JP6688954B2 - メッセージ受信装置及び画面遷移方法 - Google Patents

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Description

本発明は、住宅及びマンションの家電機器がネットワークに接続された場合の家電機器ネットワークシステムに用いられるメッセージ受信装置に関する。
近年、ネットワーク接続されたエアコン、電子レンジ及び冷蔵庫等の家電機器を、携帯端末で遠隔制御するサービスが提供されている。
このような家電機器を制御する通信システムにおいては、住宅又はマンション等の宅内に設置されたパーソナルコンピュータ或いは家電機器が、携帯端末からの遠隔制御により、電源制御及び動作制御されることが可能となる。また、ユーザが家電機器を制御した結果を動作履歴としてサーバへ蓄積し保存することで、同履歴を解析することが可能となり、ユーザへ最適な家電利用方法を提案することが期待される。
特許文献1では、複数の空気調和機から取得された情報がサーバに蓄積され、蓄積された情報の分析結果が、どの空気調和機から供給されているかを、端末装置に明示させることが可能となっている。
また、特許文献2では、機器の動作を実行させる命令コマンドに対応する操作ボタンが表示され、送信メッセージに合ったコマンドが機器へ送られることが可能となっている。
特開2015−75307号公報 特開2015−65590号公報
しかしながら、特許文献1の方法では、携帯端末において、メッセージ通知後に、電気機器の使用状況及び室内環境(例えば室温)等に応じて電気機器に対して必要な操作をするためのアプリケーション(以下、アプリと略称する)画面への遷移を簡略化できない。このため、必要な対応、例えば、家電機器の操作及び指示を行える画面へ到達するのに時間がかかってしまうという課題がある。
また、特許文献2の方法では、家電機器の送信コマンドに応じたボタンのみ選択可能となっており、携帯端末にインストールされたアプリ画面への遷移ができない。このため、必ずしも電気機器の使用状況及び室内環境等に応じて電気機器に対して必要な操作をするためのアプリ画面への遷移ができないという課題がある。
前記従来の課題を解決するために、本発明は、上記のような従来の課題に鑑みてなされたものであり、ネットワーク上に接続された機器の情報を蓄積し、機器の状態を分析した結果をユーザが所有する携帯端末へ通知し、機器の操作及び指示を行うための必要性の高いアプリ画面へ迅速に遷移することが可能なメッセージ受信装置及び画面遷移方法を提供する。
具体的には、本発明の実施の形態の一例によるメッセージ受信装置は、少なくとも1つ
以上の家電機器等の電気機器が接続された機器連携サーバから、機器に関して通知するメッセージ本文と、電気機器に関するサービスの内容を識別するためのサービスIDとを対応させた、メッセージ情報を受信する通信部を備える。また、本発明の実施の形態の一例によるメッセージ受信装置は、サービスIDと表示ボタン情報と遷移先情報とを対応させたアプリ遷移情報から、メッセージ情報に含まれるサービスIDに対応する表示ボタン情報を抽出し、表示ボタン情報に対応した表示ボタンとメッセージ情報に含まれるメッセージ本文に対応した通知メッセージとを含む通知画面を生成するアプリ遷移画面生成部を備える。また、本発明の実施の形態の一例によるメッセージ受信装置は、通知画面を出力する画面出力部を備える。さらに、本発明の実施の形態の一例によるメッセージ受信装置は、通知画面において、表示ボタンが選択された場合に、アプリ遷移情報に基づいて、表示ボタン情報に対応した遷移先情報で規定されたアプリケーションが起動したアプリ画面、又は、表示ボタン情報に対応した遷移先情報で規定された機能画面に、遷移させるアプリ起動指示部とを備える。
このような構成により、通知後のメッセージ内容に合ったアプリ画面及び機能画面へ遷移するためのボタンをユーザへ提示することができ、必要性の高いアプリの起動並びに機能画面到達までの手間及び時間を削減できる。
また、本発明の実施の形態の一例による画面遷移方法は、少なくとも1つ以上の電気機器が接続された機器連携サーバから、電気機器に関して通知するメッセージ本文と、電気機器に関するサービスの内容を識別するためのサービスIDとを対応させた、メッセージ情報を受信するステップと、サービスIDと表示ボタン情報と遷移先情報とを対応させたアプリ遷移情報から、メッセージ情報に含まれるサービスIDに対応する表示ボタン情報を抽出し、表示ボタン情報に対応した表示ボタンとメッセージ情報に含まれるメッセージ本文に対応した通知メッセージとを含む通知画面を生成するステップとを有する。さらに、本発明の実施の形態の一例による画面遷移方法は、通知画面が出力された画面出力部において、表示ボタンが選択された場合に、アプリ遷移情報に基づいて、表示ボタン情報に対応した遷移先情報で規定されたアプリケーションが起動したアプリ画面、又は、表示ボタン情報に対応した遷移先情報で規定された機能画面に、通知画面から遷移させるステップを有する。
このような方法により、通知後のメッセージ内容に合ったアプリ画面及び機能画面へ遷移するためのボタンをユーザへ提示することができ、必要性の高いアプリの起動並びに機能画面到達までの手間及び時間を削減できる。
本発明によれば、通知後のメッセージ内容に合ったアプリ画面及び機能画面へ遷移するためのボタンをユーザへ提示することができ、必要性の高いアプリの起動並びに機能画面到達までの手間及び時間を削減できる。
図1は、本発明の実施の形態1における通信システムの概略構成図である。 図2は、本発明の実施の形態1におけるメッセージ受信装置の概略構成図である。 図3は、本発明の実施の形態1における機器連携サーバの概略構成図である。 図4は、本発明の実施の形態1における家電機器の概略構成図である。 図5は、本発明の実施の形態1における受信メッセージ情報の構成を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態1におけるアプリ遷移情報の構成を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態1におけるサービス登録情報の構成を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態1における送信データの構成を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態1における機器連携サーバによるメッセージ通知からメッセージ受信装置におけるアプリへの遷移画面が表示されるまでのフローチャートである。 図10は、本発明の実施の形態1における家電機器管理情報の構成を示す図である。 図11は、本発明の実施の形態1における取得情報の構成を示す図である。 図12は、本発明の実施の形態1におけるメッセージ情報の構成を示す図である。 図13は、本発明の実施の形態1における通知画面を示す図である。 図14は、本発明の実施の形態1における機能画面を示す図である。 図15は、本発明の実施の形態1におけるメッセージ受信装置におけるアプリの起動及び遷移のフローチャートである。 図16は、本発明の実施の形態1における機能画面から通知画面への遷移を示す図である。 図17は、本発明の実施の形態1におけるメッセージ受信装置の主要な構成要素間の関係を示す概略図である。 図18は、本発明の実施の形態1における機器連携サーバの主要な構成要素間の関係を示す概略図である。 図19は、本発明の実施の形態2における通信システムの概略構成図である。 図20は、本発明の実施の形態2におけるメッセージ受信装置の概略構成図である。 図21は、本発明の実施の形態2における機器連携サーバの概略構成図である。 図22は、本発明の実施の形態2におけるアプリ遷移情報の構成を示す図である。 図23は、本発明の実施の形態2における受信メッセージ情報の構成を示す図である。 図24は、本発明の実施の形態2におけるエラー情報の構成を示す図である。 図25は、本発明の実施の形態2における取得情報の具体例を示す図である。 図26は、本発明の実施の形態2における送信データの構成を示す図である。 図27は、本発明の実施の形態2における機器連携サーバによるメッセージ通知からメッセージ受信装置におけるアプリへの遷移画面が表示されるまでのフローチャートである。 図28は、本発明の実施の形態2における通知画面を示す図である。 図29は、本発明の実施の形態2における通知画面からサービス設定画面への遷移を示す図である。 図30は、本発明の実施の形態2における機器連携サーバの主要な構成要素間の関係を示す概略図である。 図31は、本発明の実施の形態2におけるメッセージ受信装置の主要な構成要素間の関係を示す概略図である。 図32は、本発明の実施の形態3における通信システムの概略構成図である。 図33は、本発明の実施の形態3におけるメッセージ受信装置の概略構成図である。 図34は、本発明の実施の形態3における機器連携サーバの概略構成図である。 図35は、本発明の実施の形態3におけるサービス登録情報の構成を示す図である。 図36は、本発明の実施の形態3におけるアプリ遷移情報の構成を示す図である。 図37は、本発明の実施の形態3における受信メッセージ情報の構成を示す図である。 図38は、本発明の実施の形態3における送信データの構成を示す図である。 図39は、本発明の実施の形態3における機器連携サーバによるメッセージ通知からメッセージ受信装置におけるアプリへの遷移画面が表示されるまでのフローチャートである。 図40は、本発明の実施の形態3における通知画面を示す図である。 図41は、本発明の実施の形態3における通知画面からサービス設定画面への遷移を示す図である。 図42は、本発明の実施の形態3におけるメッセージ受信装置の主要な構成要素間の関係を示す概略図である。 図43は、本発明の実施の形態3における機器連携サーバの主要な構成要素間の関係を示す概略図である。 図44は、本発明の実施の形態3における機器連携サーバによる室内温度取得からユーザの操作間違い判断までのフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下で示す各実施の形態は一例であり、システムの構成及び機能ブロックの構成はこれに限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における通信システムを示す。本発明の実施の形態1における通信システムは、メッセージ受信装置100、機器連携サーバ200、家電機器300及び宅内中継装置400により構成される。
家電機器300は、住宅内又は住宅敷地内に設置される電気機器であり、例えば空調機器(例えば、エアコン)、冷凍冷蔵庫、炊飯器、オーブンレンジ、照明機器及び洗濯乾燥機などであるが、これらに限られず、車庫又は玄関等のオートロックシステム、給湯システム、パソコン及び電話等の小型電気機器なども含まれる。家電機器300は、単一の機器であっても、複数の機器であってもよい。以下、本実施の形態では、家電機器300は、エアコンであるものとして説明する。
以下、メッセージ受信装置100、機器連携サーバ200、家電機器300及び宅内中継装置400の詳細について、順次説明する。
まず、メッセージ受信装置100について説明する。図2は、本発明の実施の形態1におけるメッセージ受信装置100の主要な構成要素を示す概略構成図である。また、図17は、メッセージ受信装置100の主要な構成要素間の関係を説明する概略図である。
図1に示すメッセージ受信装置100は、機器連携サーバ200と通信可能な通信装置であり、例えば、携帯電話及び携帯可能な情報端末などである。
図2に示すように、メッセージ受信装置100は、通信部1、受信データ管理部2、ユーザ要求受付部3、メッセージ抽出部4、アプリ遷移情報管理部5、アプリ遷移画面生成部6、画面出力部7、記憶部8、アプリ起動指示部9及び画面遷移管理部10を有する。
なお、メッセージ受信装置100における上記構成要素、及び、後述する機器連携サーバ200における通信部21、データ取得部22、常時分析部23、送信データ生成部24、ユーザ要求受付部25、サービス登録・解除部26、記憶部27及びオンデマンド分析部28は、集積回路であるLSI(Large Scale Integration)により構成される。
これら各構成要素及び各部は、個別に1チップ化されていてもよいし、一部又は全てを含むように1チップ化されてもよい。本実施の形態においては、LSIにより構成されるとしたが、LSIは、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI又はウルトラLSIと呼称されることもある。また、集積回路化の手法はLSIに限られるものではなく、専用回路又は汎用プロセッサにより行われてもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)、及び、LSI内部の回路セルの接続及び設定が再構成可能なコンフィギュラブル・プロセッサなどを利用して、各部が構成されていてもよい。さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術により、LSIに置き換わる集積回路化の技術を利用して、各部の集積化が行われてもよい。例えば、バイオ技術を適応することによって集積化が行われてもよい。
メッセージ受信装置100の通信部1は、機器連携サーバ200又は他のサーバと通信するための機構である。メッセージ受信装置100の通信部1は、イーサネット(登録商標)LANなどの有線通信、無線LAN、ZigBee(登録商標)、又は、特定小電力無線などにより無線通信を行う。通信部1は、機器連携サーバ200から、メッセージ情報を受信する。通信部1で受信されたメッセージ情報は、受信データ管理部2へ出力される。
メッセージ情報には、サービスの内容を識別するためのサービスIDと、ユーザへの通知メッセージである、タイトル・メッセージ情報とが含まれている。サービスIDは、サービスの対象となる家電機器300(以下、対象機器と称することもある)を識別するための家電識別情報を含んでいてもよい。
ここで、サービスには、例えば、対象機器の運転停止ボタンを押し忘れている可能性が高い状況を通知する「切り忘れ防止」通知が含まれる。また、対象機器がエアコンである場合には、サービスには、エアコンに設けられた温度センサが、エアコンの設置された室内の温度を検知して、室内温度が過度に高い温度であることを通知する「高温アラート」、及び、室内温度が過度に低い温度であることを通知する「低温アラート」などが含まれる。
タイトル・メッセージ情報には、対象機器の状態及び対象機器が設置された場所の状態等を通知するメッセージ本文及びそのタイトルが含まれる。タイトル・メッセージ情報は、例えば、“タイトル”と“メッセージ本文”とが“:(コロン)”でつながれて並べられて、“タイトル:メッセージ本文”として構成される。図12は、本発明の実施の形態1におけるメッセージ情報の構成を示す図である。例えば、図12に示すように、「切り忘れ防止」通知の場合には、タイトルが「切り忘れ防止」であり、メッセージ本文が「(
対象機器)が運転中のままです。」である。「高温アラート」の場合には、タイトルが「高温アラート(xx℃)」であり、メッセージ本文が「高温状態です。」である。「低温アラート」の場合には、タイトルが「低温アラート(xx℃)」であり、メッセージ本文が「低温状態です。」である。
受信データ管理部2は、メッセージ受信装置100の通信部1から入力されたメッセージ情報を、受信メッセージ情報として、記憶部8へ登録する。
図5は、本発明の実施の形態1における受信メッセージ情報の構成を示す図である。記憶部8へ登録される受信メッセージ情報には、メッセージ情報を受信した日時である受信日時と、メッセージ情報に含まれていたサービスIDと、メッセージ情報に含まれていたタイトル・メッセージ情報とが含まれている。
サービスIDは、図5に示すように、対象機器の種類を識別するIDと、サービスの種別とを組み合わせた情報である。例えば、“対象機器の種類を識別するID”と“対象機器の種類を識別するID”とが“_(アンダーバー)”でつながれて並べられて、“対象機器の種類を識別するID_サービス種別”として構成される。より具体的には、例えば、図5に示すように、“CS_heatstroke”の場合には、“CS”が、対象機器がエアコンであることを示し、“heatstroke”が、サービスが「高温アラート」であることを示している。また、図5における“CS_lowtemp”の場合には、“CS”が、対象機器がエアコンであることを示し、“lowtemp”が、サービスが「低温アラート」であることを示している。なお、サービスIDは、対象機器の種類を識別するIDを含まず、サービスの種別のみを示すものでもよい。
ユーザ要求受付部3は、ユーザが機器連携サーバ200へのサービスの利用を開始するために、サービス登録情報(後述する図7参照)を登録したり、過去に登録したサービス登録情報を削除したり、制御信号の設定を入力するための機構であり、例えば、メッセージ受信装置100に備え付けられた操作パネルなどである。
メッセージ抽出部4は、後述のアプリ遷移画面生成部6から入力されたメッセージ取得要求に含まれるサービスID及びタイトル・メッセージ情報から、メッセージ本文のみを抽出し、アプリ遷移画面生成部6へ出力する。
アプリ遷移情報管理部5は、後述のアプリ遷移画面生成部6からサービスIDを含むアプリ遷移情報取得要求が入力されると、サービスID毎に管理されたアプリ遷移情報を、記憶部8から読み出し、読み出されたアプリ遷移情報をアプリ遷移画面生成部6へ出力する。
アプリ遷移情報の詳細を図6に示す。図6は、本発明の実施の形態1におけるアプリ遷移情報の構成を示す図である。アプリ遷移情報には、サービスID毎に、表示ボタン情報及び遷移先情報が記載されている。表示ボタン情報は、後述の画面出力部7へ出力するボタンの情報、例えば、表示されるボタンの名前である。遷移先情報は、画面出力部7に表示されたボタンが選択された場合に、起動するアプリケーションへの遷移情報が記載されている。
アプリ遷移画面生成部6は、ユーザ要求受付部3から通知画面表示要求を受信すると、記憶部8から受信メッセージ情報を読み込む処理を行う。ここで、通知画面表示要求とは、ユーザ要求受付部3で選択されたタイトル・メッセージ情報に対応したアプリ選択情報を含む情報である。また、アプリ選択情報とは、受信日時とサービスIDとを含む情報である。
そして、アプリ遷移画面生成部6は、記憶部8から読み込んだ受信メッセージ情報からメッセージ本文を抽出するため、メッセージ抽出部4に対して、サービスID及びタイトル・メッセージ情報を含むメッセージ取得要求を出力する。また、アプリ遷移画面生成部6は、アプリ遷移情報取得要求をアプリ遷移情報管理部5へ出力する。アプリ遷移情報取得要求は、記憶部8から読み込まれた受信メッセージ情報のサービスIDを含んでいる。
アプリ遷移画面生成部6は、アプリ遷移情報管理部5から入力されたアプリ遷移情報から、表示ボタン情報を抽出する。そして、アプリ遷移画面生成部6は、表示ボタン情報に応じた文字及び記号と、メッセージ抽出部4から入力されたメッセージ本文に応じた通知メッセージとを含む画面(以下、通知画面と称す)を生成し、画面出力部7へ出力する。なお、通知メッセージは、メッセージ本文と同一の文章であってもよいし、異なる文章であってもよい。
図13は、本発明の実施の形態1における通知画面を示す図である。画面出力部7は、アプリ遷移画面生成部6から入力された通知画面を表示する。画面出力部7に表示される通知画面は、例えば、以下のようなものである。
記憶部8から読み込まれた受信メッセージ情報のサービスIDが、“CS_heatstroke”の場合、つまり、サービスが「高温アラート」である場合には、図13に示すように、「高温アラート」のメッセージ本文である「高温状態です」に応じた通知メッセージが画面情報に配置される。「高温アラート」のメッセージ本文に応じた通知メッセージは、例えば、図13に示すように、「<(対象機器の名前>の設置されている部屋が高温状態です」などと表示される。通知メッセージの下方には、表示ボタン情報に応じた文字を含むボタンである、「運転状況」ボタン、「どこでもリモコン」ボタン、「ダブル温度設定」ボタン、「おへやモニター」ボタン、及び、「電話」ボタンが順に配置される。さらにその下方には、「閉じる」ボタン、又は、「キャンセル」ボタンのいずれかが配置される。
記憶部8から読み込まれた受信メッセージ情報のサービスIDが、“CS_turnoff”の場合、つまり、サービスが「切り忘れ防止」通知である場合には、「切り忘れ防止」のメッセージ本文である「エアコンが運転中のままです」に応じた通知メッセージが画面上方に配置される。「切り忘れ防止」のメッセージ本文に応じた通知メッセージは、例えば、「<(対象機器の名前)>が運転中のままです」などと表示される。通知メッセージの下方には、表示ボタン情報に応じた文字を含むボタンである、「どこでもリモコン」ボタンが配置される。さらにその下方には、「閉じる」ボタン、又は、「キャンセル」ボタンのいずれかが配置される。
ここで、画面出力部7に表示される通知画面における表示ボタンが選択された場合に、起動するアプリ、及び、操作が可能となる機能には、例えば、以下のようなものが含まれる。「運転状況」ボタンが選択された場合に、操作可能となる機能は、対象機器の運転状況を表示する機能である。「どこでもリモコン」ボタンが選択された場合に、操作可能となる機能は、対象機器を遠隔操作する機能である。「電話」ボタンが選択された場合に起動するアプリは、対象機器が設置された家の固定電話、及び、対象機器が設置された室内に居る人の携帯電話等に電話をかけるための、メッセージ受信装置100に備えられた電話機能のアプリである。
また、対象機器がエアコンである場合には、表示ボタンが選択された場合に、操作可能となる機能には、例えば、以下のようなものが含まれる。「ダブル温度設定」ボタンが選択された場合に、操作可能となる機能は、室内温度を検知して、自動的に運転モードを判
定し、室内温度が設定温度の範囲内になるように運転する機能である。「おへやモニター」ボタンが選択された場合に、操作可能となる機能は、エアコンに搭載された人感センサが検知した室内の人の動きの有無及び大小を表示し、遠隔地から室内の人の様子を間接的に確認する機能である。
画面出力部7に表示される通知画面における表示ボタンが選択された場合に、選択されたボタンに応じたアプリが起動することで表示される画面をアプリ画面と称し、画面出力部7に表示される通知画面における表示ボタンが選択された場合に、操作が可能となる機能を実現するために遷移する画面を機能画面と称して、以降、説明を続ける。
図13に示す「高温アラート」サービスの通知画面において、「運転状況」ボタンが選択された場合に、遷移する機能画面を図14に示す。図14は、本発明の実施の形態1における機能画面を示す図である。図14に示すように、「運転状況」の機能画面では、「運転状況」の文字、現在時刻、後述する取得情報に含まれる情報及び「閉じる」ボタンなどが表示される。
記憶部8は、下記の情報を保存する。
・受信データ管理部2によって出力された受信メッセージ情報(図5参照)
・あらかじめ保存されたアプリ遷移情報(図6参照)
なお、アプリ遷移情報は、記憶部8にあらかじめ保存されていなくてもよく、機器連携サーバ200に保存されていてもよい。この場合には、アプリ遷移画面生成部6は、通知画面表示要求を受信すると、機器連携サーバ200からアプリ遷移情報を読み込む処理を行う。
アプリ起動指示部9は、アプリ遷移情報管理部5から入力された遷移先情報を含むアプリ起動要求が入力されると、同情報に基づいてアプリ起動処理を行い、画面出力部7に対して必要な情報を出力する。
画面遷移管理部10は、アプリ遷移画面生成部6によって生成された通知画面において、ユーザ要求受付部3を介した操作に応じて、通知画面の表示を終了する操作である「閉じる」又は「キャンセル」の状態へ遷移するか、通知画面の表示を継続するかを管理する。また、画面遷移管理部10は、アプリ遷移画面生成部6によって生成された通知画面において、ユーザ要求受付部3を介したボタン操作により、起動するアプリの画面であるアプリ画面、又は、対応する機能を実現する機能画面へ遷移する。その後、画面遷移管理部10は、遷移先のアプリ画面又は機能画面において、「戻る」又は「閉じる」等、元の画面に戻る操作が行われた場合に、通知画面に戻す処理を行う。
次に、機器連携サーバ200の機能ブロックの詳細について説明する。図3は、本発明の実施の形態1における機器連携サーバ200の主要な構成要素を示す概略構成図である。図3に示す機器連携サーバ200は、通信部21、データ取得部22、常時分析部23、送信データ生成部24、ユーザ要求受付部25、サービス登録・解除部26、記憶部27、及び、オンデマンド分析部28を有する。また、図18は、機器連携サーバ200の主要な構成要素間の関係を示す概略図である。
機器連携サーバ200の通信部21は、メッセージ受信装置100及び宅内中継装置400と通信するための機構であり、イーサネット(登録商標)LANなどの有線通信、無線LAN、ZigBee(登録商標)、又は、特定小電力無線などにより無線通信を行う。
機器連携サーバ200の通信部21は、後述の送信データ生成部24から入力されたデ
ータ送信要求を基に、メッセージ受信装置100に対して、サービスID及びタイトル・メッセージ情報を出力する。データ送信要求は、サービス内容を識別するためのサービスID及びタイトル・メッセージ情報を含む。
機器連携サーバ200の通信部21は、後述のデータ取得部22から家電機器300で管理されている情報(以下、家電機器管理情報と称す)に関するデータ取得要求が入力されると、同要求を宅内中継装置400を介して家電機器300へ出力する。
データ取得部22は、家電機器管理情報に関する、宅内中継装置400を介した定期的なデータ取得要求を、機器連携サーバ200の通信部21へ出力する。データ取得部22は、通信部21を介して取得した家電機器管理情報を記憶部27へ出力する。
図10は、本発明の実施の形態1における家電機器管理情報の構成を示す図である。家電機器管理情報とは、図10に示すように、取得日時、対象機器を特定する家電識別情報、及び、取得情報を含む情報である。ここで、取得日時は、データ取得部22が、機器連携サーバ200の通信部21を介して家電機器管理情報を取得した時間に更新されてもよいし、家電機器管理情報を構成する取得日時(例えば、取得情報が取得された日時)であってもよい。
図11は、本発明の実施の形態1における取得情報の構成を示す図である。取得情報には、例えばエアコンの場合、図11に示すように、動作状態、運転モード、設定温度、室内温度、及び、室外温度等が含まれる。
データ取得部22は、データ取得要求をするべき家電機器300か否かの判断、つまり、データ取得対象の家電機器300か否かの判断を、サービス登録情報を参照して判断する。サービス登録情報は、予めメッセージ受信装置100のユーザ要求受付部3を介して登録されている情報である。図7は、本発明の実施の形態1におけるサービス登録情報の構成を示す図である。図7に示すように、サービス登録情報は、端末ID、サービスID、家電識別情報、及び、登録日時から構成されている。サービス登録情報は、サービスID毎に、どの家電機器300(つまり、対象機器、例えば、エアコン)が、いつ登録されたか(つまり、登録日時)に関する情報である。端末IDは、各サービスの登録を依頼したメッセージ受信装置100が複数存在する場合に、それらを識別する情報である。
常時分析部23は、家電機器300から取得した取得情報を、記憶部27から定期的に取得及び分析し、サービス毎に定義された一定の条件を満たした場合に、後述の送信データ生成部24に対して、サービスIDを含むメッセージ送信要求を出力する。分析対象の家電機器300であるかを判断するために、サービス登録情報を参照し、どの家電機器300(例えば、エアコン)に、何のサービスが登録されているか(つまり、登録されたサービスID)を確認し、分析処理を行う。
送信データ生成部24は、常時分析部23から入力されたメッセージ送信要求を基に、送信データを生成し、機器連携サーバ200の通信部21へ出力する。図8は、本発明の実施の形態1における送信データの構成を示す図である。図8に示すように、送信データは、端末ID、家電識別情報、サービス内容を識別するサービスID及び各サービスIDに紐づくタイトル・メッセージ情報を含む。送信データ生成部24により生成されるタイトル・メッセージ情報は、例えば家電機器300から取得した取得情報と、定型文との組み合わせにより構成されていてもよい。
ユーザ要求受付部25は、メッセージ受信装置100の通信部1から出力される家電識別情報を含む分析要求が入力されると、後述のオンデマンド分析部28に対して、家電識
別情報によって識別される家電機器300の状態を分析する要求を出力する。家電識別情報とは、家電機器300をユニークに識別可能な数字、英字及び記号等から構成される製造番号及び品番等である。
サービス登録・解除部26は、メッセージ受信装置100の通信部1から出力される家電識別情報を含むサービス登録・解除要求が入力されると、記憶部27へ登録又は削除する処理を行う。
記憶部27は、下記データを保存する。
・家電機器300から定期的に取得された家電機器管理情報(図10参照)及び取得情報(図11参照)
・サービス登録情報(図7参照)
オンデマンド分析部28は、ユーザ要求受付部25から家電識別情報を含む分析要求が入力されると、記憶部27に保存された取得情報を取得及び分析し、結果を応答する。例えば、サービスIDとして“CS_turnoff”と、機器を識別する情報である家電識別情報として、“エアコン:CS−xx00001”とを含む、分析要求が入力された場合には、記憶部27に保存された取得情報から、エアコンの動作状態を抽出し、エアコンが運転状態となっているかを確認し、結果を応答することが考えられる。
さらに、家電機器300について、図4を用いて説明する。図4は、本実施の形態における家電機器の概略構成図である。家電機器300は、図4に示す通り、操作部30、通信部31、記憶部32、及び、制御部33から構成される。
操作部30は、家電機器300の運転に関する設定を入力するための機構であり、例えば家電機器300の表面に設けられた操作パネルである。また、本実施の形態においては、操作部30は、赤外線リモコンから入力される操作信号を受信する受光部としての機能も有する。
家電機器300の通信部31は、機器連携サーバ200又は宅内中継装置400と通信するための機構であり、イーサネット(登録商標)LANなどの有線通信、無線LAN、ZigBee(登録商標)、又は、特定小電力無線などにより無線通信を行う。また、図4では、通信部31は、家電機器300に内蔵されているが、通信部31は、家電機器300と別体に構成され、家電機器300と有線接続されていてもよい。ここで、家電機器300の通信部31は、宅内中継装置400と通信するための機構と説明したが、機器連携サーバ200と直接通信する構成でもよい。
記憶部32は、宅内中継装置400あるいは機器連携サーバ200の宛先情報、又は、家電機器300で管理している家電機器管理情報を記憶している。機器連携サーバ200と通信を行う際に、制御部33が記憶部32から家電機器管理情報を読み込み、家電機器300の通信部31へ出力する。家電機器管理情報には、取得情報が含まれる。例えば、対象機器がエアコンの場合、取得情報には、図11に示すように、エアコンが運転状態(オン状態)か否(オフ状態)かを示す動作状態、及び、エアコンが冷房運転か暖房運転かなどを示す運転モードが含まれる。さらに、取得情報には、操作部30又は受光部を介して赤外線リモコンで設定された、エアコンが運転する際の目標温度に対応する設定温度、エアコンに設けられた温度センサで検知及び取得した室内温度、並びに、エアコンに設けられた温度センサで検知及び取得した室外温度が含まれる。
制御部33は、家電機器300本来の運転制御、例えば、エアコンの場合には、空調運転に関する制御に限られず、家電機器300の通信部31を介した通信に関する制御を行
う。
次に、宅内中継装置400について説明する。宅内中継装置400は、宅内に設置される単一又は複数の家電機器300と無線通信が可能であり、かつ、ネットワークを介して機器連携サーバ200と通信可能な通信機器であり、例えばゲートウェイである。宅内中継装置400は、家電機器300で管理されている家電機器管理情報を機器連携サーバ200へ中継する。また、宅内中継装置400は、家電機器300との通信が何らかの理由で失敗した場合には、その理由をエラー情報として機器連携サーバ200へ応答する。
以下、本実施の形態のメッセージ受信装置100及び機器連携サーバ200の最適なアプリ画面遷移フローを説明する。
図9は、本発明の実施の形態1における機器連携サーバ200によるメッセージ通知からメッセージ受信装置におけるアプリへの遷移画面が表示されるまでのフローチャートである。図15は、本発明の実施の形態1におけるメッセージ受信装置におけるアプリの起動及び遷移のフローチャートである。
図9および図15を参照して、メッセージ受信装置100及び機器連携サーバ200の動作を説明する。図9では、機器連携サーバ200によるメッセージ通知からメッセージ受信装置100におけるアプリへの遷移画面が表示されるまでの動作を説明する。図15では、メッセージ受信装置100におけるアプリ起動及び遷移の動作を説明する。
まず、図9を用いて、機器連携サーバ200の動作について説明する。
データ取得部22は、機器連携サーバ200の通信部21を介して、取得情報、すなわちエアコンの設定情報(オンオフ、設定温度、及び、搭載センサで取得された室内温度等)(図11参照)を、エアコン(家電機器300)から定期的に取得し、記憶部27へ出力する(ステップS1)。ここでは、図7に示すサービス登録情報に登録されたエアコンであるCS−xx00001を対象に、データ取得を実施しているものとして説明する。
常時分析部23は、記憶部27へ登録された図11に示すような取得情報を定期的に読み出し、サービスに応じて設定された所定の条件を満たしているか否かを判定する(ステップS2)。例えば、サービスIDがCS_heatstrokeの場合、つまり、サービスが「高温アラート」である場合には、室内温度が所定の閾値(例えば、31℃)以上となっていないかを判定する。また、サービスIDが“CS_lowtemp”の場合、つまり、サービスが「低温アラート」である場合には、室内温度が所定の閾値(例えば、15℃)未満となっていないかを判定する。また、サービスIDが“CS_turnoff”の場合、つまり、サービスが「切り忘れ防止」通知である場合には、エアコンが運転状態であるか否かを判定する。
常時分析部23は、所定の条件が満たされていない場合(ステップS2のNo)は、記憶部27へ蓄積されたデータ分析を継続して行う。所定の条件が満たされている場合(ステップS2のYes)は、次のステップに進み、常時分析部23は、送信データ生成部24へサービスIDを含む送信メッセージ生成要求を送信する(ステップS3)。ここでは、サービス登録情報(図7参照)に登録されているエアコンのうち、CS−xx00001が、「高温アラート」サービスの所定の条件を満たす場合、つまり、室内温度が所定の閾値を超えた場合(以下、本ケースと称す)として、以降の説明を行う。
送信データ生成部24は、常時分析部23から送信された送信メッセージ生成要求を受信すると、メッセージ情報(図12参照)を参照し、サービスIDが“CS_heats
troke”である場合と対応する、送信データの生成を行う。本ケースでは、タイトル・メッセージ情報として「高温アラート(xx℃):高温状態です。」が選択される。
また、常時分析部23は、サービス登録情報(図7参照)を参照し、サービスIDが“CS_heatstroke”である場合と対応する送信先の情報として、端末IDが“1111111”のメッセージ受信装置100を選択する。また、常時分析部23は、対象機器として家電識別情報が“エアコン:CS−xx00001”の家電機器300を選択する。
そして、送信データ生成部24は、端末ID、家電識別情報、サービスID、及び、タイトル・メッセージ情報から、送信データ(図8参照)を生成する(ステップS4)。
送信データの作成後、送信データ生成部24は、送信データを、機器連携サーバ200の通信部21を介してメッセージ受信装置100へ送信する(ステップS4)。ここで、送信データは、例えば、Google社又はApple社が提供するサーバを経由してメッセージ受信装置100へ到着するケースが考えらえるが、これに限られない。
続いて、図9を用いて、メッセージ受信装置100の動作について説明する。
メッセージ受信装置100の通信部1は、機器連携サーバ200から送信された送信データ(図8参照)を受信すると、送信データに含まれるメッセージ情報(図12参照)を受信データ管理部2へ出力する。
受信データ管理部2は、受信したメッセージ情報(図12参照)を受信メッセージ情報(図5参照)として、時系列に記憶部8へ登録する。受信データ管理部2は、記憶部8へ登録した受信メッセージ情報を時系列に読みだし、画面出力部7へ入力する。
画面出力部7は、受信データ管理部2から入力された受信メッセージ情報のうち、タイトル・メッセージ情報を表示する(ステップS5)。ここで、タイトル・メッセージと合わせて時刻情報を表示させることが考えられるが、時刻情報としては、受信メッセージ情報(図5参照)を構成する受信日時でもよいし、受信データ管理部2が記憶部8から受信メッセージ情報が時系列に読み出された日時であってもよく、これらに限られない。
ユーザ要求受付部3は、メッセージ受信装置100の画面出力部7に表示された受信一覧から該当メッセージが選択されたか否かを検出する(ステップS6)。該当メッセージが選択されたことを検出する(ステップS6のYes)と、ユーザ要求受付部3は、該当メッセージのアプリ選択情報(受信日時及びサービスID)を含む通知画面表示要求をアプリ遷移画面生成部6へ出力し(ステップS7)、アプリ遷移画面生成部6は、アプリ選択情報を基に、機器連携サーバ200から送信されたメッセージ情報に対応するメッセージの抽出を行う(ステップS7)。
また、アプリ遷移画面生成部6は、アプリ遷移情報から画面出力部7へ表示する表示ボタン情報を抽出する(ステップS8)。
そして、アプリ遷移画面生成部6は、抽出したメッセージ及び表示ボタン情報を合成し、画面出力部7へ出力する。画面出力部7は、アプリ遷移画面生成部6から入力された通知画面を表示する(ステップS9)。画面表示のイメージを図13に示す。
次に、メッセージ受信装置100の通知画面の表示後のアプリ操作フローについて説明する。図15は、本発明の実施の形態1におけるメッセージ受信装置におけるアプリの起
動及び遷移のフローチャートである。
ユーザ要求受付部3は、ユーザ操作による表示ボタンの選択があるかを常時監視し、画面遷移管理部10は、通知画面を閉じる又はキャンセルする操作を検出した場合、通知画面の表示を終了する(ステップS20のNo)。通知画面を閉じる又はキャンセルする操作が検出されなかった場合(ステップS20のYes)は、次のステップへ進む。
ユーザ要求受付部3は、表示ボタンを選択する操作有無を判定し(ステップ21)、操作があった場合(ステップS21のYes)は、次のステップへ進む。操作がなかった場合(ステップS21のNo)は、表示ボタンを選択する操作有無の判定が再び行われる。
アプリ遷移画面生成部6は、表示ボタンに応じたサービスIDを含むアプリ遷移情報取得要求を、アプリ遷移情報管理部5へ入力し、アプリ遷移情報管理部5は、記憶部8から該当する遷移先情報を読み出し、同情報を含むアプリ起動要求をアプリ起動指示部9へ出力する(ステップS22)。
アプリ起動指示部9は、遷移先情報を基にアプリ起動処理を行い、画面出力部7へ遷移先であるアプリのアプリ画面を出力する。又は、アプリ起動指示部9は、画面出力部7へ、遷移先情報の機能画面への遷移を指示する(ステップS23)。ステップS20からステップS23における画面遷移のイメージを図14に示す。
ここで、所定の機能画面へ遷移する際、エアコンの遠隔制御設定の許可が無効である状態で、エアコンの遠隔制御が可能な機能である「どこでもリモコン」の機能画面へ遷移するためのボタンである「どこでもリモコン」ボタンが選択された場合には、アプリ起動指示部9は、遠隔制御設定の許可が無効となっている旨をユーザへ通知する表示を行う。
ユーザ要求受付部3は、遷移先のアプリから戻る操作、すなわち、遷移先のアプリのアプリ画面又は機能画面を閉じるもしくはキャンセルする操作を検出する(ステップS24)。遷移先のアプリから戻る操作が検出される(ステップS24でYes)と、ユーザ要求受付部3は、アプリ画面又は機能画面を閉じるもしくはキャンセルするための信号を、画面遷移管理部10へ入力する。
画面遷移管理部10は、遷移先のアプリから戻る操作が検出された場合(ステップS24でYes)、すなわち、通知画面において「閉じる」又は「キャンセル」が押されていない場合には、通知画面を画面出力部7へ出力する(ステップS25)。遷移先のアプリから戻る操作が検出されない場合(ステップS24でNo)は、再び、遷移先のアプリから戻る操作を検出する。ステップS20からステップS25の画面遷移のイメージを図16に示す。図16は、本発明の実施の形態1における機能画面から通知画面への遷移を示す図である。
上述したように、本実施の形態では、機器連携サーバ200において、データ取得部22は、家電機器300から定期的に家電機器管理情報を取得する。常時分析部23は、家電機器管理情報に含まれる取得情報を分析し、サービス毎に設定された条件を満たすか否かを判定する。送信データ生成部24は、サービス内容を識別するサービスID及びサービスIDに紐づくタイトル・メッセージ情報を利用した送信データを生成する。機器連携サーバ200の通信部21は、生成された送信データをネットワーク上へ送信する。
また、メッセージ受信装置100において、通信部1は、機器連携サーバ200からの送信データを受信する。受信データ管理部2は、機器連携サーバ200から送信された送信データに含まれるメッセージ情報を受信日時とともに蓄積する。メッセージ抽出部4は
、受信データからメッセージ本文を抽出する。アプリ遷移情報管理部5は、受信データから抽出したサービスIDに紐づくアプリ遷移情報を特定する。アプリ遷移画面生成部6は、画面出力部7に表示する表示ボタン情報を抽出し、メッセージ抽出部4によって抽出されたメッセージ本文に応じた通知メッセージと表示ボタンとを合成して通知画面を生成する。アプリ起動指示部9は、通知画面の表示ボタンが選択された場合に、アプリ遷移情報を基に適切なアプリを起動させ、通知画面からそのアプリ画面へ遷移させる。又は、アプリ起動指示部9は、通知画面の表示ボタンが選択された場合に、アプリ遷移情報を基に適切な機能画面へ遷移させる。
以上のように、本実施の形態では、メッセージ受信装置100は、通信部1と、アプリ遷移画面生成部6と、アプリ起動指示部9とを備える。通信部1は、機器連携サーバ200から送信された送信データに含まれるサービスIDとタイトル・メッセージ情報とを受信する。また、メッセージ受信装置100の記憶部8、又は、機器連携サーバ200の記憶部27には、サービスIDと、通知画面を生成する際に用いる表示ボタンに関する表示ボタン情報と、通知画面の表示ボタンが選択された場合に起動するアプリを規定した遷移先情報とを対応させたアプリ遷移情報が保存されている。そして、アプリ遷移画面生成部6は、アプリ遷移情報から、送信データに含まれるサービスIDに対応する表示ボタン情報を抽出する。また、アプリ遷移画面生成部6は、当該表示ボタン情報に対応した表示ボタンと、送信データに含まれるタイトル・メッセージ情報に対応した通知メッセージとを含む通知画面を生成する。そして、メッセージ受信装置100が備えるアプリ起動指示部9は、通知画面の表示ボタンが選択された場合に、アプリ遷移情報を基に適切なアプリを起動させ、通知画面からそのアプリ画面へ遷移させる。
このような構成により、メッセージ受信装置100において、通知後のメッセージ内容に合ったアプリ画面へ遷移するボタンをユーザへ提示することが可能となり、必要性の高いアプリの起動及び画面到達までの手間及び時間を削減することが可能となる。
さらに、メッセージ受信装置100は、画面遷移管理部10を備える。画面遷移管理部10は、通知画面における処理の終了有無を管理し、遷移先からのアプリ画面から通知画面へ戻る処理を行う。
(実施の形態2)
図19は、本発明の実施の形態2における通信システムの概略構成図である。本発明の実施の形態2における通信システムは、実施の形態1と同様、メッセージ受信装置100、機器連携サーバ200、家電機器300、及び、宅内中継装置400により構成される。
図20は、本発明の実施の形態2におけるメッセージ受信装置100の概略構成図である。実施の形態1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。
また、図31は、本発明の実施の形態2におけるメッセージ受信装置100の主要な構成要素間の関係を説明する概略図である。
アプリ遷移情報管理部5aは、アプリ遷移画面生成部6aからサービスIDを含むアプリ遷移情報取得要求が入力されると、サービスID毎に管理されたアプリ遷移情報を記憶部8aから読み出し、同情報を後述のアプリ遷移画面生成部6aへ出力する。
アプリ遷移情報の詳細を図22に示す。図22は、本発明の実施の形態2におけるアプリ遷移情報の構成を示す図である。アプリ遷移情報には、サービスID毎に、表示ボタン情報及び遷移先情報が記載されている。表示ボタン情報は、画面出力部7へ出力するボタ
ンの情報、例えば、表示するボタンの名前である。遷移先情報は、画面出力部7に表示されたボタンが選択された場合に、起動するアプリへの遷移情報が記載されている。
図23は、本発明の実施の形態2における受信メッセージ情報の構成を示す図である。アプリ遷移画面生成部6aは、ユーザ要求受付部3から通知画面表示要求を受信すると、記憶部8aから図23に示すような受信メッセージ情報を読み込む処理を行う。
アプリ遷移画面生成部6aは、記憶部8aから読み込んだ受信メッセージ情報からメッセージ本文を抽出するため、メッセージ抽出部4に対して、サービスID及びタイトル・メッセージ情報を含むメッセージ取得要求を出力する。また、アプリ遷移画面生成部6aは、アプリ遷移情報取得要求をアプリ遷移情報管理部5aへ出力する。
アプリ遷移画面生成部6aは、アプリ遷移情報管理部5aから入力されたアプリ遷移情報から表示ボタン情報を抽出する。そして、アプリ遷移画面生成部6aは、表示ボタン情報に応じた文字及び記号と、メッセージ抽出部4から入力されたメッセージ本文に応じた通知メッセージとを含む通知画面を生成し、画面出力部7へ出力する。
記憶部8aは、下記の情報を保存する。
・受信データ管理部2によって出力された受信メッセージ情報(図23参照)
・あらかじめ保存されたアプリ遷移情報(図22参照)
図21は、本発明の実施の形態2における機器連携サーバの概略構成図である。実施の形態1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。また、図30は、本発明の実施の形態2における機器連携サーバの主要な構成要素間の関係を示す概略図である。
データ取得部22aは、機器連携サーバ200の通信部21を介し、家電機器300で管理されている家電機器管理情報を定期的に取得し、同情報を記憶部27aへ出力する。また、データ取得部22aは、データ取得処理において、何らかの理由により家電機器300からデータを取得できない場合は、その結果をエラー情報として記憶部27aへ出力する。
図24は、本発明の実施の形態2におけるエラー情報の構成を示す図である。図24に示すように、記憶部27aへ出力されるエラー情報は、取得日時、家電識別情報、及び、取得情報から構成される。
図25は、本発明の実施の形態2における取得情報の具体例を示す図である。図25に示すように、家電機器300の電源が入っていない場合には、宅内中継装置400が通信不可であるとして、機器連携サーバ200へエラー種別400の取得情報が返却される。また、宅内中継装置400と家電機器300とのネットワークが不安定でデータが取得できなかった場合には、機器連携サーバ200へエラー種別503の取得情報が返却される。なお、ここで挙げているエラー情報は一例であり、これらに限定されるものではない。なお、データ取得対象の家電機器300かの判断は、実施の形態1と同様、図7に示すようなサービス登録情報を参照して判断される。
常時分析部23aは、家電機器300から取得した取得情報を、記憶部27aから定期的に取得及び分析し、サービスID毎に定義された一定の条件が満たされた場合に、後述の送信データ生成部24に対して、サービスIDを含むメッセージ送信要求を出力する。ここで、記憶部27aから読み出された情報が図25に示すようなエラー情報であった場合は、常時分析部23aは、サービス提供中のシステムに不具合が発生したものと判断し、同エラー発生を通知するためのメッセージ送信要求を送信データ生成部24aへ出力す
る。
送信データ生成部24aは、常時分析部23aから入力されたメッセージ送信要求を基に、送信データを生成し、データを通信する機器連携サーバ200の通信部21へ出力する。
送信データの詳細を図26に示す。図26は、本発明の実施の形態2における送信データの構成を示す図である。図26に示すように、送信データは、端末ID、家電識別情報、サービス種別を識別するサービスID及び各サービスIDに紐づくタイトル・メッセージ情報を含む。エラー情報の場合には、サービスIDとして、エラー発生を示すIDが登録されている。例えば、“CS_dereference”の場合には、“CS”が、対象機器がエアコンであることを示し、“dereference”が、エラー発生を示すIDである。
実施の形態1と同様、生成されるタイトル・メッセージ情報は、例えば家電機器300から取得された取得情報と、定型文との組み合わせにより構成されていてもよい。エラー情報の場合には、例えば、タイトルが「エラー通知」であり、メッセージ本文が「(対象機器)の情報が取得できない状態となっています。エアコンの通信状態を確認ください。今後、サービスを利用されないのであれば、設定を解除できます。解除しますか?」である(図23参照)。
次に、本実施の形態のメッセージ受信装置100及び機器連携サーバ200の最適なアプリ画面遷移フローを説明する。
図27は、本発明の実施の形態2における機器連携サーバ200によるメッセージ通知からメッセージ受信装置におけるアプリへの遷移画面が表示されるまでのフローチャートである。図27を参照しながら、メッセージ受信装置100及び機器連携サーバ200の動作を説明する。なお、本実施の形態では、主に、実施の形態1で説明した動作に加えてさらに行われる動作を説明する。
データ取得部22aは、機器連携サーバ200の通信部21を介して取得情報(図11参照)を、家電機器300であるエアコンから定期的に取得し、記憶部27aへ出力する。また、データ取得部22aは、機器連携サーバ200が家電機器300との通信を行う中で発生したエラー情報(図25参照)も、同様に記憶部27aへ出力する(ステップS40)。ここでは、図7に示す家電識別情報が“エアコン:CS−xx00001”である家電機器300を対象にデータ取得を実施しているものとして説明する。
常時分析部23aは、記憶部27aへ登録された取得情報とエラー情報とを定期的に読み出し、家電機器300からのデータ取得において、エラーが発生していないかを分析する(ステップS41)。
常時分析部23aは、エラーが発生していない場合(ステップS41のNo)は、記憶部27aから取得したデータ分析を引き続き行う。エラーが発生している場合(ステップS41のYes)は、次のステップに進み、常時分析部23aは、送信データ生成部24aへサービスIDを含む送信メッセージ生成要求を送信する(ステップS42)。送信データ生成部24aは、送信データ(図26参照)を生成後、機器連携サーバ200の通信部21を介してメッセージ受信装置100へ送信する(ステップS43)。
メッセージ受信装置100の通信部1は、機器連携サーバ200から送信された送信データ(図26参照)を受信すると、送信データに含まれるメッセージ情報を受信データ管
理部2へ出力する。
受信データ管理部2は、受信したメッセージ情報を受信メッセージ情報(図23参照)として、時系列に記憶部8aへ登録する。受信データ管理部2は、記憶部8aへ登録した受信メッセージ情報を時系列に読みだし、画面出力部7へ入力する。
画面出力部7は、受信データ管理部2から入力された受信メッセージ情報のうちタイトル・メッセージ情報を表示する(ステップS44)。
ユーザ要求受付部3は、メッセージ受信装置100の画面出力部7に表示された受信一覧から該当メッセージが選択されたか否かを検出する(ステップS45)。該当メッセージが選択されたことを検出する(ステップS45のYes)と、ユーザ要求受付部3は、該当メッセージのアプリ選択情報(受信日時及びサービスID)を含む通知画面表示要求をアプリ遷移画面生成部6aへ出力する。
アプリ遷移画面生成部6aは、アプリ選択情報を基に、機器連携サーバ200から送信されたメッセージ情報に対応するメッセージの抽出を行う(ステップS46)。
また、アプリ遷移画面生成部6aは、アプリ遷移情報から画面出力部7へ表示する表示ボタン情報を抽出する(ステップS47)。
そして、アプリ遷移画面生成部6aは、抽出したメッセージ及び表示ボタン情報を合成し、画面出力部7へ出力する。画面出力部7は、アプリ遷移画面生成部6から入力された通知画面を表示する(ステップS48)。画面表示のイメージを図28に示す。
図28は、本発明の実施の形態2における通知画面を示す図である。記憶部8aから読み込まれた受信メッセージ情報のサービスIDが、“CS_dereference”の場合、つまり、エラー情報である場合には、図28に示すように、通知メッセージである「<(対象機器の名前)>の情報が取得できない状態が続いています。ルータ、ゲートウェイ、エアコンの電源が入っているか、ご確認ください。あるいは、アプリの「どこでもリモコン」機能でエアコンを操作できるか、ご確認ください。今後、お知らせサービスをご利用にならない場合は、設定を解除できます。お知らせ設定を解除しますか?」が画面上方に配置される。その下方には、サービス設定解除ボタンである「はい」ボタンと、サービス設定非解除ボタンである「いいえ」ボタンとが配置される。
ユーザ要求受付部3は、ユーザ操作による表示ボタンの選択があるかを常時監視する。画面遷移管理部10がサービス設定解除ボタンが選択される操作を検出した場合、アプリ遷移画面生成部6は、サービス設定解除ボタンに応じたアプリ遷移情報取得要求をアプリ遷移情報管理部5へ入力する。アプリ遷移情報管理部5は、記憶部8aから該当する遷移先情報を読み出し、同情報を含むアプリ起動要求をアプリ起動指示部9へ出力する。
アプリ起動指示部9は、画面出力部7へサービス設定画面への遷移を指示する。つまり、図28に示すような画面において、サービス設定解除ボタンが選択された場合、アプリ起動をすることなく、サービス設定画面へ遷移する。サービス設定画面への画面遷移のイメージを図29に示す。
図29は、本発明の実施の形態2における通知画面からサービス設定画面への遷移を示す図である。図29に示すように、サービス設定画面では、家電機器300のうち、サービスの対象となるエアコンの家電識別情報の一部を一覧で表示するととともに、それぞれのエアコン毎に、サービス設定を解除するための表示ボタンが表示される。これにより、
ユーザは、対象となるエアコンのサービス設定を解除することが可能となる。
以上述べたように、本実施の形態のメッセージ受信装置100は、サービス提供中のシステム動作状態をユーザへ通知し、通知内容に合ったアプリ画面へ遷移するボタンをユーザへ提示するよう構成されているため、必要性の高いアプリの起動及び画面到達までの手間及び時間を削減することが可能となる。
(実施の形態3)
図32は、本発明の実施の形態3における通信システムの概略構成図である。本発明の実施の形態3における通信システムは、実施の形態1における通信システムと同様、メッセージ受信装置100、機器連携サーバ200、家電機器300、及び、宅内中継装置400により構成される。
図33は、本発明の実施の形態3におけるメッセージ受信装置の概略構成図である。実施の形態1におけるメッセージ受信装置と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。また、図42は、図42は、本発明の実施の形態3におけるメッセージ受信装置100の主要な構成要素間の関係を説明する概略図である。
ユーザ要求受付部3bは、ユーザが機器連携サーバ200へのサービスの利用を開始するためにサービス登録情報を登録したり、過去に登録したサービス登録情報を削除したり、制御信号の設定及びサービスに応じたパラメータの入力を行う機構である。ユーザ要求受付部3bは、例えば、メッセージ受信装置100に備え付けられた操作パネルで構成されている。
サービス登録情報に含まれるパラメータとしては、例えば、実施の形態1で示したエアコンで検出される室内温度が高温になったことを検出し、ユーザへお知らせするサービス(サービスID:CS_heatstroke)における、メッセージ通知をするかしないかの閾値が挙げられる。
図35は、本発明の実施の形態3におけるサービス登録情報の構成を示す図である。図35には、ユーザ要求受付部3bを介して記憶部8bに登録されるサービス登録情報例が示されている。サービス登録情報は、メッセージ受信装置100を識別するための端末ID、サービスID、サービス対象となる機器及びサービスID毎に設定された閾値、家電識別情報、並びに、登録日時から構成される。
以下、家電識別情報が“エアコン:CS−xx00001”であるエアコンに対してのサービスIDが“CS_heatstroke”であり、閾値として26℃が設定されたケースについて、説明する。
ユーザ要求受付部3bは、サービス登録情報が入力されると、メッセージ受信装置100の通信部1を介してサービス利用登録要求を機器連携サーバ200に対して出力する。
アプリ遷移情報管理部5bは、アプリ遷移画面生成部6bからサービスIDを含むアプリ遷移情報取得要求が入力されると、サービスID毎に管理されたアプリ遷移情報を記憶部8bから読み出し、同情報を後述のアプリ遷移画面生成部6bへ出力する。
アプリ遷移情報の詳細を図36に示す。図36は、本発明の実施の形態3におけるアプリ遷移情報の構成を示す図である。図36に示すように、アプリ遷移情報には、サービスID毎に、表示ボタン情報及び遷移先情報が記載されている。表示ボタン情報は、画面出力部7へ出力するボタンの情報、例えば、表示するボタンの名前である。遷移先情報には
、画面出力部7に表示されたボタンが選択された場合に、起動するアプリへの遷移情報が記載されている。
アプリ遷移画面生成部6bは、ユーザ要求受付部3bから通知画面表示要求を受信すると、記憶部8bから図37に示すような受信メッセージ情報を読み込む処理を行う。図37は、本発明の実施の形態3における受信メッセージ情報の構成を示す図である。
アプリ遷移画面生成部6bは、記憶部8bから読み込んだ受信メッセージ情報からメッセージ本文を抽出するため、メッセージ抽出部4に対して、サービスID及びタイトル・メッセージ情報を含むメッセージ取得要求を出力する。また、アプリ遷移画面生成部6bは、アプリ遷移情報取得要求をアプリ遷移情報管理部5bへ出力する。
アプリ遷移画面生成部6bは、アプリ遷移情報管理部5bから入力されたアプリ遷移情報から表示ボタン情報を抽出する。そして、アプリ遷移画面生成部6bは、表示ボタン情報に応じた文字及び記号と、メッセージ抽出部4から入力されたメッセージ本文に応じた通知メッセージとを含む通知画面を生成し、画面出力部7へ出力する。
記憶部8bは、下記の情報を保存する。
・受信データ管理部2によって出力された受信メッセージ情報(図37参照)
・あらかじめ保存されたアプリ遷移情報(図36参照)
図34は、本発明の実施の形態3における機器連携サーバの概略構成図である。実施の形態1と同じ構成要素については同じ符号を用い、説明を省略する。また、図43は、本発明の実施の形態3における機器連携サーバの主要な構成要素間の関係を示す概略図である。図44は、本発明の実施の形態3における機器連携サーバによる室内温度取得からユーザの操作間違い判断までのフローチャートである。
データ取得部22bは、機器連携サーバ200の通信部21を介してメッセージ受信装置100から、端末ID、サービスID、閾値、及び、家電識別情報を含むサービス利用登録要求を取得すると、記憶部27bへ登録する。つまり、図35に示すような情報と同様の情報を記憶部27bに登録する。
ここで、端末IDは、メッセージ受信装置100が発行したものを記憶部27bへ登録しているが、端末IDが機器連携サーバ200に入力されない場合でも、機器連携サーバ200が、同様のIDを発行し、記憶部27bに登録し、登録した端末IDをメッセージ受信装置100へ出力するよう構成されていてもよい。
常時分析部23bは、家電機器300から取得した取得情報を、記憶部27bから定期的に取得及び分析し、サービスID毎に定義された一定の条件を満たした場合に、後述の送信データ生成部24bに対して、サービスIDを含むメッセージ送信要求を出力する。ここで、常時分析部23bは、記憶部27bから読み出した設定温度(28℃)と閾値(26℃)との比較を行う。
常時分析部23bは、冷房運転モードにおいて、閾値よりも設定温度が高い場合には、閾値よりも冷やすことができないため、ユーザがエアコンへ間違った設定温度を設定していると判断し、間違った設定温度を設定していることを通知するためのメッセージ送信要求を、送信データ生成部24bへ出力する。これにより、ユーザに間違った設定温度を設定していることが報知され、設定温度の確認が行われる。
また、閾値よりも設定温度は低くても暖房運転モードとなっている場合は、閾値よりも冷やすことができないため、ユーザがエアコンへ間違った運転モードを設定していると判
断し、間違った設定温度を設定していることを通知するためのメッセージ送信要求を送信データ生成部24bへ出力する。これによし、ユーザに間違った設定温度を設定していることが報知され、運転モードの確認が行われる。
なお、室内温度が低温状態となっていることを通知するサービス(サービスID:CS_lowtemp)では、常時分析部23bは、閾値よりも暖房運転の設定温度が高い場合には、ユーザがエアコンへ間違った設定温度を設定していると判断する。例えば、設定温度が23℃で閾値が25℃の場合に、閾値よりも設定温度が低くなっているため、ユーザが間違って設定温度を設定していると判断する。また、運転モードが冷房運転となっている場合は、常時分析部23bは、ユーザが間違って運転モードを設定していると判断する。
また、常時分析部23bは、室内温度が高温状態となっていることを通知するサービス(サービスID:CS_heatstroke)、及び、室内温度が低温状態となっていることを通知するサービス(サービスID:CS_lowtemp)が、1台のエアコンに同時に設定されている場合には、記憶部27bから読み出した運転モード(冷房運転、暖房運転)を判断基準に加える。
つまり、常時分析部23bは、運転モードが冷房であり、閾値よりも設定温度が高い場合には、ユーザが間違った設定温度を設定していると判断する。また、運転モードが暖房であり、閾値よりも設定温度が低い場合には、ユーザが間違った設定温度を設定していると判断する。
また、常時分析部23bは、「高温アラート」サービスにおける暖房運転の場合、及び、「低温アラート」サービスにおける冷房運転の場合に、ユーザがエアコンへ間違った運転モードを設定していると判断する。
以上説明した各構成要素の動作を含め、機器連携サーバ200による室内温度取得からユーザの操作間違い判断までを、図44に示すフローチャートで説明する。図44は、本発明の実施の形態3における機器連携サーバによる室内温度取得からユーザの操作間違い判断までのフローチャートである。
エアコンの温度センサで取得し(ステップS80)、取得した室温温度を常時分析部23にて室内温度が閾値を超えているか否かを判断する(ステップS81)。
室内温度が閾値よりも大きいときは高温アラートを、室内温度が閾値よりも小さいときは低温アラートを、常時分析部23は、送信データ生成部24bに生成させ、ユーザに通知する。
以下、ユーザが通知内容を見て、エアコンの運転モード及び温度などを設定(ステップS83)した場合を想定する。
常時分析部23は、高温アラート時にユーザの設定温度が閾値よりも高い場合は、ユーザが設定温度を間違っていると判断する(ステップS84及びステップS85)。
また、常時分析部23は、高温アラート時にユーザが暖房運転を設定した場合はユーザが運転モードを間違っていると判断する(ステップS86及びステップS87)
低温アラート時には、常時分析部23は、ユーザの設定温度が閾値よりも低い場合は、ユーザが設定温度を間違っていると判断する(ステップS88及びステップS89)。
また、常時分析部23は、低温アラート時にユーザが冷房運転を設定した場合は、ユーザが運転モードを間違っていると判断する(ステップS90及びステップS91)。
以上により、ユーザの設定間違いを判断して高温アラート及び低温アラートのサービスをより効果的に実現することができる。
なお、上記のようなユーザの設定間違いを減らすため、「高温アラート」及び「低温アラート」から遷移するエアコンの設定操作画面において、「高温アラート」では冷房運転を、「低温アラート」では暖房運転を、予め表示させて、ユーザが容易に設定できるようにしてもよい。その際に、閾値を予め表示させて、ユーザが設定温度を容易に設定できるようにしてもよい。
送信データ生成部24bは、常時分析部23bから入力されたメッセージ送信要求を基に、送信データを生成し、データを通信する機器連携サーバ200の通信部21へ出力する。図38に送信データの詳細を示す。図38は、本発明の実施の形態3における送信データの構成を示す図である。図38に示すように、送信データは、端末ID、家電識別情報、サービス種別を識別するサービスID及び各サービスIDに紐づくタイトル・メッセージ情報を含む。設定温度が誤っている可能性があることを通知する設定確認通知サービスの場合には、サービスIDとしては、エアコン設定確認依頼を示すIDが登録されている。例えば、“CS_setting_heatstroke”の場合には、“CS”が、対象機器がエアコンであることを示し、“setting”が、設定確認通知のIDである。
実施の形態1と同様、生成されるタイトル・メッセージ情報は、例えば、家電機器300から取得された取得情報と、定型文との組み合わせにより構成されていてもよい。設定確認通知の場合には、例えば、タイトルが「設定確認通知」であり、メッセージ本文が「(対象機器)の設定温度がサービス設定時に登録した閾値よりも高くなっています。設定を変更しますか?」である。
次に、本実施の形態のメッセージ受信装置100及び機器連携サーバ200の最適なアプリ画面遷移フローを説明する。
図39は、本発明の実施の形態3における機器連携サーバによるメッセージ通知からメッセージ受信装置におけるアプリへの遷移画面が表示されるまでのフローチャートである。図39を参照しつつ、メッセージ受信装置100及び機器連携サーバ200の動作を説明する。なお、本実施の形態では、実施の形態1又は実施の形態2で説明した動作に加えて、さらに行う動作のみを説明する。
データ取得部22bは、機器連携サーバ200の通信部21を介して取得情報(図11参照)を、エアコンから定期的に取得し、記憶部27bへ出力する(ステップS60)。ここでは、図7に示す家電識別情報が“エアコン:CS−xx00001”である機器を対象にデータ取得を実施しているものとして説明する。
常時分析部23bは、記憶部27bに登録された取得情報及びサービス登録情報を定期的に読み出し、家電識別情報が“CS−xx00001”である機器から取得した設定温度が、サービス登録情報に含まれる閾値を超えていないか分析する(ステップS61)。
常時分析部23bは、設定温度が閾値を超えていない場合(ステップS61のNo)は、記憶部27bから取得したデータ分析を引き続き行う。設定温度が閾値を超えている場合(ステップS61のYes)は、次のステップに進み、送信データ生成部24bへサー
ビスIDを含む送信メッセージ生成要求を送信する(ステップS62)。送信データ生成部24bは、送信データ(図38参照)を生成後、機器連携サーバ200の通信部21を介して、生成された送信データをメッセージ受信装置100へ送信する(ステップS63)。
メッセージ受信装置100の通信部1は、機器連携サーバ200から送信された送信データ(図38参照)を受信すると、送信データに含まれるメッセージ情報を受信メッセージ情報(図37参照)として、受信データ管理部2へ出力する。
受信データ管理部2は、受信したメッセージ情報を時系列に記憶部8aに登録する。受信データ管理部2は、記憶部8aに登録した受信メッセージ情報を時系列に読みだし、画面出力部7へ入力する。
画面出力部7は、受信データ管理部2から入力された受信メッセージ情報のうち、タイトル・メッセージ情報を表示する(ステップS64)。
ユーザ要求受付部3は、メッセージ受信装置100の画面出力部7に表示された受信一覧から該当メッセージが選択されたか否かを検出する(ステップS65)。該当メッセージが選択されたことを検出する(ステップS65のYes)と、ユーザ要求受付部3は、該当メッセージのアプリ選択情報(受信日時、サービスID)を含む通知画面表示要求を、アプリ遷移画面生成部6bへ出力する。
アプリ遷移画面生成部6bは、アプリ選択情報を基に、機器連携サーバ200から送信されたメッセージ情報に対応するメッセージの抽出を行う(ステップS66)。
また、アプリ遷移画面生成部6bは、アプリ遷移情報から画面出力部7へ表示する表示ボタン情報を抽出する(ステップS67)。
そして、アプリ遷移画面生成部6bは、抽出したメッセージ及び表示ボタン情報を合成し、画面出力部7へ出力する。画面出力部7は、アプリ遷移画面生成部6から入力された通知画面を表示する(ステップS68)。画面表示のイメージを図40へ示す。図40は、本発明の実施の形態3における通知画面を示す図である。
記憶部8bから読み込んだ受信メッセージ情報のサービスIDが、“CS_setting”の場合、つまり、サービスが設定確認通知である場合には、図40に示すように、通知メッセージである「<(対象機器の名前)>の設定温度がサービス設定時に登録した閾値よりも高くなっています。設定温度を変更しますか?」が画面上方に配置される。その下方に、表示ボタン情報に応じた文字を含むボタンである、「どこでもリモコン」ボタンが配置され、さらにその下方に、「閉じる」ボタン、及び、「キャンセル」ボタンのいずれかが配置される。
ユーザ要求受付部3は、ユーザ操作による「どこでもリモコン」ボタンの選択があるかを常時監視する。画面遷移管理部10が「どこでもリモコン」ボタンを選択する操作を検出した場合、アプリ遷移画面生成部6bは、「どこでもリモコン」ボタンに応じたアプリ遷移情報取得要求を、アプリ遷移情報管理部5へ入力する。アプリ遷移情報管理部5は、記憶部8bから該当する遷移先情報を読み出し、同情報を含むアプリ起動要求をアプリ起動指示部9へ出力する。
アプリ起動指示部9は、遷移先情報を基にアプリ起動処理を行い、画面出力部7へ当該アプリのアプリ画面を出力する。
つまり、「どこでもリモコン」ボタンが選択されると、ユーザ操作によるアプリ起動をすることなく、対象機器を遠隔操作できる画面であるエアコン制御画面へ遷移する。このため、ユーザは、当該エアコンの設定温度などの設定を変更することができる。エアコン制御画面への画面遷移のイメージを図41へ示す。図41は、本発明の実施の形態3における通知画面からサービス設定画面への遷移を示す図である。
以上のように、本実施の形態のメッセージ受信装置100は、サービス提供中のシステム動作状態をユーザへ通知し、同メッセージに合ったアプリ画面へ遷移するボタンをユーザへ提示するよう構成されていることにより、必要性の高いアプリの起動及び画面到達までの手間及び時間を削減することが可能となる。
なお、上述の実施の形態において常時分析部は、取得情報を定期的に取得及び分析すると説明したが、これに限られず、イベント又はトリガが発生したときに行ってもよい。例えば、通信部を介して新たな情報が取得されたとき、室内温度や室外温度が変化したとき、家電機器の運転状態が変わったとき、及び、ユーザによって新たな要求があったとき等を含む。
本発明は、ネットワーク上に接続された家電機器の情報を蓄積し、家電機器の状態を分析した結果をユーザが所有する携帯端末へ通知することが可能なメッセージ受信装置、及び、画面遷移方法を提供する。よって、本発明は、上記実施の形態で例示した家電機器に限られず、店舗、施設、事務所、工場、及び、車両内などで使用される電気機器等においても広く利用可能である。
1 (メッセージ受信装置の)通信部
2 受信データ管理部
3,3b ユーザ要求受付部
4 メッセージ抽出部
5,5a,5b アプリ遷移情報管理部
6,6a,6b アプリ遷移画面生成部
7 画面出力部
8,8a,8b 記憶部
9 アプリ起動指示部
10 画面遷移管理部
21 (機器連携サーバの)通信部
22,22a,22b データ取得部
23,23a,23b 常時分析部
24,24a,24b 送信データ生成部
25 ユーザ要求受付部
26 サービス登録・解除部
27,27a,27b 記憶部
28 オンデマンド分析部
30 操作部
31 (家電機器の)通信部
32 記憶部
33 制御部
100 メッセージ受信装置
200 機器連携サーバ(機器連携サーバ)
300 家電機器

Claims (13)

  1. 少なくとも1つ以上の電気機器が接続された機器連携サーバから、前記電気機器に関して通知するメッセージ本文と、前記電気機器に関するサービスの内容を識別するためのサービスIDとを対応させた、メッセージ情報を受信する通信部と、
    前記サービスIDと表示ボタン情報と遷移先情報とを対応させたアプリ遷移情報から、前記メッセージ情報に含まれる前記サービスIDに対応する前記表示ボタン情報を抽出し、前記表示ボタン情報に対応した表示ボタンと前記メッセージ情報に含まれる前記メッセージ本文に対応した通知メッセージとを含む通知画面を生成するアプリ遷移画面生成部と、前記通知画面を出力する画面出力部と、
    前記通知画面において、前記表示ボタンが選択された場合に、前記アプリ遷移情報に基づいて、前記表示ボタン情報に対応した前記遷移先情報で規定されたアプリケーションが起動したアプリ画面、又は、前記表示ボタン情報に対応した前記遷移先情報で規定された機能画面に、前記通知画面から遷移させるアプリ起動指示部とを備える、メッセージ受信装置。
  2. 前記アプリ遷移情報をあらかじめ保存する記憶部を、さらに備える、請求項1に記載のメッセージ受信装置。
  3. 前記通知画面から遷移した前記アプリ画面又は前記機能画面において、前記アプリ画面又は前記機能画面を終了させる操作が行われた場合に、前記通知画面に遷移する画面遷移管理部を、さらに備える、請求項1に記載のメッセージ受信装置。
  4. 前記機器連携サーバは、前記電気機器から前記電気機器に関する情報を取得するデータ取得部と、前記電気機器に関する前記情報が前記サービスID毎に設定された所定条件を満たすか否かを判定する常時分析部とを備え、前記データ取得部は、前記電気機器の運転モード、前記電気機器に設定された設定温度、並びに、前記電気機器に搭載されたセンサによって測定された室内温度及び室外温度の情報を取得する、請求項1に記載のメッセージ受信装置。
  5. 前記機器連携サーバは、前記電気機器から前記電気機器に関する情報を取得するデータ取
    得部と、前記電気機器に関する前記情報が前記サービスID毎に設定された所定条件を満たすか否かを判定する常時分析部とを備え、前記データ取得部は、前記電気機器から前記情報が得られない状態であることを示すエラー情報を取得する、請求項1に記載のメッセージ受信装置。
  6. 前記常時分析部は、前記室内温度と、あらかじめ定められた閾値、又は、前記データ取得部で取得した情報に含まれる閾値に基いて、前記所定条件を満たすか否かを判定する、請求項に記載のメッセージ受信装置。
  7. 前記常時分析部は、前記エラー情報に基いて、前記所定条件を満たすか否かを判定する、請求項に記載のメッセージ受信装置。
  8. 前記常時分析部は、前記運転モードが冷房運転で、前記設定温度が、あらかじめ定められた閾値、又は、前記データ取得部で取得した情報に含まれる閾値より高い場合に、前記設定温度が誤って設定されたと判定する、請求項に記載のメッセージ受信装置。
  9. 前記常時分析部は、前記運転モードが暖房運転で、前記設定温度が、あらかじめ定められた閾値、又は、前記データ取得部で取得した情報に含まれる閾値より低い場合に、前記設定温度が誤って設定されたと判定する、請求項に記載のメッセージ受信装置。
  10. 前記常時分析部は、前記室内温度があらかじめ定められた閾値、又は、前記データ取得部で取得した情報に含まれる閾値より低く、前記運転モードが冷房運転の場合に、前記運転モードが誤って設定されたと判定する、請求項に記載のメッセージ受信装置。
  11. 前記常時分析部は、前記室内温度があらかじめ定められた閾値、又は、前記データ取得部で取得した情報に含まれる閾値より高く、前記運転モードが暖房運転の場合に、前記運転モードが誤って設定されたと判定する、請求項に記載のメッセージ受信装置。
  12. 前記機器連携サーバは、前記常時分析部の出力に応じて、前記サービスIDに応じた前記メッセージ情報を生成する送信データ生成部を、さらに備える、請求項4乃至請求項5に記載のメッセージ受信装置。
  13. 少なくとも1つ以上の電気機器が接続された機器連携サーバから、前記電気機器に関して通知するメッセージ本文と、前記電気機器に関するサービスの内容を識別するためのサービスIDとを対応させた、メッセージ情報を受信するステップと、
    前記サービスIDと表示ボタン情報と遷移先情報とを対応させたアプリ遷移情報から、前記メッセージ情報に含まれる前記サービスIDに対応する前記表示ボタン情報を抽出し、前記表示ボタン情報に対応した表示ボタンと前記メッセージ情報に含まれる前記メッセージ本文に対応した通知メッセージとを含む通知画面を生成するステップと、
    前記通知画面が出力された画面出力部において、前記表示ボタンが選択された場合に、前記アプリ遷移情報に基づいて、前記表示ボタン情報に対応した前記遷移先情報で規定されたアプリケーションが起動したアプリ画面、又は、前記表示ボタン情報に対応した前記遷移先情報で規定された機能画面に、前記通知画面から遷移させるステップとを備える、画面遷移方法。
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