JP6689493B2 - タイヤ加硫用ブラダーのパンク検出装置、パンク検出方法およびタイヤ加硫装置 - Google Patents

タイヤ加硫用ブラダーのパンク検出装置、パンク検出方法およびタイヤ加硫装置 Download PDF

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本発明は、タイヤ加硫用ブラダーから漏れた蒸気を検知することによりタイヤ加硫用ブラダーのパンクを検出するタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出装置、前記パンク検出装置を用いたパンク検出方法およびタイヤ加硫装置に関する。
一般に、タイヤの加硫は、生タイヤをタイヤ加硫装置の金型に装着後、生タイヤの内側に挿入したタイヤ加硫用ブラダー(以下、単に「ブラダー」ともいう)を膨張させて生タイヤを金型面に押しつけながら加熱することにより行われている。そして、前記のブラダーの膨張は、ブラダー内に高温、高圧の蒸気等を供給することにより行われる。
このタイヤの加硫においては、劣化や損傷などによりブラダーにパンク(穴あき)が発生することがある。このようなパンクが発生すると、蒸気が漏れて加硫不具合となることにより不良タイヤが発生する。
このようなブラダーのパンクによる不良タイヤの発生を防止するために、ブラダーの使用回数の計画を定める方法や、パンクによって漏れた蒸気を検知するセンサーをタイヤ加硫装置に取付けてパンクの発生を早期に検出する方法などがあり、これらの方法の中でもセンサーを用いる方法が好ましく用いられている。
そして、上記したセンサーを取り付ける技術においては、パンクの検出率を向上させるために、蒸気をセンサーまで導入する導入部の内部にファンを設けて、蒸気をセンサーに移送することが行なわれている(特許文献1)。
特開2013−132859号公報
しかしながら、上記したセンサーを用いる方法においてパンクしたブラダーから漏れた蒸気がセンサーまで到達するのは加硫終了後の金型が開状態になっている間であるが、この開状態においては蒸気が装置外に拡散し易いため、ブラダーから漏れた蒸気の量が少ないと、センサーにより蒸気を検知することが困難になる。
そこで、本発明は、金型の開状態において蒸気が装置外に拡散することを防止して、センサーによってパンクの発生を精度高く検出することにより、不良タイヤの発生を防止することができる技術を提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、
上下一対の金型ホルダーと、前記金型ホルダー内に収納された金型と、タイヤ加硫用ブラダーとを有するタイヤ加硫装置に取付けられており、前記金型の開状態において前記タイヤ加硫用ブラダーから漏れた蒸気をセンサーで検知して前記タイヤ加硫用ブラダーのパンクの発生を検出するタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出装置であって、
前記センサーを収納するセンサーボックスと、
一端が上側の前記金型ホルダーに連結されていると共に、他端が前記センサーボックスに連結されており、前記タイヤ加硫用ブラダーから漏れた蒸気を前記センサーボックスの内部に導入する導入部と、
下側の前記金型ホルダーに配置されており、前記金型の周囲に渦巻状の上昇気流によるエアカーテンを形成する複数のエアノズルと
を備えており、
前記エアノズルからエアーを噴出させることにより、前記金型の周囲に渦巻状の上昇気流によるエアカーテンを形成して、前記タイヤ加硫用ブラダーから漏れた蒸気の拡散を防止すると共に、前記蒸気を前記導入部に誘導するように構成されていることを特徴とするタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出装置である。
請求項2に記載の発明は、
前記複数のエアノズルが、下側の前記金型ホルダーの周縁部に所定の間隔で配置されており、
前記複数のエアノズルの各々のエアー噴出方向が、前記金型の周囲に渦巻状の上昇気流が形成されるように、所定の方向に向けられていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出装置である。
請求項3に記載の発明は、
前記複数のエアノズルの各々のエアー噴出方向が、
水平方向において時計回り又は反時計回りの方向に向けられていると共に、
水平面に対して所定の角度で上方に向けられていることを特徴とする請求項2に記載のタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出装置である。
請求項4に記載の発明は、
前記下側の金型ホルダーが四角形であり、
前記エアノズルが、四角形の前記下側の金型ホルダーの四隅に設けられていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出装置である。
請求項5に記載の発明は、
前記タイヤ加硫用ブラダーから漏れた蒸気を前記センサーボックスの内部に導入する前記導入部の内部に、ファンが設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出装置である。
請求項6に記載の発明は、
前記導入部が、前記ファンを収納するファンボックスを備えていることを特徴とする請求項5に記載のタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出装置である。
請求項7に記載の発明は、
請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出装置を用いてタイヤ加硫用ブラダーのパンクを検出するタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出方法であって、
前記複数のエアノズルの各々からエアーを噴出することにより、前記金型の周囲に渦巻状の上昇気流によるエアカーテンを形成して、前記タイヤ加硫用ブラダーから漏れた蒸気の拡散を防止すると共に、前記蒸気を前記導入部に誘導することを特徴とするタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出方法である。
請求項8に記載の発明は、
前記タイヤ加硫装置による加硫の終了後、前記金型が開動作を開始する際に、前記複数のエアノズルの各々からエアーを噴出することを特徴とする請求項7に記載のタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出方法である。
請求項9に記載の発明は、
請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出装置を備えていることを特徴とするタイヤ加硫装置である。
本発明によれば、金型の開状態において蒸気が装置外に拡散することを防止して、センサーによってパンクの発生を精度高く検出することにより、不良タイヤの発生を防止することができる技術を提供することができる。
本発明の一実施の形態に係るタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出装置を備えたタイヤ加硫装置を模式的に示す断面図である。 本発明の一実施の形態に係るタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出装置を備えたタイヤ加硫装置の下側の金型ホルダーを模式的に示す平面図である。 図2に示すパンク検出装置において、渦巻状の上昇気流によるエアカーテンの形成を説明する側方からの概念図である。
以下、本発明を実施の形態に基づいて図面を参照しつつ説明する。
1.タイヤ加硫装置の全体構成
はじめに、本実施の形態に係るタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出装置(以下、単に「パンク検出装置」という)を備えたタイヤ加硫装置の全体構成を説明する。
図1は本実施の形態に係るタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出装置を備えたタイヤ加硫装置を模式的に示す断面図である。図1に示すタイヤ加硫装置1は、上下一対の金型ホルダーA2、A5と、金型ホルダーA2、A5内に収納された金型A1と、タイヤB内部に挿入されるブラダーA3を備えている。
このタイヤ加硫装置1は、金型A1内にタイヤBを保持した後、上側の金型ホルダーA2を下降させる閉動作を行い、ブラダーA3内に蒸気、ガス等を供給する。これにより、ブラダーA3を膨張させてタイヤBを金型A1に押しつけながら加熱することによりタイヤBを加硫する。
そして、加硫終了後に、上側の金型ホルダーA2を上昇させて金型A1を開状態にした後に金型A1内のタイヤBを取り出す。なお、本実施の形態において金型の開状態とは、加硫終了後に金型A1の開動作を開始した後、金型A1が完全に開くまでの状態を示す。
2.本実施の形態に係るパンク検出装置
次に、上記したタイヤ加硫装置に取付けられた本実施の形態に係るパンク検出装置について説明する。
本実施の形態に係るパンク検出装置は、センサー5を収納するセンサーボックス3と、タイヤ加硫用ブラダーA3から漏れた蒸気をセンサーボックス3の内部に導入する導入部4と、下側の金型ホルダーA5に配置されたエアノズル9とを備えている。
(1)センサーボックスおよび導入部
上記したように、センサーボックス3の内部にはセンサー5が収納されている。そして、導入部4の一端が上側の金型ホルダーA2に連結され、他端がセンサーボックス3に連結されており、パンクの発生によってブラダーA3から蒸気が漏れると、金型A1と上側の金型ホルダーA2との隙間A4を通って蒸気が導入部4に達し、この導入部4を通って蒸気がセンサーボックス3内のセンサー5まで導入される。
(2)エアノズル
本実施の形態に係るパンク検出装置は、複数のエアノズル9が下側の金型ホルダーA5に設けられていることを特徴とする。金型A1の開状態において、このエアノズル9よりエアーを噴出させることにより、金型A1の周囲に渦巻状の上昇気流によってエアカーテンが形成される。
このような渦巻状の上昇気流によりエアカーテンが形成されることにより、金型A1の開状態においてブラダーA3から漏れた蒸気が装置外に拡散することを防止することができる。そして、このエアカーテンは上昇気流により形成されているため、ブラダーA3から漏れた蒸気を導入部4に効率良く誘導することができる。
このため、本実施の形態によれば、ブラダーA3から漏れた蒸気が少量であっても蒸気を検知することができるため、ブラダーA3のパンクの発生を精度高く検出して、パンクしたブラダーA3で加硫が行われることを防止することにより不良タイヤの発生を防止することができる。
以下、本実施の形態におけるエアノズル9を具体的に説明する。
図2は本実施の形態に係るパンク検出装置を備えたタイヤ加硫装置の下側の金型ホルダーを模式的に示す平面図であり、図3は図2に示すパンク検出装置において、渦巻状の上昇気流によるエアカーテンの形成を説明する側方からの概念図である。なお、図2中の点線で示される円の部分は、上方に金型A1(図1参照)があることを示している。
上記したように、エアノズル9は下側の金型ホルダーA5に設けられている。本実施の形態においては、略正方形である下側の金型ホルダーA5の四隅の各々にエアノズル9が配置されている。
各々のエアノズル9のエアー噴出方向は、エアーを噴出したときに金型A1の周囲に渦巻状の上昇気流によるエアカーテンSC(図3参照)が効率良く形成されるように調整されている。
具体的には、本実施の形態においては、図2に示すように各々のエアノズル9を上方から見た場合、エアーの噴出方向が水平方向において時計回りの方向に向けられており、図3に示すように側面から見た場合、各々のエアー噴出方向が水平面に対して所定の角度で上方に向けられている。
このように配置されたエアノズル9からエアーを噴出させると、金型A1の周囲に、時計回りの渦巻状の上昇気流によりエアカーテンSCを効率良く形成させることができる。そして、このようなエアカーテンSCによって、ブラダーA3から漏れた蒸気Vが装置外に拡散することを防止すると共に、上側の金型ホルダーA2に取付けられた導入部4まで蒸気Vを誘導できるため、導入部4に連結されたセンサーボックス3(図1参照)内部に十分な量の蒸気Vを導入して、センサーボックス3内のセンサー5によりブラダーのパンクを精度高く検出することができる。
なお、本実施の形態においては、図2に示すようにエアノズル9のエアー噴出方向が時計回りの方向に向けられているが、エアー噴出方向は反時計回りの方向に向けられていてもよい。
また、各々のエアノズル9のエアー噴出方向は、渦巻状の上昇気流によるエアカーテンSCが金型A1の周囲に適切に形成されるように、金型ホルダーA2、A5や金型A1の大きさ、形状などを考慮して適宜調整することが好ましい。
(3)その他の構成
なお、図1に示す本実施の形態のパンク検出装置においては、パンクの検出精度をより向上させるという観点から、蒸気をセンサー5まで送るファン6が導入部4に設けられている。
具体的には、図1に示す導入部4には、ファンボックス7が設けられており、このファンボックス7内部にファン6が収納されている。そして、センサーボックス3とファンボックス7が上部導入管8により連結されていると共に、上側の金型ホルダーA2とファンボックス7が下部導入管10により連結されている。
そして、金型A1の開状態においてファン6を稼働させることにより、下部導入管10まで誘導された蒸気V(図3参照)を、上方に送ってセンサーボックス3内のセンサー5まで効率的に導入することができる。
本実施の形態においては、ファン6を用いて導入部4内の蒸気をセンサー5まで導入することにより、上記した渦巻状の上昇気流によりエアカーテンが形成され、導入部4まで誘導された蒸気を効率良くセンサー5に送ることができるため、より精度高くブラダーA3のパンクを検出することができる。
また、このファンボックス7には排気口11が設けられている。パンクの検出を開始する前に、この排気口11を開き、不必要な蒸気やセンサー5を汚染するヒュームを、センサーボックス3やファンボックス7の内部から排出することにより、パンクの検出の精度をより高めることができる。
なお、本実施の形態においては、上記したような構造の導入部4を設けているが、導入部の構造は特に限定されない。例えば、導入部として、センサーボックス3と上側の金型ホルダーA2を直接接続する筒状の導入部(導入管)を設けてもよい。
1.実施例および比較例
(1)実施例1
上記した実施の形態のように、渦巻状の上昇気流により金型の周囲にエアカーテンが形成されるように4つのエアノズルを設けると共に、導入部にファンが設けられたパンク検出装置を用い、タイヤ加硫装置のブラダーのパンクの検出精度を調べた。
なお、パンクの検出精度を調べるために、既にパンクが生じていることが判明している10個のブラダーを用いてタイヤの加硫を行い、金型の開状態においてパンクを検出できた個数を調べてパンクの検出率を算出した。
(2)実施例2
渦巻状の上昇気流により金型の周囲にエアカーテンを形成するためのエアノズルのみが設けられているが、導入部にファンが設けられていないパンク検出装置を用いたことを除いて、実施例1と同じ条件でパンクの検出率を求めた。
(3)比較例1
エアノズルが設けられておらず、導入部にファンが設けられているパンク検出装置を用いたことを除いて、実施例1と同じ条件でパンクの検出率を求めた。
(4)比較例2
エアノズルとファンの両方が設けられていないパンク検出装置を用いたことを除いて、実施例1と同じ条件でパンクの検出率を求めた。
2.評価結果
上記した実施例1、2および比較例1、2において求めたパンク検出率の結果を表1に示す。
Figure 0006689493
表1より、実施例1、2の方が比較例1、2よりもパンク検出率が高くなっていることが分かった。このことから、本発明のように、渦巻状の上昇気流により金型の周囲にエアカーテンが形成されるようにエアノズルを設けることにより、パンクの検出精度を向上できることが確認できた。
また、実施例1と実施例2を比較すると、実施例1の方がパンクの検出精度が向上していることが分かった。このことから、導入部にファンを設けることにより、パンクの検出精度をさらに向上できることが確認できた。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は前記の実施の形態に限定されるものではない。本発明と同一および均等の範囲内において、前記の実施の形態に対して種々の変更を加えることができる。
1 タイヤ加硫装置
3 センサーボックス
4 導入部
5 センサー
6 ファン
7 ファンボックス
8 上部導入管
9 エアノズル
10 下部導入管
11 排気口
A1 金型
A2 上側の金型ホルダー
A3 ブラダー
A4 金型と上側の金型ホルダーとの隙間
A5 下側の金型ホルダー
B タイヤ
SC エアカーテン
V 蒸気

Claims (9)

  1. 上下一対の金型ホルダーと、前記金型ホルダー内に収納された金型と、タイヤ加硫用ブラダーとを有するタイヤ加硫装置に取付けられており、前記金型の開状態において前記タイヤ加硫用ブラダーから漏れた蒸気をセンサーで検知して前記タイヤ加硫用ブラダーのパンクの発生を検出するタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出装置であって、
    前記センサーを収納するセンサーボックスと、
    一端が上側の前記金型ホルダーに連結されていると共に、他端が前記センサーボックスに連結されており、前記タイヤ加硫用ブラダーから漏れた蒸気を前記センサーボックスの内部に導入する導入部と、
    下側の前記金型ホルダーに配置されており、前記金型の周囲に渦巻状の上昇気流によるエアカーテンを形成する複数のエアノズルと
    を備えており、
    前記エアノズルからエアーを噴出させることにより、前記金型の周囲に渦巻状の上昇気流によるエアカーテンを形成して、前記タイヤ加硫用ブラダーから漏れた蒸気の拡散を防止すると共に、前記蒸気を前記導入部に誘導するように構成されていることを特徴とするタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出装置。
  2. 前記複数のエアノズルが、下側の前記金型ホルダーの周縁部に所定の間隔で配置されており、
    前記複数のエアノズルの各々のエアー噴出方向が、前記金型の周囲に渦巻状の上昇気流が形成されるように、所定の方向に向けられていることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出装置。
  3. 前記複数のエアノズルの各々のエアー噴出方向が、
    水平方向において時計回り又は反時計回りの方向に向けられていると共に、
    水平面に対して所定の角度で上方に向けられていることを特徴とする請求項2に記載のタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出装置。
  4. 前記下側の金型ホルダーが四角形であり、
    前記エアノズルが、四角形の前記下側の金型ホルダーの四隅に設けられていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出装置。
  5. 前記タイヤ加硫用ブラダーから漏れた蒸気を前記センサーボックスの内部に導入する前記導入部の内部に、ファンが設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出装置。
  6. 前記導入部が、前記ファンを収納するファンボックスを備えていることを特徴とする請求項5に記載のタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出装置を用いてタイヤ加硫用ブラダーのパンクを検出するタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出方法であって、
    前記複数のエアノズルの各々からエアーを噴出することにより、前記金型の周囲に渦巻状の上昇気流によるエアカーテンを形成して、前記タイヤ加硫用ブラダーから漏れた蒸気の拡散を防止すると共に、前記蒸気を前記導入部に誘導することを特徴とするタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出方法。
  8. 前記タイヤ加硫装置による加硫の終了後、前記金型が開動作を開始する際に、前記複数のエアノズルの各々からエアーを噴出することを特徴とする請求項7に記載のタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出方法。
  9. 請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のタイヤ加硫用ブラダーのパンク検出装置を備えていることを特徴とするタイヤ加硫装置。
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