JP6688651B2 - 玉子加工品の製造方法、及びその製造装置 - Google Patents
玉子加工品の製造方法、及びその製造装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6688651B2 JP6688651B2 JP2016067862A JP2016067862A JP6688651B2 JP 6688651 B2 JP6688651 B2 JP 6688651B2 JP 2016067862 A JP2016067862 A JP 2016067862A JP 2016067862 A JP2016067862 A JP 2016067862A JP 6688651 B2 JP6688651 B2 JP 6688651B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- egg
- mass
- water
- cooling
- manufacturing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
Description
この玉子焼を大量生産するにあたり、家庭で作る玉子焼の味に近づけるため、特に、液卵等の焼成の方法については様々な検討がなされてきた。
しかしながら、この「焼成工程」→「冷却工程」→「切断工程」の流れで製造された玉子焼は、冷却工程において、焼成された玉子に含まれる水分の一部が気化して抜けてしまう。
なお、冷却工程での水分の気化を回避すべく、焼成工程の後の状態で包装(ホットパック)するという手段も検討したが、この手段では玉子焼を所望のサイズ(特に、寿司ネタ用等の薄い形状のサイズ)で消費者に提供することは困難である。
(1)焼成された玉子にインジェクション処理によって水を含有させる水含有工程と、前記水含有工程の後に、焼成された玉子を冷却する冷却工程と、前記冷却工程の後に、焼成された玉子の質量を測定する質量測定工程と、前記質量測定工程の後に、前記質量測定工程において得られた質量が所定の質量未満となる焼成された玉子に対して、前記得られた質量と前記所定の質量との差分以上の質量の水をインジェクション処理によって含有させる質量調整工程と、を含むことを特徴とする玉子加工品の製造方法。
(2)焼成された玉子にインジェクション処理によって水を含有させる水含有工程と、前記水含有工程の前に、焼成された玉子を冷却する冷却工程と、前記冷却工程の後であって前記水含有工程の前に、焼成された玉子の質量を測定する質量測定工程と、を含み、前記水含有工程は、前記質量測定工程において得られた質量が所定の質量未満となる焼成された玉子に対して、前記得られた質量と前記所定の質量との差分以上の質量の水をインジェクション処理によって含有させることを特徴とする玉子加工品の製造方法。
(3)前記水は、オゾンバブルを含有することを特徴とする前記1又は前記2に記載の玉子加工品の製造方法。
(4)前記水は、タンパク質分解物質を含有することを特徴とする前記1から前記3のいずれか1つに記載の玉子加工品の製造方法。
(5)焼成された玉子にインジェクション処理によって水を含有させる水含有手段と、前記水含有手段によって水を含有した後の焼成された玉子を冷却する冷却手段と、前記冷却手段によって冷却した後の焼成された玉子の質量を測定する質量測定手段と、前記質量測定手段によって得られた質量が所定の質量未満となる焼成された玉子に対して、前記得られた質量と前記所定の質量との差分以上の質量の水をインジェクション処理によって含有させる質量調整手段と、を備えることを特徴とする玉子加工品の製造装置。
(6)焼成された玉子にインジェクション処理によって水を含有させる水含有手段と、前記水含有手段によって水を含有する前の焼成された玉子を冷却する冷却手段と、前記冷却手段によって冷却した後であって前記水含有手段によって水を含有する前の焼成された玉子の質量を測定する質量測定手段と、を備え、前記水含有手段は、前記質量測定手段によって得られた質量が所定の質量未満となる焼成された玉子に対して、前記得られた質量と前記所定の質量との差分以上の質量の水をインジェクション処理によって含有させることを特徴とする玉子加工品の製造装置。
(7)前記水は、オゾンバブルを含有することを特徴とする前記5又は前記6に記載の玉子加工品の製造装置。
(8)前記水は、タンパク質分解物質を含有することを特徴とする前記5から前記7のいずれか1つに記載の玉子加工品の製造装置。
また、本発明に係る玉子加工品の製造方法によると、焼成された玉子にインジェクション処理によって水を含有させる水含有工程を含むことから、当該水の質量の分だけ準備する材料を少なくすることができる。その結果、本発明に係る玉子加工品の製造方法によると、材料費が抑えられることにより、玉子加工品の製造コストを低減することもできる。
なお、本発明に係る玉子加工品の製造方法によると、焼成された玉子を冷却する冷却工程を含めてもよいことから、製造した玉子加工品を好適に切断(カット)することができるため、玉子加工品を所望のサイズで消費者に提供することができないといった事態も回避することができる。
また、本発明に係る玉子加工品の製造装置によると、焼成された玉子にインジェクション処理によって水を含有させる水含有手段を備えることから、当該水の質量の分だけ準備する材料を少なくすることができる。その結果、本発明に係る玉子加工品の製造装置によると、材料費が抑えられることにより、玉子加工品の製造コストを低減することもできる。
なお、本発明に係る玉子加工品の製造装置によると、焼成された玉子を冷却する冷却手段を備えてもよいことから、製造した玉子加工品を好適に切断(カット)することができるため、玉子加工品を所望のサイズで消費者に提供することができないといった事態も回避することができる。
まず、本実施形態に係る玉子加工品の製造方法、及びその製造装置において使用する材料について説明する。
本実施形態に係る玉子加工品とは、焼成された玉子にインジェクション処理によって水を含有させて得ることができる製品であれば特に限定されず、例えば、玉子焼、オムレツ、スクランブルエッグ、玉子とじ等が挙げられる。
本実施形態に係る玉子加工品の製造方法、及びその製造装置に使用する材料は、主に、液卵、調味料、香料、着色料、保存料、副材料、水である。
なお、材料のうち、液卵、調味料、香料、着色料、保存料、副材料は、後記の材料調整工程S1において使用するものであり、水は、後記の水含有工程S3、質量調整工程S6において使用するものである(図1参照)。
なお、調味料、香料、着色料は、必須の材料ではないが、玉子加工品の味・香り・色に対するニーズに応じて、種類や含有量等を適宜設定すればよい。
なお、保存料は、必須の材料ではないが、玉子加工品に求められる保存性に応じて、種類や含有量等を適宜設定すればよい。
なお、副材料は、必須の材料ではないが、玉子加工品に求められる嗜好に応じて、種類や含有量等を適宜設定すればよい。
水にオゾンバブルを含有させることにより、焼成された玉子に殺菌効果を付与することができ、玉子加工品の賞味期限、消費期限を長くすることができる。
なお、水にオゾンバブルを含有させるには、市販のオゾン発生装置とバブル発生装置を使用すればよい。
水にタンパク質分解物質を含有させることにより、焼成された玉子のタンパク質を分解させて所望の軟らかさとすることができ、非常に軟らかな玉子焼やオムレツ、スクランブルエッグ、さらには玉子とじといった多様なバリエーションの玉子加工品を製造することができる。
なお、玉子加工品の軟らかさについては、タンパク質分解物質の含有量によって調整したり、タンパク質分解物質として熱失活酵素を用いた場合は加熱殺菌処理を施すまでの時間によって調整したりすることができる。
[玉子加工品の製造方法の概要]
本実施形態に係る玉子加工品の製造方法は、図1(a)、(b)に示すように、水含有工程S3を含むことを特徴とする。
そして、第1実施形態に係る玉子加工品の製造方法は、図1(a)に示すように、水含有工程S3の前に、材料調整工程S1、焼成工程S2を含めるとともに、水含有工程S3の後に、冷却工程S4、質量測定工程S5、質量調整工程S6を含めてもよい。
また、第2実施形態に係る玉子加工品の製造方法は、図1(b)に示すように、水含有工程S3の前に、材料調整工程S1、焼成工程S2、冷却工程S4、質量測定工程S5を含めてもよい。
本実施形態に係る玉子加工品の製造装置は、図2(a)、(b)に示すように、水含有手段3を備えることを特徴とする。
そして、第1実施形態に係る玉子加工品の製造装置10は、図2(a)に示すように、水含有手段S3の上流側に、材料調整手段1、焼成手段2を備えるとともに、水含有手段3の下流側に、冷却手段4、質量測定手段5、質量調整手段6を備えてもよい。
また、第2実施形態に係る玉子加工品の製造装置20は、図2(b)に示すように、水含有手段S3の上流側に、材料調整手段1、焼成手段2、冷却手段4、質量測定手段5を備えてもよい。
なお、本実施形態に係る玉子加工品の製造装置10、20は、各手段1、2、3、4、5、6の動作を制御する制御手段(図示せず)を備えていてもよい。
次に、図1(a)を参照して、第1実施形態に係る玉子加工品の製造方法の各工程を説明しつつ、図2(a)を参照して、各工程での第1実施形態に係る玉子加工品の製造装置10の動作についても説明する。
材料調整工程S1とは、焼成処理を行う前に材料Mを混合し調整する工程である。
この材料調整工程S1での処理は、タンク、混合装置(ミキサー等)を備える材料調整手段1によって実施することができる。
具体的には、材料調整工程S1では、材料Mとして、液卵、調味料、香料、着色料、保存料、副材料とを任意の割合でタンクに投入し、タンクに投入された材料Mを混合装置によって混合して調整する。
焼成工程S2とは、材料Mを焼成し、焼成された玉子Bを製造する工程である。
この焼成工程S2での処理は、公知の玉子焼成機を備える焼成手段2によって実施することができる。
具体的には、焼成工程S2では、材料調整手段1によって調整された材料Mがポンプを介して玉子焼成機に送られ、当該玉子焼成機で材料Mを加熱(所定温度・所定時間)することにより、焼成された玉子B(以下、適宜「玉子B」とする)を製造する。
水含有工程S3とは、焼成された玉子Bにインジェクション処理によって水を含有させる工程である。
この水含有工程S3での処理は、複数の注射針が設けられたインジェクション装置を備える水含有手段3によって実施することができる。
具体的には、水含有工程S3では、ベルトコンベアで搬送されてきた玉子Bに対してインジェクション装置によって水を注入する。
水含有工程S3において、玉子Bに水を含有させるタイミングについては、焼成工程S2での焼成処理の後、3分以内に行うのが好ましく、1分以内に行うのが特に好ましい。これにより、温度が高く軟らかい状態の玉子Bに対してインジェクション処理を施すことができるため、玉子Bの内部に水を注入し易く、注入した水が玉子Bの内部に好適に留まるとともに、注入した水が玉子Bの内部で適度に分散することとなる。
冷却工程S4とは、焼成された玉子Bを冷却する工程である。
この冷却工程S4での処理は、内部の温度の低い冷却室を備える冷却手段4によって実施することができる。
具体的には、冷却工程S4では、冷却室内を通過するように、ベルトコンベアで玉子Bを搬送する。
なお、冷却工程S4での冷却処理後の玉子Bの温度については、特に限定されないが、切断処理(カット)を実施し易くするため、50℃以下が好ましい。
質量測定工程S5とは、焼成された玉子Bの質量を測定する工程である。
この質量測定工程S5での処理は、質量計測器を備える質量測定手段5によって実施することができる。
具体的には、質量測定工程S5では、ベルトコンベア上の各玉子Bの質量を質量計測器によって測定する。
質量調整工程S6とは、焼成された玉子Bの質量を調整する工程である。
この質量調整工程S6での処理は、複数の注射針が設けられたインジェクション装置を備える質量調整手段6によって実施することができる。
具体的には、質量調整工程S6では、水含有工程S3と同様、ベルトコンベアで搬送されてきた各玉子Bに対してインジェクション装置によって水を注入する。
そして、質量調整工程S6において、玉子Bに含有させる水の質量については、「所定の質量」−「(各玉子Bの)質量測定工程Sにおいて得られた質量」で算出される質量(又は当該質量以上)とすればよい。これにより、冷却工程S4で玉子Bから気化する水が予想以上に多かった場合であっても、事後的に水を玉子Bに補填することができるため、製造される全玉子加工品Pの質量を所定の質量以上とすることができる。その結果、不良品(所定の質量未満のもの)の発生を防止し、歩留まりを高くすることができる。
次に、第2実施形態に係る玉子加工品の製造方法、及びその製造装置について、第1実施形態と異なる部分のみを説明する。
第2実施形態に係る玉子加工品の製造方法は、第1実施形態と比較すると、水含有工程S3の実施順序が焼成工程S2の後ではなく、質量測定工程S5の後である点で異なる。
また、第2実施形態に係る玉子加工品の製造方法の水含有工程S3は、第1実施形態の質量調整工程S6の役割(事後的に水を玉子Bに補填)をも果たすことから、質量調整工程S6を含まない点でも異なる。
また、第2実施形態に係る玉子加工品の製造装置の水含有手段3は、第1実施形態の質量調整手段6の役割(事後的に水を玉子Bに補填)をも果たすことから、質量調整手段6を備えない点でも異なる。
第1、2実施形態では、冷却工程S3の後の各玉子Bの質量を測定する構成であったが、冷却工程S3の前後の各玉子Bの質量を測定する構成としてもよい。この構成によると、冷却工程S3における各玉子Bからの水の気化量を厳密に計測することができる。よって、この構成を第2実施形態に適用した場合、水含有工程S3において玉子Bに含有させる水の量を、冷却工程S3において玉子Bから気化した水の量と同じ量にすることができる。
また、第1、2実施形態の前記した各処理の後に、製造された玉子加工品Pを所望のサイズに切断する処理や玉子加工品Pを包装する処理を行う構成としてもよい。
本実施形態に係る玉子加工品の製造方法、及びその製造装置によると、焼成された玉子Bに水含有処理(水含有手段3による水含有工程S3での処理)を行うことから、冷却処理(冷却手段4による冷却工程S4での処理)を行う場合であっても、冷却処理で気化する水分を玉子Bに補填することができる。その結果、ジューシーな食感が向上した玉子加工品Pを製造することができる。
また、本実施形態に係る玉子加工品の製造方法、及びその製造装置によると、焼成された玉子Bに水含有処理(水含有手段3による水含有工程S3での処理)を行うことから、当該水の質量の分だけ準備する材料を少なくすることができる。その結果、材料費が抑えられることにより、玉子加工品Pの製造コストを低減することもできる。
また、第1実施形態に係る玉子加工品の製造方法、及びその製造装置によると、各玉子Bの質量測定処理(質量測定手段5による質量測定工程S5での処理)、及び、質量調整処理(質量調整手段6による質量調整工程S6での処理)をさらに行う場合、冷却処理における玉子Bからの気化する水が予想以上に多かったとしても、事後的に水を玉子Bに補填することができる。その結果、製造される全玉子加工品Pの質量を所定の質量以上とすることができるため、不良品(所定の質量未満のもの)の発生を防止し、歩留まりを高くすることができる。
(サンプル1)
材料として、全卵液75質量部、砂糖5質量部、澱粉2質量部、醤油1質量部、味醂1質量部、食酢1質量部、水15質量部を混合したものを準備した。そして、この液卵を玉子焼成機により約150℃、10分という条件で焼成し、略直方体(500g、約190mm×約86mm×約30mm)の焼成された玉子を製造した。そして、焼成処理の30〜60秒後に、焼成された玉子に対して、40gの水を注入した。なお、水の注入は、1cm2あたりに4本の注射針(内径0.9mm)を備えるインジェクション装置を用いて行った。その後、30分間、−3℃の冷却雰囲気において、焼成された玉子を冷却することでサンプル1を製造した。
材料として、全卵液75質量部、砂糖5質量部、澱粉2質量部、醤油1質量部、味醂1質量部、食酢1質量部、水15質量部を混合したものを準備した。そして、この液卵を玉子焼成機により約150℃、10分という条件で焼成し、略直方体(500g、約190mm×約86mm×約30mm)の焼成された玉子を製造した。その後、30分間、−3℃の冷却雰囲気において、焼成された玉子を冷却することでサンプル2を製造した。
前記の方法により製造した各サンプルについて、パネリスト10名が下記評価基準に則って4段階で独立点数付けし、その平均値を算出した。
なお、ジューシーな食感の評価は、サンプルを食して行った。
4点:液体がサンプル(玉子焼)から多く溢れ出し、非常にジューシーな食感であった。
3点:液体がサンプル(玉子焼)から若干溢れ出し、ジューシーな食感であった。
2点:ジューシーさが乏しいものの、玉子焼として許容できる食感であった。
1点:ジューシーさが全く感じられず、ボソボソした食感であった。
サンプル1は、焼成された玉子に水を含有させて製造したことから、ジューシーな食感を感じることができた。
一方、サンプル2は、サンプル1と異なり、焼成された玉子に水を含有させなかったことから、サンプル1と比較し、ジューシーさが劣ることがわかった。
また、本発明に係る玉子加工品の製造方法、及びその製造装置によると、焼成された玉子に含有させる水の質量分だけ準備する材料を少なくすることができるため、材料費が抑えられることにより、玉子加工品の製造コストを低減できることが確認できた。
S2 焼成工程
S3 水含有工程
S4 冷却工程
S5 質量測定工程
S6 質量調整工程
1 材料調整手段
2 焼成手段
3 水含有手段
4 冷却手段
5 質量測定手段
6 質量調整手段
Claims (8)
- 焼成された玉子にインジェクション処理によって水を含有させる水含有工程と、
前記水含有工程の後に、焼成された玉子を冷却する冷却工程と、
前記冷却工程の後に、焼成された玉子の質量を測定する質量測定工程と、
前記質量測定工程の後に、前記質量測定工程において得られた質量が所定の質量未満となる焼成された玉子に対して、前記得られた質量と前記所定の質量との差分以上の質量の水をインジェクション処理によって含有させる質量調整工程と、を含むことを特徴とする玉子加工品の製造方法。 - 焼成された玉子にインジェクション処理によって水を含有させる水含有工程と、
前記水含有工程の前に、焼成された玉子を冷却する冷却工程と、
前記冷却工程の後であって前記水含有工程の前に、焼成された玉子の質量を測定する質量測定工程と、を含み、
前記水含有工程は、前記質量測定工程において得られた質量が所定の質量未満となる焼成された玉子に対して、前記得られた質量と前記所定の質量との差分以上の質量の水をインジェクション処理によって含有させることを特徴とする玉子加工品の製造方法。 - 前記水は、オゾンバブルを含有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の玉子加工品の製造方法。
- 前記水は、タンパク質分解物質を含有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の玉子加工品の製造方法。
- 焼成された玉子にインジェクション処理によって水を含有させる水含有手段と、
前記水含有手段によって水を含有した後の焼成された玉子を冷却する冷却手段と、
前記冷却手段によって冷却した後の焼成された玉子の質量を測定する質量測定手段と、
前記質量測定手段によって得られた質量が所定の質量未満となる焼成された玉子に対して、前記得られた質量と前記所定の質量との差分以上の質量の水をインジェクション処理によって含有させる質量調整手段と、を備えることを特徴とする玉子加工品の製造装置。 - 焼成された玉子にインジェクション処理によって水を含有させる水含有手段と、
前記水含有手段によって水を含有する前の焼成された玉子を冷却する冷却手段と、
前記冷却手段によって冷却した後であって前記水含有手段によって水を含有する前の焼成された玉子の質量を測定する質量測定手段と、を備え、
前記水含有手段は、前記質量測定手段によって得られた質量が所定の質量未満となる焼成された玉子に対して、前記得られた質量と前記所定の質量との差分以上の質量の水をインジェクション処理によって含有させることを特徴とする玉子加工品の製造装置。 - 前記水は、オゾンバブルを含有することを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の玉子加工品の製造装置。
- 前記水は、タンパク質分解物質を含有することを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の玉子加工品の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016067862A JP6688651B2 (ja) | 2016-03-30 | 2016-03-30 | 玉子加工品の製造方法、及びその製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016067862A JP6688651B2 (ja) | 2016-03-30 | 2016-03-30 | 玉子加工品の製造方法、及びその製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017176028A JP2017176028A (ja) | 2017-10-05 |
JP6688651B2 true JP6688651B2 (ja) | 2020-04-28 |
Family
ID=60007950
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016067862A Active JP6688651B2 (ja) | 2016-03-30 | 2016-03-30 | 玉子加工品の製造方法、及びその製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6688651B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5431939A (en) * | 1985-06-24 | 1995-07-11 | Oed, Inc. | Hyperpasteurization of food |
JP2007097521A (ja) * | 2005-10-06 | 2007-04-19 | Shiraide Seizo | オゾンナノバブルを利用した解凍方法、オゾンナノバブルを利用した魚肉練製品の殺菌製造方法およびこの製造方法により得られる無菌魚肉練製品 |
JP5019249B2 (ja) * | 2006-09-22 | 2012-09-05 | 日油株式会社 | 食肉改質用o/w型エマルション及びこれを用いた食肉加工品の製造方法 |
JP4718524B2 (ja) * | 2007-07-19 | 2011-07-06 | キユーピー株式会社 | 蛋白調整卵焼き |
JP5068851B2 (ja) * | 2010-04-09 | 2012-11-07 | 株式会社あじかん | 玉子焼の製造方法 |
JP5220896B2 (ja) * | 2011-07-08 | 2013-06-26 | 株式会社桃屋 | 火入れ醤油を用いた加工食品の製造 |
JP6289945B2 (ja) * | 2014-03-14 | 2018-03-07 | 日清食品ホールディングス株式会社 | 即席乾燥味付肉及びその製造方法 |
-
2016
- 2016-03-30 JP JP2016067862A patent/JP6688651B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017176028A (ja) | 2017-10-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101195818B1 (ko) | 신규한 전복굴 소스 및 그의 제조방법 | |
KR102218974B1 (ko) | 등갈비 제조방법 및 이에 의해 제조된 등갈비 | |
CN1698480A (zh) | 使用电渗析组合物酸化并保藏食品组合物的方法 | |
CN104473024A (zh) | 一种酸辣味渣海椒的加工方法 | |
JP2007143432A (ja) | 油中水型乳化油脂組成物 | |
KR101760703B1 (ko) | 게맛살 제조 방법 | |
JP6688651B2 (ja) | 玉子加工品の製造方法、及びその製造装置 | |
JP6369733B1 (ja) | 油脂組成物 | |
KR101913647B1 (ko) | 한라봉 면발 제조방법, 한라봉 면발을 이용한 칼국수 및 비빔면 | |
Zahidah et al. | The physicochemical properties of soy sauce made from tempeh | |
KR101533536B1 (ko) | 녹차가 코팅된 즉석밥의 제조방법 | |
JP6125927B2 (ja) | チーズ様食品 | |
JP4733777B1 (ja) | 粉末スープの製造方法 | |
JP2008017742A (ja) | 焼成鶏ガラスープを利用した麺類 | |
KR102191324B1 (ko) | 초음파 염지 및 shs 공법을 이용한 가금류 육포 제조 | |
KR101392403B1 (ko) | 치즈 탕수육의 제조 방법 | |
JP6473855B1 (ja) | 熟成卵黄、それを用いた加工食品及び熟成卵黄の製造方法 | |
RU2320199C2 (ru) | Продукт быстрого приготовления "бизнес меню" на основе гречневых хлопьев | |
JPH119219A (ja) | 香辛料、その製造方法及び食品 | |
KR20210026086A (ko) | 상온보관이 가능한 가래떡 또는 떡볶이떡의 제조방법 | |
US20220312808A1 (en) | Canned Hummus Mix and Methods for Preparing and Using the Same | |
JPH03108464A (ja) | 調味素材の製造法 | |
CN107439906A (zh) | 一种腊肉的制作工艺 | |
JP7080128B2 (ja) | お好み焼きの製造における生地焼成時の操作性向上方法 | |
JP4025717B2 (ja) | 分離型液体調味料 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20181122 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20190918 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191008 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191203 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200317 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200406 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6688651 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |