JP2014064190A - 管理装置、機器制御システム、管理方法、管理プログラム、および、記録媒体 - Google Patents

管理装置、機器制御システム、管理方法、管理プログラム、および、記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】制御対象機器が複数存在する場合に、所望しない制御対象機器が動作してしまう不都合を回避する。
【解決手段】本発明に係る機器制御システムは、機器(20A・20B)の動作を制御する運転制御部(33)と、機器(20A・20B)の消費電力を監視する電力監視部(31・41)と、機器(20A・20B)の両方の消費電力が変化した場合に、運転制御部33による制御状態が異常であると判定する判定部(32・42)とを備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、家庭、事務所又は工場等において家電用品、事務用品、製造機器の消費電力を測定する電力測定器、および測定と同時に機器制御するシステムに関する。
近年、コンセントに差し込み、消費電力を測定可能な電力測定器の需要が増えている。このような電力測定器は、機器を新しいものに置き換えることもなく、また既存の機器に変更を加えることなく、消費電力を測定できるため、利便性が高い。
また、測定結果を無線通信により送信することにより、離れた場所に設置された装置にて一括して電力情報をまとめて管理する事例が増えている。また、消費電力の「見える化」にとどまらず、機器の電源切り忘れ時には電力供給を遮断する例のような、低消費電力化のためのよりアクティブな制御技術も検討されている。
逆に、利便性のために、遠隔地から電力供給をOnにする場合もある。この電力供給のOn/Off手法としては、電力測定器内に内蔵されるリレー回路によるAC開閉が一般的である。しかし、この方法によれば、機器の動作状態に関わらず、コンセント側から強制的にOn/Offするため安全面での問題がある。実際に、多くの家電機器等では、コンセントの抜き差しによるOn/Offは禁止されている事例が多い。また、主電源のOn/Off以外の制御ができず、ユーザの希望する制御(たとえば、エアコンを25度設定で冷房をつける、照明を常夜灯としてつける等の制御)が不可能である。
このために、電波リモコンのように、機器を直接無線にて制御する手法も考えられる。しかしながらこの場合、既存機器を無線制御が可能なものに置き換える必要がある、電波リモコンが赤外線リモコンと比較して現状非常に高価であり普及していない、電力測定器と機器の双方に無線対応を行いコストが掛かる、などといった問題がある。
従来では、電力を測定しその情報を無線で伝送するだけのもの、無線経由で赤外線に変換し機器制御をするだけのもの、インターネット上のリモコンコマンドをPC等にダウンロードしそれをUSBメモリ等を介して機器に入れることによって様々な機器の制御を可能とするだけのもの、と個別要素単体を実現するものは提案されている。しかしながら、これらを統合し、安全かつ容易に電力測定と赤外線による機器制御を実現する方法もしくは装置もしくはシステムは考案されていない。
たとえば、電力測定と赤外線とによる電力制御を連携して行う技術として、特許文献1では、各種センサから得られた情報に基づき、自動的に赤外線通信による機器制御を行い、機器の消費電力を削減する電力制御装置が記載されている。
また、特許文献2では、赤外線リモコンとの連携技術として、赤外線リモコンによるOn/Offと電力測定器に内蔵されるリレースイッチを連携させ、待機電力の削減を行う装置が記載されている。
特開2009−207230号公報(2009年9月10日公開) 特開2001−268654号公報(2001年9月28日公開)
しかしながら、以上のような従来における電力測定器と赤外線による機器制御の連携技術では、いくつかの課題がある。
第一に、赤外線制御を行うための、赤外線リモコンの学習もしくはリモコンコードの電力測定器へのダウンロードをマニュアルで行う必要があり、手間が掛かる。
第二に、赤外線による機器制御と、その結果としての電力情報の変化による状況判断とを、電力測定器内部の判定部にて行うため、複雑かつ演算量を要する制御を行いにくい。
第三に、インターネット上のサーバとの連携等の実現手法に関して記載がなく、事実上そのようなサービスを実現し得ない。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、多くの既存機器で有している赤外線機能を無線通信機能を有する電力測定器に追加し、更に、無線とインターネットとの連携を行い、電力測定をしつつ安全かつ容易に機器制御をすることを目的とする。
さらに、本発明は、制御対象機器が複数存在する場合に、所望しない制御対象機器が動作してしまう不都合を回避することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る管理装置は、複数の制御対象機器の動作を制御する動作制御手段と、各制御対象機器の消費電力を監視する電力監視手段と、上記動作制御手段による制御状態を判定する判定手段とを備える管理装置であって、上記動作制御手段が、上記複数の制御対象機器の中の1つの制御対象機器の動作状態を変更するように制御し、上記電力監視手段が、上記1つの制御対象機器の消費電力が変化し、かつ、上記複数の制御対象機器の中の上記1つの制御対象機器以外の他の制御対象機器のいずれかの消費電力が変化したことを検知した場合に、上記判定手段は、上記制御状態が異常であると判定する。
本発明の一態様によれば、制御対象機器が複数存在する場合に、所望しない制御対象機器が動作してしまう不都合を回避することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1を示すものであり、赤外線による機器制御機能を有する電力測定器を示すブロック図である。 上記電力測定器を含む機器制御システムの全体像を示す図である。 上記電力測定器の外観例を示す図である。 上記機器制御システムにおいて、インターネットと無線と赤外線制御との連携による動作例を示すフローチャートである。 上記連係動作時の制御シーケンスを示す図である。 上記機器制御システムにおいて、インターネットと無線と赤外線制御との連携による他の動作例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る機器制御システムの構成を示す全体像を示す図である。 図7に示す電力測定器の構成を示すブロック図である。 図7に示す機器制御システムの動作を示すフローチャートである。
〔実施形態1〕
本発明の実施形態1について、図1〜図6を参照して説明する。
図2は、赤外線による機器制御機能を有する電力測定器10とインターネットとが連携した際の機器制御システムの全体像である。本システムでは、図2に示すように、機器(制御対象機器)20の消費電力を電力測定器10にて測定し、その測定結果はインターネットを介して外部のサーバ30に送られる。サーバ30は、インターネットを介して制御コマンド情報を電力測定器10へ送信する。電力測定器10は、上記制御コマンド情報に基づいて機器20を制御する。また、電力測定器10とサーバ30との間の情報の通信は、ゲートウェイ40にて中継される。すなわち、ゲートウェイ40は、電力測定器10との間の無線通信およびサーバ30との間のインターネット通信によって、電力測定器10とサーバ30との間の中継を行う。
電力測定器10の要部構成を図1を参照して説明する。まず、電力測定器10は、プラグ11とコンセント12とを有している。これは、機器20が、例えば家庭用電源AC100Vから動作電源を得る場合、この動作電源を電力測定器10を介して機器20に供給するためである。すなわち、電力測定器10のプラグ11が家庭用電源のコンセントに差し込まれ、機器20のプラグは電力測定器10のコンセント12に差し込まれる。これにより、電力測定器10は機器20での消費電力を測定可能となる。
さらに、電力測定器10は、センサ部(測定部)13、通信部14、電源部15、赤外線LED(赤外線送信部)16を有している。センサ部13は、機器20の消費電力を測定する手段であり、例えば、電流測定用のシャント抵抗を用いた消費電力測定手段である。但し、センサ部13の構成は本発明において特に限定されるものではなく、ここでは周知の構成の消費電力測定手段を用いることができるため、センサ部13の構成および動作についての詳細な説明は省略する。
センサ部13によって測定された機器20の消費電力(測定値)は、通信部14に通知され、無線通信によってゲートウェイ40を介してインターネット上のサーバ30へ送信される。
電源部15は、センサ部13および通信部14への動作電源を生成・供給する。電源部15は、家庭用電源AC100VからAC/DC回路部によってDC5Vの電源を生成し、これをセンサ部13への動作電源として供給している。また、電源部15は、上記DC5VからDC/DC回路部によってDC3.3Vの電源を生成し、これを通信部14への動作電源として供給している。
赤外線LED16は、電力測定器10から機器20へのリモコンコマンドを送信する手段である。電力測定器10は、測定された機器20の消費電力をインターネット上のサーバ30へ送信するとともに、サーバ30からは機器20に対する制御コマンド情報を受信する。通信部14は、この制御コマンド情報に基づいて、赤外線LED16から機器20への赤外線によるリモコンコマンドを送信させる。
尚、図1に記載されている設定プッシュキーは、電力測定器10をゲートウェイ40との通信が可能な状態とする(ペアリングする)ための無線信号を発生・送出するためのものである。この動作の結果は、状態表示用LEDにて表示される。たとえば、点灯時にはゲートウェイとの通信が可能な状態(ペアリング済)を示し、消灯時には逆にゲートウェイ40との通信が不可能な状態(未ペアリング)を示す。更に、通常点滅時にはユーザが家庭内に複数ある電力測定器10のうち、インターネットにてリモコン制御等をする対象の一台を示すこともある。
電力測定器10の外観の一例を図3に示す。ここで、赤外線LED16は、電力測定器本体に対して固定的に取り付けられている必要は無く、脱着可能なケーブル等にて接続可能にされていても良い。あるいは、赤外線LED16は、電力測定器本体と物理的に接続されておらず、無線通信により制御コマンド情報を受けることが可能な構成であっても良い。赤外線LED16から送信される赤外線リモコンコマンドは指向性が強いため、上記のような構成にすることによって、赤外線LED16を配置の自由度が高まり、赤外線LED16と機器20との通信を良好とすることができる。
サーバ30から電力測定器10へ通知される制御コマンド情報は、例えば、機器20がテレビであれば、電源On/Offや選局や音量設定等のコマンドがあり、エアコンであれば、電源On/Offや運転モード(冷暖房)や温度設定や風量設定等のコマンドがある。サーバ30は、電力測定器10から通知された機器20の消費電力に対して判定処理(解析)を行い、その判定(解析)結果から導かれる制御コマンド情報を再度インターネットと無線を経由し電力測定器10に通知する。赤外線LED16から機器20への送信される制御コマンド情報は、例えば赤外線リモコンコマンドである。これにより、機器20が無線通信機能を有していない既存の機器であっても、On/Off制御以外の様々な制御を受けることができ、機器20の省電力化などに大きく貢献できる、よりインテリジェントな操作を実現することができる。
インターネット上のサーバ30には、様々な機器および機種のリモコンコマンド等の赤外線制御情報がデータベース(例えば、図2におけるリモコンコマンドライブラリ)に蓄積されている。そして、PC(Personal Computer)や携帯電話からサーバ30にアクセスし、電力測定器10に接続される機器20の型番等を指定することにより、上記データベースから機器20に対応する赤外線制御情報を電力測定器10にダウンロードすることができる。これにより、容易に電力測定器10による機器20の赤外線制御を実現することができる。更に、この仕組みを活用し、電力測定器10に接続される各機器20の赤外線制御情報を自動的に取得することも可能である。
また、上記データベースには、さらに赤外線変調方式や送信レートの情報を格納し、電力測定器10では、これらの情報をサーバ30からゲートウェイを介して取得できる構成としても良い。これにより、電力測定器10では、赤外線LED16が上記赤外線変調方式や送信レートに従って赤外線送信をすることで、赤外線変調方式や送信レートの異なるメーカや異なる機器を制御することもできる。
例えば、図4は、インターネットと無線と赤外線制御の連携動作の一例である。この例では、機器20を制御するための赤外線リモコンコマンドが不明であったときに、それをインターネットと連携することにより自動的に発見する動作を示している。
具体的には、まず、機器20の消費電力を確認し当該機器がその時点で電源OnなのかOffなのかを確認する。この確認は、消費電力の大小により判定する(S1:消費電力確認(1))。次に、電源のOn/Offを切り替える赤外線コマンド(リモコンコマンド)の候補をサーバ中のリストに基づき決定し、インターネットと無線を経由して電力測定器10に送信する(S2)。電力測定器10は受け取ったコマンドを赤外線形式に変換した後に、赤外線LED16からリモコンコマンドを機器20に向けて送信する(S3)。一定時間待った後に、電力測定器10は消費電力を測定し(S4:消費電力確認(2))、その結果を無線とインターネットとを経由してサーバ30に通知する。サーバ30では受け取った消費電力情報を当初のものと比較する(S5)。具体的には、消費電力確認(1)と消費電力確認(2)の値とを比較する。
上記比較の結果、消費電力の大きな変化があれば、機器20のOn/Off切り替え制御がなされたとみなし、先程送信した赤外線リモコンコマンド候補を今後の制御に用いるリモコンコマンドとしてサーバ内アプリにて登録する(S6)。ゆえに、次回以降の機器制御では上記プロセスは必要とせず、最初からサーバ30に登録されているリモコンコマンドを使用することができる。尚、ここでのリモコンコマンドの登録とは、S2で送信されたOn/Offを切り替えるリモコンコマンドのみならず、機器20の制御に必要な全ての種類のリモコンコマンドが一括して登録されることを意味する。
逆に、S5において消費電力情報に大きい変化が見られないときには、機器制御ができなかったことを意味しており、S2で送信した赤外線リモコンコマンド候補が当該機器のものとは違っていたとみなされる。この場合は、その後、サーバ内のリモコンコマンドリストから先程送信したリモコンコマンドを削除し(S7)、サーバ内のリモコンコマンドリストを更新し(S8)、サーバ内の別の赤外線リモコンコマンドにて試行する。上記の動作を繰り返すことにより、設置の一定時間後には自動的に機器の赤外線制御ができるようになる。
図5は、上記例における制御のシーケンスを示す。まず、ユーザがサーバ上のアプリケーションにて機器検索をする要求を出す。次に、サーバ内にて有するコマンドリスト群の中から候補となるリモコンコマンドが選択され、インターネット経由で宅内に設置されているゲートウェイと呼ばれる装置に送信される。ゲートウェイは、上記リモコンコマンドに対して、インターネットと家庭内無線との変換を行い、変換したリモコンコマンドを電力測定器に無線送信する。ゲートウェイから送信されたリモコンコマンドを無線にて受け取った電力測定器は、それを赤外線変調方式等に応じて変換した後に赤外線LEDにて送信する。
この後、一定時間(例えば、数秒)待った後に、電力測定器は消費電力情報をゲートウェイ経由でインターネット上のサーバに返す。サーバでは受け取った消費電力情報を解析し、機器20への赤外線制御によるフィードバックとして活用する。以上のようにして、インターネット、無線、赤外線といった異なる手段による制御によるフィードバックを消費電力情報にて得ることができる。
本実施形態にかかるシステムは、機器20の故障検出や異常動作検出に適用することも可能である。図6は、本システムを故障検出や異常動作検出に適用した際の動作例である。以下の動作例では、例えば機器20をエアコンとし、エアコンにて電源をOnし設定温度を変更した際の消費電力の変化が期待通りかどうかを確認する。
図6の動作では、まず、機器20の消費電力が確認される(S11:消費電力確認(1))。次に、エアコンの温度設定を変更する赤外線コマンド(リモコンコマンド)の候補をサーバ中のリストに基づき決定し、インターネットと無線を経由して電力測定器10に送信する(S12)。電力測定器10は受け取ったコマンドを赤外線形式に変換した後に、赤外線LED16からリモコンコマンドを機器20に向けて送信する(S13)。一定時間待った後に、電力測定器10は消費電力を測定し(S14:消費電力確認(2))、その結果を無線とインターネットとを経由してサーバ30に通知する。
この際、瞬時電力のみならず、電力測定器10にて測定されている積算電力を用い、かつ、電力比較を比較長い時間(たとえば1時間)行うこともできる。これにより、例えば、機器の故障により冷暖房の効果が薄い可能性やユーザの間違った操作により必要以上に冷暖房している等を検知することもできる。
サーバ30では受け取った消費電力情報を当初のものと比較する(S15)。具体的には、消費電力確認(1)と消費電力確認(2)の値とを比較する。上記比較の結果、消費電力の変化があれば、機器20の運転変更制御がなされたとみなし、サーバ30は機器20が正常動作していることを認識する(S16)。
逆に、S15において消費電力情報に大きな変化が見られないときには、機器制御ができなかったことを意味しており、サーバ30は機器20が正常動作していないことを認識する(S17)。この場合、サーバ30は、WEBやメールにて機器20が異常動作していることをユーザに通知することができる(S18)。
また、電力測定器10が機器20の電力測定結果をサーバ30に通知するタイミングについては、一定時間経過毎に行っても良いが、電力測定器10側で赤外線による機器制御の結果として生じる消費電力や消費パターンの変化を検知した際に、その情報をサーバ30に通知し、それにより赤外線リモコンコマンドを自動でサーバ30から取得する構成とすることもできる。この場合、電力測定器10は、少なくとも消費電力の変化を検知するための解析手段を有する必要があるが、単に変化の有無を検知するだけであれば、電力測定器10を制御するCPUにおいて特に大きな負荷とはならない。これにより、電力測定器10は、更なる機器制御を必要に応じて実施することができる。なお、上記の更なる機器制御とは、緊急時等における応答性の求められる制御の全般を指し、たとえば、誤使用や故障等により、消費電力が定格以上であったり想定消費電力を著しく上回るような場合に、短期間での緊急停止する制御等があげられる。
〔実施形態2〕
本発明の実施形態2について、図7〜図9を参照して説明する。本実施形態では、制御対象機器と、当該制御対象機器の消費電力を測定する電力測定器とが、それぞれ複数設けられた構成について説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
(機器制御システムの構成)
図7は、本実施形態に係る機器制御システムの全体像である。本システムは、2つの機器20A・20Bを制御対象機器としており、2つの電力測定器10A・10B、マルチリモコン17、サーバ30aおよびゲートウェイ40aを備えている。
(電力測定器の構成)
電力測定器10Aは、電源と機器20Aとの間に介在され、機器20Aの消費電力を測定するものである。同様に、電力測定器10Bは、電源と機器20Bとの間に介在され、機器20Bの消費電力を測定するものである。2つの機器20A・20Bの構成は、互いに同一である。
図8は、電力測定器10A(10B)の構成を示すブロック図である。電力測定器10A(10B)は、図1に示す電力測定器10と比較して、赤外線LED16を省略した構成である。すなわち、電力測定器10A(10B)は、赤外線による機器制御機能を有していないことを除き、実施形態1に係る電力測定器10と同一である。
実施形態1では、電力測定器10が、機器20へリモコンコマンドを送信する機能を有していたが、本実施形態では、図7に示すマルチリモコン17が、機器20へリモコンコマンドを送信する機能を有している。すなわち、マルチリモコン17は、赤外線LED16を搭載しており、サーバ30aからゲートウェイ40aを介して、機器20A・20Bに対する制御コマンド情報を受信するとともに、この制御コマンド情報に基づいて、赤外線LED16から機器20A・20Bへ赤外線によってリモコンコマンドを送信する。
そのため、ゲートウェイ40aは、インターネットを介してサーバ30aから送られた制御コマンド情報を、無線通信によってマルチリモコン17に送信する。
(サーバおよびゲートウェイの構成)
再び図7を参照して、サーバ30aおよびゲートウェイ40aについて説明する。
サーバ30aは、電力監視部(第1電力監視手段)31、判定部(判定手段)32、運転制御部(動作制御手段)33および警告部(警告手段)34を備えている。また、ゲートウェイ40aは、電力監視部41および判定部(判定手段)42を備えている。これらの機能ブロックは、サーバ30aおよびゲートウェイ40aに管理プログラムをインストールすることにより実現されるものである。また、図7には示されていないが、サーバ30aには、図2に示すリモコンコマンドライブラリ等が蓄積されている。
サーバ30aの運転制御部33は、機器20A・20Bに対する制御コマンド情報を出力して、機器20A・20Bの電源On/Off等の運転状態を制御するものである。より具体的には、運転制御部33は、電力測定器10A・10Bによって測定された機器20A・20Bの消費電力の情報を受信し、受信した当該消費電力の情報に対して解析を行い、その解析結果に基づいて、制御コマンド情報を出力する。運転制御部33から出力された制御コマンド情報は、ゲートウェイ40aおよびマルチリモコン17を介して、制御対象となる機器20A・20Bのいずれかに送信される。
本実施形態では、機器20Aが制御対象となった場合について説明する。すなわち、機器20Aが、特許請求の範囲に記載の「1つの制御対象機器」に相当し、機器20Bが、特許請求の範囲に記載の「他の制御対象機器」に相当する。
サーバ30aの電力監視部31は、運転制御部33が出力する制御コマンド情報の制御対象となる機器(機器20A)の消費電力を監視するものである。具体的には、電力監視部31は、運転制御部33による機器20Aの運転変更制御の前後における機器20Aの消費電力に変化があるか否かを監視する。
判定部32は、運転制御部33による制御状態を判定するものである。具体的には、運転制御部33によって機器20Aの運転変更制御が行われ、電力監視部31が機器20Aの消費電流の変化を検知しなかった場合に、判定部32は、機器20Aに対する制御ができなかったことを認識し、運転制御部33による制御状態が異常であると判定する。
警告部34は、判定部32によって、運転制御部33による制御状態が異常であると判定された場合に、警告を発するものである。また、警告部34は、ゲートウェイ40aの判定部42によって、運転制御部33による制御状態が異常であると判定された場合にも、警告を発する。警告の態様は特に限定されず、警告部34は、例えばWEBやメールによって異常動作をユーザに通知する。
ゲートウェイ40aの電力監視部41は、運転制御部33が出力する制御コマンド情報の制御対象となっていない機器(機器20B)の消費電力を監視するものである。具体的には、電力監視部41は、運転制御部33による機器20Aの運転変更制御の前後における機器20Bの消費電力に変化があるか否かを監視する。
判定部42は、サーバ30aの判定部32とともに、運転制御部33による制御状態を判定するものである。具体的には、運転制御部33が機器20Aの運転変更制御を行い、電力監視部31が機器20Aの消費電流が変化したことを検知し、かつ、電力監視部41が機器20Bの消費電流が変化したことを検知した場合に、判定部42は、運転制御部33による制御状態が異常であると判定する。この場合、制御対象となる機器20Aの消費電流だけでなく、機器20Bの消費電流も変化していることとなる。すなわち、機器20Aおよび機器20Bは、どちらも赤外線LED16のリモコンコマンド受信範囲にあり、かつ、同じリモコンコマンドで動作することを意味する。そのため、機器20A・20Bのいずれかを操作しようとしても、機器20A・20Bの両方が動作してしまうこととなる。
そこで、本実施形態では、判定部42は、運転制御部33による制御状態が異常であると判定した場合に、同じリモコンコマンドの機器があることをサーバ30aの警告部34に伝える。この場合も、警告部34は、WEBやメールによって、異常動作をユーザに通知する。これにより、ユーザは、機器20A・20Bのいずれかのリモコンコマンドを変更する等の対策を講じることができる。したがって、所望しない機器が動作してしまう不都合を回避することができる。
(フローチャート)
図9は、本実施形態に係る機器制御システムの動作を示すフローチャートである。機器20Aのみを制御対象とする場合、まず、サーバ30aの電力監視部31からの指示によって、電力測定器10Aは機器20Aの消費電力を測定し、機器20Aの消費電力が確認される(S21)。次に、サーバ30aの運転制御部33は、機器20Aの運転設定を変更する赤外線コマンド(リモコンコマンド)の候補をサーバ中のリストに基づき決定し、インターネットと無線を経由してマルチリモコン17に送信する(S22)。続いて、ゲートウェイ40aの電力監視部41によって、機器20Bの消費電力が確認される(S23)。なお、S21〜S23の順序は、特に限定されない。
続いて、マルチリモコン17は、運転制御部33から受け取ったコマンドを赤外線形式に変換した後に、赤外線LED16からリモコンコマンドを機器20Aに向けて送信する。これにより、機器20Aの運転状態が変更される(S24、変更ステップ)。
一定時間経過後、サーバ30aの電力監視部31によって、機器20Aの消費電力が再度確認される(S25)。さらに、電力監視部31は、S21において確認された消費電力と、S25において確認された消費電力とを比較する(S26、第1電力監視ステップ)。すなわち、電力監視部31は、機器20Aの消費電力に変化があったか否かを検知する。
S26において、機器20Aの消費電力の変化が検知されなかった場合、機器20Aに対する制御ができなかったことを意味しており、サーバ30aの判定部32は、機器20Aが正常動作していないことを認識し、運転制御部33による制御状態が異常であると判定する(S27)。この場合、サーバ30aの警告部34は、WEBやメールにて機器20Aが異常動作していることをユーザに通知する(S28)。
一方、S26において、機器20Aの消費電力の変化が検知された場合、サーバ30aの判定部32は、機器20Aが正常動作していると認識するとともに、ゲートウェイ40aの電力監視部41によって、再度機器20Bの消費電力が確認される(S29)。さらに、電力監視部41は、S23において確認された消費電力と、S29において確認された消費電力とを比較する(S30、第2電力監視ステップ)。すなわち、電力監視部41は、機器20Bの消費電力に変化があったか否かを検知する。
S30において、機器20Bの消費電力の変化が検知されなかった場合、機器20Bは制御対象ではないため、ゲートウェイ40aの判定部42は、運転制御部33による制御状態が正常であると判定し、その旨をサーバ30aに伝える(S31)。
一方、S30において、機器20Bの消費電力の変化が検知された場合は、制御対象である機器20Aだけでなく、制御対象ではない機器20Bも動作状態が変更されたこととなる。すなわち、機器20Aおよび機器20Bは、どちらも赤外線LED16のリモコンコマンド受信範囲にあり、かつ、同じリモコンコマンドで動作することを意味する。そのため、ゲートウェイ40aの判定部42は、運転制御部33による制御状態が異常であると判定し、機器20Aの他に同じリモコンコマンドの機器があることをサーバ30aの警告部34に伝える(S32、判定ステップ)。この場合も、サーバ30aの警告部34は、WEBやメールにて機器20Aが異常動作していることをユーザに通知する(S28)。
以上のように、本実施形態では、制御対象機器の中に、リモコンコマンドが同一の機器が複数存在することが検知された場合、その旨をユーザに警告することにより、ユーザは、リモコンコマンドが同一の機器のいずれかのリモコンコマンドを変更する等の対策を講じることができる。
なお、ユーザに警告する代わりに、例えば、サーバ30a側で、リモコンコマンドが同一の機器のいずれかのリモコンコマンドを自動的に変更してもよい。
なお、本実施形態では、機器20A・20Bの運転状態が意図的に連続して変更された場合も、異常動作であると判定されることとなる。これを回避するため、例えば、
・機器20Aへの制御コマンド情報の送信および消費電力の確認の間は、機器20Bへの制御コマンド情報の送信は行わないようにする。
・機器20Aに制御コマンド情報を送信し、続いて、機器20Bに同じ制御コマンド情報を送信した場合は、機器20Bに制御コマンド情報を送信した際に、直前に同じリモコンコマンドのダウンロードの有無を確認し、有りの場合はユーザへの異常動作通知を行わない。
といった構成とすればよい。
〔変形例〕
本実施形態では、機器20A・20Bの制御状態の管理をサーバ30aおよびゲートウェイ40aが協働して行っていたが、機器20A・20Bの制御状態の管理を1つの管理装置が行ってもよい。例えば、ゲートウェイ40aが備える電力監視部41および判定部42の機能を、サーバ30aに持たせてもよい。この場合、電力監視部41および判定部42の機能を有するサーバ30aが、特許請求の範囲に記載の管理装置に相当する。
また、本実施形態では、制御対象機器として2つの機器20A・20Bが設けられていたが、これに限定されず、制御対象機器の個数は3以上であってもよい。
〔まとめ〕
本発明の一態様に係る管理装置は、複数の制御対象機器の動作を制御する動作制御手段と、各制御対象機器の消費電力を監視する電力監視手段と、上記動作制御手段による制御状態を判定する判定手段とを備える管理装置であって、上記動作制御手段が、上記複数の制御対象機器の中の1つの制御対象機器の動作状態を変更するように制御し、上記電力監視手段が、上記1つの制御対象機器の消費電力が変化し、かつ、上記複数の制御対象機器の中の上記1つの制御対象機器以外の他の制御対象機器のいずれかの消費電力が変化したことを検知した場合に、上記判定手段は、上記制御状態が異常であると判定する。
本発明の一態様に係る管理方法は、複数の制御対象機器の制御状態を管理する管理方法であって、上記複数の制御対象機器の中の1つの制御対象機器の動作状態を変更するように制御する変更ステップと、上記1つの制御対象機器の消費電力が変化したか否かを監視する第1電力監視ステップと、記複数の制御対象機器の中の上記1つの制御対象機器以外の他の制御対象機器のいずれかの消費電力が変化したか否かを監視する第2電力監視ステップと、上記第1電力監視ステップにおいて、上記1つの制御対象機器の消費電力が変化したことが検知され、上記第2電力監視ステップにおいて、上記他の制御対象機器のいずれかの消費電力が変化したことが検知された場合に、上記制御状態が異常であると判定する判定ステップとを有する。
複数の制御対象機器の中の1つの制御対象機器が動作状態を変更するように制御されたにもかかわらず、当該1つの制御対象機器の消費電力が変化し、かつ、他の制御対象機器のいずれかの消費電力が変化した場合は、消費電力が変化した他の制御対象機器も、動作状態が変更されたものとみなすことができる。すなわち、制御対象となっていない機器が不所望に動作していることとなる。上記の構成によれば、このような状態が異常であると判定されるので、上記1つの制御対象機器と、消費電力が変化した他の制御対象機器とのいずれかのリモコンコマンドを、ユーザによって変更する、あるいは、自動的に変更する等の対策を講じることができる。したがって、制御対象機器が複数存在する場合に、所望しない制御対象機器が動作してしまう不都合を回避することができる。
さらに、本発明の一態様に係る管理装置は、上記判定手段によって、上記制御状態が異常であると判定された場合に、警告を発する警告手段を備えてもよい。
さらに、本発明の一態様に係る管理方法は、上記判定ステップにおいて、上記制御状態が異常であると判定された場合、警告を発する警告ステップをさらに有してもよい。
上記の構成によれば、ユーザは、上記1つの制御対象機器と、消費電力が変化した他の制御対象機器とのいずれかのリモコンコマンドを変更する等の対策を講じることができる。
また、上記管理装置の各手段としてコンピュータを動作させる管理プログラム、および当該管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の一態様に係る機器制御システムは、上記管理装置と、上記複数の制御対象機器の各々に対応して設けられ、電源と上記制御対象機器との間に介在され、上記制御対象機器の消費電力を測定する電力測定器とを備え、上記電力監視手段は、各電力測定器の測定結果に基づいて各制御対象機器の消費電力を監視する。
本発明の一態様に係る機器制御システムは、複数の制御対象機器の各々に対応して設けられ、電源と上記制御対象機器との間に介在され、上記制御対象機器の消費電力を測定する電力測定器と、各電力測定器によって測定された制御対象機器の消費電力の情報を受信し、受信した当該消費電力の情報に対して解析を行い、その解析結果から導かれる上記制御対象機器への制御コマンド情報を上記電力測定器に通知する、インターネット上のサーバと、上記電力測定器との間の無線通信および上記サーバとの間のインターネット通信によって、上記電力測定器と上記サーバとの間の中継を行うゲートウェイとを備える機器制御システムであって、各制御対象機器の動作を制御する動作制御手段と、各制御対象機器の消費電力を監視する電力監視手段と、上記動作制御手段による制御状態を判定する判定手段とを備え、上記動作制御手段が、上記複数の制御対象機器の中の1つの制御対象機器の動作状態を変更するように制御し、上記電力監視手段が、上記1つの制御対象機器の消費電力が変化し、かつ、上記複数の制御対象機器の中の上記1つの制御対象機器以外の他の制御対象機器のいずれかの消費電力が変化したことを検知した場合に、上記判定手段は、上記制御状態が異常であると判定する。
さらに、本発明の一態様に係る機器制御システムでは、上記サーバが、上記動作制御手段、上記電力監視手段および上記判定手段を備えてもよい。
さらに、本発明の一態様に係る機器制御システムでは、上記電力監視手段は、上記1つの制御対象機器の消費電力を監視する第1電力監視手段と、上記他の制御対象機器の消費電力を監視する第2電力監視手段とを備え、上記サーバが、上記動作制御手段、上記第1電力監視手段および上記判定手段を備え、上記ゲートウェイが、上記第2電力監視手段を備えてもよい。
上記の構成によれば、サーバが第2電力監視手段を備える構成に比べ、サーバとゲートウェイとの通信が不要となるので、処理速度を向上することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
最後に、サーバ30aおよびゲートウェイ40aの各ブロック、特に電力監視部31、判定部32、運転制御部33、警告部34、電力監視部41および判定部42は、集積回路(ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。
後者の場合、サーバ30aおよびゲートウェイ40aは、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアであるサーバ30aおよびゲートウェイ40aの制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記サーバ30aおよびゲートウェイ40aに供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、一時的でない有形の媒体(non-transitory tangible medium)、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、マスクROM/EPROM/EEPROM(登録商標)/フラッシュROM等の半導体メモリ類、あるいはPLD(Programmable logic device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理回路類などを用いることができる。
また、サーバ30aおよびゲートウェイ40aを通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークは、プログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されない。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(High Data Rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、家庭又は事務所又は工場において家電用品、事務用品、製造機器の消費電力を測定すると同時に機器制御する製品に利用される。
10 電力測定器
10A 電力測定器
10B 電力測定器
13 センサ部(測定部)
14 通信部
16 赤外線送信部
17 マルチリモコン
20 機器(制御対象機器)
20A 機器(制御対象機器)
20B 機器(制御対象機器)
30 サーバ
30a サーバ
31 電力監視部(第1電力監視手段)
32 判定部(判定手段)
33 運転制御部(動作制御手段)
34 警告部(警告手段)
40 ゲートウェイ
40a ゲートウェイ
41 電力監視部
42 判定部(判定手段)

Claims (10)

  1. 複数の制御対象機器の動作を制御する動作制御手段と、
    各制御対象機器の消費電力を監視する電力監視手段と、
    上記動作制御手段による制御状態を判定する判定手段とを備える管理装置であって、
    上記動作制御手段が、上記複数の制御対象機器の中の1つの制御対象機器の動作状態を変更するように制御し、上記電力監視手段が、上記1つの制御対象機器の消費電力が変化し、かつ、上記複数の制御対象機器の中の上記1つの制御対象機器以外の他の制御対象機器のいずれかの消費電力が変化したことを検知した場合に、上記判定手段は、上記制御状態が異常であると判定することを特徴とする管理装置。
  2. 上記判定手段によって、上記制御状態が異常であると判定された場合に、警告を発する警告手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の管理装置。
  3. 請求項1または2に記載の管理装置と、
    上記複数の制御対象機器の各々に対応して設けられ、電源と上記制御対象機器との間に介在され、上記制御対象機器の消費電力を測定する電力測定器とを備え、
    上記電力監視手段は、各電力測定器の測定結果に基づいて各制御対象機器の消費電力を監視することを特徴とする機器制御システム。
  4. 複数の制御対象機器の各々に対応して設けられ、電源と上記制御対象機器との間に介在され、上記制御対象機器の消費電力を測定する電力測定器と、
    各電力測定器によって測定された制御対象機器の消費電力の情報を受信し、受信した当該消費電力の情報に対して解析を行い、その解析結果から導かれる上記制御対象機器への制御コマンド情報を上記電力測定器に通知する、インターネット上のサーバと、
    上記電力測定器との間の無線通信および上記サーバとの間のインターネット通信によって、上記電力測定器と上記サーバとの間の中継を行うゲートウェイとを備える機器制御システムであって、
    各制御対象機器の動作を制御する動作制御手段と、
    各制御対象機器の消費電力を監視する電力監視手段と、
    上記動作制御手段による制御状態を判定する判定手段とを備え、
    上記動作制御手段が、上記複数の制御対象機器の中の1つの制御対象機器の動作状態を変更するように制御し、上記電力監視手段が、上記1つの制御対象機器の消費電力が変化し、かつ、上記複数の制御対象機器の中の上記1つの制御対象機器以外の他の制御対象機器のいずれかの消費電力が変化したことを検知した場合に、上記判定手段は、上記制御状態が異常であると判定することを特徴とする機器制御システム。
  5. 上記サーバが、上記動作制御手段、上記電力監視手段および上記判定手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の機器制御システム。
  6. 上記電力監視手段は、
    上記1つの制御対象機器の消費電力を監視する第1電力監視手段と、
    上記他の制御対象機器の消費電力を監視する第2電力監視手段とを備え、
    上記サーバが、上記動作制御手段、上記第1電力監視手段および上記判定手段を備え、
    上記ゲートウェイが、上記第2電力監視手段を備えることを特徴とする請求項4に記載の機器制御システム。
  7. 複数の制御対象機器の制御状態を管理する管理方法であって、
    上記複数の制御対象機器の中の1つの制御対象機器の動作状態を変更するように制御する変更ステップと、
    上記1つの制御対象機器の消費電力が変化したか否かを監視する第1電力監視ステップと、
    記複数の制御対象機器の中の上記1つの制御対象機器以外の他の制御対象機器のいずれかの消費電力が変化したか否かを監視する第2電力監視ステップと、
    上記第1電力監視ステップにおいて、上記1つの制御対象機器の消費電力が変化したことが検知され、上記第2電力監視ステップにおいて、上記他の制御対象機器のいずれかの消費電力が変化したことが検知された場合に、上記制御状態が異常であると判定する判定ステップとを有することを特徴とする管理方法。
  8. 上記判定ステップにおいて、上記制御状態が異常であると判定された場合、警告を発する警告ステップをさらに有することを特徴とする請求項7に記載の管理方法。
  9. 請求項1または2に記載の上記管理装置の各手段としてコンピュータを動作させる管理プログラム。
  10. 請求項9に記載の管理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019029679A (ja) * 2017-07-25 2019-02-21 株式会社リンクジャパン リモコン装置および操作装置

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