JPH08122417A - ノイズ検出装置 - Google Patents

ノイズ検出装置

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JPH08122417A
JPH08122417A JP6260475A JP26047594A JPH08122417A JP H08122417 A JPH08122417 A JP H08122417A JP 6260475 A JP6260475 A JP 6260475A JP 26047594 A JP26047594 A JP 26047594A JP H08122417 A JPH08122417 A JP H08122417A
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JP
Japan
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noise
integrated circuit
detected
probe
circuit
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JP6260475A
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English (en)
Inventor
Shuichi Oe
修一 大江
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 集積回路の入力端子に加わるノイズとを測定
すると共に、測定したノイズと集積回路の誤動作との関
係を明瞭に判断する。 【構成】 ノイズ検出装置10は、被検出回路の端子等
に接続されるプローブ14p,14mと、被検出集積回
路と同一又は類似の入力特性の基準用集積回路16を有
すると共に基準用集積回路16にプローブ14p,14
mで検出されたノイズを入力する検出部18と、基準用
集積回路を実装するICソケット19と、プローブ14
p,14mで検出されたノイズによって基準用集積回路
16が動作することにより視覚情報を出力する表示部2
0と、表示部20及び検出部18の電源用の電池22と
を備えている。そして、電池22,検出部18及び表示
部20は同一の筐体24内に収められ、筐体24にプロ
ーブ14p,14mが突設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ノイズ検出装置に関
し、特に、集積回路を用いたデジタル回路を誤動作させ
る外部からのノイズを検出するノイズ検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プリント配線板に実装された集積
回路のノイズ検出は、図4に示す形態で行っていた。す
なわち、被測定装置の筐体52内にオシロスコープ54
のプローブ56を挿入し、プローブ56を筐体内のプリ
ント配線板50に実装された集積回路の端子に接続させ
る。この状態で、放電ガン58により静電気を放電さ
せ、集積回路の端子に生じるノイズ電圧をオシロスコー
プ54で測定する。
【0003】また電子機器の筐体内の磁界を検出する技
術として特開昭59−79863号公報に記載された静
電気耐力試験方法が有る。これは、フリップフロップ回
路を有する試験器を被測定筐体の中に設置し、筐体外部
より静電気放電器にて静電気を放電し、筐体内の試験器
のフリップフロップ回路の出力が反転するときの静電気
放電器の放電電圧により筐体の静電耐力を測定するもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4の
従来技術では、オシロスコープ54とプローブ56との
間を長いプローブケーブル60で接続している。そのた
め、放電ガン58から発生した電磁波によりプローブケ
ーブル60にもノイズが誘起され、これがオシロスコー
プ54に伝達される。したがって、集積回路のノイズを
オシロスコープ54で正確に測定することは困難であっ
た。また、集積回路のノイズをオシロスコープ54で測
定できても、測定されたノイズの波形と集積回路の誤動
作との因果関係を判断することは困難であった。これ
は、同じノイズの波形でも、集積回路の種類(たとえば
TTLタイプかCMOSタイプか)によって反応が異な
り、ある集積回路では誤動作を生じても、他の集積回路
では誤動作を生じないからである。
【0005】また特開昭59−79863号公報による
方法では、プリント配線板に実装されたICの入力ノイ
ズ電圧の検出はできないので、実際の電子回路の静電気
耐力を向上させる対策には利用できない。
【0006】本発明の目的は、配線の影響がなくなるよ
うにし、集積回路の種類によらずに正確にノイズに検出
できるノイズ検出装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るノイズ検出
装置は、被検出集積回路の端子等に接続されるプローブ
と、被検出集積回路と同一又は類似の入力特性の基準用
集積回路を有すると共にこの基準用集積回路に前記プロ
ーブで検出されたノイズを供給する入力回路を有する検
出部と、その検出部に使用する基準用集積回路を容易に
交換可能にするICソケットと、プローブで検出された
ノイズによって検出部の基準用集積回路が動作すること
により視覚又は聴覚情報を出力する表示部と、この表示
部及び検出部の電源用の電池とを備えている。
【0008】この電池,検出部及び表示部は同一の筐体
内に収められ、この筐体にプローブが突設されているの
がよい。
【0009】また、検出部の入力回路には、プローブで
検出されたノイズの大きさを調節して入力する感度調節
器が使用されていてもよい。この感度調整器を設けるこ
とにより、ノイズ対策の効果を定量的に判断することが
できる。すなわち、表示部を表示させるときのノイズの
大きさを定量的に判定できる。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0011】図1は本発明に係るノイズ検出装置の一実
施例を示す回路ブロック図,図2は図1のノイズ検出装
置によるノイズ検出を示す一部切断斜視図である。以
下、これらの図面を参照して説明する。
【0012】ノイズ検出装置10は、被検出集積回路1
2の入力端子12a,グランド用端子12g等に接続さ
れるプローブ14p,14mと、被検出集積回路12と
同一又は類似の入力特性を有する基準用集積回路16を
有すると共に基準用集積回路16にプローブ14p,1
4mで検出されたノイズを入力する入力回路を有する検
出部18と、基準用集積回路16を差し込んで接続する
ICソケット19と、プローブ14p,14mで検出さ
れたノイズによって基準用集積回路16が動作すること
により視覚情報を出力する表示部20と、表示部20及
び検出部18の電源用の電池22とを備えている。そし
て、電池22,検出部18及び表示部20は同一の筐体
24内に収められ、筐体24にプローブ14p,14m
が突設されている。また、検出部18には、プローブ1
4p,14mで検出されたノイズの大きさを調節して入
力する感度調節器26としての可変抵抗器が設けられて
いる。本実施例では、この感度調整器26が検出部18
の入力回路である。
【0013】プローブ14p,14mは、ノイズを検出
するために被検出集積回路12の端子12a等に接触さ
せる部分であり、細い棒状の導体である。検出部18
は、ゲートICとしての基準用集積回路16の入力端子
を用いてノイズを検出し、「1」又は「0」のデジタル
信号をICソケット19のピンから表示部20へ出力す
る。表示部20は、単安定マルチバイブレータ30と発
光ダイオード32と電流制限用抵抗器34とから構成さ
れている。ノイズによって検出部18から出力されたデ
ジタル信号「1」は、単安定マルチバイブレータ30
(パルス伸長回路)によって人の目で見える時間幅に伸
ばされ、発光ダイオード32を点灯させるようになって
いる。
【0014】感度調整部26は、プローブ14p,14
mから入力したノイズの大きさを減衰させ、検出部18
の感度を調整する。電源には電池22を用いており、外
部へ電源ケーブルが出ない構造となっている。もし外部
に電源ケーブルが出ると静電気ノイズの誘導を受け誤動
作する可能性が有るからである。
【0015】筐体24は電磁ノイズを防止できるアルミ
ニウム等の金属から形成されている。ただし、筐体24
はプローブ14p,14mとは絶縁されている。
【0016】次に、図1,図2のノイズ検出装置の動作
を説明する。図2において、ノイズの影響を受けている
と考えられる被検出集積回路12の信号用の入力端子1
2aにプローブ14pを当て、グランド用の端子12g
にプローブ14mを当てる。検出部18に使用する基準
用集積回路16は、被検出集積回路12の入力バッファ
と素子及び回路構成の近い物を選択しICソケット19
にセットする。例えば被検出集積回路12がFタイプT
TLなら基準用集積回路16にもFタイプTTLを使用
し、被検出集積回路12がMOSICなら基準用集積回
路16には74HCタイプ(CMOSタイプ)のICを
使用する。また、単安定マルチバイブレータ30がCM
OSICの場合、これとのインタフェースを考慮して、
基準用集積回路16は、被検出集積回路がTTLの場
合、TTLインタフェース可能なCMOSICを使用す
る。
【0017】図3は試験の状態を示す図である。被試験
装置40に放電ガン58より静電気を放電し、ノイズ検
出装置10の発光ダイオード32を見る。発光ダイオー
ド32が点灯しなければ、被検出集積回路12の入力端
子12aには誤動作させる大きさのノイズ電圧は印加さ
れていないと判断できる。もし、発光ダイオード32が
点灯すれば、被集積回路12の端子12aには大きなノ
イズ電圧が印加されているので、その信号ラインに対し
てノイズ電圧を小さくする対策を施す必要が有る。
【0018】対策の効果を定量的に判断する為にノイズ
検出装置10の感度を調整し、発光ダイオード32が点
灯を始める感度調整部26の値を対策の前後で比較する
ことにより、相対的な対策の効果が測定できる。
【0019】以上の実施例では、被検出集積回路12の
入力端子12aへのノイズ検出を行ったが、その他の端
子へのノイズ検出を行う場合、プローブ14pまたは1
4mを曲げればよい。このため、プローブ14p,14
mには曲げが可能な導電針を選ぶ。また、プローブの片
方がスライドして移動できるようにしてもよい。
【0020】また本実施例では、ノイズ検出を発光ダイ
オード32の点灯で確認したが、発光ダイオードの代わ
りに電子ブザーなどの音発生器を接続し、音で確認でき
るようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るノイ
ズ検出装置では、筐体にプローブを突設することにより
プローブケーブルを省くと共に、電源に電池を使用する
ことにより電源ケーブルを省いてくる。したがって、外
から入り込むノイズを極力抑えて、プローブで検出され
た被検出集積回路のノイズを測定できる。
【0022】また、プローブで検出されたノイズを、被
集積回路と同一又は類似の入力特性を有する基準用集積
回路に入力することにより、このノイズによって基準用
集積回路が動作するか否かで、被検出集積回路が誤動作
するか否かを検出できる。したがって、測定したノイズ
と被検出集積回路の誤動作との関係を明瞭に判断でき
る。さらに基準用集積回路をICソケットに実装してい
るため交換も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のノイズ検出装置のブロック図
である。
【図2】図1のノイズ検出装置によるノイズ検出状態を
示す一部切欠斜視図である。
【図3】本発明の一実施例を用いた静電気試験の構成図
である。
【図4】従来技術を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 ノイズ検出装置 12 被検出集積回路 12a 被検出集積回路の端子 14p,14m プローブ 16 基準用集積回路 18 検出部 19 ICソケット 20 表示部 21 ICソケット開閉用レバー 22 電池 24 筐体 26 感度調節器 40 筐体 50 プリント配線板 54 オシロスコープ 56 プローブ 58 静電気試験機 60 プローブケーブル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被検出集積回路の端子等に接続されるプ
    ローブと、前記被検出集積回路と同一又は類似の入力特
    性の基準用集積回路を有すると共にこの基準用集積回路
    に前記プローブで検出されたノイズを供給する入力回路
    を有する検出部と、前記検出部に使用する基準用集積回
    路を交換可能にするICソケットと、前記プローブで検
    出されたノイズによって前記基準用集積回路が動作する
    ことにより視覚又は聴覚情報を出力する表示部と、この
    表示部及び前記検出部の電源用の電池とを有し、この電
    池,前記検出部及び前記表示部は同一の筐体内に収めら
    れ、この筐体に前記プローブが突設されていることを特
    徴とするノイズ検出装置。
  2. 【請求項2】 前記検出部の前記入力回路は、前記プロ
    ーブで検出されたノイズの大きさを調節して入力する感
    度調節器を有することを特徴とする請求項1記載のノイ
    ズ検出装置。
  3. 【請求項3】 前記表示部は、ノイズによって前記基準
    用集積回路が動作することにより出力されるパルスを伸
    長するパルス伸長回路と、前記パルス伸長回路の出力を
    光又は音で知らせる表示器とを有する請求項1記載のノ
    イズ検出装置。
  4. 【請求項4】 前記プローブは曲げが可能な導電材料で
    できている請求項1記載のノイズ検出装置。
JP6260475A 1994-10-25 1994-10-25 ノイズ検出装置 Pending JPH08122417A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001264372A (ja) * 2000-03-17 2001-09-26 Mitsubishi Electric Corp 放射ノイズ測定データ表示方法、放射ノイズ測定システムおよび放射ノイズ測定用プログラム記憶媒体
WO2015001704A1 (ja) * 2013-07-01 2015-01-08 Necエンジニアリング株式会社 静電気放電試験装置、静電気放電試験方法、及びプログラムが格納された非一時的なコンピュータ可読媒体
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Effective date: 19980210