JP6689348B1 - 案内装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】案内装置の組立時にインナーメンバ等のレールが抜けないようにするためのストッパにおいて、金属衝突音を低減すると共に、ストッパの作用に伴うせん断荷重が負荷されにくい構造を有する案内装置を提供する。【解決手段】長手方向に沿って摺動溝が形成された第1部材と、前記第1部材を挟むように前記摺動溝に沿って摺動自在に組み付けられた複数の第2部材とを備え、前記第1部材は、前記摺動溝の底面に第1取付孔が形成され、前記第2部材は、前記底面に対向する面に第2取付孔が形成され、前記第1取付孔及び前記第2取付孔には、前記第1取付孔及び前記第2取付孔にそれぞれ挿入されると共に、前記第1取付孔及び前記第2取付孔の深さよりも軸方向長さが短く形成された挿入部と、前記底面及び前記底面と対向する面からそれぞれ突出する突部を備えるストッパ部材が取り付けられる。【選択図】図3

Description

本発明は、案内装置に関し、特に移動側レールの脱落を防止するストッパ部材を有するスライドレールに関するものである。
引き出しや扉などの可動部材を円滑に可動させるために、棚やキャビネットと可動部材との間にスライドレールを取り付けることが知られている。このようなスライドレールは、棚やキャビネット側に取り付けられる固定側レールと可動部材側に取り付けられる移動側レールとを備えており、移動側レールが固定側レールに対してボールなどの転動体を介して摺動自在に組み付けられている。また、スライドレールには移動側レールの移動に伴って移動側レールが固定側レールから脱落することを防止するために固定側レールと移動側レールとの間にストッパ部材を設けて脱落を防止している。
また、移動側レールのストローク量を確保するために、センターメンバに一対のインナーメンバを摺動自在に組付けてストローク量を確保することが知られている。このようなスライドレールは、特許文献1に記載されているように、一対のインナーメンバの間に嵌挿されたセンターメンバを有するスライドレールが知られている。
特許第3291272号公報
しかし、上述した特許文献1に記載されたスライドレールは、インナーメンバの脱落防止用のストッパは、ボルトをインナーメンバに取り付け、該ボルトをセンターメンバに形成した突起と当接されることでストッパ機能を構成している。このようにストッパにボルトを用いる場合、ボルトと突起とが共に金属製であることから当接の際に金属衝突音が生じ、この金属衝突音を低減したいという要望があった。
また、従来のボルトを用いたストッパは、ボルトがインナーメンバの摺動方向と略垂直な方向に取り付けられているため、ボルトが突起と当接した時の負荷がせん断荷重として負荷されて、ボルトが破損してしまうという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するために成されたものであって、案内装置の組立時にインナーメンバ等のレールが抜けないようにするためのストッパにおいて、金属衝突音を低減すると共に、ストッパの作用に伴うせん断荷重が負荷されにくい構造を有する案内装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明に係る案内装置は、長手方向に沿って摺動溝が形成された第1部材と、前記第1部材を挟むように前記摺動溝に沿って摺動自在に組み付けられた複数の第2部材とを備え、前記第1部材は、前記摺動溝の底面に第1取付孔が形成され、前記第2部材は、前記底面に対向する面に第2取付孔が形成され、前記第1取付孔及び前記第2取付孔には、前記第1取付孔及び前記第2取付孔にそれぞれ挿入されると共に、前記第1取付孔及び前記第2取付孔の深さよりも短く形成された挿入部と、前記底面及び前記底面と対向する面からそれぞれ突出する突部を備えるストッパ部材が取り付けられることを特徴とする。
本発明に係る案内装置によれば、ストッパ部材は、第1部材の第1取付孔及び第2部材の第2取付孔に挿入される挿入部と、第1部材の摺動溝の底面及び第2部材の摺動溝の底面と対向する面から突出する突部とを備えているので、案内装置の組立時に第2部材が抜けないようにする構造において、突部同士が当接した場合でも衝撃負荷時にストッパを取り付けるボルト等に負荷が加わらず、ボルト破損を防止することができる。
本発明の第1の実施形態に係るスライドレールの斜視図。 図1におけるA−A断面図。 本発明の第1の実施形態に係るスライドレールのストッパの構造を説明するための断面図。 本発明の第1の実施形態に係るスライドレールのストッパ部材の取り付け状態を説明するための斜視図。 本発明の第2の実施形態に係るスライドレールのストッパの構造を説明するための断面図。 本発明の第2の実施形態に係るスライドレールのセンターレールのストッパ部材の取付状態を説明するための斜視図。 本発明の第2の実施形態に係るスライドレールのインナーレールの正面図。 本発明の第2の実施形態に係るスライドレールのインナーレール側のストッパ部材の取付状態を説明するための断面図。 本発明の第3の実施形態に係るスライドレールのセンターレールのストッパ部材の取り付け状態を説明するための斜視図。 本発明の第3の実施形態に係るスライドレールのセンターレールのストッパ部材の取り付け方法を説明するための分解図。 本発明の第3の実施形態に係るスライドレールのストッパの構造を説明するための断面図。 本発明の第3の実施形態に係るスライドレールのインナーレールのストッパ部材の取り付け状態を説明するための斜視図。 本発明の第3の実施形態に係るスライドレールのインナーレールのストッパ部材の取り付け方法を説明するための分解図。 本発明の第3の実施形態に係るスライドレールのストッパの構造を説明するための断面図。
以下、本発明に係る案内装置としてのスライドレールの実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係るスライドレールの斜視図であり、図2は、図1におけるA−A断面図であり、図3は、本発明の第1の実施形態に係るスライドレールのストッパの構造を説明するための断面図であり、図4は、本発明の第1の実施形態に係るスライドレールのストッパ部材の取り付け状態を説明するための斜視図である。
図1及び2に示すように、本実施形態に係るスライドレール10は、長手方向に沿って摺動溝21が両側面に形成された第1部材としてのセンターメンバ20と、該摺動溝21に沿って摺動自在に組み付けられた第2部材としての一対のインナーメンバ30,30とを備えている。
センターメンバ20の摺動溝21は、底面22と該底面22の両端から立設する側壁23とによって形成されており、摺動溝21がセンターメンバ20の両側面に形成されることで、断面が略I字状に形成されている。また、インナーメンバ30は、板状の部材であって、側壁23と対向するように両端部が折り曲げられており、側壁23と対向するように対向壁30aが形成されている。
センターメンバ20とインナーメンバ30はボールなどの転動体41を介して組み付けられており、転動体41は、側壁23と対向壁30aの間に形成された転動体転走溝を転走可能に組み付けられるともに、転動体41の脱落や転動体41同士の衝突を防止するためにリテーナ40によって保持されている。
次に図3及び4を参照して、本実施形態に係るスライドレール10のストッパについて説明を行う。図3に示すように、本実施形態に係るスライドレール10のストッパは、センターメンバ20及びインナーメンバ30のそれぞれにセンタ側ストッパ50及びインナ側ストッパ51を取り付け、センタ側ストッパ50とインナ側ストッパ51とが互いに当接することでストッパを構成している。
センタ側ストッパ50は、センターメンバ20の摺動溝21の底面22に形成された第1取付孔24に挿入され、取付ボルト54によって、センタ側ストッパ50の取付孔55とセンターメンバ20のボルト孔25とに共締めされている。第1取付孔24は、底面22に形成された座繰り穴として構成されており、センタ側ストッパ50の挿入部52が組み付けられるように構成されている。また、挿入部52の高さは第1取付孔24の深さよりも短く形成されるとともに、挿入部52の上端面には底面22から突出するように突部53が延設されており、該突部53の外周面には弾性体から成る緩衝部材26が取り付けられている。緩衝部材26は、ゴムなどで構成されると好適であり、より好適には、円環状のOリングなどが好適に用いられる。
図4に示すように、第1取付孔24及び挿入部52は、幅方向に長い略長方形状に形成されており、長手方向に沿ってインナーメンバ30が摺動してセンタ側ストッパ50に当接した場合に、荷重を長辺部分で受けることで荷重を負荷する面積を確保して剛性を確保することができるように構成されている。
また、突部53に緩衝部材26を取り付けているので、スライドレールの組立時にインナーメンバが抜けないようにする構造において、金属同士の当接を避けて衝突音の抑制を図ることが可能となる。
インナ側ストッパ51は、基本的な構造はセンタ側ストッパ50と同様であるが、センターメンバ20とインナーメンバ30の厚みの違いによって、挿入部52の高さが薄く形成されている。また、インナーメンバ30の底面22との対向面である取付面31に形成された第2取付孔32は、第1取付孔24と同様に座繰り穴として形成されており、反対面には、ボルト孔33が貫通するように形成されている。
このように、インナ側ストッパ51もセンタ側ストッパ50と同様に構成することで、荷重を長辺部分で受けることで荷重を負荷する面積を確保して剛性を確保することができると共に、スライドレールの組立時にインナーメンバが抜けないようにする構造において、金属同士の当接を避けて衝突音の抑制を図ることが可能となっている。
[第2の実施形態]
以上説明した第1の実施形態に係るスライドレール10は、センターメンバ20及びインナーメンバ30のそれぞれにセンタ側ストッパ50及びインナ側ストッパを取り付け、センタ側ストッパ50とインナ側ストッパ51とが互いに当接することでストッパを構成した場合について説明を行った。次に説明する第2の実施形態に係るスライドレールは、第1の実施形態に係るスライドレールと異なる形態を有するストッパ部材の実施例について説明を行うものである。なお、上述した第1の実施形態と同一又は類似する部材については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図5は、本発明の第2の実施形態に係るスライドレールのストッパの構造を説明するための断面図であり、図6は、本発明の第2の実施形態に係るスライドレールのセンターレールのストッパ部材の取付状態を説明するための斜視図であり、図7は、本発明の第2の実施形態に係るスライドレールのインナーレールの正面図であり、図8は、本発明の第2の実施形態に係るスライドレールのインナーレール側のストッパ部材の取付状態を説明するための断面図である。
図5及び6に示すように、本実施形態に係るスライドレールのセンターメンバ20´は、センターメンバの第1取付孔24が底面22を貫通するように形成され、該第1取付孔24にセンタ側ストッパ50´が同軸に組み付けられている。
センタ側ストッパ50´は、第1の実施形態に係るスライドレールのセンタ側ストッパ50と同様に、挿入部52´と突部53´とを備えているが、挿入部52´は、突部53´よりも長手方向断面において小さく形成されている。即ち、本実施形態に係るストッパ部材は、挿入部52´と突部53´との連続部に段部56が形成されており、該段部56が第1取付孔24の開口部と突き当たっている。また、図5に示すように、第1取付孔24と段部56の間には長手方向に沿って所定の隙間が形成されており、センタ側ストッパ50´は、センターメンバ20´の長手方向の一方(図5における右側)に突き当たるように組み付けられている。このように、センタ側ストッパ50´をストッパ同士が衝突した際の衝撃方向に突き当てて組み付けられているので、取付ボルト54にせん断荷重が負荷されにくい構造となっている。
また、センタ側ストッパ50は、センターメンバ20´の上下方向から組み付けられ、取付ボルト54によって締結固定されている。なお、センタ側ストッパ50´は、上側に位置するセンタ側ストッパは、取付ボルト54のボルト頭を挿入する座繰り部が形成され、下側に位置するセンタ側ストッパは、取付ボルト54が螺合するねじ溝が形成されている。
図7及び8に示すように、本実施形態に係るスライドレールのインナーメンバ30´は、長手方向に沿って第2取付孔32´が複数形成されており、インナ側ストッパ51´の取り付け位置を変更することでインナーメンバ30´のストローク量を調整することができるように構成されている。
また、インナ側ストッパ51´は、基本的な構造はセンタ側ストッパ50´と同様であるが、センターメンバ20とインナーメンバ30の厚みの違いによって、挿入部52´の高さが薄く形成されている。また、インナーメンバ30´の底面22との対向面に形成された第2取付孔32´は、座繰り穴として形成されており、取付ボルト54が締結可能にねじ溝が形成されている。
このように、挿入部52´が突部53´よりも長手方向断面において小さく形成されているので、インナーメンバ30´が摺動してセンタ側ストッパ50´とインナ側ストッパ51´に当接した場合に、挿入部52´が第1取付孔24又は第2取付孔32´の内周面と突き当たるので、スライドレールの組立時にインナーメンバが抜けないようにする構造において、取付ボルト54にせん断荷重が負荷されにくい構造とすることができ、ストッパ自体の大きさを大きくしたり、スライドレール自体の剛性を高くすることなく、重荷重の積載物を低摺動で稼動させることが可能となる。
さらに、挿入部52´と突部53´との連続部分が段付き形状となっているため、衝撃方向に荷重を負荷した場合にストッパ部材の段付き形状が底面及び取付孔の内周面に対して踏ん張ることができる構造となり、スライドレールの組立時にインナーメンバが抜けないようにする構造において、取付ボルト54にモーメント荷重が負荷されにくい構造とすることが可能となる。
また、ピンを用いたストッパ構造と比較しても、取付孔及びストッパ部材を高精度に加工する必要がなく、製造コストの低減を図ることができる。
[第3の実施形態]
以上説明した第1及び第2の実施形態に係るスライドレール10,10´は、センターメンバ20,20´及びインナーメンバ30,30´のそれぞれにセンタ側ストッパ50,50´及びインナ側ストッパ51,51´を取り付け、取付ボルト54によって、センターメンバ20,20´及びインナーメンバ30,30´に取り付けた場合について説明を行った。次に説明する第3の実施形態に係るスライドレールは、第1及び第2の実施形態に係るスライドレールと異なる形態を有するストッパ部材の実施例について説明を行うものである。なお、上述した第1及び第2の実施形態と同一又は類似する部材については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図9は、本発明の第3の実施形態に係るスライドレールのセンターレールのストッパ部材の取り付け状態を説明するための斜視図であり、図10は、本発明の第3の実施形態に係るスライドレールのセンターレールのストッパ部材の取り付け方法を説明するための分解図であり、図11は、本発明の第3の実施形態に係るスライドレールのストッパの構造を説明するための断面図であり、図12は、本発明の第3の実施形態に係るスライドレールのインナーレールのストッパ部材の取り付け状態を説明するための斜視図であり、図13は、本発明の第3の実施形態に係るスライドレールのインナーレールのストッパ部材の取り付け方法を説明するための分解図であり、図14は、本発明の第3の実施形態に係るスライドレールのストッパの構造を説明するための断面図である。
図9及び10に示すように、本実施形態に係るスライドレールのセンターメンバ20aの摺動溝の底面22にセンタ側ストッパ60が取り付けられている。本実施形態に係るセンタ側ストッパ60は、第1及び第2の実施形態に係るセンタ側ストッパ50,50´とは異なり、ストッパ押え61とストッパ部62とを有している。
図10に示すように、センターメンバ20aの底面22には、ストッパ部62を取り付けるストッパ取付部63とストッパ押え61を取り付けるストッパ押え取付部24´とが形成されており、ストッパ取付部63及びストッパ押え取付部24´は共に底面を有する座繰り部として形成されている。また、ストッパ押え取付部24´には、取付ボルト54が挿通可能なボルト孔が形成されている。
図11に示すように、センタ側ストッパ60は、ストッパ押え部61に形成され、ストッパ押え取付部24´に挿入される挿入部52aと、底面22から突出する突部53aを有している。また、ストッパ押え部61は、突部53aの長手方向に沿うと共に底面22と略平行に延びる押え部64が形成されている。さらに、ストッパ押え61は、センターメンバ20aの底面22の反対面から取付ボルト54によって締結固定されている。
ストッパ部62は、ストッパ取付部63に挿入される。ストッパ部62は、ストッパ押え部61の押え部64に対応するように被押え部65が形成されており、該被押え部65がストッパ押え部61の押え部64とストッパ取付部63の底面に挟持されて固定されている。なお、ストッパ部62は、硬質のゴム材又は合成樹脂などで構成されてもよい。
本実施形態に係るスライドレールのセンタ側ストッパ60は、ストッパ取付部63に挿入されたストッパ部62が後述するインナ側ストッパ70と当接した場合でも、ストッパ同士が衝突した際の衝撃方向にストッパ取付部63の壁面が存在することで該壁面によって荷重を負荷することで取付ボルト54にせん断荷重が負荷されにくく、取付ボルト54の破損を防止することができる。また、ストッパ部62が硬質のゴム材又は合成樹脂などで構成されている場合は、ストッパ部62同士が衝突しても金属音の発生を抑えることができる。
図12及び13に示すように、インナ側ストッパ70は、基本的な構成はストッパ部72がインナーメンバ30bとストッパ押え部71によって挟持され、取付ボルト54で締結固定されている点で、センタ側ストッパ60と同様であるが、インナ側ストッパ70は、インナーメンバ30bの長手方向の端部に取り付けられており、ストッパ部72が取り付けられるストッパ取付部73の形状が異なっている。
ストッパ取付部73は、ストッパ押え取付部74と隣接した座繰り部として形成されており、ストッパ取付部73の座繰り深さは、ストッパ押え取付部32´よりも深く形成されている。また、ストッパ取付部73は、インナーメンバ30bの長手方向の端部に向かって幅方向の長さが徐々に狭まるように略台形形状に形成されている。
また、ストッパ部72は、ストッパ取付部73に挿入されると共にストッパ取付部73と略同形状の台形形状に形成され、ストッパ押え部71によって挟持される被押え部75と、被押え部75の端部からセンタ側ストッパ60と当接可能に長手方向と略垂直方向に曲げられた曲がり部76を有している。
このように、ストッパ部72及びストッパ取付部73をインナーメンバ30bの長手方向の端部に向かって幅方向が徐々に狭まる台形形状とすることで、ストッパ同士が衝突した際に、インナ側ストッパ70が受けた荷重を、台形形状の斜面部によって応力として受けることができ、取付ボルト54に直接荷重が加わることがない。また、インナ側ストッパ70が荷重を受けた場合に、当該荷重によってストッパ部72がインナーメンバ30bの端部から脱落することを防止している。
なお、図14に示すように、本実施形態に係るインナ側ストッパ70は、ストッパ押え部71がストッパ押え取付部32´に挿入される挿入部52bとインナーメンバ30bから突出する突部53bとを備えており、ストッパ部72をストッパ取付部73の底面とによって挟持するストッパ押え部77とが形成されている。
また、ストッパ部72がインナーメンバ30bの端部から延長するようにセンターメンバ側に向かって略垂直方向に曲げられた曲がり部76を有しているので、インナーメンバ30bがセンターメンバ20aに対して移動する際のストローク量を最大限に稼ぐことができるので、簡易な構造で取付ボルトなどの破損を来すことなく確実に荷重を負荷すると共に、ストローク量を十分に確保することが可能となる。
なお、上述した実施形態においては、センターメンバとインナーメンバとを転動体を介して組み付けた場合について説明を行ったが、転動体を介さずにセンターメンバインナーメンバとを直接摺動させる構造としても構わない。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれうることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10 スライドレール, 20,20´,20a センターメンバ, 21 摺動溝, 22 底面, 24 センタ側取付孔, 26,34 緩衝部材, 30,30´,30b インナーメンバ, 50,50´,60 センタ側ストッパ, 51,51´,70 インナ側ストッパ, 52,52´ 挿入部, 53,53´ 突部, 56 段部, 61,71 ストッパ押え, 62,72 ストッパ部, 63,73 ストッパ取付部, 24´,32´ ストッパ押え取付部, 76 曲がり部。

Claims (5)

  1. 長手方向に沿って摺動溝が形成された第1部材と、
    前記第1部材を挟むように前記摺動溝に沿って摺動自在に組み付けられた複数の第2部材とを備え、
    前記第1部材は、前記摺動溝の底面に第1取付孔が形成され、
    前記第2部材は、前記底面に対向する面に第2取付孔が形成され、
    前記第1取付孔及び前記第2取付孔には、前記第1取付孔及び前記第2取付孔にそれぞれ挿入されると共に、前記第1取付孔及び前記第2取付孔の深さよりも軸方向長さが短く形成された挿入部と、前記底面及び前記底面と対向する面からそれぞれ突出する突部を備えるストッパ部材が取り付けられることを特徴とする案内装置。
  2. 請求項1に記載の案内装置において、
    前記突部には緩衝部材が取り付けられることを特徴とする案内装置。
  3. 請求項1に記載の案内装置において、
    前記ストッパ部材は、前記第1取付孔及び前記第2取付孔のそれぞれの開口部に突き当たる段部を有し、前記開口部と前記段部の間には長手方向に沿って所定の隙間が形成されることを特徴とする案内装置。
  4. 請求項3に記載の案内装置において、
    前記第1部材の摺動溝の底面に取り付けられるストッパ部材は、それぞれ同軸に組み付けられ、
    前記段部は、前記挿入部と前記突部の連続部に形成されることを特徴とする案内装置。
  5. 請求項1に記載の案内装置において、
    前記ストッパ部材は、前記第1取付孔又は前記第2取付孔に取り付けられるストッパ押えと、前記ストッパ押えと前記第1部材及び前記第2部材の間に挟持されるストッパ部を備えることを特徴とする案内装置。
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