圧回路42は、分圧抵抗42a,42bを備えている。
第2の分圧回路42は、駆動用電源5から出力された電圧E0を分圧し、分圧した電圧を、第2の電圧として、第2の抵抗4bの一端に出力する回路である。
分圧抵抗42aは、一端が駆動用電源5と接続され、他端が第2の抵抗4bの一端及び分圧抵抗42bの一端とそれぞれ接続されており、抵抗値R21を有している。
分圧抵抗42bは、一端が第2の抵抗4bの一端及び分圧抵抗42aの他端とそれぞれ接続され、他端がグランドと接続されており、抵抗値R22を有している。
図8に示すノイズ検出回路は、第1の基準電圧印加回路31が、リセット回路21を備えているが、第1の基準電圧印加回路31が、リセット回路21を備えていないノイズ検出回路であってもよい。
次に、図9を参照しながら、ノイズ検出回路の動作原理について説明する。図9は、図8に示すノイズ検出回路のノイズ検出動作を示す説明図である。
この実施の形態5では、差動入力端子1の端子1aに入力されたノイズを検出するものとする。
この実施の形態5では、コンパレータ2の差動入力の電位差がΔV、コンパレータ2の第1の入力端子2aにおける電位がV1、コンパレータ2の第2の入力端子2bにおける電位がV2、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位がV3であるとする。
また、コンパレータ2の出力端子2cから第1の入力端子2aに流れる電流がIであるとする。
ここでは、説明の便宜上、駆動用電源5からコンパレータ2に出力される電圧E0が、3.0(V)であるとする。
また、駆動用電源5の出力電位がV5(=E0)、分圧抵抗32aと分圧抵抗32bとの間の電位がV6、分圧抵抗42aと分圧抵抗42bとの間の電位がV7であるとする。
また、分圧抵抗32aが有する抵抗値R11が5(kΩ)、分圧抵抗32bが有する抵抗値R12が4(kΩ)、分圧抵抗42aが有する抵抗値R21が5(kΩ)、分圧抵抗42bが有する抵抗値R22が5(kΩ)であるとする。
抵抗値R11が5(kΩ)、抵抗値R12が4(kΩ)、抵抗値R21が5(kΩ)及び抵抗値R22が5(kΩ)であれば、分圧抵抗32aと分圧抵抗32bとの間の電位V6は、以下の式(5)のようになり、分圧抵抗42aと分圧抵抗42bとの間の電位V7は、以下の式(6)のようになる。

Figure 0006690868

Figure 0006690868
第1の抵抗3bが有する抵抗値R1、抵抗3cが有する抵抗値R3、第2の抵抗4bが有する抵抗値R2及び抵抗4cが有する抵抗値R4のそれぞれは、電位V6及び電位V7を考慮して、差動入力端子1の端子1aからノイズが入力されていない状態のときに、第1の入力端子2aにおける電位V1が、第2の入力端子2bにおける電位V2よりも低い電位になるように設定される。
差動入力端子1の端子1aからノイズが入力されていない状態のとき、第1の入力端子2aにおける電位V1が、第2の入力端子2bにおける電位V2よりも低い電位になるように設定されることで、実施の形態1等と同様に動作するノイズ検出回路が得られる。
この実施の形態5では、第1の電圧源3a及び第2の電圧源4aが不要になり、単一の電源として、駆動用電源5だけが、ノイズ検出回路の内部又は外部にあればよい。
図8では、差動入力端子1の端子1aから入力されたノイズを検出することが可能なノイズ検出回路を示しているが、差動入力端子1の端子1bから入力されたノイズを検出することが可能なノイズ検出回路については、例えば、図3又は図5に示すノイズ検出回路に、第1の基準電圧印加回路31及び第2の基準電圧印加回路41を適用するようにしてもよい。ただし、第1の基準電圧印加回路31が備えているリセット回路21は、不要である。
図10は、実施の形態5による他のノイズ検出回路を示す構成図であり、図10に示すノイズ検出回路は、第1の基準電圧印加回路31及び第2の基準電圧印加回路41が適用されており、差動入力端子1の端子1bから入力されたノイズを検出することができる。
この実施の形態5では、第1の分圧回路32が、分圧抵抗32a,32bを備え、第2の分圧回路42が、分圧抵抗42a,42bを備える構成例を示している。
しかし、第1の分圧回路32及び第2の分圧回路42のそれぞれは、駆動用電源5から出力された電圧E0を分圧することができればよく、上記の構成例に限るものではない。
例えば、分圧抵抗32a,32b,42a,42bの代わりに、それぞれ可変抵抗を用いて、第1の基準電圧印加回路31から出力される第1の基準電圧E1及び第2の基準電圧印加回路41から出力される第2の基準電圧E2のそれぞれを調整できるようにしてもよい。
実施の形態6.
実施の形態5では、フィードバック回路10が、抵抗11を備えている例を示している。
この実施の形態6では、フィードバック回路10が、抵抗11のほかに、ダイオード23を備えている例を説明する。
図11は、実施の形態6によるノイズ検出回路を示す構成図である。図11において、図1及び図8と同一符号は同一又は相当部分を示すので説明を省略する。
フィードバック回路10は、抵抗11及びダイオード23を備えている。
例えば、図8に示すノイズ検出回路では、コンパレータ2における第1の入力端子2aの電位V1が、コンパレータ2における出力端子2cの電位V3よりも高い場合、フィードバック回路10を流れる電流Iの向きが、第1の入力端子2aから出力端子2cに向かう方向となる。
このため、フィードバック回路10を流れる電流Iは、余分な電流として、表示回路13に流れてしまう。その結果、例えば、ノイズとして検出する必要がない微弱な信号が入力された場合でも、LEDが発光してしまう可能性がある。
この実施の形態6では、フィードバック回路10がダイオード23を備えており、ダイオード23は、第1の入力端子2aから出力端子2cに向かう電流Iを流さない。
このため、コンパレータ2における第1の入力端子2aの電位V1が、コンパレータ2における出力端子2cの電位V3よりも高い場合でも、第1の入力端子2aから出力端子2cに向かう電流Iが、余分な電流として、表示回路13に流れてしまうことがない。
コンパレータ2における出力端子2cの電位V3は、実施の形態5と同様に、差動入力端子1の端子1aにノイズが入力されることで上昇する。
ダイオード23は、出力端子2cの電位V3が上昇して、出力端子2cの電位V3が、第1の入力端子2aの電位V1よりも高くなり、かつ、出力端子2cの電位V3と、第1の入力端子2aの電位V1との電位差(V3−V1)が、ダイオード23の順方向電圧よりも高くなると、順方向電流である電流Iを流すようになる。
順方向電流である電流Iがダイオード23を流れることで、実施の形態5と同様に、第1の入力端子2aにおける電位V1が、第2の入力端子2bにおける電位V2よりも高い状態が継続される。その結果、コンパレータ2の出力端子2cにおける電位V3が、Hレベルに保持される。
以上の実施の形態6は、フィードバック回路10が、アノードがコンパレータ2の出力端子2cと接続され、カソードが第1の入力端子2aと電気的に接続されているダイオード23を備えている。ダイオード23は、出力端子2cの電位V3が、第1の入力端子2aの電位V1よりも高く、かつ、出力端子2cの電位V3と、第1の入力端子2aの電位V1との電位差(V3−V1)が、ダイオード23の順方向電圧よりも高いときに、出力端子2cから第1の入力端子2aに向けて順方向電流を流すように構成した。したがって、コンパレータ2における第1の入力端子2aの電位V1が、コンパレータ2における出力端子2cの電位V3よりも高いときに、第1の入力端子2aから出力端子2cに向かう電流Iが、余分な電流として、表示回路13に流れてしまうことを防ぐことができる。
図11では、差動入力端子1の端子1aから入力されたノイズを検出することが可能なノイズ検出回路を示しているが、差動入力端子1の端子1bから入力されたノイズを検出することが可能なノイズ検出回路については、図10に示すノイズ検出回路にダイオード23を適用するようにしてもよい。
図12は、実施の形態6による他のノイズ検出回路を示す構成図であり、図12に示すノイズ検出回路は、ダイオード23が適用されており、差動入力端子1の端子1bから入力されたノイズを検出することができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
この発明は、コンパレータを備えるノイズ検出回路に適している。
1 差動入力端子、1a,1b 端子、2 コンパレータ、2a 第1の入力端子、2b 第2の入力端子、2c 出力端子、3 第1の基準電圧印加回路、3a 第1の電圧源、3b 第1の抵抗、3c 抵抗、3d 第1のコンデンサ、4 第2の基準電圧印加回路、4a 第2の電圧源、4b 第2の抵抗、4c 抵抗、4d 第2のコンデンサ、5 駆動用電源、6,7 コンデンサ、8,9 抵抗、10 フィードバック回路、11,12 抵抗、13 表示回路、21,22 リセット回路、23 ダイオード、31 第1の基準電圧印加回路、32 第1の分圧回路、32a,32b 分圧抵抗、41 第2の基準電圧印加回路、42 第2の分圧回路、42a,42b 分圧抵抗。

Claims (8)

  1. 第1の入力端子及び第2の入力端子並びに出力端子を有しており、前記第1の入力端子の電位と前記第2の入力端子の電位とを比較し、前記出力端子から電位の比較結果を出力するコンパレータと、
    第1の基準電圧を前記第1の入力端子に印加する第1の基準電圧印加回路と、
    第2の基準電圧を前記第2の入力端子に印加する第2の基準電圧印加回路と、
    一端が前記出力端子と接続され、他端が前記第1の入力端子又は前記第2の入力端子と接続されているフィードバック回路と
    を備え、
    前記第1の基準電圧印加回路は、
    一端に第1の電圧が印加され、他端が前記第1の入力端子と接続されている第1の抵抗と、
    一端が前記第1の抵抗の他端と接続され、他端がグランドと接続されている第1のコンデンサとを備え、
    前記第2の基準電圧印加回路は、
    一端に第2の電圧が印加され、他端が前記第2の入力端子と接続されている第2の抵抗と、
    一端が前記第2の抵抗の他端と接続され、他端がグランドと接続されている第2のコンデンサとを備えていることを特徴とするノイズ検出回路。
  2. 前記コンパレータにおける出力端子の電位が閾値電圧以上であるとき、ノイズを検出した旨を表示する表示回路を備えたことを特徴とする請求項1記載のノイズ検出回路。
  3. 前記フィードバック回路の他端が前記第1の入力端子と接続されており、
    前記第1の抵抗の抵抗値と、前記第1のコンデンサの容量値との積で決定される時定数が第1の時定数であり、前記第2の抵抗の抵抗値と、前記第2のコンデンサの容量値との積で決定される時定数が第2の時定数であるとき、
    前記第1の基準電圧が前記第2の基準電圧よりも低く設定され、かつ、前記第1の時定数が前記第2の時定数よりも大きく設定されることを特徴とする請求項1記載のノイズ検出回路。
  4. 前記フィードバック回路の他端が前記第2の入力端子と接続されており、
    前記第1の抵抗の抵抗値と、前記第1のコンデンサの容量値との積で決定される時定数が第1の時定数であり、前記第2の抵抗の抵抗値と、前記第2のコンデンサの容量値との積で決定される時定数が第2の時定数であるとき、
    前記第1の基準電圧が前記第2の基準電圧よりも高く設定され、かつ、前記第1の時定数が前記第2の時定数よりも小さく設定されることを特徴とする請求項1記載のノイズ検出回路。
  5. 前記第1の基準電圧印加回路は、
    一端が前記第1の抵抗の他端と接続され、他端が前記第1の入力端子と接続されているリセット回路を備え、
    前記リセット回路は、前記第1の抵抗と前記第1の入力端子との間の電気的な接続と非接続を切り換える回路であることを特徴とする請求項1記載のノイズ検出回路。
  6. 前記第2の基準電圧印加回路は、
    一端が前記第2の抵抗の他端と接続され、他端が前記第2の入力端子と接続されているリセット回路を備え、
    前記リセット回路は、前記第2の抵抗と前記第2の入力端子との間の電気的な接続と非接続を切り換える回路であることを特徴とする請求項1記載のノイズ検出回路。
  7. 前記第1の基準電圧印加回路は、
    前記コンパレータに駆動用の電力を供給するための駆動用電圧を分圧し、分圧した電圧を、前記第1の電圧として、前記第1の抵抗の一端に印加する第1の分圧回路を備え、
    前記第2の基準電圧印加回路は、
    前記駆動用電圧を分圧し、分圧した電圧を、前記第2の電圧として、前記第2の抵抗の一端に印加する第2の分圧回路を備えていることを特徴とする請求項1記載のノイズ検出回路。
  8. 前記フィードバック回路は、アノードが前記コンパレータの出力端子と電気的に接続され、カソードが前記第1の入力端子又は前記第2の入力端子と電気的に接続されているダイオードを備えていることを特徴とする請求項7記載のノイズ検出回路。
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