JP2019029679A - リモコン装置および操作装置 - Google Patents

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【課題】被制御装置が双方向通信に対応していない場合でも、被制御装置の動作状態を確認することが可能なリモコン装置を提供する。【解決手段】無線LAN通信部14は、スマートフォン20から被制御装置に対する動作指示を受信する。赤外線通信部15は、動作指示に応じたコマンドを被制御装置に送信する。電力入力部11および電力出力部12からなる中継部は、被制御装置に供給する電力を中継する。計測部13は、中継部にて中継された電力に関する値を計測値として計測する。管理部17は、計測値を示す計測値情報をスマートフォン20に送信する。【選択図】図2

Description

本発明は、被制御装置を遠隔操作するリモコン装置および操作装置に関する。
近年、家電のような被制御装置を遠隔操作するリモコン装置(リモートコントローラ)として、スマートフォンのような操作装置からの動作指示に応じて、被制御装置を制御するためのコマンドを出力するスマートリモコンが注目されている。スマートリモコンでは、携帯電話回線網などのネットワークを介して動作指示を送信することができるため、外出先などからも被制御装置を操作することが可能となる。また、スマートリモコンは、複数の被制御装置に対応することができるため、一台のスマートフォンで複数の被制御装置を遠隔操作することもできる(特許文献1参照)。
特開2016−086221号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来のスマートリモコンは、被制御装置に備わった赤外線通信機能を用いて被制御装置と通信を行っているため、被制御装置が双方向通信に対応していない場合、外出先などからは被制御装置の動作状態を確認することができないという問題がある。このため、外出先などから被制御装置を駆動するように操作しても、実際に被制御装置が駆動しているか否かを確認することができず、利便性が低い。例えば、被制御装置としてペットのいる室内に設けられてエアコンを操作する場合、何らかの事情でエアコンが駆動していないと、ペットの快適性が損なわれる恐れがある。
本発明は、上記の問題を鑑みてなされたものであり、被制御装置が双方向通信に対応していない場合でも、被制御装置の動作状態を確認することが可能なリモコン装置および操作装置を提供することを目的とする。
本発明によるリモコン装置は、操作装置から被制御装置に対する動作指示を受信する第1の通信部と、前記動作指示に応じたコマンドを前記被制御装置に送信する第2の通信部と、前記被制御装置に供給する電力を中継する中継部と、前記中継部にて中継された電力に関する値を計測値として計測する計測部と、前記計測値を示す計測値情報を前記操作装置に送信する管理部と、を有する。
また、前記リモコン装置に対して前記動作指示を送信し、前記リモコン装置から前記計測値情報を受信する端末通信部と、前記計測値情報に基づいて、前記被制御装置の動作状態に関する動作情報を生成する制御部と、前記動作情報を表示する表示部と、を有する。
本発明によれば、被制御装置が双方向通信に対応していない場合でも、被制御装置の動作状態を確認することが可能になる。
本発明の一実施形態のリモートシステムの全体構成を示す図である。 スマートリモコンの機能的な構成の一例を示すブロック図である。 スマートリモコンの外観の一例を模式的に示す斜視図である。 スマートフォンの機能的な構成の一例を示すブロック図である。 クラウドサーバの機能的な構成の一例を示すブロック図である。 リモートシステムの動作の一例を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図面において同じ機能を有するものには同じ符号を付け、その説明を省略する場合がある。
<システム構成>
図1は、本発明の一実施形態のリモートシステムの全体構成を示す図である。図1に示すリモートシステム1は、スマートリモコン10と、スマートフォン20と、エアコン30と、テレビ40と、照明器具50と、無線LAN(Local Area Network)ルータ60と、クラウドサーバ70とを有する。
スマートリモコン10は、操作装置から被制御装置に対する動作指示を受信し、その動作指示に応じたコマンド(制御信号)を被制御装置に送信することで、被制御装置の動作を制御するリモコン装置である。操作装置としては、可搬性を有するものが望ましく、本実施形態では、スマートフォン20である。しかしながら、操作装置は、スマートフォン20に限らず、例えば、タブレット型PC(Personal Computer)のようなPCなどでも良い。被制御装置は、例えば、家電製品などの電気機器である。被制御装置は、複数あってもよい。本実施形態では、被制御装置は、エアコン30、テレビ40および照明器具50である。
また、スマートリモコン10は、被制御装置のいずれかと電気的に接続され、その接続された被制御装置である対象被制御装置に供給する電力を中継する機能を有する。本実施形態では、対象被制御装置はエアコン30であり、スマートリモコン10は、商用電源90からエアコン30に供給する電力である商用電力を中継する。なお、対象被制御装置はエアコン30に限らず、テレビ40や照明器具50などの他の被制御装置でもよい。
スマートリモコン10とスマートフォン20とは、無線通信方式にて通信可能に接続される。スマートリモコン10とスマートフォン20との間の無線通信方式は、双方向通信が可能であれば特に限定されないが、本実施形態では、無線LAN方式、より具体的には、WiFi方式である。無線LANルータ60は、スマートリモコン10とスマートフォン20との間の通信(WiFi方式による無線通信)を中継する通信中継装置である。クラウドサーバ70は、リモートシステム1を管理する管理装置であり、ネットワーク(クラウド)80上に設けられている。ネットワーク80は、例えば、電話回線網やインターネットなどの通信網である。
スマートフォン20は、無線LANルータ60の通信エリア内に存在する場合、無線LANルータ60と直接接続し、無線LANルータ60を介してスマートリモコン10と通信を行う。また、スマートフォン20は、無線LANルータ60の通信エリア内に存在していない場合でも、ネットワーク80を介して無線LANルータ60と接続し、ネットワーク80および無線LANルータ60を介してスマートリモコン10と通信を行うことができる。なお、スマートフォン20がネットワーク80を介して無線LANルータ60と接続する場合、クラウドサーバ70をさらに経由してもよい。
<スマートリモコンの構成>
図2は、スマートリモコン10の機能的な構成の一例を示すブロック図である。図2に示すようにスマートリモコン10は、電力入力部11と、電力出力部12と、計測部13と、無線LAN通信部14と、赤外線通信部15と、記憶部16と、管理部17とを有する。
電力入力部11および電力出力部12は、対象被制御装置であるエアコン30に供給する電力を中継する中継部を構成する。電力入力部11は、図1に示した商用電源90から電力を受け付ける。電力入力部11は、例えば、商用電源90のコンセントなどに挿入する差込プラグなどである。電力出力部12は、電力入力部11が受け付けた電力を出力する。電力出力部12は、エアコン30に備わった差込プラグが挿入されるプラグ受けなどである。
図3は、スマートリモコン10の外観の一例を模式的に示す斜視図であり、中継部の一例を示している。図3の例では、スマートリモコン10は、電力入力部11として商用電源90のコンセントに挿入される差込プラグ11aを備え、電力出力部12としてエアコン30の差込プラグが挿入されるプラグ受け12aとを備えている。利便性の観点から、差込プラグ11aおよびプラグ受け12aは、図示したようにスマートリモコン10の筐体10aに直接設けられていることが望ましい。また、差込プラグ11aおよびプラグ受け12aは筐体10aの互いに異なる面に設けられていることが望ましい。図の例では、筐体10aは略立方体形状を有し、差込プラグ11aとプラグ受け12aとが互いに直交する面に設けられている。
図2の説明に戻る。計測部13は、中継部にて中継された電力に関する値を計測値として計測する。計測値は、例えば、中継された電力の電流値や電力量などである。本実施形態では、計測部13は電流センサであり、計測値は電流値である。
無線LAN通信部14は、無線LANルータ60を介してスマートフォン20とWiFi方式にて通信可能に接続し、スマートフォン20と通信を行う第1の通信部である。無線LAN通信部14は、例えば、スマートフォン20から、被制御装置に対する動作指示と、被制御装置を制御するためのリモコンデータとを受信する。動作指示は、動作させる被制御装置とその動作の内容とを示す。動作の内容は、例えば、被制御装置のオンオフや、被制御装置のオンオフを行う時間を設定するタイマ設定、被制御装置の各種設定(エアコン30の設定温度やテレビ40の音量など)の変更などである。リモコンデータは、動作指示とコマンドとの対応関係を示すデータである。
赤外線通信部15は、被制御装置と赤外線通信方式にて通信する第2の通信部であり、被制御装置を制御するためのコマンドを赤外線通信方式にて被制御装置に送信するために使用される。記憶部16は、種々の情報を記憶する。例えば、記憶部16は、無線LAN通信部14が受信したリモコンデータを記憶する。
管理部17は、スマートリモコン10の全体を管理する。例えば、管理部17は、無線LAN通信部14が受信した動作指示に応じたコマンドを、赤外線通信部15を介して動作指示にて示される被制御装置に出力する。動作指示に応じたコマンドは、具体的には、記憶部16に記憶されたリモコンデータにおいて、動作指示に対応するコマンドである。
また、管理部17は、計測部13が計測した計測値を示す計測値情報を、無線LAN通信部14を介してスマートフォン20に送信する。計測値情報は、本実施形態では、計測値そのものを示すが、計測値に対して所定の演算処理を行ったものを示してもよい。所定の演算処理は、例えば、一定時間内の平均値を算出する処理などである。
<スマートフォンの構成>
図4は、スマートフォン20の機能的な構成の一例を示すブロック図である。図4に示すようにスマートフォン20は、操作部21と、表示部22と、通信部23と、制御部24とを有する。
操作部21は、例えば、タッチパネルやボタンなどである。操作部21は、スマートフォン20を使用するユーザにて操作され、種々の情報を受け付ける。例えば、操作部21は、被制御装置に対する動作指示と、スマートリモコン10に設定するリモコンデータの取得を要求するデータ取得要求を受け付ける。データ取得要求は、リモコンデータを用いて制御する被制御装置を識別する識別情報を含む。識別情報は、例えば、機種名や型番などである。表示部22は、LCD(Liquid Crystal Display)などであり、種々の情報を表示する。操作部21と表示部22は一体化されていてもよい。
通信部23は、無線通信機能を有する端末通信部である。本実施形態では、通信部23は、WiFi方式に対応し、無線LANルータ60を介してスマートリモコン10と通信可能に接続し、スマートリモコン10と通信を行う。また、通信部23は、4Gのような移動通信システムに対応し、ネットワーク80を介してクラウドサーバ70と通信可能に接続する。さらに、通信部23は、ネットワーク80および無線LANルータ60を介してスマートリモコン10と通信可能に接続することもできる。通信部23は、例えば、スマートリモコン10から計測値情報を受信し、クラウドサーバ70からリモコンデータを受信する。
制御部24は、スマートフォン20全体を制御する。例えば、制御部24は、操作部21が受け付けたデータ取得要求をクラウドサーバ70に送信し、通信部23が受信したリモコンデータをスマートリモコン10に送信する。また、制御部24は、操作部21が受け付けた動作指示をスマートリモコン10に送信する。
また、制御部24は、通信部23が受信した計測値情報に基づいて、対象被制御装置であるエアコン30の動作状態に関する動作情報を生成し、その生成した動作情報を表示部22に表示する。動作情報は、例えば、エアコン30が駆動しているか否かを示す情報や、エアコン30の設定値(例えば、風量や設定温度など)を推定した推定値を示す情報などである。推定値は、例えば、「強」または「弱」のような設定値を段階的に表すものでもよい。
<クラウドサーバの構成>
図5は、クラウドサーバ70の機能的な構成の一例を示すブロック図である。図5に示すようにクラウドサーバ70は、サーバ記憶部71と、サーバ通信部72と、サーバ制御部73とを有する。
サーバ記憶部71は、被制御装置を特定する識別情報と、その識別情報にて特定される被制御装置で使用するリモコンデータとを対応づけた管理情報を記憶する。
サーバ通信部72は、ネットワーク80を介してスマートフォン20と通信可能に接続する。サーバ通信部72は、例えば、スマートフォン20からデータ取得要求を受信する。
サーバ制御部73は、クラウドサーバ70全体を制御する。例えば、サーバ制御部73は、サーバ通信部72が受信したデータ取得要求に応じたリモコンデータをサーバ記憶部71から取得し、そのリモコンデータをスマートフォン20に送信する。データ取得要求に応じたリモコンデータは、具体的には、サーバ記憶部71に記憶された管理情報において、データ取得要求内の識別情報と対応づけられたリモコンデータである。
<動作の説明>
図6は、リモートシステム1の動作の一例を説明するためのフローチャートである。
先ず、ユーザは、スマートリモコン10の差込プラグ11aを商用電源90のコンセントに挿入し、スマートリモコン10を起動する(ステップS101)。その後、スマートリモコン10とスマートフォン20とをペアリングする(ステップS102)。なお、ペアリングは、スマートフォン20の動作指示の送信先となるスマートリモコン10を特定するための処理であり、無線LANルータ60を用いたWiFi通信で使用するパスワードを入力する処理などを含むが、ここでは、詳細な説明は省略する。
ペアリングを行うと、ユーザはエアコン30の差込プラグをスマートリモコン10のプラグ受け12aに挿入して、エアコン30とスマートリモコン10とを電気的に接続する(ステップS103)。そして、被制御装置を制御するためのリモコンデータをスマートリモコン10に設定する設定処理を実行する(ステップS104)。
設定処理では、例えば、スマートフォン20の操作部21がユーザからデータ取得要求を受け付け、制御部24は、その受け付けたデータ取得要求を通信部23およびネットワーク80を介してクラウドサーバ70に送信する。クラウドサーバ70のサーバ通信部72は、データ取得要求を受信すると、そのデータ取得要求をサーバ制御部73に送信する。サーバ制御部73は、データ取得要求を受信すると、そのデータ取得要求内の識別情報に対応するリモコンデータをサーバ記憶部71に記憶された管理情報から抽出し、そのリモコンデータをサーバ通信部72およびネットワーク80を介してスマートフォン20に送信する。スマートフォン20の通信部23は、リモコンデータを受信すると、そのリモコンデータを通信部23および無線LANルータ60を介してスマートリモコン10に送信する。スマートリモコン10の無線LAN通信部14はリモコンデータを受信すると、そのリモコンデータを管理部17に出力する。管理部17は、リモコンデータを受信すると、そのリモコンデータを記憶部16に記憶する。
また、サーバ記憶部71に記憶された管理情報に、所望の被制御装置を特定する識別情報が含まれていない場合など、リモコンデータをクラウドサーバ70から取得できない場合には、設定処理としてリモコンデータをスマートリモコン10に学習させる学習処理が行われてもよい。学習処理では、例えば、スマートリモコン10の赤外線通信部15が被制御装置に付属のリモコン装置(図示せず)からのコマンドを受信し、スマートリモコン10の無線LAN通信部14がスマートフォン20からコマンドに対応づける動作指示を受信し、管理部17が、赤外線通信部15が受信したコマンドと無線LAN通信部14が受信した動作指示とを互いに対応付けてリモコンデータとして記憶部16に記憶する。
本実施形態では、スマートリモコン10がエアコン30と電気的に接続することを前提としているため、管理情報は、エアコン30を特定する識別情報を含むことが望ましい。
設定処理が終了すると、スマートフォン20を用いて被制御装置の動作を制御することができるようになる。実際、スマートフォン20の操作部21がユーザから動作指示を受け付けると、制御部24は、操作部21が受け付けた動作指示をスマートリモコン10に送信する(ステップS105)。このとき、制御部24は、スマートフォン20が無線LANルータ60の通信エリア内に存在する場合、通信部23および無線LANルータ60を介して動作指示をスマートリモコン10に送信し、スマートフォン20が無線LANルータ60の通信エリア内に存在しない場合、通信部23、ネットワーク80および無線LANルータ60を介して動作指示をスマートリモコン10に送信する。
スマートリモコン10の無線LAN通信部14は、動作指示を受信すると、その動作指示を管理部17に送信する。管理部17は、動作指示を受信すると、その動作指示に応じたコマンドを記憶部16から取得し、そのコマンドを、赤外線通信部15を介して動作指示が示す被制御装置に送信する(ステップS107)。被制御装置は、コマンドを受信すると、そのコマンドに従って駆動する(ステップS108)。
スマートリモコン10の管理部17は、計測部13にて計測された計測値を示す計測値情報を生成し、その計測値情報を無線LAN通信部14および無線LANルータ60を介してスマートフォン20に送信する(ステップS108)。このとき、管理部17は、計測値情報を定期的に送信してもよいし、予め定められた送信タイミングで送信してもよい。送信タイミングとしては、特に限定されないが、例えば、コマンドを送信したタイミングや、コマンドを送信してから所定時間が経過したタイミング、計測値が所定値以上変動したタイミングなどである。
スマートフォン20の通信部23は、計測値情報を制御部24に送信する。制御部24は、計測値情報を受信すると、その計測値情報に基づいてエアコン30に関する動作情報を生成する。そして制御部24は、生成した動作情報を表示部22に表示して(ステップS109)、動作を終了する。
以上説明したように本実施形態によれば、無線LAN通信部14は、スマートフォン20から被制御装置に対する動作指示を受信する。赤外線通信部15は、動作指示に応じたコマンドを被制御装置に送信する。電力入力部11および電力出力部12からなる中継部は、被制御装置に供給する電力を中継する。計測部13は、中継部にて中継された電力に関する値を計測値として計測する。管理部17は、計測値を示す計測値情報をスマートフォン20に送信する。このため、被制御装置に供給される電力に関する計測値を示す計測値情報がスマートフォン20に送信される。計測値は被制御装置の動作状態を反映するため、ユーザはスマートフォン20を用いて被制御装置の動作状態を確認することができる。したがって、計測値は被制御装置が双方向通信に対応していない場合でも取得することができるため、被制御装置が双方向通信に対応していない場合でも、被制御装置の動作状態を確認することが可能になる。
また、本実施形態では、被制御装置は、複数あり、赤外線通信部15は、複数の被制御装置のうち動作指示に応じた被制御装置にコマンドを送信し、中継部は、複数の被制御装置のいずれかと電気的に接続され、その接続された被制御装置である対象被制御装置に供給する電力を中継する。このため、電力を中継する対象被制御装置だけでなく、他の被制御装置に対してもコマンドを送信することができるため、利便性を高くすることが可能になる。
また、本実施形態では、中継部は、商用電源と接続される差込プラグ11aと、被制御装置の差込プラグが挿入されるプラグ受け12aとを有する。このため、被制御装置と商用電源とを電気的に接続する配線上にスマートリモコン10を配置すればよいため、スマートリモコン10を容易に配置することが可能になる。
また、中継部にて中継された電力が供給される対象被制御装置はエアコン30であるため、エアコン30の動作状態を確認することができる。エアコン30は、外出先から駆動させることが多く、動作状態を確認するニーズが高いため、利便性が高い。また、エアコン30用のコンセントは、通常、高い位置に設けられているため、そのコンセントにスマートリモコン10を接続することで、スマートリモコン10からのコマンドを被制御装置に届きやすくすることができるため、被制御装置が動作指示に従って動作できなくなることを軽減させることができる。
また、本実施形態では、スマートフォン20がスマートリモコン10からの計測値情報に基づいて生成した被制御装置の動作状態に関する動作情報を表示するため、ユーザは被制御装置の動作状態を容易に確認することができる。
以上説明した各実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
例えば、スマートリモコン10と被制御装置との間の通信方式は、赤外線通信方式に限らず、他の通信方式でもよい。
また、スマートリモコン10やスマートフォン20などのリモートシステム1を構成する各装置の機能は、その機能を実現するためのプログラムを、コンピュータにて読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータに読み込ませ実行させることで、実現されてもよい。
10 スマートリモコン
10a 筐体
11 電力入力部
11a 差込プラグ
12 電力出力部
12a プラグ受け
13 計測部
14 無線LAN通信部
15 赤外線通信部
16 記憶部
17 管理部
20 スマートフォン
21 操作部
22 表示部
23 通信部
24 制御部
30 エアコン
40 テレビ
50 照明器具
60 無線LANルータ
70 クラウドサーバ
71 サーバ記憶部
72 サーバ通信部
73 サーバ制御部
80 ネットワーク
90 商用電源

Claims (6)

  1. 操作装置から被制御装置に対する動作指示を受信する第1の通信部と、
    前記動作指示に応じたコマンドを前記被制御装置に送信する第2の通信部と、
    前記被制御装置に供給する電力を中継する中継部と、
    前記中継部にて中継された電力に関する値を計測値として計測する計測部と、
    前記計測値を示す計測値情報を前記操作装置に送信する管理部と、を有するリモコン装置。
  2. 前記被制御装置は、複数あり、
    前記第2の通信部は、前記複数の被制御装置のうち前記動作指示に応じた被制御装置に前記コマンドを送信し、
    前記中継部は、前記複数の被制御装置のいずれかと電気的に接続され、当該接続された被制御装置に供給する電力を中継する、請求項1に記載のリモコン装置。
  3. 前記中継部は、商用電源と接続される差込プラグと、前記被制御装置の差込プラグが挿入されるプラグ受けとを有する、請求項1または2に記載のリモコン装置。
  4. 前記中継部にて中継された電力が供給される被制御装置は、エアコンである、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のリモコン装置。
  5. 前記計測値は、電流値である、請求項1ないし4のいずれか1項に記載のリモコン装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のリモコン装置に対して前記動作指示を送信し、前記リモコン装置から前記計測値情報を受信する端末通信部と、
    前記計測値情報に基づいて、前記被制御装置の動作状態に関する動作情報を生成する制御部と、
    前記動作情報を表示する表示部と、を有する操作装置。
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