JPH09140161A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JPH09140161A
JPH09140161A JP7294295A JP29429595A JPH09140161A JP H09140161 A JPH09140161 A JP H09140161A JP 7294295 A JP7294295 A JP 7294295A JP 29429595 A JP29429595 A JP 29429595A JP H09140161 A JPH09140161 A JP H09140161A
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signal
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JP7294295A
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English (en)
Inventor
Shigeki Yamakawa
茂樹 山川
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】出力相電圧を検知してスイッチング素子をフィ
ードバック制御するインバータ装置において、相電流の
ゼロクロス領域の検知精度を向上することを目的とす
る。特に、直流電源から入力される電圧が変化したとき
に、偏りのない検出信号を得る。 【解決手段】直流電圧を分圧して一定の比率の電圧を出
力する参照電圧出力部6・7と、この参照電圧出力部6
・7の出力する参照電圧S6と相電圧S4を比較して、
相電圧S4が大きなときにLOWとなる検出信号S5を
出力する電圧比較回路8とを備える。このため、直流電
圧が変化したときは、それにつれて参照電圧S6も変化
し、電圧比較回路8によって出力される検出信号S4
は、相電圧S4を相対的にとらえた信号となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、出力相電圧を検
出するPWM方式のインバータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は例えば特開平4−69066号公
報に示された従来のインバータ装置を示す回路図であ
る。図7において、1は直流電源、2はコレクタと直流
電源1のプラス電極とが接続され、ベース駆動回路20
からの入力に応じた出力をエミッタに出力するトランジ
スタである上アームの主スイッチング素子、3はコレク
タとこの上アームの主スイッチング素子2とが接続さ
れ、同じくベース駆動回路20からの入力に応じた出力
をエミッタに出力するトランジスタである下アームの主
スイッチング素子、この下アームのエミッタは直流電源
1のマイナス電極に接続されている。これらの主スイッ
チング素子2・3は、ベース駆動回路20からのスイッ
チング信号によって、交互にオン・オフすることにより
外部に交流電源(この交流電源の電圧を相電圧という)
を供給する。但し、交互にオン・オフする場合も、短絡
を防止するため両者がオフとなる期間があり、これを短
絡防止時間(以下、Tdと略す)と呼ぶ。
【0003】4・5は各々主スイッチング素子2又は主
スイッチング素子3のコレクタ・エミッタ間に接続され
たフリーホイールダイオード、60・70はそれぞれ、
相電圧を入力するように接続されこの相電圧を所定の比
率で分圧する分圧抵抗、17はこれらの分圧抵抗60・
70間の接続線に接続され、この接続線から流れ込む電
流が一定値以上になったときにオンとなるシャントレギ
ュレータ、13は1次側をこのシャントレギュレータ1
3に接続したフォトカプラであり、1次側及び2次側に
それぞれ図示しない外部電源から一定の電圧が供給され
ている。従って、シャントレギュレータ17をオン・オ
フすることによって2次側から検出信号S5を出力す
る。150・160はそれぞれこのフォトカプラの1次
側、2次側に供給される電流を制限する抵抗である。
【0004】10は、インバータ部を示しており、以上
の主スイッチング素子2・3、フリーホイールダイオー
ド4・5、フォトカプラ13、シャントレギュレータ1
7、分圧抵抗60・70、抵抗150・160を構成要
素として有している。通常、インバータ部10は3相分
の相電圧を出力するが、3相の相電圧をそれぞれ出力す
る回路はいずれも同様の構成なので、ここでは1相分の
みを示している。11は、このインバータ部10に接続
され、インバータ部10の出力する相電圧を3相分入力
して駆動する誘導電動機である。
【0005】18は検出信号S5と図示しない制御回路
から出力される理想インバータの出力相電圧(以下、理
想相電圧と呼ぶ)を入力して、検出信号S5と理想相電
圧との差(時間差)を検出し、実際の相電圧が理想相電
圧に近くなるように次のTd生成回路19へ補正信号を
出力するTd補正回路である。
【0006】この補正を行わない場合には、主スイッチ
ング素子2・3、フリーホイールダイオード4・5等の
各素子やそれらの配線等で起こる様々な原因又はインバ
ータ装置を接続する機器の特性(例えば、誘導電動機1
1のリアクタンス成分)から、理想的な波形の出力相電
圧を得られないといった現象が起きる。
【0007】19は上記補正信号にTdを挿入するとと
もに、主スイッチング素子2・3のON/OFFを制御
する信号を出力するTd生成回路である。Td補正回路
18から入力した補正信号からは主スイッチング素子2
・3のON/OFFタイミングを得ることができるが、
この補正信号のままでは上アームと下アームの主スイッ
チング素子2・3の短絡防止時間Tdが考慮されていな
いため、短絡してしまう可能性がある。このTd生成回
路19は、補正信号を参照して正及び負の電圧を生成す
るタイミングを得るとともに、このタイミングでTdを
含む主スイッチング素子2・3のON/OFFを制御す
るスイッチング信号を出力する。
【0008】20はこのTd生成回路19からのスイッ
チング信号を受け取って、このスイッチング信号を基に
実際に主スイッチング素子2・3のを駆動するベース駆
動回路である。このベース駆動回路20は主スイッチン
グ素子2・3のベースに流れる電流を制御して、主スイ
ッチング素子2・3のON/OFFを制御する。
【0009】・図8の説明 次に、図8を説明する。図8はこのインバータ装置(図
7)の動作を示す波形図である。この図8において、S
1は図7に図示しない制御回路が出力しTd補正回路1
8に入力される理想インバータの出力相電圧である。S
2は上アームの主スイッチング素子2の実際のスイッチ
ングを示している。S3は同様に下アームの主スイッチ
ング素子3のスイッチングを示している。S41・4
2’は相電流Io≒0のときに、インバータ部10によ
って出力される出力相電圧S4であり、S51・52’
はインバータ部10からTd補正回路18へ出力される
検出信号S5である。S41・51は良好な検出信号S
5が得られている場合、S42’・52’は直流電源1
から供給される電圧が変動し、良好な検出信号S5が得
られていない場合を示している。
【0010】<動作>続いて動作について説明する。図
7に示したインバータ装置は、図示しない制御回路によ
って主スイッチング素子2・3をスイッチすることによ
り、直流電源1の直流を交流に変換して出力する装置で
ある。PWM方式のインバータ装置では、図8のS41
に示すように相電圧のパルス幅を細かく制御して、全体
として出力するべき電圧の大きさを調整しているため、
パルス幅を正確に調整することが必要である。そのた
め、フォトカプラ13によって相電圧を測定して検出信
号S5を得ると同時に、この検出信号S5を用いてTd
補正回路18等がフィードバック制御を行う。そして、
このフィードバック制御によりパルス幅を制御して、所
望の波形が得られるようにしている。
【0011】PWM方式のインバータ装置では、図9に
符号A,Bで示したような相電流Io≒0の付近におい
て図8のS41に示したような相電圧となり、Tdの期
間において非常に不安定な電位を示す。
【0012】図7に示す従来のインバータ装置が出現す
る以前では、相電圧S4を直接測定する方式を採用して
いた。しかし、フォトカプラ13が比較的低い電圧にお
いてオンとなるために、検出信号S5下アームの主スイ
ッチング素子3に偏った信号となるという問題があっ
た。
【0013】これを解決するべく図7に示した従来のイ
ンバータ装置では、相電圧S4の値が所定の値以上にな
ったときにシャントレギュレータ17に流入する電流が
レギュレーションに必要な最小カソード電流以上とな
り、フォトカプラ13がオンとなるようにしている。つ
まり、相電圧が比較的低い時点においてフォトカプラ1
3がオンとならないようにすることにより、検出信号S
5が偏らないように努めている。
【0014】ここで、このインバータ装置の期間Tdに
おける動作について説明する。例えば、上アームの主ス
イッチング素子2がオンの状態から、短絡防止時間Td
をはさんで下アームの主スイッチング素子3がオンとな
るときに、検出信号S5がLOWからHIGHとなると
きの様子を以下に説明する。
【0015】上アームの主スイッチング素子2がオン、
下アームの主スイッチング素子3がオフの状態では、上
アームの主スイッチング素子2から電流が流れ、相電圧
は高い電圧を示すためシャントレギュレータ17はオン
となり同時に、フォトカプラ13の1次側に電流が流れ
て、2次側がオンとなる。従って、検出信号S5はLO
Wの電圧を保つ。
【0016】次に、上アームの主スイッチング素子2が
オフとなりTdの期間に入ると、上アームの主スイッチ
ング素子2から流れていた相電流Ioは遮断される。し
かしながら、インバータ部10の外部に接続されたリア
クタンス成分(例えば、伝導誘導機11)によって継続
して電流が流れるような力が働くため、フリーホイール
ダイオード5を通じて相電流Ioが流れる。このときの
相電圧S4は分圧抵抗60・70により分圧され、シャ
ントレギュレータ17には相電圧S4に比例した電流が
流入する。この期間Tdでは電流の供給が止まっている
ため相電流Ioは次第に減少していく。シャントレギュ
レータ17は、流入する電流がレギュレーションに必要
な最少カソード電流以下となるまではオンの状態とな
る。ここで、相電圧は相電流とともに次第に下がってい
くため、シャントレギュレータ17に流入する電流は次
第に下がっていく、そして、流入する電流が最少カソー
ド電流以下となったときにオフとなる。
【0017】シャントレギュレータ17がオフとなる
と、フォトカプラ13の1次側に電流が流れなくなり、
二次側がオフとなって、検出信号S5の電圧が上がる。
この検出信号S5の変化はTd補正回路18に検出さ
れ、主スイッチング素子2・3のスイッチングタイミン
グの制御に用いられる。レギュレーションに必要な最小
カソード電流は、シャントレギュレータ17の素子固有
の特性によって決められる値であり、シャントレギュレ
ータ17のオン・オフ動作点を調整する場合には、分圧
抵抗60・70の抵抗値(分圧比)の値を調整する。こ
の調整は、検出信号S5がどちらのアームの主スイッチ
ング素子2・3にも偏らないように行う。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のイ
ンバータ装置では、以下に示すような問題があった。シ
ャントレギュレータ17がレギュレーションに必要な最
小カソード電流を基準にオン・オフ動作するため、オン
・オフの動作点が固定されている。そのため、直流電源
から供給される直流電圧の値を変化させた場合には、相
電圧に対するオン・オフの動作点が相対的に変化し、良
好な検出信号S5を得ることができない。図8のS4
2’とS52’は、直流電源1から供給される直流電圧
(以下、直流入力電圧という)を大きな値に変化させた
ときの相電圧と検出信号を示しており、直流入力電圧V
22は、S41・S51の波形を得たときの直流入力電
圧V21よりも大きな値になっている。上記最小カソー
ド電流がシャントレギュレータ17に流れ始めるのは相
電圧がV1となったときであり、これは直流入力電圧が
変化したとしても同じである。従って、検出信号S5は
S52’に示したように下アームの主スイッチング素子
3に偏った波形となり、良好な検出信号S5を得ること
ができない。すなわち、本来、図8のT1とT2、又は
T3とT4の中間時点で検出信号S5が変化するはず
が、直流電圧が上昇したことにより、T1あるいはT4
側に変化点が移ってしまう。
【0019】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたもので、直流入力電圧が変化した場合にも良
好な検出信号が得られることを目的としている。
【0020】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるインバ
ータ装置においては、外部からの制御信号により、入力
した直流電圧を交流電圧に変換して出力するインバータ
部と、上記直流電圧に対し予め定められた比率の電圧を
上記直流電圧に追従する参照電圧として出力する参照電
圧出力部と、上記参照電圧と上記交流電圧との比較結果
を検出信号として出力する電圧比較部と、上記検出信号
に基づき上記インバータ部を制御する上記制御信号を出
力する制御部と、を備えたものである。
【0021】また、上記電圧比較部は、上記参照電圧が
入力される参照電圧入力部と、上記交流電圧の相電圧が
入力される相電圧入力部と、上記参照電圧入力部と上記
相電圧入力部とに接続され、上記参照電圧よりも上記相
電圧が大きいときに電流を流し、この電流の大きさに応
じた信号を上記検出信号として出力する信号出力部と、
を備えたものである。
【0022】また、上記信号出力部は、予め定められた
値以上の電流が流れた場合には、一定の大きさの検出信
号を出力するものである。
【0023】また、電気信号である上記検出信号を光信
号に変換する電気光変換部を備え、上記制御部は上記光
信号に基づき上記インバータ部を制御するものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
実施の形態1. ・図1の説明 図1は、実施の形態1にかかるPWM方式のインバータ
装置の回路図である。図1において、1は直流電源、2
はコレクタと直流電源1のプラス電極とが接続され、ベ
ース駆動回路20からの入力に応じた出力をエミッタに
出力するトランジスタである上アームの主スイッチング
素子、3はコレクタとこの上アームの主スイッチング素
子2とが接続され、同じくベース駆動回路20からの入
力に応じた出力をエミッタに出力するトランジスタであ
る下アームの主スイッチング素子、この下アームのエミ
ッタは直流電源1のマイナス電極に接続されている。こ
れらの主スイッチング素子2・3は、ベース駆動回路2
0からのスイッチング信号によって、交互にオン・オフ
することにより外部に交流電源(この交流電源の電圧を
相電圧という)を供給する。但し、交互にオン・オフす
る場合も、短絡を防止するため両者がオフとなる期間が
あり、これを短絡防止時間(以下、Tdと略す)と呼
ぶ。
【0025】4・5は各々主スイッチング素子2又は主
スイッチング素子3のコレクタ・エミッタ間に接続され
たフリーホイールダイオード、6・7は直流電源1に直
列に接続され、直流母線電圧を分圧する分圧抵抗、8は
分圧抵抗6・7間の接続線からの電圧と、相電圧を入力
することによりTdを検出するための検出信号S5を出
力する電圧比較回路である。この電圧比較回路8は分圧
抵抗6・7によって分圧された電圧と、相電圧を比較
し、相電圧が高くなったとき(若しくは低くなったと
き)にアクティブとなる検出信号S5を出力する。
【0026】10は、インバータ部を示しており、以上
の主スイッチング素子2・3、フリーホイールダイオー
ド4・5、分圧抵抗6・7、電圧比較回路8を構成要素
として有している。通常、インバータ部10は3相分の
相電圧を出力するが、3相の相電圧をそれぞれ出力する
回路はいずれも同様の構成なので、ここでは1相分のみ
を示している。11は、このインバータ部10に接続さ
れ、インバータ部10の出力する相電圧を3相分入力し
て駆動する誘導電動機である。
【0027】18は電圧比較回路8に接続されるととも
に、検出信号S5と図示しない制御回路から出力される
理想インバータの出力相電圧(以下、理想相電圧と呼
ぶ)を入力して、検出信号S5と理想相電圧との差(時
間差)を検出し、実際の相電圧が理想相電圧に近くなる
ように次のTd生成回路19へ補正信号を出力するTd
補正回路である。
【0028】この補正を行わない場合には、主スイッチ
ング素子2・3、フリーホイールダイオード4・5等の
各素子やそれらの配線等で起こる様々な原因又はインバ
ータ装置を接続する機器の特性(例えば、誘導電動機1
1のリアクタンス成分)から、理想的な波形の出力相電
圧を得られないといった現象が起きる。具体的には、出
力相電圧の正の電圧を保つ期間が長く或は短くなった
り、また、逆に負の電圧を保つ期間が長く或は短くなっ
たりする。例えば、インバータ装置に誘導電動機11を
接続した場合には、誘導電動機11のリアクタンス成分
により出力相電圧の電圧をLOWとした後にも、フリー
ホイールダイオード5を通って電流がしばらくの間流れ
てしまう。このような現象を補正しないと、インバータ
部10から出力相電圧の供給を受ける機器の正常な動作
に影響を与えてしまう。例えば、この図1に示した回路
では、誘導電動機11の回転力等に影響を与える。
【0029】このTd補正回路18は、出力相電圧の正
の電圧を保つ期間、負の電圧を保つ期間を理想相電圧に
近づけるために、実際の出力相電圧と理想相電圧との時
間差を検出して、時間差がなくなるように補正信号を出
力する。この補正信号はTd生成回路19を介して主ス
イッチング素子2・3のON/OFFタイミングを制御
する信号である。例えば、実際に得られた出力相電圧S
4の正の電圧の期間が、理想相電圧S1の正の電圧の期
間よりも長い場合には、現在のタイミングよりも早いタ
イミングでスイッチングを行うように、補正信号を出力
する。上記の検出信号S5は出力相電圧S4の状態を検
出するために用いられる。補正信号は、波形の立ち上が
り又は立ち下がりで主スイッチング素子2・3のスイッ
チングタイミングを表す矩形波であるから、スイッチン
グタイミングは波形の立ち上がり又は立ち下がりのタイ
ミングをずらすことで調整できる。
【0030】19は上記補正信号にTdを挿入するとと
もに、主スイッチング素子2・3のON/OFFを制御
する信号を出力するTd生成回路である。Td補正回路
18から入力した補正信号からは主スイッチング素子2
・3のON/OFFタイミングを得ることができるが、
この補正信号のままでは上アームと下アームの主スイッ
チング素子2・3の短絡防止時間Tdが考慮されていな
いため、短絡してしまう可能性がある。このTd生成回
路19は、補正信号を参照して正及び負の電圧を生成す
るタイミングを得るとともに、このタイミングでTdを
含む主スイッチング素子2・3のON/OFFを制御す
るスイッチング信号を出力する。
【0031】20はこのTd生成回路19からのスイッ
チング信号を受け取って、このスイッチング信号を基に
実際に主スイッチング素子2・3のを駆動するベース駆
動回路である。このベース駆動回路20は主スイッチン
グ素子2・3のベースに流れる電流を制御して、主スイ
ッチング素子2・3のON/OFFを制御する。
【0032】・図2の説明 次に、図2を説明する。図2はこの実施の形態1のイン
バータ装置(図1)の動作を示す波形図である。この図
2において、S1は(図1)図示しない制御回路が出力
しTd補正回路18に入力される理想インバータの出力
相電圧である。S2は上アームの主スイッチング素子2
の実際のスイッチングを示している。S3は同様に下ア
ームの主スイッチング素子3のスイッチングを示してい
る。S41・42は相電流Io≒0のときに、インバー
タ部10によって出力される出力相電圧S4であり、S
51・52は電圧比較回路8がTd補正回路18へ出力
する検出信号S5である。S41・51は直流電源1か
ら供給される電圧が小さい場合、S42・52は大きい
ときを示している。
【0033】<動作>次に、このインバータ装置の動作
について図1と図2を用いて説明する。図1のインバー
タ装置では直流電源1が出力する電圧(以下、直流入力
電圧という)の変化を検知し、相電圧が直流入力電圧に
対して一定の比率になったときに、検出信号S5を変化
させる。分圧抵抗6・7は上記比率を決定する役割を持
ち、この実施の形態1では分圧抵抗6と分圧抵抗7は同
じ抵抗値に設定しておく。従って、このインバータ装置
は、直流入力電圧のおおよそ半分の電圧で検出信号を変
化する設計となっいてる。電圧比較回路8は、相電圧と
直流入力電圧との比較及びこの比較結果に基づいた検出
信号S5を出力する働きを持っている。
【0034】この発明にかかるインバータ装置に特徴的
な動作は、主にTdの期間に発生するため、Tdの期間
について動作を説明する。Tdの期間は、相電圧S4が
上昇する場合と、下降する場合があり以下にそれらの期
間を分けて説明する。
【0035】・短絡防止時間Tdの動作(相電圧S4が
上昇する場合) この期間の初期では、相電圧S4は低い状態であり、従
って、電圧比較回路8には低い電圧が入力されている。
電圧比較回路8は、直流入力電圧を分圧抵抗6・7で分
圧した電圧(以下、参照電圧S6という)と相電圧S4
を比較して、相電圧S4が参照電圧S6以上であるとき
にHIGHの検出信号S5を出力する。そのため、初期
の期間では相電圧S4が低い状態であるのでLOWの検
出信号S5を出力する。相電圧S4が図2で示したよう
に次第に上昇していき参照電圧S6を上回ると、電圧比
較回路8はHIGHの検出信号S5を出力する。この検
出信号S5の変化は、Td補正回路18に検知され、主
スイッチング素子2・3のスイッチングタイミングの制
御に用いられる。
【0036】・短絡防止時間Tdの動作(相電圧S4が
上昇する場合) この期間の初期では、相電圧S4は逆に高い状態であ
り、従って、電圧比較回路8には高い電圧が入力されて
いる。そのため、電圧比較回路8はLOWの検出信号S
5を出力する。相電圧S4が図2で示したように次第に
下降していき参照電圧S6を下回ると、電圧比較回路8
はLOWの検出信号S5を出力する。この検出信号S5
の変化は、同様に、主スイッチング素子2・3のスイッ
チングタイミングの制御に用いられる。
【0037】・直流入力電圧が変化した場合の動作 ここで、直流入力電圧が変化した場合の動作について説
明する。図2では、2種類の直流入力電圧(電圧大の場
合/小の場合)が供給された場合の相電圧S41・4
2、検出信号S51・52が示されている。まず、直流
入力電圧が小さい場合(ここではこの電圧をV21とす
る)について説明する。この場合、直流入力電圧V21
は直列に接続された分圧抵抗6・7の両端にかかり、分
圧抵抗6と分圧抵抗7の抵抗値の比率に応じた電圧が分
圧抵抗6と分圧抵抗7との間に参照電圧S6として発生
する。ここでは、分圧抵抗6と分圧抵抗7は同じ抵抗値
を持っているため、参照電圧S6は直流入力電圧V21
の1/2となる(この電圧をV11とする)。従って、
電圧比較回路8は、上述の通りに動作し相電圧S4が直
流入力電圧V21の1/2の電圧となったときに検出信
号S5を変化させる。この結果は、上述設計の要求に適
合し、良好な検出信号S5を得ることができたこととな
る。
【0038】次に、直流入力電圧が大きい場合(ここで
はこの電圧をV22とする)について説明する。この場
合も同様に、直流入力電圧V22は直列に接続された分
圧抵抗6・7の両端にかかり、分圧抵抗6と分圧抵抗7
の抵抗値の比率に応じた電圧が分圧抵抗6と分圧抵抗7
との間に参照電圧S6として発生する。この参照電圧S
6は直流入力電圧V22の1/2となる(この電圧をV
12とする)。従って、電圧比較回路8は、上述の通り
に動作し相電圧S4が直流入力電圧V22の1/2の電
圧となったときに検出信号S5を変化させ、上述の場合
同様、良好な検出信号S5を得ることができたこととな
る。図2のS52を見ると、直流入力電圧が変動しても
偏りのない良好な検出信号S5がでていることが分か
る。
【0039】以上説明したように、直流入力電圧が変化
した場合にも、その電圧変化に追従して所定の点で検出
信号S5を変化させることができるため、良好な検出信
号S5を得ることができる。従って、インバータ装置の
出力の正確な制御が可能となる。また、直流入力電圧を
変化させた場合でも、分圧抵抗の交換、抵抗値の調整等
の回路の変更、調整が不要となる。
【0040】実施の形態2.実施の形態2は、電圧比較
回路8を図3に示したように構成した実施の形態であ
る。基本となる動作は、実施の形態1で説明したものと
同様である。
【0041】・図3の説明 図3はこの実施の形態2のインバータ装置を説明する回
路図である。図3において、図1と同一の符号は同一又
は相当の部分を表す。電圧比較回路8は、符号13、1
5、16、21に示す要素によって構成されており、1
3は相電圧S4の電圧検出及び検出信号絶縁を行うフォ
トカプラ、15はフォトカプラ13の1次側に流れる電
流を制限する電流制限抵抗、16は図示しない電源に接
続されフォトカプラ13の二次側に流れる電流を制限す
るプルアップ抵抗、21はフォトカプラ13と並列に接
続されフォトカプラ13の1次側発行ダイオードとは逆
向きとなっているダイオードである。
【0042】<動作>次に、動作について説明する。基
本的な動作は実施の形態1で説明したものと同様であ
る。ここでは、電圧検出回路8の動作について説明す
る。相電圧S4が参照電圧S6よりも大きい場合(直流
入力電圧の1/2よりも大きい場合)は、電流制限抵抗
15、フォトカプラ13の1次側、分圧抵抗7の順で電
流が流れる。そして、フォトカプラ13の1次側発光ダ
イオードが発光し、2次側のトランジスタがオンする。
そのため、検出信号S5の電圧はLOWレベルの電圧を
示す。
【0043】逆に、相電圧S4が参照電圧S6よりも小
さい場合(直流入力電圧の1/2よりも小さい場合)
は、ダイオード21、電流制限抵抗15の順に電流が流
れる。また、フォトカプラ13の1次側発光ダイオード
は、逆バイアスとなるため電流は流れない。従って、1
次側発光ダイオードは発光せず、2次側のトランジスタ
はオフとなる。このため、検出信号S5には、プルアッ
プ抵抗16を通って図示しない外部からの電圧が供給さ
れるためHIGHレベルの電圧を示す。
【0044】以上のように、図3の電圧比較回路8では
参照電圧S6を境にして検出信号S5が変化する。参照
電圧S6は実施の形態1で説明したように直流入力電圧
に追従して変化するため、直流入力電圧の変化にわわか
らず良好な検出信号S5を得ることができる。
【0045】実施の形態3.実施の形態3は、電圧比較
回路8を図4に示したように構成した実施の形態であ
り、特に、検出信号S5の変化を正確に検知できるとい
う特徴がある。基本となる動作は、実施の形態1又は2
で説明したものと同様である。
【0046】・図4の説明 図4はこの実施の形態3のインバータ装置を説明する回
路図である。図4において、図1又は図3と同一の符号
は同一又は相当の部分を表す。実施の形態3では、ダイ
オード21(図3)の代わりに定電圧ダイオード210
を用いて電圧比較回路8を構成している。
【0047】<動作>次に、動作について説明する。基
本的な動作は実施の形態1又は実施の形態2で説明した
ものと同様である。ここでは、電圧検出回路8の動作に
ついて説明する。相電圧S4が参照電圧S6よりも大き
い場合(直流入力電圧の1/2よりも大きい場合)は、
電流制限抵抗15・22、フォトカプラ13の1次側、
分圧抵抗7の順で電流が流れる。そして、フォトカプラ
13の1次側発光ダイオードが発光し、2次側のトラン
ジスタがオンする。そのため、検出信号S5の電圧はL
OWレベルの電圧を示す。この動作は、実施の形態2同
様である。しかし、実施の形態3では相電圧S4が一定
の電圧よりも高くなると、定電圧ダイオード210の端
子間電圧はツェナー電圧にクリップされるため、フォト
カプラ13の1次側発光ダイオードに流れる電流は電流
制限抵抗22により定電流化され、発光ダイオードの発
光量が一定化される。そのため、2次側から出力される
検出信号S5の上限電圧が一定化する。直流入力電圧が
変化する場合には、フォトカプラ13の1次側に流れる
電流の量も変化するため、2次側から出力される検出信
号S5の電圧上限も変化する。この検出信号S5の上限
の変化はTd補正回路18による検出信号S5の検出
(検出信号S5の変化を電圧レベルの所定のしきい値で
検出する)を難しくする。しかしながら、この実施の形
態3では、検出信号S5の上限を一定にすることができ
るため、Td補正回路18による検出しきい値がより正
確になるという格別の効果がある。
【0048】逆に、相電圧S4が参照電圧S6よりも小
さい場合(直流入力電圧の1/2よりも小さい場合)
は、実施の形態2の動作と同じであり、定電圧ダイオー
ド210、電流制限抵抗15の順に電流が流れる。ま
た、フォトカプラ13の1次側発光ダイオードは、逆バ
イアスとなるため電流は流れない。従って、1次側発光
ダイオードは発光せず、2次側のトランジスタはオフと
なる。このため、検出信号S5には、プルアップ抵抗1
6を通って図示しない外部からの電圧が供給されるため
HIGHレベルの電圧を示す。
【0049】以上のように、図4の電圧比較回路8では
参照電圧S6を境にして検出信号S5が変化する。参照
電圧S6は実施の形態1で説明したように直流入力電圧
に追従して変化するため、直流入力電圧の変化にわわか
らず良好な検出信号S5を得ることができる。加えて、
検出信号S5の変化の検出がより正確になるという効果
がある。
【0050】実施の形態4.実施の形態5は、検出信号
S5の送信に光ファイバケーブルを用いた実施の形態で
ある。 ・図5の説明 図5は実施の形態4におけるインバータ装置を説明する
回路図である。図5において、図1又は図3と同一の符
号は同一又は相当の部分を表す。23は電流抑制抵抗1
5と参照電圧S6の信号線とに接続され、電気入力を光
出力に変換する発光側光コネクタである。この発光側光
コネクタ23はダイオード21と逆並列に接続されてい
る。24はTd補正回路18に接続され、発光側光コネ
クタ23からの光信号を受信し、受信した光に応じた電
気信号を出力する受光側光コネクタ、25はこの受光側
光コネクタ24と発光側光コネクタ23とを接続し、光
信号を伝送する光ファイバケーブルである。
【0051】<動作>基本的な動作は、実施の形態1又
は2と同様である。この実施の形態4では、これらの実
施の形態とは異なり検出信号S5を出力はフォトカプラ
13(図3)ではなく、発光側光コネクタ23によって
行っている。その点の動作について説明すると、相電圧
が参照電圧S6よりも大きい場合(直流入力電圧の1/
2よりも大きい場合)は、電流制限抵抗15、発光側光
コネクタ23、分圧抵抗7の順で電流が流れる。そし
て、発光側光コネクタ23が発光し、光ファイバーケー
ブル25を介して受光側光コネクタ24には、HIGH
レベルの光信号が届く。そして、受光側光コネクタ24
はHIGHレベルの光信号をHIGHレベルの電気信号
に変換し、Td補正回路18へ出力する。
【0052】逆に、相電圧S4が参照電圧S6よりも小
さい場合(直流入力電圧の1/2よりも小さい場合)
は、ダイオード21、電流制限抵抗15の順に電流が流
れる。また、発光側光コネクタ23には逆バイアスとな
るため電流は流れない。従って、発光側光コネクタ23
はLOWレベルの光信号を出力し、光ファイバーケーブ
ル25を介して受光側光コネクタ24には、LOWレベ
ルの光信号が届く。そして、受光側光コネクタ24はL
OWレベルの光信号をLOWレベルの電気信号に変換
し、Td補正回路18へ出力する。
【0053】以上の説明により、相電圧S4の変化がT
d補正回路18に出力されることが分かる。また、参照
電圧S6は実施の形態1で説明したように直流入力電圧
に追従して変化するため、直流入力電圧の変化にわわか
らず良好な検出信号S5を得ることができる。
【0054】さらに、この実施の形態4では、検出信号
S5の伝送に光ファイバケーブル25を使用しているた
め、外来ノイズの影響を受けにくいという特性がある。
電圧比較回路8等によって良好な検出信号S5が得られ
たとしても、特に電圧比較回路8とTd補正回路18の
距離が長い場合には外来ノイズの影響は深刻で、検出信
号S5に悪影響を与えるが、この発明によれは、かかる
点を解決することができる。より良好な検出信号S5を
得ることができる。
【0055】実施の形態5.実施の形態5は、定電圧ダ
イオードと光ファイバケーブルを用いた実施の形態であ
る。
【0056】・図6の説明 図6は実施の形態5におけるインバータ装置を説明する
回路図である。図6において、図1、図4、又は図5と
同一の符号は同一又は相当の部分を表す。
【0057】<動作>基本的動作は実施の形態4と同じ
である。実施の形態4と異なる点は、ダイオード21の
代わりに定電圧ダイオード210を使用している点であ
る。定電圧ダイオード210を使用した場合には、実施
の形態3で説明したように発光側光コネクタ23から出
力される光信号の光強度の上限は一定となるため、Td
補正回路18が受け取る検出信号S5の上限電圧も一定
となる。
【0058】直流入力電圧が変化する場合には、発光側
光コネクタ23に流れる電流の量も変化するため、出力
される検出信号S5の電圧上限も変化する。この検出信
号S5の上限の変化はTd補正回路18による検出信号
S5の検出(検出信号S5の変化を電圧レベルの所定の
しきい値で検出する)を難しくする。しかしながら、こ
の実施の形態3では、検出信号S5の上限を一定にする
ことができるため、Td補正回路18による検出しきい
値がより正確になるという格別の効果がある。
【0059】さらに、参照電圧S6は実施の形態1で説
明したように直流入力電圧に追従して変化するため、直
流入力電圧の変化にわわからず良好な検出信号S5を得
ることができる。
【0060】さらに、検出信号S5の伝送に光ファイバ
ケーブル25を使用しているため、外来ノイズの影響を
受けにくいという特性がある。この実施の形態5の定電
圧ダイオード210の特性により良好な検出信号S5が
得られたとしても、特に電圧比較回路8とTd補正回路
18の距離が長い場合には外来ノイズの影響は深刻で、
検出信号S5に悪影響を与えるが、この発明によれは、
かかる点を解決することができる。より良好な検出信号
S5を得ることができる。
【0061】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように構成
されているので、以下に記載されるような効果を奏す
る。
【0062】外部からの制御信号により、入力した直流
電圧を交流電圧に変換して出力するインバータ部と、上
記直流電圧に対し予め定められた比率の電圧を上記直流
電圧に追従する参照電圧として出力する参照電圧出力部
と、上記参照電圧と上記交流電圧との比較結果を検出信
号として出力する電圧比較部と、上記検出信号に基づき
上記インバータ部を制御する上記制御信号を出力する制
御部と、を備えたため、参照電圧出力部は、直流電圧に
追従した電圧を出力し、直流電圧が大きくなるとそれに
比例して大きくなり、直流電圧が小さくなるとそれに比
例して小さくなる電圧を出力する。従って、直流電流の
大きさに比例した大きさとなる相電圧の変化を相対的に
とらえるため、直流電圧が変化しても良好な検出信号を
得ることができる。
【0063】また、上記電圧比較部は、上記参照電圧が
入力される参照電圧入力部と、上記交流電圧の相電圧が
入力される相電圧入力部と、上記参照電圧入力部と上記
相電圧入力部とに接続され、上記参照電圧よりも上記相
電圧が大きいときに電流を流し、この電流の大きさに応
じた信号を上記検出信号として出力する信号出力部と、
を備えたため、信号出力部は、参照電圧入力部からの電
圧よりも相電圧入力部からの電圧が大きいときに電流を
流し、この電流の大きさに応じた検出信号を出力し、ま
た、参照電圧は参照電圧出力部の働きにより直流電圧に
比例して変化する。そのため、電圧比較部は直流電圧の
大きさに比例した大きさとなる相電圧の変化を相対的に
とらえ、直流電圧が変化しても良好な検出信号を得るこ
とができる。
【0064】また、上記信号出力部は、予め定められた
値以上の電流が流れた場合には、一定の大きさの検出信
号を出力するため、直流電圧が変化した場合でも、一定
の大きさの検出信号を得ることができ、より良好な検出
信号を得ることができる。
【0065】また、電気信号である上記検出信号を光信
号に変換する電気光変換部を備え、上記制御部は上記光
信号に基づき上記インバータ部を制御するため、検出信
号の伝送経路における外部からの雑音を少なくすること
ができ、より良好な検出信号を得ることができる。
【0066】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1におけるインバータ
装置の回路図である。
【図2】 この発明の実施の形態1におけるインバータ
装置の動作を説明する波形図である。
【図3】 この発明の実施の形態2におけるインバータ
装置の回路図である。
【図4】 この発明の実施の形態3におけるインバータ
装置の回路図である。
【図5】 この発明の実施の形態4におけるインバータ
装置の回路図である。
【図6】 この発明の実施の形態5におけるインバータ
装置の回路図である。
【図7】 従来の技術におけるインバータ装置の回路図
である。
【図8】 従来の技術におけるインバータ装置の動作を
説明する波形図である。
【図9】 従来の技術におけるインバータ装置のIo=0と
なる点を説明する波形図である。
【符号の説明】
1 直流電源、 2・3 主スイッチング素子、 4・
5 フリーホイールダイオード、 6・7 分圧抵抗、
8 電圧比較回路、 10 インバータ部、11 誘
導電動機、 13 フォトカプラ、 15 電流制限抵
抗、 16プルアップ抵抗、 17 シャントレギュレ
ータ、 18 Td補正回路、 19 Td生成回路、
20 ベース駆動回路、 21 ダイオード、 23
発光側光コネクタ、 24 受光側光コネクタ、 2
5 光ファイバケーブル、210 定電圧ダイオード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部からの制御信号により、入力した直
    流電圧を交流電圧に変換して出力するインバータ部と、 上記直流電圧に対し予め定められた比率の電圧を上記直
    流電圧に追従する参照電圧として出力する参照電圧出力
    部と、 上記参照電圧と上記交流電圧との比較結果を検出信号と
    して出力する電圧比較部と、 上記検出信号に基づき上記インバータ部を制御する上記
    制御信号を出力する制御部と、を備えたインバータ装
    置。
  2. 【請求項2】 上記電圧比較部は、上記参照電圧が入力
    される参照電圧入力部と、 上記交流電圧の相電圧が入力される相電圧入力部と、 上記参照電圧入力部と上記相電圧入力部とに接続され、
    上記参照電圧よりも上記相電圧が大きいときに電流を流
    し、この電流の大きさに応じた信号を上記検出信号とし
    て出力する信号出力部と、を備えたことを特徴とする請
    求項1に記載のインバータ装置。
  3. 【請求項3】 上記信号出力部は、予め定められた値以
    上の電流が流れた場合には、一定の大きさの検出信号を
    出力することを特徴とする請求項2に記載のインバータ
    装置。
  4. 【請求項4】 電気信号である上記検出信号を光信号に
    変換する電気光変換部を備え、上記制御部は上記光信号
    に基づき上記インバータ部を制御することを特徴とする
    請求項2又は3のいずれかに記載のインバータ装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100860524B1 (ko) * 2006-12-28 2008-09-26 엘에스산전 주식회사 입력전원 이상발생시 인버터 운전제어장치
JP2011151974A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Daikin Industries Ltd 電力変換装置
CN111448465A (zh) * 2017-12-13 2020-07-24 三菱电机株式会社 噪声检测电路

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100860524B1 (ko) * 2006-12-28 2008-09-26 엘에스산전 주식회사 입력전원 이상발생시 인버터 운전제어장치
JP2011151974A (ja) * 2010-01-22 2011-08-04 Daikin Industries Ltd 電力変換装置
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